JPH04181077A - 電磁ポペット弁 - Google Patents

電磁ポペット弁

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JPH04181077A
JPH04181077A JP2308189A JP30818990A JPH04181077A JP H04181077 A JPH04181077 A JP H04181077A JP 2308189 A JP2308189 A JP 2308189A JP 30818990 A JP30818990 A JP 30818990A JP H04181077 A JPH04181077 A JP H04181077A
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poppet
valve
annular
tapered surface
seat
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JP2308189A
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Eiji Nishimoto
西本 栄司
Toru Matsuoka
徹 松岡
Fumio Honda
本田 文夫
Tetsuyuki Onoda
小野田 哲之
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Nachi Fujikoshi Corp
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Nachi Fujikoshi Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は小型軽量かつ高速応答性を要求される自動車お
よび一般車両のトランスミッション用等に適した電磁ポ
ペット弁に関する。
〔従来の技術〕
ポペット弁は、スプール弁やロータリー弁など地形式の
弁に比べて構造簡単かつシール作用が確実であり、弁の
ストロークも小さくて済むため前述の用途でもその殆ん
どを占めている。そのポペットおよび弁シートの当り部
の一般的構造は第5図に示すように、円錐状の当り面2
0を持つポペット4が、円筒面21と平坦面22の交線
から成る環状直角緑23の当り部を有する弁シート3に
当接して油路を遮断するものである。また、図とは逆に
環状直角緑の当り部を持つポペットが、円錐状の当り面
を有する弁シートに当接する構造のものもある。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記構造のポペット弁の作動時におけるポペットのスト
ローク(リフト量)と弁開度とは、第6図(A)に示す
ように一次直線比例の関係にある。
ここで同一開度、同一流量の状態で弁の作動する速度を
大きくすると、第7図に示すように単位時間当りの流量
変化が大きくなりサージ圧力の上昇がもたらされる。
自動車のトランスミッション用電磁ポペット弁において
DutyMrBを行う際、制御性向上のため弁の切換速
度を大きくしようとすると、これに伴って切換時の流量
変化率が高くなり、サージ圧力の上昇を招いてDu t
y特性の劣化、システムの振動、騒音といった問題が発
生する。このため、比較的安価で信顛性が高く高度の制
御が可能として一般化してきたDutylJ?iである
が、高速化、大流量化に限界があるとされている。
サージ圧力の上昇を防止するには、第6図(B)に示す
ように弁のストロークと弁開度の関係を非線形とし、と
くに弁の全閉直前もしくは開き始め部分で開度変化を極
端に低くすることが必要である。このためスプール弁に
おいては、スプール端部にテーパを付けたり、■字状切
欠を設けたりしているが、ポペット弁ではストロークが
短いためこのような対策はとられていなかった。
本発明は、ポペット弁においても弁の全閉直前もしくは
開き始め部分の開度変化を極小とし、サージ圧力の上昇
を防止し得葛ようにしたものである。
〔課題を解決するための手段〕
このため本発明は、特許請求の範囲に記載した構造の電
磁ポペット弁を提供することにより、従来技術の課題を
解決した。
(実施例〕 第1図および第2図に本発明の第1実施例を示す。この
実施例は本発明をノーマルクローズバランス型三方弁に
適用したものである。
図において1は!磁石であり、その外筒31はその下端
周縁で油圧制御弁2のシートホルダ32とかしめ結合さ
れている。外筒31内には、コイルボビン26に巻き付
けられたコイル16、その内側のスリーブ8、コイル中
心孔の下半部を占めるステータ11およびコイル中心孔
の上半部の油室内に上下摺動可能に配置されたプランジ
ャー10を有し、コイルポビン26上部のガイド13は
最上部を被うカバー14と共にケース1の上端周縁でか
しめ結合されている。プランジャー10の中心線上に取
付られたピン9はステータ11の中心穴を通って下に延
び、制御弁2のスプール24に接している。制御弁2の
シートホルダ32はほぼ円筒形をなし、その内部には上
から順に円環状のシート押え6、ポンプポートPへの通
路を持つ上部シート3a、アクチュエータポートAへの
通路を有するスペーサ5、タンクポートTへの通路のあ
る下部シート3b、最下部を塞いでシートホルダ32の
下端周縁とかしめ止めされているスプリングケース7を
有している。
スプール24は上部、下部の各シート3a、 3bの内
径部と摺動する上、下のバランスピストン25a。
25bを有するとともに、中間部には上、下2個のポペ
ット4a、4bが設けられており、上部のポペッ) 4
 aは上部シー1−3a下端の環状直角緑23aに、ま
た、下部のポペット4bは下部シー)3b上端の環状直
角緑23bにそれぞれ当接。
離脱可能とされている。
スプリングケース7にはアジ中スター12がねじ込まれ
ており、これとスプール24下端部のばね座との間には
スプリング17が張設されている。
そしてこれら電磁弁組立体はスナップリング19により
固定されたブラケットI5によりトランスミッションケ
ースに取付けられている。
第2図に上部ポペット4aと上部シー)3aとの当り部
分詳細を示す。上部シー)3aの当り部は円筒面21と
平坦面22の交線である環状直角緑23aであり、ポペ
ット4aと当接したときは当接線25と一致する。これ
に対してポペット4aの当り部は当接線25を含む微小
半径rの凹円環状面26と、それに滑らかに接続される
円筒面21と微小挟み角θ1をなしているテーパ面27
とで形成される。このテーパ面27の高さhはポペット
4aの全ストローク量Sに対してその175〜1/2の
範囲が、また、その上端縁と円筒面21との間隙αはポ
ペットの寸法にもよるが0.005〜0.1 mの範囲
が効果的である。
作用については、電磁石のコイル16に通電されるとプ
ランジャー10はステータ11に吸着されスプール24
は下方に移動する。スプール24の移動に伴いポペット
4aは弁シート3aから離脱し下方に移動するが、この
ストロークの始めは微小挟み角θ1をなすテーパ面27
が存在するため弁の開度変化は非常に小さい。ストロー
クが進行してポペット4aのテーパ面27の上端縁が、
弁シート3aの環状直角緑23aを過ぎると弁開度はス
トロークに比例するようになる。
また、電磁石のコイル16の通電が断たれるとプランジ
ャー10とステータ11間の吸引力が消滅し、スプール
24はスプリング17に押されて上方に移動する。従っ
てポペット4aは弁シート3aに向って上方に移動する
が、ストロークの終り近くボペッ1−4aのテーパ面2
7の上端縁が弁シート3aの環状直角緑23aを越えて
近づくと、弁の開度変化は非常に小さくなりながら最後
に弁シート3aに着座する。
本発明の第1実施例について、作動時のサージ圧力の実
験結果を第8図に示す。ここで(A)は本発明の、(B
)は従来技術の時間当り圧力変動のグラフであり、(A
)は(B)に比べてサージ圧力の上昇が押えられている
ことが読みとれる。
第3図に示すものは本発明の第2実施例であり、ポペッ
ト4aの当り部に第1実施例での円筒面21に沿うテー
パ面27に加えて、弁シート3aの平坦面22と狭い挟
み角度θ2をなす第2テーパ面28をポペット4aの当
り部の外周に設けたものである。
また、第4図に示すものは本発明の第3実施例であり、
これは、第1または第2実施例におけるボペッ)4a(
この図では断面で示す)の当り部外周に延びる円錐面か
ら立ち上って、更にその外周に着座時に弁シー) 3−
aの平坦部21と小間隙βを有する環状のフラット部2
9を設けたものである。
第2および第3実施例は、いずれもダンパー効果により
サージ圧力を低下させる能力を一層強化している。
このようなポペットあるいは弁シートの当り部の精密加
工は、総形ダイヤモンド砥石を用いたプロフィル研削に
より行われる。
なお、実施例の説明は上部のポペットおよび弁シートに
ついて行ったが、下部のそれについては電磁石の接、断
によるポペットの移動方向が逆になるだけで同様である
。また、実施例とは逆にポペットの当り部を環状直角緑
部とし、シートの当り部を当接線を含む微小径の凹円環
状面とそれに接続する挟角度のテーパ面に形成しても同
様に成立する。
〔発明の効果〕
本発明は、電磁ポペット弁のポペットと弁シートの各当
り部の一方が環状直角緑であるのに対して、他方を前記
環−状直角縁との当接線を含む微小半径の凹円環状面と
それに接続する挟角度のテーパ面が弁のストロークの1
75から172の高さに設けられている形状としている
ので、弁の開き始めあるいは全閉直前の弁の開度変化は
極めて小さくなり、サージ圧力の上昇を防止することが
できる。
また、サージ圧力を減少できるので、−層の高速応答、
大流量のDu ty制御弁を用いるシステムの実現が可
能となり、さらに従来システムに用いてその低騒音、低
振動化がはかれる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例を示す縦断面図、第2図は
第1図の■部分の拡大縦断面図、第3図は第2実施例の
、および第4図は第3実施例の各要部拡大縦断面図、第
5図は従来技術を示す要部拡大縦断面図、第6図は弁の
開度とストローク、および第7図は弁の流量と時間との
それぞれ関係を示すグラフ、第8図は本発明と従来技術
についての時間当り圧力変動の比較実験結果を示すグラ
フである。 1・・・電磁石、2・・・制御弁、3,3a・・・弁シ
ート、4.4a・・・ポペット、17・・・スプリング
、20・・・円錐状当り面、21・・・円筒面、22・
・・平坦面、23.23a・・・環状直角緑、25・・
・当接線、26・・・凹円環状面、27・・・テーパ面
、28・・・第2テーパ面、29・・・フラット部。 代理人 弁理士  河 内 潤 二 第 1 図 第5図 (A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ボディ内に摺動自在に配設されたポペットを電磁力とス
    プリングによって往復動させボディに設けた弁シートに
    着座・離脱させて油路を開閉する電磁弁において、前記
    ポペットと前記弁シートの各当り部の一方が環状直角縁
    であり、他方が前記環状直角緑との当接線を含む微小半
    径の凹円環状面とそれに接続する狭角度のテーパ面が弁
    のストロークの1/5から1/2の高さに設けられてい
    る形状としたことを特徴とする電磁ポペット弁。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002089737A (ja) * 2000-09-18 2002-03-27 Smc Corp 真空排気弁
JP2002089736A (ja) * 2000-09-18 2002-03-27 Smc Corp パイロット式2ポート真空バルブ
JP2011052796A (ja) * 2009-09-03 2011-03-17 Toyota Motor Corp ベルト式無段変速機の油圧制御装置
US8070129B2 (en) 2007-09-14 2011-12-06 Denso Corporation Solenoid valve

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