JPS6348216A - 抗炎症剤 - Google Patents

抗炎症剤

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JPS6348216A
JPS6348216A JP62201953A JP20195387A JPS6348216A JP S6348216 A JPS6348216 A JP S6348216A JP 62201953 A JP62201953 A JP 62201953A JP 20195387 A JP20195387 A JP 20195387A JP S6348216 A JPS6348216 A JP S6348216A
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JP
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acetyl
hydrogen
hydroxy
racemic
formula
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JP62201953A
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チモシイ・サミユエル・ガギネラ
アン・フランシス・ウエルトン
ピーター・クレイグ・ウイル
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F Hoffmann La Roche AG
Original Assignee
F Hoffmann La Roche AG
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Publication date
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
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    • C07D311/00Heterocyclic compounds containing six-membered rings having one oxygen atom as the only hetero atom, condensed with other rings
    • C07D311/02Heterocyclic compounds containing six-membered rings having one oxygen atom as the only hetero atom, condensed with other rings ortho- or peri-condensed with carbocyclic rings or ring systems
    • C07D311/04Benzo[b]pyrans, not hydrogenated in the carbocyclic ring
    • C07D311/58Benzo[b]pyrans, not hydrogenated in the carbocyclic ring other than with oxygen or sulphur atoms in position 2 or 4
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K31/00Medicinal preparations containing organic active ingredients
    • A61K31/33Heterocyclic compounds
    • A61K31/335Heterocyclic compounds having oxygen as the only ring hetero atom, e.g. fungichromin
    • A61K31/35Heterocyclic compounds having oxygen as the only ring hetero atom, e.g. fungichromin having six-membered rings with one oxygen as the only ring hetero atom
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P29/00Non-central analgesic, antipyretic or antiinflammatory agents, e.g. antirheumatic agents; Non-steroidal antiinflammatory drugs [NSAID]

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はその一観点として、6−アセチル−7−(5−
(4−7セチルー3−ヒドロキシ−2−プロピルフェノ
キシ)ペンチルオキシ]−3,4−ジヒドロ−2H−1
−ベンゾピラン−2−カルボン酸またはその低級アルキ
ルエステル、即ち、一般式 式中、Rは水素または低級アルキルである、の化合物ま
たはそのエナンチオマー或いは、Rが水素である場合、
塩基とのその製薬学的に許容し得る塩の抗炎症的有効量
を投与することによる炎症性腸疾患(inflam++
+atory  pou+el  disease)及
び腸、主に小腸及び大腸の他のロイコトリエン−・介在
した粘膜炎症(Ieukotrienelediate
d  mucosalinf Iammation)の
処置方法に関する。
投与のいくつかの経路が可能であり、好ましくは経口で
あるが、しかし、また肛門部及び非経腸投与も含まれる
。また本発明には他の観点として、本方法の実行におい
て有用な製薬学的組成物が含まれ、該組成物は活性成分
として上記の化合物を含有し、小腸及び大腸において活
性成分を放出する経口投与形態、肛門部投与形態または
非経腸投与形態として製造される。
本発明の化合物及び組成物はロイコトリエンが介在する
と思われる炎症性腸疾患を含めて、腸の粘膜炎症を効果
的に処置するために用いることができる。
炎症性腸疾患は腸または腸管の他の部分の炎症症状を示
すために度々用いられる用語であり、共通の特徴として
、胃腸粘膜の慢性及び急性炎症を有する。種々な形態が
一般に認められており、回腸及び結腸のクローンm(C
rohn’s  disease)、潰瘍性大腸炎、新
生児壊死小腸結腸炎(neonatalnecroti
zinFlenterocolitis)及び食物アレ
ルギーが含まれる。これらは潰瘍形成、偶成、放射線的
に見える病変、水腫及び炎症細胞の累積によって組織病
理学的に特徴ずけられ、症状には下痢、腹痛、体重減少
及び低蛋白血症が含まれる。記載された文献には次のも
のが含まれる=アースフィールド(N orthf 1
eld)、ドラッグス(D rugs)、L±:198
−206(1977)ニブレイカー(B taker)
等、ヨーロピアン・ジャーナル・オブ・ヘデイエイター
(Eur、  J、 Pediatr、  139:1
62−164(1982);シングルトン(S ing
leton)、ザ・ガストロエンテロロジイー・アニュ
アル(The  Gastroenterology 
 Annual)、268−310(1983);す:
y (S aco)等、ジャーナル・オブ・アメリカン
・アカデミイー・デルマトル(J、 Amer、 Ac
ad、DerI6ato1. 4:619−629(1
981)ニブランテラ(P rantera)等、イタ
リアン・ジエイ・〃ストロエンテロル(Ital。
J、Ga5troentro1. 13:24−27(
1981);セイルス(S ales)等、Atch、
  Int、 Med、  1.4走:294−299
(1983)及びアメント・インフラマトリイー・ボー
ウェルφデイジイーズ(A 1Ilent、  I n
f Iaaooatory  B ou+el  D 
1seases)、254〜268頁(1982)、マ
ーティナス・ニジミ7・バプリツシャー(Martin
us  N 1jhoffPub1. )、ボストン−
vサツセツチ−L(Boston。
Mass、 )。胃腸管の他の部分の粘膜炎症、例えば
十二指腸炎、空腸炎及び直腸肛門炎がまれではあるが、
しかしまた可能である。
かかる症状の処置に有用な薬剤には、サック(S ac
k)及びペラパーコーン(P eppercorn)に
より7アーマコセラピイー(P harmacothe
rapy) 3 : 158−176(1983)に記
載された如外スル7アサラジン並びに腸に対して5−ア
ミノサリチレートを放出する他の物質、コルチコステロ
イド、メトロニゲゾール及びコレスチルアミンが含まれ
る。
式Iの化合物、そのエナンチオマー及び製薬学的に許容
し得る塩は、南アフリカ国特許出願公開明細書第ZA8
404519号(1984年12月24日付け)におい
て他の目的、殊に喘息処置を含めて抗アレルギー用途と
してすでに開示されている。更に他のジヒドロベンゾビ
ラン化合物がアレルギー並びに炎症症状、例えばリウマ
チ様関節炎を処置する際に有用なロイコトリエン拮抗剤
(antagonists)としてヨーロッパ特許出願
公告第0139809号(1985年5月8日)及び同
第0150447号(1985年6月7日)に開示され
ている。本発明は本明細書に述べた特定の化合物が特に
有用であり、そして上記の粘膜炎症の拮抗作用において
高度の効力を示す発見に基ずくものである。
「ロイコトリエン−介在した」なる用語は物質ロイコト
リエンが皮ふ炎症症状の因果関係またはその症状の現れ
或いはその双方を活発にもたらすことを意味するために
用いる。
「低級アルキル」なる用語は本明細書においては、炭素
原子1〜7個を有する直鎖状または分枝鎖状の飽和炭化
水素、例えばメチル、エチル、プロピル、イソプロピル
、ブチル、t−ブチル、ネオペンチル、ペンチル、ヘキ
シル及びヘプチルを示すために用いる。
本明細書に用いた如き「HALJ及び「ハロゲン」なる
用語は4種のハロゲン、臭素、塩素、フッ素及びヨウ素
を示し、臭素、塩素及びヨウ素が好ましい。
式Iの化合物は次の反応式Iに従って製造することがで
きた: 反鷹わ(1− 〇〇 II               II式中、R′は
低級アルキルであり、そしてHALは上に定義した通り
である。
反応式lにおいて、公知の化合物であるが、または公知
の方法に従って製造し得る式■の化合物と式■の化合物
との反応による式1aの化合物の生成は無水条件下で不
活性溶媒、例えばアセトン、アセトニトリル、メチルエ
チルケトン、ジエチルケトン、ジメチルホルムアミド、
等巾にて行われる。この反応は反応混合物の還流温度、
好ましくは約70℃〜i o o ’cの温度範囲で、
そして酸受容体、例えば炭酸カリウム、等の存在下にお
いて行われる。好ましい溶媒はアセトン及びジメチルホ
ルムアミドの混合物である。得られる式Iaの化合物は
普通の方法、例えば結晶化、クロマトグラフィー、等を
用いて回収することができる。
必要に応じて、それ自体本発明の方法に有用である式1
aの化合物を加水分解によって式1bの化合物に転化す
ることができる。加水分解は水及び水混和性溶媒、例え
ばメタノール、エタノール、テトラヒドロフラン、等の
混合物中のアルカリ金属水酸化物、例えば水酸化リチウ
ム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、等を用いて、
はぼ室温(例えば20 ’C〜25°C)乃至還流温度
で行われる。
生ずる本発明の式rbの化合物を普通の方法、例えば抽
出、結晶化、クロマトグラフィー、等によって回収する
ことができる。
また本発明はRが水素である式■の化合物の製薬学的に
許容し得る塩を用いて実施することもできる。これらの
塩は、式Iの酸またはそのエナンチオマーを無毒性の生
理学的及び製薬学的に許容し得るカチオンを有する塩基
と反応させることによって製造することがで終る。一般
に、カルボン酸によって塩を生成し且つその薬理学的特
性が定温動物によって吸収された際に生理学的に悪影響
を起こさぬあらゆる塩基が本発明の範囲内にあるものと
考えられる。かくして、適当な塩基には、例えばアルカ
リ金属及びアルカリ土類金属水酸化物または炭酸塩、例
えば水酸化す) l)ラム、水酸化カリウム、水酸化カ
ルシウム、炭酸カリウム等、アンモニア、第一、第二及
び第三アミン、例えばモノアルキルアミン、ジアルキル
アミン、トリアルキルアミン、含窒素複素環式アミン、
例えばピペリジン、塩基性アミノ酸、例えばリシン、等
が含まれる。かくして製造した製薬学的に許容し得る塩
は式1bの対応する3、4−ジヒドロ−28−1−ベン
ゾビラン酸及びそのエナンチオマーの官能基当量であり
、当該分野に精通せる者には、本発明の塩の治療に有用
な範囲については、本発明に包含される種々な塩は塩生
成に用いる塩基が無毒性及び生理学的に許容し得ること
の双方である判定基準によってのみ限定されることが明
白である。
式Iの化合物の製造に用いる式■1の中間体は既知の化
合物であるか、或いは例えば次の反応式■に従って製造
することができる: 又圀泣1 式中、HA L及びR′は上に定義した通りである。
反応式Hにおいて、それ自体公知の化合物であるか、ま
たは公知の方法に従って製造し得る式■の化合物と弐V
の化合物との反応による式■の化合物の生成は不活性有
機溶媒、例えばツメチルホルムアミド、アセトン、メチ
ルエチルケトン、アセトニトリル、等、好ましくはアセ
トニトリル中で行われる。この反応は塩基、例えばアル
カリ金属炭酸塩例えば炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、
等、またはアルカリ金属水素化物、例えば水素化す) 
l)ラム等の存在下において、約20℃〜150°Cの
範囲の温度、好ましくは室温(例えば20℃〜25℃)
で行われる。生ずる弐■の化合物を普通の方法、例えば
結晶化、抽出、クロマトグラフィー、等を用いて回収す
ることができる。
弐■の化合物を製造する際に用いる式Vの中間体は公知
の化合物であるが、または次の反応式■に従って製造す
ることができる: 反応式■ ■ 式中、R′は上に定義した通りである。
反応式■において、公知の化合物であるか、または公知
の方法に従って製造し得る式■の化合物を水素添加して
式Vaの化合物を生成させる。更に詳細には、この反応
は触媒、例えば炭素に担持させたパラジウムを用いて、
溶媒、例えば低級カルボン酸、好ましくは酢酸中にて、
約20℃〜100゛Cの温度範囲、好ましくは25℃及
び昇圧下、好ましくは344.75kPa(50psi
)で行われる。生ずる式■aの化合物は普通の方法を用
いて回収することができる。
次に式Vaの化合物を適当な塩基、例えば低級アルキル
アミン等、好ましくはビリノン中にて約0℃〜150 
’Cの温度範囲、好ましくは25°Cで、適当なアシル
化剤、例えば低級アシルハライドまたは無水物、好まし
くは無水酢酸を用いて弐Vのそのアシル誘導体に転化す
る。生ずる弐■の化合物は普通の方法を用いて回収され
る。
式■の化合物は不斉炭素原子を有し、従ってこれらのも
のは通常ラセミ混合物として得られる。
かかるラセミ体の光学的活性異性体への分割は公知の方
法によって行うことができる。あるラセミ混合物を共晶
として沈殿させることができ、従って分離することがで
きる。しかしながら、化学的分割が好ましい。この方法
によって、式Iの化合物のラセミ混合物から、Rが水素
である場合、光学的活性分割剤、例えば光学的活性塩基
、例えばd−(+)−または1−(−)−α−メチルベ
ンンルアミンによってジアステレオマーを生成させる。
生ずるジアステレオマー塩を分別結晶によって分離し、
対応する光学的異性体に転化する。かくして、本発明に
は式Iの化合物のラセミ体並びにその光学的活性異性体
(エナンチオマー)の用途が含まれる。
式Iの化合物の更に詳細な且つより特定な製造方法は上
記の南アフリカ国特許出願明細書に記載されている。
処置する症状の性質に応じて、式Iの化合物に対する好
ましい投与経路は経口投与であり、これにより炎症した
腸組織の表面が化合物に直接されされる。経口投与のた
めに、本化合物を例えば不活性な製薬学的に許容し得る
担体、例えばタルク、殿粉、ミルク、糖、等との配合物
として錠剤、丸剤、カプセル剤、粉剤、粒剤またはビー
ズの形態、或いは例えば風味剤、着色剤、シックナーま
たは他の普通の製薬学的賦形剤の配合物として水溶液、
懸濁液、エリキシルまたはアルコール性溶液の形態で投
与することができる。典型的には、これらの組成物を、
活性成分、即ち、式Iの化合物の徐放性、特に底部腸に
徐放性を与えるように調製物化する。
また、式■の化合物を、適当な賦形剤を含む対応する投
与形態において、非経腸的または肛門部に投与すること
ができる。当該分野に精通する者にとっては公知の普通
の調製法を用いることができる。
更に、本発明による経口投与し得る組成物、肛門部投与
し得る組成物及び非経腸用組成物の調製は本明細書の実
施例の中に示した。
式Iの化合物の投薬量及び投与回数は症状の重さ、処置
する患者の年齢、並びに活性成分として用いる特定の化
合物の効力、持続期間及び濃度に依存する。
本発明の実行において意図する使用投薬量は約50〜4
00.0111ET/日の範囲であり、好ましくは約1
50〜500■を1回の投薬量として、または1日に数
回に分けて投与する。
本発明の有用な抗炎症活性を標準薬理学的法を。
用いて常温動物において立証する。かかる方法の例は次
の通りである: A 、  5に乙−上−1青J鉾トオ古−B公−1−□
本代シ友t■内震呟ラット結腸粘膜バイオアッセイ系は
、アッシング(U ssing)等によりアクタ・フイ
ゾオロジ力・スカンジナビ力(A eta  P hy
siol、 S cand、) 23:110−127
(1951)に記載された標準短絡電流法を用いて、吸
収または分泌のための動物組織を通しての塩移送におけ
る変化の測定に基ずくものである。下痢は胃腸炎症の最
も普通の症状であり、炎症性腸疾患の全てのタイプに起
こる。
ハンテラ(P antera)等、イタリアン・ジャー
ナル・オワ・〃ストロエンテロル(I tal、  J
、 Ga5troentero1. )13:24−2
7(1981):セイレス等、Arch、  Into
Med、  143:294−299(1983):ホ
ジソン(Hodgson)、ブリティシュ・ジャーナル
ψオブ拳クリニカル・7アーマコロノイー(Br、  
J、 Cl1n、 Pharmac、 )14:159
−270(1982)。下痢は腸内での塩吸収減少また
は塩分泌増加により生じ、アッシング等の上記方法によ
って試験管内で定量することができる。殊に、結腸の1
c111セグメントを体重200〜250gの動物から
除去し、塩分泌の誘導質(inducer)であるロイ
コトリエンまたはブラジキニンに試験管内でさらし、抑
制剤として6−アセチル−7−(5−(4−7セチルー
3−ヒドロキシ−2−プロピルフェノキシ)ペンチルオ
キシ]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾビラン−
2−カルボン酸の存在下においてまたはこれなしに、金
塩移送において生ずる変化を測定する。組織を対にして
アッシング室に張り、自動電圧クランプ[ユニバーシテ
ィ・オワ・アイオワ・ビオエンジニアリング・デパート
メント(U n1versity of I owaB
 1oeBineerinFID epartlIle
nt)提供]で短絡させた。安定状態に達するために標
本は平衡期間15分間を必要とする。一方では、ブラシ
キン(またはロイコトリエン)に、そして他方ではブラ
シキン(またはロイコトリエン)十抑制剤の示した濃度
にさらした対にした組織の応答を比較することにより、
パーセント抑制率計算を行った。
この系においてはブラジキニンを用いた。その理由はこ
のものがホスホリパーゼA2を刺激することが知られて
おり、その結果、ロイコトリエンを産生し、この物質は
試験管内で腸組織に塩分泌を誘導することが知られてい
るためである。ムラシュ(Musch)等、ジャーナル
・オワ・クリニカル・インベステイデーション(J 、
 CI in、 I nvest、 )旦:1073−
1083(1983);ホジバット(Hojvat)等
、ジャーナル・オワ・7アーマコロジイー・アンド・イ
クスベリメンタル・セラビューティクス(J、 Pha
rmacol、 Exp、 Ther、 )、226:
749−755(1983);カスパート(Cuthb
ert)等、ブリティッシュ・ジャーナル・オワ・7ア
ーマコロジイー(B r、  J 、 P l+arm
ac、)影影:597−607(1984);ムラシュ
等、サイエンス(Scince)217:1255−1
256(1983)。ロイコトリエンの産生においてブ
リ:)キニンの活性はロイコトリエン生成合成の阻害剤
によって抑制される:Cuthbert等、Br、J。
Pha+nae、入5:587 598(1982);
Musch等、J、 Cl1n、  Investo、
7−L:1073−1083 (1983);Hojv
at等、J 、 P harmacol。
Exp、Ther、 、226:749−755(19
82O− 3)。
試験結果を第1表及び第1図に示す、これは本発明によ
るラセミ6−アセチル−7−[5−(4−アセチル−3
−ヒドロキシ−2−プロピルフェノキシ)ペンチルオキ
シ]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾビラン−2
−カルボン酸(試験阻害剤)のロイコトリエン(第1表
)及びブラジキニン(第1図)の分泌活性を減少させる
能力を測定したものである。
B、ハムスターにおける一枕生物質一誘3された友体重
80〜120gの雄シリアン・ハムスター[8yria
n  bamsters(L U G )]の各々にク
リングミシン−リン酸塩またはクリンダミシンー塩酸塩
l 75 u+g/ kgを1回の投薬として与え、大
腸炎を誘発させた。注射して約7時間後、動物に試験化
合物を経口的または腹腔内に与え、治療を1日2回、4
日問続けた。経口投与のために、抗生物質を水に懸濁さ
せるが、またはジメチルホルムアミドに溶解させ、経口
挿管針(intubatingneedle)を用いで
、摂食によって動物に与えた。治療の効果をハザード比
(Hazard  Ratio)を用いて測定し、これ
は賦形剤中に含ませた試験抑制化合物で処置した動物の
死亡率対試験抑制化合物を含まぬ賦形剤で処置した動物
の死亡率の比である。死亡率をそれぞれ1日2回試験抑
制化合物−処置した群及び賦形剤−処置した群に対して
測定し、各群の生存曲線を比較することによって評価し
た。生存曲線のカブランーメイアー(K aplan 
−Meier)推定値を各群に対して計算し、マンテル
−コックス(M angel −Cox)[oラグラン
ク(logrank月試験を用いて、各試験抑制化合物
−処置した(治療)群対対応する賦形剤対照群の生存曲
線を比較した。
1.0のハザード比は治療が賦形剤のみのものと比較し
て良好な効果をもたぬことを示し、一方、1.0より大
のハザード比(>i、o)は賦形剤のみで処置した群と
比較して、治療が生存を長びかせたことを示す。
ラセミ6−アセチル−7−[5−(4−アセチル−3−
ヒドロキシ−2−プロピルフェノキシ)ペンチルオキシ
]−3,4−ノヒドロー2H−1−ベンゾビラン−2−
カルボン酸は10〜100mg/kg範囲の投薬量で経
口的に与えた場合、活性であることがわかった。2種の
公知のロイコトリエン抑制剤、即ち、?−(3−(4−
7セチルー3−ヒドロキシ−2−プロピルフェノキシ)
−2−ヒドロキシプロポキシ]−4−オキソ−8−プロ
ピル−4H−1−ベンゾビラン−2−カルボン酸(比較
物質1)及び7−[3−(4−アセチル−3−ヒドロキ
シ−2−プロピルフェノキシ)プロポキシ]−4−オキ
ソー8−プロピル−4H−1−ベンゾビラン−2−プロ
パン酸(比較物質2)は経口的に10m8/kgで不活
性であった(第2表参照)。
クリングミシン−処置した動物の生存を長びかせること
に加えて、ラセミ6−アセチル−7−I5−(4−アセ
チル−3−ヒドロキシ−2−プロピルフェノキシ)ペン
チルオキシ]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾビ
ラン−2−カルボン酸は下痢を減じ、盲腸及び結腸の組
m柄理学を実質的に有利にする。殊に、クリングミシン
−処置したハムスターの盲腸は最初に水腫、きびしい出
血及び充血、粘膜の壊死及び病巣のただれ、並びに炎症
細胞による粘膜の湿潤の増加によって特徴ずけられる。
結腸においても同様な、しかし、よりきびしくない作用
がある。はとんどの場合、これらの作用は上記の化合物
60または100 vng/ kFiの投与によって滅
しられるか、または破棄される。
V)      シ ν へ      へ K IIII    II       II      
 IIラセミ6−アセチル−7−[5−(4−アセチル
−3−ヒドロキシ−2−プロピルフェノキシ)ペンチル
オキシ]−2,3−ジヒドロ−28−1−ベンゾビラン
−2−カルボン酸をそのメチル及びヘキシルエステルと
共に、上記のハムスター試験におけるクリングミシン−
誘発された大腸炎を用いで、生体内で共に評価した。動
物体重1kg当り試験化合物20マイクロ゛モル(μm
ol)の投薬量レベルで経口投与を用いた。その結果を
13表に示す;上記の第2表に示した対応する酸に対す
るハザード比2.87とよく匹敵した。
皆 C,フづ化上」す右−け」i酢」にILI県たしく(炎
ニー生−体ヱt ラットの酢酸−誘発された大腸炎バイオアッセイはクラ
ワイズ(J、 E、 Krau+1sz)等によって、
AVler、J、Proc、Ga5tro、 Co1.
 Rec、 Surg。
冬−1:11−18(1980)並びにシャロン(p。
5haron)及びステンソン(W、F、5tenso
n)によってガストoエンテeraシイ−(G ast
roenterology−L町:55−63(198
5)及びしり:453−460(1,984)に記載さ
れている。酢酸−誘発された大腸炎は炎症細胞の結腸へ
の移動に特徴があり、粘膜におけるかかる細胞数を、こ
れらの細胞に対する標識酵素であるメロパーオキシダー
ゼの活性度によって測定する。正の望ましい活性は酢酸
に起因するメロパーオキシダーゼの高レベルの減少によ
って示される。体重150〜300gの雌ラット[スプ
ラーグードウレイ(S prague −D au+I
ey)]を、賦形剤(水またはジメチルスルホキシド)
或いは水に懸濁させるか、またはジメチルスルホキシド
に溶解した試験抑制剤化合物を経口的に投与して、1日
2回、2日間前処置した。3日日に、前の2日間と同様
に動物を服用させ、メトファンで麻酔し、2.5%酢酸
を注射器によって結腸管腔に注射し、次いで直ちに空気
3ml及びリン酸塩−緩衝された塩水3mlからなるリ
ンス剤を注射した(酢酸はひどい壊死または不可逆性の
損傷を生ずることなく、炎症を起こすために十分な期間
管腔に存在する)。約16時間後に、動物に同様な量で
試験化合物の第二の投薬を投与した。酢酸処置の24時
間後、動物を殺し、結腸粘膜を外科的に除去し、ティシ
ュWイザー(T issumizer)または同様な装
置を用いてpH値6の水性緩衝剤中で均等質にし、ボラ
−(A、 Voller)、ビドウエル(D 、E 、
B idwell)及びバートl/ ’7ト(A、Ba
rtlett)により、ジ・エンザイム・リンクド・イ
ムノソルベント・アッセイ(T he  E nzym
e  L 1nked  I +amunosorbe
nL  A 5say(E L I SA)、29−3
0頁(Zoological  Soc、 、Lond
n、1979)に記載された如くして、色原体としてo
−フェニレンジアミンを用いて均等質中のメロパーオキ
シグーゼを測定した。対照動物を酢酸の代りに賦形剤及
び塩水で前処置した。
上記の試験法を用いて、ラセミ6−アセチル−7−(5
−(4−7セチルー3−ヒドロキシ−2−プロピルフェ
ノキシ)ペンチルオキシ]−3,4−ジヒドロ−2H−
1−ベンゾビラン−2−カルボン酸を、既知のロイコ)
 IJエン合成抑制剤であるフェニドンと比較した。第
2図及び第3図に示した結果が得られた。図かられかる
如く、フェニドンは100及ヒ200+ng/kg″c
経口的に与えた際に活性であり(第2図)、一方、ラセ
ミ6−アセチル−?−[5−(4−アセチル−3−ヒド
ロキシ−2−プロピルフェノキシ)ペンチルオキシ]−
3゜4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾビラン−2−カル
ボン酸は30及び90II1g/kgの少量の投薬量で
経口的に与えた場合でも活性であった(第3図)。
モルモットのカラデニエンー誘発された大腸炎バイオア
ッセイはオンダードンク(A、B、0ncler3l− donk)により、炎症性腸疾患(I nf la+o
+natory  B 。
IHl  l) 1seases)、 126−134
(1982)、マーティナス・ニジミ7・パブリツシャ
(Marginus  N 1jhoff  P ub
l、 )、ボストン、マサチュセッツ、並びに健康及び
病気における人間の腸の微生物叢(Hu[1lan  
Intestinal  Microflora  1
nHealth  and  Disease)、44
7−479(1983)[へンテガー(D 、  、J
 、 Hent)(er)編集]、アカデミツク・プレ
ス、ニューヨーク(A cademicP ress 
 N euh  Y ork)に記載されている。赤色
海藻に白米する多糖類イオタカラゲニエンはヒトにおい
ては潰瘍性大腸炎に似た大腸炎をモルモットに起こす。
体重400〜650gの雌/雄モルモット[ハートレイ
(Hartley)]に飲料水中の減成したカラデニエ
ンの3%溶液を毎日の坐薬として与えた。約7日後、動
物は下剤をし始め、体重増加をやめ、不活発になった。
この方法で動物にカラゲニエンを14日間与えた後、標
識として14C−ポリエチレングリコール4000(P
EG4000)を用いて、1回の通過潅流によって結腸
末端における水移送を測定することによって下剤の量を
はかった。対照動物にはカラゲニエンの代りに3%マン
ニトールを含む飲料水溶液を与えた。
同時に、これら2群の各々から任意に選んだ動物を毎日
2回、試験抑制化合物で経口的に処置した。
試験抑制化合物として、本発明によるラセミ6−アセチ
ル−7−(5−(4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−
プロピル7エ/キシ)ペンチルオキシ1−:3.4−ジ
ヒドロ−2H−1−ベンゾビラン−2−カルボン酸及び
この系における基準のスル7アサラノン間の比較を行っ
た。結果を第4表及び第5表に示す。
表かられかる如(,100mg/kgの経口投薬量でス
ル7アサラノンは正味の分泌レベルから対照動物のレベ
ルまで、発病した動物の結腸における水移送を回復した
く第4図)。一方、それぞれ10及び30 mg/ k
gの低経口投薬量でラセミ6−アセチル−7−[5−(
4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−プロピルフェノキ
シ)ペンチルオキシ]−3゜4−ジヒドロ−2H−1−
ベンゾビラン−2−カルボン酸によって薬剤治療した動
物は対照動物とほぼ同等の水移送割合を有していた(第
5図)。
実施例1 経月」■剛聚七− (錠剤) ルボン酸             250.OBフラ
クトース           50.0ωg殿粉  
              25. OBポリビニル
ピロリドン        2.51ステアリン酸マグ
ネシウム     −ζ辺1合計重量        
  330.0mg1渥 粉末にした成分の混合物を溶液中のポリビニルピロリド
ンと共に造粒し、そして錠剤に圧縮した。次いで次のコ
ーティング溶液を用いで、コーティング溶液を噴霧する
か、またはコーティング皿中で錠剤を回啄させることに
よって錠剤を被覆した: ロース−7タレート          6アルコール
3A47 塩化メチレン           47合計重量  
        100%得られる被覆された錠剤は、
USP試験管内溶解試験によって試験した場合、胃液に
耐性であるが、しかし、腸液には溶解した。
実施例2 経狙ILIL腎(− (軟質ゼラチンカプセル剤) 炙広             東B/カプセル剤−−
カルボン酸のナトリウム塩    261.O*mgト
リグリセリド(申開鎖長)      229.0+n
Hケイ酸ナトリウム         ユ(味り合計重
量          500.00市8*遊離酸25
0■に相当 賢4岨 成分を懸濁液にし、軟質ゼラチンカプセルに充填した。
カプセル剤をコーティングし、USP試験管内溶解試験
によって試験した場合、胃液に耐性であるが、しかし、
腸液には溶解するようにした。
実施例3 経口用調製物 (小球剤) −カルボン酸            250II1g
ポリビニルピロリドン        25111[?
殿粉                −屋糧1合計重
量/投薬量      325 +a g腎払− 小球剤を、湿式造粒し、次の回転コーティング血中で下
記の重合体溶液を小球の表面に噴霧して被覆することに
よって製造した: 1iJL差 ポリメタクリル酸重合体       5.0エチルセ
ルロース          1.0アセトン    
          10.Oイソプロピルアルコール
       84.0合計重量          
100.0%被覆された小球剤は、USP試験管内溶解
試験によって試験した場合、胃液には耐性であるが、し
かし、腸液には溶解した。
実施例4 Lnl乳1割 (錠剤) ラクトース         30B   100B予
備ゼラチン化した殿粉    4B    25mg微
結晶性セルロース      20−g120鹸g変性
殿粉           5I++g    25舶
gステアリン酸マグネシウム  −I工8 m [1合
計重i        180 m g   8781
1g1汲 ラセミ6−7セチルー7−[5−(4−アセチル−3−
ヒドロキシ−2−プロピル7エ/キシ)ペンチルオキシ
]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾビラン−2−
カルボン酸、ラクトース、予備ゼラチン化した殿粉及び
微結晶性セルロースを共に混合し、水で造粒し、造粒し
た物質を45〜50℃で乾燥し、粉砕し、変性殿粉及び
ステアリン酸マグネシウムを加え、生じた顆粒混合物を
プレス中で錠剤にした。
38一 実施例5 経口用調製物− (錠剤) ルボン酸          100 In g   
600輸gラクトース         4kg   
200Bポリビニルピロリドン     4Ing  
  24B変性殿粉           4B   
 24ngステアリン酸マグネシウム  −坦oJL−
如工合計重量       149B   856LL
1g順汲 ラセミ6−7セチルー7−[5−(4−7セチルー3−
ヒドロキシ−2−プロピルフェノキシ)ペンチルオキシ
]−3,4−ノヒドロー28−1−ベンゾピラン−2−
カルボン酸、ラクトース及び変性殿粉を共に混合し、水
またはアルコール中のポリビニルピロリドンで造粒し、
造粒した物質を45〜50℃で乾燥し、粉砕し、ステア
リン酸マグネシウムを加え、生じた顆粒混合物をプレス
で錠剤にした。
実施例6 4匡匪111 (カプセル剤) ラクトース*50印g 予備ゼラチン化した殿粉本*   5B    30B
タルク             4mg    24
mgステアリン酸マグネシウム  −膿l  −如呈合
計重量       160mg   660拍g本リ
ン酸=カルシウム二永和物、マンニト−ルまたはソルビ
トールに換えることができる。
*本ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ゼラチンま
たはシリケートに換えることができる。
製1組 ラセミ6−アセチル−? −[5−(4−7セチルー3
−ヒドロキシ−2−プロピルフェノキシ)ペンチルオキ
シ]−3,4−ノヒドロー2 H−1−ベンゾビラン−
2−カルボン酸、ラクトース及び予備ゼラチン化した殿
粉を共に混合し、水で造粒し、造粒した物質を45〜5
0℃で乾燥し、粉砕し、タルク及びステアリン酸マグネ
シウムを加え、生じた混合物を軟質ゼラチンまたは液体
カプセル中に注いだ。
実施例7 兆経箪那蒼)資 暖汁−リ/1し ルボン酸              10011?マ
ンニトール寧            20+旺水(注
射用)、1.0mβにするために  −15’uJ、−
合計重量          1..0m12本ラクト
ースに換えることがでトる。
1汲 ラセミ6−アセチル−7−[5−(4−7セチルー3−
ヒドロキシ−2−プロピルフェノキシ)ペンチルオキシ
l−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾビラン−2−
カルボン酸及びマンニトールを水に溶解し、pH値を調
節した。次にこの溶液を適当な容器中で凍結乾燥した(
水を除去)。
42一 実施例8 側杆−MlIM%− TI!L汁−車−鬼%− ベンノルアルコール*1.O% プロピレングリコール**         10.0
%工vルフォール(E mulphor)”     
  5.0%リン酸塩M衝剤、p11値7.5にするた
めに 十分な量水(注射用)、100%にするために 
   十分な呈*チメロサル、7エ7−ル、メチル及び
プロピルパラベン、ベンゾチオニウムクロライド、また
はクロロブタメールに換えることができる。
**ポリエチレングリコール、アルコール、ジメチルア
セトアミド、グリセリン、ポビドン、レシチン、ソルビ
タンモアオレエート及びトリオレエートに換えることが
できる。
1法4 リン酸塩緩衝剤を水の一部に溶解し、この緩衝された溶
液中に攪拌しながらベンジルアルコール、プロピレング
リコール及びエマル7オールを加え、この溶液にラセミ
6−アセチル−7、−[5−(4−アセチル−3−ヒド
ロキシ−2−プロピルフェノキシ)ペンチルオキシ1−
3.4−ジヒドロ−21(−1−ベンゾビラン−2−カ
ルボン酸を溶解し、pH値を調節し、必要量の水を加え
、生じた溶液を適当な容器に充填した。
実施例9 闘JJJL聚七− (坐薬) mg/坐薬 坐薬            搏勇咀  −1o男珈l
ルボン酸           100111+?  
 1.OOOB合計重量       1000mg 
  2000B本半合成グリセリド、トリグリセリドの
配合物、例えばグイナミット・ノーベル・ケミカルズ(
D ynamit  N obel  Chemica
ts)のワイテスポール(W 1tepsol)H15
及びポリエチレングリコール400及び4000を個々
にまたは必要に応じて、組合せて含有する。
腎伝− ラセミ6−7セチルー7−(5−(4−アセチル−3−
ヒドロキシ−2−プロピルフェノキシ)ペンチルオキシ
]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾビラン−2−
カルボン酸を溶融した坐薬ベースに分散させ、生じた塊
を適当ながらに充填し、そして封じた。
実施例10 叫且那用調製物  。
(坐薬) mg/坐薬 坐薬            1鯨吋  ↓漫Omgボ
ン酸のナトリウム塩    100mg1000mgソ
ルビタントリオレエート  100mg600mg合計
重量       1000B   2000mg1法
− ココアバターを溶融し、これにラセミ6−アセチル−7
−[5−(4−アセチル−3−ヒドロキシ−姶 2−プロピルフェノキシ)ペンチルオキシ1−3゜4−
ジヒドロ−2H−1−ベンゾビラン−2−カルボン酸の
ナトリウム塩及びソルビタントリオレエートを分散させ
、この塊を坐薬からに充填し、=46− そして封じた。
実施例11    ・ 肛11MLn** (浣腸) ポリエチレングリコール   LOmJ 、    1
5mβ合計容量/投薬量   120a+1”180m
jl!1汲 ラセミ6−アセチル−7−(5−(4−7セチルー3−
ヒドロキシ−2−プロピルフェノキシ)ペンチルオキシ
]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾビラン−2−
カルボン酸のナトリウム塩及びポリエチレングリコール
400を注射用の水に溶解し、この溶液を消散させ得る
適当な絞り出し得るプラスティク容器に充填した。
実施例12 : 次の化合物を含有する錠剤、カプセル剤、小球剤、非経
腸よ・たは肛門部用調製物を実施例1〜11に述べた方
法と同様にして製造することができたニ ラセミ6−アセチル−7,7,[5−(,4−7セチル
ー3−ヒドロキシ−2−プロピルフェノキシ)ペンチル
オキシ]−3,4−ジヒドロ−28−1−ベンゾビラン
−2−カルボン酸メチルエステル、及び ラセミ6−アセチル−7−[5−(,4−アセチル−3
−ヒドロキシ−2−プロピルフェノキシ)ペンチルオキ
シ]−3,4−ンヒドCl −2H−1−ベンゾビラン
−2−カルボン酸ヘキシルエステル。
以下の実施例13〜15は新規なラセミ6−7セチルー
7−[5−(4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−プロ
ピルフェノキシ)ペンチルオキシ]−3,4−ジヒドロ
−2H−1−ベンゾビラン、二2−カルボン酸のメチル
及びヘキシルエステルの製造を説明するものである。
実施例13 ラセミ6−7セチルー7−[5−(4−アセチル−3−
ヒドロキシ−2−プロピルフェノキシ)ペンチルオキシ
]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾビラン−2−
カルボン酸2g、+1−)ルエンスルホン酸−水和物9
7B及びメタノール25n+j!の混合物を攪拌し、そ
して19時間還流させた。
生じた溶液を冷却し、真空下で濃縮し、固体残渣を酢酸
エチルに溶解した。この溶液を飽和重炭酸す) +7ウ
ム水溶液、水及び飽和塩水で洗浄し、次に無水硫酸マグ
ネシウム上で乾燥し、濾過し、そして真空下で濃縮した
。残渣をシリカゾル100gでクロマトグラフィーにか
けた。ヘキサン及び酢酸エチルの1:1混合物で溶離し
、純粋なメチルエステル2.06gを得た。アセトニト
リルがら再結晶させ、無色の非晶質としてラセミ6−7
セチルー7−[5−(4−アセチル−3−ヒドロキシ−
2−プロピルフェノキシ)ペンチルオキシ]−3゜4−
ジヒドロ−2H−1−ベンゾビラン−2−カルボン酸メ
チルエステルを得た。
元素分析: C29H3a Oaに対する計算値:C,
67,95%; H17,08%。
実測値:C,67,69%; H66,98%。
実施例14 ラセミ6−アセチル−7−[(5−ブロモ)ペンチルオ
キシ]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾビラン−
2−カルボン酸メチルエステル20゜2g、2.4−ジ
ヒドロキシ−3−プロピルアセトフェノン11.0g1
無水炭酸カリウム25.4g。
乾燥アセトン436mj2及び乾燥N、N−ジメチルホ
ルムアミド218m、gの混合物を攪拌し、そして5I
/2時間還流させた。反応混合物を冷却し、酢酸エチル
で希釈した。有機相を水及び飽和塩水で洗浄し、硫酸マ
グネシウム上で乾燥し、濾過し、真空下で濃縮し、コハ
ク色の油28.3Fiを得た。
この物質をヘキサン及び酢酸エチルの1:1混合物に溶
解し、ウオターズ(Waters) 500 A分取型
HPLC(1:1ヘキサン/酢酸エチル、2カラム)で
クロマトグラフィーにかけ、油として所望のエステル2
4.83g(96,8%)が得られ、このものは放置し
た際に無水の固体として晶出した。
実施例15 機械的攪拌機、ディーンースターク(Dean−Sta
rk)トラップ、還流冷却器及び塩化カルシウム乾燥管
を備えた容量11のフラスコにラセミ6−アセチル−7
−(5−(4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−プロピ
ルフェノキシ)ペンチルオキシ1−3゜4−ジヒドロ−
2H−1−ベンゾビラン−2−カルボン酸50.0g、
1−ヘキサノール10.3g。
p−)ルエンスルホン酸−水和物1.Og及びトルエン
500mfを加えた。この混合物を不活性雰囲気下にて
水を除去しながら、還流下で2時間加熱した。室温に冷
却した後、褐色溶液を順次飽和塩水溶液2X100a+
j2、飽和重炭酸す) +7ウム溶液2X100++J
2及び飽和塩水溶液2X100mAで洗浄した。有機相
を無水硫酸ナトリウム上で乾燥し、濾過し、4.55k
Paの減圧及び45℃で、最後に高真空下(13Pa、
45°C)で蒸発乾固させ、褐色油を得た。この油を室
温で2Bアルコ一ル370m1と共に、結晶化が起こる
まで砕解し、混合物を冷蔵庫中にて一夜12℃に冷却し
た。結晶を濾過によって捕集し、−夜風乾し、融点70
〜72°Cの灰色ががった白色固体として、ラセミ6−
7セチルー7−[5−(4−7セチルー3−ヒドロキシ
−2−プロピルフェノキシ)ペンチルオキシ]−3,4
−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−2−カルボン酸
ヘキシルエステル50゜4g(収率86%)を得た。
【図面の簡単な説明】
第1図はプラジキニンの分泌活性を減少させる本発明化
合物の能力を示すグラフである。 第2図はラットにおける酢酸−誘発された大腸炎のフェ
ニドンによる治療活性を示すグラフである。 第3図はラットにおける酢酸−誘発された大腸炎の本発
明化合物による治療活性を示すグラフである。 第4図はカラデニエンー誘発された大腸炎のスル7アサ
ラジンによる水移送回復を示すグラフである。 第5図はカラデニエンー誘発された大腸炎の本発明化合
物による水移送回復を示すグラフである。 茅1図 −Log、(プラジキニン〕1M 第2図 NoCl     HOAc    HOAc    
HOAciKatl  )JfiThl loomg/
kg 200mg/kg麟烏削 炉か劉 30mg/k
g 90mg/k(1第4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、炎症性腸疾患及び腸粘膜の他のロイコトリエン−介
    在した炎症の処置における抗炎症剤としての一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼  I 式中、Rは水素または低級アルキルである、の化合物、
    そのエナンチオマーまたは、Rが水素である場合、塩基
    とのその製薬学的に許容し得る塩。 2、炎症性腸疾患及び腸粘膜の他のロイコトリエン−介
    在した炎症の処置における抗炎症剤としてのラセミ6−
    アセチル−7−[5−(4−アセチル−3−ヒドロキシ
    −2−プロピルフェノキシ)ペンチルオキシ]−3,4
    −ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−2−カルボン酸
    。 3、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼  I 式中、Rは水素または低級アルキルである、の化合物、
    そのエナンチオマーまたは、Rが水素である場合、塩基
    とのその製薬学的に許容し得る塩の抗炎症的有効量及び
    製薬学的に許容し得る担体を含有する炎症性腸疾患及び
    腸粘膜の他のロイコトリエン−介在した炎症を処置する
    ための製薬学的抗炎症組成物。 4、Rが水素である特許請求の範囲第3項記載の組成物
    。 5、Rが低級アルキルである特許請求の範囲第3項記載
    の組成物。 6、化合物がラセミ6−アセチル−7−[5−(4−ア
    セチル−3−ヒドロキシ−2−プロピルフェノキシ)ペ
    ンチルオキシ]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾ
    ピラン−2−カルボン酸である特許請求の範囲第4項記
    載の組成物。 7、経口、肛門部または非経腸投与形態にある特許請求
    の範囲第3〜6項のいずれかに記載の組成物。 8、丸剤、錠剤、カプセル剤、小球剤、坐薬または浣腸
    剤の形態にある特許請求の範囲第7項記載の組成物。 9、丸剤、錠剤、カプセル剤または小球剤が腸溶皮を施
    されている特許請求の範囲第8項記載の組成物。 10、炎症性腸疾患及び腸粘膜の他のロイコトリエン−
    介在した炎症の処置における、特許請求の範囲第1項に
    定義した一般式 I の化合物またはそのエナンチオマー
    或いは、Rが水素である場合、塩基とのその製薬学的に
    許容し得る塩の使用。 11、炎症性腸疾患及び腸粘膜の他のロイコトリエン−
    介在した炎症に対する製薬学的組成物の製造のための特
    許請求の範囲第1項に定義した一般式 I の化合物また
    はそのエナンチオマー或いは、Rが水素である場合、塩
    基とのその製薬学的に許容し得る塩の使用。 12、特許請求の範囲第10項または第11項に従う、
    ラセミ6−アセチル−7−[5−(4−アセチル−3−
    ヒドロキシ−2−プロピルフェノキシ)ペンチルオキシ
    ]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−2−
    カルボン酸の使用。
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