JP2014024097A - 鋳物砂の再生方法 - Google Patents

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仁 坂本
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Abstract

【課題】鋳物砂の表面に付着する微粉を十分に除去することができる再生砂の製造方法を提供する。
【解決手段】鋳造に使用した砂型を型ばらしして回収した鋳物砂の再生方法であって、鋳物砂を焙焼して、鋳物砂に付着している有機物を焼失させる焙焼工程(ステップS5)と、焙焼工程を実施することによって鋳物砂の表面に形成されてしまった、磁性を有する赤鉄鉱を含む被膜を、表面から削り取る第一の研磨工程(ステップS7)と、表面から被膜が削り取られた鋳物砂の表面を、第一の研磨工程における研削能力よりも低い研削能力によって筐体51内で研磨する第二の研磨工程(ステップS8)とを有し、第二の研磨工程が、第一の研磨工程によって被膜が削り取られた鋳物砂の表面に付着している微粉を表面から剥がし、微粉を風力によって前記筐体外に排出する工程である。
【選択図】図1

Description

鋳造に使用した砂型を型ばらしして回収した鋳物砂の再生方法に関する。
砂型で形成される主型や中子に用いられる鋳物砂は、鋳造に使用した後も、廃棄物の低減やけい砂等の資源保護などを目的として、所定の再生方法により処理され、繰り返し砂型の材料に用いられる。
鋳物砂の再生方法としては、湿式再生法、乾式再生法、焙焼式再生法、焙焼式再生法と乾式再生法を組み合せたもの等各種の方法が提案され、実施されている。
これら再生方法の中で、本願出願人らは、焙焼式再生法と乾式再生法を組み合せた鋳物砂の再生方法を提案している(特許文献1参照)。この特許文献1に記載された鋳物砂の再生方法は、鋳造に使用した生砂型を型ばらしして回収した鋳物砂に対し、乾燥や異物除去等の所定の前処理工程を実施した後、鋳物砂を焙焼して、鋳物砂に付着している樹脂やシーコール等の有機物を焼失させる焙焼工程を実施する。次に、冷却工程を実施して鋳物砂を所定温度まで冷却した後、焙焼工程によって鋳物砂の表面に形成されてしまった被膜を砥石で削り取る研磨工程を実施する。この被膜は、オーリティックと呼ばれ、主にベントナイトの焼結物が多孔質のガラス状物質となったものであり、磁性を有する赤鉄鉱を含んでいる。また、オーリティックには、中子の粘結剤やシーコールの残留成分等が含まれる場合もある。研磨工程の後には、強固に付着してオーリティックが表面に残ってしまっている鋳物砂や、鋳物砂から削り取られたオーリティックを磁力を用いて除去する磁選工程が実施される。
この特許文献1に記載された鋳物砂の再生方法によれば、焙焼工程によって鋳物砂の表面に形成されてしまったオーリティックを鋳物砂から除去することができる。
特開平6−170485号
しかしながら、特許文献1に記載された鋳物砂の再生方法では、鋳物砂からオーリティックを除去することはできるものの、研磨工程でオーリティックを削り取る際に、この削り取ったオーリティックの微粉が鋳物砂の表面に付着してしまう。この微粉は、主に、磁性を有する赤鉄鉱やベントナイトを成分とした中心粒径が20μm以下のアルカリ性の粉であり、磁性を有するものと磁性を有しない微粉が混在している。このため、その後の磁選工程で磁性を有する微粉はある程度除去できるが、磁性を有しない微粉は除去できない等、十分に微粉を除去できていないのが実情である。
ところで、シェルモールド法、コールドボックス法、あるいは自硬性鋳型製造法では、粘結剤として、フェノール樹脂、フェノールウレタン樹脂、あるいはアルカリフェノール樹脂等が添加される。これらの鋳型の製造方法に再生砂を用いる場合、微粉が再生砂の表面に付着していると、この微粉によって添加されるフェノール樹脂等が再生砂と接触しない部分が生じ、再生砂に対するフェノール樹脂等の濡れ性(親和性)が悪くなる。この結果、粘結剤としてのフェノール樹脂等の接着強度が低下し、中子の強度が不十分になってしまう場合がある。また、特にコールドボックス法に添加されるフェノールウレタン樹脂等の粘結剤は、非常に反応性が良く、アルカリ性の微粉と接触すると界面で反応してしまう。このため、微粉が再生砂の表面に付着していると、再生砂にフェノールウレタン樹脂等を添加した時点で、その添加したフェノールウレタン樹脂等の粘結剤が反応してしまい、その時点で硬化が始まり可使時間が短くなってしまうという問題がある。なお、ここでいう可使時間とは、鋳物砂に粘結剤や各種添加剤を添加したものを混練してから、造型することができるまでの時間をいう。
本発明は上記事情に鑑み、鋳物砂の表面に付着する微粉を十分に除去することができる再生砂の製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を解決する本発明の鋳物砂の再生方法は、鋳造に使用した砂型を型ばらしして回収した鋳物砂の再生方法であって、
前記鋳物砂を焙焼して、前記鋳物砂に付着している有機物を焼失させる焙焼工程と、
前記焙焼工程を実施することによって鋳物砂の表面に形成されてしまった、磁性を有する赤鉄鉱を含む被膜を、該表面から削り取る第一の研磨工程と、
前記表面から前記被膜が削り取られた前記鋳物砂の該表面を、該第一の研磨工程における研削能力よりも低い研削能力によって筐体内で研磨する第二の研磨工程とを有し、
前記第二の研磨工程が、前記第一の研磨工程によって前記被膜が削り取られた鋳物砂の表面に付着している微粉を該表面から剥がし、該微粉を風力によって前記筐体外に排出する工程であることを特徴とする。
ここにいう研磨とは、研削と磨きの総称をいい、前記第一の研磨工程は、主として研削工程であって、前記第二の研磨工程は、仕上げ工程であってもよい。
前記第一の研磨工程では、研磨ツールとして砥石(例えば、砥粒を固めたもの)を用いて研磨を行い、前記第二の研磨工程では、研磨ツールとして砥石以外のもの(例えば、セラミックの成形体)を用いて研磨を行っても良い。なお、前記第一の研磨工程で用いる研磨ツールの方が前記第二の研磨工程で用いる研磨ツールよりも硬いものであることが好ましい。
また、前記鋳物砂は、鋳造に使用した中子をばらして回収した鋳物砂が混合したものであってもよい。また、前記中子は、シェルモールド法、コールドボックス法、あるいは自硬性鋳型製造法で製造された中子であってもよい。
本発明の鋳物砂の再生方法によれば、第二の研磨工程で、鋳物砂の表面を、第一の研磨工程における研削能力よりも低い研削能力によって研磨することで、研磨によって生じる微粉を抑えつつ、鋳物砂の表面から効率的に微粉を剥がすことができる。また、第二の研磨工程が、表面に付着している微粉を鋳物砂の表面から剥がし、この微粉を風力によって筐体外に排出する工程であるため、研磨によって鋳物砂の表面から剥がした微粉が鋳物砂に再付着することを防止することができる。
また、本発明の鋳物砂の再生方法において、前記第一の研磨工程を実施したにもかかわらず、前記表面に前記皮膜が残ってしまっている鋳物砂を磁力を用いて除去する磁選工程を有することが好ましい。
ここで、前記磁選工程は、前記第一の研磨工程を実施した後であれば、前記第二の研磨工程の前に実施してもよく、前記第二の研磨工程の後に実施してもよい。
前記磁選工程によって、被膜が表面に残ってしまっている鋳物砂を除去することができる。また、鋳物砂の表面に磁性を有する微粉が残っている場合には、この磁選工程において、磁力を用いて微粉が除去される。
本発明の鋳物砂の再生方法によれば、鋳物砂の表面に付着している微粉を十分に除去することができる。
本発明の実施形態である鋳物砂の再生方法の各工程を示すフローチャートである。 図1に示す第一の研磨工程(ステップS7)で使用する第一の研磨機の内部構造を示す正面図である。 図1に示す第二の研磨工程(ステップS8)で使用する第二の研磨機の内部構造を示す正面図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の実施形態である鋳物砂の再生方法の製造工程を示すフローチャートである。
図1に示すように、鋳物砂の再生方法では、鋳造に使用した砂型を型ばらしした鋳物砂を回収し、ホッパーに収容する(ステップS1)。回収した鋳物砂は、主として、生砂型の主型を用いる生砂型鋳造法において、追加した中子砂分がオーバーフローした鋳物砂に相当する。中子砂は、シェルモールド法、コールドボックス法、あるいは自硬性鋳型製造法等で製造された中子を形成していた鋳物砂である。このため、回収した鋳物砂は、生砂型の主型を形成していた鋳物砂や、シェルモールド法等で製造された中子を形成していた鋳物砂が混合したものとなる。また、回収した鋳物砂には、生砂型に含まれるベントナイトや、シーコール等の添加剤が残留しており、シェルモールド法等によって製造された中子の粘結剤であるフェノール樹脂等も残留している。さらに、回収した鋳物砂には、砂型に使用した芯金、釘、針金、注湯の際に生ずる鋳屑、あるいはスチールショットなどの金属不純物が混ざっていることがある。
回収された鋳物砂は、ホッパーから磁選機に搬送され、磁選機によって第一の磁選工程を実施する(ステップS2)。第一の磁選工程では、回収した鋳物砂から、上記金属不純物を除去する。金属不純物が除去された鋳物砂は、乾燥機に搬送され、乾燥工程を実施する(ステップS3)。乾燥工程では、鋳物砂に含まれる水分を除去するとともに、シーコールやフェノール樹脂等の一部も除去する。なお、乾燥機には、ロータリードライヤ(回転式連続乾燥機)を用いる。乾燥工程が実施された鋳物砂は、篩機に搬送され、篩分工程を実施する(ステップS4)。篩分工程では、塊状の鋳物砂を分離するとともに、不純物を除去する。なお、分離された塊状の鋳物砂は、粉砕機等によって粉砕した後、篩分工程を実施した鋳物砂に戻す。
篩分工程が実施された鋳物砂は、焙焼炉に搬送され、焙焼工程を実施する(ステップS5)。焙焼工程では、鋳物砂を700℃程度で焼成し、鋳物砂に含まれているフェノール樹脂等の樹脂や、シーコール等の有機成分を焼失させる。なお、焙焼工程を実施する前の鋳物砂に含まれる、樹脂やシーコール等の強熱減量(イグニッション・ロス)は、一般的に3〜4%であるが、焙焼工程を実施することによって、鋳物砂の強熱減量を、0.5%以下、好ましくは、0.2%以下に減少させる。また、焙焼工程を実施すると、鋳物砂の表面には、オーリティックが形成されてしまう。このオーリティックは、主にベントナイトの焼結物が多孔質のガラス状物質となったものであり、磁性を有する赤鉄鉱を含んでいる。すなわち、このオーリティックが、本発明にいう、磁性を有する赤鉄鉱を含む被膜に相当する。
焙焼工程が実施された鋳物砂は、冷却装置に搬送され、散水しつつ空冷する冷却工程(ステップS6)を実施した後、第一の研磨機に搬送され、第一の研磨工程を実施する(ステップS7)。図2を用いて、第一の研磨工程を説明する。
図2は、図1に示す第一の研磨工程(ステップS7)で使用する第一の研磨機の内部構造を示す正面図である。
表面にオーリティックが形成されている鋳物砂を再生砂として中子の材料に用いてしまうと、多孔質のオーリティックの表面に形成された細孔に、粘結剤であるフェノール樹脂等が吸着してしまい、再生砂に対するフェノール樹脂等の濡れ性(親和性)が悪くなる。この結果、粘結剤としてのフェノール樹脂等の硬化不良が生じ、中子の強度が不十分になってしまう場合がある。このため、第一の研磨工程によって、鋳物砂の表面からオーリティックを除去する。
図2に示すように、第一の研磨機3は、台枠31と、台枠31に設置される箱状の本体32と、本体32内における下部に配置される砥石33と、本体32内における砥石33の外側に配置される掻上ドラム34を有している。
砥石33は、アルミナ砥粒等の砥粒を固めた研磨ツールであり、図2における紙面と直交する方向に伸びた円柱形に形成されている。なお、砥石33は、円柱形状の円周面にのみアルミナ砥粒を設ける構成としてもよい。また、砥石33は、図2における紙面と直交する方向の回転軸を中心に、図示しないモータによって図2における時計回りに回転するものである。
掻上ドラム34は、図2における紙面と直交する方向に伸びる円筒形の円筒部341と、円筒部341の内周面に取り付けられた複数の掻上片342を有している。掻上片342は、その先端が砥石33との間に僅かな隙間を有するように形成されている。また、掻上ドラム34は、砥石33の回転軸と同じ位置に設けられる回転軸を中心に、図示しないモータによって図2における反時計回りに回転するものである。これらの結果、砥石33と掻上ドラム34は、砥石33の円周面と掻上ドラム34における掻上片342の先端との間に僅かな隙間を有しつつ、互いに反対方向に回転する。なお、掻上ドラム34は、砥石33よりも、遅く回転させる。
本体32は、その底部325が、掻上ドラム34の形状に対応した半円筒形に形成されており、底部325の最も低い部分に砂排出口325aが形成されている。また、本体32の底部325には、砂排出口325aを開閉する開閉装置324が設けられている。なお、台枠31における、砂排出口325aの下方部分には、砂受部材311が設けられている。
本体32の側面には、掻上ドラム34に向けて鋳物砂を投入する砂投入部321が設けられている。また、本体32の下部側における両側面には、それぞれ吸気口322が設けられ、本体32の上部側の側面には排気口323が設けられている。排気口323は、図示しない集塵機に接続している。
第一の研磨機3を用いて第一の研磨工程を実施するには、初めに、砥石33を回転させるとともに、掻上ドラム34を、砥石33よりも遅い速度で、かつ、砥石33とは反対方向に回転させる。次いで、開閉装置324が砂排出口325aを閉じた状態で、砂投入部321から掻上ドラム34内に向けて鋳物砂Sを投入した後、図示しない集塵機を作動させる。
掻上ドラム34内に投入された鋳物砂Sは、掻上ドラム34の掻上片342によって掻き上げられるにつれて砥石33側に移動し、他の鋳物砂に押される状態で砥石33に接触しつつ砥石33と掻上片342の先端との間に生じた隙間から落下する。落下した鋳物砂Sは、再び掻上片342によって掻上られ、鋳物砂Sと砥石33の接触が繰り返される。この結果、鋳物砂Sは、表面が十分に研削され、焙焼工程を実施することによって形成されてしまったオーリティックを、鋳物砂Sの表面から削り取ることができる。また、図示しない集塵機の吸引作用によって、本体32内には、図2において矢印で示すように、吸気口322から排気口323に向かう空気の流れが生じている。このため、研削によって鋳物砂Sの表面から削り取られたオーリティックのうち、微粉となったものの一部は排気口323から集塵機に回収されるが、残りの微粉は、鋳物砂Sの表面に静電気等の作用によって付着してしまう。
投入した鋳物砂Sから万遍なくオーリティックを削り取るまで、砥石33と掻上ドラム34の回転を継続した後、砥石33と掻上ドラム34の回転を停止させ、集塵機も停止させる。次いで、開閉装置324を駆動させて砂排出口325aを開き、砂受部材311に鋳物砂Sを排出する。
第一の研磨工程が実施された鋳物砂は、第二の研磨機に搬送され、図1に示す第二の研磨工程を実施する(ステップS8)。図3を用いて、第二の研磨工程を説明する。
図3は、図1に示す第二の研磨工程(ステップS8)で使用する第二の研磨機の内部構造を示す正面図である。
図3に示すように、第二の研磨機5は、筐体51と、筐体51の内部に回転自在に配置された二つの研磨ドラム52と、研磨ドラム52を回転させるモータ53と、筐体51内に送風する送風機54を有している。
筐体51は、外形形状が角型に形成され、その内部が上下方向において3つの領域に仕切られて、この筐体51には、下から順に、送風室511、研磨室512、分級室513が形成されている。送風室511には、送風機54が接続している。研磨室512は、鋳物砂を研磨し、鋳物砂の表面から微粉を剥がす領域であり、分級室は、鋳物砂と微粉とを選別する領域である。送風室511と研磨室512の間には仕切板511aが設けられ、この仕切板511aには、上方に突出し、かつ上下方向に貫通した送風管511bが複数形成されている。送風管511bには、送風室511内に鋳物砂Sが入り込まないように、図示しないメッシュ部材が設けられている。また、研磨室512と分級室513の間には邪魔板512aが設けられ、この邪魔板512aには、研磨室512と分級室513に連通する連通孔が複数設けられている。
筐体51の側面には、研磨室512内に鋳物砂Sを投入する砂投入部514が設けられている。この砂投入部514が設けられた筐体51の側面に対向する、筐体51の側面には、砂排出口515が設けられている。この砂排出口515は、研磨室512の下側部分に対応する位置から斜め下方に向けて形成されている。筐体51の上面には、排気口516が設けられ、この排気口516は、図示しない集塵機に接続している。
研磨ドラム52は、第二の研磨工程で用いる研磨ツールに相当し、セラミックの成形体で構成されている。研磨ドラム52は、円盤状のディスク部521と、ディスク部521の外周に形成された円筒状のリング部522を有し、図3に示す断面がI字状に形成されている。ここで、第一の研磨工程では、研磨ツールとしてアルミナ砥粒を固めた砥石33を用いており、この砥石33の方が研磨ドラム52よりも固いものである。なお、研磨ドラム52は、リング部522をセラミックの成形体で形成し、ディスク部521を他の素材で形成してもよい。また、本実施形態においては、研磨ドラム52を2個設けているが、研磨ドラム52は1個でもよく、3個以上設けてもよい。
モータ53の駆動軸に回転軸531が接続され、この回転軸531がディスク部521の中心を貫通した状態で、研磨ドラム52が回転軸531に固定されている。
第二の研磨機5を用いた第二の研磨工程を説明する。
初めに、砂投入部514から研磨室512内に鋳物砂の投入を開始し、次いで、モータ53を作動させ研磨ドラム52の回転を開始する。鋳物砂Sは、砂投入部514から研磨室512内へ継続して投入される。次いで、送風機54を作動させ送風室511内への送風を開始し、図示しない集塵機も作動させる。これによって、図3の矢印で示すように、送風機54から送風室511に送られた空気は、送風管511bから研磨室512内に吹き出され、邪魔板512aの連通孔を通って分級室513内に入った後も更に上昇して排気口516から筐体51外に排出されて、図示しない集塵機に回収される。
研磨室512内の鋳物砂Sは、送風管511bから吹き出された空気の風力によって吹き上げられつつ、研磨ドラム52の回転によっても掻き上げられ、鋳物砂Sどうしが衝突しながら様々な方向に流動する。また、流動する鋳物砂Sは、研磨ドラム52内に入り込み、研磨ドラム52の回転によって更に激しく鋳物砂Sどうしが衝突しながら、研磨ドラム52におけるリング部522の内周面にも接触して表面が研磨される。鋳物砂Sどうしが衝突し、また研磨ドラム52のリング部522に接触して研磨されることで、付着している微粉を鋳物砂Sの表面から十分に剥がすことができる。研磨ドラム52のリング部522は、セラミックの成形体で形成されているのに対し、第一の研磨工程の研磨ツールは、アルミナ砥粒を固めた砥石33である。このため、第二の研磨工程の研削能力は、第一の研磨工程の研削能力よりも低く、第二の研磨工程では、主として、仕上げ工程を実施する。
また、研磨ドラム52内に入り込んだ鋳物砂Sには、研磨ドラム52の回転によって遠心力が生じるため、研磨ドラム52から様々な方向に飛び散り、鋳物砂Sどうしが衝突を繰り返しつつ邪魔板512aや研磨室512の壁面にも衝突する。これら鋳物砂Sどうしの衝突や邪魔板512a等への衝突によっても鋳物砂Sの表面に付着している微粉を剥がすことができる。
鋳物砂Sの表面から剥がされた微粉は、比較的細かい鋳物砂と一緒に、研磨室512内を上昇する空気の風力により邪魔板512aの連通孔を通って分級室513内に吹上げられる。分級室513内に吹上げられた微粉は、排気口516から筐体51外に排出され、図示しない集塵機に回収される。これにより、微粉が鋳物砂Sに再付着することを防止できる。なお、分級室513内に吹上げられた鋳物砂Sは、自重によって研磨室512内に落下し、再び研磨ドラム52の研磨等が行われる。
また、表面に付着している微粉が除去された鋳物砂Sは、砂排出口515から順次排出される。なお、砂排出口515から排出される鋳物砂Sの量は、砂投入部514から投入される鋳物砂Sの量に比例し、砂投入部514から投入される鋳物砂Sの量を増やせば増やすほど、砂排出口515から排出される鋳物砂Sの量が増え、鋳物砂Sが研磨室512内に留まる時間が短くなる。このため、砂投入部514から投入される鋳物砂Sの量を調整することで、鋳物砂Sに対し第二の研磨工程を実施する時間を調整することができる。
第二の研磨工程が実施された鋳物砂は、分級機に搬送され、分級工程を実施する(ステップS9)。分級工程では、比重差を利用して風力で分級する風力分級機を用い、例えば、中心粒径が200μm程度の鋳物砂と、中心粒径が100μm程度の鋳物砂に分ける。なお、風力分級機に代えて、篩機を用いて分級工程を実施してもよい。
分級工程で分けられた鋳物砂は、5000ガウス以上の電磁石を備えた対局型磁選機にそれぞれ搬送され、第二の磁選工程を実施する(ステップS10)。第二の磁選工程では、第一の研磨工程を実施したにもかかわらず、表面にオーリティックが残ってしまっている鋳物砂を、磁力によって除去する。すなわち、第二の磁選工程は、本発明にいう磁選工程に相当する。また、第一の研磨工程によって鋳物砂の表面から削り取られたオーリティックも、磁力によって除去される。なお、第二の研磨工程を実施したにもかかわらず、鋳物砂の表面に磁性を有する微粉が仮に残っていたとしても、この微粉を第二の磁選工程によって除去することができる。
第二の磁選工程が実施された鋳物砂は、集塵機に搬送され、集塵工程を実施する(ステップS11)。集塵工程では、最後にもう一度、鋳物砂に付着している細かな不純物を除去する。
集塵工程が実施された鋳物砂は、再生砂として貯蔵タンクに貯蔵される(ステップS12)。貯蔵タンクに貯蔵された再生砂は、主に、シェルモールド法、コールドボックス法、あるいは自硬性鋳型製造法等で製造される中子の材料に用いられる。
以上説明したように、本実施形態の鋳物砂の再生方法によれば、鋳物砂の表面に付着する微粉を十分に除去することができる。再生砂中の微粉の量を濁度試験で測定したところ、第二の研磨工程を実施しない以外は、本実施形態の鋳物砂の再生方法と同様の工程を実施して得た再生砂の濁度が200〜400NTUであったのに対し、本実施形態の鋳物砂の再生方法の工程を実施して得た再生砂の濁度は200NTU以下に抑えることができた。
本発明は上述の実施形態に限られることなく特許請求の範囲に記載した範囲で種々の変形を行うことができる。たとえば、本実施形態の鋳物砂の再生方法では、第二の研磨工程の後に第二の磁選工程を実施しているが、第一の研磨工程を実施した後であれば、第二の研磨工程の前に第二の磁選工程を実施してもよい。これによれば、第一の研磨工程で鋳物砂の表面から削り取られたオーリティックを第二の磁選工程で除去した上で、鋳物砂に対し、第二の研磨工程を実施することができる。
さらに、第一の研磨工程においても、鋳物砂に送風することで微粉を除去してもよい。すなわち、第一の研磨工程で鋳物砂の表面からオーリティックを削り取る際に送風することで、鋳物砂への微粉の付着自体を防止してもよい。但し、第一の研磨工程で鋳物砂に送風したとしても、鋳物砂に微粉が付着することを完全に防止することは難く、やはり、第二の研磨工程が必要になる。なお、第一の研磨工程で鋳物砂に送風して微粉をある程度除去しておけば、第二の研磨工程の負荷が軽減される。
3 第一の研磨機
33 砥石
34 掻上ローラ
5 第二の研磨機
52 研磨ドラム
54 送風機

Claims (2)

  1. 鋳造に使用した砂型を型ばらしして回収した鋳物砂の再生方法であって、
    前記鋳物砂を焙焼して、前記鋳物砂に付着している有機物を焼失させる焙焼工程と、
    前記焙焼工程を実施することによって鋳物砂の表面に形成されてしまった、磁性を有する赤鉄鉱を含む被膜を、該表面から削り取る第一の研磨工程と、
    前記表面から前記被膜が削り取られた前記鋳物砂の該表面を、該第一の研磨工程における研削能力よりも低い研削能力によって筐体内で研磨する第二の研磨工程とを有し、
    前記第二の研磨工程が、前記第一の研磨工程によって前記被膜が削り取られた鋳物砂の表面に付着している微粉を該表面から剥がし、該微粉を風力によって前記筐体外に排出する工程であることを特徴とする鋳物砂の再生方法。
  2. 前記第一の研磨工程を実施したにもかかわらず、前記表面に前記皮膜が残ってしまっている鋳物砂を磁力を用いて除去する磁選工程を有することを特徴とする請求項1に記載の鋳物砂の再生方法。
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