JPS5947836B2 - 蒸気復水器 - Google Patents
蒸気復水器Info
- Publication number
- JPS5947836B2 JPS5947836B2 JP594079A JP594079A JPS5947836B2 JP S5947836 B2 JPS5947836 B2 JP S5947836B2 JP 594079 A JP594079 A JP 594079A JP 594079 A JP594079 A JP 594079A JP S5947836 B2 JPS5947836 B2 JP S5947836B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tube bundle
- header
- condenser tube
- steam
- outlet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28B—STEAM OR VAPOUR CONDENSERS
- F28B1/00—Condensers in which the steam or vapour is separate from the cooling medium by walls, e.g. surface condenser
- F28B1/06—Condensers in which the steam or vapour is separate from the cooling medium by walls, e.g. surface condenser using air or other gas as the cooling medium
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28B—STEAM OR VAPOUR CONDENSERS
- F28B1/00—Condensers in which the steam or vapour is separate from the cooling medium by walls, e.g. surface condenser
- F28B1/06—Condensers in which the steam or vapour is separate from the cooling medium by walls, e.g. surface condenser using air or other gas as the cooling medium
- F28B2001/065—Condensers in which the steam or vapour is separate from the cooling medium by walls, e.g. surface condenser using air or other gas as the cooling medium with secondary condenser, e.g. reflux condenser or dephlegmator
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
空冷式熱交換器の管束は一般にフィン管が多層に設けら
れており、この管束を横切る空気流によって高温の管内
蒸気が冷却されるが、空気流の温度は空気流の上流側は
ど最低温度を示し、よって管内蒸気との温度差が最大と
なって冷却能力は最大値を示し、空気流がフィン管を横
切って下流側に進むにつれて、空気流は順次フィン管と
の熱交換によって加熱され、管内蒸気との温度差は減少
し、これによりフィン管の熱移動量が減少する。
れており、この管束を横切る空気流によって高温の管内
蒸気が冷却されるが、空気流の温度は空気流の上流側は
ど最低温度を示し、よって管内蒸気との温度差が最大と
なって冷却能力は最大値を示し、空気流がフィン管を横
切って下流側に進むにつれて、空気流は順次フィン管と
の熱交換によって加熱され、管内蒸気との温度差は減少
し、これによりフィン管の熱移動量が減少する。
これは直接凝縮蒸気量の減少を意味する。
この結果、最低温度のフィン管では、管内蒸気の凝縮に
伴って蒸気の流入量は増大するが、フィン管の流動抵抗
が犬となって出口に近ずく程蒸気の碓れは減少し、十分
な伝熱面積があるにもかかわらず蒸気量が少ないため、
凝縮水は著しく過冷却し遂には凍結する結果を招来する
。
伴って蒸気の流入量は増大するが、フィン管の流動抵抗
が犬となって出口に近ずく程蒸気の碓れは減少し、十分
な伝熱面積があるにもかかわらず蒸気量が少ないため、
凝縮水は著しく過冷却し遂には凍結する結果を招来する
。
特に大気温度が極度に低下したり、冬期、或は寒冷地に
おいてこの傾向は甚しく、また凝固点の高い管内流体の
場合も同じ障害が発生する。
おいてこの傾向は甚しく、また凝固点の高い管内流体の
場合も同じ障害が発生する。
これらの障害を防止するため、フィンのピッチを変え、
または一部フインを取除いて裸管を用いたり、またはフ
ィンの巻数、高さを変えるなどの工夫がなされているが
、たとえ空気量を調整しても大気温度が変化する度に管
内圧力のバランスが崩れ、過冷の現象が生ずる危険があ
った。
または一部フインを取除いて裸管を用いたり、またはフ
ィンの巻数、高さを変えるなどの工夫がなされているが
、たとえ空気量を調整しても大気温度が変化する度に管
内圧力のバランスが崩れ、過冷の現象が生ずる危険があ
った。
このような過冷に対しては、管束を構成する各伝熱管を
各々独立して閉回路とし、各管ごとにドレンを抜き出し
て過冷を防止する方式や、蒸気入口ヘッダーに複数のＵ
字管を内外に並設することによって各々の内圧の差を考
慮した方式もあるが、前者は構造が複雑となり、後者で
は管内で生成したドレンがＵ字管の長い距離を流れて一
力の出口より排出されることとなり、必要以上に冷却さ
れ易いなどの次点がなお残されている。
各々独立して閉回路とし、各管ごとにドレンを抜き出し
て過冷を防止する方式や、蒸気入口ヘッダーに複数のＵ
字管を内外に並設することによって各々の内圧の差を考
慮した方式もあるが、前者は構造が複雑となり、後者で
は管内で生成したドレンがＵ字管の長い距離を流れて一
力の出口より排出されることとなり、必要以上に冷却さ
れ易いなどの次点がなお残されている。
本発明はこれらの次点を改善してドレンを速かに排出さ
せ、しかも管内の圧力バランスをよく保って過冷却によ
る凍結を防止するためになされたものである。
せ、しかも管内の圧力バランスをよく保って過冷却によ
る凍結を防止するためになされたものである。
以下本発明をその実施例を示す添付の図面について説明
するが、本発明は図面および以下の説明によって限定さ
れるものではなく、本発明の技術範囲は特許請求の範囲
の項に示したとおりである。
するが、本発明は図面および以下の説明によって限定さ
れるものではなく、本発明の技術範囲は特許請求の範囲
の項に示したとおりである。
図において、入口側ヘッダー１と出口側ヘッダー２は共
にｄ傾斜して設けられ、これらの間に第４図で示したよ
うなフィン管３で形成した主復水器管束４が水平力向に
架渡されており、その上方には出口側ヘッダー２を介し
て折流した配置となって２層の伝熱管５Ａ、５Ｂからな
る補助復水器管束５が重置されており、この管束５の出
口側ヘッダー６は入口側ヘッダー１の長手方向に沿って
設けた２本の管６Ａ、６Ｂから構成されている。
にｄ傾斜して設けられ、これらの間に第４図で示したよ
うなフィン管３で形成した主復水器管束４が水平力向に
架渡されており、その上方には出口側ヘッダー２を介し
て折流した配置となって２層の伝熱管５Ａ、５Ｂからな
る補助復水器管束５が重置されており、この管束５の出
口側ヘッダー６は入口側ヘッダー１の長手方向に沿って
設けた２本の管６Ａ、６Ｂから構成されている。
出口側ヘッダー２および６はそれぞれドレン排出支管７
及び８に連絡されており、これらは共に立上り部９を有
する主ドレン排出管１０に連絡されている。
及び８に連絡されており、これらは共に立上り部９を有
する主ドレン排出管１０に連絡されている。
主、補助画復水器管束４，５はドレンの排出を容易にす
るため出口側に向って低くなるように少し傾斜させた力
が好ましい。
るため出口側に向って低くなるように少し傾斜させた力
が好ましい。
ベントコンデンサ管束１１は、上下層の２本の伝熱管１
１Ａ、ＩＩＢからなり、出口側ヘッダー６と直接連通す
る２本の管１２Ａ、１２Ｂからなる入口側ヘッダー１２
と、出口側ヘッダー２に沿って設けた２本の管１３Ａ、
１３Ｂからなるベントコンデンサ出口側ヘッダー１３と
の間に架は渡され、かつ補助復水器管束５と並べて設置
されており、主復水器管束４とは重置されている関係に
ある。
１Ａ、ＩＩＢからなり、出口側ヘッダー６と直接連通す
る２本の管１２Ａ、１２Ｂからなる入口側ヘッダー１２
と、出口側ヘッダー２に沿って設けた２本の管１３Ａ、
１３Ｂからなるベントコンデンサ出口側ヘッダー１３と
の間に架は渡され、かつ補助復水器管束５と並べて設置
されており、主復水器管束４とは重置されている関係に
ある。
このベントコンデンサ管束１１は、ドレンが排出支管８
へ流出し易いように、入口側ヘッダー１２に向って少し
下降気味に設けられている。
へ流出し易いように、入口側ヘッダー１２に向って少し
下降気味に設けられている。
そして、２基の抽気装置１４Ａ、’１４Ｂがベントコン
デンサ出口側ヘッダー１３のｔｌｇＡ、１３Ｂにそれぞ
れ連絡されており、これらは高圧蒸気によって駆動され
る。
デンサ出口側ヘッダー１３のｔｌｇＡ、１３Ｂにそれぞ
れ連絡されており、これらは高圧蒸気によって駆動され
る。
図示ではドレンの出口側ヘッダー６及びベントコンデン
サ出口側ヘッダー１３をいずれも外部に独立して設けら
れているが、これらは入口側ヘッダー１および出口側ヘ
ッダー２の内部を区画して形成することもできる。
サ出口側ヘッダー１３をいずれも外部に独立して設けら
れているが、これらは入口側ヘッダー１および出口側ヘ
ッダー２の内部を区画して形成することもできる。
ファン装置１５は、モータ１６で駆動され、図示では押
込式であるから、主復水器管束４が最も冷却されるよう
下刃に設けているが、吸込式の場合は逆に上方に設置す
る。
込式であるから、主復水器管束４が最も冷却されるよう
下刃に設けているが、吸込式の場合は逆に上方に設置す
る。
上記の構成を有する蒸気復水器を用いてタービン等の排
気を復水する場合、入口側ヘッダー１から導入された蒸
気は主復水器管束４において導入蒸気量の７０〜８０係
が凝縮し、蒸気の飽和温度にほぼ等しい多量のドレンが
排出支管７を経て主ドレン排出管１０に排出される。
気を復水する場合、入口側ヘッダー１から導入された蒸
気は主復水器管束４において導入蒸気量の７０〜８０係
が凝縮し、蒸気の飽和温度にほぼ等しい多量のドレンが
排出支管７を経て主ドレン排出管１０に排出される。
出口側ヘッダー２内の残留蒸気と不凝縮性ガスとの混合
ガスは、次いで補助復水器管束５を通る間に、主復水器
管束４を通過して温度上昇した空気と熱交換して、残留
蒸気の大部分が凝縮され、その凝縮水は２本の出口側ヘ
ッダー６Ａ、６Ｂに集まり排出支管８へ流下する。
ガスは、次いで補助復水器管束５を通る間に、主復水器
管束４を通過して温度上昇した空気と熱交換して、残留
蒸気の大部分が凝縮され、その凝縮水は２本の出口側ヘ
ッダー６Ａ、６Ｂに集まり排出支管８へ流下する。
ここでもなお蒸気が残存した不凝縮性ガスは、上記の出
口側ヘッダー６に直接連通するベントコンデンサの入口
側ヘッダー１２よりベントコンデンサ管束１１を経て出
口側ヘッダー１３に向う間に、補助復水器管束５の場合
と同様に、主復水器管束４に接触して温度上昇した空気
と熱交換して、残存する蒸気は殆んど凝縮し、不凝縮性
ガスのみ抽気装＠１４によって大気へ放出され、凝縮水
は、傾斜に沿って入口側ヘッダー１２に集まり、補助復
水器管束５で生成した凝縮水と出口側ヘッダー６で混合
し、排出支管８を経て主ドレン排出管１０に流下し、前
述のドレン排出支管７からのドレンと混合し、立上り管
９を経て外部に取出され、ボイラ等へ還流させられる。
口側ヘッダー６に直接連通するベントコンデンサの入口
側ヘッダー１２よりベントコンデンサ管束１１を経て出
口側ヘッダー１３に向う間に、補助復水器管束５の場合
と同様に、主復水器管束４に接触して温度上昇した空気
と熱交換して、残存する蒸気は殆んど凝縮し、不凝縮性
ガスのみ抽気装＠１４によって大気へ放出され、凝縮水
は、傾斜に沿って入口側ヘッダー１２に集まり、補助復
水器管束５で生成した凝縮水と出口側ヘッダー６で混合
し、排出支管８を経て主ドレン排出管１０に流下し、前
述のドレン排出支管７からのドレンと混合し、立上り管
９を経て外部に取出され、ボイラ等へ還流させられる。
次にベントコンデンサ管束の他の実施例について説明す
る。
る。
第５図は上層のフィン管１１Ａと下層のフィン管１１Ｂ
の２本を代表的に示し、他のフィン管を省略したベント
コンデンサ管束であり、第６図はベントコンデンサ部分
の斜視図、第７図は第６図■−■線断面図であって、フ
ィン管の配列を分り易くした説明図である。
の２本を代表的に示し、他のフィン管を省略したベント
コンデンサ管束であり、第６図はベントコンデンサ部分
の斜視図、第７図は第６図■−■線断面図であって、フ
ィン管の配列を分り易くした説明図である。
第５．６．７図において、上部の入口側ヘッダー１２Ａ
に連絡する上層の伝熱管１１Ａは、中間において下降す
る折曲部１７を経て、出口側ヘッダー１３の下部孔１８
に連絡させ、下部の人口側ヘッダー１２Ｂに連絡する下
層のフィン管１１Ｂは、中間において水平方向に曲る折
曲部１９を経て、出口側ヘッダー１３の上部孔２０に連
絡させる。
に連絡する上層の伝熱管１１Ａは、中間において下降す
る折曲部１７を経て、出口側ヘッダー１３の下部孔１８
に連絡させ、下部の人口側ヘッダー１２Ｂに連絡する下
層のフィン管１１Ｂは、中間において水平方向に曲る折
曲部１９を経て、出口側ヘッダー１３の上部孔２０に連
絡させる。
この折曲部１７．１９の存在により上下両層のフィン管
は均一に冷却され、−力が過冷却されることはない。
は均一に冷却され、−力が過冷却されることはない。
この折れ曲る方向は、入口側、出口側の両ヘッダーが水
平面に対して４５°傾斜し、かつフィン管が第７図のよ
うに四角形錯列の配置であれば、投影的にみて、下方向
の折曲部１７は鉛直力向に曲り、横力向の折曲部１９は
水平力向に曲ることとなり、流れ方向に対し立ち上り部
分がないので、管内ドレンは、滞留することなく出口側
ヘッダー１３に流れ、排出支管２１を経て主ドレン排出
管１０へ速かに流下する。
平面に対して４５°傾斜し、かつフィン管が第７図のよ
うに四角形錯列の配置であれば、投影的にみて、下方向
の折曲部１７は鉛直力向に曲り、横力向の折曲部１９は
水平力向に曲ることとなり、流れ方向に対し立ち上り部
分がないので、管内ドレンは、滞留することなく出口側
ヘッダー１３に流れ、排出支管２１を経て主ドレン排出
管１０へ速かに流下する。
この折曲部１７．１９は、ベントコンデンサ管束出口に
おいて器内圧が最終的に同一になるよう設置位置が調整
される。
おいて器内圧が最終的に同一になるよう設置位置が調整
される。
このフィン管の配列は正三角形錯列とすることもでき、
それ以外にピッチおよび傾斜角を変えることも可能であ
り、また２個に分割された入口側ヘッダー１２Ａ、１２
Ｂを１個のヘッダーにまとめることもできる。
それ以外にピッチおよび傾斜角を変えることも可能であ
り、また２個に分割された入口側ヘッダー１２Ａ、１２
Ｂを１個のヘッダーにまとめることもできる。
本発明の実施例は上記説明のとおりであるところ、本発
明は特許請求の範囲記載の蒸気復水器を要旨とし、水平
面に対し傾斜させて並設した入口側ヘッダーと出口側ヘ
ッダーとを、フィン付伝熱管からなる主復水器管束で連
通させ、該主復水器管束の上方に補助復水器管束とベン
トコンデンサー管束とを並べて重設したから、主復水器
管束が最もよく冷却され、ここで導入蒸気の大部分（７
０〜ｓ ｏ％）が凝縮し、しかも出口側ヘッダーのドレ
ン排出支管から蒸気の飽和温度にほぼ等しい多量のドレ
ンが速かに排出されるため、この部分における過冷却が
防止され、ボイラー等への還流が円滑に行なわれるとと
もに、このドレンの速かな排出は、管内蒸気の圧力損失
を少なくシ、設定容量の蒸気量を容易に維持することが
でき、かつ全体が著しくコンパクトにまとまり据えつけ
も甚だ容易に行なえる。
明は特許請求の範囲記載の蒸気復水器を要旨とし、水平
面に対し傾斜させて並設した入口側ヘッダーと出口側ヘ
ッダーとを、フィン付伝熱管からなる主復水器管束で連
通させ、該主復水器管束の上方に補助復水器管束とベン
トコンデンサー管束とを並べて重設したから、主復水器
管束が最もよく冷却され、ここで導入蒸気の大部分（７
０〜ｓ ｏ％）が凝縮し、しかも出口側ヘッダーのドレ
ン排出支管から蒸気の飽和温度にほぼ等しい多量のドレ
ンが速かに排出されるため、この部分における過冷却が
防止され、ボイラー等への還流が円滑に行なわれるとと
もに、このドレンの速かな排出は、管内蒸気の圧力損失
を少なくシ、設定容量の蒸気量を容易に維持することが
でき、かつ全体が著しくコンパクトにまとまり据えつけ
も甚だ容易に行なえる。
また、本発明においては、主復器管束の上方において、
補助復水器管束を主復水器管束の出口側ヘッダーを介し
て残存蒸気を折流させるようにし、該補助復水器管束の
出口側ヘッダーをベントコンデンサー管束の入口側と直
接連通させ、ベントコンデンサ管束の出口側ヘッダーに
抽気装置を連絡させたから、補助復水器管束及びベント
コンデンサー管束はいずれも、主復水器管束内の蒸気と
熱交換して加温された空気流と接触することになり、こ
こでの蒸気の過冷、ドレンの凍結を防止することができ
、かつ管内蒸気の凝縮が３段階にわたって行なわれるの
で、最終的には蒸気を含まない不凝縮ガスのみとなり、
これを抽出する装置も小型小容量のものとすることがで
きる。
補助復水器管束を主復水器管束の出口側ヘッダーを介し
て残存蒸気を折流させるようにし、該補助復水器管束の
出口側ヘッダーをベントコンデンサー管束の入口側と直
接連通させ、ベントコンデンサ管束の出口側ヘッダーに
抽気装置を連絡させたから、補助復水器管束及びベント
コンデンサー管束はいずれも、主復水器管束内の蒸気と
熱交換して加温された空気流と接触することになり、こ
こでの蒸気の過冷、ドレンの凍結を防止することができ
、かつ管内蒸気の凝縮が３段階にわたって行なわれるの
で、最終的には蒸気を含まない不凝縮ガスのみとなり、
これを抽出する装置も小型小容量のものとすることがで
きる。
しかして、上記の蒸気復水器において、ベントコンデン
サー管束を構成するフィン付伝熱管群を上下両層に分け
、入口ヘッダー側で上層をなす伝熱管の中間部に下方向
の折曲部を、また下層をなす伝熱管の中間部に横力向の
折曲部を形成して、入口ヘッダー側と出口ヘッダー側に
おける層の上下が逆転した構成とすることによって、上
下両層の管内流体の冷却を均一にして特に下層の過冷、
凍結を防止し、これがドレンの流れの方向に対し伝熱管
に立ち上り箇所がないことと相俟ってドレンの流出を容
易にし蒸気の復水を能率よく行なうことができる。
サー管束を構成するフィン付伝熱管群を上下両層に分け
、入口ヘッダー側で上層をなす伝熱管の中間部に下方向
の折曲部を、また下層をなす伝熱管の中間部に横力向の
折曲部を形成して、入口ヘッダー側と出口ヘッダー側に
おける層の上下が逆転した構成とすることによって、上
下両層の管内流体の冷却を均一にして特に下層の過冷、
凍結を防止し、これがドレンの流れの方向に対し伝熱管
に立ち上り箇所がないことと相俟ってドレンの流出を容
易にし蒸気の復水を能率よく行なうことができる。
第１図ないし第３図は本発明の一実施例を示すもので、
第１図は管束の一部を省略した蒸気復水器の斜視説明図
、第２図及び第３図はそれぞれ第１図■−■線及び■−
■線断面図、第４図はフィン管の一部切断側面図、第５
図以下は他の実施例を示し、第５図は第１図に対応する
斜視図、第６図はベントコンデンサの斜視図、第７図は
第６図■−■線断面図である。 １・・・・・・入口側ヘッダー、２・・・・・・出口側
ヘッダー、３・・・・・・フィン管、４・・・・・・主
復水器管束、５・・・・・・補助復水器管束、６・・・
・・・出口側ヘッダー、７，８・・・・・・ドレン排出
支管、９・・・・・・立上り部、１０・・・・・・主ド
レン排出管、１１・・・・・・ベントコンデンサ管束、
１２・・・・・・ベントコンデンサーの入口側ヘッダー
、１３・・・・・・同出口側ヘッダー、１４Ａ、１４Ｂ
・・・・・・抽気装置、１５・・・・・・ファン装置、
１６・・・・・・モーター、１７・・・・・・下方向折
曲部、１８・・・・・・下部孔、１９・・・・・・横方
向折曲部、２０・・・・・・上部孔、２１・・・・・・
ドレン排出支管。
第１図は管束の一部を省略した蒸気復水器の斜視説明図
、第２図及び第３図はそれぞれ第１図■−■線及び■−
■線断面図、第４図はフィン管の一部切断側面図、第５
図以下は他の実施例を示し、第５図は第１図に対応する
斜視図、第６図はベントコンデンサの斜視図、第７図は
第６図■−■線断面図である。 １・・・・・・入口側ヘッダー、２・・・・・・出口側
ヘッダー、３・・・・・・フィン管、４・・・・・・主
復水器管束、５・・・・・・補助復水器管束、６・・・
・・・出口側ヘッダー、７，８・・・・・・ドレン排出
支管、９・・・・・・立上り部、１０・・・・・・主ド
レン排出管、１１・・・・・・ベントコンデンサ管束、
１２・・・・・・ベントコンデンサーの入口側ヘッダー
、１３・・・・・・同出口側ヘッダー、１４Ａ、１４Ｂ
・・・・・・抽気装置、１５・・・・・・ファン装置、
１６・・・・・・モーター、１７・・・・・・下方向折
曲部、１８・・・・・・下部孔、１９・・・・・・横方
向折曲部、２０・・・・・・上部孔、２１・・・・・・
ドレン排出支管。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 水平面に対し傾斜させて並設した入口側ヘッダーと
出口側ヘッダーとを、フィン付伝熱管群からなる主復水
器管束で連通させ、該主復水器管束の上方に補助復水器
管束とベントコンデンサー管束とを並べて重設し、補助
復水器管束は、上記主復水器管束の出口側ヘッダーを介
して、残存蒸気を折流させるようにし、それ自体の出口
側ヘッダーをベントコンデンサー管束の入口側ヘッダー
と直接連通させ、前記主、補助画復水器管束の各出口側
ヘッダーにはそれぞれドレン排出管を連設するとともに
、ベントコンデンサー管束の出口側ヘッダーに抽気装置
を連絡させて成る蒸気復水器。 ２ ベントコンデンサー管束を構成するフィン付伝熱管
群を上下両層に分け、人口ヘッダー側で上層をなす上記
伝熱管の中間部には下方向の折曲部を、また下層をなす
伝熱管の中間部には横力向の折曲部を形成し、これによ
って人口ヘッダー側と出口ヘッダー側における層の上下
を逆転せしめたことを特徴とする特許請求の範囲第１項
記載の蒸気復水器。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP594079A JPS5947836B2 (ja) | 1979-01-20 | 1979-01-20 | 蒸気復水器 |
| US06/214,086 US4417619A (en) | 1978-06-05 | 1980-12-08 | Air-cooled heat exchanger |
| US06/497,863 US4537248A (en) | 1978-06-05 | 1983-05-25 | Air-cooled heat exchanger |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP594079A JPS5947836B2 (ja) | 1979-01-20 | 1979-01-20 | 蒸気復水器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5599583A JPS5599583A (en) | 1980-07-29 |
| JPS5947836B2 true JPS5947836B2 (ja) | 1984-11-21 |
Family
ID=11624892
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP594079A Expired JPS5947836B2 (ja) | 1978-06-05 | 1979-01-20 | 蒸気復水器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5947836B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01168838U (ja) * | 1988-05-20 | 1989-11-28 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4417619A (en) * | 1978-06-05 | 1983-11-29 | Sasakura Engineering Co., Ltd. | Air-cooled heat exchanger |
| US4537248A (en) * | 1978-06-05 | 1985-08-27 | Sasakura Engineering Co., Ltd. | Air-cooled heat exchanger |
| US4518035A (en) * | 1983-02-14 | 1985-05-21 | Hudson Products Corporation | Air-cooled, vacuum steam condenser |
-
1979
- 1979-01-20 JP JP594079A patent/JPS5947836B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01168838U (ja) * | 1988-05-20 | 1989-11-28 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5599583A (en) | 1980-07-29 |
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