JPS6346011A - 遅延回路 - Google Patents

遅延回路

Info

Publication number
JPS6346011A
JPS6346011A JP61188568A JP18856886A JPS6346011A JP S6346011 A JPS6346011 A JP S6346011A JP 61188568 A JP61188568 A JP 61188568A JP 18856886 A JP18856886 A JP 18856886A JP S6346011 A JPS6346011 A JP S6346011A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frequency
delay
voltage
variable
delay circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP61188568A
Other languages
English (en)
Inventor
Akio Fukushima
秋夫 福島
Yoshio Miura
三浦 芳夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP61188568A priority Critical patent/JPS6346011A/ja
Publication of JPS6346011A publication Critical patent/JPS6346011A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pulse Circuits (AREA)
  • Dram (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、入力されたディジタル信号を遅延して出力す
る遅延回路に関するものであり、特に周囲温度の変化、
電源電圧変動、製造工程におけるバラツキ、等にかかわ
りなく、一定の遅延時間が得られ、無調整で安定した遅
延時間が常に得られる遅延回路に関する。
〔従来の技術〕
従来、可変遅延回路としては例えば特開昭60−413
20.特開昭59−22456.特開昭57−1802
28などの各公報に示されているように、遅延線を用い
た方式り、C,Hのいずれかの組合せによって構成され
た時定数回路を用いた方式、論理ゲートを縦続接続した
方式、あるいはこれらの方式を種々組合せた方式が知ら
れている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
これら従来の遅延回路は、回路を構成する部品定数のば
らつき、電源電圧の変動2周囲源度の変化等によって遅
延時間がばらつき、変動する。そのため所望の遅延時間
を得るためには遅延時間の調整機能を備えることが不可
欠であり、個々の遅延回路ごとに遅延時間の調整を行な
わねばならないという欠点があった。
本発明はかかる欠点の除去を解決すべき課題としている
。従って本発明の目的は、部品定数等の製造条件のばら
つきや電源電圧2周囲源度等の動作環境の変動による影
響を受けず、無調整で安定した遅延時間が常に得られる
遅延回路を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで本発明におい又は、遅延回路を遅延時間が可変で
きる様にされた可変遅延ユニットを多数個直列接続した
ものから成る可変遅延回路として構成し、さらに各可変
遅延ユニットの遅延時間を制御するための制御信号発生
回路の内部には、前記ユニットにおける遅延時間の変化
をモニタする手段として、遅延回路に用いた前記可変遅
延ユニットと同一特性の可変遅延ユニットを設けた。制
御信号発生回路は、前記モニタ手段から得られる遅延時
間と予め定めた目標遅延時間との間のずれに対応する誤
差信号を出力し、この誤差信号に基づき、これが零にな
るように前記モニタ手段としての可変遅延ユニットの遅
延時間を制御する一種のフィードバックループを構成す
る。そして、そのときの前記誤差信号を、遅延回路の構
成要素としての前記複数の可変遅延ユニットに対する遅
延時間制御信号として用いる。
〔作用〕
以上の様に制御信号発生回路において、その内部に設け
たモニタとしての可変遅延ユニットの遅延時間が目標値
に保たれるようにフィードバック制御系を構成している
ので、このモニタとしての可変遅延ユニットの遅延時間
制御信号は遅延時間の変動分を打消すように変化する。
可変遅延回路。
制御信号発生回路とも同一回路構成の可変遅延ユニット
を用い、かつ同一動作条件下にあるとすれば、その遅延
時間や変動の傾向も同じ筈である。
したがって制御信号発生回路内のモニタとしての可変遅
延ユニットに対する遅延時間制御信号を、可変遅延回路
内の可変遅延ユニットに対する遅延時間制御回路として
使用すれば、可変遅延回路の遅延時間も同様に目標値に
保つことができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を添付図面を用いて説明する。
第1図は本発明の第1の実施例を示すブロック図である
。第1図において、1は可変時波数リング発振器、2は
可変時波数リング発振器1の発振周波数制御入力(以下
、制御入力と略称する)、3は周波数−電圧変換器(以
下、F−V変換器と略称する)、4は差動増幅器、5は
基準電圧源、6は可変遅延回路、7は可変遅延回路6の
遅延時間制御信号(以下、制御入力と略称する)、8は
入力信号、9は出力信号、10は遅延時間制御回路(以
下、制御回路と略称する)、11は可変時波数リング発
振器1の発振出力信号である。
リング発振器は、奇数個のインバータを直列に接続した
後、初段のインバータの入力側へ、最終段(奇数段)の
インバータの出力を接続してループ状にしたもの、と考
えることができる。つまり初段の入力信号が仮に論理1
とすると、これが各インバータを反転しながら伝搬し、
最終段(奇数段)のインバータ出力線論理0の出力信号
となる。
すると、ループ接続により、最終段の論理0は初段の入
力となり、初段の入力信号がそれまでの1から0に変化
したことにまり、次段以降最終段まで、その人、出力信
号がすべて反転する。以下、同様のことを繰り返し、最
終段の出力信号は、1゜0を交互に繰り返し、発振する
このような発振動作を行うリング発振器は、ループ回路
(つまり奇数個のインバータ)を信号が一巡伝搬するの
に要する遅延時間(以下、遅延時間と略称する)の2倍
の周期に対応する周波数で発振する。それゆえ可変時波
数リング発振器1(以下、リング発振器と略称する)は
、内部の遅延時間(奇数個のインバータを信号が伝搬す
るのに要する時間)に応じて発振周波数が変化する。し
たがって発振周波数から逆に遅延時間(インバータを伝
搬するのに要する時間)をモニタすることができる。
F−V変換器3は、入力信号の周波数に比例した電圧を
発生するもので、F−V変換器3の入力にはリング発振
器1の発振信号出力11が加えられ1おり、その出力に
はリング発振器1の発振周波数に比例した電圧(つまり
遅延時間に比例した電圧)が得られる。
差動増幅器4は、二つの入力信号電圧の差を比較、増幅
するためのもので、ここではF−V変換器6の出力電圧
と基準電圧源5の基準電圧が加えられているので、その
出力には両者の差に比例した電圧が得られる。さらに差
動増幅器4の出力電圧はリング発振器1の制御人力2に
加えられており、上記のリング発振器1.F−V変換器
3.差動増幅器4により一糧のフィードバック制御系を
構成している。
リング発振器1の内部の遅延時間が目標の遅延時間から
変化してずれを生じた場合、その変化はリング発振器1
の発振周波数の変化となり、これはさらにF−V変換器
3によって電圧の変化に変換される。フィードバック制
御が行なわれているときは差動増幅器4の2つの入力の
電位差はほぼ零に保たれており差動増幅器4の出力電圧
も安定しているが、リング発振器1の発振周波数が変化
してF−V変換器3の出力電圧が変化すると差動増幅器
4において入力間の電位差が変化しその出力電圧も変化
する。
差動増幅器4の出力はリング発振器1の制御入力2に加
えられているので、この変化はリング発振器1の発根周
波数を変化させる。フィードバック制御系においては当
初の変化を打消し目標値に近づくように制御が行なわれ
るので、リング発振器1の発振周波数は目標値に保たれ
、リング発振器1の内部の遅延時間を一定にすることが
できる。
そのためリング発振器1の円部の遅延時間は回路部品や
動作環境の影響を受けない安定なものとなる。
したがってリング発振器1において、インバータとして
用いた遅延回路と同じ遅延回路を可変遅延回路6におい
て用い、リング発振器1に対する制御人力2を、可変遅
延回路6に対する制御信号7として用いることによって
、可変遅延回路6についても、オープンループ制御では
あるものの、その遅延時間を目標値に制御することがで
きる。
次にこれを式をF目いて説明する。
リング発振器1の発振周波数f[Hzlと制御入力2の
入力電圧ViCV)との関係は一般にf −F(Vi)
(fiz)   (ただしFはViの1価関数)となる
。またF−V変換器6の変候感度をα(V/Rz:)。
基準電圧5をVR(V )、差動増幅器4の増幅度をG
その2つの入力の電圧を■1.■2 としたときに、そ
の出力電圧■。が Vo−G(Vl−V2)(V) となるとすれば、 Vi −V。
Vl−F (Vl )・α V2− VB Vo= G(Vl−V2 ) より V、−(F(vo)−α−VR)G・・凹(1)となる
したがってリング発振器1の発振周波数fはf−F(V
o) となる。ここでG〉1とすれば式(2)はとなり、リン
グ発振器1の発振周波数fは、基準電圧VRとF−V変
換器6の変換感度αだけで定まる。したがってVR/α
を一定に保てばリング発振器1の内部の遅延時間は一定
となり、可変遅延回路6の遅延時間も一定に保つことが
できる。
第2図は、Wc1図における可変遅延回路6の一構成例
を示すブロック図であり、これは任意の可変遅延時間を
有する可変遅延ユニット22が多数縦続接続されたもの
から成り、かつ各可変遅延ユニット22は、制御信号2
5によって共通にその遅延時間を制御される構成となっ
ている。ここで23は可変遅延ユニットの入力信号、2
4は可変遅延ユニットの出力信号である。
第6図は、1個の可変遅延ユニット22の具体的な一構
成例を示す回路図である。
第6図において、Ql、 Qs 、 Q4 、 Q4稼
PチャネルMO8FET(MO8型電界効果トランジス
タ)、Q2 、 QsはNチャネルMO8FET、Cs
1はFETでおるQ4 、 Qsのゲート容量、同じ<
FETであるQ2 、 Qsのドレイン容量および配線
の容量等の和を示す。この回路は、可変遅延ユニットと
しては1個であるが、その中味は、2個のインバータ1
1とI2の縦続接続から成るものである。以下、回路動
作について簡単に説明する。
例えば、インバータエ1において、入力信号8がハイレ
ベルからローレベルに変化した場合、トランジスタQ1
が導通しQ2はカットオフするので、電源からトランジ
スタQ1. Qsを経て電流が流れ容量CS1を光電す
る。なお、トランジスタQ5は可変抵抗として作用して
いる。
容量C81の両端の電圧が低いうちは、インノ(−タI
2において、トランジスタQ4が導通し、Qsはカット
オフであるが、充電とともに容量C81の両端の電圧は
上昇し、次段のトランジスタQ4 。
Qsから成るインバータ■2のスレッショルド電圧を越
えると、トランジスタQ4はカットオフし、Qsが導通
する。その結果、出力24は・・イレペルからローレベ
ルに変化する。
信号伝搬遅延時間はトランジスタQ+ 、 Q2および
Q4 、 Qsのゲート遅延時間と容量C11llを充
放電する際の時定数で定まり、このうちゲート遅延時間
はほぼ一定の値である。それに対し、容量C81の光放
電時定数を定める抵抗線、充電時にはトランジスタQ1
とQsのオン抵抗の和、放電時にはトランジスタQ2の
オン抵抗となる。トランジスタQ3= Q6は制御信号
7に応じてその抵抗値が変わる電圧制御抵抗として動作
するので、容量C81の充電時すなわち入力信号8の立
下り時には、その時定数(遅延時間)を制御信号7の電
圧で可変させることができる。
またインバータI2におけるトランジスタ餉。
Qs # Q6 、容量C82から成る回路もまったく
同じように動作するため、容量C820充電時の時定数
も制御信号lで可変できる。容量C81と082は充放
電の位相が逆のため、第3図に示す回路全体では入力信
号の立上りと立下りの双方の遅延時間を同じように制御
することができる。それゆえこれを可変遅延回路の最小
単位である可変遅延ユニットとすることができる。
第3A図は、第6図における各部信号の波形図である。
インバータエ1への入力信号が■に見られる如きパルス
波形であったとすると、インノ(−タ11の出力(イン
バータエ2の入力)は、@に見られるように、その立上
りが時間tだけ遅延し、立下りは遅延しない波形となる
。インバータI2の出力は、Oに見られるように、立上
りだけでなく、立下りも時間tだけ遅延し、ノくルス波
形全体として時間tだけ遅延した波形となる。
第4図は、第1図における可変時波数リング発振器1の
一構成例を示すブロック図で、複数の可変遅延ユニット
22およびインバータ41で構成されている。
す々わち、第4図において、可変遅延ユニット22それ
自体は、すでに第3図を参照して説明したように、2個
のインバータから成るので、可変遅延ユニット22を何
個縦続接続しても、奇数個のインバータにはならず、従
ってリング発振器は構成できない。そこでインバータ4
1を1個追加することにより奇数個のインバータ構成と
してリング発振器1を構成しているのである。可変遅延
ユニット22における遅延時間は、第3図において制御
人力25によりトランジスタQ3* Q6の可変抵抗を
調節して時定数を変えることにより変化し、従ってリン
グ発振器1の発振周波数も変化する。
次に本発明の第2実施例について説明する。
第5図は、本発明の第2の実施例を示すブロック図であ
る。同図において前述の図と同−Ia能の部分について
は同一番号を付しである。第5図において、51は基準
周波数源を示す。第1の実施例と本実施例との相違点は
、基準電圧源50代わりに、基準周波数源51とF−V
変換器6′を用いる点にある。F−V変換器6′には基
準周波数源51からの周波数の安定した信号が入力され
ているのでその出力電圧もまた安定している。本実施例
はこの安定したF−V変換器5′の出力電圧を第1の実
施例における基準電圧vRの代わりに用いる。動作・制
御方法等は第1の実施例とまったく同じなので説明はこ
れを省略し、以下では本実施例に特有の効果について説
明する。
ここではF−V変換器3および3′の変換感度の変動が
リング発振器1の発振周波数に及ぼす影響について第1
の実施例の場合との比較を行なう。
F−V変換器6の変換感度αがΔα(ただしΔαくα)
だけ変動し、F−V変換器3′の変換感度α′がΔα’
(*だしΔα′くαつだけ変動した場合に、リング発振
器1の発振同波数がfからΔfだけ変動したとする。基
準局波数t’ f H+ 基準電圧をvRとすれば第1
の実施例においては式(3)より f=Vn/α f十Δf口VR/(α+Δα) となるので Δf−(f+Δf)−f となり α+Δα−α なので Δα 1Δfl”Vg ・− α′ vRΔα α  α となる。上記式(4)より 1Δf1   Δα f     α となるのでΔfはΔαの影響を直接受ける。一方本夾施
例におい工は、 ■R=fRα′ とおくことができるので、これと式(6)よりα′ f −−f α  8 となり Δf−(f+Δf)−f となる。
F−V変換器3と3′を同一回路構成かつ同一動作条件
とすれば変換感度の変動の傾向もほば等αΔα′−α′
Δα−0 となるので、上記式(5)より Δf−〇 になる。それゆえ本実施例ではリング発振器1の発振周
波数はF−V変換器6,6′の変換感度の変動の影響を
ほとんど受けない。したがって本実施例は第1の実施例
と比較して遅延回路の遅延時間の安定性の点でより優れ
ているという特黴をもつ。
次に本発明の#1!6の実施例について説明する。
第6図は本発明の第6の実施例を示すブロック図である
。第6図において、61は位相周波数比軟部(以下PF
Cと略称する)を示す。PFC61は入力信号の周波数
が等しい場合には入力信号間の位相差に比例した電圧を
発生し、入力信号の周波数が異なる場合には周波数の高
低に対応する電圧を発生するもので、例えば東芝製TC
5081などがこれに相当する。
本実施例は、第2の実施例におけるF−V変換器6,3
′および差動増幅器4の代わりにPFC61を用い、リ
ング発振器1の発振周波数と基準周波数を比較する際に
第2の実施例で用い九F−V変換器で周波数に比例した
電圧を発生し、仁の電圧を差動増幅器で比較する方式で
はなく、直接、周波数の高低を比較できるPFCを用い
る方式である。動作、制御方法等は第1.第2の実施例
とまったく同じなのでことでは説明を省略し、以下では
本実施例に特有の効果について説明する。
第2の実施例では前述した通り周波数の比較をF−V変
換器、差動増幅器等を用いたアナログ処理で行なってい
る。しかし一般にアナログ処理においては、温度ドリフ
トやオフセットの発生、雑音、ダイナミックレンジ等の
問題があり、高精度。
高安定度が必要な処理にはあまり適していない。
それに対して本実施例においては、周波数比較にディジ
タルPFCを用いることがで!、その場合には周波数差
に対応する電圧に変換するのはPFCの最終段なのです
べての処理をアナログ処理で行なうものに比べ上記の問
題の影響が低減できる。
したがって本実施例は第1.第2の実施例と比較してよ
り高精度、高安定度の制御に向くという特徴をもつ。
次に本発明の第4の実施例について説明する。
第7図は本発明の第4の実施例を示すブロック図である
。第7図において、71は制御電圧73によって変換感
度が可変できる様にされ九F−V変換器、72は信号入
力、73は制御入力(制御電圧)、74は信号出力であ
る。第8図は第7図におけるF−V変換器71の1構成
例を示すブロック図でおる。
第8図において、81は排他的論理和を演算するだめの
論理ゲート回路(以下、FORゲートと略称する)、8
2はローパスフィルタ(以下、LPFと略称する)、8
5は可変遅延エニット22を縦続接続した可変遅延ユニ
ット群を示す。このF−V変換器71の動作について第
9図に示す信号波形図を参照して説明する。
第9図は第8図に示した回路における各部信号波形図で
ある。
変換感度可変型F−V変換器71の信号人カフ2に与え
られた信号a(周期Tのパルス波形)と可変遅延ユニッ
ト群85により、信号aよりも時間τだけ遅延した信号
すは、EORゲート81により排他的論理和演算が行な
われる。FORゲート81の出力として得られる信号C
は、EORゲート81の2人力信号の各レベルが一致し
ているトキにLoWレベル、不一致のときにHl gh
レベルになる。従って第9図より明らかなように、信号
Cの周期は信号aの周期Tと等しく、またH1ghレベ
ルを持続する時間の長さは、可変遅延ユニット群83に
おける遅延時間τの2倍になる。したがって信号Cのデ
ユーティ比をηとすると−りQ− となる。H1ghレベルのときの電圧をVCc、Low
レベルのときの電圧を0.LPF82で信号Cを平滑化
した信号dの大きさを■。とすると■o富ηVCC 2τ =−VCC 一2τfVcc           ・・・・・・(
7)となる。
本実施例においては、変換感度可変型F−V変換器71
には安定な基準周波数源51からの信号が4えられてい
るので、その信号出カフ4の電圧Noは、可変遅延ユニ
ット22の遅延時間に比例する。そこで本実施例では出
力電圧■。から遅延時間τを検出し、これを用いて遅延
時間τが安定になるように制御人カフ3を制御する。動
作、制御方法等は前記した他の実施例のそれと同じなの
で説明は省略する。
久に本発明の第5の実施例について説明する。
26一 第10図は本発明の第5の実施例を示すブロック図であ
る。第10図において、第7図におけるものと同じもの
には同じ符号を付しである。
第10図においては、制御電圧73によって変換感度が
可変できる様にされたF−V変換器が、71のほか71
′と2個設けられ、基準周波数源もそれに対応して51
.51’と2個設けられている。その代り、基準電圧源
5は除去されている。
第11図は第10図のF−V変換器71における遅延時
間τと出力電圧■。との関係を示す特性図である。遅延
回路を用い九F−V変換器71においては、遅延時間τ
が入力信号の周期Ti (Tim−)と一致したときに
はEORゲートの2人l 力信号a、b(第9図番照)は常に一致する。したかっ
て信号すの遅延時間Tはみかけ上0と等しくなり、その
ため■。−〇となる。またτ−−のと巻には信号a、b
の値は逆になるため■。−VCC号a、bの一致する期
間が長くなるため■。は減少する。以上がTiごとに周
期的に繰り返されるため出力電圧■。は第11図に示す
様な三角波となる。
第7図で用いたF−V変換器71は、τと■。
が比例する第11図中の領域工の部分だけを用いたもの
で、これは通常のF−V変換器と動作は何らかわりがな
い。それに対し本実施例では領域工だけではなく、領域
I′および■も用いるようにしたものである。
基準周波数源51からの基準周波数をfl、周期をT1
とし、基準周波数源51′からの基準周波数をT7、周
期をT2とし、F−V変換器71の出力電圧を■1、遅
延時間をT1、F−v変換器71′の出力電圧を■7、
遅延時間をT2とし、例えば第12図に示すように2つ
のF−V変換器71.71’の遅延時間−出力電圧特性
が異なるようにfl、 T2を設定する。
例えば遅延時間がτ、′のV2>Vl の状態から、制
御入カフ 3(73’)を変化させ遅延時間を増加する
と、■1は増加し、■2は減少するため、ある制御電圧
においてVl−V2  となり、そのときて=τ9とな
る。またさらに遅延時間を増加するとτ9′のV2<V
lの状態に々る。それゆえ■1−v2となるように、す
なわちvlと■2の差が0となるように遅延時間を制御
すれば、常にτ−τいとなる。
したがって■1と■2の差を用い、これの絶対値が減少
する様に制御電圧を変化させるフィードバック制御系を
構成して遅延時間を制御すれば、τ4.τ2はτ、に安
定して制御される。したがってこの制御信号を可変遅延
回路の制御として用いれば安定した遅延時間が得られる
以上の様に本実施例も他の実施例と同様の動作。
制御方法によって遅延時間を安定に保つことができる。
なお本実施例の411F黴として、P点以外の■1− 
T2となる点、すなわちQ、R,S、T、U点のいずれ
の点においても同様の原理で遅延時間を安定に制御でき
ることを挙げ得る。
なお本発明の第1から第5の実施例において説明に用い
た種々の回路は記載の回路に限るものではなく、記載し
た回路と同等の機能をもって動作するものであれば良い
ことは言うまでもない。すなわち信号系路に増幅器、バ
ッファ、減衰器等を設けても、また複数の可変遅延回路
を用いても基本的な動作には何ら変わることはない。ま
た回路の一部あるいは全部を集積回路中に設けることも
可能である。特に制御回路と可変遅延回路の内部に用い
られている可変遅延ユニットを同−集積回路上に構成し
九場合には、製造プロセス、回路定数、動作環境等を同
一にできるのでその特性はほとんど等しいものとなり、
遅延時間の制御をより正確に行なうことができる。また
基準電圧源、基準周波数源を集積回路内に設けても良い
。なお回路の説明においてはCMO8回路を例にとった
がバイポーラ回路、MESFET回路等でも同様の動作
を行なうことができる。また可変遅延ユニットの遅延時
間を変化する方法は、電源電圧を変化する1回路に流れ
る電流を変化する2回路内の抵抗値や静電容量等を変化
する2等の方法の何れでも良い。
〔発明の効果〕
以上、説明した様に、本発明によれば、遅延時間が部品
定数のばらつき、電源電圧の変動、周囲温度の変化等の
影響を受けることりなく、所望の遅延時間を精度良く安
定して得ることのできる遅延回路を提供できるという利
点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例を示すブロック図、第2
図は第1図における可変遅延回路を示すブロック図、第
6図は第2図における可変遅延ユニットを示す回路図、
第3A図は第6図における各部波形図、第4図は第1図
における可変時波数リング発振器を示すブロック図、第
5図は本発明の第2実施例を示すブロック図、第6図は
本発明の第6実施例を示すブロック図、第7図は本発明
の第4の実施例を示すブロック図、第8図は第7図にお
ける変換感度可変型F−V変換器を示すブロック図、第
9図は第8図に示したF−V変換器の各部信号波形図、
第10図は本発明の第50実施例を示すブロック図、第
11図は第10図のF−V変換器における遅延時間と出
力電圧の関係を示す特性図、第12図はF−V変換器の
変換感度の一般定例を示す特性図、である。 符号の説明 1・・・・・・可変時波数リング発振器、2・・曲発振
周波数制御入力、3・・囲周波数−電圧変換器、4・・
・・・・差動増幅器、訃・・・・・基準電圧源、6・・
曲可変遅延回路、7・・・・・・遅延時間制御信号、8
・・・・・・入力信号、9・−・・・・出力信号、1o
・・・・・・遅延時間制御信号、11・・・・・・発振
出力、22・・・・・・可変遅延ユニット、23・・・
・・・入力信号、24・・開田力信号、25・・・・・
・制御信号、41・・・・・・インバータ、51・曲・
基準周波数源、61・・・・・・位相周波数比較器、7
1・・・・・・変換感度可変の周波数−電圧変換器、7
2・・・・・・信号入力、75・・・・・・制御入力、
74・・・・・・信号出力、81・・・・・・EORゲ
−)、82・・・・・・ローパスフィルタ、86・・・
・・・可変遅延ユニット群。 代理人 弁理士 並 木 昭 夫 第 1 図 薯 2 図 第 3 因 第3A図 噴 A 図 笥 5 図 8  賛四遥0i r   11      −m 層迎数    −trf41 1几り       ゆ器 (6)上 1−.10 、−           1 第 9 図 嘉10図 第112 第12図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、入力される遅延時間制御信号に応じてその遅延量を
    可変制御される第1の可変遅延回路と、該可変遅延回路
    の遅延量変化特性と同等の特性を持つ第2の遅延回路を
    含み、該第2の遅延回路における遅延量変化に対応した
    信号を出力し前記遅延時間制御信号として前記第1の可
    変遅延回路へ入力する遅延時間制御信号発生回路と、か
    ら成ることを特徴とする遅延回路。 2、特許請求の範囲第1項記載の遅延回路において、前
    記遅延時間制御信号発生回路は、前記第2の遅延回路に
    より構成されその遅延量変化を発振周波数の変化として
    表す可変時波数リング発振器と、該発振器の発振出力を
    入力され電圧に変換して出力する周波数−電圧変換器と
    、該周波数−電圧変換器からの出力電圧と或る基準電圧
    とを入力されその誤差電圧を増幅して出力する誤差増幅
    器と、該誤差増幅器の出力を入力され前記誤差電圧が零
    になるように前記第2の遅延回路の遅延量ひいては発振
    周波数を制御される前記可変周波数リング発振器と、か
    ら成り、前記誤差増幅器の出力を遅延時間制御信号とし
    て前記第1の可変遅延回路へ入力するようにしたことを
    特徴とする遅延回路。 3、特許請求の範囲第1項記載の遅延回路において、前
    記遅延時間制御信号発生回路は、前記第2の遅延回路に
    より構成されその遅延量変化を発振周波数の変化として
    表す可変周波数リング発振器と、該発振器の発振出力を
    入力され電圧に変換して出力する第1の周波数−電圧変
    換器と、基準周波数発生源と、該発生源からの基準局波
    数出力を入力され電圧に変換して出力する第2の周波数
    −電圧変換器と、前記第1および第2の各周波数−電圧
    変換器からの出力電圧を入力されその誤差電圧を増幅し
    て出力する誤差増幅器と、該誤差増幅器の出力を入力さ
    れ前記誤差電圧が零になるように前記第2の遅延回路の
    遅延量ひいては発振周波数を制御される前記可変周波数
    リング発振器と、から成り、前記誤差増幅器の出力を遅
    延時間制御信号として前記第1の可変遅延回路へ入力す
    るようにしたことを特徴とする遅延回路。 4、特許請求の範囲第1項記載の遅延回路において、前
    記遅延時間制御信号発生回路は、前記第2の遅延回路に
    より構成されその遅延量変化を発振周波数の変化として
    表す可変周波数リング発振器と、該発振器の発振周波数
    出力と基準周波数源からの基準周波数出力とを入力され
    両者の周波数差、位相差に比例した電圧を出力する位相
    周波数比較器と、該比較器からの出力電圧を入力され該
    出力電圧が零になるように前記第2の遅延回路の遅延量
    ひいては発振周波数を制御される前記可変周波数リング
    発振器と、から成り、前記比較器からの出力電圧を遅延
    時間制御信号として前記第1の可変遅延回路へ入力する
    ようにしたことを特徴とする遅延回路。 5、特許請求の範囲第1項乃至第4項のうちの任意の一
    つに記載の遅延回路において、前記可変周波数リング発
    振器は、遅延回路としてのインバータを奇数個、ループ
    状に接続することにより構成された発振器から成ること
    を特徴とする遅延回路。 6、特許請求の範囲第1項記載の遅延回路において、前
    記遅延時間制御信号発生回路は、基準周波数源からの基
    準周波数出力を入力されその変換感度を制御入力により
    可変することのできる周波数−電圧変換器(以下、変換
    感度可変可能の周波数−電圧変換器と云う)と、該変換
    感度可変可能の周波数−電圧変換器からの出力電圧と或
    る基準電圧とを入力されその誤差電圧を増幅して出力す
    る誤差増幅器と、該誤差増幅器の出力電圧を制御入力と
    して入力され前記誤差電圧が零になるように変換感度を
    可変制御される前記変換感度可変可能の周波数−電圧変
    換器と、から成り、前記誤差増幅器の出力電圧を遅延時
    間制御信号として前記第1の可変遅延回路へ入力するよ
    うにしたことを特徴とする遅延回路。 7、特許請求の範囲第1項記載の遅延回路において、前
    記遅延時間制御信号発生回路は、第1の基準周波数源か
    らの第1の基準局波数出力を入力されその変換感度を制
    御入力により可変することのできる第1の周波数−電圧
    変換器(以下、第1の変換感度可変可能の周波数−電圧
    変換器と云う)と、第2の基準周波数源からの第2の基
    準周波数出力を入力されその変換感度を制御入力により
    可変することのできる第2の周波数−電圧変換器(以下
    、第2の変換感度可変可能の周波数−電圧変換器と云う
    )と、前記第1および第2の各変換感度可変可能の周波
    数−電圧変換器からの出力電圧を入力されその誤差電圧
    を増幅して出力する誤差増幅器と、該誤差増幅器の出力
    電圧を制御入力として入力され前記誤差電圧が零になる
    ように変換感度を可変制御される前記第1および第2の
    各変換感度可変可能の周波数−電圧変換器と、から成り
    、前記誤差増幅器の出力電圧を遅延時間制御信号として
    前記第1の可変遅延回路へ入力するようにしたことを特
    徴とする遅延回路。 8、特許請求の範囲第6項または第7項記載の遅延回路
    において、前記変換感度可変可能の周波数−電圧変換器
    は、可変遅延ユニットと、該遅延ユニットにより遅延さ
    れた基準周波数出力と遅延されない基準周波数出力とを
    入力されて論理演算を行う論理ゲート回路と、該ゲート
    回路の出力を平滑化する平滑回路と、から成り、該平滑
    回路の出力を前記誤差増幅器へ向けて出力すると共に、
    前記誤差増幅器の出力電圧を前記可変遅延ユニットへそ
    の遅延量制御入力としてフィードバック制御ループを構
    成するようにしたことを特徴とする遅延回路。
JP61188568A 1986-08-13 1986-08-13 遅延回路 Pending JPS6346011A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61188568A JPS6346011A (ja) 1986-08-13 1986-08-13 遅延回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61188568A JPS6346011A (ja) 1986-08-13 1986-08-13 遅延回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6346011A true JPS6346011A (ja) 1988-02-26

Family

ID=16225963

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61188568A Pending JPS6346011A (ja) 1986-08-13 1986-08-13 遅延回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6346011A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02141123A (ja) * 1988-08-02 1990-05-30 Smc Standard Microsyst Corp デジタル遅延エレメント
JPH053423A (ja) * 1990-09-18 1993-01-08 Fujitsu Ltd 基準遅延発生装置及びこれを用いた電子装置
JPH05199088A (ja) * 1991-02-25 1993-08-06 Toshiba Corp 遅延回路
US6525585B1 (en) 2000-11-21 2003-02-25 Nec Corporation Fixed-length delay generation circuit
JP2007043661A (ja) * 2005-06-30 2007-02-15 Oki Electric Ind Co Ltd 遅延回路
JP2008301042A (ja) * 2007-05-30 2008-12-11 Renesas Technology Corp 発振回路及び半導体装置
JPWO2009090703A1 (ja) * 2008-01-18 2011-05-26 パナソニック株式会社 ランプ波出力回路、アナログデジタル変換回路、及びカメラ
WO2011128951A1 (ja) * 2010-04-15 2011-10-20 パナソニック株式会社 差動出力回路

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59214319A (ja) * 1983-05-13 1984-12-04 Advantest Corp 遅延装置
JPS6139722A (ja) * 1984-07-31 1986-02-25 Nippon Gakki Seizo Kk 遅延時間安定化回路

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59214319A (ja) * 1983-05-13 1984-12-04 Advantest Corp 遅延装置
JPS6139722A (ja) * 1984-07-31 1986-02-25 Nippon Gakki Seizo Kk 遅延時間安定化回路

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02141123A (ja) * 1988-08-02 1990-05-30 Smc Standard Microsyst Corp デジタル遅延エレメント
JPH053423A (ja) * 1990-09-18 1993-01-08 Fujitsu Ltd 基準遅延発生装置及びこれを用いた電子装置
JPH05199088A (ja) * 1991-02-25 1993-08-06 Toshiba Corp 遅延回路
US6525585B1 (en) 2000-11-21 2003-02-25 Nec Corporation Fixed-length delay generation circuit
JP2007043661A (ja) * 2005-06-30 2007-02-15 Oki Electric Ind Co Ltd 遅延回路
JP2008301042A (ja) * 2007-05-30 2008-12-11 Renesas Technology Corp 発振回路及び半導体装置
JPWO2009090703A1 (ja) * 2008-01-18 2011-05-26 パナソニック株式会社 ランプ波出力回路、アナログデジタル変換回路、及びカメラ
WO2011128951A1 (ja) * 2010-04-15 2011-10-20 パナソニック株式会社 差動出力回路

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0829135B1 (en) Phase shifting circuit and method for providing a phase shift
US5477180A (en) Circuit and method for generating a clock signal
JP3110430B2 (ja) ドレインバイアスドトランスレジスタンス装置
EP0523854B1 (en) Voltage controlled oscillator
US6798678B2 (en) Frequency voltage converter
US20080129393A1 (en) Voltage Controlled Oscillator
TW201717546A (zh) 調整時脈訊號中之工作周期的裝置與方法
JPS6346011A (ja) 遅延回路
EP4007160B1 (en) Crystal oscillator start-up circuit and method
KR100324163B1 (ko) 발진 회로
KR100662584B1 (ko) 필터 특성 조절 장치 및 그 조절 방법
JP2002176340A (ja) 遅延回路及び電圧制御発振回路
US7382181B2 (en) Method and apparatus for tuning GMC filter
JPH088651A (ja) 電圧制御発振器
US6483356B2 (en) Sinusoidal signal generating circuit providing small phase difference with respect to reference signal and apparatus for driving oscillating element with circuit
JP3324527B2 (ja) 利得制御回路及びその制御方法
TW502491B (en) Oscillator having reduced sensitivity to supply voltage changes
JPH04152711A (ja) 電圧制御発振回路
JPH06216705A (ja) 可変遅延回路
JPH08162911A (ja) 電圧制御発振器
US20140266476A1 (en) Extended range ring oscillator using scalable feedback
JP3345209B2 (ja) 逓倍回路
JPH0637599A (ja) 電圧制御発振器及び電子機器
WO2003100973A2 (en) Reference voltage generator for logic elements providing stable and predefined gate propagation time
CA2260626C (en) High speed wide tuning range multi-phase output ring oscillator