JPS6347734Y2 - - Google Patents

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JPS6347734Y2
JPS6347734Y2 JP169084U JP169084U JPS6347734Y2 JP S6347734 Y2 JPS6347734 Y2 JP S6347734Y2 JP 169084 U JP169084 U JP 169084U JP 169084 U JP169084 U JP 169084U JP S6347734 Y2 JPS6347734 Y2 JP S6347734Y2
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JP
Japan
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incense stick
outer frame
incense
inner frame
igniter
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JP169084U
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JPS60128159U (ja
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  • Lighters Containing Fuel (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は携帯用線香着火具に関し、一層詳細に
は、線香を折ることなくその先端に容易かつ迅速
に着火することができるとともに、墓参に必要な
線香、ライターおよび豆ローソクなどを傷めぬよ
うにコンパクトに収納することができる携帯用線
香着火具に関するものである。
線香は折れ易く取り扱いにくいものである。例
えば、墓参の時など束の状態では着火しにくいの
で、従来は着火する際に折れぬ様に注意して手中
で平面状に広げて点火しているが、手中では均一
に広げにくく、また線香の先端も揃えがたいので
着火作業に困難を極める。また、着火源として紙
などを燃やし線香に着火しようとしても着火源が
安定せず線香の先端のみに均一に着火することが
できないとともに、火勢が強く手が熱く感じられ
て不快であり火傷を負う恐れがある。また、風雨
時の着火作業が一層困難である。
本考案は上記難点に鑑みなされたもので、線香
の着火時に線香を揃えて、線香を折ることなく均
一に平面状に広げることができ、迅速かつ容易に
線香の先端部にライター等を用いて着火すること
ができると共に、墓参の時必要な線香やライタ
ー、豆ローソク等をコンパクトに収納し携帯する
ことができる携帯用線香着火具を提供することを
目的とする。その特徴は、線香先端が若干突出す
るように載置すべき長さに形成された偏平な断面
コの字状の外枠と、この外枠内に倣つて遊嵌可能
でありかつ該外枠より短尺なやはり偏平な断面コ
の字状でその一方の長手方向後端部に側壁を有す
る内枠と、前記外枠開口面を覆うべく該外枠後端
部に軸着した蓋体とから成ることを特徴とし、前
記外枠と内枠を重ね合わせ、内枠の側壁に線香後
端を当接させるとともに線香先端が外枠先端から
若干突出するように載置する一方、前記蓋体を回
動し線香を軽く押圧し該線香の落下を防ぎ、適宜
手段により線香に着火するところにある。
以下本考案の好適な実施例を添付図面に基づい
て詳細に説明する。
第1図には本考案の線香着火具が示され、第2
図ないし第4図のものはそのうちの着火具本体1
0で、線香先端が若干突出する長さを有する偏平
な断面コの字状の金属製等の不燃性の外枠12
と、この外枠内に倣つて遊嵌可能であり、かつ該
外枠12より短尺なやはり偏平な断面コの字状で
その一方の長手方向後端部に側壁14を有する内
枠16とが設けられて、該外枠12内に内枠16
が重ね合わせられ、側壁14を有する内枠16後
端部が外枠上方へと内枠を回動可能に軸18を介
して外枠12内の例えば後端部に軸着されてい
る。また、図中の実施例では外枠中から内枠を持
ち上げ易いように内枠16の左右両側壁の両端部
に外枠12の左右側壁の上部を覆うように外枠下
方向に向けて断面L字状の延出壁20aおよび2
0bが延設されている。さらに、内枠16端部を
軸着した外枠12端部には、外枠上端開口面を覆
う後端を若干折曲した平板からなる蓋体22端部
が軸18を介して回動自在に軸着されている。
また、第5図および第6図には前記着火具本体
10の内枠端部を軸着しない側の外枠12長手方
向の先端開口部に着脱自在に被冠するキヤツプ3
0が示され、該キヤツプ30は例えば、偏平な断
面コの字状でその長手方向後端部が側壁32で封
じられた内ケース34と、この内ケース外側に倣
つて内ケース上面開口部を塞ぐように内ケースに
被冠されたやはり偏平な断面コの字状でその長手
方向後端部が側壁35で封じられた外ケース36
とからなり、前記内外各ケースの側壁32および
35を有する後端部間が軸38を介して内ケース
と外ケースの先端部間を広げる方向に回動可能に
軸着されると共に、内ケース34に対して外ケー
ス36を軸38を中心にキヤツプ30の先端開口
部40を広げる方向に回動させると、その中途部
の所定回動角度内の任意の位置で内ケースが摩擦
力で外ケース内に抱持されて回動せずに停止する
よう外ケース36内側端部が内ケース34外側端
部に圧接されている。なお、キヤツプ30上面に
キヤツプ30を抜き取る方向を示した目印37が
付されている。
本考案の線香着火具は以上の構成の着火具本体
10とキヤツプ30とからなり、通常は第7図に
示すごとく外枠12中に内枠16を重ね合わせた
状態の着火具本体10内に墓参に必要な線香束4
2と着火用のライター44および豆ローソク46
を収納した小箱48等を倣つて入れ、蓋体22を
回動させて着火具本体10上面を閉じ、キヤツプ
30の内ケースに対して外ケースを回動させてそ
の先端開口部40を押開き、着火具本体10の先
端開口部から突出している線香束42および小箱
48上端部を覆うようにして着火具本体10先端
部に、キヤツプの内ケースに対して外ケースを回
動させてその先端開口部40をキヤツプ内の線香
束42の線香を折らぬよう適宜量押縮めて被冠し
た後(第8図参照)、キヤツプ30を着火具本体
10方向に押圧し着火具本体10先端部にキヤツ
プ30を取り付け線香供え用具として携帯する
(第9図参照)。次に、線香束42に着火しようと
する際は、キヤツプ30を着火具本体10から前
記目印37の方向に引き抜き、蓋体22を回動さ
せて着火具本体10上面を開口し、あらかじめ収
納されている墓参用の線香束42、ライター44
と小箱48を取り出すと共に線香束42を解きほ
ぐし、外枠12中に内枠16を重ね合わせた状態
で、着火具本体10の内枠16内に該内枠16の
側壁14に線香を当接させるとともに、線香先端
が外枠12の先端縁から若干突出するように揃え
て並べ、さらに蓋体22を再び閉じて押圧・保持
することにより線香の落下を防ぐことができる。
そして、この状態で外枠12の先端縁より突出し
た線香の先端部にライター44等で着火するとと
もに(第10図参照)、着火具本体10を振り、
線香の点火部分を煙状に消炎する。続いて、内枠
16の上端縁の延出壁20aおよび20bを手で
持ち、外枠12内から内枠16と蓋体22を共に
回動させてその先端を持ち上げ、第11図に示す
ごとく、内枠16下底面に親指等を当てがつて内
枠16の下がり止めとして外枠12に対して所定
傾斜角度持ち上げた状態に保持した後、蓋体22
をさらに反転させ、内枠16上に載置されている
線香の中途部をつまみ適宜に取り出す。また、線
香への着火はライター44に限ることなく、着火
具本体10内に収納してあるローソク46等を用
いてもよい。
なお、上述実施例において、外枠内に内枠端部
を軸着せずに、第12図および第13図に示すご
とく、外枠12の側壁の長手方向に沿つて長尺な
ガイド孔50を穿設し、このガイド孔50に倣つ
て内枠16の側壁から突出する突部52が案内さ
れることにより外枠12内の前後方向に摺動自在
に構成してもよい。このように構成することによ
り、線香先端に着火した後、内枠16を先方にガ
イド孔50に沿つて摺動させ線香を押し出し、そ
の線香の中途部をつまみ容易に取り出すことがで
きる。この実施例では、着火具本体10の先端方
向の外枠12の上縁にはキヤツプ30の被冠位置
を決定する段差部54が設けられている。
また、キヤツプ30の構造も上述実施例に限ら
ず単に後端が封じられた筒状のもの等としても良
い。
以上のように本考案に係る線香着火具を用いれ
ば着火具本体内に線香の先端を均一に揃え平面状
に容易かつ迅速に並べることができライター等を
用いての線香先端への点火が適確に行える。ま
た、線香を直接手に持つ必要がなく、着火時に線
香を折ることもない。また、ライター等を用い容
易に着火できるので、手等に不快な熱さを感じた
り火傷を負う危険も無い。さらに、線香先端に点
火した後、炎を消して煙状とする際にも、線香を
並べた着火具本体をそのまま振れば線香が束の状
態ではなく1本1本バラバラに並んでいるので、
炎を容易に消すことができる。また、豆ローソク
を収納した小箱、線香を供える際用いるライター
や線香束を傷めぬようコンパクトに線香着火具内
に収納でき、耐久性に優れ、携帯用の線香供え用
具として利用できる等の著効を奏する。
以上本考案の好適な実施例を挙げて種々説明し
てきたが、本考案が上述した実施例に限定される
ものでないことはいうまでもなく、例えば着火具
本体およびキヤツプの材質は金属に限定されるこ
となく不燃性の合成樹脂により形成してもよいな
ど、考案の精神を逸脱しない範囲内で多くの改変
を施しうることはもちろんである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の携帯用線香着火具の斜視図、
第2図は第1図中の着火具本体の一部省略平面
図、第3図および第4図はそれぞれ第2図中の着
火具本体の一部省略正面図と側面図、第5図およ
び第6図はそれぞれ第1図中の線香着火具のキヤ
ツプの分解状態を示す斜視図と組立て斜視図、第
7図は線香束、ライターおよびローソクを収納し
た小箱を着火具本体内に倣つて収納した状態の一
部省略平面図、第8図は着火具本体にキヤツプを
被冠する状態を示す説明図、第9図は着火具本体
にキヤツプを被冠した状態を示す説明図、第10
図は本考案の線香着火具を用いて線香の着火方法
を示す説明図、第11図は着火した線香を取り出
す状態を示す斜視説明図、第12図および第13
図は他の実施例を示す一部を省略した正面図と平
面図である。 10……着火具本体、12……外枠、14……
側壁、16……内枠、18……軸、20a,20
b……延出壁、22……蓋体、30……キヤツ
プ、32……側壁、34……内ケース、35……
側壁、36……外ケース、37……目印、38…
…軸、40……先端開口部、42……線香束、4
4……ライター、46……豆ローソク、48……
小箱、50……ガイド孔、52……突部、54…
…段差部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 線香先端が若干突出するように載置すべき長さ
    に形成された偏平な断面コの字状の外枠と、この
    外枠内に倣つて遊嵌可能でありかつ該外枠より短
    尺なやはり偏平な断面コの字状でその一方の長手
    方向後端部に側壁を有する内枠と、前記外枠開口
    面を覆うべく該外枠後端部に軸着した蓋体とから
    成ることを特徴とし、 前記外枠と内枠を重ね合わせ、内枠の側壁に線
    香後端を当接させるとともに線香先端が外枠先端
    から若干突出するように載置する一方、前記蓋体
    を回動し線香を軽く押圧し該線香の落下を防ぎ、
    適宜手段により線香に着火する携帯用線香着火
    具。
JP169084U 1984-01-10 1984-01-10 携帯用線香着火具 Granted JPS60128159U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP169084U JPS60128159U (ja) 1984-01-10 1984-01-10 携帯用線香着火具

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP169084U JPS60128159U (ja) 1984-01-10 1984-01-10 携帯用線香着火具

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Publication Number Publication Date
JPS60128159U JPS60128159U (ja) 1985-08-28
JPS6347734Y2 true JPS6347734Y2 (ja) 1988-12-08

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ID=30474659

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JP169084U Granted JPS60128159U (ja) 1984-01-10 1984-01-10 携帯用線香着火具

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JPS60128159U (ja) 1985-08-28

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