JPS6346661A - 情報記録媒体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） この発明は、たとえばレーザ光などを用いて情報を記録
あるいは読取る光メモリカードなどの情報記録媒体に関
する。

（従来の技術） 従来、たとえばレーザ光などを用いて、情報を記録ある
いは読取る光メモリカードとしては第２図に示すような
ものが用いられている。この光メモリカードは、たとえ
ばプラスチックスのカードベース１の表面所定部位に、
その長手方向に沿って記録可能領域としてのストライプ
２が設けられ、この上を透明なプラスチックス（図示し
ない）で保護された構造となっている。

上記ストライプ２は、その長手方向に沿って、記録情報
としての記録データ３が記録されるデータ記録領ｉ１４
と、各記録データ３が記録されたトラック番号などから
なる管理情報としての管理データ（ディレクトリ）５が
記録されるデータ管理領域６とから構成されている。

たとえば、上記記録データ３はデータ記録領域４の下端
部から順に記録されるようになっており、上記管理デー
タ５はデータ管理領域６の下端部から順に記録されるよ
うになっている。すなわち、ストライプ２はあらかじめ
定められたサイズの領域４，６に分けられており、それ
ぞれの領域４゜６に記録データ３と管理データ５とが別
々に記録されるようになっている。

しかしながら、このような従来の光メモリカードでは、
それぞれの領域のサイズ、つまりデータ記録領域４とデ
ータ管理領域６との記録容量があらかじめ決められてい
る。したがって、記録長の少ない記録データ３を数多く
記録した場合には、それらの管理データ５の数が多くな
るため、データ記録領域４に未記録の部分があってもデ
ータ管理領域６が満杯になってしまう場合がある。また
、記録口の多い記録データ３を数多く記録した場合には
、データ記録領域４が満杯になってしまっても、それら
の管理データ５の数は少ないためデータ管理領域６に未
記録の部分が残ってしまう場合がある。

このような場合、ストライプ２には未記録の部分、つま
り空き領域が存在するにもかかわらず、新たなデータを
記録することができない状態となり、このため光メモリ
カードとしての記録容量が減少し、利用効率が低下して
しまうという欠点があった。

（発明が解決しようとする問題点） この発明は、記録可能領域に空き領域が存在するにもか
かわらず、新たなデータを記録することができない状態
となり、このため情報記録媒体としての記録容量が減少
し、利用効率が低下してしまうという欠点を除去するも
ので、記録可能領域内に空き領域が生じることなく、記
録可能領域を全て使用することができ、利用効率を向上
することができる情報記録媒体を提供することを目的と
する。

［発明の構成］ （問題点を解決するための手段） ′　この発明の情報記録媒体は、２種類の情報を記録可
能領域内にそれぞれ分離して記録する情報記録媒体にお
いて、一方の情報の記録を、上記記録可能ｆｒ４域内の
一端部から行い、他方の情報の記録を、上記記録可能領
域内の他端部から行うように構成したものである。

（作用） この発明は、２種類の情報の内、一方の情報の自込みを
記録可能領域の一端部から他端部方向へ行い、他方の情
報の書込みを記録可能領域の他端部から一端部方向に行
うようにしたものである。

（実施例） 以下、この発明の一実施例を図面を参照しながら説明す
る。

第１図は、情報記録媒体としての光メモリカードを示す
ものである。この光メモリカードは、たとえばプラスチ
ックスのカードベース１１の表面所定部位に、その長手
方向に沿って記録領域としてのストライプ１２が設けら
れ、その上を透明なプラスチックス（図示しない）で保
護された構造となっている。

上記ストライプ１２には、その長手方向に沿ってトラッ
キングガイドとしての複数のトラッキングライン１３が
ほぼ等間隔に設けられており、これらトラッキングライ
ン１３の端部には、データの記録時あるいは読取り時に
使用する同期信号（クロックデータ）とトラック番号な
どからなるプリフォーマット・データ１５が書込まれて
いる。

また、上記トラッキングライン１３の相互間はトラック
１４と称され、たとえばストライプ１２の下端部から上
端部に向かって、第１トラツク。

第２トラツク、・・・、第ｎトラックとなっている。

上記トラック１４には、記録情報としての記録データ１
７とその記録データが記録されたトラック番号などから
なる管理情報としての管理データ１８とがそれぞれ記録
されるようになっている。

たとえば、上記管理データ１８としては、第１トラツク
から第２トラツクへと、記録可能領域の下端部から下端
部、つまりストライプ１２の一端部１２ａから他端部１
２ｂ方向に順に記録されるようになっている。また、上
記記録データ１７としては、第ｎトラックから第ｎ−１
トラツクへと、記録可能領域の上端部から下端部、つま
りストライプ１２の他端部１２ｂから一端部１２ａ方向
に順に記録されるようになっている。

すなわち、各トラック１４には、たとえばレーザ光を用
いてビットと称する孔（図中Ｏで示す）１６を開けるこ
とにより、記録データ１７や管理データ１８がデジタル
的に記録される。

このように記録されたデータ１７．１８は、たとえばレ
ーザ光などを光源として用い、ストライプ１２からの反
射光をＣＣＯ形ラクラインセンサで受光することにより
、読取られるものである。

上記したように、記録データを記録可能領域の上端部か
ら下端部に向かって順に記録し、上記各記録データに対
する管理データを記録可能領域の下端部から上端部に向
かって順に記録することにより、記録データが記録され
たトラックと管理データが記録されたトラックとが隣接
するまで、つまり記録データと管理データとの２種類の
情報がぶつかる直前まで記録可能となる。

これにより、記録データが記録されたトラック群からな
る領１ｇ！（データ記録領域）と、管理データが記録さ
れたトラック群からなる領域くデータ管理領域）との境
界に達するまで、記録可能領域をむだな（使用すること
ができる。この場合、記録データや管理データの数や記
録日に応じてデータ記録領域とデータ管理領域との境界
が変更されるため、記録可能領域に未記録の部分を残す
ことなく記録が行える。

したがって、記録可能領域に空き領域（未記録の部分）
が生じることなく、記録可能領域を全て使用することが
でき、利用効率を向上することができる。

特に、データの書換えが行えない情報記録媒体（追記形
）にとっては有効となるものである。これは、空きｆＩ
４ＴｊＡが存在するにもががねらず、それ以上の記録を
行うことができなくなるためである。

なお、上記実施例においては、情報記録媒体として光メ
モリカードを例に説明したが、これに限らず、たとえば
光ディスク、磁気ディスクやフロッピーディスク、ある
いは磁気カードなどにも適用できる。

また、２１類の情報を情報記録媒体の長手方向に沿って
記録するものとして、記録可能領域の上端部から記録デ
ータを下＃ｉ！部がらＷ理データをそれぞれ記録するよ
うにしたが、記録可能領域の上端部から管理データを下
端部から記録データをそれぞれ記録するようにしても良
い。また、記録データおよび管理データを記録可能領域
の左端部あるいは右端部から、それぞれ情報記録媒体の
短手方向に沿って記録するようにしても良い。

［発明の効果］ 以上、詳述したようにこの発明にあっては、記録可能領
域に空き領域が生じることなく、記録可能領域を全て使
用することができ、利用効率を向上することができる情
報記録媒体を提供できる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示す情報記録媒体の構成
図、第２図は従来の情報記録媒体を示す概略構成図であ
る。 １２・・・ストライブ、１２ａ・・・一端部、１２ｂ・
・・他端部、１３・・・トラッキングライン、１４・・
・トラック、１７・・・記録データ、１８・・・管理デ
ータ。 出願人代理人　升理士　鈴　江　弐　彦第２図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）２種類の情報を記録可能領域内にそれぞれ分離し
   て記録する情報記録媒体において、 一方の情報の記録を、上記記録可能領域内の一端部から
   行い、 他方の情報の記録を、上記記録可能領域内の他端部から
   行うように構成したことを特徴とする情報記録媒体。
2. （２）２種類の情報は、記録情報とこの記録情報を管理
   する管理情報であることを特徴とする特許請求の範囲第
   １項記載の情報記録媒体。