JPS6345898Y2 - - Google Patents

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JPS6345898Y2
JPS6345898Y2 JP1982147336U JP14733682U JPS6345898Y2 JP S6345898 Y2 JPS6345898 Y2 JP S6345898Y2 JP 1982147336 U JP1982147336 U JP 1982147336U JP 14733682 U JP14733682 U JP 14733682U JP S6345898 Y2 JPS6345898 Y2 JP S6345898Y2
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JP
Japan
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leveling
decorative
kamaboko
food dough
plates
Prior art date
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JP1982147336U
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JPS5950277U (ja
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  • Manufacturing And Processing Devices For Dough (AREA)
  • Fish Paste Products (AREA)
  • Formation And Processing Of Food Products (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は食品生地の型どり装置に係り、詳しく
は、フイルム、食品生地その他の板状若しくは帯
状材の上に文字、図形、模様等の形状に食品生地
を型どりする装置に係る。
一般に、食品の表面に装飾のために模様を形成
することが行なわれ、例えば、ケーキ、ビスケツ
トの表面に模様を形成することのほか、すり身等
を原料としたかまぼこの表面に梅の花などの図形
や「寿」などの文字を表面に表わした飾りかまぼ
こ等も製造されている。とくに、この飾りかまぼ
こは表面の装飾文字、図形の形成が機械化になじ
まないため、通常、手作業によつて行なわれ、更
に、この手作業も、熟練を経た職人の高度な専門
的技術に負うところが大きい。また、熟練した職
人を必要人数だけ確保することは困難であつて、
手作業による飾りかまぼこの量産が困難で製品の
コストも高くなり、飾りかまぼこの需要は年末等
に集中し、需要に対して十分に対応できないのが
実情である。
この点から、飾りかまぼこの機械的量産につい
て自動化法も研究されているが、その方法であつ
ても表面の飾りの形成に問題がある。
すなわち、この方法はかまぼこを包装する透明
フイルムの片面上においてすり身を装飾用の文
字、図形等を成形付着させ、この付着面が内部に
なるようにして透明フイルムによつてかまぼこ生
地をつつみ、このフイルム包装状態のままで蒸成
させて、装飾用文字等をかまぼこ生地に転写させ
る方法である。また、この方法を実施する装置と
して透明フイルムをコンベヤによつて連続的に供
給し、この透明フイルムの上に装飾文字、図形等
の型孔を形成した型板載置し、この型孔にすり身
を注入してからへら等ですり込む装置である。し
かし、この装置は従来から行なわれている職人的
手法をそのまま示しているだけであつて、すり身
注入手段や、へら等の駆動手段、とくに後者が全
く具体化されておらず、その部分の具体的機構の
開発が望まれている。また、飾りかまぼこ以外に
菓子、パンについてみると、上記の自動化法やそ
の装置には現在までのところ開発されていない。
本考案は上記のところから成立したものであつ
て、具体的には、型孔内に注入された食品生地を
無理なく均一にならし、すり込んで型どられる型
どり装置を提案する。
すなわち、本考案は連続若しくは間欠的に移動
する移動軌道上に、その移動方向と直交して往復
動するならし装置と、このならし装置を往復動さ
せる往復動装置とを設け、前記ならし装置には回
転軸の周りに回転自在に支承される一対のならし
板を設けると共に、これらならし板の少なくとも
一方に伸縮部材を取付け、この伸縮部材の伸縮に
より前記一対のならし板を、前記回転軸を中心と
して回転するよう構成して成ることを特徴とす
る。
以下、図面にもとづいて本考案の実施態様につ
いて説明する。
なお、第1図は本考案の一つの実施例に係る型
どり装置を示す正面図であり、第2図はその一部
の拡大図であり、第3図はその型どり機構の説明
図であり、第4図aならびにbは型どりが行なわ
れた各製品の各断面図である。
まず、第1図ならびに第3図において、符号1
はベルト等の無端状間欠移動軌道を示し、この軌
道1は第1図において紙面に対し垂直方向に連続
若しくは間欠的に移送される。この移送の間に第
3図に示す如く軌道1の上には、透明フイルム若
しくは生地2とともにその上に型板3が載置さ
れ、軌道1とともに連続若しくは間欠的に移動さ
れる。この型板3には、所望の形状の型孔3aが
穿設され、この型孔3aの中にはすり身、菓子生
地その他の食品生地3bが注入される。この注入
手段はノズル、ホツパその他の何れの手段も良
い。
次に、この型孔3a内の食品生地3bをならし
すり込むためにならし装置4を設け、ならし装置
4を後記の如く駆動させることによつて不要の食
品生地を軌道1の両側から落下させる。このなら
し装置4はならし板4a,4bと中央の保持部材
4cとから成つて、一対の各ならし板4a,4b
の各端部は保持部材4cに固定されている。ま
た、保持部材4cには一体に筒状の回動部材4e
が取付けられ、この回動部材4eの軸孔には回転
軸4dが整合され、この回転軸4dの周囲におい
て回動部材4eは回転自在に支持される。
従つて、ならし装置4においては各ならし板4
a,4bは回転軸4dを中心として回転し、第1
図の矢印A,B方向に揺動し、この揺動装置は次
の通り構成する。
すなわち、回動部材4eの一端を固定部材6に
固着し、この固定部材6にエアシリンダ等の伸縮
部材7を回転軸8を介して枢着し、このエアシリ
ンダ7のピストンロツド9の先端にならし板4a
を回転機構10を介して取付ける。この回転機構
10はピストンロツド9に直交して取付けた直交
部材10aの両端が、支承材10bによつて回転
自在に支承されて構成され、この支承材10bに
ならし板4aが取付けられている。従つて、伸縮
部材7の伸縮によつて各ならし板4a,4bは回
転軸4dの軸心を中心として回転する。更に詳し
く説明すると、例えば、伸縮部材7を縮めるとき
は、第1図に示す如く、一方のならし板4bの先
端が軌道1上の型板3の表面に接触してならし板
4bがならし状態になるのに対し、伸縮部材7を
伸長させるときは、他方のならし板4aの先端が
軌道1上の型板3の表面に接触してならし板4a
がならし状態になる。
次に、上記の通りに揺動されるならし装置には
往復動装置を取付けて、ならし装置4は軸道1の
巾方向に往復動自在に構成する。
この往復動装置においては取付枠15に垂直板
13を取付けるとともに、この垂直板13にエア
シリンダ等の伸縮部材11を取付ける。この伸縮
部材11の先端、つまり、ピストンロツド12に
ならし装置4ならびに揺動装置の一部、つまり、
その固定部材6を固着する。従つて、伸縮部材1
1を伸縮駆動すると、ならし装置4において何れ
か一方のならし板4bは先端が型板3の表面に接
触した状態で軌道1の巾方向に往復動する。
すなわち、伸縮部材7を駆動してそのピストン
ロツド9を伸縮させると、各ならし板4a,4b
は回転軸4dの中心を中心として回転して上下動
する。すなわち、ならし板4bの先端を第1図で
紙面に対し左側の端部におき、伸縮部材11を駆
動させ、ならし板4aの先端を型板3上に接触さ
せた状態で右側に向つて移動させると、食品生地
3bが型孔3a内にすり込まれる。一方のならし
板4aの先端が型板3上で最右端まで到達したと
きは、他方のならし板4bの先端を型板3の最右
端に接触させ、反対に左側に向つて移動させると
すり込みが行なわれる。
以上の通り、一対のならし板の交互の往復動に
よつてすり込みが行なわれると、第4図aならび
にbに示す如く、食品生地3bが型どりされる。
なお、第4図aはフイルム等の材料2の上に食品
生地3bが型どりされた場合を示し、第4図bは
菓子生地3b上に食品生地3bが型どりされた場
合を示す。
また、上記の如く構成された型どり装置は何れ
の態様でも、何れの型式の機械装置の一部として
取付けることができるが、飾りかまぼこの成型の
場合には、第5図に示す如き構成の機械装置の一
部として組入れることができる。
すなわち、第5図においては、本考案の一つの
実施態様に係る型どり装置3セクシヨンA,B,
Cの中に設けられ、各セクシヨンの間にはヒータ
16a,16b,16cが配置され、これらの間
にコンベヤ16が介設されると共に、透明フイル
ム2はロール17から巻戻されてコンベヤ16上
に供給され、更に、各セクシヨンA,B,Cでは
型板(図示せず)がフイルム2上に載置される。
従つて、フイルム2がコンベヤ16とともに走行
する間に、セクシヨンAではすり身が型板の型孔
に供給され、すり身は上記構成の型どり装置によ
つてならされて、その後、ヒータ16aで加熱さ
れ、その後は、各セクシヨンB,Cならびにヒー
タ16b,16cで順次にすり身の型どり、加熱
が行なわれる。
なお、型どり後のフイルムは切断されると、第
4図aの如く構成され、これを用いて、かまぼこ
のすり身18を包装すると、第6図の状態とな
り、フイルム2のみをはがすと、型どりされたす
り身は転写され、容易に飾りかまぼこが製造でき
る。
以上詳しく説明した通り、本考案はならし装置
が連続的若しくは間欠的に移動する移動軌道と直
交する方向に往復動自在に構成されているため、
型板への生地のすり込み時に不要生地が移動軌道
両側から除去でき、その回収がきわめて容易であ
る。また、ならし装置のならし板は伸縮部材によ
り駆動されて先端が型板表面に適度の押圧力で押
圧できるため、生地の型孔へのならしは均一に行
なわれ、型どり部分の密度は均一になつて良質な
装飾部が形成できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一つの実施例に係る型どり装
置の正面図、第2図はその一部の拡大図、第3図
はならし板の作動態様の一例を示す説明図、第4
図aならびにbは表面に生地の型どりが行なわれ
たものの各説明図、第5図は第1図に示す型どり
装置の使用態様の一例を示す正面図、第6図は第
4図aに示すフイルムを用いて飾りかまぼこを製
造するときの斜視図である。 符号、1……移動軌道、2……フイルム若しく
は生地、3a……食品生地、3b……型孔、3…
…型板、4……ならし装置、4a,4b……なら
し板、7……伸縮部材、11……伸縮部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 連続若しくは間欠的に移動する移動軌道上に、
    その移動方向と直交して往復動するならし装置
    と、このならし装置を往復動させる往復動装置と
    を設け、前記ならし装置には回転軸の周りに回転
    自在に支承される一対のならし板を設けると共
    に、これらならし板の少なくとも一方に伸縮部材
    を取付け、この伸縮部材の伸縮により前記一対の
    ならし板を、前記回転軸を中心として回転するよ
    う構成して成ることを特徴とする食品生地の型ど
    り装置。
JP1982147336U 1982-09-28 1982-09-28 食品生地の型どり装置 Granted JPS5950277U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1982147336U JPS5950277U (ja) 1982-09-28 1982-09-28 食品生地の型どり装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1982147336U JPS5950277U (ja) 1982-09-28 1982-09-28 食品生地の型どり装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5950277U JPS5950277U (ja) 1984-04-03
JPS6345898Y2 true JPS6345898Y2 (ja) 1988-11-29

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JP1982147336U Granted JPS5950277U (ja) 1982-09-28 1982-09-28 食品生地の型どり装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP6650700B2 (ja) * 2015-08-26 2020-02-19 森永製菓株式会社 食品生地成形装置及び食品生地の成形方法

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JPS5950277U (ja) 1984-04-03

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