JPS634504A

JPS634504A - 光・電力複合ケ−ブル

Info

Publication number: JPS634504A
Application number: JP61147770A
Authority: JP
Inventors: 益尾　和彦
Original assignee: Sumitomo Electric Industries Ltd
Current assignee: Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority date: 1986-06-23
Filing date: 1986-06-23
Publication date: 1988-01-09

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は産業機械、例えばロボットのような機械の末端
部分と中心制御盤との相互の信号伝送に用いる光・電力
複合ケーブルに関するものである。

（従来技術及び解決しようとする問題点）光ファイバで
信号を伝送する場合、Ｅ１０変換器を用いて電気信号を
光信号に、又０／Ｅ変換器を用いて光信号を電気信号に
変換する必要があり、これらの変換器を作動させるため
には例えば５Ｖ。

３０３０−ｌ５Ｏ程度の直流電力を供給してやる必要が
ある。

通常２つの機器間を光ファイバで結ぶ場合には、第５図
に示すようにそれぞれの機器内で直流電源により必要電
力を供給している。しかし、産業用機械、例えばロボッ
トのような場合、機械の末端部分で得られた電気信号を
中心制御盤に光ファイバで伝送する場合とか、逆に中心
制御盤より発せられる電気信号を機械の末端部分へ光フ
ァイバで伝送する場合には、機械の末端部分で直流電力
を供給することが出来ない場合が多い。従ってこのよう
な場合には第６図に示すように中心制御搬より２本の電
線を使って直流電力を供給することになる。そのため光
ファイバと２本の電力用線心を複合した光・電力複合ケ
ーブルが従来から使用されている。

第４図はこのような従来から使用されている光・電力複
合ケーブルの一例の横断面図である。図面において、（
１）は光ファイバコードで、コア、クラッド、保ｗｉ層
よりなる光ファイバ心線ＧＤ上に、例えば芳香族ポリア
ミド繊維（商品名ケブラー）等の高張力繊維を縦添えし
た補強！０２１を設け、その上にポリ塩化ビニル、ポリ
エチレン等の外部被覆層０フを設けて構成されている。

■は電力用線心で、銅導体（２１）の上にポリエチレン
、ポリ塩化ビニル等の絶縁５　（２２）を設は構成され
ており、このような電力用線心■の２本と前記光ファイ
バコード（１）が介在物■と共に円形に撚合され、その
上にポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ナイロン、ポリウ
レタン等のプラスチックシースｅを設けて構成されてい
る。

このような光・電力複合ケーブルは光ファイバコード（
１）と２本の電力用線心■をより合せた上ζこ一括のプ
ラスチックシース■を施した構造であるために、外径が
大きく、かつ可視性つまり柔軟性に劣るという問題点が
あった。

（問題点を解決するための手段）コンパクトにした光・電力複合ケーブルを提供するもの
で、その特徴は、光ノアイノくコードの外周上に多数本
の導体素線を横巻きして形成した２つの導体群を具えて
いることにある。

第１図は本発明の光・電力複合ケーブルの一興体例の横
断面図である。

図面において、（１）は前記同様コア、クラブト層及び
保護層よりなる光ファイバ心線ＧＤ上に高張力繊維を縦
添えした補強ｍ面及びポリ塩化ビニル、ポリエチレン等
の外部被覆層りを設けた光ファイバコードである。上記
光ファイバコード（１）の外周上には軟鋼線、錫メツキ
軟鋼線等の導体素線■の多数本を横巻きして形成した第
１の導体群（３）力くあり、その上には絶縁居四を介し
て前記同様に多数の導体素線■を横巻きして形成した第
２の導体群（Φがあり、最外層にはポリ塩化ビニル、ポ
リエチレン、ナイロン、ポリウレタン等のプラスチック
材料よりなるプラスチ１クンース■が施されている。

素線■の本数、素線径、横巻きピッチ、巻き方向等はケ
ーブルの可撓性（柔軟性）や流す電流、電圧降下等を加
味して決定される。又第１の導体群（３）と第２の導体
群（４の間に設ける絶縁層■は、ポリ塩化ビニル、ポリ
エチレン、ナイロン等の押出被覆によるものであっても
よ（、ポリエステルテープ等を巻付けたものであっても
よい。いずれにしても第１と第２の導体群（３）（４間
に加わる電圧はＤＣ５Ｖ程度であり、特に厚（する必要
はない。

第２図は本発明の光・電力複合ケーブルの他の具体例の
横断面図である。本具体例においては導体素線（２′）
は銅線上にエナメル等の絶縁ｗＬ膜を施したものを使用
している。従って第１図のように導体群（３１（４）を
２層構造とする場合にも居間の絶縁Ｆｉｌ！（５１は不
要になるし、第２図のように１層構造とすることも可能
で、この場合は例えば右半分を第１の導体群（３）とし
て往路に使い、左半分を第２の導体群（４として帰路に
使うことができる。しかし、絶縁被膜を有するため端末
処理の際には絶縁被膜を除去する等面倒となる。

は、素線導体■の多数本が絶縁紐のを介して光ファイバ
コード（１）上に１層に横巻されて導体群（３）に）を
形成している。従って、絶縁紐のによって区分された右
半分を第１の導体群■として往路に使い、左半分を第２
の導体群（４）として帰路に使うことができる。

（作用）上述した本発明の光・電力複合ケーブルによれば、従来
のような光ファイバコードと電力用線心の撚合せ構造で
はな（、光ファイバコードを中心としその外周上に導体
素線を同心上に横巻きした構造であるため、外径が小さ
く、かつ可撓性（柔軟性）に富んでいる。

文中心に光ファイバ心線を配しているために、ケーブル
の長さ方向に張力が加わった場合、光ファイバ心線が引
き伸びたり切断するおそれがあるが、高張力繊維等を縦
添えした補強層を設けることにより上記の問題を解消し
ている。

導体素線が引き伸びたり切断するおそれがあるが、導体
素線を縦添えするのではなくスパイラル状に横巻きする
ことによって上記の問題を解消している。この場合、ケ
ーブルの長さ方向の張力に対しても、ケーブルの曲げに
対しても横巻きピッチは出来るだけ小さい方が望ましく
、これは同時にケーブル全体の可撓性（柔軟性）にも効
果的である。

第７図は第１図に示す本発明の光・電力複合ケーブルの
端末処理の一例の説明図である。図面に示すように、ケ
ーブル端末部のプラスチックシース（６）を除去して光
ファイバコード（１）及び第１、コ２の導体群（３）（
牛を露出し、光ファイバコード（１）の端部には機器の
レセプタクルやコンセントと結合するための光コネクタ
フェルール（３０）を取付け、導体群（３）（４）はそ
れぞれ−括してリード線（３１）を介して接続端子（３
２）を取付ける。上記プラスチックシース（６）の除去
部分には例えば絶縁性収縮チューブ等のスペーサ（３３
）を介して、同様に絶縁性収縮チューブ等による保砧Ｆ
Ｊ　（３４）を設けて保汚する。

（発明の効果）ば、外径が小さく、柔軟性に富んでいることからコンパ
クトな配線が可能となり、特に産業機械、例えばロボッ
トのような場合の末端部分と中心割ｇａ盤とを結ぶ配線
に最適である。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第３図はいずれも本発明の光・電力複合ケ
ーブルの具体例の横断面図、第４図は従来の光・電力複
合ケーブルの一例の横断面図である。第５図は機器間の信号伝送、第６図は機器の末端部分と
中心制御盤の信号伝送のそれぞれの説明図である。第７図は第１図の光・電力複合ケーブルの端末処理の一
例の説明図である。１・・・光ファイバコード、ＩＩ・・・光ファイバ心線
、１２・・・補強層、１３・・・外部液ｒｒｉ層、２．
２’・・・導体素線、３・・・第１の導体群、４・・・
第２の導体群、Ｓ・・・絶縁相、６・・・プラスチック
ノース、７・・・絶縁紐。ｋ４１　回　　　　　　　　　茅２目賽５図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）光ファイバ心線上に補強層及び外部被覆層を有す
る光ファイバコードの外周上に、多数本の導体素線を横
巻きして形成した２つの導体群を具えていることを特徴
とする光・電力複合ケーブル。
（２）２つの導体群が絶縁層を介して２層に形成されて
いることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の光・
電力複合ケーブル。
（３）２つの導体群が絶縁被膜を有する導体素線の多数
本を１層に横巻きして形成されていることを特徴とする
特許請求の範囲第１項記載の光・電力複合ケーブル。
（４）２つの導体群が導体素線の多数本を絶縁紐を介し
て１層に横巻きして形成されていることを特徴とする特
許請求の範囲第１項記載の光・電力複合ケーブル。