JP2568649Y2 - 回転飾り駆動装置 - Google Patents
回転飾り駆動装置Info
- Publication number
- JP2568649Y2 JP2568649Y2 JP1991010215U JP1021591U JP2568649Y2 JP 2568649 Y2 JP2568649 Y2 JP 2568649Y2 JP 1991010215 U JP1991010215 U JP 1991010215U JP 1021591 U JP1021591 U JP 1021591U JP 2568649 Y2 JP2568649 Y2 JP 2568649Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- decoration
- inclined plate
- engaging member
- shaft
- support member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Toys (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えば回転飾り付き置
時計に用いられる回転飾り駆動装置に関するものであ
る。
時計に用いられる回転飾り駆動装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、正時になると人形が踊ったり
する、いわゆる『からくり時計』がよく知られており、
種々の構成のものがある。その一例として、本願出願人
は以前にメリ―ゴ―ランドの動きを見せる可動飾り付き
置時計(特開平2−38990号)を提案している。こ
の従来技術では、上端部に飾り(馬)を有する軸を支持
する円板が回転し、軸の下端部に設けてあるコロがケ―
ス内部の波形のカム上を転がることにより、軸が上下動
し、このため飾り(馬)が上下運動をしながら回転する
ものである。
する、いわゆる『からくり時計』がよく知られており、
種々の構成のものがある。その一例として、本願出願人
は以前にメリ―ゴ―ランドの動きを見せる可動飾り付き
置時計(特開平2−38990号)を提案している。こ
の従来技術では、上端部に飾り(馬)を有する軸を支持
する円板が回転し、軸の下端部に設けてあるコロがケ―
ス内部の波形のカム上を転がることにより、軸が上下動
し、このため飾り(馬)が上下運動をしながら回転する
ものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記した波形のカム上
をコロが転がる構成の従来技術では、飾りに上下運動を
与えることはできても、飾り自身に回転運動を与えるこ
とはできない。仮に、飾り自身に上下運動と回転運動と
を同時に与えようとすれば、その構成は複雑となる。
をコロが転がる構成の従来技術では、飾りに上下運動を
与えることはできても、飾り自身に回転運動を与えるこ
とはできない。仮に、飾り自身に上下運動と回転運動と
を同時に与えようとすれば、その構成は複雑となる。
【0004】本考案は、飾りに上下運動と回転運動とを
同時に与えることのできる駆動装置を、簡単な構成で安
価に得ることを目的としている。
同時に与えることのできる駆動装置を、簡単な構成で安
価に得ることを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本考案の回転飾り駆動装置の特徴は、支持部材に
対し回転自在にかつ軸方向に移動自在に支承してあり、
一端部に飾りが他端部に係合部材がそれぞれ設けてある
飾り軸と、支持部材に対し所定角度をもって傾斜した状
態で対向し、かつ係合部材と当接する傾斜盤と、係合部
材を傾斜盤に弾接する力を付与する付勢手段と、支持部
材と傾斜盤との少なくとも一方を回転駆動する駆動手段
とからなり、係合部材の下端部は傾斜盤の傾きに追従し
て向きを変更し得るように二叉状に形成されているとこ
ろにある。
めに、本考案の回転飾り駆動装置の特徴は、支持部材に
対し回転自在にかつ軸方向に移動自在に支承してあり、
一端部に飾りが他端部に係合部材がそれぞれ設けてある
飾り軸と、支持部材に対し所定角度をもって傾斜した状
態で対向し、かつ係合部材と当接する傾斜盤と、係合部
材を傾斜盤に弾接する力を付与する付勢手段と、支持部
材と傾斜盤との少なくとも一方を回転駆動する駆動手段
とからなり、係合部材の下端部は傾斜盤の傾きに追従し
て向きを変更し得るように二叉状に形成されているとこ
ろにある。
【0006】
【作用】傾斜盤が飾り軸を支承する支持部材に対し所定
の角度で傾斜して回転すると、この傾斜盤に係合部材を
介して当接する飾り軸が上下動するとともに、飾り軸自
身も回転することにより、飾りが上下運動と回転運動と
を同時に行なう。飾り軸を支承する支持部材を回転させ
る構成にすれば、飾りは上記した上下運動と回転運動と
を同時に行ないながら、その位置を移動する。
の角度で傾斜して回転すると、この傾斜盤に係合部材を
介して当接する飾り軸が上下動するとともに、飾り軸自
身も回転することにより、飾りが上下運動と回転運動と
を同時に行なう。飾り軸を支承する支持部材を回転させ
る構成にすれば、飾りは上記した上下運動と回転運動と
を同時に行ないながら、その位置を移動する。
【0007】
【実施例】本考案の第1の実施例を、図1,2を参照し
て説明する。図1に示すように、支持部材たる上ケース
1と下板2とが互いに連結して箱体を形造っており、こ
の箱体内部に回転飾りの駆動装置が内蔵されている。上
ケース1に設けてある軸受31,32によって、飾り軸
41,42がその軸方向に沿って回転自在に支承されて
いる。飾り軸41,42は上ケース1から突出し、その
各上端部に飾り51,52が取り付けてある。
て説明する。図1に示すように、支持部材たる上ケース
1と下板2とが互いに連結して箱体を形造っており、こ
の箱体内部に回転飾りの駆動装置が内蔵されている。上
ケース1に設けてある軸受31,32によって、飾り軸
41,42がその軸方向に沿って回転自在に支承されて
いる。飾り軸41,42は上ケース1から突出し、その
各上端部に飾り51,52が取り付けてある。
【0008】下板2には駆動源としてのモータ6が固定
してあり、モータの回転軸6aに傾斜盤7が取り付けて
ある。傾斜盤7は、支持部材1が飾り軸を支承する面
(水平面)に対し所定の角度(本実施例では約20度)
だけ傾斜している。傾斜盤7の上面は平坦面となってお
り、この平坦面に飾り軸41,42の下端部が、それぞ
れ係合部材91,92を介して当接している。このとき
飾り軸41,42を傾斜盤7に対して付勢させる付勢手
段は重力である。すなわち飾り51,52の重量を利用
して飾り軸41,42自身を傾斜盤7に付勢している。
してあり、モータの回転軸6aに傾斜盤7が取り付けて
ある。傾斜盤7は、支持部材1が飾り軸を支承する面
(水平面)に対し所定の角度(本実施例では約20度)
だけ傾斜している。傾斜盤7の上面は平坦面となってお
り、この平坦面に飾り軸41,42の下端部が、それぞ
れ係合部材91,92を介して当接している。このとき
飾り軸41,42を傾斜盤7に対して付勢させる付勢手
段は重力である。すなわち飾り51,52の重量を利用
して飾り軸41,42自身を傾斜盤7に付勢している。
【0009】係合部材91,92の下端部は、それぞれ
2つの円弧を並列させた形状をなしている。すなわち、
係合部材91,92の下端部は傾斜盤7の傾きに追従し
て向きを変更し得るように二叉状に形成されている。係
合部材91,92はエネルギー的に常に安定な状態に向
かおうとするために、傾斜盤7の傾斜方向の変化に伴な
い、各係合部材91,92が傾斜盤7の上面に常に2点
で接触する方向に回転する。したがって、2つの飾り5
1,52はともに傾斜盤7と同方向に回転しながら上下
に移動する動きを見せることになる。本実施例では駆動
手段は傾斜盤を回転駆動するようにしたが、これに限る
ものではなく、支持部材を回転駆動するようにしてもよ
いことは言うまでもない。
2つの円弧を並列させた形状をなしている。すなわち、
係合部材91,92の下端部は傾斜盤7の傾きに追従し
て向きを変更し得るように二叉状に形成されている。係
合部材91,92はエネルギー的に常に安定な状態に向
かおうとするために、傾斜盤7の傾斜方向の変化に伴な
い、各係合部材91,92が傾斜盤7の上面に常に2点
で接触する方向に回転する。したがって、2つの飾り5
1,52はともに傾斜盤7と同方向に回転しながら上下
に移動する動きを見せることになる。本実施例では駆動
手段は傾斜盤を回転駆動するようにしたが、これに限る
ものではなく、支持部材を回転駆動するようにしてもよ
いことは言うまでもない。
【0010】
【考案の効果】以上説明したように本考案の回転飾りの
駆動装置によれば、飾りの上下運動と、回転する傾斜盤
の傾斜の方向に合わせた飾りの向きの変更(回転)とを
簡単な構成で達成できる。
駆動装置によれば、飾りの上下運動と、回転する傾斜盤
の傾斜の方向に合わせた飾りの向きの変更(回転)とを
簡単な構成で達成できる。
【図1】本考案の一実施例を示す断面図である。
【図2】図1の他の状態を示す断面図である。
1 支持部材 41,42 飾り軸 51,52 飾り 6 駆動手段 7 傾斜盤 91,92 係合部材
Claims (1)
- 【請求項1】 支持部材に対し回転自在にかつ軸方向に
移動自在に支承してあり、一端部に飾りが他端部に係合
部材がそれぞれ設けてある飾り軸と、 上記支持部材に対し所定角度をもって傾斜した状態で対
向し、かつ上記係合部材と当接する傾斜盤と、 上記係合部材を上記傾斜盤に弾接する力を付与する付勢
手段と、 上記支持部材と上記傾斜盤との少なくとも一方を回転駆
動する駆動手段とからなり、 上記係合部材の下端部は上記傾斜盤の傾きに追従して向
きを変更し得るように二叉状に形成されている ことを特
徴とす る回転飾り駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991010215U JP2568649Y2 (ja) | 1991-02-28 | 1991-02-28 | 回転飾り駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991010215U JP2568649Y2 (ja) | 1991-02-28 | 1991-02-28 | 回転飾り駆動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04106794U JPH04106794U (ja) | 1992-09-14 |
JP2568649Y2 true JP2568649Y2 (ja) | 1998-04-15 |
Family
ID=31900247
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991010215U Expired - Lifetime JP2568649Y2 (ja) | 1991-02-28 | 1991-02-28 | 回転飾り駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2568649Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5394799U (ja) * | 1976-12-29 | 1978-08-02 | ||
JPS5412942A (en) * | 1977-06-29 | 1979-01-31 | Tokyo Merii Gangu Yuugengaishi | Merryygooround for toy |
-
1991
- 1991-02-28 JP JP1991010215U patent/JP2568649Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04106794U (ja) | 1992-09-14 |
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