JPS6346228B2 - - Google Patents

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JPS6346228B2
JPS6346228B2 JP16539283A JP16539283A JPS6346228B2 JP S6346228 B2 JPS6346228 B2 JP S6346228B2 JP 16539283 A JP16539283 A JP 16539283A JP 16539283 A JP16539283 A JP 16539283A JP S6346228 B2 JPS6346228 B2 JP S6346228B2
Authority
JP
Japan
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winding
gear
shaft
motor
winding shaft
Prior art date
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Expired
Application number
JP16539283A
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English (en)
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JPS6059292A (ja
Inventor
Daijiro Nakamura
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ESU EMU KOGYO KK
Original Assignee
ESU EMU KOGYO KK
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Filing date
Publication date
Application filed by ESU EMU KOGYO KK filed Critical ESU EMU KOGYO KK
Priority to JP16539283A priority Critical patent/JPS6059292A/ja
Publication of JPS6059292A publication Critical patent/JPS6059292A/ja
Publication of JPS6346228B2 publication Critical patent/JPS6346228B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)
  • Overhead Projectors And Projection Screens (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 発明の技術分野 この発明は、たとえばカーテン、ブラインド、
軽量シヤツタ、テント、映写用スクリーン等の各
種スクリーンを巻取り収納または巻戻して展開使
用するようなスクリーンの巻取り装置に関する。
(ロ) 発明の背景 一般に、この種のスクリーン巻取り装置は、ス
クリーンを巻取り操作する巻取り軸を減速機構を
介したモータにより駆動するものであり、かつこ
れより巻取りまたは展開されたスクリーンをその
所定の停止位置で停止すべくスクリーンの巻取り
量と展開量に対応する各停止スイツチをON動作
させることに基づいてモータの回転を停止してス
クリーンの巻取り位置と展開位置とに位置決めし
ている。
ところで、このような位置決め手段に用いられ
る停止スイツチは、通常、スクリーンの昇降移動
量に対応する巻取り軸が所定の回転数に至つたと
きを検知してON動作することによりスクリーン
を自動的に停止操作している(たとえば特公昭49
−47116号公報)。
しかし、このような停止スイツチに対する動作
制御手段としては、長いネジ棒に沿つて往復動す
るピニオンの軸方向の送り操作、いわゆる送りネ
ジ機構を装備して停止スイツチを動作している
が、このスクリーン停止位置の位置決め設定域を
大きくとるにしたがい長いネジ棒を必要とするた
め、この送りネジ機構によつてスクリーンの位置
決め制御機構の長尺化を余儀なくされていた。特
に、巻取り幅が短かいスクリーンに際しては不適
で利用できなかつた。
(ハ) 発明の目的 そこでこの発明は、スクリーンの位置決め制御
機構が長尺化することのないスクリーン巻取り装
置の提供を目的とする。
(ニ) 発明の要約 この発明は、巻取り軸の外端部に出力用のイン
ターナルギヤを装着し、このインターナルギヤ
に、大小の異径ギヤを一体に備えたピニオンの大
径ギヤ側を噛合し、小径ギヤ側にはこの両側に併
設された巻取り位置決め用と展開位置決め用との
停止制御系の複数段に連設された双方の遊星歯車
機構をそれぞれ駆動するための各サンギヤを噛合
し、前記遊星歯車機構は各々のインターナルギヤ
の回転比をそれぞれ異ならしめて設けると共に、
これらインターナルギヤの外周面にはそれぞれ一
ケ所軸方向に係合溝を刻設し、これら各係合溝が
軸方向に一致したときを検知する位置検出スイツ
チを設けてこの位置検知スイツチでモータを停止
制御するスクリーン巻取り装置であることを特徴
とする。
(ホ) 発明の効果 そしてこの発明によれば、遊星歯車機構による
周方向の回転機構のみの制御手段であるため、軸
方向の長い設置スペースを要することなく、小型
に構成できる。このため、装置全体をコンパクト
に形成でき、スクリーンの取付け幅が限定される
ことなく効率よく取付けることができ、巻取り幅
の短かい小型のスクリーンには特に有効である。
さらに、回転量の大きいインターナルギヤを組
合せ、そのギヤの係合溝を検出することでスクリ
ーンの停止位置の検出誤差が僅少となり、回転量
の小きいインターナルギヤを組合せ、そのギヤの
係合溝を検出することでスクリーンの巻取り位置
から展開位置までの移動範囲内における一ケ所の
停止位置を特定でき、回転量の異なる複数個のイ
ンターナルギヤの係合溝を同時に検出することで
一ケ所の停止位置の精度が向上する。
さらに、遊星歯車機構は周知のごとく小型であ
り、この小型の遊星歯車機構を位置決め機構とし
て設け、しかも同一出力側より出力を分岐して巻
取り位置決め用と展開位置決め用とのそれぞれの
遊星歯車機構に入力するよう併設構成してあるた
め、その構成に無駄がなくコンパクトに形成でき
る。
(ヘ) 発明の実施例 この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述
する。
図面はスクリーン巻取り装置の例として、日除
け、光除けを行なうロールブラインドの巻取り装
置を示し、第1図において、このロールブライン
ドの巻取り装置1はブラインド(図外)を装備し
た巻取り軸2と、その駆動部3と、減速機構部4
と、第1セルフロツク部5と、第2セルフロツク
部6と、手動巻取り部7と、ブラインドの位置決
め機構部8とから構成される。
上述の巻取り軸2は、筒状体に形成され、この
中空内部に当該巻取り軸2を駆動制御する駆動機
構が内装されるものであつて、両端部にはこの軸
2を壁面に取付けるための取付け部材9,10を
それぞれ備えている。
そして、一側(図中左端側)の取付け部材9
は、巻取り軸2の開口端部に内嵌された端板11
に、巻取り軸2からの伝導を遮断すべく軸受け1
2を介して取付けピン13が取付けられ、この取
付けピン13は外端部が巻取り軸2の端面に突設
され、この突設部に形成された回り止め部14が
壁面の固定部材(図外)に固定保持されて取付け
られる。なお、この取付けピン13の内端部は、
鋼球15を介して受け部材16により位置規制さ
れる。
一方、他側(図中右端側)の取付け部材10
は、巻取り軸2の開口端部に、巻取り軸2からの
伝導を遮断すべく軸受け17を介して軸支された
接続環18の一側が内嵌され、他側には断面四角
形状の固定ケース19が外嵌固定され、この固定
ケース19の外端面中央部に突設した四角形状の
固定突起20が壁面の固定部材(図外)に固定支
持されて取付けられる。
一方この固定ケース19の内端面中央部には長
尺筒体に形成された支持軸21の外端部が内嵌固
定され、かつ固定ピン20aにて抜止めされ、そ
の内端側が巻取り軸2の内方に同芯して挿入され
て巻取り軸2の内周面に支持環22を介して軸受
け23で軸支されている。そして、この固定され
た支持軸21上に巻取り軸2に対する各々の後述
する駆動機構が装備される。
前述の駆動部3は、たとえばアウタロータタイ
プの正・逆転モータ24により構成され、この
正・逆転モータ24は、支持軸21の内端部の軸
上に固定されたステータ25の外周囲をアウタロ
ータ26が回動すべくロータ26の両端部が軸受
け27,27を介して支持軸21上に軸支され
る。また、支持軸21の内端側にはこのモータの
コンデンサCが螺着接続されている。そして、支
持軸21の中空内部にはこの軸21の外端部側よ
り内方のモータ位置およびコンデンサ位置まで挿
通されたモータ配線用のリード線28が接続され
てこの正・逆転モータ24はON、OFF制御され
る。これにより、アウタロータ26の回動、停止
操作が行なわれ、このアウタロータ26の出力は
後述する減速機構部に伝導されて巻取り軸2が回
動される。
上述の減速機構部4は、小型で高出力が得られ
る第1〜第4段の遊星歯車減速機構29,30,
31,32を支持軸21上に連設して構成するも
のであり、第1段目29は、上述のアウタロータ
26の外端側に一体に連結されて回転する第1サ
ンギヤ33と、これと噛合する第1プラネタリギ
ヤ34…と、第1〜第3段目の各プラネタリギヤ
34,35,36…と共通して噛合する第1イン
ターナルギヤ37と、第1プラネタリギヤ34…
の公転出力を第2段目30に伝導する第1キヤリ
ア38とから構成される。
この第1キヤリア38の外端部には第2サンギ
ヤとしての軸を突設しており、この第2サンギヤ
兼用の第1キヤリア38を介して第2段目30に
伝導される。このようにして、第2〜第4段目の
遊星歯車減速機構30,31,32は、同様なギ
ヤ構成にてモータ出力が第4段目32に伝導さ
れ、第4段目32にあつては、所定の回転力に減
速され、巻取り軸2を一定速度で回動させる。こ
の場合、第4段目32は第4キヤリア39の軸端
部の周面が六角形成され、後述する第2セルフロ
ツク部の第5キヤリアに嵌合固定されて回り止め
されている。そのため、第4プラネタリギヤ40
は自転のみを許容した状態となり、この第4段目
32に対応する第2インターナルギヤ41を回動
し、このギヤ41の回動に基づいて当該ギヤ41
と一体の巻取り軸2が回動される。なお、上述の
第1インターナルギヤ31は、巻取り軸2の内周
面に一体に嵌着されている。
前述の第1セルフロツク部5は、ブラインドを
巻取つた位置および展開して使用した位置をロツ
クするロツク手段として設けるものであり、これ
は負荷側からの加重に対応して自動的にロツクが
かかるセルフロツク機能を持たせたものであつ
て、たとえば第2図および第3図に示すように、
第2インターナルギヤ41の外周面に突起42を
突設し、このギヤ41を保持する固定環43には
その突起42を嵌入する凹部44を形成してこの
凹部44で突起42が規制される微小範囲だけ第
2インターナルギヤ41は回動が許容されるもの
であつて、ブラインドの負荷に対応する第2イン
ターナルギヤ41の反力により自動的にセルフロ
ツク機能がなされる。
上述の第2インターナルギヤ41と第4キヤリ
ア39とは相互に側面側で対向する位置にあつ
て、第4キヤリア39の外周面にはラチエツトギ
ヤ45が刻設され、このラチエツトギヤ45には
正・逆転方向からそれぞれ噛合する一対のラチエ
ツト爪46,47が噛合されている。
上述のラチエツト爪46,47の基端部には軸
48,48が一体に形成されていて、この軸4
8,48は固定環43に支持され、またこの固定
環43に支持された板バネ49によつて双方のラ
チエツト爪46,47は噛合方向に付勢されてい
る。
上述のラチエツト爪46,47の噛合部の横幅
はラチエツトギヤ45の幅を越えて第2インター
ナルギヤ41の切欠き部50に入り込むように設
けられ、さらに切欠き部50の左右の第2インタ
ーナルギヤ41の部分には解除カム面51,52
が形成され、これらの解除カム面51,52はモ
ータ24の正・逆転出力に対応してラチエツト爪
46,47の噛合と解除を第2インターナルギヤ
41の突起42と凹部44で規制される微小回動
範囲内で操作する。
なお、モータ24の正・逆転方向に対し、第2
インターナルギヤ41は第4プラネタリギヤ40
を介して反対方向に回転する。
第2図は巻取り軸2の回動を許容したロツクオ
フの状態を示し、これは正・逆転モータ24が正
転して時計方向に回転し、これにより第2インタ
ーナルギヤ41が反時計方向に回転し、これと一
体の巻取り軸2が反時計方向に回転して、ブライ
ンドを所定位置まで展開する。このとき、解除カ
ム面52が板バネ49に抗してラチエツト爪47
の下面を押上げ、このラチエツト爪47とラチエ
ツトギヤ45との噛合を解除するため、第2イン
ターナルギヤ41は反時計方向の回転が許容され
る。なお、このとき他側のラチエツト爪46は固
定された第4キヤリア39のラチエツトギヤ45
上を周回するため、何ら回転に支障はない。
第3図は巻取り軸2の回動を規制したロツクオ
ンの状態を示し、これはブラインドを所定位置で
巻取りまたは展開したときに、このブラインドを
その位置で止めるべくロツクオンさせるものであ
つて、モータ24の回転を停止すれば、巻取り軸
2は回転が停止される。このとき、巻取り軸2に
はブラインドの自重にて反時計方向の回動力が作
用し、この作用により固定環43の凹部44が突
起42に係止される微小範囲の間で回動し、この
回動に伴い解除カム面52はラチエツト爪47の
下面より離れてこのラチエツト爪47は板バネ4
9の付勢力を受けることになり、ラチエツトギヤ
45と噛合して巻取り軸2の反時計方向の回動を
自然にロツクする。
これによりブラインドはモータの回転停止動作
に基づいて巻取り位置と展開位置の各停止位置で
自動的にセルフロツクされる。
なお、モータ逆転の場合は第2インターナルギ
ヤ41の回転で、解除カム面51がラチエツト爪
46の噛合いを解除するために、第2インターナ
ルギヤ41の逆転が許容される。その結果、モー
タ24の駆動初期でモータ出力の正・逆転に対応
するラチエツト爪46,47の噛合が解除され
て、第1セルフロツク部5は解除状態となり、巻
取り軸27はブラインドを巻取るべく回動され
る。
なお、53,53はラチエツト爪のストツパ、
54はラチエツト爪の部分のカバーであつて、固
定環43に取付けられている。
このように構成された第1セルフロツク部5
は、モータ24側からの出力を巻取り軸2に伝導
し、巻取り軸2側からの出力をロツクする。
前述の第2セルフロツク部6は、後述する手動
巻取り用プーリからの出力を巻取り軸2に伝導
し、巻取り軸2側からの出力をロツクする役目を
するものであつて、自動巻取り操作時は、上述し
た第4キヤリア39を固定する第5キヤリア55
の回動をロツクして巻取り軸2の回動を許容する
と共に、手動巻取り用プーリ側への伝導を遮断
し、一方手動巻取り操作時は、ロツクを解除して
第5キヤリア55の回動を許容し、これに基づい
て巻取り軸2を回動するものである。
このロツク機構は第1セルフロツク部5の外側
位置に軸受け56を隔てて連設され、その第1セ
ルフロツク部5と同機構であり、前述の第4プラ
ネタリギヤ40には第5プラネタリギヤ57が相
当し、第2インターナルギヤ41には第3インタ
ーナルギヤ58が相当し、第4キヤリア39には
第5キヤリア55が相当し、固定環43には接続
環18の内端部が相当して同様なロツク作用をす
るため、その説明は省略する。
上述の手動巻取り部7は、たとえば手動巻取り
プーリ59を支持軸21の外端部上に回動可能に
配設し、これを外部より回動操作するものであつ
て、プーリ59の外周面にはこのプーリ59を回
動操作するためのロープ60がかけられ、取付け
部材10の下面より下方に垂設されている。さら
に、このプーリ59の内端側中央部には支持軸2
1上に長く沿つた伝導用の中空軸が突設され、そ
の中空軸の内端部周面に手動用としての第5サン
ギヤを備えて前述の第2セルフロツク部6の第5
プラネタリギヤ57と噛合する。
このように構成された手動巻取り部7は、プー
リ59を介した手動操作時の出力が第2セルフロ
ツク部6のロツクを解除し、これにより第5キヤ
リア55と一体の第4キヤリア39を回動し、こ
れに基づいて減速機構部4の全体が回動され、こ
れに伴い巻取り軸2は回動される。なお、これと
は反対側に位置するモータ側からの出力に基づい
て巻取り軸2を回動しても、第2セルフロツク部
6により両キヤリア39,55は固定されている
ため、モータ出力は手動巻取り部7側へは伝導さ
れない。
前述のブラインドの位置決め機構部8は、ブラ
インドを巻取り収納した際の巻取り設定位置と、
巻戻して展開使用した際の展開設定位置との各設
定位置の位置決めを行なうものであり、この位置
決め動作は巻取り軸2の回転量に対応して位置決
めする巻取り位置決め用の遊星歯車機構61と、
展開位置決め用の遊星歯車機構62と、これらに
対応する各リミツトスイツチ63,64との組合
せにより構成される。
上述の巻取り位置決め用の遊星歯車機構61
は、第4図〜第6図に示すように、巻取り軸2の
外端開口部に一体に内嵌された出力用の第4イン
ターナルギヤ65に、大小の異径ギヤを備えたピ
ニオン66の大径ギヤが噛合し、小径ギヤにはこ
の両側に第6、第7サンギヤ67,68がそれぞ
れ噛合され、この第6サンギヤ67側が巻取り側
に、そして第7サンギヤ68側が展開側の位置決
め用に設けられる。
上述の第6サンギヤ67は、その外端面中央部
に小径軸69を突設し、その小径軸69の外端部
周面上にサンギヤを形成している。またこの小径
軸69上には、サンギヤと噛合する第6プラネタ
リギヤ70…の軸を保持した第6キヤリア71が
遊嵌され、この第6キヤリア71は後述するクラ
ツチ機構にて回動が規制されている。そして、第
6プラネタリギヤ70には第5インターナルギヤ
72が対応しており、このギヤ72は外端面中央
部にサンギヤを形成した小径のギヤ軸を突設し、
このギヤ軸上に第7プラネタリギヤ73…を等配
し、かつこれに連設して第8プラネタリギヤ74
…を等配してこれら各プラネタリギヤはその軸が
第7キヤリア75にそれぞれ保持されて公転され
る。上述の第7プラネタリギヤ73には第6イン
ターナルギヤ76が対応し、第8プラネタリギヤ
74には第7インターナルギヤ77がそれぞれ独
立して対応している。
そして、これら第5〜第7インターナルギヤ7
2,76,77に対し、巻取り側リミツトスイツ
チ63を設置するものであつて、これらギヤは外
周面をそれぞれ同一径に形成し、かつ各々の回転
比を異ならせて形成し、その周方向の一ケ所には
それぞれ軸方向に係合溝78…を刻設する。そし
て、これらギヤ72,76,77の係合溝78…
が一直線に一致したとき、リミツトスイツチ63
のアクチユエータ79が係合してOFF作動し、
モータ24の回転を停止して巻取り位置を固定す
る。なお、上述の巻取り側リミツトスイツチ63
は非操作時に63はON状態にセツトしておき、
巻取り位置に至つたとき、OFFになるようセツ
トする。
次に、ブラインドの巻取り位置の微調整を行な
う場合は、前述した第5〜第7インターナルギヤ
72,76,77の回動を許容または規制するク
ラツチ機構80により行なうものであつて、この
クラツチ機構80はウオームギヤ81と第6キヤ
リア71の周面に刻設したウオームホイル71a
との噛合操作と、解除操作とにより行なうもので
あり、ウオームギヤ81は内端が取付け部材10
の内部に適宜支持された枢支ピン82により回動
可能に支持され、このウオームギヤの外端に突設
した回動軸83を取付け部材10の開口窓84を
介した外部より枢支ピン82を支点に上下操作す
ることにより第6キヤリア71に対する噛合、解
除操作が行なわれる。そして、回動軸83の上動
位置には巻取り設定用スイツチ85が配設され、
このスイツチ85を介してモータ24を微調整用
に駆動する。なお、これら各スイツチは支持軸2
1内を挿通するリード線を介してモータ24と接
続される。また回動軸83は、バネ86で第6キ
ヤリア71と噛合する方向に常時付勢されてい
る。
このように構成されたクラツチ機構80により
巻取り側リミツトスイツチ63の設定位置を調整
する場合、通常はウオームギヤ81が第6キヤリ
ア71に噛合いして第6キヤリア71の回動を規
制しており、これにより第5〜第7インターナル
ギヤの回動を許容して巻取り側リミツトスイツチ
63が作動可能な状態にある。この状態より微調
整するにあたり、先ず回動軸83を上方に押し上
げて第6キヤリア71の回動を許容し、これに伴
い巻取り設定用スイツチ85がON動作してモー
タ24を駆動し、巻取り軸12を回動させる。
そして、所定の巻取り位置に達すると、再び回
動軸83を下動して元の噛合位置に戻し、この設
定用スイツチ85をOFF作動させれば、モータ
24の回転が停止して直ちに所望の設定位置に調
整することができる。
なお、この場合ウオームギヤ81の噛合を解除
した状態、いわゆる係合溝78…が一致したセツ
ト状態のままで再設定できることになり、セツト
操作が簡単に行なえる。
またウオームギヤ81を外部より回動操作する
ことによつても、第5〜第7インターナルギヤ7
2,76,77を回動して簡単に設定位置の微調
整を行なうことができる。
前述の第7サンギヤ68以降に接続される構成
部材は、上述した第6サンギヤ67以降の構成部
材と全く同一に並設されるものであつて、巻取り
側リミツトスイツチ63に代えて展開側リミツト
スイツチ64を設置し、また巻取り設定用スイツ
チ85に代えて展開設定用スイツチ87を設置す
るものであり、同様の構成部材に基づいた展開位
置決め操作とその展開位置決め機構が得られるた
め、その説明は省略する。
第7図において、正・逆転モータ24は、正・
逆転切換えスイツチ88の切換え操作で正・逆転
駆動し、このスイツチ88が中立の時停止され
る。
巻取り側リミツトスイツチ63と巻取り設定用
スイツチ85および展開側リミツトスイツチ64
と展開設定用スイツチ87とはモータ24の正・
逆転の各ライン上で切換えスイツチ88とモータ
24との間に並列して接続されている。
このように構成されたロールブラインドの巻取
り装置は、正・逆転モータ24の正転、または逆
転操作によりモータ出力が第1〜第4遊星歯車減
速機構29〜32を介して所定の回転速度に減速
され、その回転力が巻取り軸2に伝導され、巻取
り軸2は所定の回転速度でブラインドを巻取り、
または展開して所定の設定位置に達すると、位置
決め機構部8が作動してモータ24の回転を停止
し、ブインドの巻取りまたは展開位置を自動的に
固定してそのブラインドの昇降操作は完了する。
また、手動操作を要するときは、ロープ60を
引つぱつてプーリ59を正転または逆転させるこ
とにより、これと連動する巻取り軸2を回転させ
てブラインドを適宜所定位置に固定し、巻取りま
たは展開使用する。
なお、巻取り軸に対しては、スクリーンの巻取
り幅が長い場合や巻取り量が大きい場合はその必
要強度に応じて適宜巻取り軸上に補強用の巻取り
パイプを外嵌固定する。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の一実施例を示し、第1図はロ
ールブラインドの巻取り装置を示す要部縦断正面
図。第2図および第3図はそのセルフロツク機構
を示す要部縦断拡大側面図。第4図はその装置の
位置決め機構部を示す要部縦断拡大正面図。第5
図および第6図はその要部縦断拡大側面図。第7
図はモータの制御回路図である。 1……ロールブラインドの巻取り装置、2……
巻取り軸、3……駆動部、4……減速機構部、
5,6……セルフロツク部、7……手動巻取り
部、8……ブラインドの位置決め機構部、21…
…支持軸、24……正・逆転モータ、29〜32
……遊星歯車減速機構、59……手動巻取りプー
リ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 モータの正・逆転出力で巻取り軸を正・逆転
    制御するスクリーン巻取り装置であつて、前記巻
    取り軸の外端部に出力用のインターナルギヤを装
    着し、このインターナルギヤに、大小の異径ギヤ
    を一体に備えたピニオンの大径ギヤ側を噛合し、
    小径ギヤ側にはこの両側に併設された巻取り位置
    決め用と展開位置決め用との停止制御系の複数段
    に連設された双方の遊星歯車機構をそれぞれ駆動
    するための各サンギヤを噛合し、前記遊星歯車機
    構は各々のインターナルギヤの回転比をそれぞれ
    異ならしめて設けると共に、これらインターナル
    ギヤの外周面にはそれぞれ一ケ所軸方向に係合溝
    を刻設し、これらの各係合溝が軸方向に一致した
    ときを検知する位置検知スイツチを設けて、この
    位置検知スイツチでモータを停止制御することを
    特徴とするスクリーン巻取り装置。
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