JPS646243Y2 - - Google Patents

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JPS646243Y2
JPS646243Y2 JP13913384U JP13913384U JPS646243Y2 JP S646243 Y2 JPS646243 Y2 JP S646243Y2 JP 13913384 U JP13913384 U JP 13913384U JP 13913384 U JP13913384 U JP 13913384U JP S646243 Y2 JPS646243 Y2 JP S646243Y2
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wear
plate
resistant
cutting
cutting edge
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JP13913384U
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JPS6153104U (ja
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  • Milling, Drilling, And Turning Of Wood (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、被加工材の切削に用いられる木工用
切削機の刃口板の改良に関する。
<従来技術> 切削刃と刃口板とを対応状に設けた木工用切削
機は、第5,6図に示す超仕上げかんな盤等種々
ある。
前記かんな盤aは、送材面b(基準面)と、前
後のロールc,cに送材ベルトdを掛け渡した送
材装置eを付装する送材フレームfとを相対的離
近移動に対設し、前記送材面bの中央に設けられ
た装着溝gに、かんな台hを巾方向への装脱可能
にして取付けられてなるものであり、前記かんな
台hに、切削代を排出する間隙を置いて切削刃i
と、刃口板jとが前後に対応して設けられてい
る。
その他、かかる切削刃と刃口板とを対応状に設
けた木工用切削機には、実公昭39−27956号、特
公昭47−35120号又は特公昭54−17995号等のよう
に、回転盤の切削面(基準面)に切削刃と刃口板
とを設けたもの、実公昭57−59282号等のように
送材面の上方にかんな台を設けたもの等種々あ
る。
かかる各種の木工用切削機において、前記刃口
板上面のその先端部は良好な切削厚を達成するた
めに、超硬金属、高速度鋼等の耐摩耗性金属材料
で形成し、その先端部のいわゆる摩耗垂れを防止
し、面精度を維持するようにしている。特に切削
機の場合には刃口表面を案内面とし、その切削刃
に対する高さを基準として切削厚を決定するの
で、前記平面度を維持することは極めて重要とな
る。
<考案が解決しようとする問題点> ところで、前記刃口板表面は、被加工材xの圧
接走行に伴つて摩擦熱により高温となり、前記超
硬金属、高速度鋼等の金属からなる耐摩耗性材料
によつても1時間程度の連続切削により刃口板に
そりが生じ、その切削精度を不良としていた。前
記そりは、作業を中断して冷却することにより平
面状に戻るが、長期に渡る加熱冷却の繰返しによ
り刃口が塑性変形して平面度を失い、ひねり、ひ
ずみ等が生じたままの状態となる。
本考案は前記摩擦熱による影響を可及的に除去
することを目的とするものである。
<問題点を解決するための手段> 本考案は、前記各種の切削刃と刃口板とを対設
して装着した木工用切削機において、切削面に装
着されて切削刃と対設する刃口板の、すくなくと
もその先端部を高アルミナ質やベリリウム質等の
耐摩耗磁器材料で形成したものである。
<作用> 例えば高アルミナ質磁器材料の特性を鑑みる
と、該材料は酸化アルミニユウムを主成分とし、
その硬さ90〜96(HRA)であり、圧縮強度は約
14000Kg/cm2であり耐摩耗性に優れている。また
高温特性についてみると、第4図について超硬合
金と比較すると、該超硬合金の硬さは、その温度
上昇に対して著しく低下するが、前記高アルミナ
質磁器材料にあつては、その低減勾配が低い。こ
のことは前記材料が超硬合金に比して塑性変形が
小さいためであるといわれている。このように高
アルミナ質やベリリウム質等の耐摩耗磁器材料
は、高温下において、その硬度特性、圧縮特性が
優れているということができる。
このため、被加工材xの走行に伴い常時高温下
に置かれる刃口板のすくなくとも先端部に前記耐
摩耗性材料を適用すると、該先端でのそりが可及
的に防止され、刃口先端の平面度を長時間維持す
ることができる。
<実施例> 第1図は、本考案を第5,6図に示す超仕上げ
かんな盤に適用したものである。1はかんな台で
あつて、その裏面に該かんな台1上面に対して傾
斜している刃物装着面2が設けられている。また
その上面には、乗載突起4の突成により該刃物装
着面2と走行方向側で対向する乗載溝3が設けら
れている。前記刃物装着面2には、切削刃5がそ
の外面に裏刃6を当接されてボルト8により固定
され、前記切削刃5の刃先を前記かんな台1上面
から微小突出させている。前記切削刃5は前記刃
物装着面2に支持した押螺子9により、前記刃先
の突出度を調整される。
前記乗載溝3には、その溝深さに一致する厚を
有する刃口板10が乗載され、前記乗載突起4か
ら挿通したボルト11により螺装固定される。
前記刃口板10の刃口端は、その巾方向に沿つ
て耐摩板12の乗載溝13が形成されている。前
記耐摩板12は、高アルミナ質やベリリウム質等
の耐摩耗磁器材料で形成され、第1図に示すよう
に、例えば接着剤14により前記乗載溝13に固
着されて、その上面を刃口板10上面に整一に一
致する。
第2図は、夫々耐摩板12の他の結合手段を示
す実施例である。
第2図イは、前記乗載溝13に嵌合溝15を形
成し、前記耐摩板12下面に前記嵌合溝15と密
嵌する嵌合突起16を形成するとともに、前記乗
載溝13と耐摩板12間に接着剤14を介在させ
たものである。
また第2図ロは、前記乗載溝13の中央部に嵌
合突起16を形成し、前記耐摩板12下面に前記
嵌合突起16を密嵌する嵌合溝15を形成すると
ともに、前記乗載溝13と耐摩板12間に接着剤
14を介在させたものである。
前記第2図イ,ロのいずれも前記接着剤14に
加えて前記突起16と嵌合溝15の嵌め合いによ
り、水平方向の結合力が補強される。
第3図イ,ロ,ハは、前記乗載溝13の上面又
は耐摩板12下面の一方に巾方向の鳩尾形溝20
を、他方に該溝に密嵌する鳩尾形突起21を形成
したものであり、その嵌合により、前記耐摩板1
2は乗載溝13に脱着可能に結合される。
このため、前記耐摩板12が経年使用により損
壊した場合に、その交換により容易に対応でき
る。
その他前記各実施例は刃口板10の刃口端に耐
摩耗性磁器材料からなる刃口板10を設けたもの
であるが、刃口板10の全上面を耐摩耗性磁器材
料で被覆してもよい。
<考案の効果> 本考案は、上述したように刃口板10のすくな
くともその先端部を高アルミナ質やベリリウム質
等の耐摩耗性磁器材料で形成したから、被加工材
xの走行に伴い常時刃口が高温下に置かれても、
該刃先でのそりが可及的に防止され、刃口先端の
平面度を長時間維持することができる。このた
め、木工機の長時間駆動に対応でき、かつ切削精
度が向上する等優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
添付図面は本考案の実施例を示し第1図はかん
な台の側面図、第2図イ,ロは耐摩板12の結合
手段を示す刃口板10の側面図、第3図イ,ロ,
ハは同じく他例を示す側面図、第4図はアルミナ
質磁器材料の高温特性を示すグラフ、第5図は超
仕上かんな盤aの側面図、第6図は同送材面bの
平面図である。 1;かんな台、3;乗載溝、5;切削刃、1
0;刃口板、12;耐摩板、13;乗載溝、1
4;接着剤、15;嵌合溝、16;嵌合突起、2
0;鳩尾形溝、21;鳩尾形突起。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 切削刃と対設する刃口板の、すくなくともそ
    の先端部を耐摩耗磁器材料で形成したことを特
    徴とする木工用切削機の刃口板。 2 前記刃口板の先端部に乗載溝を形成し、前記
    乗載溝に、乗載状態で基準面と面一となる耐摩
    耗磁器材料で形成された耐摩板を固定したこと
    を特徴とする実用新案登録請求の範囲第1)項
    記載の木工用切削機の刃口板。 3 前記乗載溝面と、耐摩耗磁器材料で形成され
    た耐摩板下面のいずれか一方に巾方向の嵌合溝
    を、他方に該溝に密嵌する突起を形成し、その
    嵌合と、前記乗載溝面と耐摩板下面間に供給し
    た接着剤により前記耐摩板を固定したことを特
    徴とする実用新案登録請求の範囲第2)項記載
    の木工用切削機の刃口板。 4 前記乗載溝面と、耐摩耗磁器材料で形成され
    た耐摩板下面のいずれか一方に巾方向の鳩尾形
    溝を、他方に該溝に密嵌する鳩尾形突起を形成
    し、その嵌合により、前記耐摩板を巾方向から
    の装脱可能に固定したことを特徴とする実用新
    案登録請求の範囲第2)項記載の木工用切削機
    の刃口板。
JP13913384U 1984-09-13 1984-09-13 Expired JPS646243Y2 (ja)

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JP13913384U JPS646243Y2 (ja) 1984-09-13 1984-09-13

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JP13913384U JPS646243Y2 (ja) 1984-09-13 1984-09-13

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Publication Number Publication Date
JPS6153104U JPS6153104U (ja) 1986-04-10
JPS646243Y2 true JPS646243Y2 (ja) 1989-02-17

Family

ID=30697513

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JP13913384U Expired JPS646243Y2 (ja) 1984-09-13 1984-09-13

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