JPS6347831Y2 - - Google Patents

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JPS6347831Y2
JPS6347831Y2 JP4375583U JP4375583U JPS6347831Y2 JP S6347831 Y2 JPS6347831 Y2 JP S6347831Y2 JP 4375583 U JP4375583 U JP 4375583U JP 4375583 U JP4375583 U JP 4375583U JP S6347831 Y2 JPS6347831 Y2 JP S6347831Y2
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JP
Japan
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heat transfer
main heat
condenser
transfer section
fins
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JP4375583U
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JPS59148594U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、空気分離装置の凝縮器に使用する
プレートフイン型熱交換器の改良に関する。
空気分離装置の凝縮器10は、液体酸素と窒素
ガスの2流体間の蒸発・凝縮により熱交換を行な
わせるもので、第1図に示す如く、精留塔1の上
塔2と下塔3の中間部に位置する液体酸素の液溜
部4内に配置され、プレートフイン型熱交換器が
主通路を垂直にして多数の蒸発側、凝縮側通路が
交互に積層された構成からなり、液体酸素は凝縮
器10下部より蒸発側通路17(第2図b参照)
より流入し、加熱されて一部が蒸発して上部より
流出し、窒素ガスは下塔3の頭部5より入口ヘツ
ダ12を通つて凝縮側通路11(第2図a参照)
の上部横より流入し、熱交換後凝縮されて通路1
1の下部横より出口ヘツダ13を通つて頭部5に
再び戻る構成からなる。
プレートフイン型熱交換器を凝縮器に使用する
場合、液体酸素内に含まれるアセチレンが器内で
濃縮して固体として析出すると、爆発の危険があ
るため、蒸発側通路17は、第2図b図に示すよ
うに、できるだけストレートにして出入口も凝縮
器10幅一杯にとつてある。
従つて、この液体酸素によつて凝縮される窒素
ガス側は、その凝縮側通路11の出入口を凝縮器
10の側面部分に設ける必要があり、凝縮側通路
11の上端部と下端部を閉鎖して側面部分の上端
と下端に各々ヘツダ12,13を設けてある。
この凝縮側通路11の主伝熱部15はフインが
垂直に配置されており、各ヘツダ12,13より
主伝熱部15に接続する分配部14,16は、従
来、三角形フインを2枚で矩形に形成し、フイン
方向を矩形の一対角線に平行させた構成からなる
ため、入口側分配部14の奥内部では、ヘリウム
ガスの滞留が起り、窒素ガスの流入が妨げられ、
凝縮効率が低下し、また、同様に出口側分配部1
6では、液体窒素の排出が悪化する問題があつ
た。
この考案は、かかる現状に鑑み、凝縮器の凝縮
側通路の窒素ガス及び液体窒素の流出入を円滑に
し、凝縮効率を向上させた凝縮器を目的としてい
る。
すなわち、この考案は、空気分離装置の凝縮器
における上部横方向より流入し垂直方向の主伝熱
部を流下し下部横方向より流出する凝縮側通路に
おいて、入口デイストリビユータフインを主伝熱
部のフインに直交する水平方向でかつ主伝熱部フ
イン上端部との通路連絡接合面を傾斜面となし、
出口デイストリビユータフインを主伝熱部の全幅
にわたつて直交する水平方向のフインで構成した
ことを特徴とする空気分離装置用凝縮器である。
この考案を実施例に基づいて説明する。第3図
はこの考案による凝縮器の凝縮側通路の縦断説明
図である。
この考案による凝縮器もプレートフイン型熱交
換器を使用するもので、液体酸素内に含まれるア
セチレンが器内で濃縮して固体として析出する
と、爆発の危険があるため、蒸発側通路は、第2
図b図と同様に、垂直方向のストレートフインに
して出入口幅も凝縮器幅と同等とした構成のもの
を使用する。
この考案による凝縮器の凝縮側通路20の出入
口は凝縮器の側面部分に設けてあり、凝縮側通路
20の上端部と下端部を閉鎖して側面部分の上端
と下端に各々ヘツダ21,22を設けてある。さ
らに、凝縮側通路20の主伝熱部24はフインが
垂直に配置されており、各ヘツダ21,22と主
伝熱部24との間に流体の分配通路となる分配部
23,25が形成されている。
まず、入口分配部23は、そのデイストリビユ
ータフインが主伝熱部24のフイン方向に直交す
る水平方向であり、主伝熱部24のフイン上端部
は入口ヘツダ21側より通路奥側へ傾斜上昇した
形状に成型してあり、デイストリビユータフイン
の形状もこれに合せて三角形に成型してあり、入
口分配部23から主伝熱部24への接続通路は両
方のフインの端部各部分でそれぞれ直交する構成
である。
上記構成のデイストリビユータフインを配した
入口分配部23とすることにより、窒素ガスの流
入に際してヘリウムガスの滞留する部分が無いた
め、窒素ガスの流入が極めて円滑になり、さらに
は主伝熱面積が拡大される利点がある。
次に、出口分配部25は、そのデイストリビユ
ータフインが主伝熱部24のフイン方向に直交す
る水平方向であり、主伝熱部24のフイン下端部
はヘツダ21側より通路奥側へ水平に切断成型し
てあり、デイストリビユータフインの形状は矩形
に成型してあり、主伝熱部24から出口分配部2
5への接続通路は主伝熱部24の下端面、すなわ
ち通路の全幅にわたつてデイストリビユータフイ
ンの水平方向に上側面部分が直交する構成であ
る。
上記構成のデイストリビユータフインを配した
出口分配部25とすることにより、凝縮された液
体窒素の流出に際して滞留するデツドスペースが
無いため、液体窒素の排出が極めて円滑になる。
なお、デイストリビユータフインには孔明きフイ
ンを使用することが好ましい。
以上の構成からなるこの考案による凝縮器は、
凝縮側通路の窒素ガス及び液体窒素の流出入を円
滑にし、主伝熱面積も拡大され、熱交換効率が大
きく向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は精留塔の上塔と下塔の中間部の液溜部
内の説明図、第2図は従来の凝縮器の凝縮側通路
と蒸発側通路の縦断説明図、第3図はこの考案に
よる凝縮器の凝縮側通路の縦断説明図である。 11,20……凝縮側通路、12,21……入
口ヘツダ、13,22……出口ヘツダ、14,2
3……入口分配部、15,24……主伝熱部、1
6,25……出口分配部、17……蒸発側通路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 空気分離装置の凝縮器における上部横方向より
    流入し垂直方向の主伝熱部を流下し下部横方向よ
    り流出する凝縮側通路において、入口デイストリ
    ビユータフインを主伝熱部のフインに直交する水
    平方向でかつ主伝熱部フイン上端部との通路連絡
    接合面を傾斜面となし、出口デイストリビユータ
    フインを主伝熱部の全幅にわたつて直交する水平
    方向のフインで構成したことを特徴とする空気分
    離装置用凝縮器。
JP4375583U 1983-03-25 1983-03-25 空気分離装置用凝縮器 Granted JPS59148594U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4375583U JPS59148594U (ja) 1983-03-25 1983-03-25 空気分離装置用凝縮器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4375583U JPS59148594U (ja) 1983-03-25 1983-03-25 空気分離装置用凝縮器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59148594U JPS59148594U (ja) 1984-10-04
JPS6347831Y2 true JPS6347831Y2 (ja) 1988-12-09

Family

ID=30174291

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4375583U Granted JPS59148594U (ja) 1983-03-25 1983-03-25 空気分離装置用凝縮器

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Publication number Publication date
JPS59148594U (ja) 1984-10-04

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