JPS6347631Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6347631Y2 JPS6347631Y2 JP17674482U JP17674482U JPS6347631Y2 JP S6347631 Y2 JPS6347631 Y2 JP S6347631Y2 JP 17674482 U JP17674482 U JP 17674482U JP 17674482 U JP17674482 U JP 17674482U JP S6347631 Y2 JPS6347631 Y2 JP S6347631Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- water jacket
- cylinder block
- walls
- cylindrical member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 16
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 claims description 4
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 claims 1
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 description 13
- 238000005266 casting Methods 0.000 description 5
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 5
- 206010010904 Convulsion Diseases 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 1
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は内燃機関のシリンダブロツクの改良
に関する。
に関する。
この種のシリンダブロツクとして第1図のよう
に形成したものがある(特公昭56−42744号公報
参照)。
に形成したものがある(特公昭56−42744号公報
参照)。
この場合、エンジンの小型化を図るため、隣り
合うシリンダボア1と1の間を接近させてシリン
ダ壁2と2を連結するように形成する。そして、
シリンダ壁2と2との連結部分3の熱負荷を軽減
するため、両側のウオータジヤケツト4と4を連
通する冷却水路5が形成される。
合うシリンダボア1と1の間を接近させてシリン
ダ壁2と2を連結するように形成する。そして、
シリンダ壁2と2との連結部分3の熱負荷を軽減
するため、両側のウオータジヤケツト4と4を連
通する冷却水路5が形成される。
尚、冷却水路5はパイプ状中子6をシリンダブ
ロツクの鋳造時に鋳込むことにより形成されてい
る。
ロツクの鋳造時に鋳込むことにより形成されてい
る。
ところがこの場合、冷却水路5はシリンダブロ
ツクのウオータジヤケツト5から図外のシリンダ
ヘツドのウオータジヤケツトへと流れる冷却水の
流れから外れた位置にあるため、冷却水の通りが
悪くシリンダ壁2と2との連結部分3の冷却性が
あまり良くないという問題がある。
ツクのウオータジヤケツト5から図外のシリンダ
ヘツドのウオータジヤケツトへと流れる冷却水の
流れから外れた位置にあるため、冷却水の通りが
悪くシリンダ壁2と2との連結部分3の冷却性が
あまり良くないという問題がある。
尚、特公昭49−29966号公報において、第2図
のようにシリンダブロツクのウオータジヤケツト
4を流れる冷却水を冷却水路5へと導く整流突起
7をウオータジヤケツト4の内面に形成したもの
が提案されているが、この場合整流突起7で冷却
水路5に導かれるのは冷却水の一部にすぎず、十
分な冷却効果は得られない。
のようにシリンダブロツクのウオータジヤケツト
4を流れる冷却水を冷却水路5へと導く整流突起
7をウオータジヤケツト4の内面に形成したもの
が提案されているが、この場合整流突起7で冷却
水路5に導かれるのは冷却水の一部にすぎず、十
分な冷却効果は得られない。
この考案はこのような問題点に着目し、シリン
ダ壁相互の連結部分を貫通する連通路のほか、こ
の連通路の途中をシリンダ壁相互の連結部分に対
応して形成したシリンダヘツドのウオータジヤケ
ツト入口と結ぶ分岐路をもつT型の筒部材を鋳込
み、これらの水路を介し冷却水がシリンダブロツ
クからシリンダヘツドのウオータジヤケツトへと
流れるように構成し、シリンダ壁相互の連結部分
の冷却性を高めることを目的とする。
ダ壁相互の連結部分を貫通する連通路のほか、こ
の連通路の途中をシリンダ壁相互の連結部分に対
応して形成したシリンダヘツドのウオータジヤケ
ツト入口と結ぶ分岐路をもつT型の筒部材を鋳込
み、これらの水路を介し冷却水がシリンダブロツ
クからシリンダヘツドのウオータジヤケツトへと
流れるように構成し、シリンダ壁相互の連結部分
の冷却性を高めることを目的とする。
以下、この考案を第3図〜第5図の実施例にし
たがつて説明する。尚、第1,2図と同一部位は
同一符号を用いる。
たがつて説明する。尚、第1,2図と同一部位は
同一符号を用いる。
隣り合うシリンダボア1と1のシリンダ壁2と
2との連結部分3に、これを貫通し両側のウオー
タジヤケツト4と4を連通する連通路15と、こ
の連通路15の途中をシリンダ壁2と2の連結部
分3に対応してシリンダヘツド8に形成したウオ
ータジヤケツト9の入口10と結ぶ分岐路12と
形成される。
2との連結部分3に、これを貫通し両側のウオー
タジヤケツト4と4を連通する連通路15と、こ
の連通路15の途中をシリンダ壁2と2の連結部
分3に対応してシリンダヘツド8に形成したウオ
ータジヤケツト9の入口10と結ぶ分岐路12と
形成される。
この場合、連通路15と分岐路12は第5図の
ようなT型の筒部材13を用いて形成される。す
なわち、筒部材13は連通路15部分と分岐路1
2部分を一体のT字型に形成したもので、シリン
ダブロツクの鋳造時に鋳込まれる。
ようなT型の筒部材13を用いて形成される。す
なわち、筒部材13は連通路15部分と分岐路1
2部分を一体のT字型に形成したもので、シリン
ダブロツクの鋳造時に鋳込まれる。
14はシリンダブロツクとシリンダヘツド8の
間に介装したガスケツトである。
間に介装したガスケツトである。
このように構成したので、シリンダブロツクの
ウオータジヤケツト4の冷却水は、シリンダ壁2
の周囲を循環して冷却するとともに連通路15か
ら分岐路12を流れてシリンダヘツド8のウオー
タジヤケツト9へと入るためシリンダ壁2と2の
連結部分3が十分に冷却される。
ウオータジヤケツト4の冷却水は、シリンダ壁2
の周囲を循環して冷却するとともに連通路15か
ら分岐路12を流れてシリンダヘツド8のウオー
タジヤケツト9へと入るためシリンダ壁2と2の
連結部分3が十分に冷却される。
その結果、シリンダ壁2と2の連結部分3に作
用する熱負荷が軽減され、シリンダ壁2とピスト
ン16の焼つき等が回避できる。
用する熱負荷が軽減され、シリンダ壁2とピスト
ン16の焼つき等が回避できる。
尚、筒部材13は第5図のもののほか、第6図
aのように断面円形のパイプで形成したものでも
よく、この場合、分岐路12部分のパイプを第6
図bのように冷却水の流れに従つて次第に上昇す
るように傾斜させておくと、連通路15と分岐路
12の間で冷却水の流れが円滑になつて好まし
い。
aのように断面円形のパイプで形成したものでも
よく、この場合、分岐路12部分のパイプを第6
図bのように冷却水の流れに従つて次第に上昇す
るように傾斜させておくと、連通路15と分岐路
12の間で冷却水の流れが円滑になつて好まし
い。
以上のとうりこの考案によれば、隣り合うシリ
ンダボアの間を接近させてシリンダ壁相互を連結
するように形成し、シリンダ壁の周囲にウオータ
ジヤケツトを設けた内燃機関のシリンダブロツク
において、シリンダ壁相互の連結部分を貫通する
連通路のほか、この連通路の途中をシリンダヘツ
ドに形成したウオータジヤケツトの入口と結ぶ分
岐路をもつT型の筒部材を鋳込んであるので、冷
却水が連通路、分岐路を通つてシリンダブロツク
からシリンダヘツドへと流れるため、十分にシリ
ンダ壁相互の連結部分が冷却され、シリンダ壁と
ピストンの焼つき等が回避できるという効果が得
られる。
ンダボアの間を接近させてシリンダ壁相互を連結
するように形成し、シリンダ壁の周囲にウオータ
ジヤケツトを設けた内燃機関のシリンダブロツク
において、シリンダ壁相互の連結部分を貫通する
連通路のほか、この連通路の途中をシリンダヘツ
ドに形成したウオータジヤケツトの入口と結ぶ分
岐路をもつT型の筒部材を鋳込んであるので、冷
却水が連通路、分岐路を通つてシリンダブロツク
からシリンダヘツドへと流れるため、十分にシリ
ンダ壁相互の連結部分が冷却され、シリンダ壁と
ピストンの焼つき等が回避できるという効果が得
られる。
又、連通路と分岐路は両水路部分を一体に形成
した筒部材をシリンダブロツクの鋳造時に鋳込む
ことにより形成してあるので、鋳造後の機械加工
を必要とせず、加工性が良いという利点もある。
した筒部材をシリンダブロツクの鋳造時に鋳込む
ことにより形成してあるので、鋳造後の機械加工
を必要とせず、加工性が良いという利点もある。
第1,2図は従来のシリンダブロツクの横断面
図、第3図はこの考案のシリンダブロツクの縦断
面図、第4図は同じく一部斜視図、第5図は同じ
く筒部材の斜視図、第6図a,bは筒部材の変形
例を示す斜視図である。 1……シリンダボア、2……シリンダ壁、3…
…連結部分、4……ウオータジヤケツト、8……
シリンダヘツド、12……分岐路、13……筒部
材、15……連通路。
図、第3図はこの考案のシリンダブロツクの縦断
面図、第4図は同じく一部斜視図、第5図は同じ
く筒部材の斜視図、第6図a,bは筒部材の変形
例を示す斜視図である。 1……シリンダボア、2……シリンダ壁、3…
…連結部分、4……ウオータジヤケツト、8……
シリンダヘツド、12……分岐路、13……筒部
材、15……連通路。
Claims (1)
- 隣り合うシリンダボアの間を接近させてシリン
ダ壁相互を連結するように形成し、シリンダ壁の
周囲にウオータジヤケツトを設けた内燃機関のシ
リンダブロツクにおいて、隣り合うシリンダ壁相
互の連結部分を貫通してウオータジヤケツトを連
通し、かつその連通路の途中をシリンダヘツドに
形成したウオータジヤケツトの入口と結ぶ分岐路
をもつT型の筒部材を鋳込んだことを特徴とする
内燃機関のシリンダブロツク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17674482U JPS5979536U (ja) | 1982-11-22 | 1982-11-22 | 内燃機関のシリンダブロツク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17674482U JPS5979536U (ja) | 1982-11-22 | 1982-11-22 | 内燃機関のシリンダブロツク |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5979536U JPS5979536U (ja) | 1984-05-29 |
JPS6347631Y2 true JPS6347631Y2 (ja) | 1988-12-08 |
Family
ID=30384184
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17674482U Granted JPS5979536U (ja) | 1982-11-22 | 1982-11-22 | 内燃機関のシリンダブロツク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5979536U (ja) |
-
1982
- 1982-11-22 JP JP17674482U patent/JPS5979536U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5979536U (ja) | 1984-05-29 |
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