JPS6346455Y2 - - Google Patents

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JPS6346455Y2
JPS6346455Y2 JP1984126597U JP12659784U JPS6346455Y2 JP S6346455 Y2 JPS6346455 Y2 JP S6346455Y2 JP 1984126597 U JP1984126597 U JP 1984126597U JP 12659784 U JP12659784 U JP 12659784U JP S6346455 Y2 JPS6346455 Y2 JP S6346455Y2
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JP
Japan
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main frame
frame
panels
panel
curved
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JP1984126597U
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JPS6141180U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 この考案は曲線エスカレータの欄干装置、特に
湾曲したものであつて容易に製作できる欄干パネ
ルの構成に関するものである。
〔従来技術〕
まず、第1〜第6図によつて、例えば特開昭59
−83860号公報に示されたものに類似した従来の
曲線エスカレータの欄干装置を説明する。
図中、1は傾斜して配置され水平投影面におい
て湾曲して構成された主枠、1aは主枠1上面の
長手に沿う縁部に縦通して設けられた支持部材
で、1bは支持部材1aに設けられた溝状の嵌合
部、1cは主枠1側面と支持部材1aの間に設け
られた外側デツキ、1dは支持部材1aから主枠
1の幅方向中心よりに設けられた内側デツキ、2
は主枠1湾曲外側の長手に沿う縁部に第2図に示
す半径R1によつて設けられた外側欄干、2aは
外側欄干2のフレームで、2bはフレーム2aの
下面に設けられて縦通配置された嵌合部、2cは
嵌合部2b幅方向に動作する締付ボルト、2dは
下縁部が嵌合部1bに嵌合され、上縁部は嵌合部
2bに嵌合されて締付ボルト2cに押圧されたガ
ラス製のパネルで、パネル21d、パネル22
d、パネル23d、3枚のパネル24d、パネル
25d及びパネル26dが直列に配置されてい
る。2′は主枠1湾曲内側の長手に沿う縁部に第
2図に示す半径R2によつて設けられた内側欄干
で、外側欄干2と同様に構成されて、フレーム
2′a、嵌合部2′b、締付ボルト2′cが設けら
れてパネル21′d、パネル22′d、パネル2
3′d、3枚のパネル24′d、パネル25′d及
びパネル26′dが直列に配置されたパネル2′d
が設けられている。3はフレーム2a,2′aの
外周縁に移動可能に係合された手摺である。
すなわち、フレーム2a,2′aに多数のパネ
ル2d,2′dが装着されて外側欄干2、内側欄
干2′が構成される。そしてパネル2d,2′dは
無機質材料であり熱に強く燃えない、また剛性が
高く変形しにくく、表面に傷がつきにくい特性を
利用してガラス、一般に強化ガラスが使用され
る。しかしパネル2d,2′dは外側欄干2と内
側欄干2′では湾曲半径が相違し、また第3、第
4図に示すように外側、内側それぞれ6種類のパ
ネル21d〜26d,21′d〜26′dが必要と
なる。さらに図示が省略してあるが第2図と逆勝
手に湾曲した曲線エスカレータの場合を含めると
合計24種類のパネルを要することになる。このた
め強化ガラス製パネルの成形型も対応した種類数
が必要となり多額な費用が掛かる不具合があつ
た。また強化ガラス製パネルは製造工程に熱処理
があるため高い寸法精度が得にくい上に修正の追
加加工ができず、らせん曲面を含む三次元的曲面
に成形されたパネルが製作誤差のために嵌合部1
b,2b,2′bに嵌合不能であつたり、嵌合作
業時に破損したりする等の不具合があつた。さら
にパネルの製作誤差のために、欄干の第3図に示
す全長Lに対してパネルの長さlの相互間に隙間
δを設けて調整するように設計されているものの
隙間δが異常に広くなつたり、予定された隙間δ
ではスペースが不足してパネルが装着できなくな
る不具合があつた。
〔考案の概要〕
この考案は上記の欠点を解消するもので、自己
消火性の合成樹脂材の平板を弾性変形させて湾曲
して欄干部材に装着してパネルとして所要の精度
で容易に製作できる曲線エスカレータの欄干装置
を提供しようとするものである。
〔考案の実施例〕
以下、第7〜第10図によつてこの考案の一実
施例を説明する。
図中、第1〜第6図と同符号は相当部分を示
し、2d,2′dはそれぞれ透明な自己消火性の
ある合成樹脂材、例えばポリカーボネート樹脂、
塩化ビニール樹脂、ポリアミド樹脂(ナイロン樹
脂)等の平板からなるパネルで、表面には表面硬
度を増すために変性アクリル系の塗料又はシリコ
ン系の塗料等による硬質コーテイングを施してあ
り、また長手縁部は鉛直線に沿う直線に形成され
ている。4は下端が主枠1に上端がフレーム2
a,2′aの下面に固定されてパネル21d〜2
6d,21′d〜27′d相互の空隙対応位置にそ
れぞれ設けられた支柱である。
なお、パネル2′はパネル21′d、パネル2
2′d、パネル23′d2枚のパネル24′d、パネ
ル24′d、パネル26′d及びパネル27′dが
直列に配置されて構成されている。
すなわち、パネル2d,2′dは合成樹脂で作
られて、例えばポリカーボネート樹脂の場合、板
厚10mmで第2図の半径R2が2m以上であれば平板
を加工して湾曲させなくても弾性変形により湾曲
させてパネル2d,2′dの下縁部を嵌合部1b
に、上縁部を嵌合部2b,2′bに嵌合させるこ
とができる。したがつて成形型、加工等の費用を
要せず安価に製作でき、また成形型での成形寸法
精度の問題が解消され少ない費用で容易にフレー
ム2a,2′aに装着できる。またパネル2d,
2′dは曲線エスカレータの据付現地において切
断、切削等の加工が容易にできるので、フレーム
2a,2′a等の関係部材に製作誤差があつても
容易に対応できて装着作業が妨げられることがな
い。また、外、内側欄干2,2′には支柱4が設
けられてパネル2d,2′dの剛性不足による外、
内側欄干2,2′の剛性、強度低下が補償される。
またパネル2d,2′dを平板で作り弾性変形さ
せて装着する場合に第10図に示すようにパネル
2d,2′dの長手縁部を主枠1の傾斜に対して
直交する線で形成すると次に述べる不具合を生じ
る。すなわち、第10図のf〜g間、h〜i間で
パネル2d,2′dを固定すると、i〜j間でパ
ネル2d,2′d端部がはね上る傾向を示す。
なお、線g〜iは鉛直線である。しかし、外、
内側欄干2,2′の実際の組立時はi〜j間も押
圧されるのでk箇所のはね上りは解消される。し
かしg〜j間は全く押えがないため隣接するパネ
ル2d〜2′dのm〜n間に対して多少の膨らみ
を生じることになる。このような不具合に対して
この実施例では各パネル2d,2′dの長手縁部
を鉛直線に沿う直線で形成したので、m〜n間の
膨らみが解消され隣接パネル2d,2′dとの段
差なしにパネル2d,2′dを配設することがで
きる。
〔考案の効果〕
以上説明したとおりこの考案は、主枠の長手に
沿う縁部に複数本の支柱によつて支持されたフレ
ームを設け、自己消火性の合成樹脂材の平板から
なり弾性変形により主枠の湾曲に合せて湾曲され
て上、下縁部がフレーム、主枠の嵌合部に嵌合し
て装着されるとともに、複数枚が直列に配置され
相互の対向端部が鉛直線に沿う直線で構成された
パネルを設けたものである。これによつて成形
型、成形加工の費用を要せず、また成形寸法精度
不良による不具合がなく、パネルを安価に製作で
きてフレームに少ない費用で、また隣接パネル対
向部の膨らみが減少し少ない段差で容易に装着す
ることができ、また支柱によつて要所の剛性が得
られる曲線エスカレータの欄干装置を実現するも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の曲線エスカレータの欄干装置を
示す曲線エスカレータの正面図、第2図は第1図
の平面図、第3図は第2図の−線箇所を展開
し拡大して示す概念図、第4図は第2図の−
線箇所を展開し拡大して示す概念図、第5図は第
3図の−線断面拡大図、第6図は第4図の
部拡大斜視図、第7図はこの考案による曲線エス
カレータの欄干装置の一実施例を示す第3図相当
図、第8図は第7図に対応した第4図相当図、第
9図は第7図の−線断面拡大図、第10図は
パネルの装着状況を説明した第6図相当図であ
る。 1……主枠、1b……嵌合部、2,2′……欄
干、2a,2′a……フレーム、2b,2′b……
嵌合部、2d,2′d……パネル、4……支柱、
なお、図中同一部分または相当部分は同一符号に
より示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 傾斜して配置され水平投影面において湾曲した
    主枠、この主枠の長手に沿う縁部に設けられたフ
    レームと、下端が上記主枠に上端は上記フレーム
    に固定され互いに離れて立設された支柱と、自己
    消火性の合成樹脂材の平板からなり水平投影面に
    おいて弾性変形により湾曲し上縁部が上記フレー
    ムに下縁部は上記主枠にそれぞれ縦通配置された
    溝状嵌合部に嵌合されて上記フレーム及び主枠の
    間に立設され、かつ複数枚が直列に配置されて相
    互の対向端部が鉛直線に沿う直線で構成されたパ
    ネルとを備えた曲線エスカレータの欄干装置。
JP12659784U 1984-08-21 1984-08-21 曲線エスカレ−タの欄干装置 Granted JPS6141180U (ja)

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JP12659784U JPS6141180U (ja) 1984-08-21 1984-08-21 曲線エスカレ−タの欄干装置

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Publication Number Publication Date
JPS6141180U JPS6141180U (ja) 1986-03-15
JPS6346455Y2 true JPS6346455Y2 (ja) 1988-12-02

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ID=30685272

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7343058B2 (ja) * 2020-11-12 2023-09-12 三菱電機株式会社 乗客コンベアの欄干

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS447309Y1 (ja) * 1965-01-05 1969-03-19
JPS4816239U (ja) * 1971-07-02 1973-02-23

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58170356U (ja) * 1982-05-07 1983-11-14 三菱電機株式会社 わん曲形乗客コンベア

Patent Citations (2)

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