JPS6344596Y2 - - Google Patents

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JPS6344596Y2
JPS6344596Y2 JP1982171855U JP17185582U JPS6344596Y2 JP S6344596 Y2 JPS6344596 Y2 JP S6344596Y2 JP 1982171855 U JP1982171855 U JP 1982171855U JP 17185582 U JP17185582 U JP 17185582U JP S6344596 Y2 JPS6344596 Y2 JP S6344596Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
partition wall
annular partition
clutch
input pulley
clutch mechanism
Prior art date
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Expired
Application number
JP1982171855U
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English (en)
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JPS5975961U (ja
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Publication date
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Priority to JP17185582U priority Critical patent/JPS5975961U/ja
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  • Pulleys (AREA)
  • General Details Of Gearings (AREA)
  • Arrangement Of Transmissions (AREA)
  • Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、動力作業車のミツシヨン部の入力プ
ーリーに関するものである。
従来、エンジンとミツシヨン部とをベルトにて
連動連結した動力作業車のミツシヨン連動機構に
おいて、エンジンからの動力を受けるためのミツ
シヨン部の入力プーリー内にクラツチ機構を内蔵
せしめた場合、クラツチ機構の発熱、およびベル
ト機構の発熱の放散が悪く、そのため同クラツチ
機構および同プーリーが過熱して効率の低下およ
び同クラツチ機構の劣化をうながすという欠点が
あつた。
本考案では、ミツシヨン部の入力プーリーの側
端面に放射状の放熱用突条を突設することによつ
て同プーリーの放熱面積を増加すると共に、プー
リーの回転によつて、同突条がプーリー側端面の
気流を攪乱し、放熱を促進させることによつて、
クラツチ機構およびベルト機構の過熱による効率
低下と劣化を防止して、上記の欠点を解消する動
力作業車のミツシヨン部の入力プーリーを提供せ
んとするものである。
本考案の実施例を図面にもとづいて詳細に説明
すれば、Aは動力作業車を示すものであり、同動
力作業車Aは、前部に走行機体aを後部に運搬機
体bを配し、両機体a,bは相互に揺動自在に連
結されている。
走行機体aには、右前方に運転部cが架装さ
れ、中央部には原動機部eが架装されており、同
原動機部eにはエンジンEが装備されており、同
エンジンE真下にフロントデフケース1が架装さ
れている。運搬機体bには、油圧シリンダーdに
よつてダンプ可能な荷台fが架装されている。
走行車輪は、走行機体a下部に前輪2を、運搬
機体b下部に後輪3,3′をそれぞれ両側に配し
ており、前輪2はフロントデフケース1両側に取
付けられており、同フロントデフケース1は、走
行機体aの機体フレーム4下方において支持柱5
を介して取付け、同フロントデフケース1後部は
ミツシヨンケース6と一体に連設されている。
後輪3,3′は、運搬機体bの両側機体フレー
ムを兼ねたチエンケース7の両外側に取付けられ
ており、後輪3はリヤデフケース8と連動連結し
ており、後輪3,3′はチエンケース7に内蔵し
たチエン連動機構によつて相互に連動している。
エンジンEで発生した動力は、同エンジンE前
方のエンジンプーリー9からベルト10を介して
フロントデフケース1前方に設けたミツシヨン部
の入力プーリー11を連動し、クラツチ機構gを
介してミツシヨン部6に至り、前輪2と後輪3,
3′とに向う動力に配分され、前輪2に向かう動
力は、フロントデフケース1を経て、前輪2を駆
動しており、後輪3,3′に向かう動力はミツシ
ヨン部6後部と、リヤデフケース8の間に介在す
るプロペラシヤフト12を介してリヤデフケース
8に至り、後輪3,3′を駆動して、6輪駆動の
動力運搬車を構成している。
入力プーリー11は、入力軸21の一端に広幅
のボス19を固着し、同ボス19の外側端19a
に、半径方向に伸延するとともに外側に向けて膨
出する膨出環状隔壁11aを一体的に突設し、同
環状隔壁11aの外周縁に、外周面にVベルト用
溝18を設けた筒状部11bの外側端11cを一
体的に突設し、同筒状部11bの内側端11dを
ボス19の内側端19bよりも内部に突出し、同
突出部11eと入力軸21との間にクラツチ機構
取付空間Cを形成するともに、同空間C内にクラ
ツチ機構gを配設し、かつクラツチ機構gと膨出
環状隔壁11aとの間に十分な広さの放熱空間D
を形成し、さらに、膨出環状隔壁11aの外側面
11a−1に、放射状に多数の放熱用突条14を
一体的に突設することによつて形成している。同
突条14は、正面から見て、回転方向rに対し、
中心部15から外周に向かうにつれて、後退角を
0゜から約30゜まで連続的に増加させた緩い曲線状
に形成されており、同突条14の正面から見た幅
員は、中心部15から外周に向かうにつれて連続
的に狭くなつており、同突条14は、中心部15
の始端と外周付近の終端を除き、外側端面13に
沿つて略同一の高さで突設されており、同始端お
よび終端は、端部に向かつて連続的に突出高さを
減じて外側端面と一致している。
入力プーリー11の外側端面13には、上記突
条14と同様の突条が6本等間隔に突設されてい
る。
入力プーリー11の中心部15には冷却フアン
16がフアンボス17を介して連設されている。
入力プーリー11の外周面には、Vベルト用の溝
18が形成されており、同プーリー11とエンジ
ンプーリー9との間には、Vベルト10が懸架さ
れている。入力プーリー11の内側中心部には、
ボス19が形成されており、同ボス19に内装し
た玉軸受20,20′によつて、ミツシヨンの入
力軸21の先端に軸支されており、エンドナツト
22によつて軸方向の摺動を防止している。また
入力プーリー内周面には、クラツチフエーシング
23と噛合するための略スプライン状の噛合部2
4が形成されている。入力プーリー11のボス1
9の後方に接してクラツチデイスク25が入力軸
21にスプライン嵌合されており、同クラツチデ
イスク25の後方には、押圧板26が入力軸21
に遊嵌されており同押圧板26の後面は、リリー
スベアリング27のインナーレース前面に当接し
ており、同ベアリング27のアウターレース後面
は、リリーススリーブ28の前端に当接してい
る。リリーススリーブ28はリリースレバー29
と一体をなしており、同スリーブ28後端はフエ
ースカム30になつており、同カム30はフロン
トデフケース1の前側面に配設されたベアリング
カバーの前面に形成された固定カム面31に当接
している。
入力プーリー11とクラツチデイスク25との
間には、噛合部24に噛合したクラツチフエーシ
ング23と、押圧板26に立設したスタツドボル
ト32に嵌合したクラツチ板33を交互に重層し
て介在させており、スタツドボルト32先端に螺
着したスタツドナツト34が、最前方のクラツチ
板33′に当接している。クラツチデイスク25
と押圧板26の間にはクラツチスプリング35
が、クラツチデイスク25に穿設されたクラツチ
スプリング取付孔36に、開口部に外向きの鍔を
有するコツプ状のスプリングリテーナー37を介
して弾発的に取付けられており、スタツドボルト
32とスタツドナツト34を介して重層したクラ
ツチフエーシング23と、クラツチ板33を押圧
しており、摩擦力によつて動力を入力プーリー1
1からクラツチデイスク25に伝達している。リ
リースレバー29は、運転部のクラツチペダルと
連動しており、同ペダル操作により、リリースレ
バー29と一体のリリーススリーブ28が入力軸
を中心として回動するようになつており、同スリ
ーブ28が回動すると、フエースカム30とリリ
ースカム31によつてリリーススリーブ28が前
進し、リリースベアリング27を介して押圧板2
6を、クラツチスプリングの押圧力に抗して前進
させ、重層したクラツチフエーシング23とクラ
ツチ板33との間の押圧力を取除き摩擦力による
動力の伝達を遮断するようになつている。また、
入力プーリー14の後端は、中心部に入力軸が貫
通すべく円孔が穿設された略皿形状のカバー38
によつて覆われている。
本考案の実施例は上記のように構成されている
ものであり、クラツチの断続時およびエンジン回
転力の脈動等の原因によるクラツチフエーシング
23とクラツチ板33間の滑り摩擦による発熱
は、熱伝導および、熱輻射、熱対流等によつて、
主に入力プーリー11に伝達され、同プーリー1
1表面から放散されるが、同プーリー11は突設
された突条14によつて、放熱面積が拡大されて
おり、加えて入力プーリー11と共に回転する冷
却フアン16によつて空気が同プーリー11外側
端面に吹付けられ、突条14によつて、同外側端
面に沿つた空気層が攪乱され、放熱を妨げる同外
側端面に付着した空気層を剥離するので、放熱効
果が向上し、過酷な使用状態下においても入力プ
ーリー11およびクラツチフエーシング23、ク
ラツチ板33が過熱することがない。
本考案では、エンジンとミツシヨン部とをベル
トにて連動連結した動力作業車のミツシヨン連動
機構において、エンジンからの動力を受けるため
のミツシヨン部の入力プーリー内にクラツチ機構
を内蔵せしめ、同入力プーリーの外側端面に放熱
用の突条を放射状に突設してあるので、クラツチ
機構およびミツシヨン部の入力プーリーの放熱効
果を高めて効率低下と劣化を防止するという効果
がある。
また、本考案では、入力プーリーの環状隔壁を
膨出環状隔壁とすることによつて内部に十分な広
さの放熱空間を形成し、かつ膨出環状隔壁の外側
面に設けた放熱用突条も湾曲させることによつて
放熱面積を大きくすることができるので、さら
に、入力プーリーの冷却高価を高めることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、動力作業車全体側面図、第2図は、
要部正面図、第3図は、要部−線断面図。 11……入力プーリー、14……突条、16…
…冷却フアン、g……クラツチ機構。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 エンジンEとミツシヨン部6とをベルト10に
    て連動連結した動力作業車のミツシヨン部におい
    て、 エンジンEからの動力を受けるためのミツシヨ
    ン部の入力プーリー11を、入力軸21の一端に
    広幅のボス19を固着し、同ボス19の外側端1
    9aに、半径方向に伸延するとともに外側に向け
    て膨出する膨出環状隔壁11aを一体的に突設
    し、同環状隔壁11aの外周縁に、外周面にVベ
    ルト用溝18を設けた筒状部11bの外側端11
    cを一体的に突設し、同筒状部11bの内側端1
    1dをボス19の内側端19bよりも内部に突出
    し、同突出部11eと入力軸21との間にクラツ
    チ機構取付空間Cを形成するともに、同空間C内
    にクラツチ機構gを配設し、かつクラツチ機構g
    と膨出環状隔壁11aとの間に十分な広さの放熱
    空間Dを形成し、さらに、膨出環状隔壁11aの
    外側面11a−1に、放射状に多数の放熱用突条
    14を一体的に突設して構成したしたことを特徴
    とする動力作業車のミツシヨン部における入力プ
    ーリー。
JP17185582U 1982-11-12 1982-11-12 動力作業車のミッション部の入力プーリー Granted JPS5975961U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17185582U JPS5975961U (ja) 1982-11-12 1982-11-12 動力作業車のミッション部の入力プーリー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17185582U JPS5975961U (ja) 1982-11-12 1982-11-12 動力作業車のミッション部の入力プーリー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5975961U JPS5975961U (ja) 1984-05-23
JPS6344596Y2 true JPS6344596Y2 (ja) 1988-11-18

Family

ID=30374770

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17185582U Granted JPS5975961U (ja) 1982-11-12 1982-11-12 動力作業車のミッション部の入力プーリー

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55123046A (en) * 1979-03-15 1980-09-22 Yamaha Motor Co Ltd Sieve of v-belt

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5026256U (ja) * 1973-07-02 1975-03-26

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55123046A (en) * 1979-03-15 1980-09-22 Yamaha Motor Co Ltd Sieve of v-belt

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JPS5975961U (ja) 1984-05-23

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