JP2006507987A - テンションレグプラットフォームのバラストシステム - Google Patents

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Abstract

複数の水密バラスト区画を持つ船体を有する船舶をバラスティング及びデバラスティングするための装置及び方法であって、各バラスト区画は、船体の頂部へ垂直に延びる個々のポンプケーソンを有するが、バラスト/デバラストシステムは船体内にバルブを有しないことを特徴とする。外部ケーソンは海水源を供給するために用いられる。いくつかの水中用ポンプを、内部ケーソン及び外部ケーソンに取り付けたり取り外したりすることができ、支柱の頂部に設けられたマニホールドシステムを介してバラスト/デバラスト操作が行われる。ポンプケーソンの頂部近くにおける大気への接続口を通してバラストタンクの換気がなされる。

Description

本発明は、一般に海洋石油生産に用いられるテンションレグプラットフォームに関し、具体的にはテンションレグプラットフォームの曳航、据付(テンドンのロックオフ)、及びこのプラットフォームの稼動中に使用するバラスティングとデバラスティングの方法とシステムに関する。
テンションレグプラットフォーム(TLP)は一般に海洋の深海における石油生産のために用いられる。一般的なTLPは水平な平底船体構造と垂直なプラットフォームを支える支柱とを有する。この船体構造により支柱とプラットフォームに浮力が与えられる。TLPは海底の杭にテンドンで固定され、テンドンにかかる浮力に基づく張力によりTLPが動かないように保持される。
船体は一般に、据付におけるバラスティングの間に要求される安定性を満たすためにいくつかの水密区画に分割される。TLPは据付時にテンドンに張力を与えるためにデバラスティングされ、常に設計的な制限値内に収まるようプラットフォームを保持する。デバラスティング操作は急速に行われ、TLPの共振周波数が周囲海水の自然な周期と一致する期間を最小限にする。急速なデバラスティングのためにTLPは一般に大容量のポンプを設置した1以上のポンプ室を装備する。しかし、一旦据付が完了すると、軽微な調整が行われるだけなので、ポンプはもはや大容量であることを必要としない。限られた用途にしか用いられない大容量の常設するための資本投下を最小限にするために、代替的なTLPの設計では、バラスト区画と連通する流体の中に大容量の水中用ポンプを一時的に収納する単独のケーソンを用いる。特定のバラストタンクからポンプケーソンまで流れを可能にしたりせき止めたりするために船体の底に遠隔操作の大容量のバルブが設けられる。これらのバルブとそれに付属する、検査、保守、修理及び/又は交換に必要な計測制御装置には費用がかかる。
〈発明の目的〉
本発明の第1の目的は、船底にポンプ室、機械室、バルブ、常設のポンプ、計装設備、配線、又は制御装置を設置する必要なしに、船体の上部からバラスティングとデバラスティングとの制御を可能にした配置を有する浮揚性船舶(buoyant vessel)を提供することである。
本発明のもう1つの目的は、機械類の点検、保守、修理、又は交換のための船底への通路を必要としないテンションレグプラットフォームとして用いるための船舶を提供することである。
本発明のもう1つの目的は、テンションレグプラットフォームの曳航、据付のためのバラスティングとデバラスティングの方法を提供することであり、ここで、個々にポンプケーソンを有する個々の区画のバラスティングとデバラスティングに用いられる可搬式の水中用ポンプが採用される。
本発明のもう1つの目的は、手動又は電気的に液面を計測するための個々の区画を用意することによりバラストの水面計を単純化することである。
本発明のもう1つの目的は、バラスト区画からポンプケーソンに直接排出させることにより、バラスト区画の排出口を単純化することである。
〈発明の概要〉
目的は上述の通りであるが、本発明の他の特徴と利点はテンションレグプラットフォーム(TLP)のバラスティングとデバラスティングのための装置に組み込まれている。TLPは、デッキを支える上甲板と4本の支柱を支えるためテンドンに張力を与えるための浮力をもたらす船体を具備する。この船体は一時的なバラストタンクと常設のバラストタンクを具備するが、バルブは具備しない。デッキと船体とをつなぐ支柱からは、電気器具、計装機器を含む一般的な「アクティブコラム(active−column)」の大部分が除かれている。各支柱は、船体の上部から船体の下部へ垂直に並べられ、支柱の中央に配置された1以上の内部ケーソンを具備する。ケーソンの底は一時的なバラストタンクと常設のバラストタンクにつながっており、各タンクのバラスティングとデバラスティングを容易にするために水中用ポンプを置くことが可能となっている。各支柱は又海水を提供するために用いられる1以上の外部ケーソンを有する。いくつかの水中用ポンプは内部ケーソンと外部ケーソンの内外部に装備することが可能になっており、支柱の上部に設けられたマニホールドシステムによりバラスティング操作とデバラスティング操作を行う。バラストタンクからの排出は、ポンプケーソンの上部に近い環境空気への接続口を通じて行われる。あるいはバラストタンクからの排出のために別の排出管を用いてもよい。
本発明には、個々のポンプケーシングをもつバラスト区画を有する船舶のバラスティングとデバラスティングの方法が含まれる。
図1及び2に示すとおり、バラストとデバラストのシステムは、デッキ104と船体102とを支持する4本の支柱1,2,3,4を有するテンションレグプラットフォーム(TLP)100を採用することが好ましい。船体102は15個のバラストタンクを具備する。船体102の最も外側寄りのタンクとして4個の常設バラストタンク11,21,31,41が設けられている。船体102内に、TLPの曳航とテンドンへの据付にのみに一時的に用いられる11個のタンクがある。これらの一時的なバラストタンク12,22,32,42は、4個の常設バラストタンク11,21,31,41のすぐ内側に設けられ、4個の一時的なバラストタンク13,23,33,43は、支柱1,2,3,4の底部に置かれ、3個の中央タンクは基部中央タンク5、東翼タンク6、及び西翼タンク7とで構成される。
バラストタンクは、TLP100の4本の支柱1,2,3,4を介してつながっている。各支柱1,2,3,4は4個のポンプケーソン54を具備する。ポンプケーソンは外形が20インチで鋼鉄又は複合材料で構成されることが好ましい。各タンクはポンプケーソン54につながり、ケーソンはタンクを満たすためとタンクから排出させるための両方に用いられる。1つの支柱に4個のポンプケーソン54があるので、2個のポンプケーソン54につながった中央タンクを除いて、1個のケーソン54は各々常設バラストタンク又は一時的なバラストタンクに接続される。
各支柱1,2,3,4内に、もう1つの構造的支持材としての単一のケーソン52に4個のポンプケーソン54が集合的に収納される。
支柱バラストタンク13,23,33,43を除いて、ポンプケーソン54は10インチの注/排水兼用管50を介して個々のバラストタンクにつながっている。バラストタンクはバラストタンクの上部とそれに対応するポンプケーソン54とを接続する12インチの通気管を通り、ポンプケーソン54から延び支柱1,2,3,4の頂上近傍で大気に突き出している12インチの通気管を通って大気に通気している(図2−4参照)。
各支柱1,2,3,4は、消火システムのような様々なシステムに海水を供給するための少なくとも1つの外部ケーソン56を具備する。これらの外部ケーソン56の各々は、支柱1,2,3,4の頂上の上部2フィートから船体102のキールの5フィート内で突き出ている。
図3は、本発明に係るバラスト/デバラストシステムの部分概略図である。支柱1,2,3,4は全て基本的に同一なので、1つのみ示している。図3は、TLP100の一般的な支柱Xに対するシステムを示している。支柱Xに対応する中央のバラストタンク5,6,7は一般的に8のように示される。外側の常設バラストタンク11,21,31,41はX1で示される。一時的なバラストタンク12,22,32,42はX2で示され、支柱タンク13,23,33,43はX3で示される。バラストタンクX1に対応するポンプケーソン54は10で示される。バラストタンクX2に対応するポンプケーソン54は20で示される。バラストタンクX3に対応するポンプケーソン54は30で示され、一般的な中央タンク8に対応するポンプケーソン54は80で示される。
単純化のため、以下の説明と処理工程は1つの一般的な支柱Xについて書いたものである。他に記載ない限り、説明と処理工程は4本の支柱1,2,3,4の全てに当てはまる。例えば、処理工程において1つの特定の部品を必要とするならば、TLP100に対して全部で4個の特定の部品が必要となり、あるいは、処理工程においてタンクX2を満たすことを要求するならば、タンク12,22,32,42が全て同時に満たされる必要がある。
ポンプケーソン54は、バラスティングにもデバラスティングにも用いられない1以上の中空の区画に付加的に分岐配管51を設けてもよい。分岐配管51は、通常のバラスティング操作では閉じられている止弁53を装備している。
図3は、どのバラストタンクX1,X2,X3,8にも消火システム(firemain system)又は一時的なバラストシステムから供給される水を注入することができるマニホールドシステムを示している。このマニホールドシステムによれは、バラストタンクX1,X2,X3,8の内のどの2つの間ででも水の移送ができ、このマニホールドシステムによれは、水を船外に導くことにより、どのタンクX1,X2,X3,8をデバラスティングすることができる。このマニホールドシステムには、支柱Xの頂上に位置し船体102の内部に延びている配管が含まれる。
マニホールドシステムには、消火設備(firemain)の入力配管90と、共通バラスト/デバラストヘッダ92の一端に接続された手動の分離ボールバルブ(91)とが含まれる。共通ヘッダ92の他端は、一時的なバラストシステムの据付のためにフランジ93に接続される。消火設備の入力配管90と共通バラスト/デバラストヘッダ92とは10インチの配管で垂直につながれていることが好ましい。マニホールドシステムには、8インチの船外への配管と、制御空気が喪失したとき開となる空気作動のバタフライ弁とが含まれる。
共通マニホールドヘッダ92には、常設バラスト配管96、常設デバラスト配管97、一時的バラスト配管98、及び一時的デバラスト配管99が含まれ、全て8インチの配管で接続されていることが好ましい。常設バラスト配管96は、制御空気が喪失したとき閉となる空気作動のバタフライ弁101を具備し、船外逃がし59の下のポンプケーソン10に接続される。常設デバラスト配管は、制御空気が喪失したとき開となる空気作動のバタフライ弁122と、逆止弁103とを具備し、ポンプケーソン54の頂部上の作業面47でフランジ124により終端処理されている。一時的バラスト配管97は、手動操作のバタフライ弁105を具備し、ポンプケーソン54の頂部上の作業面47でフランジ106により終端処理されている。最後に、一時的バラスト配管98は、手動操作のデバラストバタフライ弁107と、逆止弁108とを具備し、ポンプケーソン54の頂部上の作業面47でフランジ109により終端処理されている。
バラスティング操作及びデバラスティング操作のため、ケーソン54,56に水中用ポンプが下ろされる。曳航時及びプラットフォームの据付時のバラスティング操作のための一時的バラストシステムの部品として水中用バラストポンプが用いられる。船体102がテンドンと共に海底面に固定され、プラットフォーム104上に上面が据え付けられた後、消火設備の入力配管90を経由して上面の消火水システムを用いてバラスティングが行われる。ケーソン54内でデバラスティングのために第1の水中用デバラスティングポンプと第2の水中用デバラスティングポンプが用いられる。
ケーソン54又は外部ケーソン56に水中用ポンプを下ろす代わりに、下端に逆止弁を装着した吸い込み管をケーソンに下ろしてもよい。吸い込み管は、ケーソンから延びて、作業面47にあるポンプの入り口に接続される。
図4は、初期バラスティングの前段階として据え付けられた本発明に係るデバラストシステムと一時的バラストシステムを有する支柱Xを示す。一時的バラストの構成要素には、水中用バラストポンプ111、強化ホース112、フラットホース113及びセントラライザが含まれる。水中用ポンプは、クレーンにより外部ポンプケーソン56の中に下ろされ、支柱の頂部にあるマニホールドを介して船体のバラストタンクX1,X2,X3,8に海水を入れるために用いられる。ポンプ111は、ワイヤロープで支柱Xの頂部のパッドアイにポンプの荷重が加わらなくなるまで下げられる。水中用バラストポンプは、全水頭(TDH)が240フィートのとき1200gpmの容量であることが好ましく、適切な運転状態で吸い込み側正水頭(NPSH)が15フィート以下であることが要求される。EMUポンプ会社は適切な水中用バラストポンプを製造している。
バラストポンプ111の吐出口は強化ホース112に接続されている。ポンプの吐出口には、ポンプをケーソン内に固定するために用いられるスプリングローラセントラライザが装備されている。セントラライザは、ケーソン56の内径に合わせて具体的に設計される。強化ホース112に沿って複数のセントラライザがホースをケーソン56内に固定するために用いられる。ケーソン56の上で、強化ホース112はフラットホース113に接続され、フランジにより終端処理されバラスト/デバラストヘッダ92のフランジ93に固定される。
支柱X内に、フラットホース114は、フランジ106に取り付けられ、一時的バラスト配管98を要求のケーソン20,30,80に接続させるために用いられる。あるいは、バラスト水は、常設バラスト配管96を介して常設バラストタンクXに導かれる。
デバラストシステムの構成要素には、第1と第2で示される2台の水中用ポンプと関連配管が含まれる。第1のデバラストポンプ121は外部バラストポンプと同一で、TDHが240フィートで1200gpmの容量である。第1のデバラストポンプは、TLPの据付が完了した後は、常設バラストポンプとして用いられる。第2のデバラストポンプは、デバラスト操作のため及びタンクを空にするために用いられる。このポンプはTDHが210フィートのとき容量が250gpmで最大NPSHが5フィートであることが好ましい。デバラストポンプは、ポンプケーソン54内に据え付けられる。デバラストシステムはまた、第1及び第2のデバラストポンプの動作を制御する操作システムを具備する。この操作システムは、オーバーヘッドホイストシステムと支柱X中に置かれたギア操作のケーブルリールとからなる。この装置は、常設バラストタンクと一時的バラストタンクに用いられる内部ポンプケーソン54間のポンプの運転を行うことを目的とする。
第1のデバラストポンプは、ポンプインペラの吸い込み口より5フィート以下の水位で用いることができないので、第2のデバラストポンプが5フィートから1フィートの水位でタンクの排水のために用いられる。タンクから残り全ての水を除去するために可搬式空気ポンプが用いられる。
第1のデバラストポンプ121は最初にケーソン30内に固定される。第1のデバラストポンプの吐出口はアルミニウムの吐出配管部125に接続される。ポンプの吐出口には、ポンプをケーソンに固定するためのスプリングローラセントラライザがある。アルミニウムの吐出配管125には長さ方向に沿って周期的にセントラライザが設けられている。第1のデバラストポンプ121をケーソン30内に下ろすために、5トンのホイストが用いられる。そして、アルミニウムの配管125は、フランジ端を持つフラットホース127によりフランジ109で一時的なデバラスト配管99と接続する準備が完了する。
第2のデバラストポンプは、3トンのホイストと違ったセントラライザを用いる点を除いて、第1のデバラストポンプと同様にケーソン10内に初期固定される。第2のデバラストポンプの吐出口は、フランジ124にて常設のデバラスト配管97と接続される。
装置に搭載されたスイッチギアから、バラストポンプとデバラストポンプに、及び、各支柱内の作業面47に置かれた断路器に、電力が分電される。TLP100に並んで係留された半潜水構造の船舶(SSCV)から、接続ケーブルを通して装置に搭載されたスイッチギアに電力が送られる。各ポンプは、作業面47で断路器につながっており、そのための電力ケーブルは、ポンプがケーソン内に下げられるとき強化ホースに結び付けられる。
現地へ曳航するためのバラスティングの前に、沖合での据え付け時間を最小限にするために図4のようにバラストポンプ111とデバラストポンプ121,123の据付が行われる。曳航のための牽引に必要な船体のバラストは、ケーソン56内に据付けられたバラストポンプ111を用いて行われる。フランジ106とケーソン80との間にフラットホース114が接続される。装置に搭載されたスイッチギアへの一時的な電力が確保される。初期バルブ位置が確認され、バルブ101,122,105,107,91が閉となりバルブ95が開となる。バラストポンプ111に電源が供給される。船外へ排出する配管94における定常的な流れが確立すると、一時的なバラストバルブ105が徐々に開き、スして船外排出バルブ95が閉まる。タンク8が満たされる。この工程は全ての支柱1,2,3,4で行われ、34フィートのドラフト(draft)が達成されるまで中央タンク5,6,7が満たされる。一旦船体が2個のドラフトになると、バラストポンプ111がケーソン56から取り出され、海に固定される。
中央のタンク5及び脇のタンク6,7が満タンにさたされた状態で船体が係留地に到着する。到着時のドラフトは34フィートである。次に、船体102は海底に固定するためにバラストされる。バラストポンプ111は支柱Xの頂部に保管されているので、バラスト操作を始めるために、再びケーソン56内に下ろされる。支柱Xの頂部にあるパッドアイからワイヤロープにより吊り下げられるようになるまで、SSCVクレーンの助けを借りてポンプ111が下ろされる。ポンプ111が下がっていくにつれて、スプリングセントラライザがホース112に定間隔で取り付けられ、電力ケーブルと制御ケーブルとがホース112に巻きつけられ縛りつけられる。図4に示すようにフランジ93と強化112との間にフ再びラットホース113が接続される。
次に、接続ケーブルを用いて、SSCVから装置に搭載されたスイッチギアへ電力供給が確保される。支柱Xの作業面47への換気が確保される。空気作動弁101,122,95を制御するための計装用空気が確保される。バラストポンプ111への電線が作業面47の断路器につながれる。最後に、空気作動弁101,122,95を制御するコンピュータ制御システムが立ち上げられる。
X2は、係止深さまでバラスティングするために満たされる初期タンクである。フラットホース114がケーソン20に接続される。マニホールドバルブは、バラストポンプの流れが船外に向かうように調整され、そしてバラストポンプ111に電力が供給される。マニホールドシステムの空気がなくなった後、一時的なバラスト配管のバルブ105が徐々に開き、その後船外排出バルブ95が閉まる。タンクを満たす操作をしている間、バラスト操作員は船体の状態とタンク水位を監視すべきである。個々の支柱1,2,3,4において異なったバラストポンプ111が用いられ、各々少し異なる容量で送水するかもしれないので、良好な状態を維持するためにはタンクに満たす量の調整を行う必要があるかも知れない。タンクX2が満タンになると、バラストポンプ111への電源供給が停止され全てのマニホールドバルブが閉じられる。
一時的バラストタンク12,22,32,42が全て満タンになると、フラットホース114がケーソン30に位置変更され、タンクX3についてタンクを満たす工程が繰り返される。一旦タンク13,23,33,43が満タンになると、常設バラストタンク11,21,31,41が上記工程を用いて部分的ではあるが満たされ、コンピュータ制御システムから常設バラストバルブ101を操作することにより、船体が係留操作を始めるのに十分なドラフトになるまでにされる。
船体102はテンドン上に導かれ、テンドンに固定され、そしてデバラスティングを行うことにより(テンドンに張力を掛けることにより)係留深さにされる。バラストポンプ111は、支柱Xの作業面47にある断路器から切り離される。次に、第1のデバラストポンプ121が断路器に接続される。第2のデバラストポンプ123が作業面47でそれぞれの断路器に接続される。一時的デバラスト配管99において、フラットホース127がケーソン30から外に延びているアルミニウム配管125に接続される。一時的デバラストバルブ107が開となり、マニホールドバルブが、流れを船外に導くよう調整される。第1のデバラストポンプ121に電源供給がなされ、タンクX3がデバラストされる。操作員は、タンク水位、船体の状態、及びテンドンの張力に注意を払わなくてはならない。タンクX3のデバラスティングと同時に、デバラスティングポンプ123に電源供給しバルブ122を開いて、第2のデバラストポンプ123により、タンクX2から排水してもよいが、第1のデバラストポンプ121に第2のデバラストポンプより多くの動力を送らないように注意深くタンクレベルの監視を行わなければならない。船体102によって引っ張られ、テンドンにストームセーフレベル(storm−safe level)の張力が加わるまで、デバラスティングが続けられる。一旦デバラスティング操作が完了するとデバラストポンプ121,123への電源供給が停止され、全てのマニホールドバルブが閉じられる。
次に、スティールカテナリライザ(SCR)がTLP100に設置される。第1のデバラストポンプがケーソン30からケーソン20に位置変更される。SCRの設置のためにタンク12,22,32,43は約76%の容量になるまでデバラスティングされる。この時点で、船体102とSSCVとは切り離され船体102に電力供給がなされなくなる。
SCRの設置の後、上面デッキを設置するために船体102に並んでSSCVが再び係留される。船体への電力供給が再開され、コンピュータ制御システムが再起動される。常設デバラストバルブ122、一時的デバラストバルブ107、及び船外排出バルブ95が開となる。第1のデバラストポンプ121と第2のデバラストポンプ123に電源供給される。タンクX1とタンクX2からのデバラスティングを同時に行ってもよいが、第1のデバラストポンプ121に第2のデバラストポンプより多くの動力を送らないように注意深くタンク水位の監視を行わなければならない。X1は50パーセントのタンク水位になるようデバラストし、そしてX2は40パーセントのタンク水位になるようデバラストする。これらのデバラスト水位により、船体102に上甲板を取り付けるのに十分な浮力が得られる。次に、デバラストポンプ121,123は固定され、全てのマニホールドバルブが閉じられる。船体102への電源供給が取り除かれ、上甲板が設置される。
甲板が設置された後、甲板上の非常用電力配電システムにより電力が再確保されるが、船体102への電力は、甲板上の非常用発電容量により制限される。使用可能な電力は、4台の第2のデバラストポンプ123又は、2台の1200gpmポンプ111,121を動作させるに十分なものである。4本の支柱において第2のデバラストポンプ123を使用することにより、X1は44パーセント水位にまでデバラストされる。次に、第1のデバラストポンプ121を使用することにより、X2は5パーセント水位にまでデバラストされる。電力に制限があるため、タンク12,22,32,42は、一度に2つずつ段階的にデバラストされる。このようなタンク水位にすることにより、船体102は甲板を装備した状態でテンドンにストームセーフな張力を与える。
タンクX2のデバラスティングが行われているときに、第2のデバラストポンプ123がケーソン10から取り外され、ケーソン80に設置される。バラストポンプ111がケーソン10に下ろされ、常設バラストポンプになる。8インチのファイバーグラス配管部が、アルミニウム配管とフラットホースの代わりにこの常設設備として用いられる。ポンプ111は常設バラスト配管97においてフランジ124に接続される。これによりバラストポンプ111は常設バラストシステムとして機能する。
甲板の組立は進行中であり、常用電力、計装用空気、及び海水/消火水の船体への供給が確立する。一時的電力は切り離され据付けられた常用電力システムとして置き換えられる。同時に、TLPテンドンに適切な張力を加えている間に一時的バラストタンクから残りの水が除去される。タンク8は、タンク内で1フィートの水位になるまでバラストポンプ123を用いてデバラストされる。テンドンの張力が2500kips(10lbs)に近づくと、デバラスティング操作が中断され、供給配管90を経由して甲板上の消火設備により供給される水を用いて常設バラストタンクX1がバラストされる。テンドンの張力は、X2のデバラスティングとX1のバラスティングを繰り返すことにより、2500kips以下に保たれる。
次に、第2のデバラストポンプ123がケーソン80から取り外され、ケーソン20内に据付けられる。一時的バラストタンクX2は、1フィートのタンク水位になるまでデバラストされる。常設バラストタンク11,21,31,41のバラストにより、この操作を行っている間テンドンの張力が2500kips以下に保持されるよう調整される。そして、第2のデバラストポンプ123がケーソン30に移され、この工程が繰り返される。
支柱タンクX3への坑道が開かれ、タンクX3が換気される。安全な雰囲気が確保された上で、人が携帯用の空気ポンプを持ってタンクに入る。中央タンク8とバラストタンクX2への坑道が開かれ、安全に入ることができるようにこれらのタンクは換気される。人が中にいる間、全ての開放タンクに対して換気が維持される。開放坑道を通して、隣の支柱タンクX3に水が排出される。水が除去された後、行動は永久的に塞がれる。ケーソン30にある第2のデバラストポンプ123は、水位を1フィートに下げるために用いられる。次にタンクX3は、携帯用空気ポンプを用いて常設バラストタンクケーソン10に排水することにより水が除去される。この操作を行っている間テンドンの張力が2500kips以下に保持されるよう必要に応じてX1がバラストされる。第2のデバラストポンプ123がケーソン30から取り外され、タンクX3が塞がれる。
本発明の好ましい実施の形態を詳細に記載したが、好ましい実施の形態の変更及び改造を行うことはは当業者にとって明らかなことである。このような変更や改造は以下の特許請求の範囲に述べられた発明の精神と範囲の中にあるものである。
本発明は、添付図と共に図式的に描いた実施の形態に基づき以下に詳細を記述する。
各々4個の内部ポンプケーソンとバラストタンクとポンプケーソン間の配管とを具備する4本の支柱を示す、図2において線1−1に沿って切断したTLPの水平断面図である。 図1において線2−2に沿って切断した側断面図である。 本発明に係る一時的なバラストシステムと常設のバラストシステム、および関連する種々の配管を示す概略図である。 曳航のための最初のバラスティングにおける前段階としての一時的なバラストシステムと常設のバラストシステム、および関連する種々の配管を示す概略図である。

Claims (16)

  1. 前記船舶のバラスティングのための複数の水密区画を有する船体(102)を具備する海に浮かぶ浮揚性船舶(100)であって、
    前記船体中に配置された複数のケーソン(54)を具備し、前記複数の水密区画の各々は前記複数のケーソンの特定の1つと接続された下部を有し、前記複数のケーソンの各々は、前記接続された前記区画の下部から前記船体の上部へ概ね垂直に延びていて、水中用ポンプ(111,121,123)を受け入れるよう計画され配置されていることを特徴とする、浮揚性船舶。
  2. 前記複数の水密区画と前記特定のケーソンとを接続する通気配管(58)をさらに具備することを特徴とする、請求項1に記載の船舶。
  3. 第1の止弁(91)を介してバラスト水(90)と接続され、第2の止弁(107)と第1のカップリング(127)を介して前記複数のケーソン(54)の内の1つに配置された第1の水中用ポンプ(121)に接続され、第3の止弁(105)と第2のカップリング(114)を介して前記複数のケーソン(54)と接続され、第4の止弁(95)を介して船外排出配管(94)に接続されているマニホールドシステム(92)、
    をさらに具備することを特徴とする、請求項1に記載の船舶。
  4. 前記船体(102)の外側に置かれ、海水と連通する外部ケーソン(56)をさらに具備し、
    前記マニホールドシステム(92)は、前記外部ケーソン(56)に配置された第2の水中用ポンプ(111)と一時的に接続されるよう計画され配置されていることを特徴とする、請求項3に記載の船舶。
  5. 前記複数のケーソン(54)の内の少なくとも1つは、止弁(53)を有する分岐配管(51)を介して中空部(52)に接続されていることを特徴とする、請求項1に記載の船舶。
  6. 前記複数のケーソン(54)の内の少なくとも2つは、収納用ケーソン(52)内に配置されていることを特徴とする、請求項1に記載の船舶。
  7. 船体(102)と、船体に取り付けられ、垂直上方に延びる少なくとも1つの支柱(1,2,3,4)とを有するテンションレグプラットフォーム(100)におけるバラスティング/デバラスティングシステムであって、
    少なくとも2つのバラスト用構成であって、前記バラストのための構成の各々は、水密区画(X1,X2,X3,8)と、前記水密区画と分離不可に連通し、前記水密区画から上方に概ね垂直に少なくとも1つの前記支柱まで延びたケーソン(10,20,30,80)とを具備するバラスト用構成と、
    前記ケーソン内で使用するよう計画され配置されている水中用ポンプ(121,123)と、
    を具備することを特徴とする、バラスティング/デバラスティングシステム。
  8. バラスト水(90)と分離可能に接続するよう計画され配置されていて、前記水中用ポンプと分離可能に一時的に接続するよう計画され配置されていて、前記ケーソンに分離可能に一時的に接続するよう計画され配置されていて、船外排出配管(94)に分離可能に接続するよう計画され配置されているマニホールドシステム(92)をさらに具備することを特徴とする、請求項7に記載のシステム。
  9. 船舶のバラスティングの方法であって、
    バラスト水源を第1の水密区画と連通する第1のケーソンにつながる取り外し可能な配水管に接続するステップと、
    前記第1の水密区画に前記水源からの水を満たすステップと、
    前記第1のケーソンから前記バラスト水源を切り離すステップと、
    前記バラスト水源を第2の水密区画と連通する第2のケーソンにつながる取り外し可能な配水管に接続するステップと、
    前記第2の水密区画に前記水源からの水を満たすステップと、
    を具備することを特徴とする方法。
  10. 海と連通する第3のケーソンに水中用ポンプを下ろすステップを具備し、前記水中用ポンプからの吐出水により前記バラスト水源が提供されることを特徴とする、請求項9に記載の方法。
  11. 前記バラスト水源は消火設備から提供されることを特徴とする、請求項9に記載の方法。
  12. 船舶のデバラスティングの方法であって、
    第1の水密区画と連通する第1のケーソン内へ第1の水中用ポンプを下ろすステップと、
    前記第1の水中用ポンプの吐出口を船外に排出するための第1の取り外し可能な配水管に接続するステップと、
    前記第1の水密区画から船外へ排水するために前記水中用ポンプで水を送り出すステップと、
    第2の水密区画と連通する第2のケーソン内へ第2の水中用ポンプを下ろすステップと、
    前記第2の水中用ポンプの吐出口を船外に排出するための第2の取り外し可能な配水管に接続するステップと、
    前記第2の水密区画から船外へ排水するために前記第2の水中用ポンプで水を送り出すステップと、
    を具備することを特徴とする方法。
  13. 前記第1のケーソンから前記第1の水中用ポンプを引き上げるステップと、
    前記第1の水中用ポンプを前記第2のケーソンに下ろすステップであって、前記第1の水中用ポンプが前記第2の水中用ポンプであることを特徴とする、ステップと、
    をさらに具備することを特徴とする請求項12に記載の方法。
  14. 前記第1の外し可能な配水管は、前記第2の取り外し可能な配水管であることを特徴とする、請求項13に記載の方法。
  15. 海に浮かぶ浮揚性船舶(100)であって、
    船体(102)と、
    複数の水密区画と、
    前記船体中に配置された複数のケーソン(54)とを具備し、
    前記複数の水密区画の各々は前記複数のケーソンの1つと接続(50)された下部を有し、前記複数のケーソンの各々は、前記区画の前記接続された下部から前記船体の上部へ概ね垂直に延びていて、前記複数のケーソンの各々は、前記船体の前記下部に配置された第1の端部と前記船体の上部に配置されたポンプと接続された第2の端部を有する吸水配管を受け入れるよう計画され配置されていることを特徴とする、浮揚性船舶。
  16. 前記吸水配管は、前記船体の前記下部の近傍に逆止弁を具備することを特徴とする、請求項15に記載の船舶。
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