JPS6344607A - プラスチツク光フアイバカプラ及びその製造方法 - Google Patents
プラスチツク光フアイバカプラ及びその製造方法Info
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- JPS6344607A JPS6344607A JP18847586A JP18847586A JPS6344607A JP S6344607 A JPS6344607 A JP S6344607A JP 18847586 A JP18847586 A JP 18847586A JP 18847586 A JP18847586 A JP 18847586A JP S6344607 A JPS6344607 A JP S6344607A
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Landscapes
- Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
- Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は損失が小さく、信頼性の高いプラスチック光フ
ァイバカプラおよびその製造方法に関するものである。
ァイバカプラおよびその製造方法に関するものである。
従来のプラスチック光ファイバカプラの製造方法は、例
えば、特開昭59−7330号公報、特開昭59−79
20号公報、特開昭59−7921号公報等に記載のよ
うに複数のプラスチック光ファイバを束にし、所定の箇
所を加熱して軟化させながら光ミキシング部分を形成す
るものであった。
えば、特開昭59−7330号公報、特開昭59−79
20号公報、特開昭59−7921号公報等に記載のよ
うに複数のプラスチック光ファイバを束にし、所定の箇
所を加熱して軟化させながら光ミキシング部分を形成す
るものであった。
また、プラスチック光ファイバ束を、加熱ひねり、VA
着、延伸させ、テーパ状分布結合部を形成する方法が、
昭和61年度電子通信学会総合全国大会Nα856にお
いて論じられている。
着、延伸させ、テーパ状分布結合部を形成する方法が、
昭和61年度電子通信学会総合全国大会Nα856にお
いて論じられている。
上記従来技術を用いてプラスチック光ファイバカプラを
作成する場合、加熱の制御が雛しくプラスチック光ファ
イバが膨張したり、加熱による溶断をまねきやすいなど
加工が難しく、作成に熟練を要する面があった、また、
光ミキシング部分にテーパ加工をほどこす場合、テーパ
中央部においで、プラスチック光ファイバが細径化され
るため折れやすいといったことや、固定しにくいどいつ
た信頼性に欠ける面があった。
作成する場合、加熱の制御が雛しくプラスチック光ファ
イバが膨張したり、加熱による溶断をまねきやすいなど
加工が難しく、作成に熟練を要する面があった、また、
光ミキシング部分にテーパ加工をほどこす場合、テーパ
中央部においで、プラスチック光ファイバが細径化され
るため折れやすいといったことや、固定しにくいどいつ
た信頼性に欠ける面があった。
本発明は、製造方法が容易で信頼性の高いプラスチック
光ファイバカプラおよびその製造方法を堤供することに
ある。
光ファイバカプラおよびその製造方法を堤供することに
ある。
上記目的は、複数本のプラスチック光ファイバを束ね樹
脂チューブ内に挿入し、加熱などの方法で樹脂チューブ
ごとプラスチック光ファイバを軟 ′化させ、樹脂
チューブの収縮と延伸によってプラスチック光ファイバ
を所定の形状とすることにより達成される。
脂チューブ内に挿入し、加熱などの方法で樹脂チューブ
ごとプラスチック光ファイバを軟 ′化させ、樹脂
チューブの収縮と延伸によってプラスチック光ファイバ
を所定の形状とすることにより達成される。
樹脂チューブとしては、ふっ素樹脂であるテトラフルオ
ロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体やシリ
コーンゴムなどの押出チューブを加熱し、径を膨張させ
冷却固化させたもので、加熱により元の寸法に収縮する
熱収縮チューブとしての作用をもつものがよい、また、
耐熱温度が2oO℃程度で、従来知られているプラスチ
ック光ファイバの耐熱温度よりも高い。このため、樹脂
チューブごとプラスチック光ファイバを加熱した場合、
プラスチック光ファイバが十分軟化した状態に於いても
、樹脂チューブは強度を保ち収縮作」を生じても一定以
下の収縮径になることがないため、プラスチック光ファ
イバが破断することが少ない。
ロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体やシリ
コーンゴムなどの押出チューブを加熱し、径を膨張させ
冷却固化させたもので、加熱により元の寸法に収縮する
熱収縮チューブとしての作用をもつものがよい、また、
耐熱温度が2oO℃程度で、従来知られているプラスチ
ック光ファイバの耐熱温度よりも高い。このため、樹脂
チューブごとプラスチック光ファイバを加熱した場合、
プラスチック光ファイバが十分軟化した状態に於いても
、樹脂チューブは強度を保ち収縮作」を生じても一定以
下の収縮径になることがないため、プラスチック光ファ
イバが破断することが少ない。
[実施例〕
以下、本発明の第1の実施例を第1図により説明する。
プラスチック光ファイバカプラの製造工程を第1図(a
)(b)(c)(d)に示す。
)(b)(c)(d)に示す。
第1図(a)において、プラスチック光ファイバ1はコ
ア3とクラッド4からなり、従来方法で製造されたもの
である。従来知られているプラスチック光ファイバの材
料には、例えはコア材としてポリメチルメタクリレート
(PMMA)、ポリスチレン、ポリカーボネート等があ
り、クラツド材としてはフッ素ポリマーやPMMA等が
用いられており、前記プラスチック光ファイバ1の材料
もこれらと何ら変わらない。このプラスチック光ファイ
バ1をn本まとめて束ね、プラスチック光ファイバ束2
とする。ここでは、特に2本の場合について説明する。
ア3とクラッド4からなり、従来方法で製造されたもの
である。従来知られているプラスチック光ファイバの材
料には、例えはコア材としてポリメチルメタクリレート
(PMMA)、ポリスチレン、ポリカーボネート等があ
り、クラツド材としてはフッ素ポリマーやPMMA等が
用いられており、前記プラスチック光ファイバ1の材料
もこれらと何ら変わらない。このプラスチック光ファイ
バ1をn本まとめて束ね、プラスチック光ファイバ束2
とする。ここでは、特に2本の場合について説明する。
第1図(b)において、前記プラスチック光ファイバ束
2を、樹脂チューブ5の内部に挿入する。ここで、樹脂
チューブ5は。
2を、樹脂チューブ5の内部に挿入する。ここで、樹脂
チューブ5は。
従来より電気絶縁・被覆・保護等に用いられているもの
で、例えばフッ素樹脂であるテトラフルオロエチレン−
ヘキサフルオロプロピレン共重合体やシリコーンゴムな
どを材料として製造されたものである。また、樹脂チュ
ーブ5は、透明で、加熱により収縮する熱収縮チューブ
として加工されたものであり、150℃程度の加熱で、
径方向に対して25%〜50%程度の収縮率をもつもの
である。プラスチック光ファイバ1は、直径がlam。
で、例えばフッ素樹脂であるテトラフルオロエチレン−
ヘキサフルオロプロピレン共重合体やシリコーンゴムな
どを材料として製造されたものである。また、樹脂チュ
ーブ5は、透明で、加熱により収縮する熱収縮チューブ
として加工されたものであり、150℃程度の加熱で、
径方向に対して25%〜50%程度の収縮率をもつもの
である。プラスチック光ファイバ1は、直径がlam。
長さ1mのものを用いた。この場合、樹脂チューブ5の
収縮前の内径は、プラスチック光ファイバ1が2ケ入る
程度であればよいが、実現したいテーパウェストに合わ
せた収縮率と内径をもつものを選択する。ここでは、収
縮部内径が2mm、長さ30〜40na、収縮率が15
0℃で35%程度のものを使用している。始めに、熱源
6により低温(80℃程度)で樹脂チューブ全体を加熱
し収縮させ、プラスチック光ファイバ束2と密着させる
。
収縮前の内径は、プラスチック光ファイバ1が2ケ入る
程度であればよいが、実現したいテーパウェストに合わ
せた収縮率と内径をもつものを選択する。ここでは、収
縮部内径が2mm、長さ30〜40na、収縮率が15
0℃で35%程度のものを使用している。始めに、熱源
6により低温(80℃程度)で樹脂チューブ全体を加熱
し収縮させ、プラスチック光ファイバ束2と密着させる
。
その後、樹脂チューブ5の中央部5〜lom程度を高温
(150℃程度)で加熱する。樹脂チューブ5中央部の
プラスチック光ファイバ束2が十分に軟化したら、第1
図(C)のようにプラスチック光ファイバ束2を左、右
外側に延伸し、テーパ部7を形成する。次に第1図(d
)のようにプラスチック光ファイバ束2をひねり、第1
図(C)のテーパ部の中央部に第1図(d)のようなひ
ねり部8を形成する。第1図(c)、(d)の工程は加
熱と同時に行ってもよい。加熱をやめることによりプラ
スチック光ファイバ束2は硬化し、2人力、2出力とい
ったnXnの光の分岐・結合に使用されるプラスチック
光ファイバカプラが形成される。
(150℃程度)で加熱する。樹脂チューブ5中央部の
プラスチック光ファイバ束2が十分に軟化したら、第1
図(C)のようにプラスチック光ファイバ束2を左、右
外側に延伸し、テーパ部7を形成する。次に第1図(d
)のようにプラスチック光ファイバ束2をひねり、第1
図(C)のテーパ部の中央部に第1図(d)のようなひ
ねり部8を形成する。第1図(c)、(d)の工程は加
熱と同時に行ってもよい。加熱をやめることによりプラ
スチック光ファイバ束2は硬化し、2人力、2出力とい
ったnXnの光の分岐・結合に使用されるプラスチック
光ファイバカプラが形成される。
本発明の第2の実施例を第2図しこ示す。
第2図(a)において、実施例1と同様に、コア3.ク
ラッド4からなるプラスチック光ファイバ1を束ね、プ
ラスチック光ファイバ束2として樹脂チューブ5aに挿
入し、熱源6により樹脂チューブ5a中央部を加熱する
。樹脂チューブ5aは、収縮率5o%のものを用いる。
ラッド4からなるプラスチック光ファイバ1を束ね、プ
ラスチック光ファイバ束2として樹脂チューブ5aに挿
入し、熱源6により樹脂チューブ5a中央部を加熱する
。樹脂チューブ5aは、収縮率5o%のものを用いる。
この際の2−Z′の断面は第2図(e)に示すよう樹脂
チューブ5a内にコア3.クラッド4からなるプラスチ
ック光ファイバ1が並んでいる6次に、第2図(b)の
ように、延伸によりテーパ部7を得る。
チューブ5a内にコア3.クラッド4からなるプラスチ
ック光ファイバ1が並んでいる6次に、第2図(b)の
ように、延伸によりテーパ部7を得る。
この際のz−z’の断面は第2図(f)に示すように、
樹脂チューブ5aの収縮後向径になる。ここで、テーパ
部7の中央であるz−z’面を切断し、研磨する。第2
図(c)においては、プラスチック光ファイバ1bを用
意し、先端を研磨し。
樹脂チューブ5aの収縮後向径になる。ここで、テーパ
部7の中央であるz−z’面を切断し、研磨する。第2
図(c)においては、プラスチック光ファイバ1bを用
意し、先端を研磨し。
接着材9によりプラスチック光ファイバ束2のテーパ部
7の先端に着ける。接着材9は、透明なプラスチック光
ファイバのコア材と同一の屈折率の熱硬化樹脂を用いて
いる。第2(d)においては、樹脂チューブ5aと、プ
ラスチック光ファイバ1bの周りを樹脂チューブ5bで
被覆し、熱源6により加熱する。熱により接着材9が硬
化し、プラスチック光ファイバ束2とプラスチック光フ
ァイバ1bが固定し、同時に樹脂チューブ5bが収縮し
、接続部を固定する。本実施例によれば、バラツキの小
さな1人力、2人力といったIXnの光の分岐・結合に
使用されるプラスチック光ファイバカプラが実現出来る
。
7の先端に着ける。接着材9は、透明なプラスチック光
ファイバのコア材と同一の屈折率の熱硬化樹脂を用いて
いる。第2(d)においては、樹脂チューブ5aと、プ
ラスチック光ファイバ1bの周りを樹脂チューブ5bで
被覆し、熱源6により加熱する。熱により接着材9が硬
化し、プラスチック光ファイバ束2とプラスチック光フ
ァイバ1bが固定し、同時に樹脂チューブ5bが収縮し
、接続部を固定する。本実施例によれば、バラツキの小
さな1人力、2人力といったIXnの光の分岐・結合に
使用されるプラスチック光ファイバカプラが実現出来る
。
本発明の第3の実施例を第3図に示す。
第3図(、)において、実施例1と同様に、コア3、ク
ラッド4からなるプラスチック光ファイバ1を用意し、
プラスチック光ファイバ束2とする0次に、第3図(b
)において、プラスチック光ファイバ1の中央部を20
〜30s+11!iS度、研磨もしくは有機溶剤を用い
てクラッド部を除去し、クラッド除去部10とする。第
3図(b)において、クラッド除去部10が十分環われ
るよう樹脂チューブ5をかぶせる。樹脂チューブ5は、
収縮率が150℃で35%程度で30〜40画長さのも
のを使用している。初めに熱源6により低温(80℃程
度)で樹脂チューブ5全体を加熱し収縮させ、プラスチ
ック光ファイバ束2と密着させる。その後、樹脂チュー
ブ5の中央部5〜10m程度を高@(150’C程度)
で加熱する。樹脂チューブ5中央部のプラスチック光フ
ァイバ束が十分に軟化したら、第3図(cl)のように
プラスチック光ファイバ束2を左・右外側に延伸し、テ
ーパ一部11.ミキシング部12を形成する。加熱後テ
ーバ部11.ミキシング部12において、プラスチック
光ファイバ束2が硬化し一体化する。
ラッド4からなるプラスチック光ファイバ1を用意し、
プラスチック光ファイバ束2とする0次に、第3図(b
)において、プラスチック光ファイバ1の中央部を20
〜30s+11!iS度、研磨もしくは有機溶剤を用い
てクラッド部を除去し、クラッド除去部10とする。第
3図(b)において、クラッド除去部10が十分環われ
るよう樹脂チューブ5をかぶせる。樹脂チューブ5は、
収縮率が150℃で35%程度で30〜40画長さのも
のを使用している。初めに熱源6により低温(80℃程
度)で樹脂チューブ5全体を加熱し収縮させ、プラスチ
ック光ファイバ束2と密着させる。その後、樹脂チュー
ブ5の中央部5〜10m程度を高@(150’C程度)
で加熱する。樹脂チューブ5中央部のプラスチック光フ
ァイバ束が十分に軟化したら、第3図(cl)のように
プラスチック光ファイバ束2を左・右外側に延伸し、テ
ーパ一部11.ミキシング部12を形成する。加熱後テ
ーバ部11.ミキシング部12において、プラスチック
光ファイバ束2が硬化し一体化する。
本発明によれば、バラツキの少ない2人力、2入出力と
いったnXnの光の分岐・結合に使用されるプラスチッ
ク光ファイバカプラが実現出来る。
いったnXnの光の分岐・結合に使用されるプラスチッ
ク光ファイバカプラが実現出来る。
本発明の第4の実施例を第4図に示す。
第4図(a)において、クラッド被覆をもたない数本の
コアファイバ12を用意する。コアファイバ12は、実
施例1と同様の材料にて作成されたもので、1 m程度
の長さに切断し束ね、コアファイバ束13とする。第4
図(b)において、コアファイバ束13を樹脂チューブ
5内に挿入する。
コアファイバ12を用意する。コアファイバ12は、実
施例1と同様の材料にて作成されたもので、1 m程度
の長さに切断し束ね、コアファイバ束13とする。第4
図(b)において、コアファイバ束13を樹脂チューブ
5内に挿入する。
樹脂チューブは、収縮率が150℃で35%程度で30
〜40nn長さのものを使用している。初めに、熱g6
により低温(80℃程度)で樹脂チューブ5全体を加熱
し収縮させ、コアファイバ束13と密着させる。その後
、樹脂チューブ5の中央部5〜10nm程度を高温(1
50℃程度)で加熱する。樹脂チューブ5の中央部のコ
アファイバ束が十分に軟化したら、第4図(c)のよう
に。
〜40nn長さのものを使用している。初めに、熱g6
により低温(80℃程度)で樹脂チューブ5全体を加熱
し収縮させ、コアファイバ束13と密着させる。その後
、樹脂チューブ5の中央部5〜10nm程度を高温(1
50℃程度)で加熱する。樹脂チューブ5の中央部のコ
アファイバ束が十分に軟化したら、第4図(c)のよう
に。
コアファイバ束を左、右外側に延伸し、テーパ部11、
ミキシング部12を形成する。加熱後、テーパ部11.
ミキシング部12において、コアファイバ束13が硬化
し一体化する。コアファイバ束13が硬化後、樹脂チュ
ーブ5によって被覆されない部分にクラツド材14を付
着する。本実施例によれば、バラツキの少ない多ボート
化に適したnXnの光の分岐・結合に使用されろプラス
チック光ファイバカプラが実現出来る。
ミキシング部12を形成する。加熱後、テーパ部11.
ミキシング部12において、コアファイバ束13が硬化
し一体化する。コアファイバ束13が硬化後、樹脂チュ
ーブ5によって被覆されない部分にクラツド材14を付
着する。本実施例によれば、バラツキの少ない多ボート
化に適したnXnの光の分岐・結合に使用されろプラス
チック光ファイバカプラが実現出来る。
本発明の第5の実施例を第5図に示す。
第5図(a)において、実施例4と同様に、クラッド被
覆をもたない数本のコアファイバ12を用意し、コアフ
ァイバ束13として樹脂チューブ5内に挿入し、熱源6
により加熱して第5図(b)に示すようなテーバ部7.
ミキシング部11を形成する。コアファイバ束13が硬
化後、第5図(C)に示すよう樹脂チューブ5をコアフ
ァイバ束13よりはぎとる。その後第5図(d)に示す
ようにコアファイバ東全体に、クラツド材14を付着す
る。本実施例によれば、バラツキの少ない低損失なnX
nの光の分岐・結合に使用されるプラスチック光ファイ
バカプラが実現出来る。
覆をもたない数本のコアファイバ12を用意し、コアフ
ァイバ束13として樹脂チューブ5内に挿入し、熱源6
により加熱して第5図(b)に示すようなテーバ部7.
ミキシング部11を形成する。コアファイバ束13が硬
化後、第5図(C)に示すよう樹脂チューブ5をコアフ
ァイバ束13よりはぎとる。その後第5図(d)に示す
ようにコアファイバ東全体に、クラツド材14を付着す
る。本実施例によれば、バラツキの少ない低損失なnX
nの光の分岐・結合に使用されるプラスチック光ファイ
バカプラが実現出来る。
プラスチック光ファイバカプラのミキシング部に樹脂チ
ューブを被覆することにより細径部の固定が可能となる
ため、曲げや振動に対し強くなり信頼性が大巾に向上す
る。樹脂チューブに熱収縮チューブを用いることにより
、加熱延伸によるテーパの構造が再現性よく実現出来、
製造歩留りが向上する。テーパ構造は、樹脂チューブの
収縮率と、加熱によるプラスチック光ファイバの軟化範
囲と延伸長さによって決定出来る。
ューブを被覆することにより細径部の固定が可能となる
ため、曲げや振動に対し強くなり信頼性が大巾に向上す
る。樹脂チューブに熱収縮チューブを用いることにより
、加熱延伸によるテーパの構造が再現性よく実現出来、
製造歩留りが向上する。テーパ構造は、樹脂チューブの
収縮率と、加熱によるプラスチック光ファイバの軟化範
囲と延伸長さによって決定出来る。
樹脂チューブが熱収縮チューブであるため、収縮により
プラスチック光ファイバを保持し、プラスチック光ファ
イバを樹脂チューブごとに延伸出来るため、プラスチッ
ク光ファイバそれぞれに均一な力で延伸することが可能
となり、分配バラツキが低減される。
プラスチック光ファイバを保持し、プラスチック光ファ
イバを樹脂チューブごとに延伸出来るため、プラスチッ
ク光ファイバそれぞれに均一な力で延伸することが可能
となり、分配バラツキが低減される。
クラッド被覆のない部分をもつプラスチック光ファイバ
を用いる場合、樹脂チューブを用いて光ミキシング部を
形成すると同時にクラッド被覆が出来、製造工程が簡単
になる。樹脂チューブの耐熱温度が200℃程度とプラ
スチック光ファイバの耐熱温度よりも高く、プラスチッ
ク光ファイバを十分軟化出来る温度範囲が広くとれるた
め、加熱温度のコントロールが容易でありプラスチック
光ファイバが破断することが少ない。このため、製造装
置が安価に出来、製造歩留りの向上がはかれる。
を用いる場合、樹脂チューブを用いて光ミキシング部を
形成すると同時にクラッド被覆が出来、製造工程が簡単
になる。樹脂チューブの耐熱温度が200℃程度とプラ
スチック光ファイバの耐熱温度よりも高く、プラスチッ
ク光ファイバを十分軟化出来る温度範囲が広くとれるた
め、加熱温度のコントロールが容易でありプラスチック
光ファイバが破断することが少ない。このため、製造装
置が安価に出来、製造歩留りの向上がはかれる。
樹脂チューブは、本来電気絶縁材料として用いられてい
るものを使用出来るため、その性能として化学薬品すべ
てに十分な抵抗性をもち、収縮後は、温度についても安
定した性能を示すため、プラスチック光ファイバカプラ
自体のイ8頼性が向上する。
るものを使用出来るため、その性能として化学薬品すべ
てに十分な抵抗性をもち、収縮後は、温度についても安
定した性能を示すため、プラスチック光ファイバカプラ
自体のイ8頼性が向上する。
第1図は本発明の第1の実施例のIi造工程を示す図、
第2図(a)(b)(c)(d)は第2の実施例工程を
示す図であり(e)(f)は(a)(b)の断面を示す
図、第3図は本発明の第3の実施例の製造工程を示す図
、第4図は第4の実施例の製造工程を示す図、第5図は
第5の実施例の製造工程を示す図である。 1・・・プラスチック光ファイバ、2・・・プラスチッ
ク光ファイバ束、3・・・コア、4・・・クラッド、5
・・・樹脂チューブ、6・・・熱源、7・・・テーパ部
、8・・・ひねり部、9・・接着材、1o・・・クラッ
ド除去部、11・・・ミキシング部、12・・・コアフ
ァイバ、13・・・コアファイバ束、14・・・クラツ
ド材。
第2図(a)(b)(c)(d)は第2の実施例工程を
示す図であり(e)(f)は(a)(b)の断面を示す
図、第3図は本発明の第3の実施例の製造工程を示す図
、第4図は第4の実施例の製造工程を示す図、第5図は
第5の実施例の製造工程を示す図である。 1・・・プラスチック光ファイバ、2・・・プラスチッ
ク光ファイバ束、3・・・コア、4・・・クラッド、5
・・・樹脂チューブ、6・・・熱源、7・・・テーパ部
、8・・・ひねり部、9・・接着材、1o・・・クラッ
ド除去部、11・・・ミキシング部、12・・・コアフ
ァイバ、13・・・コアファイバ束、14・・・クラツ
ド材。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、複数のプラスチック光ファイバを束ねたプラスチッ
ク光ファイバ束と、該プラスチック光ファイバ束の一部
を被覆した熱収縮性透明樹脂チューブとから成り、前記
プラスチック光ファイバ束の前記透明樹脂チューブ被覆
部分に細径部を形成したことを特徴とするプラスチック
光ファイバカプラ。 2、特許請求の範囲第1項記載のものにおいて、前記透
明樹脂チューブの屈折率が前記プラスチック光ファイバ
のクラッドの屈折率と同等かそれ以下の屈折率をもつこ
とを特徴とするプラスチック光ファイバカプラ。 3、特許請求の範囲第1項記載のものにおいて、前記細
径部のプラスチック光ファイバ束に、ねじりを有するこ
とを特徴とするプラスチック光ファイバカプラ。 4、複数のプラスチック光ファイバを束ねたプラスチッ
ク光ファイバ束の一部に熱収縮性透明樹脂チューブを被
せ、前記透明樹脂チューブ被覆部分を加熱することによ
り細径部を形成することを特徴とするプラスチック光フ
ァイバカプラの製造方法。 5、特許請求の範囲第1項記載の製造方法において、前
記プラスチック光ファイバ束の前記透明樹脂チューブの
両側に、引張力及びねじりを加えながら前記透明樹脂チ
ューブ被覆部分を加熱することを特徴とするプラスチッ
ク光ファイバカプラの製造方法。 6、特許請求の範囲第4項記載の製造方法において、少
なくとも前記細径部となる部分のクラッドを除去したプ
ラスチック光ファイバを用いることを特徴とするプラス
チック光ファイバカプラの製造方法。 7、複数のプラスチック光ファイバを束ねたプラスチッ
ク光ファイバ束の一部に熱収縮性透明樹脂チューブを被
せ、該透明樹脂チューブ被覆部分を加熱することにより
細径部を形成した後、前記透明樹脂チューブを除去し、
前記プラスチック光ファイバ束全体にクラッドを付着す
ることを特徴とするプラスチック光ファイバカプラの製
造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61188475A JP2539387B2 (ja) | 1986-08-13 | 1986-08-13 | プラスチツク光フアイバカプラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61188475A JP2539387B2 (ja) | 1986-08-13 | 1986-08-13 | プラスチツク光フアイバカプラ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6344607A true JPS6344607A (ja) | 1988-02-25 |
JP2539387B2 JP2539387B2 (ja) | 1996-10-02 |
Family
ID=16224374
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61188475A Expired - Lifetime JP2539387B2 (ja) | 1986-08-13 | 1986-08-13 | プラスチツク光フアイバカプラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2539387B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4923268A (en) * | 1987-09-14 | 1990-05-08 | Aster Corporation | Fiber optic coupler |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102323643A (zh) * | 2011-08-09 | 2012-01-18 | 吉林大学 | S形光纤单锥干涉仪的制备方法 |
KR101435660B1 (ko) | 2013-03-25 | 2014-08-28 | 호남대학교 산학협력단 | 플라스틱 광섬유 커플러의 제조방법 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5918921A (ja) * | 1982-07-23 | 1984-01-31 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | フアイバ形結合子及びその製造方法 |
JPS59135417A (ja) * | 1983-01-24 | 1984-08-03 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | スタ−カツプラ |
JPS60140208A (ja) * | 1983-12-27 | 1985-07-25 | Nec Corp | 光分岐合波回路の製造方法 |
-
1986
- 1986-08-13 JP JP61188475A patent/JP2539387B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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---|---|---|---|---|
US4923268A (en) * | 1987-09-14 | 1990-05-08 | Aster Corporation | Fiber optic coupler |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2539387B2 (ja) | 1996-10-02 |
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