JPS6348620Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6348620Y2
JPS6348620Y2 JP1982169604U JP16960482U JPS6348620Y2 JP S6348620 Y2 JPS6348620 Y2 JP S6348620Y2 JP 1982169604 U JP1982169604 U JP 1982169604U JP 16960482 U JP16960482 U JP 16960482U JP S6348620 Y2 JPS6348620 Y2 JP S6348620Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
speed
door
contact
elevator
resistor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1982169604U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5974959U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP16960482U priority Critical patent/JPS5974959U/ja
Publication of JPS5974959U publication Critical patent/JPS5974959U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6348620Y2 publication Critical patent/JPS6348620Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Elevator Door Apparatuses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、深夜などにエレベータの戸開閉騒
音を低減するするようにしたエレベータの制御装
置に関する。
エレベータが発するホールでの騒音としては、
エレベータ戸の開閉音と、かごの走行音が考えら
れる。しかるに、エレベータの昇降路は一般に四
方を堅牢なコンクリート壁で囲まれているため、
かごの走行に伴うレール擦動音、風音は昇降路を
透過して外部へ伝搬される量は少なく、従つて乗
場戸が閉鎖されかつその閉鎖性が確立されていれ
ば、かご走行による騒音のホールへのもれはある
程度制限できる。しかし、戸の開閉音は乗場への
サービルを禁止しない限り、エレベータホール近
傍の住人等への騒音の伝搬を抑えることができな
い。
特に、戸開閉時の終端における戸衝合音が発生
し易く、かつ乗客の開ボタン操作やセフテイの動
作による戸の反転繰り返し音も騒音発生の大きな
要因となつている。
従つて、集合住宅やホテルなどにおいて、エレ
ベータホールに近い部屋では、深夜などエレベー
タのドアの開閉音が気になり、安眠を妨害するこ
とになる。従来のエレベータの制御装置では、こ
の点に関しては何らの対策も講じられていない。
また、深夜になる住宅やホテルの交通量は少な
くなり、エレベータのドアの開閉速度を下げて
も、エレベータの輸送力については問題とならな
い。
この考案は、上記の点にかんがみなされたもの
で、深夜などにエレベータのドアの開閉速度を通
常より低下させて開閉制御することにより、エレ
ベータホール近傍の部屋の住人等に迷惑がかかる
のを防止したエレベータの制御装置を提供するこ
とを目的とする。
以下、この考案のエレベータの制御装置の実施
例について図面に基づき説明する。図はその一実
施例の構成を示す回路図である。図中のL1,L
2は電源ラインである。電源ラインL1には
(+)の電圧が印加されており、電源ラインL2
には(−)の電圧が印加されている。
電源ラインL1はスイツチSW2を介してスイ
ツチSW1の固定端子aに接続されている。スイ
ツチSW1は固定端子a,bと可動端子cを有し
ており、固定端子aは手動側、固定端子bは自動
側である。可動端子cはリレーAを介して電源ラ
インL2に接続されている。
スイツチSW1の固定端子bはタイマTを介し
て電源ラインL1に接続されている。タイマTは
深夜時間帯23時〜5時の間閉じる接点T1を内部
にもつている。
また、電源ラインL1とL2間には、抵抗R1
と界磁コイルMFとの直列回路が接続されてい
る。この界磁コイルMFはドアモータDMの界磁
コイルであり、抵抗R1はこの界磁コイルMFの
電流制限用である。
また、電源ラインL1とL2間には、接点B1
とC1との直列回路が接続されている。接点B1
は接点B2(後述する)とともに、エレベータの
ドアが閉じるときに閉成する接点であり、また、
接点C1は接点C2(後述する)とともに、エレ
ベータのドアが開いたときに閉成する接点であ
る。
この接点C2とB2との直列回路も電源ライン
L1とL2間に接続されている。この接点B1と
C1との接続点と、接点B2とC2との接続点間
には、ドアモータDMと抵抗R2との直列回路が
接続されている。この抵抗R2とドアモータDM
との接続点はリレーAの常閉接点A1を介して、
接点B1とC1との接続点に接続されている。
さらに、電源ラインL1とL2間には、抵抗R
3と速度パターン発生装置SPとが接続されてお
り、抵抗R3に並列にリレーAの常閉接点A2が
接続されている。速度パターン発生装置SPはか
ごの走行速度のパターンを決めるものであり、こ
の速度パターンSP1に沿つてかごが走行される
ようになつている。
次に、以上のように構成されたこの考案のエレ
ベータの制御装置の動作について説明する。ま
ず、スイツチSW1の可動端子cを固定端子b、
すなわち、「自動側」に投入しておく。これによ
り、電源ラインL1とタイマT−スイツチSW1
−リレーA−電源ラインL2の回路が形成される
が、タイマTは深夜時間帯23時〜5時の間以外は
タイマTの内部接点T1は開いており、したがつ
て、リレーAは消勢されている。このため、リレ
ーAの常閉接点A1,A2はともに閉成してい
る。
この状態で、エレベータのドアを閉じるときは
接点B1,B2はともに閉じているので、電源ラ
インL1−接点B1−常閉接点A1−ドアモータ
DM−接点B2−電源ラインL2の閉回路に、実
線の矢印a方向に電流が流れる。したがつて、ド
アモータDMには低抗R2を介することなく電流
が流れ、ドアモータDMは高速回転しており、エ
レベータのドアは通常の速度で閉じられる。
また、エレベータのドアを開くときは接点C
1,C2は閉成しており、電源ラインL1−接点
C2−ドアモータDM−常閉接点A1−接点C1
−電源ラインL2の回路でドアモータDMには抵
抗R2を通すことなく電流が流れ、ドアは通常速
度で開かれる。
また、このとき、すなわち、リレーAが消勢さ
れているときには、その常閉接点A2により、抵
抗R3が短絡されているので、電源ラインL1−
常閉接点A2−速度パターン発生装置SP−電源
ラインL2の回路により、速度パターン発生装置
SPには、(+),(−)の電圧が印加され、この速
度パターン発生装置SPから出力される速度パタ
ーンSP1は通常速度のパターンが発生される。
これにより、かごは通常の走行速度で走行する。
次に、深夜時間帯、つまり、23時〜5時になる
と、タイマTの内部の接点T1が閉成され、電源
ラインL1−タイマT−スイツチSW1−リレー
A−電源ラインL2の閉回路が形成され、リレー
Aが付勢される。これにより、その常閉接点A
1,A2がともに開放される。
常閉接点A1,A2の開放により、抵抗R2,
R3がともに短絡解除される。これにより、エレ
ベータのドアを閉じるとき、接点B1,B2はと
もに閉成されており、今度は電源ラインL1−接
点B1−抵抗R2−ドアモータDM−接点B2−
電源ラインL2の閉回路が形成されて、破線の矢
印bで示すごとき電流経路となり、ドアモータ
DMには抵抗R2を通した電流が流れる。
したがつて、ドアモータDMの回転速度が低下
し、これにともない、エレベータのドアを閉じる
速度も低くなり、ドアの閉じる音が小さくなる。
同様にエレベータのドアを開くときには、接点
C1,C2はともに閉成されており、電源ライン
L1−接点C2−ドアモータDM−抵抗R2−接
点C2−電源ラインL2の閉回路が形成され、ド
アモータDMには抵抗R2を通した電流が流れ、
ドアモータDMは低速回転をして、ドアをゆつく
り開ける。このようにしてドアの開閉音は小さく
なる。
また、常閉接点A2の開放により、抵抗R3が
短絡状態が解除されているから、抵抗R3が速度
パターン発生装置SPに直列に挿入されることに
なる。したがつて、速度パターン発生装置SPに
印加される電源電圧も抵抗R3により分圧された
電圧が印加されることになり、通常の印加電圧よ
り低い電圧となる。
これにともない速度パターン発生装置SPから
出力される速度パターンSP1も低い値となり、
かごの走行速度も低くなり、かごの走行音も小さ
くなる。
次に、スイツチSW1の可動端子cを固定端子
a、すなわち、「手動側」に投入しておくと、ス
イツチSW2を開いておけば、リレーAが消勢さ
れたままであり、通常の運転が行われ、また、ス
イツチSW2をオン、すなわち、「静」側に投入
すれば、前述の深夜時間帯23時〜5時の間の運転
と同じ運転となる。
このスイツチSW2はホテルにVIPがきている
ときとか、集合住宅で病人がいると云うとき、時
間帯によらず、静かな運転をさせたい場合に使用
する。
なお、上記実施例では、乗場での騒音低減にか
ご速度も通常より低下させるようにした場合につ
いて述べたが、かご速度は通常運転速度であつて
も良い。
以上のように、この考案によれば深夜などの特
定の時間帯もしくは静寂を要する時間帯に速度低
下指令を発生する手段と、速度低下指令発生手段
が動作した時、ドアモータの回転速度を低速側に
切り換えてドアの開閉速度を低速で制御する手段
とにより、戸を通常速度より低下させてゆつくり
開閉するものであるから、戸開閉に伴う擦動音、
戸開閉時の終端における機械的衝合音、及び乗客
の開ボタン操作やフテイの動作による戸の反転繰
り返し音を低減でき、これに伴い深夜など静寂な
時間帯にエレベータホール近傍の部屋の住人など
に迷惑を与えることがなくなり、住人の安眠を妨
害するなどの問題を解決できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案のエレベータの制御装置の一実施
例を示す回路図である。 A……リレー、B1,B2,C1,C2……接
点、T……タイマ、R1〜R3……抵抗、DM…
…ドアモータ、SP……速度パターン発生装置、
SW1,SW2……スイツチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 深夜などの特定の時間帯もしくは静寂を要する
    時間帯に動作して速度低下指令を発生する速度低
    下指令発生手段と、この速度低下指令発生手段が
    動作した時ドアモータの回転速度を低速側へ切り
    換えて戸の開閉速度を低速で制御する制御手段と
    を備えてなるエレベータの制御装置。
JP16960482U 1982-11-09 1982-11-09 エレベ−タの制御装置 Granted JPS5974959U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16960482U JPS5974959U (ja) 1982-11-09 1982-11-09 エレベ−タの制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16960482U JPS5974959U (ja) 1982-11-09 1982-11-09 エレベ−タの制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5974959U JPS5974959U (ja) 1984-05-21
JPS6348620Y2 true JPS6348620Y2 (ja) 1988-12-14

Family

ID=30370487

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16960482U Granted JPS5974959U (ja) 1982-11-09 1982-11-09 エレベ−タの制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5974959U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5361837A (en) * 1976-11-15 1978-06-02 Mitsubishi Electric Corp Speed control device for elevator cage
JPS55101564A (en) * 1979-01-25 1980-08-02 Mitsubishi Electric Corp Elevator controller

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57123361U (ja) * 1981-01-28 1982-07-31

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5361837A (en) * 1976-11-15 1978-06-02 Mitsubishi Electric Corp Speed control device for elevator cage
JPS55101564A (en) * 1979-01-25 1980-08-02 Mitsubishi Electric Corp Elevator controller

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5974959U (ja) 1984-05-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6348620Y2 (ja)
US6097290A (en) Entrance actuated lighting activation system
JPH02197275A (ja) 計画実行機能を有するモータ減速機構
JPS6236284A (ja) エレベ−タの制御装置
JP2001040940A (ja) 自動ドアの開閉制御装置
JPS622649Y2 (ja)
JPS6114581Y2 (ja)
JPH0146429B2 (ja)
JPH0144631B2 (ja)
JPH0141748Y2 (ja)
JPH0541466Y2 (ja)
JP2569988B2 (ja) エレベーターの戸開閉装置
JPS61155584A (ja) 自動開閉扉装置
JPS6341823B2 (ja)
JPS6042150B2 (ja) エレベ−タ制御装置
JPS60242186A (ja) エレベ−タ−の運転装置
JPH08231137A (ja) クーラー付エレベータの制御装置
JPH0349873B2 (ja)
JPH0473536A (ja) 換気レジスター開閉装置
JPS63166575U (ja)
JPH0468870B2 (ja)
JPS62191766U (ja)
JPS62124975U (ja)
JP2001254568A (ja) 自動ドア
JPS61105252U (ja)