JPS6348711B2 - - Google Patents

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JPS6348711B2
JPS6348711B2 JP55184385A JP18438580A JPS6348711B2 JP S6348711 B2 JPS6348711 B2 JP S6348711B2 JP 55184385 A JP55184385 A JP 55184385A JP 18438580 A JP18438580 A JP 18438580A JP S6348711 B2 JPS6348711 B2 JP S6348711B2
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JP
Japan
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tape
printing
roller
reel
tension lever
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Application number
JP55184385A
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JPS57105385A (en
Inventor
Taizo Ogata
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Tokyo Automatic Machinery Works Ltd
Original Assignee
Tokyo Automatic Machinery Works Ltd
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Publication date
Application filed by Tokyo Automatic Machinery Works Ltd filed Critical Tokyo Automatic Machinery Works Ltd
Priority to JP18438580A priority Critical patent/JPS57105385A/ja
Publication of JPS57105385A publication Critical patent/JPS57105385A/ja
Publication of JPS6348711B2 publication Critical patent/JPS6348711B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、回転自在な受ロールに接近して被印
字材と、この被印字材に沿つてテープリールから
繰出し空リールに巻取りされる印字テープとを張
架移送し、加熱された活字ヘツドを被印字材及び
印字テープを介して受ロールに圧着回動させ被印
字材に印字を施こすプリンタに関する。
<従来の技術> 従来、この種のプリンタとして例えば特開昭51
−31521号公報に開示される如く、テープリール
側に設置した繰出しローラで印字テープを定量宛
空リール側に繰出し、この繰出された印字テープ
を空リールにより巻取ると共に、上記繰出しロー
ラと受ローラとの間に補助テンシヨンレバーをを
揺動自在に設け、印字テープを空リールの巻き取
り力より強い力で常時戻り方向に付勢せしめるこ
とにより、空リールの回転で印字テープが引出さ
れないようにし、印字が開始されると活字ヘツド
と受ローラで印字テープを挾みたぐり出し、これ
に伴つて補助テンシヨンレバーがテープゆるめ側
に移動され、印字終了時には補助テンシヨンレバ
ーにより印字テープのみをテープリール側へ引戻
して印字テープのゆるんだ分だけ空リールが巻き
取るものがある。
<発明が解決しようとする問題点> しかし乍ら、このような従来のプリンタでは補
助テンシヨンレバーの付勢力より更に大きな張力
で活字ヘツドが印字テープをたぐり出さないと該
レバーが揺動しないため、印字テープにかかる張
力が大きく活字ヘツドが印字テープに接触し始め
た時及び離れ際に活字ヘツド及び被印字材と印字
テープとの間でスベリを生じ、印字状態が悪くな
つて文字が不鮮明になり易く、特に被印字材の移
送速度を高速にして印字速度を速めた場合には、
補助テンシヨンレバーの慣性も加わつてこれが顕
著になるという問題がある。
本発明は斯る従来事情に鑑み、補助テンシヨン
レバーにより印字テープにかかる張力を可能な限
り小さくして印字開始時期及び印字終了時期にお
ける活字ヘツド及び被印字材と印字テープとのス
ベリを起き離くすることを目的とする。
<問題点を解決するための手段> 上記問題点を解決するために本発明が講ずる技
術的手段は、空リール側に印字テープを定量宛空
リール側へ繰出す繰出しローラを設置し、テープ
リール側に印字テープを常時戻り方向に付勢する
テンシヨンレバーと、該テンシヨンレバーの付勢
力より弱い付勢力の補助テンシヨンレバーとを
夫々揺動自在に設置すると共に、これら両レバー
の間に印字テープの繰出し方向のみに回転するガ
イドローラを設け、該ガイドローラの補助テンシ
ヨンレバー側には、上記活字ヘツドの動作に連動
してテープ緊張側に移動し繰出しローラの繰出し
量に応じて印字テープをテープリールより引出し
補填するたぐりローラを設けたことを特徴とする
ものである。
<作用> 本発明の作用は、空リール側の繰出しロールに
より所定量の印字テープを繰り出し、活字ヘツド
の復動時にたぐりローラがテープ緊張側に移動す
ることにより小さな付勢力の補助テンシヨンレバ
ーをテープゆるめ側へ可動限まで揺動させると共
に繰出し方向のみ回転するガイドローラを回転さ
せ大きな付勢力のテンシヨンレバーをテープゆる
め方向に揺動させて、上記繰出しロールの繰出し
量に応じた印字テープがテープリールからたぐり
出され、たぐりローラがほぼテープを最もゆるめ
る方向に移動した時に小さな付勢力の補助テンシ
ヨンレバーが印字テープを戻り方向に付勢しなが
らテープ緊張側に移動することにより、テープが
活字ヘツド及び被印字材に接触しながら走行する
長さより大きい量のたるみを可動範囲内に与え、
活字ヘツドが印字テープ及び被印字材に接触し始
めると小さな付勢力の保持テンシヨンレバーだけ
がテープゆるめ方向に揺動し、活字ヘツドが小さ
な張力で印字テープを空リール側にたぐり出さ
せ、活字ヘツドが印字テープ及び被印字材から離
れ始めると、補助テンシヨンレバーが戻り方向に
揺動復帰して印字テープが引戻されるものであ
る。
<実施例> 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明
する。
この実施例は包装紙として使用される合成樹脂
フイルムシートに印字するもので、第1図はプリ
ンタの正面図を示し、図中、1は機枠、1′はそ
の前面に間隔をおいて起立する支持板、2はゴム
製の受ロール、3は活字ヘツド、4はテープリー
ル、5は空リール、aは被印字材としてのフイル
ムシート、bは印字テープである。
受ロール2は機枠1の上部中央に取付けたロー
ルホルダ6に回転自在に設置され、この受ロール
2直下の左右両側には印字テープbを受ロール2
下に水平状移行させるガイドローラ7,7′を軸
架すると共にその外方にフイルムシートaを移送
させるガイドローラ8,8′を回転自在に軸架す
る。
フイルムシートaはそのシートロール(図示せ
ず)より繰出されて機枠1の下端側面に設けたガ
イドローラ9を介し、前記ガイドローラ8,8′
間を通過する間に所定の印字が施こされ、ガイド
ローラ10を経て包装機等に供出されるものであ
る。
上記フイルムシートaは図示しない繰出しロー
ルによつてガイドローラ8,8′間を一定の移送
速度で移行する。このフイルムシートaの移送速
度を適宜に可変とすることも任意である。
テープリール4及び空リール5は支持板1′の
下部両側に夫々突出させた軸11,12に回転自
在に挿着して支持され、両リール4,5間の上部
中央、すなわち支持板1′の略中央部に偏心軸1
3を回転自在に突出させ、該偏心軸13に作動腕
14の下端を回転自在に挿着して取付ける。
上記作動腕14はその上部を前記ガイドローラ
7,7′間に突出してその上端面に活字ヘツド3
を着脱自在に取付けるとともに略中央部にはクラ
ンク運動をする駆動杆15の先端を連結して該杆
15のクランク運動により作動腕14が前記受ロ
ール2下で左右に揺動するようにする(第1図、
第2図)。
又、作動腕14は偏心軸13の回転によつて上
下動作をし、この上下動作と前記揺動動作との組
合わせにより活字ヘツド3に第3図矢印pの如き
往復動作を行なわせるようにし、その往動時の頂
点位置で活字ヘツド3が受ロール2に瞬時に圧着
して印字時期となるようにする(第3図)。
上記駆動杆15はその一端を回転板16の偏心
位置にピン17でもつて連結し、この駆動杆1
5、回転板16、ピン17によつてクランク機構
を構成するもので、前記回転板16を支持板1′
の前面に回転自在に軸着せる回転盤18に長孔1
9,19及び上ボルト20,20によつて回転盤
18に対しクランク長さを調節自在に止着する。
クランク機構を上記のように、そのクランク長
さを調節自在としたことによつて作動腕14先
端、すなわち活字ヘツド3の揺動する線速度をフ
イルムシートaの移送速度に対応して変更するこ
とができ、その線速度をほとんど0に設すれば活
字ヘツド3をほとんど揺動させることなく上下動
を行なわせることもでき、フイルムシートaが停
止した状態における印字も可能である。
活字ヘツド3はドラム状ホルダー21の長溝2
2に所定本数の活字23,23…を挿入配列させ
てなり、そのホルダー21には周面長手方向に弧
状溝24を形成して該溝24に係合軸25を嵌め
合うと共にホルダー21端面には長孔26及び円
孔26′を開口した受部材27を合接させ、その
円孔26′に前記係合軸25の先端を挿着しピン
28により止着固定する。
又、上記ホルダー21の端面には握り部29、
ツマミ30、カム部31及びネジ32よりなる操
作軸33を、そのネジ32を螺着することによつ
て一体的に連結し、カム部31を前記受部材27
の長孔26に嵌め合い状となす(第2図、第4
図、第5図)。
上記活字ヘツド3はそのホルダー21を、作動
腕14の上部前面に固着した支持盤34の嵌合孔
35に前面より挿し込み、前記ツマミ30を回動
操作することによつてホルダー21を嵌合孔35
に固定させるとともにツマミ30を逆方向に回動
操作して嵌合孔35より離脱させ着脱自在とす
る。
支持盤34には熱源(図示せず)を設置してホ
ルダー21を介し活字23,23…を加熱すると
ともに温度センサー36を設けて活字23の温度
検出をし、活字23,23…を所定温度に保持す
るようにする。
テープリール4は軸11に回転自在に挿着され
るが、該軸11には一端に制動盤40′を有する
スリーブ40を回転自在に挿着し、このスリープ
40にテープリール4のリール部41を挿込み係
脱させるようにする。
上記スリーブ40にはキー溝42を外周に形成
して該溝42にキー43を挿着し得るようにす
る。
キー43はその一端を先細状に形成して、該端
部を前記スリーブ40の外周に嵌め合う筒44の
孔内面に沿わせ取付けされる。
筒44には常時外方に付勢されるボルト45及
び蝶ネジ46を並列して取付け、その蝶ネジ46
を前記キー43の先細先端部上面に当接させると
ともにボルト45でもつてその前部位置を螺着し
てキー43を上下揺動自在に吊掛け支持し、キー
43は筒44の前方に突出させる(第7図)。
上記筒44はスリーブ40にテープリール4を
挿込んだ後にキー43をキー溝42に沿わせなが
らスリーブ40に挿込み、その蝶ネジ46を締付
けることによつてキー43をリール部41内面に
圧接係合させてテープリール4をスリーブ40に
係着させ一体に回転するようにし、蝶ネジ46を
ゆるめることによつてキー43とリール部41と
を離脱させ筒44を抜き取りテープリール4を交
換自在とする。
又、上記軸11の近傍にはテープリール4の裏
面に位置するようにブレーキ杆47を揺動自在に
設置する。
ブレーキ杆47はその下端をピン48でもつて
支持板1′に枢支して揺動自在に取付けられ、そ
の中程にブレーキシユー49を設けて前記スリー
ブ40の制動盤40′に当接するようにし、上端
にコロ50を回転自在に設ける。
上記ブレーキ杆47はブレーキシユー49が制
動盤40′に当接する方向へスプリング51でも
つて付勢する(第6図、第7図)。
さらに上記軸11の近傍には該軸11の左斜上
部に支軸52を有するテンシヨンレバー53を揺
動自在に取付け、該レバー53の先端にガイドロ
ーラ54を回転自在に取付ける。
テンシヨンレバー53はスプリング55及び連
結軸55′によつて常時下方へ揺動するよう付勢
されるとともに支軸52にはレバー53がスプリ
ング55の弾力に抗し上向揺動したところで前記
コロ50を介してブレーキ杆47を押上げさせる
カム片56を設ける。
又、支軸52はその後端を支持板1′の裏側に
突出させ該端に下方へ向け突出する制御杆57を
一体的に固着し、テンシヨンレバー53の揺動に
支軸52を介し連動するようにする。
制御杆57はその下端の左右両側に夫々係合子
58,59を突設し、一方支持板1′の裏側には
マイクロスイツチ60,61を設置し、この接片
60′,61′に夫々制御杆57の係合子58,5
9が衝合するようにする。
上記制御杆57はテンシヨンレバー53が上方
へ大きく揺動したときにそれに連動して下方へ揺
動し係合子58を接片60′に衝合させてスイツ
チ60を作動させ、テンシヨンレバー53が下方
へ大きく揺動したときに上方へ揺動して係合子5
9を接片61′に衝合させスイツチ61を作動さ
せるもので、スイツチ60又は61の作動によつ
てプリンターの駆動が停止するようにしてある。
上記テープリール4には内端をリール部41に
止着された印字テープbが巻込まれており、この
印字テープbは先ず前記テンシヨンレバー53の
ガイドローラ54に巻返されて引出される。
而してテープbの引出しによつてテンシヨンレ
バー53がその張力により上向に揺動し、カム片
56、コロ50を介してブレーキ杆47を押上げ
ブレーキシユー49を制動盤40′より離反させ
るのでテープリール4が回転自在となつてテープ
bをリール4より繰出し、テンシヨンレバー53
にかかる張力が弱まると該レバー53が下向に復
動してブレーキ杆47を介しシユー49を制動盤
40′に当接させてテープリール4に制動をかけ
る。
そしてテープリール4にテープbがなくなるテ
ープ終了時には、テープ始端がリール部41に止
着されているためにテンシヨンレバー53が強く
引かれて上向に大きく揺動し、制御杆57を介し
係合子58が接片60′に衝合するのでスイツチ
60が作動しプリンターは停止する(第6図2点
破線)。
又、テープbが第9図のように途中で切断した
場合にはテンシヨンレバー53がスプリング55
によつて大きく下向に揺動するので、制御杆57
の係合子59が接片61′に衝合してスイツチ6
1が作動してプリンターは停止する(第9図2点
破線)。
上記印字テープbはガイドローラ54に案内さ
れた後に、ガイドローラ100,101、たぐり
ローラ102及び補助テンシヨンレバー103の
先端に設けたガイドローラ104に順次に案内さ
れて前記ガイドローラ7,7′へ導かれる(第1
図及び第10〜13図)。
ガイドローラ100は前記テープリール4の直
上位置で支持板1′に回転自在に軸着され、ガイ
ドローラ101は上下揺動するレバー105の先
端に回転自在に軸着してローラ100上に開閉接
離自在に設置する。
上記ガイドローラ100はテープbのたぐり出
し方向にのみ回転する一方向回転ローラでたぐり
ローラ102は前述した偏心軸13の前部に一体
に取付けた例を図示する(第2図)。
偏心軸13はその基準軸である回転軸106と
同芯状の芯軸13′を前面一体に突出させ、この
芯軸13′にローラ軸107を偏心させて一体的
に固着し該軸107に前記たぐりローラ102を
回軸自在に取付ける。
従つてたぐりローラ102もまた回転軸106
に対し偏心している。しかし、このたぐりローラ
102は必ずしも偏心軸13の前部に取付ける必
要はなく独立させることもよい。
上記ガイドローラ100,101及びたぐりロ
ーラ102によつてテープたぐり機構を構成す
る。
上記たぐりローラ102は回転軸106の回転
により上下動し、その動作によつてテープリール
4より印字テープbをガイドローラ54及び10
0,101を介してたぐり出す。たぐりローラ1
02によるテープたぐり出し量は後述する繰出し
ローラ70の繰出し量に応じてその繰出し量を補
填する定量に設定する。
上記回転軸106にプリンターの駆動源(図示
せず)が連結される。
補助テンシヨンレバー103は前記ガイドロー
ラ101の上方に設置され、支持板1′に突出し
た支軸108に下端を回転自在にして揺動自在に
取付け、該レバー103の先端に前方へ向け軸1
09を突出させて該軸109にガイドローラ10
4を回転自在に取付ける。
上記軸109の後端にはスプリング110を掛
止めて補助テンシヨンレバー103を常時下向に
付勢するようにする。
又、上記支軸108の上方には上向に揺動した
補助テンシヨンレバー103が当接する上限スト
ツパ111を突設する。
上記ガイドローラ7,7′に導出された印字テ
ープbは繰出しローラ70、押えローラ71、案
内軸72に案内されて空リール5に巻取られる。
繰出しローラ70及び押えローラ71は空リー
ル5の上方に取付けられ、その繰出しローラ70
は金属ローラであつて、支持板1′に回転自在に
軸着され、押えローラ71はゴムローラであつ
て、支持板1′に揺動自在に軸支されたレバー7
3の先端に回転自在に軸着し、スプリング74に
より付勢して繰出ローラ70上に弾圧接するよう
設置される。
案内軸72は支持板1′に突設した角軸又は丸
軸であつて、回転し得ないように設置する。
受ロール2下の印字テープbは前記繰出しロー
ラ70によつて繰出され、ガイドローラ7′上を
通過した印字テープbは繰出しローラ70及び押
えローラ72間に渉りS字状に巻回させ、次いで
案内軸72に巻返した後に空リール5に巻込まれ
る。
繰出しローラ70は空リール5と同調して回転
し、ガイドローラ7′上の印字テープbを定量宛
空リール5側に繰出し該リール5に巻取らせる
が、テープリール4からのテープ繰出し量は実質
的には繰出しロール70の繰出し量によつて設定
され、繰出し量は作動腕14の1ストローク毎に
活字23幅より若干大きな長さである。この繰出
しロール70の繰出し量に応じたテープ長さが前
記たぐり機構によつてテープリール4よりたぐり
出され、ガイドローラ7,100間のテープ予備
量を常に一定に保持する。
上記印字テープbは回転しない案内軸72を介
して空リール5に巻取られることによつて張力が
かかり緊張状に巻取られ、その結果空リール5に
は長尺の印字テープを巻取り可能となる。上記案
内軸72を六角軸にし、あるいは複数個を多段に
設けると、さらに効果的である。
次にロールホルダ6は機枠1の上端中央部に固
着して設置され、このホルダ6内に受ロール2を
支軸80によつて回転自在に軸支せる形軸受枠
81を収容保持する。
ロールホルダ6の前後各壁には、ストツパ軸8
4,84′を挿通せしめるガイド孔98,98′を
開穿するとともにその内壁82,82′に、夫々
対向する縦長孔83,83′を開口して該孔83,
83′に前記支軸80の前後各端部80′,80′
を貫通し内壁82,82′外に突出させ、前記ガ
イド孔78,78′にはストツパ軸84,84′を
上下可動状に取付ける(第14図、第15図)。
ストツパ軸84,84′はその上部をホルダ6
の上壁に夫々螺合してその上端をホルダ6上に突
出させ該端に操作部85,85′を設けるととも
に下端には前記支軸80の各端80′,80′を載
承するストツパ86,86′を形成する。
従つて受ロール2の下限位置は前記ストツパ軸
84,84′の回動操作により位置決めされるス
トツパ86,86′の位置によつて設定され、そ
の下限は第1図、第16図に示すようにガイドロ
ーラ7,7′上面を結ぶ水平線より下方に受ロー
ル2の下面が位置するよう、換言すれば、フイル
ムシートa及び印字テープbが共に受ロール2に
よつて押下げられてガイドローラ7,7′を結ぶ
水平線下に接触状態で位置するように設定する。
又、ホルダ6の上壁中央部にはエアー室87を
取付け、該室87にスプリング88によつて上向
に付勢される吊軸89を上下動自在に挿入する。
吊軸89はホルダ6上壁を貫通してホルダ6内
に突出し、その下端を前記受ロール2の軸受枠8
1中央部に連結し、前記エアー室87内上部には
コンプレツサ等に接続して圧縮空気をエアー室8
7に送入するエアーホース90を接続して、エア
ー室87内の空気圧によつてスプリング88の弾
力に抗し吊軸89を押下げるようにする。
上記コンプレツサ等のエアー供給源はプリンタ
の電源又は駆動源に連動するよう接続し、プリン
ターが停止したときにエアー室87へのエアー供
給が電磁弁により自動的に停止すると同時にエア
ー室87を大気に解放するようにする。
而してプリンタ使用時にはエアー室87内に空
気圧がかかり吊軸89、軸受枠81を介し受ロー
ル2が下向に押圧されて支軸80の各端80′,
80′がストツパ86,86′に当接する前述した
位置に設定され、停電あるいはテープ切れなどに
よつてプリンタが停止したときにはエアー室87
へのエアー供給が停止すると同時にエアー室87
内のエアーが大気に放出されるので、吊軸89が
スプリング88の弾力によつて上動し、それに伴
つて受ロール2がその支軸端80′,80′を長孔
83,83′に沿いながら上動し、フイルムシー
トa及び印字テープbをその緊張力によつて略水
平状位置まで復帰させる(第16図2点破線)。
従つて、フイルムシートaが加熱されている活
字23,23…より遠ざかので該シートa及び印
字テープbの焼損を防止することができる。
第17図は前記空気圧による吊軸89の押下げ
構造に代えた変形例を示すもので、91はソレノ
イド、92は平行リンクで構成される梃子杆であ
つて、梃子杆92の先端に設けた頭部93がソレ
ノイド91に接離することにより梃子杆92が上
下動するようにし、この梃子杆92に吊軸89上
面に当接する突子94を下向に突出させるととも
に上方に復帰用のスプリング95を取付けたもの
である。
尚、第1図において、96,96′,96″は動
力伝達用の歯車機構、97,98,99はベルト
伝達機構である。
以上のように構成したプリンタの印字動作を説
明すると、第1図の状態より回転軸106が一回
転することによつて偏心軸13及び回転盤18が
一回転して作動腕14が第3図矢印pに示すよう
1ストロークの揺動運動をし、その往動時中間位
置で活字ヘツド3の活字23,23…が受ロール
2に若干くい込み状に接合して印字テープbを介
しフイルムシートaに圧着し(第3図2点破線)、
該フイルムシートaに活字23,23…の文字
(製造年月日など)を瞬時に焼付印字をし、その
印字直後に印字テープbは作動腕14の揺動に伴
う活字ヘツド3の移動に伴走して10〜25mm程送り
出されるが、その送り出しは補助テンシヨンレバ
ー103が上向に揺動するとともにたぐりローラ
102がテープゆるめ側に移動することによつて
行なわれ、テープリール4からのテープ引出しは
行なわれない。
すなわち、上記往動時のテープ送り出しはガイ
ドローラ7と100との間に介在している印字テ
ープbの予備量によつてまかなわれる。
次に作動腕14が印字テープb下を復動すると
きにたぐりローラ102がテープ緊張側に移動す
るが、その初期には補助テンシヨンレバー103
がストツパ111に当接するまで上向に揺動し、
その後のテープ緊張によつて印字テープbがテー
プリール4よりガイドローラ54,100,10
1を介してたぐり出され、そのたぐり出し量は繰
出しローラ70の繰出し量に応ずる。すなわち、
繰出しローラ70のスリツプ等で多少繰出し量が
バラ付いてもそれを補う形で、少なければ少ない
様に、多ければ多い量に応じてガイドローラ7,
100間にテープを補填し、該ローラ7,100
間のテープ予備量を常に一定にする。
上記作動腕14の復動終了時期に補助テンシヨ
ンレバー103がスプリング110の弾力によつ
て元の位置まで揺動復帰し、該レバー103の復
動によつて受ロール2下の印字テープbがガイド
ローラ7方向に引戻され、再び第1図の状態にな
る。
従つてガイドローラ7,100間に介在するテ
ープ予備量は常に一定に保持され、その結果受ロ
ール2下の印字テープbは繰出ロール70で繰出
したテープ長さ分だけガイドローラ7′側に移送
されたことになり、該移送量は作動腕14の往動
時にたぐり出された10〜25mmより短縮されてお
り、活字23幅より若干長いだけである。
上記作動腕14の1ストローク動作中にガイド
ローラ7′側へ移送された印字テープは繰出しロ
ーラ70及び空リール5の回転により案内軸72
を介し空リール5に巻取られる。
その後、前述した動作と同一のストローク動作
を繰返すが、印字テープbの次後の使用個所(活
字当接位置)は前回使用個所より若干の間隙をお
いた後部位置である。
<発明の効果> 本発明は上記の構成であるから、以下の利点を
有する。
空リール側の繰出しロールにより所定量の印
字テープを繰り出し、活字ヘツドの復動時にた
ぐりローラがテープ緊張側に移動することによ
り小さな付勢力の補助テンシヨンレバーをテー
プゆるめ側へ可動限まで揺動させると共に繰出
し方向のみ回転するガイドローラを回転させ大
きな付勢力のテンシヨンレバーをテープゆるめ
方向に揺動させて、上記繰出しロールの繰出し
量に応じた印字テープがテープリールからたぐ
り出され、たぐりローラがほぼテープを最もゆ
るめる方向に移動した時に小さな付勢力の補助
テンシヨンレバーが印字テープを戻り方向に付
勢しながらテープ緊張側に移動することによ
り、テープが活字ヘツド及び被印字材に接触し
ながら走行する長さより大きい量のたるみを可
動範囲内に与え、活字ヘツドが印字テープ及び
被印字材に接触し始めると小さな付勢力の保持
テンシヨンレバーだけがテープゆるめ方向に揺
動し、活字ヘツドが小さな張力で印字テープを
空リール側にたぐり出させ、活字ヘツドが印字
テープ及び被印字材から離れ始めると、補助テ
ンシヨンレバーが戻り方向に揺動復帰して印字
テープが引戻されるので、補助テンシヨンレバ
ーにより印字テープにかかる張力を可能な限り
小さくして印字開始時期及び印字終了時期にお
ける活字ヘツド及び被印字材と印字テープとの
スベリを起き離くすることができる。
従つて、従来のものに比べ、鮮明な印字を施
こすことができ、特に被印字材の移送速度を高
速にして印字速度を速めても補助テンシヨンレ
バーの慣性の影響を受けず鮮明な印字ができ
る。
従来のものに比べて印字テープにかかる張力
を小さくなるので、印字テープが延伸或いは切
断し難くなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の正面図、第2図はその
−線断面図であつて作動腕の上半部断面図を結
合して示したもの、第3図は、印字部分の拡大正
面図、第4図は第2図の−線断面図、第5図
は同−線断面図、第6図はテープリール裏面
部の拡大正面図、第7図は第1図の−線断面
図、第8図は同−線断面図、第9図はテープ
が切断した状態を説明するテープリール裏面の正
面図、第10図は本発明要部の拡大正面図、第1
1図はガイドローラ100,101部分の拡大正
面図、第12図は、第1図のXII−XII線断面図、第
13図は同−線断面図、第14図はロー
ルホルダ6の拡大正面図、第15図はその断面側
面図、第16図は受ロールの動作を説明する正面
図、第17図はロールホルダの変形例を示す断面
側面図である。 a……被印字材、b……印字テープ、2……受
ロール、3……活字ヘツド、4……テープリー
ル、5……空リール、53……テンシヨンレバ
ー、70……繰出しロール、100……ガイドロ
ーラ、102……たぐりローラ、103……補助
テンシヨンレバー。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 回転自在な受ロールに接近して被印字材と、
    この被印字材に沿つてテープリールから繰出し空
    リールに巻取りされる印字テープとを張架移送
    し、加熱された活字ヘツドを被印字材及び印字テ
    ープを介して受ロールに圧着回動させ被印字材に
    印字を施こすプリンタにおいて、前記空リール側
    に印字テープを定量宛空リール側へ繰出す繰出し
    ローラを設置し、テープリール側に印字テープを
    常時戻り方向に付勢するテンシヨンレバーと、該
    テンシヨンレバーの付勢力より弱い付勢力の補助
    テンシヨンレバーとを夫々揺動自在に設置すると
    共に、これら両レバーの間に印字テープの繰出し
    方向のみに回転するガイドローラを設け、該ガイ
    ドローラの補助テンシヨンレバー側には上記活字
    ヘツドの動作に連動してテープ緊張側に移動し繰
    出しローラの繰出し量に応じて印字テープをテー
    プリールより引出し補填するたぐりローラを設け
    たことを特徴とするプリンタ。
JP18438580A 1980-12-24 1980-12-24 Hot printer Granted JPS57105385A (en)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5131521A (ja) * 1974-09-06 1976-03-17 Adorufu Gotsutsukoo Inc
JPS5323720A (en) * 1976-08-12 1978-03-04 Suita Kousan Kk Heating printer
JPS55137991A (en) * 1979-04-13 1980-10-28 Taihei Kogyo Kk Transfer film feeding method for thermal transfer machine

Patent Citations (3)

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