JPS6348398Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6348398Y2
JPS6348398Y2 JP20455783U JP20455783U JPS6348398Y2 JP S6348398 Y2 JPS6348398 Y2 JP S6348398Y2 JP 20455783 U JP20455783 U JP 20455783U JP 20455783 U JP20455783 U JP 20455783U JP S6348398 Y2 JPS6348398 Y2 JP S6348398Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cutter unit
strip
movable frame
shaped material
frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP20455783U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60109895U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP20455783U priority Critical patent/JPS60109895U/ja
Publication of JPS60109895U publication Critical patent/JPS60109895U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6348398Y2 publication Critical patent/JPS6348398Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Nonmetal Cutting Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、帯状材料、例えばトレツドゴムな
どのゴム状材料、紙、発泡スチロール、木材等を
切断する切断装置に関する。
従来の技術 従来の帯状材料の切断装置としては、例えば特
開昭55−112792号公報に記載されているものが知
られている。このものは、レール状の固定フレー
ムに走行本体を往復動可能に支持させるととも
に、この走行本体に切断刃を有するカツターユニ
ツトを揺動可能に支持させ、このカツターユニツ
トを走行本体に取り付けられたシリンダによつて
揺動するようにしている。そして、このものは、
走行本体の往動時にカツターユニツトを帯状材料
に接近するよう揺動させて切断刃により帯状材料
を切断し、走行本体の復動時にカツターユニツト
を帯状材料から離隔するよう揺動させて切断刃が
帯状材料に接触しないようにしている。
考案が解決しようとする課題 しかしながら、このようなものは、切断刃を有
するカツターユニツトを帯状材料に接近離隔させ
るために、走行本体を往復動させる駆動手段とは
別個のシリンダを用いているので、シーケンサー
等の制御装置によつてシリンダの作動時期を走行
本体の走行位置に合わせて制御しなければならな
い。このため、切断装置全体が構造複雑でかつ高
価になるという問題点がある。また、前記シリン
ダは走行本体と共に往復動するため、このシリン
ダに作動流体を供給するホースには繰り返し曲げ
が作用し、これにより、ホースが破損あるいは外
れて作動流体の漏れが発生し信頼性が低下すると
いう問題点もある。
この考案は、前述の課題に着目してなされたも
ので、信頼性が高く、かつ簡単安価な帯状材料の
切断装置を提供することを目的としている。
課題を解決するための手段 このような目的は、固定フレームと、帯状材料
に接近離隔できるよう固定フレームに連結され帯
状材料の切断線に沿つて延びる可動フレームと、
可動フレームの長手方向に往復動できるよう可動
フレームに取り付けられたカツターユニツトと、
カツターユニツトを可動フレームの長手方向に往
復動させる往復動手段と、カツターユニツトの往
復限近傍の固定フレームに取り付けられ、該カツ
ターユニツトが往動して往動限近傍に到達したと
き、カツターユニツトが乗り上げて可動フレーム
と一体的に帯状材料から離隔するカム手段と、カ
ム手段によつてカツターユニツトおよび可動フレ
ームが帯状材料から離隔したとき、カツターユニ
ツトから力を受けて固定フレームと可動フレーム
とをロツクし、カツターユニツトおよび可動フレ
ームの帯状材料に対する接近を阻止する一方、カ
ツターユニツトが復動して復動限近傍に到達した
とき、カツターユニツトから力を受けて前記ロツ
クを解除し、カツターユニツトおよび可動フレー
ムの帯状材料への接近を許容するロツク手段と、
を備え、前記カツターユニツトに、該カツターユ
ニツトとともに帯状材料に接近したとき帯状材料
を切断し、カツターユニツトとともに帯状材料か
ら離隔したとき帯状材料から退避する切断刃を設
けることにより達成することができる。
作 用 今、可動フレームおよびカツターユニツトが帯
状材料に接近し、カツターユニツトの切断刃が帯
状材料を切断することができる位置にあるとす
る。この状態で往復動手段を作動してカツターユ
ニツトを可動フレームの長手方向に往動させる
が、ここで、可動フレームは帯状材料の切断線に
沿つて延びているため、カツターユニツトは帯状
材料の切断線に沿つて移動することになる。これ
により、カツターユニツトの切断刃は帯状材料を
切断線に沿つて徐々に切断する。そして、カツタ
ーユニツトが往復限近傍に到達すると、該カツタ
ーユニツトはカム手段に乗り上げ帯状材料から離
隔する。これにより、カツターユニツトの切断刃
は帯状材料から退避して切断ができなくなる。こ
のとき、前記カツターユニツトは可動フレームに
取り付けられているため、可動フレームもカツタ
ーユニツトと一体となつて帯状材料から離隔す
る。そして、このようにカツターユニツト、可動
フレームが帯状材料から離隔したとき、ロツク手
段はカツターユニツトから力を受けて固定フレー
ムと可動フレームとをロツクする。これにより、
カツターユニツトおよび可動フレームの帯状材料
に対する接近は阻止される。次に、往復動手段を
再び作動しカツターユニツトを可動フレームの長
手方向に復動させる。この復動の途中において
は、前記ロツク手段が固定フレームと可動フレー
ムとをロツクしてカツターユニツトの切断刃を帯
状材料から退避させているので、帯状材料がこの
復動時の切断刃によつて傷付けられるようなこと
はない。次に、カツターユニツトが復動限近傍に
到達すると、ロツク手段はカツターユニツトから
力を受けて固定フレームと可動フレームとのロツ
クを解除する。これにより、カツターユニツト、
可動フレームの帯状材料への接近が許容される。
なお、この接近動作はカツターユニツト、可動フ
レームの自重を用いたりすればよい。このよう
に、切断刃、カツターユニツト、可動フレームの
帯状材料への接近、離隔および固定フレームへの
可動フレームのロツク、ロツク解除をカツターユ
ニツトの往復動により行なつているため、特別な
シリンダあるいは制御装置が不要となつて、装置
全体が簡単、安価となる。しかも、全て機械的に
動作するので、流体の漏れるおそれもなく信頼性
が向上する。
実施例 以下、この考案の一実施例を図面に基づいて説
明する。
第1、2、3図において、1は平担な固定プレ
ートであり、この固定プレート1の両端には該固
定プレート1に垂直な固定ブラケツト2,3がそ
れぞれ固定されている。前述した固定プレート1
および固定ブラケツト2,3は全体として固定フ
レーム4を構成する。固定プレート1上には固定
プレート1と平行な板状のアンビル5が取り付け
られ、このアンビル5の上面には長手方向に延び
る傾斜した溝6が形成されている。このアンビル
5上にはアンビル5に対して直角方向に延びる帯
状材料Tが矢印A方向から供給される。この帯状
材料Tは、例えばトレツドゴムなどのゴム状材
料、紙、発泡スチロール、木材等からなる。7,
8は固定ブラケツト2,3の内方側に設けられた
固定ブラケツト2,3と平行な揺動ブラケツトで
あり、これら固定ブラケツト2,3および揺動ブ
ラケツト7,8の前端上部同士はそれぞれ揺動ピ
ン9,10により回動可能に連結されている。1
1は固定プレート1と平行な案内レールであり、
この案内レール11の両端は前記揺動ブラケツト
7,8の内面にそれぞれ固定されている。前述し
た揺動ブラケツト7,8および案内レール11は
全体として、帯状材料Tの切断線に沿つて延びる
可動フレーム12を構成し、この可動フレーム1
2は揺動ピン9,10を中心として揺動すること
により、帯状材料Tに接近離隔することができ
る。13は両端が揺動ブラケツト7,8にそれぞ
れ取り付けられた案内レール11と平行な往復動
手段としてのシリンダであり、このシリンダ13
には占有スペースを狭くするためロツドレス型の
ものを使用している。シリンダ13の可動ブラケ
ツト14にはカツターユニツト15が取り付けら
れており、このカツターユニツト15は前記案内
レール11に摺接するスライドブロツク16を有
する。この結果、カツターユニツト15は可動フ
レーム12の長手方向に往復動できるよう可動フ
レーム12に取り付けられていることになる。そ
して、このカツターユニツト15はシリンダ13
の作動により可動フレーム12の長手方向に往復
動する。17は両端が揺動ブラケツト7,8にそ
れぞれ固定されたラツクであり、このラツク17
は案内レール11と平行に延在する。前記カツタ
ーユニツト15内には複数の歯車が収納されてお
り、この歯車の内の入力歯車18は前記ラツク1
7に噛み合つている。前記歯車の内の最終歯車
(図示していない)には出力軸19が連結されて
おり、この結果、カツターユニツト15が往復動
すると、ラツク17に噛み合う入力歯車18が回
転され、この回転が歯車により増速されて出力軸
19に伝達される。前記出力軸19の先端には円
板状の切断刃20が固定され、この切断刃20
は、切断時に、前記溝6と等角度だけ傾斜すると
ともにその周縁部が溝6内に侵入する。この結
果、切断刃20はカツターユニツト15とともに
帯状材料Tに接近したとき、該帯状材料Tをその
切断線に沿つて切断することができ、一方、カツ
ターユニツト15とともに帯状材料Tから離隔し
たとき該帯状材料Tから退避する。カツターユニ
ツト15はその前端部に案内レール11と平行な
カムプレート21を有し、このカムプレート21
はその両端部に、中央から離隔するに従い帯状材
料Tから離れるよう傾斜した斜面22,23をそ
れぞれ有する。前記固定ブラケツト2,3の内面
にはそれぞれブラケツト24,25が固定され、
これらのブラケツト24,25には解除カムフオ
ロア26、作動カムフオロア27がそれぞれ取り
付けられている。そして、これらの解除、作動カ
ムフオロア26,27には、前記カツターユニツ
ト15が復動限又は往動限近傍に到達したとき、
カムプレート21が接触する。前述したブラケツ
ト25、作動カムフオロア27は全体として、カ
ツターユニツト15の往動限近傍の固定フレーム
4に取り付けられたカム手段28を構成し、この
カム手段28には、カツターユニツト15が往動
して往動限近傍に到達したとき、該カツターユニ
ツト15が乗り上げて可動フレーム12と一体的
に帯状材料Tから離隔する。29,30は揺動ブ
ラケツト7,8に形成された盲穴および貫通孔で
あり、これらの盲穴29および貫通孔30は同軸
である。これら盲穴29および貫通孔30の周囲
の揺動ブラケツト7,8の内面には、これらと同
軸の略円筒状をしたサポート31,32が固定さ
れている。サポート31,32内には案内レール
11と平行なロツクシヤフト33の両端部が挿入
されている。34は固定ブラケツト3に形成され
たロツク孔であり、このロツク孔34は前記可動
フレーム12およびカツターユニツト15がカム
手段28により帯状材料Tから離隔したとき貫通
孔30と同軸となり互いに連通する。そして、前
記ロツクシヤフト33が貫通孔30、ロツク孔3
4双方に挿入されると、固定フレーム4と可動フ
レーム12とがロツクされてカツターユニツト1
5および可動フレーム12の帯状材料Tに対する
接近が阻止され、また、ロツクシヤフト33がロ
ツク孔34から抜き出されると、前記ロツクが解
除されてカツターユニツト15および可動フレー
ム12の帯状材料Tへの接近が許容される。ロツ
クシヤフト33の両端部にはそれぞれ解除フラン
ジ35および作動フランジ36が取り付けられ、
これらの解除、作動フランジ35,36はカツタ
ーユニツト15が後端面に有するドグ37に係合
可能である。そして、前記カツターユニツト15
が前述のようにして可動フレーム12と一体的に
帯状材料Tから離隔したとき、ドグ37が作動フ
ランジ36に係合して該作動フランジ36はカツ
ターユニツト15から往動方向の力を受け、これ
によりロツクシヤフト33が貫通孔30、ロツク
孔34双方に挿入される。一方、前記カツターユ
ニツト15が復動限近傍まで到達したとき、ドグ
37が解除フランジ35に係合して該解除フラン
ジ35がカツターユニツト15から復動方向の力
を受け、これにより、ロツクシヤフト33がロツ
ク孔34から抜き出される。前述した貫通孔3
0、サポート31,32、ロツクシヤフト33、
ロツク孔34、解除フランジ35、作動フランジ
36は全体として信頼性の高い機械的なロツク手
段38を構成する。ブラケツト24,25の直下
の固定ブラケツト2,3にはそれぞれピン41を
介して揺動リンク42の前端部が回動可能に支持
され、これらの揺動リンク42の後端には案内レ
ール11と平行な押えプレート43の両端が固定
されている。そして、この押えプレート43は帯
状材料Tの切断線付近をアンビル5に押し付け固
定する。前記揺動リンク42には長孔44が形成
され、この長孔44にはピン45が移動可能に挿
入されている。このピン45はリンク46の前端
に固定され、このリンク46の後端はピン47を
介して揺動ブラケツト7,8に連結されている。
この結果、揺動リンク42は可動フレーム12に
連動して揺動し、可動フレーム12が帯状材料T
に接近したとき押えプレート43が帯状材料Tを
アンビル5に押し付ける。前述した揺動リンク4
2、押えプレート43、リンク46は全体として
押え手段48を構成する。
次に、この考案の一実施例の作用について説明
する。
まず、初期段階においては、第4a図に示すよ
うに、カツターユニツト15は復動限に待機し、
カムプレート21が解除カムフオロア26に乗り
上げている。これにより、可動フレーム12は第
1図に示す矢印B方向に貫通孔30とロツク孔3
4とが同軸になるまで揺動し、この結果、カツタ
ーユニツト15は上昇して帯状材料Tから離隔
し、切断刃20は帯状材料Tから退避している。
また、ドグ37は解除フランジ35に当接してロ
ツクシヤフト33を揺動ブラケツト7側に移動さ
せ、ロツクシヤフト33をロツク孔34から抜き
出している。前記可動フレーム12の揺動によ
り、揺動リンク42は第1図に示す矢印C方向に
揺動し、押えプレート43は帯状材料Tから退避
している。
次に、切断段階においては、まず、帯状材料T
を矢印A方向に所定長だけ移送する、次に、シリ
ンダ13を作動すると、カツターユニツト15は
案内レール11に案内されながら矢印Dで示す往
動方向に第4b図に示すように移動する。このと
き、入力歯車18は静止したラツク17に噛み合
つているため、カツターユニツト15の移動によ
り、この入力歯車18は回転し、この入力歯車1
8の回転は歯車により増速されて出力軸19に伝
達され、切断刃20を第3図に示す矢印E方向に
高速回転させる。そして、前記カツターユニツト
15が僅かに往動して復動限近傍に到達すると、
カムプレート21は、その斜面22が解除カムフ
オロア26に摺接した後、解除カムフオロア26
から離れる。この結果、可動フレーム12および
カツターユニツト15は自重によつてゆつくりと
矢印B方向と逆方向に揺動する。これにより、可
動フレーム12およびカツターユニツト15は帯
状材料Tに接近してその切断刃20が溝6に侵入
し、切断刃20が帯状材料Tを切断することがで
きる位置に到達する。また、前記揺動により貫通
孔30とロツク孔34との同軸関係が崩れる。前
記可動フレーム12の揺動はリンク46を介して
揺動リンク42に伝達され、押えプレート43が
帯状材料Tをアンビル5に押し付ける。このよう
な状態でシリンダ13がさらに作動してカツター
ユニツト15が可動フレーム12の長手方向にさ
らに往動すると、前記可動フレーム12が帯状材
料Tの切断線に沿つて延びているため、カツター
ユニツト15は帯状材料Tの切断線に沿つて移動
し、これにより、帯状材料Tは切断刃20により
切断線に沿つて幅方向に徐々に切断され、その切
り口は斜面となる。
次に、退避ロツク段階においては、前記カツタ
ーユニツト15が往動限近傍に到達し、帯状材料
Tの切断作業が終了するとともにカムプレート2
1の斜面23が作動カムフオロア27に係合す
る。そして、この斜面23の楔作用によりカツタ
ーユニツト15が作動カムフオロア27上に乗り
上げると、カツターユニツト15およびこのカツ
ターユニツト15に取り付けられた可動フレーム
12は一体となつて帯状材料Tから離隔するよう
矢印B方向に揺動する。この結果、カツターユニ
ツト15の切断刃20が帯状材料Tから退避して
該帯状材料Tの切断ができなくなる。また、前記
可動フレーム12の揺動により、貫通孔30とロ
ツク孔34とが同軸となり、一方、揺動リンク4
2が矢印C方向に揺動して押えプレート43が帯
状材料Tから退避する。このようにして、切断刃
20が帯状材料Tから退避すると、ロツクシヤフ
ト33は、ドグ37が作動フランジ36に係合し
て往動方向の力を与えるため、固定ブラケツト3
に向かつて移動し、ロツク孔34にも挿入され
る。これにより、ロツクシヤフト33は貫通孔3
0、ロツク孔34双方に挿入され、カツターユニ
ツト15の移動力に基づいて固定フレーム4と可
動フレーム12とが相対移動できないようロツク
される。この結果、カツターユニツト15は退避
した状態をロツク中は維持し、カツターユニツト
15および可動フレーム12の帯状材料Tに対す
る接近は阻止される。そして、カツターユニツト
15の往動は第4c図に示すように往動限に到達
したとき停止する。
次に、復帰段階においては、シリンダ13が前
述とは逆方向に作動し、カツターユニツト15が
可動フレーム12の長手方向に復動する。この復
動の途中において、可動フレーム12およびカツ
ターユニツト15が自重によつて揺動して帯状材
料Tに接近しようとするが、ロツクシヤフト33
が可動フレーム12と固定フレーム4とを前述の
ようにロツクしているので、カツターユニツト1
5は帯状材料Tから離隔退避した状態のまま復動
し、切断刃20が帯状材料Tを傷付けることはな
い。このときの状態が第4d図に示されている。
次に、カツターユニツト15が復動限近傍に到達
すると、カムプレート21が解除カムフオロア2
6に接触するが、前述のようにカツターユニツト
15は上方に揺動した状態に既にあるため、この
カツターユニツト15がさらに上方に揺動するこ
とはなく、前記揺動状態をそのまま維持する。ま
た、このとき、カツターユニツト15のドグ37
が解除フランジ35に係合してロツクシヤフト3
3に復動方向の力を与えると、ロツクシヤフト3
3は揺動ブラケツト7に向かつて移動する。これ
により、ロツクシヤフト33がロツク孔34から
抜け出て固定フレーム4と可動フレーム12との
ロツクが解除され、カツターユニツト15、可動
フレーム12の帯状材料Tへの接近が許容され
る。しかしながら、この実施例では、この時点で
カツターユニツト15、可動フレーム12を直ぐ
に帯状材料Tへは接近させず、前述のようにカツ
ターユニツト15が往動時における復動限近傍に
到達するまで、カムプレート21と解除カムフオ
ロア26とを互いに接触させて帯状材料Tへの接
近を阻止している。そして、カツターユニツト1
5は復動限に到達すると、その移動を停止する。
これにより、初期段階に復帰する。このように切
断刃20、カツターユニツト15、可動フレーム
12の帯状材料Tへの接近、離隔および固定フレ
ーム4への可動フレーム12のロツク、ロツク解
除をカツターユニツト15の往復動力に基ずいて
行なつているため、特別なシリンダ、制御装置は
不要となり、装置全体が簡単、安価となる。しか
も、全て機械的に動作するので、流体が漏れるお
それもなく信頼性が向上する。
以上がこの考案の作用の一サイクルであり、以
後このサイクルが繰り返される。
なお、前述の実施例においては、可動フレーム
12を揺動させることにより可動フレーム12、
カツターユニツト15を帯状材料Tから離隔させ
るようにした場合について説明したが、この考案
においては可動フレームを平行移動させるように
してもよい。
考案の効果 以上説明したように、この考案によれば、装置
全体の構造が簡単になるとともに安価になり、さ
らに信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す側面断面
図、第2図は第1図の−矢視断面図、第3図
は要部斜視図、第4a〜d図は作用を説明する説
明図である。 4……固定フレーム、12……可動フレーム、
13……往復動手段、15……カツターユニツ
ト、20……切断刃、28……カム手段、38…
…ロツク手段、T……帯状材料。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 固定フレームと、帯状材料に接近離隔できるよ
    う固定フレームに連結され帯状材料の切断線に沿
    つて延びる可動フレームと、可動フレームの長手
    方向に往復動できるよう可動フレームに取付けら
    れたカツターユニツトと、カツターユニツトを可
    動フレームの長手方向に往復動させる往復動手段
    と、カツターユニツトの往動限近傍の固定フレー
    ムに取り付けられ、該カツターユニツトが往動し
    て往動限近傍に到達したとき、カツターユニツト
    が乗り上げて可動フレームを一体的に帯状材料か
    ら離隔するカム手段と、カム手段によつてカツタ
    ーユニツトおよび可動フレームが帯状材料から離
    隔したとき、カツターユニツトから力を受けて固
    定フレームと可動フレームとをロツクし、カツタ
    ーユニツトおよび可動フレームの帯状材料に対す
    る接近を阻止する一方、カツターユニツトが復動
    して復動限近傍に到達したとき、カツターユニツ
    トから力を受けて前記ロツクを解除し、カツター
    ユニツトおよび可動フレームの帯状材料への接近
    を許容するロツク手段と、を備え、前記カツター
    ユニツトに、該カツターユニツトとともに帯状材
    料に接近したとき帯状材料を切断し、カツターユ
    ニツトとともに帯状材料から離隔したとき帯状材
    料から退避する切断刃を設けたことを特徴とする
    帯状材料の切断装置。
JP20455783U 1983-12-27 1983-12-27 帯状材料の切断装置 Granted JPS60109895U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20455783U JPS60109895U (ja) 1983-12-27 1983-12-27 帯状材料の切断装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20455783U JPS60109895U (ja) 1983-12-27 1983-12-27 帯状材料の切断装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60109895U JPS60109895U (ja) 1985-07-25
JPS6348398Y2 true JPS6348398Y2 (ja) 1988-12-13

Family

ID=30766950

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20455783U Granted JPS60109895U (ja) 1983-12-27 1983-12-27 帯状材料の切断装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60109895U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006021263A (ja) * 2004-07-07 2006-01-26 Nantsune:Kk 食肉スライサの受取りコンベア装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60109895U (ja) 1985-07-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
DE2515082C3 (de) Steuervorrichtung für einen Kassettenrekorder
DE3243991C2 (de) Formschließeinheit mit einer Auswerfer-Antriebsvorrichtung
DE2166250B2 (de) Bindewerkzeug
DE3010775A1 (de) Bandrecorder mit einer kassettenladeeinrichtung
KR840004506A (ko) 외과용 봉합장치 및 봉합사
DE1536270B1 (de) Vorrichtung zum Umschnueren von Gegenstaenden
US4877172A (en) Dispensing of attachments
JPH02224911A (ja) 曲げ装置の上流側に設けた可動せん断装置及びバーの後端部を曲げる方法
GB2033795A (en) Electrical component inserting machine
US4570436A (en) Apparatus for assembling conveyor chain
JPS6348398Y2 (ja)
US4049177A (en) Tag attaching apparatus
CN114161001B (zh) 一种零件加工用激光切割机
EP0428219A2 (de) Magnetbandkassettengerät mit einem Laufwerk für Magnetbandkassetten (Umkehrgetriebe)
JPH0210199A (ja) マガジン内の照射済燃料要素のためのプッシャー
DE4032986C2 (de) Bandspielgerät mit einer Lautminimumdetektiereinrichtung
JPS6124339Y2 (ja)
JPH047048Y2 (ja)
JPH0437312Y2 (ja)
JPS61257134A (ja) 自動肉塊充填機
GB1520116A (en) Apparatus for treating structural honeycomb materials
JPH0213416Y2 (ja)
JPH084985Y2 (ja) クランプ装置
JPH0433508U (ja)
JPS5912658Y2 (ja) ピッチ送り機構