JPS6347208B2 - - Google Patents

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JPS6347208B2
JPS6347208B2 JP17778482A JP17778482A JPS6347208B2 JP S6347208 B2 JPS6347208 B2 JP S6347208B2 JP 17778482 A JP17778482 A JP 17778482A JP 17778482 A JP17778482 A JP 17778482A JP S6347208 B2 JPS6347208 B2 JP S6347208B2
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JP
Japan
Prior art keywords
sheet
cable
conductor
protection sheet
buried
Prior art date
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Expired
Application number
JP17778482A
Other languages
English (en)
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JPS5968109A (ja
Inventor
Shuichi Takasaki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP17778482A priority Critical patent/JPS5968109A/ja
Publication of JPS5968109A publication Critical patent/JPS5968109A/ja
Publication of JPS6347208B2 publication Critical patent/JPS6347208B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、例えばカーペツトの下で床の上に配
設されるフラツトケーブルに関する。
従来のフラツトケーブルにあつては、例えば特
開昭56―22077号公報が知られている。この従来
例にあつては、第1図に示すように導体1とアー
ス用導体3とを設けたシート状ケーブル6のアー
ス用導体3と金属製の上面保護シート10とを溶
接で一定ピツチであらかじめ固着一体化してい
た。図中16は溶接部である。このときシート状
ケーブル6は下面保護シート8上に載設してあ
る。このようにアース用導体3と上面保護シート
10とを一定ピツチで溶接して一体化したもの
は、アース用導体3と上面保護シート10とが接
続されているため、アース用導体3のみを接続す
れば上面保護シート10相互は接続しなくても電
気的に接続した状態が得られるという長所を有し
ているが、反面下記に示うような問題点をかかえ
ている。
アース用導体3と上面保護シート10とを溶
接一体化しているため、フラツトケーブルを方
向転換するために折り曲げる場合アース用導体
3、上面保護シート10を一体に重ねた状態で
折り曲げねばならず、上面保護シート10とし
て折り曲げしやすい軟い材料のものを使用しな
くてはならず、したがつて、上方からシート状
ケーブル6に障害を及ぼす突起物、釘、ピン等
の突起障害物からシート状ケーブル6を保護す
るには余りにも強度が低いという問題があり、
このため上面保護シート10は実質的にはアー
ス用金属導体としての役目しかしておらず、こ
れを解決するために第2図にように別体の剛性
を有する板17を上面保護シート10の上面に
両面粘着テープ等で取付けなければならず、作
業が煩雑となる。
上記剛性を有する板17の施工において板1
7がずれて取付けられると上方からの突起障害
物からの保護ができない部分ができて非常に危
険な状態となる。
折り返す場合一体化したものを第3図に示す
ように上面に上面保護シート10が位置するよ
うに施工するには折り返し部分において第3図
イ,ロに示すように三重に折り返さねばなら
ず、折り返し部分が三重となるため厚みが厚く
なり、カーペツトの下に敷くフラツトケーブル
の特徴である「薄い」という条件を満足できな
い。
本発明は上記の点に鑑みて発明したものであつ
て、本発明の目的とするところはシート状ケーブ
ルの絶縁部に設けた孔と上面保護シートに設けた
孔とを利用した両者をアース用コネクターで現場
で接続でき、方向転換のため折り曲げる部分にお
いては上面保護シートがシート状ケーブルと別体
であるためシート状ケーブルのみを折り曲げて上
面保護シートは切断することで、折り曲げ部分の
厚みを薄くできると共に上面保護シートを折り曲
げる必要がなくて剛性の大きいものも使用するこ
とができ、上面保護シートとしての機能を満足さ
せることができ、更に上下に合せた孔にコネクタ
ーを入れて挾持することでシート状ケーブルと上
面保護シートとを正確に重ねた状態で接続できて
シート状ケーブルが側方にはみ出したりせず、上
方からの突起物に対して安全であるフラツトケー
ブルを提供するにある。
本発明は、導体1を埋設した導体埋設部2とア
ース用導体3を埋設したアース用導体埋設部4と
を絶縁部5を介して連続させると共にこれら導体
埋設部2、アース用埋設部4、絶縁部5が長手方
向において並設されたシート状ケーブル6を形成
し、シート状ケーブル6の絶縁部5に長手方向に
沿つて複数個の孔7を穿設し、シート状ケーブル
6を下面保護シート8上に載設し、シート状ケー
ブル6の上面に長手方向に沿つて孔9を穿設した
金属製の上面保護シート10を重ね、シート状ケ
ーブル6の孔7と上面保護シート10の孔9とを
合せてこの合せた孔7,9に、折り曲げ部11を
介して上片12と下片13とを有する導電性のア
ース用コネクター14を通して上片12と下片1
3とで上面保護シート10とシート状ケーブル6
とを挾持すると共に上片12と下片13に設けた
爪15を上面保護シート10とアース用導体3と
に喰い込ませて成ることを特徴とするフラツトケ
ーブルである。以下本発明を実施例により詳述す
る。6はシート状ケーブルであつて、薄いシート
状の合成樹脂絶縁材の中に導体1、アース用導体
3が埋設してあり、導体1を埋設した導体埋設部
2とアース用導体3を埋設したアース用導体埋設
部4とが絶縁部5を介して巾方向に連続してお
り、更にこれら導体埋設部2、アース用導体埋設
部4、絶縁部5が長手方向において並設している
ものである。絶縁部5部分には長手方向に同一間
隔毎に孔7が穿設してある。10は導電性材料で
形成された上面保護シートであつて、前記絶縁部
5に設けた孔7部分に対応して孔9が穿設して配
列してある。ところで図の実施例では中央にアー
ス用導体3が位置し、両側に導体1が位置してい
るので、アース用導体3の両側に位置する絶縁部
5に設けられた孔7と上面保護シート10の孔9
とが対応するようになつている。なお両側の導体
1を埋設した導体埋設部2より外側方に導出した
絶縁部5にも孔7が穿孔してあるが、この孔7は
後述する導体1同士の接続に使用されるための孔
であり、この導体1同士を接続するのに用いる孔
7に対応して上面保護シート10には孔を設けな
いものである。アース用コネクター14は折り曲
げ部11を介して上片12と下片13とを有して
いて金属にて形成しており、上片12の下面と下
片13の上面とにはそれぞれ爪15が設けてあ
る。しかしてコンクリート、木質、あるいはその
他の材料よりなる床18上に合成樹脂シート等の
下面保護シート8を配設して接着テープ等で床1
8に止め、次に下面保護シート8上にシート状ケ
ーブル6を載せて接着テープ等で床18に止め、
その上に上面保護シート10を載せると共にシー
ト状ケーブル6の孔7と上面保護シート10の孔
9とを合せ、この合つた孔7,9にアース用コネ
クター14の上片12又は下片13を通し、上片
12と下片13とで上面保護シート10とシート
状ケーブル6とを挾持すると共に上片12と下片
13に設けた爪15を上面保護シート10とアー
ス用導体3とに喰い込ませるのである。このよう
にすることで、シート状ケーブル6の上に正確に
上面保護シート10を重ねてシート状ケーブル6
が側方にはみ出さないようにすることができると
共に、導電性を有する上面保護シート10とアー
ス用導体3とを電気的に接続できるものであり、
アース用導体3は漏電ブレーカ(図示せず)に接
続されるものである。なお必要に応じて上面保護
シート10は接着テープによつて床18に止めら
れる。また上記のフラツトケーブルを折り曲げる
場合には、シート状ケーブル6のみを第6図の破
線のように折り曲げ、上面保護シート10は折り
曲げることなく、第6図のように切断してシート
状ケーブル6の折り曲げ部分を一重に保護するも
のである。(なお切断端部19は図に示すように
若干重複するようにしておくと折り曲げ部分にお
いてシート状ケーブル6がわずかでも上方に露出
することはない)。このように折り曲げ部分にお
いて上面保護シート10を折り曲げる必要がない
ので、上面保護シート10として従来のように柔
かい材料のものを使用する必要がなく、例えば黄
銅のように剛性を有する材料が使用でき、この結
果上面保護シート10の上に別体の板を必要とす
ることがないものである。上記の構成のフラツト
ケーブルの上にはカーペツトが敷設される。とこ
ろで、シート状ケーブル6同士を接続するには、
例えば第9図のような導電性材料で形成した接続
用コネクター20を用いて接続するものである。
この場合第8図のようにシート状ケーブル6の端
部を対向させ、隣り合うシート状ケーブル6の孔
7に第9図に示すような接続用コネクター20の
各上横片21を挿入し、接続用コネクター20の
上横片21と下横片22とで第8図のように挾持
すると共に上横片21と下横片22とに設けた爪
状部23をそれぞれ導体1に喰い込ませるもので
あり、また同様にしてアース用導体3同士も接続
用コネクター20で接続するものである。この接
続部分においては絶縁シート24を被せ、この上
に上面保護シート10を載せるものである。なお
上記実施例にあつては、シート状ケーブル6同士
をつき合せた例を示したが、重複させて孔7同士
を上下に合せ、この上下に合せた孔7に接続用コ
ネクター20を挿入して上下より挾持して爪状部
23を喰い込ませてもよい。このときの接続用コ
ネクター20としては前述のアース用コネクター
14と同じ形状のものが使用できる。また本発明
のフラツトケーブルには任意の位置においてコン
セントが接続されるものであり、コンセントはカ
ーペツトの切り欠き部に位置されるものである。
本発明にあつては、叙述のように構成したの
で、シート状ケーブルの絶縁部に孔を設け、上面
保護シートに孔を設け、シート状ケーブルの孔と
上面保護シートの孔とを合せてこの合せた孔に、
折り曲げ部を介して上片と下片とを有するアース
用コネクターを通して上方と下片とで上面保護シ
ートとシート状ケーブルとを挾持すると共に上片
と下片に設けた爪を上面保護シートとアース用導
体とに喰い込ませたので、現場でアース用コネク
ターにより簡単にシート状ケーブルの上面に上面
保護シートを重ねて接続でき、しかも孔を合せて
接続するので、正確に位置決めして接続でき、シ
ート状ケーブルが側方にはみ出したりして危険な
状態とならないものであり、更に従来のように溶
接で一体化していないので、方向を変えるため折
り曲げる場合に折り曲げ部分においてはシート状
ケーブルのみを折り曲げるだけでよく、上面保護
シートは切断して折り曲げ部分を一重におおえば
いいものであつて、この結果折り曲げ部分におけ
る厚みが従来のように厚くならず、カーペツトの
下に配置されるものにおける特徴である「薄い」
ということを満足できるものであり、更に方向を
変える際には上面保護シート、シート状ケーブ
ル、上面保護シートを分離して施工できるため施
工が簡単で更に上面保護シートを折り曲げる必要
がないので、上面保護シートとして剛性の強いも
のであつても使用することができ、剛性の強いも
のを使用した場合には上面保護シートはアース用
金属製導体としての役目と上面保護の役目との両
者の機能を十分発揮できて1枚の上面保護シート
で電気的、機械的にシート状ケーブルを保護でき
るものであり、従来のように上面保護シート上に
別途板材を必要としないものである。また方向を
変えた所において上面保護シートを切断しても他
の部分でアース用コネクターによりできるので、
方向を変える部分において切断しても問題はな
く、また上面保護シート同士の接続も不要であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の斜視図、第2図は同上の板を
被覆した斜視図、第3図は方向を転換するために
折り曲げた部分の斜視図、第4図は本発明の分解
斜視図、第5図は同上の上面保護シートとフラツ
トケーブルをアース用コネクターで接続した例の
斜視図、第6図は同上の方向転換のためにフラツ
トケーブルのみを折り曲げた部分の斜視図、第7
図はアース用コネクターの斜視図、第8図はフラ
ツトケーブル同士の接続を示す一例の斜視図、第
9図は同上に用いる接続用コネクターの斜視図で
あつて、1は導体、2は導体埋設部、3はアース
用導体、4はアース用導体埋設部、5は絶縁部、
6はシート状ケーブル、7は孔、8は下面保護シ
ート、9は孔、10は上面保護シート、11は折
り曲げ部、12は上片、13は下片、14はアー
ス用コネクター、15は爪である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 導体を埋設した導体埋設部とアース用導体を
    埋設したアース用導体埋設部とを絶縁部を介して
    連続させると共にこれら導体埋設部、アース用導
    体埋設部、絶縁部が長手方向において並設された
    シート状ケーブルを形成し、シート状ケーブルの
    絶縁部に長手方向に沿つて複数個の孔を穿設し、
    シート状ケーブルを下面保護シート上に載設し、
    シート状ケーブルの上面に長手方向に沿つて孔を
    穿設した金属製の上面保護シートを重ね、シート
    状ケーブルの孔と上面保護シートの孔とを合せて
    この合せた孔に、折り曲げ部を介して上片と下片
    とを有する導電性のアース用コネクターを通して
    上片と下片とで上面保護シートとシート状ケーブ
    ルとを挾持すると共に上片と下片に設けた爪を上
    面保護シートとアース用導体とに喰い込ませて成
    ること特徴とするフラツトケーブル。
JP17778482A 1982-10-08 1982-10-08 フラツトケ−ブル Granted JPS5968109A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17778482A JPS5968109A (ja) 1982-10-08 1982-10-08 フラツトケ−ブル

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JP17778482A JPS5968109A (ja) 1982-10-08 1982-10-08 フラツトケ−ブル

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JPS5968109A JPS5968109A (ja) 1984-04-18
JPS6347208B2 true JPS6347208B2 (ja) 1988-09-21

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JP17778482A Granted JPS5968109A (ja) 1982-10-08 1982-10-08 フラツトケ−ブル

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Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4611558A (en) * 1984-10-12 1986-09-16 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Valve actuating apparatus in internal combustion engine
US4607600A (en) * 1984-12-25 1986-08-26 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Valve actuating apparatus in internal combustion engine
JPH022884Y2 (ja) * 1984-12-25 1990-01-24
JPH027204Y2 (ja) * 1984-12-25 1990-02-21
JPS642319U (ja) * 1987-06-24 1989-01-09

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JPS5968109A (ja) 1984-04-18

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