JPS6344878B2 - - Google Patents

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JPS6344878B2
JPS6344878B2 JP59236479A JP23647984A JPS6344878B2 JP S6344878 B2 JPS6344878 B2 JP S6344878B2 JP 59236479 A JP59236479 A JP 59236479A JP 23647984 A JP23647984 A JP 23647984A JP S6344878 B2 JPS6344878 B2 JP S6344878B2
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JP
Japan
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roll
bearing housing
fly
bracket
elastic
Prior art date
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JP59236479A
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English (en)
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JPS61113895A (ja
Inventor
Masahiko Saga
Tadao Kitai
Yoshihiro Ichikawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Jujo Paper Co Ltd
Original Assignee
Jujo Paper Co Ltd
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Publication date
Application filed by Jujo Paper Co Ltd filed Critical Jujo Paper Co Ltd
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はカレンダ装置に付設するフライロール
装置に関するものであり、特に弾性ロールの交換
作業を容易ならしめるフライロール装置に関する
ものである。
〔従来の技術〕
金属ロールと弾性ロールを組み合せて用いたカ
レンダ装置は製紙業、紙加工業あるいは繊維加工
業等に於て、シートの艶出し、平滑化、緊密化、
しわのばし等に広く利用されている。
これらカレンダ装置では、操業中空気の巻き込
みによるシートの切断やシートの伸びに伴つてし
わが発生することがあるが、これを防ぐ為にフラ
イロール装置の使用が有効であることは良く知ら
れている。第13図は、カレンダ装置にフライロ
ール装置を付設した従来例を示すものであり、カ
レンダ装置の支柱14に固定された金属ロール1
2の軸受ハウジング13に対して、ブラケツト7
を延設固定し、このブラケツト7の先端に軸受1
5に支持されたフライロール1を取付けたもので
あつた。相互間の取付方法は通常すべてボルトナ
ツトにより行なわれている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
カレンダ装置の弾性ロール11は紙、綿、羊
毛、プラスチツク、ゴム等がロール表面の素材で
あり、操業に伴い、傷が入つたり、不均一になつ
たりする為、頻繁にカレンダ装置から取り外し
て、再研磨あるいは新品と交換する必要がある。
ところが、弾性ロール取り外しの際に、位置的に
フライロールが障害となる為、次のような工程で
弾性ロールの交換が行なわれていた。
フライロール軸受15の分解、 フライロール1の取り外しと、安全な場所迄
運搬、 弾性ロール11の取り外し、 再研磨した、あるいは新品の弾性ロールの取
り付け、 フライロール1の運搬及び再取り付け、 フライロール軸受15の組み立て、 フライロールの位置微調整、 この作業には多大の時間を要するが、弾性ロー
ルの性質上頻繁に行なわなければならず、カレン
ダ掛け全体の効率を悪くしているという問題があ
つた。
〔問題点を解決する為の手段〕
本発明は、金属ロールと弾性ロールを有するカ
レンダー装置に付設されたフライロール装置にお
いて、フライロールの軸受けハウジングを、カレ
ンダー装置の金属ロール又は弾性ロールの軸受け
ハウジングに延設したブラケツトに対し、フライ
ロールの上端が弾性ロールの下端より下方に直線
的又は曲線的に上下動可能に取り付けることによ
つて、上記問題点を解決した。
フライロールの軸受ハウジングをカレンダ装置
に固定したブラケツトに対して直線的又は曲線的
に上下動可能とする方法として下記の構造例があ
るが、勿論これらに限定されるものではない。
(イ) ブラケツト上に軸受ハウジングの一端を止め
て支点とし、ブラケツトにこの支点を中心とし
た円弧状の条孔を設け、軸受ハウジングをこの
条孔を使用して適宜な位置で締め付け固定する
構造。
(ロ) ブラケツトに1本以上の直線状あるいは曲線
状の条孔を設け、この孔に沿つて軸受ハウジン
グを上下動可能とし、適宜な位置にボルトナツ
ト等で締めつけ固定する構造。
(ハ) ブラケツト側に直線あるいは曲線状の凸状レ
ールを設け、軸受ハウジング側に上記凸状レー
ルに嵌合摺動する溝を設け、適宜な位置でブラ
ケツトと軸受ハウジングを固定する構造。
〔作用〕
弾性ロール11を交換する場合は、フライロー
ル1の軸受ハウジング2をブラケツト7に止着す
る止めボルト21を緩めて、軸受ハウジング2を
ガイド3,32に沿つて、フライロール1の上端
が弾性ロール11を水平に引き出した時障害とな
らない位置迄低位置に移動する。次に弾性ロール
11を水平に引き出し、新しいあるいは再研磨し
た弾性ロールと交換し、ついで取りはずした時と
逆の手順でフライロール1の再セツトを行う。即
ち、軸受ハウジング2をガイド3,32に沿つて
上方に摺動し、位置決めストツパ5に当接したら
止めボルト21で軸受ハウジング2をブラケツト
に固定する。
このようにして弾性ロール11の交換が容易に
行えるとともに、交換後のフライロールの位置
は、交換前の位置に正確に固定することができ
る。
〔実施例〕
次に本発明の具体例を図によつて示すが、これ
に限定するものではない。
第1図は本発明の代表的実施例の側面図であ
り、第2図は第1図のフライロール装置を装着し
たカレンダ装置の弾性ロール交換作業時の状態を
示す側面図である。
カレンダ装置において、支柱14には弾性ロー
ル11と金属ロール12とが、交互に取付けられ
ている。更に、金属ロールの軸受ハウジング13
にはボルト8によりブラケツト7が固定されてお
り、このブラケツト7には円弧状の条孔3が設け
てある。フライロール1の軸受ハウジング2は一
端を、支点ピン4でブラケツト7に軸着し、他端
との中程に貫通する止めボルト21によつて条孔
3をガイドとして、ブラケツト7に対して回動自
在に設けられている。更に、条孔3はストツパ5
によつて上方限界位置を規制され、軸受ハウジン
グ2はこの上方限界位置と下限との間を支点ピン
4を中心にして回動し、フライロール1を上下さ
せ、所定位置において止めボルト21により固定
される。尚、6は芯出し調整具であり、フライロ
ール1の位置微調整を行なうのに使用する他、軸
受ハウジング2を回動させるときに使用すること
もできる。
弾性ロール11の取り換えに際しては、先ず、
芯出し調整具6を下げ、止めボルト21を緩め
て、軸受ハウジング2を支点ピン4を中心として
下方へ回動させる。条孔3をガイドにして、フラ
イロール1の上端が弾性ロール11の交換に十分
な程度に低くなる迄、軸受ハウジング2を回動さ
せた後、止めボルト21で固定する。この時条孔
3の最下部迄軸受ハウジングを移動させた時は止
めボルト21で固定する必要はない。
この位置では、弾性ロール11を取り外し、移
動するのに障害となるものはなく、極めて容易に
弾性ロールの交換作業をすることができる。弾性
ロールの交換が終了したら、取り外した時と逆の
手順でフライロールの再セツトを行う。即ち条孔
3に沿つて、フライロール1及び軸受ハウジング
2を、ストツパ5にほぼ接する迄ひき上げて止め
ボルト21で仮止めし、芯出し調整具6で微調整
を行つて芯出しした後、止めボルト21を本止め
して弾性ロール交換作業を終了する。
又、軸受ハウジング2の移動や支持にエアシリ
ンダあるいは油圧シリンダを用いれば、作業が容
易であり、遠隔操作も可能となり、安全上も好ま
しいものとなる。尚、ストツパ5と芯出し調整具
6については弾性ロールの交換に障害にならない
大きさと構造とすることが望ましい。位置決めス
トツパは通常セツトボルトあるいは楔であり、芯
出し調整具としては押ボルトによるもの、あるい
はエアシリンダ、油圧シリンダ等である。
第3〜5図はフライロールの軸受ハウジングを
ブラケツトに対して上下動可能に取り付ける際の
各種態様を示す本発明の別の実施例に係るもので
ある。
第3図はブラケツト7に直線状の条孔3を設
け、その上部には上方限界位置決めストツパ5が
設けてある。弾性ロールの交換に際しては、差込
んだ止めボルト21を緩め、この条孔3をガイド
としてストツパ5迄軸受ハウジング2を低位置に
摺動させ、交換が終了したら軸受ハウジング2を
上方に摺動させ、止めボルト21で固定する。
尚、この実施例においてはフライロール1の軸受
ハウジング2は継板9に固定され一体に形成され
ており、止めボルト21は継板をブラケツト7に
止めることになる。
第4図及び第5図は摺動面にほぼ凸状のレール
を使用する場合の側面図と平面図を示す。この実
施例は、ブラケツト7の表面に垂直方向のほぼ凸
状のレール32を設け、この凸状レールに嵌合摺
動するほぼ凹状の溝33を軸受ハウジング側に設
けたものであり、一方ブラケツト7にはほぼ凹状
の溝32に平行して上方に長孔34と下方に円孔
35を設け、カレンダー装置の運転時には長孔3
4に設けた上方限界位置決めストツパ5に当接す
る高位置で軸受ハウジング2を止めボルト21で
固定し、弾性ロールの交換時には、止めボルト2
1を緩め、互に嵌合しているレール32と溝33
を摺動させて軸受ハウジング2を下方に移動し
て、ブラケツトの下方に設けられた円孔35に止
めボルト21で固定する。これらの例では、止め
ボルトの如き止め具のみによつて全荷重を支える
のでなく、エアシリンダあるいは油圧シリンダで
主荷重を支える方法とすることも可能である。
次にフライロール位置決めストツパと芯出し調
整具の具体例を示す。第6〜9図はフライロール
の位置決めストツパ5の例である。第6〜8図は
セツトボルト方式のものであり、いずれもストツ
パ全体としてはブラケツト側あるいは軸受ハウジ
ング側に固定されているが、ボルト51の押し込
み度を変えることにより、セツト位置を変えられ
る構造のものである。ナツト52は位置固定に使
用する。第9図はストツパスライド方式のもので
あり、ストツパ全体を可動として、そのセツト位
置によつてフライロールの位置を変える構造のも
のである。第10〜12図は芯出し調整具の構造
例を示す側面図である。第10図はエアシリンダ
あるいは油圧シリンダにより軸受ハウジングを動
かす例であり、遠隔操作することも可能である。
第11図は押しボルト62とロツクナツト63に
よる構成例であり、押しボルトの回転を使うので
微調整ができる。第12図は一端をブラケツトに
枢着したボルトの自由端に位置調整用ナツト63
を螺合し、一方軸受ハウジング2にこの調整用ナ
ツトと接触する凸片を固定して、ボルト上のナツ
トの位置をもつてハウジング2の位置を規制する
ものである。
〔効果〕
上記した如く、カレンダ装置に固定したブラケ
ツトに対し、フライロールの軸受けハウジング
を、上下方向に移動可能な構造とすることによつ
て、既述した従来の弾性ロール交換作業工程のう
ち)のフライロール軸受の分解、)フライロ
ールの取り外しと安全な場所迄の運搬、)弾性
ロール交換後フライロールの再運搬と取り付け、
)フライロール軸受の組み立て、の4工程が不
要になつた。この為弾性ロール交換作業が大巾に
効率化された。又、フライロールの移動という重
量物の運搬がなくなるので安全性も向上した。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係る主要部の側面
図、第2図は弾性ロール交換作業時の状態を示す
側面図、第3図及び第4図は別の実施例に係る主
要部の側面図、第5図は第4図の実施例の平面
図、第6図はストツパの1例を示す斜視図、第7
図、第8図及び第9図はストツパの他の例を示す
側面図であり、第10図、第11図及び第12図
は芯出し調整具の各種例を示す側面図であり、第
13図は従来例を示す斜視図である。 1……フライロール、2……軸受ハウジング、
3……条孔、4……支点ピン、5……位置決めス
トツパ、6……芯出し調整具、7……ブラケツ
ト、8……固定ボルト、9……継板、10……カ
レンダ装置、11……弾性ロール、12……金属
ロール。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 金属ロールと弾性ロールを有するカレンダー
    装置に付設されたフライロール装置において、フ
    ライロールの軸受けハウジングを、カレンダー装
    置の金属ロール又は弾性ロールの軸受けハウジン
    グに延設したブラケツトに対し、フライロールの
    上端が弾性ロールの下端より下方に直線的又は曲
    線的に上下動可能に取り付けたことを特徴とする
    カレンダー用フライロール装置。 2 フライロールの軸受けハウジングの一端を支
    点ピンでブラケツトに止めてこれを支点とし、且
    つこの支点を中心とする円弧上の条孔をブラケツ
    トに設けて、条孔をガイドとして軸受けハウジン
    グを回動可能としたことを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載のカレンダー用フライロール装
    置。
JP23647984A 1984-11-09 1984-11-09 カレンダ用フライロ−ル装置 Granted JPS61113895A (ja)

Priority Applications (1)

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JP23647984A JPS61113895A (ja) 1984-11-09 1984-11-09 カレンダ用フライロ−ル装置

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JP23647984A JPS61113895A (ja) 1984-11-09 1984-11-09 カレンダ用フライロ−ル装置

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JPS61113895A JPS61113895A (ja) 1986-05-31
JPS6344878B2 true JPS6344878B2 (ja) 1988-09-07

Family

ID=17001341

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JP23647984A Granted JPS61113895A (ja) 1984-11-09 1984-11-09 カレンダ用フライロ−ル装置

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