JPS6347393Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6347393Y2 JPS6347393Y2 JP1983136903U JP13690383U JPS6347393Y2 JP S6347393 Y2 JPS6347393 Y2 JP S6347393Y2 JP 1983136903 U JP1983136903 U JP 1983136903U JP 13690383 U JP13690383 U JP 13690383U JP S6347393 Y2 JPS6347393 Y2 JP S6347393Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotary disk
- sand
- wear ring
- foundry sand
- disk
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000004576 sand Substances 0.000 claims description 31
- 230000008929 regeneration Effects 0.000 claims description 12
- 238000011069 regeneration method Methods 0.000 claims description 12
- 230000014759 maintenance of location Effects 0.000 claims description 7
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 3
- 239000003110 molding sand Substances 0.000 description 12
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 11
- 238000000034 method Methods 0.000 description 8
- 238000005243 fluidization Methods 0.000 description 3
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 3
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 2
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Landscapes
- Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本案は底面に滞留溝を刻設すると共に、その内
周側面を階段状に削成した回転デイスクと傾斜せ
るウエアリングとの間で回収鋳物砂を流動化させ
て、該鋳物砂の表面に付着している添加剤等を剥
離して再使用可能なる様にした鋳物砂再生装置に
関するものである。
周側面を階段状に削成した回転デイスクと傾斜せ
るウエアリングとの間で回収鋳物砂を流動化させ
て、該鋳物砂の表面に付着している添加剤等を剥
離して再使用可能なる様にした鋳物砂再生装置に
関するものである。
従来より一度使用した鋳物砂を再生して鋳型造
型に再使用することは経済的見地より種々実施さ
れているものである。而してこの装置としては、
上部にホツパーを設けた円筒体の中央部に、上面
を開口し周壁及び底板からなる有底円筒体を回転
可能に設けると共に、該円筒体の内面に環状棚を
配設して形成し、ホツパーから落下する回収鋳物
砂を一旦高速回転している有底円筒体の底面及び
周壁部で受け止め、更にこの周壁部に滞留した砂
が所定量を越えるとこの周壁部を溢流して円筒体
の内面に配設する環状棚に向つて飛散して、この
環状棚上に滞留した後その内周縁部から落下する
様にしているものである。従つてかかる回収鋳物
砂はホツパーより有底円筒体上に落下した時に第
１段階の再生処理がなされ、次いこの有底円筒体
の周壁上端より環状棚に向つて飛散した時に第２
段階の再生処理が行なわれることとしている。
型に再使用することは経済的見地より種々実施さ
れているものである。而してこの装置としては、
上部にホツパーを設けた円筒体の中央部に、上面
を開口し周壁及び底板からなる有底円筒体を回転
可能に設けると共に、該円筒体の内面に環状棚を
配設して形成し、ホツパーから落下する回収鋳物
砂を一旦高速回転している有底円筒体の底面及び
周壁部で受け止め、更にこの周壁部に滞留した砂
が所定量を越えるとこの周壁部を溢流して円筒体
の内面に配設する環状棚に向つて飛散して、この
環状棚上に滞留した後その内周縁部から落下する
様にしているものである。従つてかかる回収鋳物
砂はホツパーより有底円筒体上に落下した時に第
１段階の再生処理がなされ、次いこの有底円筒体
の周壁上端より環状棚に向つて飛散した時に第２
段階の再生処理が行なわれることとしている。
しかしながらかかる装置においては有底円筒体
の周壁下部に所定量の回収鋳物砂が滞留された後
に初めて第１段階の再生処理が行なわれるのであ
り更に、この有底円筒体の周壁部より溢流して環
状棚の内周に飛散した鋳物砂はこの環状棚の内周
下部に所定量の鋳物砂が滞留した後に第２段階の
再生処理が行なわれてその内周縁部より落下する
ものである。故にこれらの有底円筒体の周壁下部
及び環状棚の内周下部に滞留する比較的多量の鋳
物砂は環状棚の内周に向つて飛散されることはな
く、又この内周縁部より落下することがないので
充分な再生が行なわれれず、しかも決して取り出
し得ないものである。更に第２段階目の再生処理
をするに際し環状棚上に飛散された鋳物砂を滞留
せしめた後に再生する様にしているので、必然的
に再生装置全体を大型化しなければならない等の
欠点を有しているものである。
の周壁下部に所定量の回収鋳物砂が滞留された後
に初めて第１段階の再生処理が行なわれるのであ
り更に、この有底円筒体の周壁部より溢流して環
状棚の内周に飛散した鋳物砂はこの環状棚の内周
下部に所定量の鋳物砂が滞留した後に第２段階の
再生処理が行なわれてその内周縁部より落下する
ものである。故にこれらの有底円筒体の周壁下部
及び環状棚の内周下部に滞留する比較的多量の鋳
物砂は環状棚の内周に向つて飛散されることはな
く、又この内周縁部より落下することがないので
充分な再生が行なわれれず、しかも決して取り出
し得ないものである。更に第２段階目の再生処理
をするに際し環状棚上に飛散された鋳物砂を滞留
せしめた後に再生する様にしているので、必然的
に再生装置全体を大型化しなければならない等の
欠点を有しているものである。
本案はこの様な欠点を是正して効率よく再生せ
んが為に創作したものであつて、底面に複数条の
滞留溝を刻設すると共に、その内周側面を階段状
に削成した回転デイスクを高速回転可能に設け、
更にその回転デイスクの上端部を囲繞し且つ回転
デイスクの上面に向け開口した環状のウエアリン
グを配設して形成し、回転デイスク上の中心部に
落下した回収鋳物砂を該デイスク上に多量に滞留
させることなく回転デイスクとウエアリングとの
間を対流せしめてその流動化現象による砂粒間の
相互摩擦により再生するものであり、この再生過
程においては従来装置の如く多量の滞留砂を利用
するものではないので極めて効率よく再生処理を
行い、しかも装置全体を小型化出来る利点とも有
しているものである。
んが為に創作したものであつて、底面に複数条の
滞留溝を刻設すると共に、その内周側面を階段状
に削成した回転デイスクを高速回転可能に設け、
更にその回転デイスクの上端部を囲繞し且つ回転
デイスクの上面に向け開口した環状のウエアリン
グを配設して形成し、回転デイスク上の中心部に
落下した回収鋳物砂を該デイスク上に多量に滞留
させることなく回転デイスクとウエアリングとの
間を対流せしめてその流動化現象による砂粒間の
相互摩擦により再生するものであり、この再生過
程においては従来装置の如く多量の滞留砂を利用
するものではないので極めて効率よく再生処理を
行い、しかも装置全体を小型化出来る利点とも有
しているものである。
本案の一実施例によりこれを説明すれば、機体
１の上面中心に互換性を有する適宜の投入孔２を
配設すると共に、該機体１の下方部には動力伝達
機構３により高速回転する回転軸４を垂設し、更
に該回転軸４の上端に、底面上に複数条の滞留溝
５，５……を刻設すると共にその内周側面を底面
より上方になるに従い階段状としたステツプ６を
削成して形成した回転デイスク７を軸着し、次い
で回転デイスク７の外周上端より一定の間隙８を
設けてオリフイス９を配設し、更にこの上面に回
転デイスク７を囲繞し且つ回転デイスク７の上面
に向け下方を開口した傾斜せる断面コ字形の環状
のウエアリング１０を配設すると共に、該ウエア
リング１０内に適当の間隔を置き回転デイスク７
の回転方向に向け傾斜した複数枚の寄せ板１１，
１１……を取設してなるものであつて、図中１
２，１２……はウエアリング固定板、１３，１３
はオリフイス固定板、１４は粉塵吸引口、１５は
センターコーン、１６は再生砂導出板、１７は再
生砂排出口である。
１の上面中心に互換性を有する適宜の投入孔２を
配設すると共に、該機体１の下方部には動力伝達
機構３により高速回転する回転軸４を垂設し、更
に該回転軸４の上端に、底面上に複数条の滞留溝
５，５……を刻設すると共にその内周側面を底面
より上方になるに従い階段状としたステツプ６を
削成して形成した回転デイスク７を軸着し、次い
で回転デイスク７の外周上端より一定の間隙８を
設けてオリフイス９を配設し、更にこの上面に回
転デイスク７を囲繞し且つ回転デイスク７の上面
に向け下方を開口した傾斜せる断面コ字形の環状
のウエアリング１０を配設すると共に、該ウエア
リング１０内に適当の間隔を置き回転デイスク７
の回転方向に向け傾斜した複数枚の寄せ板１１，
１１……を取設してなるものであつて、図中１
２，１２……はウエアリング固定板、１３，１３
はオリフイス固定板、１４は粉塵吸引口、１５は
センターコーン、１６は再生砂導出板、１７は再
生砂排出口である。
本案は叙上の如き構成によりなるものであつ
て、本装置による回収鋳物砂の再生過程を説明す
れば、電動機（図示せず）を作動させることによ
り動力伝達機構３で回転デイスク７を所定の回転
速度で回転させ、この状態において投入孔２より
一定量の回収鋳物砂を回転デイスク７の中心のセ
ンターコーン１５上に落下させれば、該鋳物砂は
これにより四方に分散されるが、落下当初の鋳物
砂は回転デイスク７の底面上に刻設する滞留溝
５，５……内に滞留し、後続の鋳物砂は回転デイ
スク７の上面及び滞留溝５，５……内に滞留した
鋳物砂上を滑走して遠心方向へ飛散されるもので
ある。而してこの時回転デイスク７の底面上を飛
散する鋳物砂は該溝５，５……内の滞留鋳物砂と
の相互摩擦により砂粒の表面が研摩されて再生処
理が行なわれ、更にこの回転デイスク７の周縁部
に飛散された鋳物砂は、その内周側面の底面より
上端にかけて階段状に削成したステツプ６を下段
より上段へ登つてゆく過程で砂粒同志が研摩しな
がら再生すると共に砂粒がステツプ６の上段に登
るに従い各砂粒に付与された遠心力の内部エネル
ギーが増大して大きな力で回転デイスク７外へ飛
散されることとなるが、この時該回転デイスク７
を囲繞する様に配設した断面コ字形のウエアリン
グ１０内で流動しつつ再生し、更にこのウエアリ
ング１０内に取設した寄せ板１１，１１……によ
り再度回転デイスク７上に戻されて前同様の再生
処理が行なわれるものである。この様にして回転
デイスク７上とウエアリング１０内との間を対流
しながら砂粒同志の流動化現象による相互摩擦に
より再生処理した後、これらが回転デイスク７の
外周上端と、互換性を有するオリフイス９の内周
端とに設けた一定幅の間隙８より落下せしめてこ
れを再生砂排出口１７より取り出し再生鋳物砂と
して再使用を図る様にしているものである。
て、本装置による回収鋳物砂の再生過程を説明す
れば、電動機（図示せず）を作動させることによ
り動力伝達機構３で回転デイスク７を所定の回転
速度で回転させ、この状態において投入孔２より
一定量の回収鋳物砂を回転デイスク７の中心のセ
ンターコーン１５上に落下させれば、該鋳物砂は
これにより四方に分散されるが、落下当初の鋳物
砂は回転デイスク７の底面上に刻設する滞留溝
５，５……内に滞留し、後続の鋳物砂は回転デイ
スク７の上面及び滞留溝５，５……内に滞留した
鋳物砂上を滑走して遠心方向へ飛散されるもので
ある。而してこの時回転デイスク７の底面上を飛
散する鋳物砂は該溝５，５……内の滞留鋳物砂と
の相互摩擦により砂粒の表面が研摩されて再生処
理が行なわれ、更にこの回転デイスク７の周縁部
に飛散された鋳物砂は、その内周側面の底面より
上端にかけて階段状に削成したステツプ６を下段
より上段へ登つてゆく過程で砂粒同志が研摩しな
がら再生すると共に砂粒がステツプ６の上段に登
るに従い各砂粒に付与された遠心力の内部エネル
ギーが増大して大きな力で回転デイスク７外へ飛
散されることとなるが、この時該回転デイスク７
を囲繞する様に配設した断面コ字形のウエアリン
グ１０内で流動しつつ再生し、更にこのウエアリ
ング１０内に取設した寄せ板１１，１１……によ
り再度回転デイスク７上に戻されて前同様の再生
処理が行なわれるものである。この様にして回転
デイスク７上とウエアリング１０内との間を対流
しながら砂粒同志の流動化現象による相互摩擦に
より再生処理した後、これらが回転デイスク７の
外周上端と、互換性を有するオリフイス９の内周
端とに設けた一定幅の間隙８より落下せしめてこ
れを再生砂排出口１７より取り出し再生鋳物砂と
して再使用を図る様にしているものである。
本案は滞留溝を刻設すると共にその内周側面を
階段状のステツプを削成した回転デイスク７と、
斜め内側下方を開口した傾斜せる環状のウエアリ
ング１０との間で多量の回収鋳物砂を滞留させる
ことなく流動化現象により再生すると共に、該鋳
物砂の砂粒を破損せしめることなく高効率的に再
生処理を行う極めて有用なものである。
階段状のステツプを削成した回転デイスク７と、
斜め内側下方を開口した傾斜せる環状のウエアリ
ング１０との間で多量の回収鋳物砂を滞留させる
ことなく流動化現象により再生すると共に、該鋳
物砂の砂粒を破損せしめることなく高効率的に再
生処理を行う極めて有用なものである。
第１図は本案の切開平面図、第２図は第１図Ａ
−Ａ線における切断面図、第３図は主要部の縦断
面図、第４図は第３図Ｂ−Ｂ線における切断平面
図である。 図中、１……機体、２……投入孔、５，５……
滞留溝、６……ステツプ、７……回転デイスク、
８……間隙、９……オリフイス、１０……ウエア
リング、１１，１１……寄せ板。
−Ａ線における切断面図、第３図は主要部の縦断
面図、第４図は第３図Ｂ−Ｂ線における切断平面
図である。 図中、１……機体、２……投入孔、５，５……
滞留溝、６……ステツプ、７……回転デイスク、
８……間隙、９……オリフイス、１０……ウエア
リング、１１，１１……寄せ板。
Claims (1)
- 機体の上面中心に適宜の投入孔を配設すると共
に、該機体の下方部には動力伝達機構により高速
回転する回転軸を垂設し、更に該回転軸の上端
に、底面上に複数条の滞留溝を刻設すると共にそ
の内周側面を階段状としたステツプを削成して形
成した回転デイスクを軸着し、次いで回転デイス
クの外周上端より一定の間隙を設けてオリフイス
を配設し、更にこの上面に前記回転デイスクを囲
繞し且つ回転デイスクの上面に向け下方を開口し
た傾斜せる環状のウエアリングを配設すると共
に、該ウエアリング内に適当の間隔を置き回転デ
イスクの回転方向に向け傾斜した複数枚の寄せ板
を取設してなることを特徴とする鋳物砂再生装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13690383U JPS6046929U (ja) | 1983-09-02 | 1983-09-02 | 鋳物砂再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13690383U JPS6046929U (ja) | 1983-09-02 | 1983-09-02 | 鋳物砂再生装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6046929U JPS6046929U (ja) | 1985-04-02 |
| JPS6347393Y2 true JPS6347393Y2 (ja) | 1988-12-07 |
Family
ID=30307668
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13690383U Granted JPS6046929U (ja) | 1983-09-02 | 1983-09-02 | 鋳物砂再生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6046929U (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US2707314A (en) * | 1951-10-23 | 1955-05-03 | Simpson Herbert Corp | Method of reclaiming granular material |
| JPS5742411A (en) * | 1980-08-25 | 1982-03-10 | Sakura Koki:Kk | Arranging and delivery apparatus |
-
1983
- 1983-09-02 JP JP13690383U patent/JPS6046929U/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US2707314A (en) * | 1951-10-23 | 1955-05-03 | Simpson Herbert Corp | Method of reclaiming granular material |
| JPS5742411A (en) * | 1980-08-25 | 1982-03-10 | Sakura Koki:Kk | Arranging and delivery apparatus |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6046929U (ja) | 1985-04-02 |
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