JPS6345148Y2 - - Google Patents
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- JPS6345148Y2 JPS6345148Y2 JP8420183U JP8420183U JPS6345148Y2 JP S6345148 Y2 JPS6345148 Y2 JP S6345148Y2 JP 8420183 U JP8420183 U JP 8420183U JP 8420183 U JP8420183 U JP 8420183U JP S6345148 Y2 JPS6345148 Y2 JP S6345148Y2
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- JP
- Japan
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- seedling
- shaft
- box
- seeding
- raising box
- Prior art date
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Links
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 24
- 238000009331 sowing Methods 0.000 claims description 21
- 239000002689 soil Substances 0.000 description 24
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- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000003973 irrigation Methods 0.000 description 2
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Landscapes
- Fertilizing (AREA)
- Sowing (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、移送されてくる育苗箱を正確に検出
できるようにした育苗用播種装置の播種機に関す
る。
できるようにした育苗用播種装置の播種機に関す
る。
育苗用播種装置に備えられている播種機は、種
子ホツパの下部の繰出しロールから送り出されて
くる種子を、外周に多数の繰出し溝を有する播種
ロールで受取つて、繰出し溝が上位から下位まで
回転して、収納している種子を育苗箱内の床土上
に播種するように構成されている。
子ホツパの下部の繰出しロールから送り出されて
くる種子を、外周に多数の繰出し溝を有する播種
ロールで受取つて、繰出し溝が上位から下位まで
回転して、収納している種子を育苗箱内の床土上
に播種するように構成されている。
この従来播種機においては、播種ロールの駆動
を、育苗箱を移送する駆動源を共用しており、育
苗箱移送機構によつて連続して送られる育苗箱の
上から、同じく連続回転されている播種ロールか
ら種子を落下するため、育苗箱間にも種子が落ち
たり、育苗箱内の正規位置に播種されずに壁際に
播種されたりすることがある。そのため苗が密集
したり欠株を生じたりする。
を、育苗箱を移送する駆動源を共用しており、育
苗箱移送機構によつて連続して送られる育苗箱の
上から、同じく連続回転されている播種ロールか
ら種子を落下するため、育苗箱間にも種子が落ち
たり、育苗箱内の正規位置に播種されずに壁際に
播種されたりすることがある。そのため苗が密集
したり欠株を生じたりする。
そこで、育苗箱移送機構と播種ロールの駆動源
を別個にして、育苗箱が播種開始位置に達したの
を検出してから、播種ロールを回動させることが
考えられるが、この場合、育苗箱の移送を検出す
る機構が必要である。
を別個にして、育苗箱が播種開始位置に達したの
を検出してから、播種ロールを回動させることが
考えられるが、この場合、育苗箱の移送を検出す
る機構が必要である。
通常、播種装置は床土供給、播種及び覆土供給
を1台で行なうように構成されており、床土供給
と播種及び覆土供給とは育苗箱移送方向が逆にな
つている。そのため、播種機に育苗箱検出機構を
設ける場合には、床土供給時には検知機構を非作
用状態にしておかねばならない。
を1台で行なうように構成されており、床土供給
と播種及び覆土供給とは育苗箱移送方向が逆にな
つている。そのため、播種機に育苗箱検出機構を
設ける場合には、床土供給時には検知機構を非作
用状態にしておかねばならない。
本考案は、このような種々の点に鑑み、検出機
構を設けることにより、播種機内へ移送されてく
る育苗箱を検知して正確な位置から播種ができる
と共に、育苗箱が逆方向へ移送されても播種機に
悪影響を与えないようにした育苗用播種装置の播
種機を提供することを目的とする。
構を設けることにより、播種機内へ移送されてく
る育苗箱を検知して正確な位置から播種ができる
と共に、育苗箱が逆方向へ移送されても播種機に
悪影響を与えないようにした育苗用播種装置の播
種機を提供することを目的とする。
この目的を達成するための本考案の特徴とする
ところは、駆動源を有し且つ育苗箱を往復移送可
能な育苗箱移送機構上に、播種機と土入機とを搭
載した育苗用播種装置において、前記播種機には
播種ロールの下方に移送されてくる育苗箱の先端
を検出する検出機構が設けられており、この検出
機構は播種機の駆動源を作用する検出スイツチと
この検出スイツチを作動する作動レバーを有し且
つ育苗箱の移送経路の下方に回動自在に横架され
た軸と、この軸に嵌合されていて播種のために移
送されてくる育苗箱と当接して軸と共に回動し且
つ育苗箱が逆方向に移送してくるときに当接して
軸と相対回動する接触片とを有する点にある。
ところは、駆動源を有し且つ育苗箱を往復移送可
能な育苗箱移送機構上に、播種機と土入機とを搭
載した育苗用播種装置において、前記播種機には
播種ロールの下方に移送されてくる育苗箱の先端
を検出する検出機構が設けられており、この検出
機構は播種機の駆動源を作用する検出スイツチと
この検出スイツチを作動する作動レバーを有し且
つ育苗箱の移送経路の下方に回動自在に横架され
た軸と、この軸に嵌合されていて播種のために移
送されてくる育苗箱と当接して軸と共に回動し且
つ育苗箱が逆方向に移送してくるときに当接して
軸と相対回動する接触片とを有する点にある。
以下、本考案の実施例を図面に基いて説明す
る。
る。
第1図は育苗用播種装置10の全体を示してお
り、播種装置10は大別して、育苗箱2を往復移
動する正逆転切換可能な育苗箱移送機構3と、こ
の移送機構3を支持している支持枠4と、この支
持枠4上に載置され且つ移送機構3の育苗箱移送
経路5に跨つている土入機6、潅水機7及び播種
機1とを有している。
り、播種装置10は大別して、育苗箱2を往復移
動する正逆転切換可能な育苗箱移送機構3と、こ
の移送機構3を支持している支持枠4と、この支
持枠4上に載置され且つ移送機構3の育苗箱移送
経路5に跨つている土入機6、潅水機7及び播種
機1とを有している。
育苗箱移送機構3は育苗箱2を載置しながら往
復移動すべく正逆転切換可能となつており、支持
枠4の支持脚12に固定のモータ部13と、2本
のコ字形フレーム11間に長手方向に間隔をおい
て多数本枢支された回転軸17と、この回転軸1
7に設けられたローラ14と、モータ部13から
全回転軸17へ動力を伝達するスプロケツト15
及びチエーン16等から成つている。これらのス
プロケツト15及びチエーン16等は一方の断面
コ字形フレーム11の溝内に納められている。回
転軸17の1本にはモータ部13からチエーン伝
動手段18を介して動力が伝達可能となつてい
る。
復移動すべく正逆転切換可能となつており、支持
枠4の支持脚12に固定のモータ部13と、2本
のコ字形フレーム11間に長手方向に間隔をおい
て多数本枢支された回転軸17と、この回転軸1
7に設けられたローラ14と、モータ部13から
全回転軸17へ動力を伝達するスプロケツト15
及びチエーン16等から成つている。これらのス
プロケツト15及びチエーン16等は一方の断面
コ字形フレーム11の溝内に納められている。回
転軸17の1本にはモータ部13からチエーン伝
動手段18を介して動力が伝達可能となつてい
る。
前記移送機構3は正常な正逆転をするためにロ
ーラコンベヤ式であり、全ローラ14を駆動する
ように構成しているが、ベルトを巻掛けて1つの
ローラのみを駆動するように構成しても良い。
ーラコンベヤ式であり、全ローラ14を駆動する
ように構成しているが、ベルトを巻掛けて1つの
ローラのみを駆動するように構成しても良い。
土入機6は床土供給と覆土供給とを行ない得る
もので、移送経路5と平行なベルトコンベヤ19
とその上方のホツパ20と、ベルトコンベヤ19
の矢印A方向前方の回転ブラシ21とを有してお
り、ベルトコンベヤ19及び回転ブラシ21は移
送機構3(又は独自の駆動機構)により育苗箱2
と同期して駆動されている。
もので、移送経路5と平行なベルトコンベヤ19
とその上方のホツパ20と、ベルトコンベヤ19
の矢印A方向前方の回転ブラシ21とを有してお
り、ベルトコンベヤ19及び回転ブラシ21は移
送機構3(又は独自の駆動機構)により育苗箱2
と同期して駆動されている。
床土供給時は育苗箱2を矢印A方向に移動して
床土を供給し、その後回転ブラシ21で床土表面
をならし、覆土供給時は育苗箱2を矢印B方向に
移動して覆土を供給し、その際回転ブラシ21は
上方へ退避させておく。
床土を供給し、その後回転ブラシ21で床土表面
をならし、覆土供給時は育苗箱2を矢印B方向に
移動して覆土を供給し、その際回転ブラシ21は
上方へ退避させておく。
潅水機7は水道管に連通した給水管23の下方
に散水板24を揺動自在に枢支しており、この散
水板24は横断面波形に形成されており、育苗箱
2内の床土に所要量の水を略均一に供給する。
に散水板24を揺動自在に枢支しており、この散
水板24は横断面波形に形成されており、育苗箱
2内の床土に所要量の水を略均一に供給する。
第1図乃至第6図において、播種機1はフレー
ム11に固定された外フレーム26と、この外フ
レーム26内に上下動可能に配置された内フレー
ム27と、外フレーム26上に配置され且つ種子
ホツパ28と繰出ロール29とを支持している上
フレーム30と、内フレーム27に支持された播
種ロール31、回転ブラシ32及び余剰籾排出体
33と、前記播種ロール31、回転ブラシ32余
剰籾排出体33及び繰出ロール29を駆動する駆
動機構34等を備えている。前記外フレーム26
は2枚の側板で形成されていて、前後上下は開放
されている。
ム11に固定された外フレーム26と、この外フ
レーム26内に上下動可能に配置された内フレー
ム27と、外フレーム26上に配置され且つ種子
ホツパ28と繰出ロール29とを支持している上
フレーム30と、内フレーム27に支持された播
種ロール31、回転ブラシ32及び余剰籾排出体
33と、前記播種ロール31、回転ブラシ32余
剰籾排出体33及び繰出ロール29を駆動する駆
動機構34等を備えている。前記外フレーム26
は2枚の側板で形成されていて、前後上下は開放
されている。
前記播種機1は育苗箱2を矢印B方向に移送す
るときに作動させるもので、従つて、床土供給及
び潅水時には育苗箱2が矢印A方向に移送される
ので、内フレーム27を上方に上げて、播種ロー
ル31、回転ブラシ32及び余剰籾排出体33を
上方へ退避しておく。内フレーム27の揺動支点
は外フレーム26に支持された支軸35である。
るときに作動させるもので、従つて、床土供給及
び潅水時には育苗箱2が矢印A方向に移送される
ので、内フレーム27を上方に上げて、播種ロー
ル31、回転ブラシ32及び余剰籾排出体33を
上方へ退避しておく。内フレーム27の揺動支点
は外フレーム26に支持された支軸35である。
前記播種ロール31は第2図に示す如く、外周
に多数の繰出し溝65を等間隔に形成しており、
ガイド板66と相埃つて繰出ロール29から略定
量ずつ落下してくる種子Cを溜めながら、その種
子を繰出し溝65内に収納する。
に多数の繰出し溝65を等間隔に形成しており、
ガイド板66と相埃つて繰出ロール29から略定
量ずつ落下してくる種子Cを溜めながら、その種
子を繰出し溝65内に収納する。
この播種ロール31の内部には各繰出し溝65
に対応してプランジヤ67がラジアル方向に摺動
自在に設けられており、円弧状の規制板68によ
つて最下位置まで落下が阻止されてくる種子C
を、最下位置で自然落下と共に押出して育苗箱2
内に播種する。
に対応してプランジヤ67がラジアル方向に摺動
自在に設けられており、円弧状の規制板68によ
つて最下位置まで落下が阻止されてくる種子C
を、最下位置で自然落下と共に押出して育苗箱2
内に播種する。
尚、本考案においては、播種ロール31はプラ
ンジヤ67を備えない単なる凹状の繰出し溝65
を有するものでも良い。
ンジヤ67を備えない単なる凹状の繰出し溝65
を有するものでも良い。
前記駆動機構34は播種機1内の各種ロールを
同期回転させる同期駆動機構34aと、駆動源7
0の動力を育苗箱2の移送と関連させて同期駆動
機構34aへ伝達するタイミング駆動機構34b
とを有する。
同期回転させる同期駆動機構34aと、駆動源7
0の動力を育苗箱2の移送と関連させて同期駆動
機構34aへ伝達するタイミング駆動機構34b
とを有する。
第2図及び第3図に示した同期駆動機構34a
において、支軸35並びに播種ロール31、回転
ブラシ32及び余剰籾排出体33の各軸の一端
(第3図右側)にはスプロケツト37,38,3
9,40が設けられており、これらにはチエーン
41が巻掛けられており、テンシヨンスプロケツ
ト42によつてチエーン41に張力が与えられて
いる。そしてスプロケツト37からの駆動力によ
つて、播種ロール31、回転ブラシ32及び余剰
籾排出体33が同期駆動されている。
において、支軸35並びに播種ロール31、回転
ブラシ32及び余剰籾排出体33の各軸の一端
(第3図右側)にはスプロケツト37,38,3
9,40が設けられており、これらにはチエーン
41が巻掛けられており、テンシヨンスプロケツ
ト42によつてチエーン41に張力が与えられて
いる。そしてスプロケツト37からの駆動力によ
つて、播種ロール31、回転ブラシ32及び余剰
籾排出体33が同期駆動されている。
外フレーム26の外側(第3図左側)に突出し
た支軸35の端部にはギヤ44が設けられてお
り、外フレーム26の外面に設けられた回転軸4
3に設けられたギヤ45と噛合している。回転軸
43にはスプロケツト52が設けられており、繰
出ロール29の軸53に設けたスプロケツト54
との間にチエーン55が巻掛けられている。
た支軸35の端部にはギヤ44が設けられてお
り、外フレーム26の外面に設けられた回転軸4
3に設けられたギヤ45と噛合している。回転軸
43にはスプロケツト52が設けられており、繰
出ロール29の軸53に設けたスプロケツト54
との間にチエーン55が巻掛けられている。
前記チエーン55は外フレーム26の上面にス
プロケツト57を介して固定支持された支軸58
上のプーリ59(又はスプロケツトでも良い)に
も巻掛けられており、前記支軸58に設けたテン
シヨンレバー60によつて張力が加えられてい
る。
プロケツト57を介して固定支持された支軸58
上のプーリ59(又はスプロケツトでも良い)に
も巻掛けられており、前記支軸58に設けたテン
シヨンレバー60によつて張力が加えられてい
る。
前記上フレーム30は支軸58を中心に回動自
在であり、第2図時計方向に回動して種子ホツパ
28内の種子を取出し、外フレーム26内の補修
点検ができる。
在であり、第2図時計方向に回動して種子ホツパ
28内の種子を取出し、外フレーム26内の補修
点検ができる。
第3図乃至第6図に示すタイミング駆動機構3
4bにおいて、外フレーム26の外側に配置され
たタイミング部71と変速部72とを有し、その
駆動源70は外フレーム26の内側に配置された
モータであり、外フレーム26及びフレーム11
に設けられた検出機構73の協力を得て作動す
る。
4bにおいて、外フレーム26の外側に配置され
たタイミング部71と変速部72とを有し、その
駆動源70は外フレーム26の内側に配置された
モータであり、外フレーム26及びフレーム11
に設けられた検出機構73の協力を得て作動す
る。
前記検出機構73は、駆動源70を作動する検
出スイツチ74が外フレーム26(又はフレーム
11でも可)に固定され、その作動片75は作動
レバー76によつて回動され、スイツチ74を
ON,OFFする。
出スイツチ74が外フレーム26(又はフレーム
11でも可)に固定され、その作動片75は作動
レバー76によつて回動され、スイツチ74を
ON,OFFする。
作動レバー76はフレーム11に横軸廻り回動
自在に支持された軸77の端部に固定され、巻付
けられたコイルバネ79によつて第4図時計方向
に付勢され、スイツチ74をOFF状態にすべく
作動片75を略水平に押圧している。前記軸77
の中途には移送されてくる育苗箱2と当接可能な
接触片78が設けられている。
自在に支持された軸77の端部に固定され、巻付
けられたコイルバネ79によつて第4図時計方向
に付勢され、スイツチ74をOFF状態にすべく
作動片75を略水平に押圧している。前記軸77
の中途には移送されてくる育苗箱2と当接可能な
接触片78が設けられている。
接触片78は軸77に相対回転自在に嵌合され
ていて、その一端に係合突起101が形成されて
いる。一方軸77には係合体102がボルト10
3を介して固定されていて、その一端には接触片
78の係合突起101と係合している係合凹部1
04が形成されていて、係合突起101が係合凹
部104内に入つた状態で接触片78は約90゜以
上回動可能である。
ていて、その一端に係合突起101が形成されて
いる。一方軸77には係合体102がボルト10
3を介して固定されていて、その一端には接触片
78の係合突起101と係合している係合凹部1
04が形成されていて、係合突起101が係合凹
部104内に入つた状態で接触片78は約90゜以
上回動可能である。
105は係合体102に外嵌されたコイルバネ
で、その一端は接触片78に他端はボルト103
に夫々係合されており、接触片78を第4図反時
計方向に付勢しており、接触片78はその自由端
が略真上に位置するとき、係合突起101は係合
凹部104の一端に当接して、第4図示の状態に
保持され、育苗箱2を検出可能な状態となつてい
る。
で、その一端は接触片78に他端はボルト103
に夫々係合されており、接触片78を第4図反時
計方向に付勢しており、接触片78はその自由端
が略真上に位置するとき、係合突起101は係合
凹部104の一端に当接して、第4図示の状態に
保持され、育苗箱2を検出可能な状態となつてい
る。
接触片78が検出可能状態にあるとき、育苗箱
2がB方向へ移送されてくると、接触片78は押
動された反時計方向に回動し、係合体102を介
して軸77も一体回動させ、コイルバネ79に抗
して作動レバー76を回動して検出スイツチ74
をONさせる。逆に育苗箱2がA方向から移送さ
れてくると、接触片78は押動されて時計方向に
回動するが、係合突起101は係合凹部104内
で約90゜相対回動可能であるので、接触片78の
回動は係合体102及び軸77には伝わらず、検
出スイツチ74は作動しない。従つて、育苗箱2
は播種作業を伴なわずに播種機1内を通過するこ
とができる。育苗箱2の通過後はコイルバネ10
5によつて接触片78は検出位置へ復帰する。
2がB方向へ移送されてくると、接触片78は押
動された反時計方向に回動し、係合体102を介
して軸77も一体回動させ、コイルバネ79に抗
して作動レバー76を回動して検出スイツチ74
をONさせる。逆に育苗箱2がA方向から移送さ
れてくると、接触片78は押動されて時計方向に
回動するが、係合突起101は係合凹部104内
で約90゜相対回動可能であるので、接触片78の
回動は係合体102及び軸77には伝わらず、検
出スイツチ74は作動しない。従つて、育苗箱2
は播種作業を伴なわずに播種機1内を通過するこ
とができる。育苗箱2の通過後はコイルバネ10
5によつて接触片78は検出位置へ復帰する。
タイミング部71はモータ軸80に固定のピニ
オン81と、外フレーム26に支持された支軸8
2に回転自在に設けられ且つ前記ピニオン81と
噛合しているタイミングギヤ83と、このタイミ
ングギヤ83上に設けられた当接片84によつて
作動するスイツチ85とを有している。86は当
接片84によつて上下動するスイツチ85の作動
片である。
オン81と、外フレーム26に支持された支軸8
2に回転自在に設けられ且つ前記ピニオン81と
噛合しているタイミングギヤ83と、このタイミ
ングギヤ83上に設けられた当接片84によつて
作動するスイツチ85とを有している。86は当
接片84によつて上下動するスイツチ85の作動
片である。
前記スイツチ85は駆動源70の作動停止用で
あつてタイミングギヤ83が1回転することによ
り、タイミング駆動機構34bを停止させる。
あつてタイミングギヤ83が1回転することによ
り、タイミング駆動機構34bを停止させる。
変速部72は前記支軸35に設けられた第1ギ
ヤ88と、外フレーム26に回転自在に支持され
た回転軸89に設けられ且つ第1ギヤ88と噛合
している第2ギヤ90とを有しており、モータ軸
80からチエーン伝動手段91を介して回転軸8
9に動力が伝達可能となつている。
ヤ88と、外フレーム26に回転自在に支持され
た回転軸89に設けられ且つ第1ギヤ88と噛合
している第2ギヤ90とを有しており、モータ軸
80からチエーン伝動手段91を介して回転軸8
9に動力が伝達可能となつている。
前記チエーン伝動手段91はモータ軸80に固
定のスプロケツト92、回転軸89に固定のスプ
ロケツト93及びテンシヨンスプロケツト94
と、全スプロケツト92,93,94に巻掛けら
れたチエーン95とから成り、テンシヨンスプロ
ケツト94は外フレーム26に若干位置調整自在
に固定されたブラケツト96に支持され、チエー
ン95のテンシヨンを調整可能である。
定のスプロケツト92、回転軸89に固定のスプ
ロケツト93及びテンシヨンスプロケツト94
と、全スプロケツト92,93,94に巻掛けら
れたチエーン95とから成り、テンシヨンスプロ
ケツト94は外フレーム26に若干位置調整自在
に固定されたブラケツト96に支持され、チエー
ン95のテンシヨンを調整可能である。
前記変速部72の1組のギヤ88,90は歯数
の異なるものが複数組用意されていて、取換え可
能であり、取換えることによつて、回転軸89の
動力を回転速度を変更して支軸35に伝達し、同
期駆動機構34aへ駆動源70の動力を伝達する
ことができる。
の異なるものが複数組用意されていて、取換え可
能であり、取換えることによつて、回転軸89の
動力を回転速度を変更して支軸35に伝達し、同
期駆動機構34aへ駆動源70の動力を伝達する
ことができる。
97はタイミング駆動機構34bの外カバー、
98は駆動機構34を操作するためのスイツチボ
ツクスを夫々示している。
98は駆動機構34を操作するためのスイツチボ
ツクスを夫々示している。
次に、本考案における播種動作を説明する。
まず、モータ部13を介して移送機構3を駆動
し、育苗箱2をA方向へ移送する。育苗箱2は土
入機6の下方を通つて所定量の床土が供給された
後、回転ブラシ21によつて床土表面が均らさ
れ、潅水機7を通過することにより潅水が行なわ
れる。
し、育苗箱2をA方向へ移送する。育苗箱2は土
入機6の下方を通つて所定量の床土が供給された
後、回転ブラシ21によつて床土表面が均らさ
れ、潅水機7を通過することにより潅水が行なわ
れる。
このとき、播種機1の内フレーム27は上方位
置に引上げられており、床土潅水後の育苗箱2が
通過しても播種ロール34が当ることもなく、ま
た、検出機構73の接触片78は当接してもそれ
のみが回動するだけで、軸77及び作動レバー7
6は回動せず駆動源70は停止したままである。
置に引上げられており、床土潅水後の育苗箱2が
通過しても播種ロール34が当ることもなく、ま
た、検出機構73の接触片78は当接してもそれ
のみが回動するだけで、軸77及び作動レバー7
6は回動せず駆動源70は停止したままである。
床土潅水をした育苗箱2が多数出来上ると、モ
ータ部13を介して育苗箱移送機構3を逆転作動
させ、育苗箱2を載置して矢印B方向に移送する
と、その先端2aが播種ロール31の略直下に達
すると、接触片78が育苗箱2によつて回動し、
軸77及び作動レバー76を共に回動して検出ス
イツチ74を作動させる。
ータ部13を介して育苗箱移送機構3を逆転作動
させ、育苗箱2を載置して矢印B方向に移送する
と、その先端2aが播種ロール31の略直下に達
すると、接触片78が育苗箱2によつて回動し、
軸77及び作動レバー76を共に回動して検出ス
イツチ74を作動させる。
スイツチ74の作動によつて駆動源70が作動
し、タイミングギヤ83を回動すると共に、チエ
ーン伝動手段91、変速部72及びチエーン41
等を介して、播種ロール31、繰出しロール2
9、回転ブラシ32及び余剰籾排出体33等を同
期駆動する。
し、タイミングギヤ83を回動すると共に、チエ
ーン伝動手段91、変速部72及びチエーン41
等を介して、播種ロール31、繰出しロール2
9、回転ブラシ32及び余剰籾排出体33等を同
期駆動する。
タイミングギヤ83が1回転して当接片84が
元の位置、即ち、スイツチ85を作動する位置に
戻つてくると、スイツチ85の作動によつて駆動
源70の作動は停止されて播種ロール31への動
力伝達を遮断する。
元の位置、即ち、スイツチ85を作動する位置に
戻つてくると、スイツチ85の作動によつて駆動
源70の作動は停止されて播種ロール31への動
力伝達を遮断する。
播種終了後も育苗箱2は移送が続行され、土入
機6へ移送されて覆土が供給され、播種機1では
接触片78が第4図実線で示す元の状態に戻り、
次に移送されてくる育苗箱2の検出に備えられ
る。
機6へ移送されて覆土が供給され、播種機1では
接触片78が第4図実線で示す元の状態に戻り、
次に移送されてくる育苗箱2の検出に備えられ
る。
尚、駆動源70としてはモータ部13と独立し
た1個のモータを使用しているが、モータ部13
の動力を電磁クラツチを介して駆動機構34へ伝
達するものであつても良く、その場合はスイツチ
74,85で電磁クラツチを作動、停止させ、移
送機構3の作動と切離して駆動機構34を停止さ
せるようにする。
た1個のモータを使用しているが、モータ部13
の動力を電磁クラツチを介して駆動機構34へ伝
達するものであつても良く、その場合はスイツチ
74,85で電磁クラツチを作動、停止させ、移
送機構3の作動と切離して駆動機構34を停止さ
せるようにする。
前記スイツチ74,85はリミツトスイツチが
使用されているが、その他の接点スイツチ又は無
接点スイツチを使用しても良い。
使用されているが、その他の接点スイツチ又は無
接点スイツチを使用しても良い。
以上詳述した本考案によれば、播種機1に設け
られた検出機構73は、軸77に設けられた接触
片78が播種開始位置まで移送されてきた育苗箱
2の先端2aと当接して、軸77と一体回動し、
作動レバー76及び検出スイツチ74を介して播
種機1の駆動源70を作動し、これによつて播種
を開始することになるので、正確な播種開始位置
から播種することができ、種子Cが育苗箱2の上
縁に載つたり、育苗箱2間から落下したりするこ
とがなく、また床土供給時のように播種機1に対
して育苗箱2が逆向きに移送される場合は、接触
片78は育苗箱2に当接して回動しても検出スイ
ツチ74を作動しない構造となつているので、1
台の装置で床土供給から覆土供給まで行なうこと
ができ、検出機構73を設けることによる悪影響
を回避することができる。
られた検出機構73は、軸77に設けられた接触
片78が播種開始位置まで移送されてきた育苗箱
2の先端2aと当接して、軸77と一体回動し、
作動レバー76及び検出スイツチ74を介して播
種機1の駆動源70を作動し、これによつて播種
を開始することになるので、正確な播種開始位置
から播種することができ、種子Cが育苗箱2の上
縁に載つたり、育苗箱2間から落下したりするこ
とがなく、また床土供給時のように播種機1に対
して育苗箱2が逆向きに移送される場合は、接触
片78は育苗箱2に当接して回動しても検出スイ
ツチ74を作動しない構造となつているので、1
台の装置で床土供給から覆土供給まで行なうこと
ができ、検出機構73を設けることによる悪影響
を回避することができる。
図面は本考案の実施例を示しており、第1図は
全体正面図、第2図乃至第6図は播種機を示して
おり、第2図は断面正面図、第3図は断面側面
図、第4図はタイミング駆動機構を示す正面図、
第5図は第4図の−線断面図、第6図は検出
機構を示す斜視図である。 1……育苗用播種機、2……育苗箱、3……育
苗箱移送機構、6……土入機、29……繰出ロー
ル、31……播種ロール、70……駆動源、73
……検出機構、74……検出スイツチ、76……
作動レバー、77……軸、78……接触片、10
2……係合体、105……コイルバネ。
全体正面図、第2図乃至第6図は播種機を示して
おり、第2図は断面正面図、第3図は断面側面
図、第4図はタイミング駆動機構を示す正面図、
第5図は第4図の−線断面図、第6図は検出
機構を示す斜視図である。 1……育苗用播種機、2……育苗箱、3……育
苗箱移送機構、6……土入機、29……繰出ロー
ル、31……播種ロール、70……駆動源、73
……検出機構、74……検出スイツチ、76……
作動レバー、77……軸、78……接触片、10
2……係合体、105……コイルバネ。
Claims (1)
- 駆動源13を有し且つ育苗箱2を往復移送可能
な育苗箱移送機構3上に、播種機1と土入機6と
を搭載した育苗用播種装置において、前記播種機
1には播種ロール31の下方に移送されてくる育
苗箱2の先端2aを検出する検出機構73が設け
られており、この検出機構73は播種機1の駆動
源70を作動する検出スイツチ74と、この検出
スイツチ74を作動する作動レバー76を有し且
つ育苗箱2の移送経路の下方に回動自在に横架さ
れた軸77と、この軸77に嵌合されていて播種
のために移送されてくる育苗箱2と当接して軸7
7と共に回動し且つ育苗箱2が逆方向に移送して
くるときに当接して軸77と相対回動する接触片
78とを有することを特徴とする育苗用播種装置
の播種機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8420183U JPS59187919U (ja) | 1983-06-01 | 1983-06-01 | 育苗用播種装置の播種機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8420183U JPS59187919U (ja) | 1983-06-01 | 1983-06-01 | 育苗用播種装置の播種機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59187919U JPS59187919U (ja) | 1984-12-13 |
JPS6345148Y2 true JPS6345148Y2 (ja) | 1988-11-24 |
Family
ID=30214160
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8420183U Granted JPS59187919U (ja) | 1983-06-01 | 1983-06-01 | 育苗用播種装置の播種機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59187919U (ja) |
-
1983
- 1983-06-01 JP JP8420183U patent/JPS59187919U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59187919U (ja) | 1984-12-13 |
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