JPS6346786A - 超電導トランジスタ - Google Patents

超電導トランジスタ

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Publication number
JPS6346786A
JPS6346786A JP61190520A JP19052086A JPS6346786A JP S6346786 A JPS6346786 A JP S6346786A JP 61190520 A JP61190520 A JP 61190520A JP 19052086 A JP19052086 A JP 19052086A JP S6346786 A JPS6346786 A JP S6346786A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
superconducting
superconductor
electrode
thickness
coherence length
Prior art date
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Pending
Application number
JP61190520A
Other languages
English (en)
Inventor
Mutsuko Hatano
睦子 波多野
Juichi Nishino
西野 壽一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Priority to EP87111770A priority patent/EP0257474A3/en
Publication of JPS6346786A publication Critical patent/JPS6346786A/ja
Priority to US07/796,885 priority patent/US5272358A/en
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の’1−11用分野〕 本発明は、極低温で動作するスイッチング素子である超
電導トランジスタに係り、特にスイッチングが速く1回
路利得が大きく、かつ集積回路を炸裂するために好適な
、超電導トランジスタに関する。
〔従来の技術〕
従来、超電導電極と半導体もしくは半金属を接触させ、
ここに生ずる超電導近接効果を利用したスイッチング素
子は、応用物理学会関係連合講演会予稿集昭和60年春
、405ページは記載された講演番号1a−L−1Or
超電導三端子素子」、及び講演番号1 a−L −11
r InAs表面反転層を用いた超電導素子のMIS形
三端子動作」において論じられている。これらの超電導
トランジスタは、第2図(a)、(b)にそれぞれ示し
た構造であり、半導体基板6には2つの超電真電極1゜
2と半導体8、及びゲート電極3が設けられている62
つの超電導電極の間の半導体中を超電導近接効果に従っ
て流れる超電導電流をゲート電極に印加する電圧で制御
する素子である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来技術は、ソース、ドレイン電l!i2つから成
るが、それぞれに生ずる超電導近接効果がお互いに及ぼ
し合う距離に電極を設置しなければならない。その距離
は、コヒーレント長さのI Oイi’9程度の0.5μ
m以下である。第2図(a)では、形成した超電導体を
電子線描画装置などを用いて0.5μmに分離しなけ九
ばならない。また、第2図(b)では、半導体のチャネ
ル層である突起部分の幅を0.5μm以下に加工する必
要がある。
いずれも高度な微細加工技術が必要となり作製工程上の
歩留りも低い。
本発明の目的は、微細加工技術を必要としない集積化に
適した高利得、高速、低消費電力の超・1厚トランジス
タを提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は上記の問題点を解決するために、ソース、ドレ
イン電極を1つの超電導体で構成し、その一部分あるい
は全体の厚さを超電導体のコヒーレンス長さより小さく
なるように形成し、接触した半導体の濃度変化により電
極の超電導特性を敏感に変化させることで、達成できる
〔作用〕 本発明による超電導トランジスタは、極低温に冷却して
使用する。半導体にはn型あるいはP型の不純物を1両
低温で凍結しない程度の濃度に導入している。半導体に
接触する超電導体の厚さがそのコヒーレント長さと同程
度、あるいはそ九以下になると超電導臨界電流、転移温
度に毘ら九る超電導特性は、半導体中の不純物濃度の大
きさにより変化する。この性質を用いて、ソース、ドレ
イン電極間に流れる超電導臨界電流を制御すれば、高速
で高利得、かつ高集積化に好適な超電導トランジスタを
実現することができる。
〔実施例〕
以下1本発明の実施例を図面とともに説明する。
第1図(a)、(b)はともに実施例の断面構造図、第
3図は動作原理を示す図、第4図は実施例の電気特性を
示す図である。
第1図(a)はSi  (100)基板6を裏面から異
方性エツチングすることによって得られたチャネル層7
を用いた例である。Si基板はP型の不純物をI X 
101gCl1+−”導入されているエツチングした面
に1000℃、20分の熱酸化を施し約20nmのゲー
ト酸化膜4を形成した後、D、Cスパッタ法で厚さ20
0nmのNb薄膜よりなるゲート電極3を形成した。次
いでSi基板表面にNb薄膜をDCマグネトロンスパッ
タ法で成膜し。
CF、ガスによる反応性プラズマエツチングによって一
部を厚さ10nm以下に加工した。
第1図(b)は不純物濃度が10 ” CM−3以下の
Si  (100)基板6上にCVD法により多結晶S
iを200nm堆積させたのち、LOCO3法によって
ゲート電極3以外の多結晶Siを酸化するとともに、ゲ
ート酸化膜4を形成する。ゲート電極にはホウ素を加速
電圧50kV、密度5X1、0 ” am−2の条件で
打込んだ後、分子線成長法、あるいは気相成長法によっ
て度さ1100nのSiよりなるチャネル層8を形成し
た。続いてDCマグネトロンスパッタ法によりNbを約
200nm堆積し、一部をCF4ガスによりイオンエツ
チングで10nm以下に薄くした。
以上のようにして第1図に示した超電導トランジスタを
得ることができた。第3図に示すように、超電導体の厚
さが小さくなりそのコヒーレント長さ以下になると、接
触している半導体中の不純物1.@度Naの増加ととも
に、薄膜に流れる超電導臨界電流1c%は減少する。5
i02などの絶縁物と接触している場合、超電導体の厚
さによらず一定値■。をとる。これは超電導近接効果に
よるものである。この性質を用いて超電導電極の一部あ
るいは全体をコヒーレンス長さ以下の膜厚にして、ゲー
ト電極に電圧を加えキャリア濃度を大きくすると臨界電
流IC″は減少する。
このようにゲート電圧で膜に流れる超電導電流の大きさ
を制御することができた。以上述べた超電導トランジス
タは、きわめて狭い距離にソース・ドレイン電極間を分
離するという微細加工技術が不要であり、高集積化に好
適である。また超電導電流の大きさを制御するため、高
速で、高利得。
低消費電力のスイッチング素子を実現できる。
本実施例では半導体にStを用いたがこれに代えてGa
As、I n P、InAs、InSb等の材料を用い
ても同様な効果が得られる。また超電導体にはNbを用
いたが、NbN、NbqSi、Mo化合物、Pb合金を
用いてもよい。
〔発明の効果〕
以上述べたように1本発明によれば、倣Ml jr”U
工技術が不要の超電導トランジスタを得ることができ、
高集積化が容易となる。また、小さいゲート電圧の印加
で超電導電流を制御することが可能であるため、低消費
電力で高速、高利得のスイッチング素子を得ることがで
きた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す断EJ構造図、第2図は
従来の超電導トランジスタを示す断面構造図、第3図は
超電導電極の厚さと厚さの変化に対する超電導臨界電流
の変化の割合の関係、第4図は本発明の実施例による超
電導トランジスタの電気特性を示す。 ■・・・ソース電極、2・・・ドレイン電極、3・・・
ゲート電極、4・・・ゲート酸化膜、5・・層間絶縁膜
。 6・・・半導体基板、7・・・チャネル層、8・・・超
電導薄膜。 ¥I  1 図  (ユ2 調%      7TIJ□      (J!IンZ
     2     m        <tx>ネ
FI     2   13        <b〕猶
 J 閲 聞 4 辺

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、チャネル層と該チャネル層中に電界を印加する目的
    で該チャネル層に接続された制御電極と、該チャネル層
    に接して延存する1つの超電導体よりなる超電導電極と
    を有し、該超電導電極を構成する超電導体の少なくとも
    一部分の厚さが、そのコヒーレンス長さより小さくなる
    ように選ばれたことを特徴とする超電導トランジスタ。
JP61190520A 1986-08-13 1986-08-15 超電導トランジスタ Pending JPS6346786A (ja)

Priority Applications (3)

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JP61190520A JPS6346786A (ja) 1986-08-15 1986-08-15 超電導トランジスタ
EP87111770A EP0257474A3 (en) 1986-08-13 1987-08-13 Superconducting device
US07/796,885 US5272358A (en) 1986-08-13 1991-11-25 Superconducting device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61190520A JPS6346786A (ja) 1986-08-15 1986-08-15 超電導トランジスタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6346786A true JPS6346786A (ja) 1988-02-27

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ID=16259458

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JP61190520A Pending JPS6346786A (ja) 1986-08-13 1986-08-15 超電導トランジスタ

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JP (1) JPS6346786A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05235426A (ja) * 1991-01-07 1993-09-10 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 反転misfet構造を有する超伝導電界効果トランジスタおよびその製造方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05235426A (ja) * 1991-01-07 1993-09-10 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 反転misfet構造を有する超伝導電界効果トランジスタおよびその製造方法

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