JPS6346466Y2 - - Google Patents

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JPS6346466Y2
JPS6346466Y2 JP1982099141U JP9914182U JPS6346466Y2 JP S6346466 Y2 JPS6346466 Y2 JP S6346466Y2 JP 1982099141 U JP1982099141 U JP 1982099141U JP 9914182 U JP9914182 U JP 9914182U JP S6346466 Y2 JPS6346466 Y2 JP S6346466Y2
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coil
relay
capacitor
power source
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は非駆動状態で制動する電磁ブレーキを
取付けた荷役作業機の電動モータ保護装置に関す
る。
従来、例えば実公昭15−4927号公報並びに特開
昭48−42779号公報に示される如く、三相交流電
源を電動モータに印加する条件に電磁ブレーキの
解除を加え、制動を加えた状態での電動モータの
駆動操作を阻止する技術があつた。
前記従来技術にあつては、電動モータの制御回
路に電磁ブレーキの解除を検出して電動モータに
対する三相交流電源の印加を阻止する回路が別途
組込まれ、全体の構成が複雑となつてコスト高を
招く欠点があつた。
然るに本考案は、荷役作業用の電動モータに電
磁ブレーキを備え、正逆転操作電源を巻上及び巻
下スイツチを介して正転用の第1リレー及び逆転
用の第2リレーの各リレーコイルに印加し、前記
第1及び第2リレーの励磁により前記ブレーキに
制動解除電源を、また前記モータに三相交流電源
を夫々印加する構造において、前記正逆転操作電
源の二次側にリレースイツチを介設してそのスイ
ツチのリセツトコイルとセツトコイルとを有する
単安定切換用ラツチングリレーを備え、電源に一
端側を接続する遅相用コイルとでY形結線する第
1及び第2コンデンサの一方の第1コンデンサの
一端側を電源に接続すると共に、もう一つの第2
コンデンサの一端側を前記制動解除電源と共にヒ
ユーズを介して電源に接続し、第1コンデンサに
整流器を介して前記リセツトコイルを、また第2
コンデンサに整流器を介してセツトコイルを夫々
接続させ、電磁ブレーキ或いは制動解除電源のい
ずれか一方の破損による前記ヒユーズの溶断で、
三相交流電源の正相接続時に第2コンデンサ及び
セツトコイルによりオン維持する前記リレースイ
ツチを逆相接続時にオフ維持させる第1コンデン
サ及びリセツトコイルを作動させるように構成し
たもので、前記電磁ブレーキによる制動保持状態
での電動モータの運転を防止する回路を、電動モ
ータの制御回路に別途組込むことなく、その機能
を三相交流電源の逆相接続状態での電動モータの
運転を防止する回路により行わせ得、電動モータ
の制御回路の簡略化並びにコストダウンを容易に
図り得る荷役作業機の電動モータ保護装置を提供
しようとするものである。
以下本考案の実施例を図面に基づいて詳述す
る。第1図乃至第3図に示す如く、工場などの構
築用支柱1…に梁部材2を介して左右一対の走行
レール3,3を略平行に架設させると共に、H形
鋼製ビーム4の両端を連結固定させる電動サドル
5,5を各レール3,3に上載する。前記レール
3に嵌着させる車輪6…と、非駆動状態で制動す
る電磁ブレーキ7aを取付けていて前記車輪6を
駆動する可逆型三相交流電動モータとを前記サド
ル5に備えるもので、前記モータ7を正逆転させ
てビーム4を前後に移動させるように形成する。
また適宜高さに横架させる前記ビーム4に電動
トロリー8を支持させると共に、前記ビーム4に
嵌合させる車輪9…と、非駆動状態で制動する電
磁ブレーキ10aを取付けていて前記車輪9を駆
動する可逆型三相交流電動モータ10とを前記ト
ロリー8に備えるもので、前記モータ10を正逆
転させてトロリー10を左右に移動させるように
形成する。
さらに支軸11及び懸吊金具12を介して前記
トロリー10の本体フレーム13,13下端に電
動チエンブロツク14を前後左右に揺動自在に吊
下げると共に、荷物吊下フツク15を有するロー
ドチエン16と、非駆動状態で制動する電磁ブレ
ーキ17aを取付けていて前記ロードチエン16
を巻上及び巻下駆動する可逆型三相交流電動モー
タ17と、前記モータ17の制御用配電ボツクス
18と、配線ケーブル19を介して前記ボツクス
18から吊下げる操作スイツチボツクス20とを
前記チエンブロツク14に備えるもので、前記モ
ータ17を正逆転させてロードチエン16を巻上
及び巻下駆動して荷物吊下フツク15を昇降操作
するように形成する。
そして前記チエンブロツク14のモータ17を
正逆転させて前記フツク15を昇降させる巻上及
び巻下スイツチ21,22と、前記トロリー8の
モータ10を正逆転させてトロリー8を左右に走
行させる左右移動スイツチ23,24と、前記サ
ドル5のモータ7を正逆転させてサドル5を前後
に走行させる前後移動スイツチ25,26とを前
記スイツチボツクス20に備えるもので、前記チ
エンブロツク14による荷物の吊上げ吊下し作業
並びに前記サドル5及びトロリー8による荷物の
前後左右移動作業などの荷役作業を行うように構
成する。
更に第4図は上記チエンブロツク14の制御回
路図であり、約120度の相差を有する三相交流電
源R,S,Tを上記電動モータ17の入力端子
U,V,Wに正相または逆相入力する第1及び第
2リレー27,28を備え、第1リレー27の常
開スイツチ27a,27b,27c並びに巻上リ
ミツトスイツチ29,30を介して入力端子U,
V,Wに電源R,S,Tを正相接続させると共
に、第2リレー28の常開スイツチ28a,28
b,28c並びに巻下リミツトスイツチ31,3
2を介して入力端子U,V,Wに電源R,S,T
を逆相接続させる。
また、前記電動モータ17に印加する三相交流
電源R,S,Tの正相並びに逆相接続を検出して
正相接続でのみ前記モータ17を駆動可能にする
逆相防止器33を備えると共に、前記一方の電源
Rに一端側を接続する遅相用コイル34と、他方
の各電源S,Tに一端側を夫々接続させる進相用
第1及び第2コンデンサ35,36と、前記コイ
ル34及び各コンデンサ35,36の他端側をY
形結線して形成する中性点Oと各コンデンサ3
5,36との間に接続する整流器37,38と、
前記各整流器37,38に夫々接続するリセツト
コイル39及びセツトコイル40を有していてオ
フ動作時にリレースイツチ41を切換え位置のい
ずれにも維持する単安定切換用ラツチングリレー
42とを設けるもので、前記電源R,S,Tの正
相接続によつて第1コンデンサ35の相電圧を低
くして第2コンデンサ36の相電圧を高くし、ま
た前記電源R,S,Tの逆相接続によつて各コン
デンサ35,36の相電圧を前記と逆に変化させ
る如く、前記コイル34及びコンデンサ35,3
6の夫々のインピーダンスを設定すると共に、前
記電源R,S,Tの正相接続時に整流器38を介
してセツトコイル40を、また其の逆相接続時に
整流器37を介してリセツトコイル39を夫々励
磁させるように構成する。
更に上記第1及び第2リレー27,28を駆動
する正逆転操作電源43を備え、上記巻上スイツ
チ21、巻上操作リミツトスイツチ44、第2リ
レー28の常閉スイツチ28dを介して前記電源
43を第1リレー27のリレーコイル27e一端
側に接続させると共に、上記巻下スイツチ22、
巻下操作リミツトスイツチ45、第1リレー27
の常閉スイツチ27dを介して前記電源43に第
2リレー28のリレーコイル28eの一端側に接
続させる。また上記ラツチングリレー42のリレ
ースイツチ41を介して前記電源43を第1及び
第2リレー27,28の各リレーコイル27e,
28eの他端側に接続させ、三相交流電源R,
S,Tの正相接続でのセツトコイル40の励磁に
より巻上及び巻下スイツチ21,22操作によつ
て第1及び第2リレー27,28を励磁作動させ
る一方、前記と逆の逆相接続でのセツトコイル3
9の励磁により、リレースイツチ41をオフ作動
させて第1及び第2リレー27,28に印加させ
る正逆転操作電源43回路を切断するように構成
する。
次いで非駆動状態での上記電動モータ17を制
動する電磁ブレーキ17aに整流器等の制動解除
電源46を接続させ、上記巻上及び巻下スイツチ
21,22操作による第1及び第2リレー27,
28の励磁と同時に、前記電源46を介して電磁
ブレーキ17aを作動させ、該ブレーキ17aに
よる制動を解除して前記モータ17を正転及び逆
転駆動させるように構成する。
そして前記電磁ブレーキ17a或いは此の制動
解除電源46の少なくともいずれか一方の破損に
よつて前記正逆転操作電源43をオフ維持する作
業中止器であるヒユーズ47を備えると共に、前
記逆相防止器33の第2コンデンサ36及び制動
解除電源46の各一次側を三相交流電源Tに前記
ヒユーズ47を介して接続させ、前記電磁ブレー
キ17aまたは制動解除電源46の焼付け等によ
つて前記ヒユーズ47を溶断時に、ラツチングリ
レー42のリセツトコイル39を励磁させ、巻上
及び巻下スイツチ21,22操作による電動モー
タ17の正逆転を不可能に構成する。
また前記電磁ブレーキ17a或いは此の制動解
除電源46の少なくともいずれか一方の破損によ
つてオン作動する報知器であるインジケータ48
を備え、前記インジケータ48及び此の保護抵抗
49を上記ヒユーズ47に並列に接続させ、前記
ヒユーズ47の溶断をインジケータ48の点灯に
よつて知らせるように形成するものである。
本考案は上記の如く構成しており、第4図の如
く三相交流電源R,S,Tの正相接続状態下にお
いて、巻上及び巻下スイツチ21,22操作によ
つて第1及び第2リレー27,28を励磁作動さ
せると、電動モータ17の入力端子U,V,Wに
正相及び逆相の三相交流電源R,S,Tを印加す
ると同時に、制動解除電源46を介して電磁ブレ
ーキ17aを励磁作動させ、前記電動モータ17
の制動を解除し、前記モータ17を正転及び逆転
させてロードチエン16の巻上及び巻下を行うも
ので、前記電磁ブレーキ17a或いは制動解除電
源46の焼付け等の損傷事故が発生すると、前記
電源46に印加される過電流によつてヒユーズ4
7が溶断し、インジケータ48が点灯して事故発
生を報知すると共に、前記ヒユーズ47の溶断に
よつて逆相防止器33が逆相態様となり、ラツチ
ングリレー42のリセツトコイル39が励磁して
リレースイツチ41をオフ位置に切換え、正逆転
操作電源43をオフ保持し、巻上及び巻下スイツ
チ21,22による前記モータ17の正逆転操作
を中断させ、前記モータ17の焼付け等を防ぐも
のである。
なお、上記三相交流電源R,S,Tが電源プラ
グ等の誤配線によつて逆相接続されると、逆相防
止器33のリセツトコイル39の励磁により、ラ
ツチングリレー42のリレースイツチ41がオフ
位置に切換作動し、正逆転操作電源43をオフ保
持し、前記電動モータ17の逆動作を防ぐもので
ある。
以上実施例から明らかなように本考案は、荷役
作業用の荷役作業用の電動モータ17に電磁ブレ
ーキ17aを備え、正逆転操作電源43を巻上及
び巻下スイツチ21,22を介して正転用の第1
リレー27及び逆転用の第2リレー28の各リレ
ーコイル27e,28eに印加し、前記第1及び
第2リレー27,28の励磁により前記ブレーキ
17aに制動解除電源46を、また前記モータ1
7に三相交流電源R,S,Tを夫々印加する構造
において、前記正逆転操作電源43の二次側にリ
レースイツチ41を介設してそのスイツチ41の
リセツトコイル39とセツトコイル40とを有す
る単安定切換用ラツチングリレー42を備え、電
源Rに一端側を接続する遅相用コイル34とでY
形結線する第1及び第2コンデンサ35,36の
一方の第1コンデンサ35の一端側を電源Sに接
続すると共に、もう一つの第2コンデンサ36の
一端側を前記制動解除電源46と共にヒユーズ4
7を介して電源Tに接続し、第1コンデンサ35
に整流器37を介して前記リセツトコイル39
を、また第2コンデンサ36に整流器38を介し
てセツトコイル40を夫々接続させ、電磁ブレー
キ17a或いは制動解除電源46のいずれか一方
の破損による前記ヒユーズ47の溶断で、三相交
流電源R,S,Tの正相接続時に第2コンデンサ
36及びセツトコイル40によりオン維持する前
記リレースイツチ41を逆相接続時にオフ維持さ
せる第1コンデンサ35及びリセツトコイル39
を作動させるように構成したものであるから、前
記電磁ブレーキ17aによる制動保持状態での電
動モータ17の運転を防止する回路を、電動モー
タ17の制御回路に別途組込むことなく、その機
能を三相交流電源R,S,Tの逆相接続状態での
電動モータ17の運転を防止する回路により行わ
せることができ、電動モータ17の制御回路の簡
略化並びにコストダウンを容易に図ることができ
る顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す全体の正面
図、第2図は同平面図、第3図は同側面図、第4
図は電気回路図である。 17……電動モータ、17a……電磁ブレー
キ、33……逆相防止器、43……正逆転操作電
源、46……制動解除電源、47……ヒユーズ
(作業中止器)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 荷役作業用の電動モータ17に電磁ブレーキ1
    7aを備え、正逆転操作電源43を巻上及び巻下
    スイツチ21,22を介して正転用の第1リレー
    27及び逆転用の第2リレー28の各リレーコイ
    ル27e,28eに印加し、前記第1及び第2リ
    レー27,28の励磁により前記ブレーキ17a
    に制動解除電源46を、また前記モータ17に三
    相交流電源R,S,Tを夫々印加する構造におい
    て、前記正逆転操作電源43の二次側にリレース
    イツチ41を介設してそのスイツチ41のリセツ
    トコイル39とセツトコイル40とを有する単安
    定切換用ラツチングリレー42を備え、電源Rに
    一端側を接続する遅相用コイル34とでY形結線
    する第1及び第2コンデンサ35,36の一方の
    第1コンデンサ35の一端側を電源Sに接続する
    と共に、もう一つの第2コンデンサ36の一端側
    を前記制動解除電源46と共にヒユーズ47を介
    して電源Tに接続し、第1コンデンサ35に整流
    器37を介して前記リセツトコイル39を、また
    第2コンデンサ36に整流器38を介してセツト
    コイル40を夫々接続させ、電磁ブレーキ17a
    或いは制動解除電源46のいずれか一方の破損に
    よる前記ヒユーズ47の溶断で、三相交流電源
    R,S,Tの正相接続時に第2コンデンサ36及
    びセツトコイル40によりオン維持する前記リレ
    ースイツチ41を逆相接続時にオフ維持させる第
    1コンデンサ35及びリセツトコイル39を作動
    させるように構成したことを特徴とする荷役作業
    機の電動モータ保護装置。
JP9914182U 1982-06-29 1982-06-29 荷役作業機の電動モ−タ保護装置 Granted JPS592781U (ja)

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JPS592781U JPS592781U (ja) 1984-01-09
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008285275A (ja) * 2007-05-17 2008-11-27 Nakanishi Metal Works Co Ltd 巻取ベルト式昇降装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4842779A (ja) * 1971-09-30 1973-06-21
JPS49111347A (ja) * 1973-02-27 1974-10-23

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