JPS6344615Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6344615Y2
JPS6344615Y2 JP1985163543U JP16354385U JPS6344615Y2 JP S6344615 Y2 JPS6344615 Y2 JP S6344615Y2 JP 1985163543 U JP1985163543 U JP 1985163543U JP 16354385 U JP16354385 U JP 16354385U JP S6344615 Y2 JPS6344615 Y2 JP S6344615Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
annular chamber
land
spool
opening
corner
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1985163543U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6181069U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1985163543U priority Critical patent/JPS6344615Y2/ja
Publication of JPS6181069U publication Critical patent/JPS6181069U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6344615Y2 publication Critical patent/JPS6344615Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Multiple-Way Valves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は電磁切換形の切換弁に関するものであ
る。
従来技術 従来より、一般に、電磁切換弁は第1図に示す
ようにスプール2′の一端をスプリング21′で付
勢する一方、その他端を電磁ソレノイド(図示せ
ず)の電磁力Uで付勢するようにし、該電磁ソレ
ノイドのオン・オフによりスプール2′を作動さ
せるようにしている。この場合、上記電磁ソレノ
イドの吸引力はスプリング21′のバネ力に打ち
勝つだけの大きさを必要とする。
考案が解決しようとする問題点 しかしながら、上記切換弁を流れる流体の流量
が増大すると、負荷ポートAからタンクポートT
へ流れる通路14′に生ずるスプール2′の一端側
の圧力P1が、その下流側圧力が伝えられるスプ
ール2′の他端の圧力P2よりも流体がXからYへ
流れる間の流動抵抗により相当に大きくなるた
め、電磁ソレノイドを消磁して上記スプリング2
1′のバネ力によりスプール2′の他端を付勢して
も、該バネ力がスプール2′の一端と他端に働く
圧力差(P1−P2)に打ち勝つことができず、切
換弁の切換えが行えなくなるといつた問題があ
り、そのため、スプリング21′のバネ力を強く
し、電磁ソレノイドの吸引力を大きくしなければ
ならないといつた問題があつた。
本考案は、上記問題に鑑みてなされたものであ
つて、その目的は、スプールに大きな軸推力を作
用させて、最大流量を同一にした場合、従来のも
のと比べると、軸推力が増大した分だけスプリン
グのバネ力を小さくすることができ、電磁ソレノ
イドを消費電力の少ない小型のものにすることで
ある。
考案の構成 本考案の構成は、弁本体内に形成した弁室の周
囲に第1乃至第5の5個の環状室を形成するとと
もに、上記両端の第1、第5環状室を1つの通路
で連通して、その中間をタンクポートに、上記中
間の第3環状室を圧力ポートに、上記他の第2、
第4環状室を2個の負荷ポートに夫々連通する一
方、上記弁室に一対のランドと該両ランド間に形
成したグルーブとよりなるスプールを往復動自由
に挿嵌するとともに、上記第1環状室側から第5
環状室側へ上記スプールを移動させる電磁コイル
及び上記第5環状室側から第1環状室側へ上記ス
プールを移動させるスプリングを備えた切換弁で
あつて、上記第2環状室に位置する上記第1ラン
ドの第1環状室側に上記第1ランドの直径より小
さな直径を有する補助ランドを一体形成し、かつ
上記第1ランドを第2環状室側から第3環状室側
へ切り換えたとき上記補助ランドの端面を第2環
状室内に位置させるとともに、上記第1ランドの
コーナと上記第2環状室のコーナとで第1開口部
を、さらに上記補助ランドのコーナと上記第2環
状室のコーナとで第2開口部とを形成し、かつこ
の第2開口部よりも上記第1開口部の面積を大な
る関係にしたものである。
考案の作用 上記構成によれば、スプールの上記第1ランド
を第2環状室から上記第3環状室側へ切り換えて
上記スプールを中立位置から切換位置に位置させ
たのち、スプールを切換位置から中立位置に切り
換えるとき、すなわち上記第1開口部及び第2開
口部が閉じる方向にスプールを移動させるとき、
上記第2環状室から第1環状室に油が流入するの
に伴い、上記第1開口部と上記第2開口部により
その油の流入角度が、従来の補助ランドを形成し
ないものよりも本考案のものの方が傾斜するた
め、上記スプールに切換位置から中立位置に戻る
戻り方向への大きな軸推力が発生して、第2環状
室と第1環状室との間の通路を閉じるように作用
する。
実施例 以下に、第2〜第11図に示した実施例に基づ
いて、本考案を具体的に説明する。
第2図において、1は弁本体、2は2ランド
3,4を有するスプール、5,6は電磁ソレノイ
ド、7は端子箱、20,21はセンタリングスプ
リングであつて、これらによりクローズドセンタ
型4ポート電磁切換弁を構成している。
上記第2図の要部を詳細に示す第3図におい
て、1は弁本体、8は弁室、9,10,11,1
2,13は該弁室8の周囲に形成した第1、第
2、第3、第4、第5環状室である。
上記両端の第1、第5環状室9,13は1つの
通路14で連通されており、該通路14の中間部
においてタンクポートTに連通されている。上記
第3環状室11は圧力ポートPに、上記第2、第
4環状室10,12は2個の負荷ポートA,Bに
夫々連通させている。
また、上記スプール2は2個の第1、第2ラン
ド3,4を有するとともに、該第1、第2ランド
3,4間にグルーブ15を有する一方、第1ラン
ド3の第1環状室9側の端面及び第2ランド4の
第5環状室13側の端面に夫々補助ランド16,
17を有している。該補助ランド16,17は第
1、第2ランド3,4の各直径よりも小さな直径
を有するとともに、補助ランド16は第1ランド
3を第2環状室10側から第3環状室11側へ切
換えたとき第2環状室10内に位置させる一方、
補助ランド17は第2ランド4を第4環状室12
側から第3環状室11側へ切換えたとき第4環状
室12内に位置させるようにしている。第4図に
示すように、上記第1ランド3のコーナ3aと第
2環状室10のコーナ10aとで第1開口部18
を形成するとともに、第1ランド3に形成した補
助ランド16のコーナ16aと上記第2環状室1
0のコーナ10aとで第2開口部19を形成し
て、上記第1開口部18の面積が第2開口部19
の面積よりも大きくなるようにしている。また、
上記第2ランド4のコーナ4aと第4環状室12
のコーナ12aとで、上記と同様な第1開口部1
8を形成するとともに、第2ランド4に形成した
補助ランド17のコーナ17aと第4環状室12
のコーナ12aとで、上記と同様な第2開口部1
9を形成している。
上記スプール2の両端にはセンタリングスプリ
ング20,21と電磁ソレノイド5,6とを夫々
配置している(第2図参照)。したがつて、電磁
ソレノイド5,6の消磁時には両センタリングス
プリング20,21のつり合いにより、スプール
2は中立位置に位置させられる。
上記構成の切換弁の動作について説明する。
第3図は中立位置を示し、該中立位置では、ス
プール2の第1ランド3及び第2ランド4により
第2、第3、第4環状室10,11,12は夫々
他室とは連通していない独立状態に保持される。
次に、一方の電磁ソレノイド、例えば第3図中ス
プール2の左側に位置する電磁ソレノイド5を励
磁して、スプール2を図中右方向に移動させて第
4図に示す切換位置に位置させる。該切換位置で
は、第1環状室9と第2環状室10及び第3環状
室11と第4環状室12とが夫々連通され、負荷
ポートAに連通された第2環状室10から第1環
状室9を経てタンクポートTに油が流入する。こ
の場合、第2環状室10から第1環状室9と第2
環状室10との間を通つて第1環状室9に矢印W
方向に油が流入するのに伴い、第1、第2開口部
18,19の作用によつて、流入角度が矢印Wで
示すように傾斜しかつ流速が速くなるため、スプ
ール2に第4図中左方向への大きな軸推力が発生
して、第2環状室10と第1環状室9との間の通
路を閉じるように作用する。
すなわち、第11図に示されるように、弁開
度、すなわち、第1ランド3のコーナー3aの角
とコーナー10aの角とのスプール軸方向沿いの
寸法をx、上記第1ランド3のコーナー3aの角
を通りかつ第1ランド3の軸方向沿いの側面とは
角度φをなす接線l1に対して上記コーナー10a
の角から垂線l2を降ろし、この垂線l2に上におい
て上記コーナー10aの角から上記接線l1との交
点までの寸法で軸回りに筒状に形成された開口部
分の仮想有効面積をA、スプール2の外径をd1
上記開口部分を流れる油の流入角度をφとする。
上記仮想有効面積Aは、 A=π・d1・x・sinφとなる。油の流速uは、
u=Q/A、スプールに作用する軸推力Rは、 F=Q・u・ρ・cosφ、油の流量Qは、 Q=C・A・√(2)である。ここで流
量係数Cを1とすると、軸推力Fは、 F=Q・u・ρ・cosφ =(Q2/A)・ρ・cosφ =A・(2/ρ)・ΔP・ρ・cosφ =2A・ΔP・cosφ =2π・d1・x・sinφ・ΔP・cosφ となる。
ここで、スプールを中立位置から切換位置に移
動するときにおいて、切換弁において油圧源流量
が十分にあるので弁開度が圧力差を一定に保ちつ
つ開くような区間、すなわち、開口直前から圧力
差が一定で流量が増加する区間OPと、ポンプか
らの油圧源供給流量の増大が停止されて流量が一
定となる区間PQに分けて考える(第5図参照)。
P点は圧力差が一定の場合において流量が最大と
なる点であり、この点より開口量が増加すると、
流量が一定となり、圧力が低下するようになる点
である。
上記区間OPでは、ΔPが一定値を採り、φも一
定値を採り、2πd1も一定であるから、軸推力Fは
xの関数となり、第5図に示すように、直線的に
軸推力Fが増加する。
上記区間PQでは、ΔPが変化するが、流量Qは
一定であり、2πd1も一定である。よつて、 F=Q・u・ρ・cosφ =(Q2/A)・ρ・cosφ =(Q2・ρ・cosφ) /(π・d1・x・sinφ) =(α・cotφ)/x となる。ここで、α=(Q2・ρ)/(π・d1)は
一定値であるから、軸推力Fは、第5図に示すよ
うに、(cotφ/x)の関数となり、φの値が従来
のように大きければ軸推力Fの値が小さくなり、
本実施例のようにφの値が小さければ、軸推力F
の値が大きくなる。
上記スプールがこの切換位置に存する際には、
第1環状室9の圧力P1と第5環状室13の圧力
P2との差圧ΔP=(P1−P2)により生じる押力Fp
=(π・d1 2)・(P1−P2)/4と電磁ソレノイド5
の電磁力F0との合力F1が図中右側に位置するセ
ンタリングスプリング21(第2図参照)のバネ
力Fsと、上記軸推力Fとの合力F2よりも大きく
なつている。
次に、上記電磁ソレノイド5を消磁して、すな
わちF0=0として、スプール2を図中左方向に
移動させて、第3図に示す中立位置に復帰させ
る。この切換えは、図中右側に位置するセンタリ
ングスプリング21のバネ力Fpと、上記負荷ポ
ートAからタンクポートTへの油の流入に伴い、
第2開口部19により生じる軸推力Fとの合力
F3が、上記第1、第5環状室9,13相相互間
の差圧により生じる押力Fp=(π・d1 2)・(P1
P2)/4よりも大きくなるため、スムーズに行
える。すなわち、補助ランド16を形成すること
により、上記切換弁は、従来第1ランド3のみの
ものと比べて、第2環状室10から第1環状室9
に流入する油の流入角度(第4図中φで示す)が
小さくなり、また、絞り効果も生じるため、流入
速度が大きくなる。従つて、中立位置方向への大
きな軸推力Fがスプール2に作用することによ
り、上記押力Fp=(π・d1 2)・(P1−P2)/4に
打ち勝ち、従来より大流量のものでもスプール2
を中立位置側にスムーズに切換えることができ
る。
第5図は、補助ランドを形成せずに第1開口部
で軸推力が発生する従来の切換弁(図中点線で示
す)と、第3,4図に示すように補助ランド1
6,17を形成し、第2開口部19で軸推力が発
生する上記実施例の切換弁(図中実線で示す)を
夫々切換える際の各スプールに働く軸推力のスト
ロークに対する変動を示している。図中、点Oは
第6図に示すような開口直前状態を示し、点Qは
第4図に示すような全開状態(切換位置)を示し
ており、従来の切換弁と上記実施例の切換弁とは
点Oから点Pまではスプールに働く軸推力が同じ
ように大きくなるが、点Pを過ぎてからは、従来
の切換弁のスプールに働く軸推力は急激に下降し
て小さくなつていくのに対し、上記実施例の切換
弁のスプール2に働く軸推力Fは、補助ランド1
6が形成されているために緩やかな下降曲線を描
いて徐々に小さくなり、従来のものよりも大きな
軸推力Fが得られることがわかる。したがつて、
軸推力Fとスプリングのバネ力Fsとの和F3が大
きくなつて切換位置から中立位置に戻りやすくな
る。故に、最大流量を同一にした場合、従来のも
のと比べると、軸推力Fが増大した分だけスプリ
ングのバネ力Fsを小さくすることができ、電磁
ソレノイドを小型化することができる。言い替え
れば、スプリングのバネ力を従来と同様なものと
すれば、流量が増大するようになる。
なお、電磁ソレノイド5を励磁して第3図から
第4図に切換える切換過渡期には、主として第1
開口部18により軸推力が第4図中右方向への切
換えに抗する切換抵抗として左向きにスプール2
に働き、第2開口部19による軸推力はスプール
2にそれ程働かず、スプール2の作動は関与しな
い一方、電磁ソレノイド5の消磁時には、第2開
口部19による軸推力Fがスプール2に有効に働
く。
本発明は本実施例に限定されるものではなく、
その他種々の態様で実施できる。例えば、第7、
第8図に示すように、中立位置オールポートオー
プン形の切換弁にも適用できる。すなわち、スプ
ール22の第1ランド3の第3環状室11側及び
第2ランド4の第3環状室11側にも夫々補助ラ
ンド23,24を形成するようにしてもよい。該
各補助ランド23,24はスプール22の中立位
置(第7図参照)で第2環状室10と第3環状室
11との間及び第3環状室11と第4環状室12
との間に夫々位置する一方、スプール22の切換
位置(第8図参照)では、補助ランド23は第3
環状室11内に大部分が位置するとともに、補助
ランド24は第4環状室12内に位置するように
なつている。上記第7図はスプール22の中立位
置を示し、各環状室は全て連通状態になつてい
る。第8図はスプール22を図中右方向に移動さ
せた切換位置を示し、第1環状室9と第2環状室
10及び第3環状室11と第4環状室12とが
夫々連通状態となつている。この切換位置から中
立位置にスプール22を戻す際には、補助ランド
16のコーナ16aと第2環状室10のコーナ1
0aとで形成された第2開口部19及び補助ラン
ド24のコーナ24aと第4環状室12のコーナ
12aとで形成された第4開口部25に夫々図中
左向きの軸推力が生じるため、2つの軸推力がよ
り効果的にスプール22に作用し、軸推力Fとス
プリングのバネ力Fsとの和F3が上記実施例のも
のよりも大きくなつて切換位置から中立位置によ
り戻りやすくなる。なお、26はスプール22の
縦断面円形の一部を切欠いてなる切欠部であつ
て、下半分の切欠いていない周面が弁室8の内壁
面に対して摺接することにより、スプール22を
支持するようにしている。また、27は第2ラン
ド4のコーナ4aと第4環状室12のコーナ12
aとで形成する第3開口部である。
また、第9図に中立位置を示し、第10図に切
換位置を示すように、中立位置プレツシヤポート
ブロツク型の切換弁にも適用できる。この場合、
切換位置から中立位置への操作においては、第4
図の切換弁と同様に、第2開口部19に軸推力F
が発生するため、該軸推力Fとスプリングのバネ
力Fsとの和F3が上記第4図にかかる実施例のも
のと同様に大きくなつて切換位置から中立位置に
戻りやすくなり、上記と同様の効果を奏しうる。
考案の効果 上記説明から明らかなように、本考案は、上記
第2環状室に位置する上記スプールの第1ランド
の第1環状室側に上記第1ランドの直径より小さ
な直径を有する補助ランドを形成し、かつこの補
助ランドを、上記第1ランドを第2環状室側から
第3環状室側へ切換えたとき、上記第2環状室内
に位置させると共に、上記スプールの切換位置で
上記第1ランドのコーナと上記第2環状室のコー
ナとで第1開口部を、さらに上記補助ランドのコ
ーナと上記第2環状室のコーナとで第2開口部と
を形成し、かつこの第2開口部よりも上記第1開
口部の面積を大なる関係になしたので、弁の開口
部の全開位置から弁の開口部が閉じる方向に切り
換える際に、上記第2開口部で発生しかつ上記開
口部が閉じる方向へ向いた軸推力がスプールに働
くため、軸推力とスプリングのバネ力との和が従
来のものよりも大きくなつて切換位置から中立位
置に戻りやすくなる。故に、最大流量を同一にし
た場合、従来のものと比べると、軸推力が増大し
た分だけスプリングのバネ力を小さくすることが
でき、電磁ソレノイドを消費電力の少ない小型の
ものにすることができる。言い替えれば、スプリ
ングのバネ力を従来と同様なものとすれば、流量
が増大するようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の切換弁を示す説明図、第2図は
本考案の一実施例に係る切換弁の一部切欠正面
図、第3,4図は夫々第2図の切換弁の中立位置
及び切換位置を示す説明図、第5図は従来の切換
弁と第2図の切換弁の軸推力の変動を夫々示す説
明図、第6図は第5図の開口直前を示す説明図、
第7,8図は夫々本考案の他の実施例を示す切換
弁の中立位置及び切換位置を示す説明図、第9,
10図は夫々本考案のさらに他の実施例を示す切
換弁の中立位置及び切換位置を示す説明図、第1
1図は第4図の要部拡大図である。 1……弁本体、2,22……スプール、3,4
……ランド、5,6……電磁ソレノイド、8……
弁室、9,10,11,12,13……環状室、
14……通路、16,17,23,24……補助
ランド、18,19,27,25……第1、第
2、第3、第4開口部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 弁本体1内に形成した弁室8の周囲に第1乃至
    第5の5個の環状室9,10,11,12,13
    を形成するとともに、上記両端の第1、第5環状
    室9,13を1つの通路14で連通して、その中
    間をタンクポートTに、上記中間の第3環状室1
    1を圧力ポートPに、上記他の第2、第4環状室
    10,12を2個の負荷ポートA,Bに夫々連通
    する一方、上記弁室8に一対のランド3,4と該
    両ランド3,4間に形成したグルーブ15とより
    なるスプール2を往復動自由に挿嵌するととも
    に、上記第1環状室9側から第5環状室13側へ
    上記スプール2を移動させる電磁コイル5,6及
    び上記第5環状室13側から第1環状室9側へ上
    記スプール2を移動させるスプリング21,20
    を備えた切換弁であつて、 上記第2環状室10に位置する上記第1ランド
    3の第1環状室9側に上記第1ランド3の直径よ
    り小さな直径を有する補助ランド16を一体形成
    し、かつ上記第1ランド3を第2環状室10側か
    ら第3環状室11側へ切り換えたとき上記補助ラ
    ンド16の端面を第2環状室10内に位置させる
    とともに、上記第1ランド3のコーナと上記第2
    環状室10のコーナとで第1開口部18を、さら
    に上記補助ランド16のコーナと上記第2環状室
    10のコーナとで第2開口部19とを形成し、か
    つこの第2開口部19よりも上記第1開口部18
    の面積を大なる関係にしたことを特徴とする切換
    弁。
JP1985163543U 1985-10-23 1985-10-23 Expired JPS6344615Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985163543U JPS6344615Y2 (ja) 1985-10-23 1985-10-23

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985163543U JPS6344615Y2 (ja) 1985-10-23 1985-10-23

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6181069U JPS6181069U (ja) 1986-05-29
JPS6344615Y2 true JPS6344615Y2 (ja) 1988-11-18

Family

ID=30721406

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985163543U Expired JPS6344615Y2 (ja) 1985-10-23 1985-10-23

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6344615Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100496650B1 (ko) * 2002-06-27 2005-06-22 주식회사 한화 유동력 보상이 가능한 스풀 밸브 및 이를 이용한 유압밸브, 공압 밸브, 3웨이 제어 밸브, 4웨이 제어 밸브
JP5316263B2 (ja) * 2009-06-30 2013-10-16 株式会社ジェイテクト 電磁弁

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4717824U (ja) * 1971-03-29 1972-10-30
JPS5433148U (ja) * 1977-08-08 1979-03-05

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS513927U (ja) * 1974-06-27 1976-01-13

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4717824U (ja) * 1971-03-29 1972-10-30
JPS5433148U (ja) * 1977-08-08 1979-03-05

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6181069U (ja) 1986-05-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0795088B1 (en) Pressure balance valve
WO2006050673A1 (fr) Soupape de regulation a trois voies de reduction de rapport de pression
JPH084937A (ja) 流体制御弁
JPH01247876A (ja) スプール弁
JPS6344615Y2 (ja)
JP3839562B2 (ja) スプール弁
JP2001108125A (ja) 弁装置
JP2719973B2 (ja) スプール弁
JPS58193979A (ja) 切換弁
JPH0246384A (ja) 電磁弁
JPS6044540B2 (ja) 直流作動式電磁弁
CN221443389U (zh) 电磁换向阀
JP2585339Y2 (ja) 差圧制御バルブ
JP2531884Y2 (ja) スプールバルブ
JPS5831008Y2 (ja) 電磁制御弁
JPS6112459Y2 (ja)
JPH0245574Y2 (ja)
JPH0632535Y2 (ja) 電磁比例圧力弁
JPS628711Y2 (ja)
JP2560794Y2 (ja) 電磁弁
JPH04181077A (ja) 電磁ポペット弁
JPH0712771Y2 (ja) 切換弁
JP2558541Y2 (ja) パイロット用比例電磁式圧力制御弁
JPH0238114Y2 (ja)
CN115992899A (zh) 阀芯换向时间可调式电磁换向阀