JPS6347943B2 - - Google Patents
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- JPS6347943B2 JPS6347943B2 JP5599583A JP5599583A JPS6347943B2 JP S6347943 B2 JPS6347943 B2 JP S6347943B2 JP 5599583 A JP5599583 A JP 5599583A JP 5599583 A JP5599583 A JP 5599583A JP S6347943 B2 JPS6347943 B2 JP S6347943B2
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- JP
- Japan
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- input
- rotating shaft
- plate
- rotary
- rotating
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- 238000005096 rolling process Methods 0.000 claims description 8
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 2
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 claims 1
- 239000003638 chemical reducing agent Substances 0.000 description 7
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H25/00—Gearings comprising primarily only cams, cam-followers and screw-and-nut mechanisms
- F16H25/04—Gearings comprising primarily only cams, cam-followers and screw-and-nut mechanisms for conveying rotary motion
- F16H25/06—Gearings comprising primarily only cams, cam-followers and screw-and-nut mechanisms for conveying rotary motion with intermediate members guided along tracks on both rotary members
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H25/00—Gearings comprising primarily only cams, cam-followers and screw-and-nut mechanisms
- F16H25/04—Gearings comprising primarily only cams, cam-followers and screw-and-nut mechanisms for conveying rotary motion
- F16H25/06—Gearings comprising primarily only cams, cam-followers and screw-and-nut mechanisms for conveying rotary motion with intermediate members guided along tracks on both rotary members
- F16H2025/063—Gearings comprising primarily only cams, cam-followers and screw-and-nut mechanisms for conveying rotary motion with intermediate members guided along tracks on both rotary members the intermediate members being balls engaging on opposite cam discs
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Transmission Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は、減速機に係り、特に、全体の小型化
を図つた状態で大きな減速比が得られるようにし
た減速機に関する。
を図つた状態で大きな減速比が得られるようにし
た減速機に関する。
たとえば、モータを動力源とする装置の中に
は、モータの回転を減速機を介して負荷に伝達す
るようにしたものが多い。
は、モータの回転を減速機を介して負荷に伝達す
るようにしたものが多い。
ところで、このような用途の減速機としては従
来種々提案されているが、最も一般的には小歯車
と大歯車とを組合せたものが多用されている。す
なわち、入力回転軸で小歯車を回転させ、この小
歯車に噛合した大歯車の回転を出力回転軸に伝え
るようにした歯車式の減速機である。
来種々提案されているが、最も一般的には小歯車
と大歯車とを組合せたものが多用されている。す
なわち、入力回転軸で小歯車を回転させ、この小
歯車に噛合した大歯車の回転を出力回転軸に伝え
るようにした歯車式の減速機である。
しかしながら、歯車式の減速機には次のような
問題点があつた。すなわち、今、小歯車の歯数を
Z1、大歯車の歯数をZ2、小歯車のピツチ円直径を
D1、大歯車のピツチ円直径をD2とすると、この
減速機の減速比Ｘは、 Ｘ＝Z2／Z1＝D2／D1 となる。したがつて、減速比Ｘを大きくするに
は、小歯車のピツチ円直径D1を小さくするか、
大歯車のピツチ円直径D2を大きくする必要があ
る。しかし、歯車の歯数の最小値には限度がある
ので、減速比Ｘを大きく設定するには、必然的に
大歯車のピツチ円直径を大きくせざるを得ず、こ
の結果、減速機全体が大型化するのを免れ得な
い。また、歯車式減速機の場合には、小歯車と大
歯車との歯のうち、互いに接している１〜２枚の
歯を介して動力を伝達する形態となる。このた
め、必要な動力を伝達するには、その力の伝達に
耐え得る大きさに個々の歯を設定する必要があ
る。したがつて、この点からも減速比Ｘを大きく
設定しようとすると全体の大型化を免れ得ない問
題があつた。
問題点があつた。すなわち、今、小歯車の歯数を
Z1、大歯車の歯数をZ2、小歯車のピツチ円直径を
D1、大歯車のピツチ円直径をD2とすると、この
減速機の減速比Ｘは、 Ｘ＝Z2／Z1＝D2／D1 となる。したがつて、減速比Ｘを大きくするに
は、小歯車のピツチ円直径D1を小さくするか、
大歯車のピツチ円直径D2を大きくする必要があ
る。しかし、歯車の歯数の最小値には限度がある
ので、減速比Ｘを大きく設定するには、必然的に
大歯車のピツチ円直径を大きくせざるを得ず、こ
の結果、減速機全体が大型化するのを免れ得な
い。また、歯車式減速機の場合には、小歯車と大
歯車との歯のうち、互いに接している１〜２枚の
歯を介して動力を伝達する形態となる。このた
め、必要な動力を伝達するには、その力の伝達に
耐え得る大きさに個々の歯を設定する必要があ
る。したがつて、この点からも減速比Ｘを大きく
設定しようとすると全体の大型化を免れ得ない問
題があつた。
〔発明の目的〕
本発明は、このような事情に鑑みてなされたも
ので、その目的とするところは、小型で、かつ効
率の良い動力伝達特性が得られ、しかも大きな減
速比が得られる減速機を提供することにある。
ので、その目的とするところは、小型で、かつ効
率の良い動力伝達特性が得られ、しかも大きな減
速比が得られる減速機を提供することにある。
本発明によれば、入力回転軸と出力回転軸とが
設けられる。入力回転軸には同軸的に第１の回転
板が連結され、また、この第１の回転板に軸方向
に対向して第２の回転板が設けられる。そして、
第１および第２の回転板の各対向面には、周方向
に向けてたとえば正弦波状に曲がりくねつた無端
の第１および第２のカム溝が設けられる。第１の
カム溝と第２のカム溝との間でかつ両カム溝が交
叉する位置には転動体が介挿され、この転動体は
保持部材によつて半径方向に移動自在に保持され
る。そして、保持部材は前記出力回転軸に連結さ
れる。一方、前記第２の回転板と前記入力回転軸
との間には上記第２の回転板を上記入力回転軸に
対して自転可能で公転不能な回転要素を介して回
転自在に支持する支持装置が設けられている。
設けられる。入力回転軸には同軸的に第１の回転
板が連結され、また、この第１の回転板に軸方向
に対向して第２の回転板が設けられる。そして、
第１および第２の回転板の各対向面には、周方向
に向けてたとえば正弦波状に曲がりくねつた無端
の第１および第２のカム溝が設けられる。第１の
カム溝と第２のカム溝との間でかつ両カム溝が交
叉する位置には転動体が介挿され、この転動体は
保持部材によつて半径方向に移動自在に保持され
る。そして、保持部材は前記出力回転軸に連結さ
れる。一方、前記第２の回転板と前記入力回転軸
との間には上記第２の回転板を上記入力回転軸に
対して自転可能で公転不能な回転要素を介して回
転自在に支持する支持装置が設けられている。
上記構成であると、後述する理由で、第１、第
２のカム溝の周方向の山数および支持装置の内外
輪の半径比を適宜選択することによつて大きな減
速比を設定することができる。したがつて、全体
の小型化を実現することができる。また、全ての
転動体および支持装置の回転要素に同時に動力伝
達機能を発揮させることができるので動力伝達効
率の高いものを得ることができる。
２のカム溝の周方向の山数および支持装置の内外
輪の半径比を適宜選択することによつて大きな減
速比を設定することができる。したがつて、全体
の小型化を実現することができる。また、全ての
転動体および支持装置の回転要素に同時に動力伝
達機能を発揮させることができるので動力伝達効
率の高いものを得ることができる。
以下、本発明の実施例を図面を参照しながら説
明する。
明する。
第１図において、１は静止状態に設けられるケ
ースであり、このケース１内には円形の部屋２が
形成されている。
ースであり、このケース１内には円形の部屋２が
形成されている。
しかして、ケース１の部屋２内には、入力回転
軸３の一端側がケース１の壁を貫通し、かつ貫通
部が軸受４によつて支持され回転自在に挿設され
ている。入力回転軸３の上記部屋２内に位置する
端部には、円板状に形成された回転板５が同軸的
に固定されている。この回転板５の図中右面には
第２図に示すように前記入力回転軸３の回転中心
線を基準として描かれる円線６を中心にし周方向
に正弦波状に所定のピツチで曲がりくねつた無端
のカム溝７が形成されている。
軸３の一端側がケース１の壁を貫通し、かつ貫通
部が軸受４によつて支持され回転自在に挿設され
ている。入力回転軸３の上記部屋２内に位置する
端部には、円板状に形成された回転板５が同軸的
に固定されている。この回転板５の図中右面には
第２図に示すように前記入力回転軸３の回転中心
線を基準として描かれる円線６を中心にし周方向
に正弦波状に所定のピツチで曲がりくねつた無端
のカム溝７が形成されている。
一方、前記回転板５の図中右面に対向する位置
には、上記回転板５との間に所定の間隔をあけて
環状の回転板８が同軸的に配置されている。この
回転板８の回転板５に対向する面には入力回転軸
３の回転中心線を基準にして前述した円線６と同
一径に描かれる円線を中心にし前記カム溝７と等
しい振幅で周方向に正弦波状に所定ピツチで曲が
りくねつた無端のカム溝９が形成されている。そ
して、カム溝７と９との間で、かつ両カム溝７，
９が交叉する位置には両カム溝に一部が嵌入する
形態に転動体、すなわち球体１０がそれぞれ介挿
されている。また、回転板５と回転板８との間に
は、これらに非接触の状態で上述した球体１０を
入力回転軸３の回転中心線と直交する方向、すな
わち半径方向に移動自在に保持する保持部材１１
が配置されている。この保持部材１１は、たとえ
ば第３図に示すように円板１２に前記球体１０が
嵌挿し得る幅のスリツト１３を放射状に設けたも
のとなつている。上記保持部材１１の中央部には
出力回転軸１４の一端側が入力回転軸３と同軸的
に連結されており、この出力回転軸１３の他端側
は、回転板８の中央部に存在する孔１５を貫通す
るとともにケース１の壁を貫通して外部に導かれ
ている。そして、ケース１の壁と出力回転軸１４
との間には上記出力回転軸１４を回転自在に支持
する軸受１６が装着されている。
には、上記回転板５との間に所定の間隔をあけて
環状の回転板８が同軸的に配置されている。この
回転板８の回転板５に対向する面には入力回転軸
３の回転中心線を基準にして前述した円線６と同
一径に描かれる円線を中心にし前記カム溝７と等
しい振幅で周方向に正弦波状に所定ピツチで曲が
りくねつた無端のカム溝９が形成されている。そ
して、カム溝７と９との間で、かつ両カム溝７，
９が交叉する位置には両カム溝に一部が嵌入する
形態に転動体、すなわち球体１０がそれぞれ介挿
されている。また、回転板５と回転板８との間に
は、これらに非接触の状態で上述した球体１０を
入力回転軸３の回転中心線と直交する方向、すな
わち半径方向に移動自在に保持する保持部材１１
が配置されている。この保持部材１１は、たとえ
ば第３図に示すように円板１２に前記球体１０が
嵌挿し得る幅のスリツト１３を放射状に設けたも
のとなつている。上記保持部材１１の中央部には
出力回転軸１４の一端側が入力回転軸３と同軸的
に連結されており、この出力回転軸１３の他端側
は、回転板８の中央部に存在する孔１５を貫通す
るとともにケース１の壁を貫通して外部に導かれ
ている。そして、ケース１の壁と出力回転軸１４
との間には上記出力回転軸１４を回転自在に支持
する軸受１６が装着されている。
しかして、回転板８の外周縁部は、回転板５の
外周縁部外側を迂回し入力回転軸３の外周面に対
向する位置まで延びる支持筒１７に連結されてい
る。そして、支持筒１７と入力回転軸３との間に
は軸受１８が装着されている。この軸受１８は、
入力回転軸３の外周に固定された内輪１９と、支
持筒１７に固定された外輪２０と、これら内外輪
間に装着された複数の球体２１とで構成されてい
る。そして、各球体２１はころがり軸受の保持器
と同様に形成され、ケース１に固定された支持材
２３に支持されている。したがつて、各球体２１
は自転は行なえるが、公転は不能に装着されてい
る。
外周縁部外側を迂回し入力回転軸３の外周面に対
向する位置まで延びる支持筒１７に連結されてい
る。そして、支持筒１７と入力回転軸３との間に
は軸受１８が装着されている。この軸受１８は、
入力回転軸３の外周に固定された内輪１９と、支
持筒１７に固定された外輪２０と、これら内外輪
間に装着された複数の球体２１とで構成されてい
る。そして、各球体２１はころがり軸受の保持器
と同様に形成され、ケース１に固定された支持材
２３に支持されている。したがつて、各球体２１
は自転は行なえるが、公転は不能に装着されてい
る。
次に上記のように構成された減速機の動作を説
明する。
明する。
まず、入力回転軸３を回転させると、軸受１８
の各球体２１が自転可能で公転不能に支持されて
いることからして回転板８が逆方向に回転する。
一方、入力回転軸３の回転に伴なつて回転板５が
回転するとカム溝７とカム溝９との交叉位置が周
方向に移動し、これに伴なつて球体１０も周方向
に移動し、この移動が出力回転軸１４に伝えられ
ることになる。
の各球体２１が自転可能で公転不能に支持されて
いることからして回転板８が逆方向に回転する。
一方、入力回転軸３の回転に伴なつて回転板５が
回転するとカム溝７とカム溝９との交叉位置が周
方向に移動し、これに伴なつて球体１０も周方向
に移動し、この移動が出力回転軸１４に伝えられ
ることになる。
この関係をさらに詳しく説明すると以下の通り
である。今、第４図ａに示すように回転板５，８
の回転中心をＳとし、カム溝７，９の中心線をそ
れぞれ同じく７，９で示すものとする。そして、
説明の便宜上、カム溝７，９の頂部が丁度交叉点
にあるものとする。この場合には丁度Ａで示す位
置に球体１０が位置している。そして、ＡとＳと
を結ぶ線Ｂを基準線とする。
である。今、第４図ａに示すように回転板５，８
の回転中心をＳとし、カム溝７，９の中心線をそ
れぞれ同じく７，９で示すものとする。そして、
説明の便宜上、カム溝７，９の頂部が丁度交叉点
にあるものとする。この場合には丁度Ａで示す位
置に球体１０が位置している。そして、ＡとＳと
を結ぶ線Ｂを基準線とする。
このような状態において、入力回転軸３に回転
力を与え、第４図ｂに示すように基準線Ｂの位置
から回転板５をθ1だけ図中右方向に回転させたも
のとする。この回転によつてカム溝７もθ1だけ推
移する。一方、前述のように回転板８は軸受１８
を介して入力回転軸３に支持されており、しか
も、この軸受１８の球体２１は自転可能で公転不
能に保持されているので、入力回転軸３をθ1だけ
右方向に回転させると回転板８は基準線Ｂの位置
から逆にθ2だけ左方向に回転し、これに伴なつて
カム溝９も左方向にθ2だけ推移する。ここで、カ
ム溝７とカム溝９とが交叉する位置に介在してい
る球体１０は、保持部材１１によつて半径方向の
み移動自在に保持されているので、上記のように
カム溝７と９との推移によつて両カム溝の交叉位
置が推移すると、この推移に追従して第４図ｂに
A′で示す位置まで移動する。今、A′と各カム溝
７，９の頂部との間の角度をθ3，θ4とし、カム溝
７の周方向の山数、すなわち周波数をZ3、カム溝
９のそれをZ4とおいてA′の位置に着目すると、 cosZ3・θ3＝cosZ4・θ4 ……(1) なる関係が成立する。そして、これを整理する
と、 Z3・θ3＝Z4・θ4 ……(2) となる。
力を与え、第４図ｂに示すように基準線Ｂの位置
から回転板５をθ1だけ図中右方向に回転させたも
のとする。この回転によつてカム溝７もθ1だけ推
移する。一方、前述のように回転板８は軸受１８
を介して入力回転軸３に支持されており、しか
も、この軸受１８の球体２１は自転可能で公転不
能に保持されているので、入力回転軸３をθ1だけ
右方向に回転させると回転板８は基準線Ｂの位置
から逆にθ2だけ左方向に回転し、これに伴なつて
カム溝９も左方向にθ2だけ推移する。ここで、カ
ム溝７とカム溝９とが交叉する位置に介在してい
る球体１０は、保持部材１１によつて半径方向の
み移動自在に保持されているので、上記のように
カム溝７と９との推移によつて両カム溝の交叉位
置が推移すると、この推移に追従して第４図ｂに
A′で示す位置まで移動する。今、A′と各カム溝
７，９の頂部との間の角度をθ3，θ4とし、カム溝
７の周方向の山数、すなわち周波数をZ3、カム溝
９のそれをZ4とおいてA′の位置に着目すると、 cosZ3・θ3＝cosZ4・θ4 ……(1) なる関係が成立する。そして、これを整理する
と、 Z3・θ3＝Z4・θ4 ……(2) となる。
一方、回転板５が基準線Ｂからθ1回転したこと
は、第５図に示すように軸受１８の内輪１９がθ1
回転したことに等しく、同様に回転板８が基準線
B1から左方へθ2回転したことは軸受１８の外輪
２０がθ2左方へ回転したことに等しい。今、内輪
１９の軌道面３１の半径をr1とし、外輪２０の軌
道面３２の半径をr2とすると、基準線Ｂを基準に
して r1・θ1＝r2・θ2 ……(3) なる関係が成立する。また、ここで、基準線Ｂと
球体１０の位置A′との間の角度をθ5とすると、 θ1＋θ2＝θ3＋θ4 ……(4) θ1＝θ3＋θ5 ……(5) の関係が成立する。
は、第５図に示すように軸受１８の内輪１９がθ1
回転したことに等しく、同様に回転板８が基準線
B1から左方へθ2回転したことは軸受１８の外輪
２０がθ2左方へ回転したことに等しい。今、内輪
１９の軌道面３１の半径をr1とし、外輪２０の軌
道面３２の半径をr2とすると、基準線Ｂを基準に
して r1・θ1＝r2・θ2 ……(3) なる関係が成立する。また、ここで、基準線Ｂと
球体１０の位置A′との間の角度をθ5とすると、 θ1＋θ2＝θ3＋θ4 ……(4) θ1＝θ3＋θ5 ……(5) の関係が成立する。
出力回転軸１４は、球体１０を保持する保持部
材１１に連結されているので、この減速機の減速
比Ｘはθ1とθ5との比である。そこで、式（２〜
５）を用いて減速比Ｘを求めると次のようにな
る。
材１１に連結されているので、この減速機の減速
比Ｘはθ1とθ5との比である。そこで、式（２〜
５）を用いて減速比Ｘを求めると次のようにな
る。
Ｘ＝θ1／θ5＝β2＋１／β2−β1 ……(6)
但し、β1、β2は、
β1＝r1／r2、β2＝Z3／Z4 ……(7)(8)
である。したがつて、たとえば、r1＝８、r2＝
９、Z3＝９、Z4＝10とすると減速比Ｘは171とな
る。
９、Z3＝９、Z4＝10とすると減速比Ｘは171とな
る。
このように、各カム溝の周波数および前述した
r1、r2を選択することによつて減速比を自由に、
かつ広い範囲に亘つて設定できる。また、全ての
転動体が動力伝達に同時に寄与するので大きな伝
達動力を確保できる。したがつて、小型で大減速
比が得られ、かつ大伝達動力の減速機を得ること
ができる。
r1、r2を選択することによつて減速比を自由に、
かつ広い範囲に亘つて設定できる。また、全ての
転動体が動力伝達に同時に寄与するので大きな伝
達動力を確保できる。したがつて、小型で大減速
比が得られ、かつ大伝達動力の減速機を得ること
ができる。
なお、本発明は上述した実施例に限定されるも
のではない。たとえば回転板８を入力回転軸の外
周側に配置してもよい。また、球体２１を円筒こ
ろに置代えてもよく、さらに軸受１８を歯車式の
ものに置き代えることもできる。
のではない。たとえば回転板８を入力回転軸の外
周側に配置してもよい。また、球体２１を円筒こ
ろに置代えてもよく、さらに軸受１８を歯車式の
ものに置き代えることもできる。
第１図は本発明の一実施例に係る減速機を一部
切欠して示す側面図、第２図は同減速機における
回転板の正面図、第３図は同減速機における保持
部材の斜視図、第４図および第５図は同減速機の
動作を説明するための図である。 ３……入力回転軸、５，８……回転板、７，９
……無端のカム溝、１０……球体、１１……保持
部材、１４……出力回転軸、１８……軸受。
切欠して示す側面図、第２図は同減速機における
回転板の正面図、第３図は同減速機における保持
部材の斜視図、第４図および第５図は同減速機の
動作を説明するための図である。 ３……入力回転軸、５，８……回転板、７，９
……無端のカム溝、１０……球体、１１……保持
部材、１４……出力回転軸、１８……軸受。
Claims (1)
- １ 入力回転軸と、出力回転軸と、前記入力回転
軸に同軸的に連結された第１の回転板と、この第
１の回転板に対し軸方向に対向して設けられた第
２の回転板と、この第２の回転板と前記第１の回
転板との各対向面に上記対向面上に前記入力回転
軸の回転中心線を基準にして同軸的に描かれる同
一径の円線を中心にしてそれぞれ同期関数的に曲
がりくねつて形成された無端の第１および第２の
カム溝と、これら第１のカム溝と第２のカム溝と
の間でかつ両カム溝が交叉する位置に介挿された
転動体と、この転動体を半径方向に移動自在に保
持するとともに前記出力回転軸に連結された保持
部材と、前記入力回転軸と前記第２の回転板との
間に設けられ上記第２の回転板を上記入力回転軸
に対して自転可能でかつ公転不能な回転要素を介
して回転自在に支持する支持装置とを具備してな
ることを特徴とする減速機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5599583A JPS59183163A (ja) | 1983-03-31 | 1983-03-31 | 減速機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5599583A JPS59183163A (ja) | 1983-03-31 | 1983-03-31 | 減速機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59183163A JPS59183163A (ja) | 1984-10-18 |
| JPS6347943B2 true JPS6347943B2 (ja) | 1988-09-27 |
Family
ID=13014660
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5599583A Granted JPS59183163A (ja) | 1983-03-31 | 1983-03-31 | 減速機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59183163A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1993014901A1 (en) * | 1992-01-29 | 1993-08-05 | Fanuc Ltd | Automatic tool changer |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4317511B2 (ja) * | 2004-10-29 | 2009-08-19 | ファナック株式会社 | 自動工具交換装置 |
-
1983
- 1983-03-31 JP JP5599583A patent/JPS59183163A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1993014901A1 (en) * | 1992-01-29 | 1993-08-05 | Fanuc Ltd | Automatic tool changer |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59183163A (ja) | 1984-10-18 |
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