JPH024698B2 - - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、カーデイングエンジン用の可動フラ
ツトとその支持アセンブリに関する。

可動なフラツトがカーデイングエンジンの主要
シリンダーにできるだけ近接し、そのために、フ
ラツト上の歯先と主要シリンダー上の歯先間の間
隔ができるだけ小さくなつているのが望ましいこ
とは、一般に知られている。

例えば、1/3000cm（1/7000インチ）、もしくは
それ以下の小さなセツテイングを用いることによ
つて、カードされるウエブの品質を向上させるこ
と、または、従来と同じ品質で、生産能率を著し
く向上させることが可能になる。

数多くの問題を解決して、近接セツテイングを
完成する必要がでてきた。

１つの大きな問題点は、フラツトの端部と、そ
れらの端部が支持され、かつフラツトが滑動する
ベンドの表面との間に生ずる摩耗作用である。こ
の部分における摩耗は、以前に選択されたセツテ
イングに直ちに影響し、そのため、生産に害を及
ぼす結果となつたり、カーデイングエンジンその
ものに損傷を与えたりする。

本発明の目的は、その摩耗より起る問題点を解
消することにある。

本発明によれば、カーデイングエンジン用の可
動なフラツトは、各端部に、カーデイングエンジ
ン上のベンドと係合する支持アセンブリを有し、
その支持アセンブリは、フラツトの縦方向の軸に
平行に伸びる軸の周りを回転可能な支持装置を含
む。なおその支持装置は、ベンドと係合するのに
円形の支持面を有していることが望ましい。

この一見容易な改良は近接セツテイングの完成
と、その状態の維持に非常に重要であることが証
明されている。

従来、フラツトの端部と、それが支えられてい
るベンド間の係合は、定置フラツトを使用するタ
イプのカーデイングエンジンを除けば、常に滑動
可能な係合であつた。

フラツトの端部を回転自在に支持できるように
すると、従来技術によるすべり摩擦およびこすり
摩擦に代わつて、ころがり摩擦が生じるようにな
り、かつまた、摩耗をほとんどゼロに減少するこ
との他に、フラツトアセンブリを作動するのに必
要な仕事率を著しく減少させ、その結果エネルギ
ーを節約することが可能となる。

各支持アセンブリは、２個の支持装置を有し、
その支持装置は、フラツトの移動方向に平行に間
隔をおいて並ぶ軸の周りに回転自在である。

しかし、この様な構造において間隔が問題にな
り、各支持アセンブリは、１個の支持装置を有
し、かつ使用時に１個の支持装置が、連結したフ
ラツトとその連結したフラツトに接続された隣接
するフラツトを支持するようになつていることが
望ましい。

従つて、各支持アセンブリは、隣接するフラツ
トの支持アセンブリに接続するために、各支持ア
センブリから伸びるカプリング装置を有すること
が好都合である。

１個のフラツトのカプリング装置と隣接する支
持アセンブリ間の接続は、隣接するフラツトの軸
に平行な軸の周りを相対的に回動しうるものであ
るのが望ましい。

間隔を小さくすることの他に、この構造は、一
連のフラツトを連結するのに用いる従来のチエー
ン構造に取つて代わつているので、チエーン構造
は不要となる。

支持アセンブリは、取り外し可能なようにフラ
ツトに固着されるのが望ましい。

そうすると、製造や、必要が部品の交換が比較
的容易になる。支持アセンブリは、フラツトと主
要カーデイングシリンダーとの間を必要な間隔に
するようにフラツトのセツテイングを容易にする
ため、フラツトに対して調節可能なように都合よ
く作製することができる。

最も好適な実施例においては、支持装置は、ス
ピンドル上の回転自在なホイールであり、支持ア
センブリは、スピンドル軸がフラツト軸に平行と
なるようにフラツトに取り外し可能なように固着
したボデイからなり、 なお、ボデイは、スピンドルのキヤリツジ及び
カプリング装置を有し、キヤリツジ及びカプリン
グ装置は、フラツト軸の両方向に伸びている。

また、カプリング装置は、孔を有し、それによ
つて、カプリング装置は、隣接するフラツトのス
ピンドル上に支持されることが可能となり、孔の
軸線と、隣接するスピンドルの軸の周りに相対的
に回動する。

スピンドルは、また、支持ホイールから軸方向
に離隔しているピボツトホイール支持しており、
カプリング装置は、ピボツトホイールが密接に嵌
合しうる孔を有するプレートからなる。

また、ピボツトホイールと孔とは、孔の軸と直
交する同一面上にあることが望ましい。

本発明は、また、カーデイングエンジンの可動
なフラツトのための支持アセンブリにも関する。

支持アセンブリは、軸を有し、かつその軸がフ
ラツトの軸に平行であるように取り外し可能にフ
ラツトに固着されたボデイからなり、ボデイは、
キヤリツジとカプリングプレートを有し、そのキ
ヤリツジ及びカプリングプレートは、ボデイから
ボデイの軸の両方向に伸びている。

またスピンドルがキヤリツジの上に支持されて
おり、支持ホイールがスピンドル上に支持され、
その軸の周りを回転するようになつている。な
お、支持ホイールは、ボデイ軸に平行である。ピ
ボツトホイールもまたその軸の周りを回転するよ
うにスピンドル上に支持されており、かつ支持ホ
イールからは軸方向に離隔されている。

カプリングプレートは、孔を有し、その中にピ
ボツトホイールが密接に嵌着され、また孔の軸
は、ボデイの軸に平行である。ピボツトホイール
と孔は同一平面上にあり、軸に対して垂直であ
る。

以下、添付の図面を参照して、本発明を詳細に
説明する。

まず、第４図を参照して説明する。

フラツト１は、エンドアセンブリ２備えてい
る。複数のフラツトとそれに付随する部材によつ
て、一連のフラツトアツセンブリが形成され、そ
れは通常の方法で、カーデイングエンジンの主シ
リンダー３の適当な円弧上を動く。

各フラツトは、同一の構造を成しており、カー
デイングシリンダーの前幅を横切つて伸びるフラ
ツトバー４を備えている。シリンダーの針布表面
に面する側の表面には、針布もしくは他のカーデ
イング材料が設けられている。

各フラツトバーの一部５は、公知のナブホイー
ル６と係合するようになつており、それによつ
て、フラツトは表面上を動き、その後折り返して
戻る。表面上を通過する時、アセンブリ２は、カ
ーデイングエンジンのベンド７上に支持されてい
る。

各フラツトバーの両端部には、エンドアセンブ
リ２が設けられている。該アセンブリは方向が反
対であることを除けば同一であるので、一方のエ
ンドアセンブリについてのみ説明する。

各エンドアセンブリ２は、ボデイ８と、それに
支えられているサイドプレート９，１０と、カプ
リングプレート１１とからなる。ボデイとプレー
トは、鋳造によつて完全ユニツトとして形成する
のが望ましい。しかし、各部材を、溶接もしくは
他の適当な方法によつて、互いに固着して、構成
することもある。

スピンドル１２が、両サイドプレート９，１０
に整合して設けた孔を貫通し、適当なベアリング
１４を備えるホイール１３を支持している（第４
図）。ホイール１３は低摩擦の間隔パツド１５，
１６を介して、サイドプレート９および１０の中
心に取付けられている。

スピンドル１２は、例えば、スピンドルにおけ
る溝と係合するべく適当に位置決めされた止め輪
のような、適当な手段で、サイドプレートに軸線
方向に移動可能に取付けられている。

スピンドル１２は、サイドプレート９の外方に
軸線方向に伸びる端部１２ａを有し、ピボツトホ
イール１７が、この端部１２ａに、適当なベアリ
ング１８ａによつて回転自在に支持されている。
ピボツトホイール１７の外径は、カプリングプレ
ート１１に設けられた円形孔１８に密嵌しうるよ
うに定めてある。

ボデイ８には、スピンドル１２の軸線と平行を
なす通孔１９が穿設されている。通孔１９の軸線
上の外端は、拡径端２０となつている。またボデ
イは、ボデイの上面から直角に伸び、通孔１９と
交差する孔２１を備えている。

第４図および５図は、カーデイングエンジン上
のフラツトバー４と、そのエンドアセンブリ２か
らなる組立体を示している。

フラツトバー４の、両端部は、逆Ｌ字形をなす
端部材２２に固着されている。端部材２２の側片
２３は、皿ボルト２４によつて、フラツトバーに
おける端部材２５に固着されている。フラツトバ
ーの頂片２６に設けられた孔２７には、ボルト２
８が挿入されている。

カーデイングエンジンの両端におけるベンド７
上には、複数のアセンブリ２が、鎖状をなして設
けられている。即ち、カプリングプレート１１に
おける円形孔１８を、隣接するフラツトのピボツ
トホイール１７と係合することにより鎖状として
ある。

このようにして組み立てた場合、保持装置をピ
ボツトホイールを備えるアセンブリに固着し、こ
れによつてカプリング装置１１が、ピボツトホイ
ール１７から軸線方向に滑動するのを防止してあ
る。この保持装置は、他のアセンブリの一部と重
合し、２個のアセンブリ同士の相対的な軸線方向
の移動を抑止する。

保持装置は、幾多の形態を採ることが可能であ
る。図では、保持装置としては、円形孔１８より
も直径の大きい保持板２９が用いられている。該
保持板２９は、タツピングネジ３０によつて、ス
ピンドル１２の端部１２ａに止着されている。

アセンブリをカーデイングエンジンの上へ鎖状
に組み立てた後、端部材２２を有するフラツトバ
ー４は、フラツトバーの各端部における支持アセ
ンブリ２間において、シリンダーを横切るように
して取付けられる。支持アセンブリとフラツトバ
ーを固着するためには、ボルト３１をボデイの通
孔１９に挿通し、かつボルトの頭を、拡径端２０
に係止させる。

ボルト３１は、側片２３における孔３２、及び
フラツトバーの端部材２５におけるねじ孔３３に
挿入されている。

またボルト２８は、孔２７を貫通し、ボデイ８
におけるねじ孔２１に螺合されて、ボルト３１と
係合し、該部品を互いに締めつけている。

このようにして、全てのフラツトを、関連する
支持アセンブリに固着すると、各フラツトの端部
におけるカプリングプレートと、隣接するフラツ
トの支持アセンブリのスピンドル端部１２ａを係
合させることによつて、フラツトは鎖状に連結さ
れる。その状態が第５図に示されている。

フラツト支持アセンブリのホイール１３は、カ
ーデイングエンジンのベンド７の表面を動き、か
つベンドに設けた保持部３４によつて、ベンドか
ら軸線方向に動くのが防止されている。

フラツトは、ホイールのベアリング１４におけ
るころがり摩擦のみをもつて、ベンドの周囲を動
く。これに対し、従来のものでは、フラツトの端
部とベンド間にすべり摩擦が生じる。

このようにして、エンドアセンブリ２はフラツ
トの固定端部材２５にセツトされ、かつそれによ
つて、フラツトの針の先端と主シリンダー上の針
の先端との間のすき間が決まる。

第５図は、一連のフラツト支持アセンブリにお
けるフラツトがナグホイール６を通過する部分
が、カーデイングエンジンの頂点上を戻り始める
時点を示している。ホイール１３は、それに応じ
て持ち上げられ、ベンド７から離れる。戻り運動
中には、フラツトは、公知のブロツクシヤフト、
もしくは他の適宜の装置によつて支持される。

戻り運動の最後に、フラツトは、ホイール１３
を通過する。そこでホイール１３は再び、動き、
フラツトが円弧状に移動する間、これを支持する
べくベンドと接触して動く。またその時フラツト
は、カーデイングシリンダーと協働する。

ベンドには、屑片がつかないようにするのが望
ましい。さもなければ、屑片が蓄積し、カーデイ
ングエンジンのセツテイングや操作に悪影響を与
えることとなる。

そのためには、第５図に示すように、各ベンド
上の１個もしくは複数のフラツト支持アセンブリ
に、洗浄用刃３６を取り付けるのが好適である。
この刃３６は、タツピングネジ３５によつて、ア
センブリの表面３７に固着される。刃３６の端部
３８は、ベンドと接触して移動することにより、
ベンド上の屑片を取り除く。なお、これに代わつ
て、他の洗浄装置や固着方法を用いてもよい。

上述した構成からなるアセンブリは、必要に応
じて、１個もしくは複数のフラツトと容易に交換
しうることは明白であろう。個々のフラツトは、
ボルト２８および３１を取り除くことによつて、
連鎖より容易に取り外すことができ、かつ必要に
応じて、交換が可能である。

このような交換は、例えば、フラツト上の布が
破れた場合、また、例えばカーデイングシリンダ
上の針布と異なるセツテイングで作動する歯のよ
うな他の種類の針布を有するフラツトを持つカー
デイングエンジンに取り換える場合に必要とな
る。

そのような交換は、フラツトがベンド上の位置
にある場合に行うことができる。また、フラツト
が戻りの状態にある時に行うことも、同様に容易
であり、かつ好ましいことでもある。

この部位での交換を容易にするために、戻りの
通路中の適当な部分の下に、トレイを設け、ボル
ト２８，３１を取り除くと、フラツトがその中に
落ち、かつその後、その中よりフラツトを取り出
せるようにすると良い。

上述したように、ボルト３１はボデイ８にすき
まなく螺入されているので、支持アセンブリ２
は、フラツトの他の部分に対しては調節不可能で
ある。

よくあることであるが、このような調節を可能
にするためには、通孔１９をボルト３１よりも大
きくするかあるいは垂直方向を向くスロツトの形
にする。

支持アセンブリを調節するためには、両ボルト
２１，３１をゆるめ、ボデイ８の上面と、頂片２
６の下面間にシムを挿入する。シムを挿入した
後、ボルト２１を締め、ついでボルト３１を締め
る。

シムの配置、もしくは、シムが挿入されている
両表面の関係位置は、フラツトのセツテイングが
均一、もしくは、いわゆる「ヒールとトウ」のセ
ツテイングとなつており、それによつて、フラツ
トの前縁におけるフラツトの針とシリンダの針間
の間隔が、フラツトの後縁におけるそれ等の間隔
よりも大きくなるのである。

フラツトが組み立てられる場合、各フラツト
は、それぞれの端部で２つのホイールによつて支
持されており、それ等の２個のホイールはそのフ
ラツト自体のものであり、他は隣接するフラツト
のホイールで支持されていることに注目すべきで
ある。

各ホイールの回転軸は、フラツトバー４の幅よ
り外側にあり、第５図より明らかなように、ホイ
ール１２の軸は、フラツトバー４よりもｂだけ前
方で、次のホイールの軸は、フラツトバー４より
もｃだけ後方に位置する。

この関係は、任意のフラツトが何らかの理由で
持ち上げられた場合、その持ち上りが、１個のホ
イール軸の周りの回動によつてことが確実に行わ
れ、しかも、その回動によつて、フラツトの針面
の全体がシリンダーの針面から確実に持ち上げら
れる。

そのため、２個の表面が衝突して、実質的な損
傷を受ける危険がなくなる。

第６図は、前図に示されるものと多くの点で類
似している本発明の第２実施例であり、カプリン
グプレート１１の構造だけが異るものである。

第６図に示されるように、カプリングプレート
１１は、第２ホイールと係合する孔を有しない
が、その代りに、シム用の空間４１を画定してい
る逆テーパ状の端部を備えてなるものである。そ
してその中に、隣接するフラツトのスピンドル端
部４２を受け止めるようになつている。

前記テーパ部は、スピンドル端部４２をカプリ
ングプレート１１における前記空間４１の内奥面
４３に常に圧接するようになつており、フラツト
のセツテイングは、このことを考慮に入れて行な
われる。

各フラツトのカプリング部の第３実施例では、
エンドアセンブリを、隣接するアセンブリのスピ
ンドルに、カプリング部とスピンドル間に硬化ブ
ツシユ、もしくは、カプリングにおける孔、及び
その孔に嵌合するスピンドル中に用いる硬化材料
を選択するかによつて、回転自在に接続すること
も可能である。

第７図は、３個の隣り合つたフラツト５１乃至
５３の平面略図である。

各フラツトの各端部には２個のホイール５４が
設けられている。フラツト５１，５３のホイール
は、フラツトの端部の真上に取り付けられている
が、フラツト５２は、フラツトの端部から突出し
て延長部５５上に設けなければならない。

各ホイールの軸が、フラツトの幅よりも外側に
位置しなければならないのは、第５図の実施例に
おいて、セツテイングｂおよびｃに関して説明し
たのと同様である。

そのために、ホイールが食い違い状態で配列さ
れていることと、カーデイングエンジン用のベン
ドの幅が大きいことが必要である。

本発明を実施するには、他にも様々な方法があ
り、特に、アセンブリの他の多くの詳細な設計を
なすことも可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図は、フラツトに付随する部材の第１実施
例の端面図である。第２図は、矢印の方向に見
た第１図の付随する部材の端面図である。第３図
は、第１図の付随する部材の平面図である。第４
図は、第１図の−線に沿う断面図で、フラツ
ト上に組み立てられ、かつカーデイングエンジン
上におかれた付随部材を示す図である。第５図
は、フラツトをその上に組み立てたカーデイング
エンジンの一部の側面図である。第６図は、フラ
ツトと付随部材の第２実施例を示す端面図であ
る。第７図は、フラツトと付随部材の第３実施例
の略図である。 １……フラツト、２……エンドアセンプリ、３
……主シリンダー、４……フラツトバー、５……
一部、６……ナブホイール、７……ベンド、８…
…ボデイ、９，１０……サイドプレート、１１…
…カプリングプレート、１２……スピンドル、１
２ａ……端部、１３……ホイール、１４……ベア
リング、１５，１６……パツド、１７……ピボツ
トホイール、１８……円形孔、１８ａ……ベアリ
ング、１９……通孔、２０……拡径端、２１……
ねじ孔、２２……端部材、２３……側片、２５…
…端部材、２６……頂片、２７……孔、２８……
ボルト、２９……保持板、３０……タツピングネ
ジ、３１……ボルト、３２……孔、３３……ねじ
孔、３４……保持部、３５……タツピングネジ、
３６……洗浄用刃、３７……アセンブリの表面、
３８……端部、４１……シム用空間、４２……ス
ピンドル端部、４３……内奥面、５１，５２，５
３……フラツト、５４……ホイール、５５……延
長部。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ カーデイングエンジン用の可動フラツトであ
   つて、 該フラツトは、カーデイングエンジン上のベン
   ドと係合する支持アセンブリをその各端部に有
   し、前記支持アセンブリは、フラツトの縦方向の
   軸に平行に伸びる軸の周りを回転可能な支持装置
   を含むことを特徴とするカーデイングエンジン用
   の可動フラツト。 ２ 支持装置がベンドと係合する円形の支持面を
   有することを特徴とする特許請求の範囲第１項に
   記載のフラツト。 ３ 各支持アセンブリが、１個の支持装置を有
   し、かつ使用時においては、それ自体と連結され
   たフラツトと、該フラツトに接続された隣のフラ
   ツトを支持することを特徴とする特許請求の範囲
   第１項もしくは第２項に記載のフラツト。 ４ 各支持アセンブリが、そこから伸びるカプリ
   ング装置を有し、それによつて、隣接するフラツ
   トの支持アセンブリに接続されていることを特徴
   とする特許請求の範囲第３項に記載の装置。 ５ １個のフラツトのカプリング装置と隣接する
   フラツトの支持アセンブリ間の接続が、隣接する
   フラツトの軸と平行な軸の周りを相対的に回動す
   るようになつていることを特徴とする特許請求の
   範囲第４項に記載のフラツト。 ６ 支持アセンブリが、スピンドルに回転可能な
   ように設けられているホイールであることを特徴
   とする特許請求の範囲第１項乃至第５項のいずれ
   かに記載のフラツト。 ７ 支持装置が、スピンドルに回転可能なように
   設けられたホイールであり、カプリング装置が、
   隣接するフラツトの支持アセンブリのスピンドル
   の一部と回転可能なように係合し得ることを特徴
   とする特許請求の範囲第５項に記載のフラツト。 ８ 支持アセンブリが、フラツトに取り外し可能
   なように設けられていることを特徴とする特許請
   求の範囲第１項乃至第７項のいずれかに記載のフ
   ラツト。 ９ 支持アセンブリが、フラツトに関して調節可
   能であることを特徴とする特許請求の範囲第８項
   に記載のフラツト。 １０ 支持装置が、スピンドル上の回転可能なホ
   イールであり、支持アセンブリは、スピンドルの
   軸がフラツトの軸に平行になるように、前記フラ
   ツトに取り外し可能なように取付けられたボデイ
   からなり、該ボデイは、スピンドルのためのキヤ
   リツジと、カプリング装置を有し、前記キヤリツ
   ジとカプリング装置は、ボデイからフラツトの軸
   の両側に伸び、カプリング装置は孔を有し、該孔
   によつて、該カプリング装置は隣接するフラツト
   のスピンドル上に支持され、かつ前記孔の軸およ
   び隣接するスピンドルの軸の周りを、相対的に回
   動するようになつていることを特徴とする特許請
   求の範囲第１項もしくは第２項に記載のフラツ
   ト。 １１ スピンドルが、支持ホイールから軸線上に
   離隔されているピボツトホイールを支持し、カプ
   リング装置が、ピボツトホイールを密接に嵌合し
   うる孔を有するプレートであることを特徴とする
   特許請求の範囲第１０項に記載のフラツト。 １２ ピボツトホイールと孔が、孔の軸と直交す
   る同一面上にあることを特徴とする特許請求の範
   囲第１０項に記載のフラツト。 １３ 孔の軸線とスピンドルの軸線が互いに平行
   をなしフラツトは、その軸に対して直角の方向か
   ら見た場合、孔の軸線とスピンドルの軸間に完全
   に位置することを特徴とする特許請求の範囲第１
   ０項乃至第１２項のいずれかに記載のフラツト。 １４ カーデイングエンジン用の可動フラツトの
   ための支持アセンブリであつて、 支持アセンブリは、軸を有し、かつその軸がフ
   ラツトの軸に平行であるように当該フラツトに取
   り外し可能に取り付けられているボデイからな
   り、該ボデイは、キヤリツジとカプリングプレー
   トからなり、該キヤリツジと該カプリングプレー
   トは、前記ボデイからその軸の両側に伸び、 １個のスピンドルがキヤリツジ上に支持され、
   また１個の支持ホイールが該スピンドル上に支持
   され、その軸線上を回転するようになつていて、
   かつボデイの軸線と平行で、 １個のピボツトホイールが該スピンドル上に支
   持されていてその軸の周りを回転し、かつ支持ホ
   イールから軸線上に離隔されており、 カプリングプレートは、ピボツトホイールが密
   接に嵌合しうる孔を有し、該孔の軸線は、ボデイ
   の軸線と平行で、また、ピボツトホイールと前記
   孔の軸線に対して直交する同一面上にあることを
   特徴とする支持アセンブリ。