JPS5845064Y2 - 石材表面引掻模様形成装置 - Google Patents
石材表面引掻模様形成装置Info
- Publication number
- JPS5845064Y2 JPS5845064Y2 JP7970780U JP7970780U JPS5845064Y2 JP S5845064 Y2 JPS5845064 Y2 JP S5845064Y2 JP 7970780 U JP7970780 U JP 7970780U JP 7970780 U JP7970780 U JP 7970780U JP S5845064 Y2 JPS5845064 Y2 JP S5845064Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- base
- machine frame
- machine
- vertical shaft
- stone
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、大谷石等の軟石材表面に、従来手加工で形
成していた装飾用の細かな引掻模様を自動的に形成する
装置を提供するものである。
成していた装飾用の細かな引掻模様を自動的に形成する
装置を提供するものである。
以下図面の実施例によって説明すると、第１図と第２図
において、１が軌道１′上に搭載した石材移送具で、そ
の−側傍にモーターＭ１に駆動されるクランク機構２に
よって石材移送方向と交差する方向に往復動する機台３
を設ける。
において、１が軌道１′上に搭載した石材移送具で、そ
の−側傍にモーターＭ１に駆動されるクランク機構２に
よって石材移送方向と交差する方向に往復動する機台３
を設ける。
そしてその機台３に摺動調節ボルト９により出入可調節
とした基台４を設け、その基台４の前部に該基台４に対
し旋回調節可能に機枠５を取付け、その機枠５にモータ
ーＭ２に駆動される回転縦軸６を設け、その回転縦軸６
に円周方向に多数の超硬チップ８を固着した切削ローラ
ー７を固定して構成される。
とした基台４を設け、その基台４の前部に該基台４に対
し旋回調節可能に機枠５を取付け、その機枠５にモータ
ーＭ２に駆動される回転縦軸６を設け、その回転縦軸６
に円周方向に多数の超硬チップ８を固着した切削ローラ
ー７を固定して構成される。
上記中、基台４は、機台３上に該機台３の進行方向に対
し左右一対設ける態様が考えられ（第３図及び第４図）
、この場合は、それぞれの基台４の前部に該基台４に対
し旋回可調節な機枠５を取付け、その機枠５にモーター
Ｍ２に駆動される回転縦軸６を設け、その回転縦軸６に
円周方向に多数の超硬チップ８を固着した切削ローラー
８を固定しであるから、この二つの切削ローラー７によ
って後述のように引掻模様の形態変化をもたらすことが
できる。
し左右一対設ける態様が考えられ（第３図及び第４図）
、この場合は、それぞれの基台４の前部に該基台４に対
し旋回可調節な機枠５を取付け、その機枠５にモーター
Ｍ２に駆動される回転縦軸６を設け、その回転縦軸６に
円周方向に多数の超硬チップ８を固着した切削ローラー
８を固定しであるから、この二つの切削ローラー７によ
って後述のように引掻模様の形態変化をもたらすことが
できる。
本案装置は以上のように構成されるもので、（Ｉ）モー
ターＭ１の始動→クランク機構２の作動による機台３の
往復動 （ＩＩ）モーターＭ２の始動→切削ローラー９の回転に
よって準備完了となる。
ターＭ１の始動→クランク機構２の作動による機台３の
往復動 （ＩＩ）モーターＭ２の始動→切削ローラー９の回転に
よって準備完了となる。
そこで石材Ｓを移送具１上に固定した上、軌道１′上を
前進させる。
前進させる。
そして石材Ｓが切削ローラー７が臨む位置にくると、ク
ランク動作によって極限まで押し出された切削ローラー
７の超硬チップ８によって石材Ｓの側面に引掻模様が形
成される。
ランク動作によって極限まで押し出された切削ローラー
７の超硬チップ８によって石材Ｓの側面に引掻模様が形
成される。
そして切削ローラー７が引戻されて石材Ｓ側面を離れる
と、石材Ｓはさらに前進して切削ローラー７の次の押し
出しを待つ。
と、石材Ｓはさらに前進して切削ローラー７の次の押し
出しを待つ。
この場合引掻模様の前後間隔がクランク動作の速度と石
材移送速度との相関関係によって決まることは容易に理
解されよう。
材移送速度との相関関係によって決まることは容易に理
解されよう。
また引掻模様の深さは摺動調節ボルト９を操作して切削
ローラー７の出入を適宜加減することにより変えること
ができ、あとはクランク動作による機台３の往復動によ
り均一の深さに切削形成される。
ローラー７の出入を適宜加減することにより変えること
ができ、あとはクランク動作による機台３の往復動によ
り均一の深さに切削形成される。
さらに切削ローラー７を架設した機枠５は基台４に対し
旋回調節自在に取付けられているから、その旋回調整に
より切削ローラー７を傾斜支持して引掻模様に角度変化
を与えることができる（第５図口）。
旋回調節自在に取付けられているから、その旋回調整に
より切削ローラー７を傾斜支持して引掻模様に角度変化
を与えることができる（第５図口）。
以上は切削ローラー７が一つ設けられる実施例（第１図
及び第２図）に基づいて説明したが、第３図イ２口に示
すように切削ローラー７を機台３の左右に（石材進行方
向から見て前後に）一対設ける態様にすれば、その一対
の切削ローラー７．７を相互に対称方向に旋回調節した
上、それぞれをモーターＭ２により同一方向へ回転させ
ることにより石材Ｓ側面に一工程で×状の引掻模様が形
成できる（第５図へ）。
及び第２図）に基づいて説明したが、第３図イ２口に示
すように切削ローラー７を機台３の左右に（石材進行方
向から見て前後に）一対設ける態様にすれば、その一対
の切削ローラー７．７を相互に対称方向に旋回調節した
上、それぞれをモーターＭ２により同一方向へ回転させ
ることにより石材Ｓ側面に一工程で×状の引掻模様が形
成できる（第５図へ）。
尚、本案装置を石材移送具１の両側傍に設ければ、一工
程で石材Ｓ両面に引掻模様の形成ができることはいうま
でもない。
程で石材Ｓ両面に引掻模様の形成ができることはいうま
でもない。
以上から本案装置は、従来手加工によった引掻模様を自
動的に従って省力的にしかも均一的に石材表面に付与す
ることができると共に、その引掻模様の形態に種々の変
化を加えることができるもので、装飾用の引掻模様を施
した石材を安価に量産することができるまことに有益な
考案である。
動的に従って省力的にしかも均一的に石材表面に付与す
ることができると共に、その引掻模様の形態に種々の変
化を加えることができるもので、装飾用の引掻模様を施
した石材を安価に量産することができるまことに有益な
考案である。
図面は本案装置の実施例を示すもので、第１図は側面図
、第２図は同上Ａ−Ａ’線横断平面図、第３図は本案装
置の別の態様を示すもので、イが同期回転駆動機構を省
略した要部平面図、口が切削ローラーのみの正面図、第
４図は同上平面図、第５図は本案装置によって切削加工
完了した石材の各態様の斜視図。 １・・・・・・石材移送具、２・・・・・・クランク機
構、３・・・・・・機台、４・・・・・・基台、５・・
・・・・機枠、６・・・・・・回転縦軸、７・・・・・
・切削ローラー、８・・・・・・超硬チップ、９・・・
・・・摺動調節ボルト。
、第２図は同上Ａ−Ａ’線横断平面図、第３図は本案装
置の別の態様を示すもので、イが同期回転駆動機構を省
略した要部平面図、口が切削ローラーのみの正面図、第
４図は同上平面図、第５図は本案装置によって切削加工
完了した石材の各態様の斜視図。 １・・・・・・石材移送具、２・・・・・・クランク機
構、３・・・・・・機台、４・・・・・・基台、５・・
・・・・機枠、６・・・・・・回転縦軸、７・・・・・
・切削ローラー、８・・・・・・超硬チップ、９・・・
・・・摺動調節ボルト。
Claims (2)
- （１）石材移送具１の側傍にモーターＭ１に駆動される
クランク機構２によって石材移送方向を交差方向に往復
動する機台３を設け、その機台３に前後に出入可調節と
した基台４を設け、その基台４の前部に該基台４に対し
旋回可調節は機枠５を取付け、その機枠５にモーターＭ
２に駆動される回転縦軸６を設け、その回転縦軸６に円
周方向に多数の超硬チップ８を固着した切削ローラー７
を固定したことを特徴とする石材表面引掻模様形成装置
。 - （２）基台４は、機台３上に該機台３の進行方向に対し
左右一対設けられ、それぞれの基台４の前部に該基台４
に対し旋回可調節な機枠５を取付け、その機枠５にモー
ターＭ２に駆動される回転縦軸６を設け、その回転縦軸
６に円周方向に多数の超硬チップ８を固着した切削ロー
ラー７を固定して戊る実用新案登録請求の範囲第１項記
載の石材表面引掻模様形成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7970780U JPS5845064Y2 (ja) | 1980-06-07 | 1980-06-07 | 石材表面引掻模様形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7970780U JPS5845064Y2 (ja) | 1980-06-07 | 1980-06-07 | 石材表面引掻模様形成装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS574309U JPS574309U (ja) | 1982-01-09 |
| JPS5845064Y2 true JPS5845064Y2 (ja) | 1983-10-13 |
Family
ID=29442174
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7970780U Expired JPS5845064Y2 (ja) | 1980-06-07 | 1980-06-07 | 石材表面引掻模様形成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5845064Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004100264A (ja) * | 2002-09-10 | 2004-04-02 | Sumitomo Kinzoku Kozan Siporex Kk | Ａｌｃパネル及びその製造方法 |
-
1980
- 1980-06-07 JP JP7970780U patent/JPS5845064Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004100264A (ja) * | 2002-09-10 | 2004-04-02 | Sumitomo Kinzoku Kozan Siporex Kk | Ａｌｃパネル及びその製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS574309U (ja) | 1982-01-09 |
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