JPS6348772Y2 - - Google Patents

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JPS6348772Y2
JPS6348772Y2 JP1980094794U JP9479480U JPS6348772Y2 JP S6348772 Y2 JPS6348772 Y2 JP S6348772Y2 JP 1980094794 U JP1980094794 U JP 1980094794U JP 9479480 U JP9479480 U JP 9479480U JP S6348772 Y2 JPS6348772 Y2 JP S6348772Y2
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JP
Japan
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movable
sliding door
row
cabinet
cabinets
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JP1980094794U
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JPS5721166U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、横引式の移動棚において、移動キヤ
ビネツトを集束した状態で、移動キヤビネツトが
移動しないよう施錠する施錠装置に関するもので
ある。
従来、移動キヤビネツトを集束した状態で、移
動キヤビネツトが移動しないよう施錠する施錠装
置は、固定キヤビネツト列の少なくとも左右いず
れかの端部に位置する固定キヤビネツトの前面に
引戸を左右移動可能にもうけ、上記移動キヤビネ
ツト側に錠前をもうけると共に、該錠前と連動し
て前後動するロツトバーをもうけ、該ロツトバー
の先端部分が移動キヤビネツトの施錠時に、上記
引戸の移動方向の端部側に突出して移動キヤビネ
ツトと引戸を相互に移動不能にせしめたものであ
つた。
(例えば実公昭54−2180号公報) この為、移動キヤビネツトは錠前及びロツトバ
ー付と、錠前及びロツトバーなしの2種類を用意
しなければならず、製作コストをアツプせしめる
だけでなく、在庫管理の点からも望ましくなかつ
た。
又、固定キヤビネツト列の前面に移動キヤビネ
ツト列を一列だけもうけた構成の、いわゆる2重
列の移動棚であれば上記施錠装置は利用できる
が、固定キヤビネツト列の前面に移動キヤビネツ
ト列を2列もうけた、いわゆる3重列の移動棚に
おいては、第2列目の移動キヤビネツトに上記装
置を装備するとロツトバーが第1列目の移動キヤ
ビネツトを貫通する事となり、第1、第2列の移
動キヤビネツトはそれぞれ独立して移動する事が
できず、移動棚の目的を達し得ない。
よつて、第2列目の移動キヤビネツトには全く
別の施錠装置を装備しなければならず、さらにコ
ストアツプとなり、在庫管理も益々煩雑となり、
施錠操作も1列目、第2列目と順次して行かねば
ならず、非常にわずらわしい等の欠点があつた。
本考案は上記欠点を改善するものであり、構造
が簡単で、安価に製作でき、かつ操作も容易で、
しかも、2重列、3重列に関係なく同一仕様で利
用できる移動棚の施錠装置を提供する事を目的と
し、その構成は複数個のキヤビネツトを一列状に
並設した固定キヤビネツト列の前面に、該固定キ
ヤビネツト列のキヤビネツトより1個少ない移動
キヤビネツトを左右に移動可能にもうけてなる移
動棚において、固定キヤビネツト列の少なくとも
左右いずれかの端部に位置する固定キヤビネツト
の前面に引戸を左右移動可能にもうけると共に、
該引戸の前面に錠前をのぞませ、裏面に該錠前と
連動して上下するロツトバーをもうけ、該ロツト
バーの先端部分が引戸の施錠時に、先端にローラ
ーを有し固定キヤビネツト列の上部にもうけた上
部レールに支受される移動キヤビネツトのブラケ
ツトの移動方向の端部側に突出して、引戸と移動
キヤビネツトを相互に移動不能にせしめたもので
ある。
以下本考案を図面に依拠して説明する。
第1図に於いて1は固定キヤビネツト列、2は
移動キヤビネツト列、3はベース、5はブラケツ
ト、6は引戸、7は錠前である。
固定キヤビネツト列1は、複数個の固定キヤビ
ネツト11,12,13を並設してなり、移動キ
ヤビネツト列2は、第1移動キヤビネツト列2
1、第2移動キヤビネツト列22からなり第1,
2移動キヤビネツト列21,22は、それぞれ固
定キヤビネツト列1より1個少ない複数個の移動
キヤビネツト211,212,221,222か
らなつており、本考案では3重列の移動棚10を
構成している。そしてベース3上には上記移動キ
ヤビネツト列21,22に対応して各前後に2本
づつの下部レール31,32,33,34がもう
けられている。31′,32′,33′,34′、は
上記下部レール31…の左右端部にもうけられ
た、移動キヤビネツト列21…の左右移動を一定
範囲に規制する下部レールストツパーである。
4は固定キヤビネツト列1の上部に取りつけら
れた上部レーールであり、第1レール41、第2
レール42より構成され、第1レール41は第1
移動キヤビネツト列21、及び引戸6の移動用
に、第2レール42は第2移動キヤビネツト列2
2の移動用に使用される。
第1レール41は垂直な胴部411の上下両側
に内向きの折り曲げ辺部412,413を連設し
てなり、下部折り曲げ辺部413上に、先端を二
重折りにして垂直に立ち上げてなる引戸軌条部4
14をとりつけし、上部折り曲げ辺部412に
は、後記する施錠用の角孔415がもうけられて
いる。416は第1レール41の端部にもうけた
第1移動キヤビネツト列21、及び引戸6のエン
ドストツパーである。
第2レール42は、上記第1レール41の垂直
な胴部411の裏面上部に位置する垂直部421
の下部後方に、上向きL形折り曲げ辺部422
を、上部前方に、上記第1レール41の上部折り
曲げ辺部412から所定の距離をもうけた内向き
折り曲げ辺部423を形成している。424は第
2移動キヤビネツト列のエンドストツパーであ
る。
ブラケツト5は、第1移動キヤビネツト列21
のそれぞれの移動キヤビネツト211,212に
左右2個所づつもうけられる第1ブラケツト51
と、第2移動キヤビネツト列22のそれぞれの移
動キヤビネツト221,222にもうけられる第
2ブラケツト52より構成されている。第1ブラ
ケツト51は、先端にローラー511を水平姿勢
で回転自在に取りつけ、先端側方を起立形成した
ストツパー片512を有し、移動キヤビネツト2
11,212の後端に突出して取りつけられ、前
記ローラー511が上記第1レール41の上部折
り曲げ辺部412内に位置する様構成されてい
る。第2ブラケツト52は、枠状に形成されたブ
ラケツト主体521と、該ブラケツト主体521
の左右後端に突出してもうけた横向きL形に端部
に水平片をもうけたローラー取付座522より構
成され、ブラケツト主体521の後端面には、垂
直姿勢で回転自在で、前記第1レール41の上部
折り曲げ辺部412の上面に当接し、第2レール
42の内向き折り曲げ辺部423下方に位置する
ローラー523が、ローラー取付座522の後方
下面には水平姿勢で回転自在で前記第2レール4
2の上向きL形折り曲げ辺部422内に位置する
ローラー524が取りつけられている。そして上
記第1ブラケツト51、第2ブラケツト52はそ
れぞれの移動キヤビネツト211,212,22
1,222の左右端近傍部に取りつけられ、移動
キヤビネツト211,212,221,222の
集束状態で第2ブラケツト52は第1ブラケツト
51の上方に重合する様形成されている。そし
て、前記第1レール41にもうけた角孔415は
移動キヤビネツト211…が集束された状態での
最端のブラケツト5の移動方向の端部側にもうけ
られている。
引戸6は、上端部裏面に設けた上枠61の左右
両側内面にL形状の戸車取付座62,62をもう
け、この戸車取付座62,62の内側に前記第1
レール41の引戸軌条部414上に位置する戸車
63,63を垂直姿勢で回転自在に取付けてい
る。なお戸車取付座62,62の側部にストツパ
ー片64を折り曲げ形成している。また同戸車取
付座62,62近くの上枠61内面にコ字形の引
戸上り止め具65がネジ止めされている。引戸6
は上記の如く吊り戸形式となつており、下端面は
ベース3上にもうけた引戸下部レール(図示せ
ず)に係合して、引戸6の下部が前後に揺動しな
いように保持されている。
そして引戸6は端から2番目の固定キヤビネツ
ト12前面まで移動可能となつている。
又、引戸6の前面の固定キヤビネツト12より
に錠前7のキー孔を臨ませてとりつけ、裏面側に
上記錠前7と連動する操作片71を、該操作片7
1の端部に下端部を枢着したロツトバー72をも
うけ、該ロツトバー72の上部は引戸6の上枠6
1内を貫通し先端部分は引戸6の上端よりやや突
出した状態となつている。そして錠前7を施錠せ
しめるとロツトバー72の先端は上昇して前記第
1レール41の角孔415を貫通して上方に突出
する。(第4図一点鎖線で示す)本考案は上記の
如く構成されているので、通常使用する場合、引
戸6、移動キヤビネツト211,212,22
1,222はそれぞれ、固定キヤビネツト列1の
上部の上部レール4にブラケツト5をかいして支
受されているので、適宜左右に移動して必要個所
のキヤビネツト前面を開放して使用される。そし
て業務終了時には、本考案では各移動キヤビネツ
ト211…をすべて左側に集束し、引戸6を固定
キヤビネツト13前面に位置せしめると、各移動
キヤビネツト211…にもうけた第1ブラケツト
51、第2ブラケツト52は重合してその端部
は、上部レール4の角孔415の左側に、引戸6
裏面のロツトバー72は角孔415の下方に位置
した状態となる。次に錠前7を施錠させるべく回
動させると操作片71はこれにともなつてロツト
バー72を上方に押し上げる様回動する。そして
ロツトバ72の先端はブラケツト5の右端に位置
する。この状態で引戸6は左側に移動しようとし
てもロツトバー72の先端部分がブラケツト5に
当接して移動が阻止され右側への移動は、上部レ
ール4の右側にもうけたエンドストツパー416
に引戸6のストツパー片63が当接して移動が阻
止される。また移動キヤビネツト212,222
が右方向に移動しようとしてもブラケツト5の右
端が引戸6のロツトバー72に当接し、引戸6が
前述した如く右方向に移動しないので移動キヤビ
ネツト212,222も右方向に移動する事はな
い。
本考案では移動キヤビネツトを左側に集束し、
引戸を右側に位置せしめているが、移動棚の設置
される場所によつて反対になる事もあるが、この
場合は引戸にもうけられる錠前位置、ロツトバー
の位置、角孔位置、ブラケツト位置を適宜変更す
ればよい事はいうまでもない。又本考案ではロツ
トバーの先端部に移動キヤビネツトのブラケツト
を当接せしめる様構成しているが、これにとらわ
れる事なくブラケツトとは別に当接片をもうけて
も同様の効果を得る事ができる。つまり本考案の
特徴とする所は、防盗の為にもうけられた固定キ
ヤビネツト前面の引戸を施錠するとこれに連動し
てロツトバーが突出して、引戸と移動キヤビネツ
トの移動を相互に阻止した点にある。本考案は上
記の如く、構造が簡単で安価に製作でき、操作も
簡単な実用に即した有益な考案である。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示し、第1図は本考案を
具備した移動棚の斜視図、第2図は要部分解斜視
図、第3図は引戸の裏面側斜視図、第4図は要部
縦断面図である。 1…固定キヤビネツト列、10…移動棚、1
1,12,13…固定キヤビネツト、2…移動キ
ヤビネツト列、211,212,221,222
…移動キヤビネツト、4…上部レール、5…ブラ
ケツト、511,523,524…ローラー、6
…引戸、7…錠前、72…ロツトバー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数個のキヤビネツトを一列状に並設した固定
    キヤビネツト列の前面に、該固定キヤビネツト列
    のキヤビネツトより1個少ない移動キヤビネツト
    を左右に移動可能にもうけてなる移動棚におい
    て、固定キヤビネツト列の少なくとも左右いずれ
    かの端部に位置する固定キヤビネツトの前面に引
    戸を左右移動可能にもうけると共に、該引戸の前
    面に錠前をのぞませ、裏面に該錠前と連動して上
    下動するロツトバーをもうけ、該ロツトバーの先
    端部分が引戸の施錠時に、先端にローラーを有し
    固定キヤビネツト列の上部にもうけた上部レール
    に支受される移動キヤビネツトのブラケツトの移
    動方向の端部側に突出して、引戸と移動キヤビネ
    ツトを相互に移動不能にせしめた事を特徴とする
    移動棚における施錠装置。
JP1980094794U 1980-07-04 1980-07-04 Expired JPS6348772Y2 (ja)

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JP1980094794U JPS6348772Y2 (ja) 1980-07-04 1980-07-04

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980094794U JPS6348772Y2 (ja) 1980-07-04 1980-07-04

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Publication Number Publication Date
JPS5721166U JPS5721166U (ja) 1982-02-03
JPS6348772Y2 true JPS6348772Y2 (ja) 1988-12-15

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ID=29456714

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1980094794U Expired JPS6348772Y2 (ja) 1980-07-04 1980-07-04

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Families Citing this family (5)

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JPS542180U (ja) * 1977-06-08 1979-01-09

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JPS542180U (ja) * 1977-06-08 1979-01-09

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JPS5721166U (ja) 1982-02-03

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