JPS6344503Y2 - - Google Patents

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JPS6344503Y2
JPS6344503Y2 JP1983172638U JP17263883U JPS6344503Y2 JP S6344503 Y2 JPS6344503 Y2 JP S6344503Y2 JP 1983172638 U JP1983172638 U JP 1983172638U JP 17263883 U JP17263883 U JP 17263883U JP S6344503 Y2 JPS6344503 Y2 JP S6344503Y2
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JP
Japan
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frame
skylight
receiving member
insect screen
opening
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JP1983172638U
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English (en)
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JPS6080226U (ja
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  • Building Awnings And Sunshades (AREA)
  • Catching Or Destruction (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、家屋の屋根に設けられる開閉式の天
窓に関し、特に夏期などに開放した場合に虫が侵
入するのを防止した天窓に関する。
最近一般の家屋においても天井から自然の光を
取り入れる様に天窓を設けたものが増えてきてい
る。そして、この天窓は、夏期には室内にこもつ
た熱を放出できる様に開閉可能に構成するのが好
ましい。ところが、天窓を開放すると、夏期の夜
間には虫が室内に侵入するという問題があり、折
角開閉可能に構成しても虫が入らない様に閉めざ
るを得ず、開閉可能に構成した意味が半減するこ
とになる。
このため、屋根に形成した開口の上端側に透明
な蓋体を開閉自在に配設すると共にその下方に防
虫網を配設した天窓が考案されている。
しかしながら、落葉その他の塵埃が防虫網上に
堆積等した場合、或いは長期間の使用によつて防
虫網が腐食、損傷した場合、防虫網の取り外しや
交換を行う必要が生じるが、防虫網はその外周枠
を螺子等によつて前記開口部の内周壁面に突設し
た取付枠に固着されているか、或いは、該取付枠
の内周端に設けた嵌合溝に外周枠を挿嵌させた構
造のものが広く採用されているために、その着脱
に極めて手間がかかり、しかも、防虫網はその着
脱時に、一旦、取付枠を通して開口部の上下方向
に挿通させる作業を必要とするが、防虫網と該防
虫網の上方に設けた蓋体間の空間が僅かであり、
且つその空間に蓋体の開閉機構等が配設されてい
るために、防虫網を取付枠から上記空間側に位置
させる作業の妨げとなつて着脱作業が困難である
と共に天窓に防虫網の角部等が衝突して該天窓を
破損させる虞れが生じる等の問題点があつた。
本考案は、このような問題点に鑑み、防虫網の
円滑な着脱作業を可能にすると共に確実な取付が
行えるようにした天窓を提供するものである。
以下、本考案の一実施例を第1図乃至第4図に
基づいて説明する。1は天窓枠で、家屋の屋根に
設けられた開口Aの周壁Bの上端部に嵌合固着さ
れており、金属型材などを四角枠状に組んで構成
されている。3は、前記天窓枠1の開口2を開閉
可能に外側から覆う覆体で、ポリカーボネートな
ど透光性又は半透光性の合成樹脂からなるドーム
状板4a,4bを二重構造にして構成されてい
る。この覆体3の外周部には、金属型材などを四
角枠状に組んだ取付枠5が一体固定され、この取
付枠5の一側縁と前記天窓枠1の一側縁とを蝶番
6で結合することにより、覆体3を上下に回動自
在に天窓枠1に枢着し、天窓枠1の開口2を覆体
3にて開閉自在となしている。7は取付枠5の下
面に取付けたパツキンで、覆体3を閉じた状態で
天窓枠1との水密性を確保する様にしている。8
a,8bは、天窓枠1と取付枠5との間に介装さ
れ、覆体3を常時開く方向に回動付勢する弾性伸
長軸で、ガススプリング等にて構成されている。
9は、覆体3を弾性伸長軸8a,8bの付勢力に
抗して閉じるための操作ワイヤで、取付枠5側の
滑車10と天窓枠1側の滑車(図示せず)とに巻
き掛けられ、その一端は天窓枠1に固定されると
共に、他端は、室内の適当な個所に配置したロツ
ク装置付きの巻取ドラム等(図示せず)に巻回さ
れ、覆体3を室内から遠隔操作にて開閉できる様
に構成されている。11は天窓枠1の下部にその
開口2を遮る様に配設された防虫網で、第3図及
び第4図に示す様に網12の外周部を一対の矩形
枠13a,13bにて挾持して成り、下側の矩形
枠13bを天窓枠1の下部内周に取付けた受け部
材14上に載置することによつて支持されてい
る。前記下側の矩形枠13bの相対向する2辺の
内側縁には突条15が突設され、この突条15を
受け部材14の対応する2辺の内側縁に係合させ
ることにより、この防虫網11が不測に動いて下
方に落下するのを防止している。なお、前記受け
部材14は天窓枠1の内周全周に枠状に設けても
よいが前記相対向する2辺だけでもよい。又、図
示例では、天窓枠1と受け部材14が共通のビス
16にて開口Aの周壁Bに取付け固定されている
が、この受け部材14を天窓枠1の下方に配置し
て、前記周壁Bに別に取付ける様にしても良く、
逆に天窓枠1と一体形成しても良い。
以上の構成において、室内から操作ワイヤ9を
操作することにより覆体3を上下回動して天窓を
開閉することができ、また覆体3を開いた状態で
も天窓枠1の開口2もしくはその内側に防虫網1
1が配設されているので、開口2を通つて室内に
虫等が侵入するのを防止できる。更に夏期の日中
は太陽光が強すぎて遮光する必要があつたが、防
虫網11を配置することにより遮光できるという
利点もある。また防虫網11は第5図の如く蝶番
17にて2つ折り可能にしておくことにより天窓
枠1への出入と取付けを容易にすることができ
る。
以上のように、本考案の天窓によれば、屋根に
形成した矩形状開口Aの周壁Bに天窓枠1を嵌合
固着し、この天窓枠1の上端開口部に透明又は半
透明合成樹脂からなるドーム形状の覆体3を開閉
自在に取付け、さらに、前記天窓枠1の開口部下
端又は周壁Bの内周面に受け部材14を一体に設
け、この受け部材14上に防虫網11の外周矩形
枠を取り外し自在に載置すると共に該矩形枠の相
対向する2辺の下面に突条15を突設してこれら
の突条15を前記受け部材14の対向する2辺の
内側縁に係合させるように構成しているので、夏
期等に覆体3を開放しても、その下方に配設した
防虫網11によつて虫等が室内に侵入するのを防
止できると共に太陽光を適度に遮光できるもので
あり、又、防虫網11は天窓枠1の開口部下端又
は周壁Bの内周面に設けた受け部材14上に単に
載置されているだけであるから、該受け部材14
に対する防虫網11の着脱が極めて容易に行え、
その上、この防虫網11の上方に配設している覆
体3はドーム形状に形成されているので、該覆体
3と防虫網11間の空間部が広くなつて防虫網1
1の取外し或いは取付け時に、覆体3が閉止して
いる状態においても、防虫網11を一旦、受け部
材14部分の開口部を通して、該開口部の上下方
向に挿通させる作業が円滑に行え、従つて、防虫
網11の補修や交換時等における着脱作業が簡単
に行えると共に覆体3に防虫網11の角部等が当
接して覆体3を破損させる虞れもなくなるもので
ある。
又、受け部材14上に防虫網11を載置した状
態においては、防虫網11の外周矩形枠の相対向
する2辺の下面に突設している突条15を受け部
材14の対向する2辺の内側縁に係合させるよう
にしているので、防虫網11を受け部材14上に
単に載置しているにすぎないにも拘わらず、該防
虫網11の不測の脱落を確実に阻止し得るもので
ある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は防虫
網の一部を欠截して示した斜視図、第2図は要部
の縦断面図、第3図は防虫網を下面側から見た斜
視図、第4図は第2図のC部における防虫網の部
分拡大断面図、第5図は防虫網の他の実施例の斜
視図である。 1は天窓枠、2は開口、3は覆体、11は防虫
網、Aは屋根の開口、Bは周壁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 屋根に形成した矩形状開口Aの周壁Bに天窓枠
    1を嵌合固着し、この天窓枠1の上端開口部に透
    明又は半透明合成樹脂からなるドーム形状の覆体
    3を開閉自在に取付け、さらに、前記天窓枠1の
    開口部下端又は周壁Bの内周面に受け部材14を
    一体に設け、この受け部材14上に防虫網11の
    外周矩形枠を取り外し自在に載置すると共に該矩
    形枠の相対向する2辺の下面に突条15を突設し
    てこれらの突条15を前記受け部材14の対向す
    る2辺の内側縁に係合させるように構成したこと
    特徴とする天窓。
JP17263883U 1983-11-07 1983-11-07 天窓 Granted JPS6080226U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17263883U JPS6080226U (ja) 1983-11-07 1983-11-07 天窓

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17263883U JPS6080226U (ja) 1983-11-07 1983-11-07 天窓

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6080226U JPS6080226U (ja) 1985-06-04
JPS6344503Y2 true JPS6344503Y2 (ja) 1988-11-18

Family

ID=30376275

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17263883U Granted JPS6080226U (ja) 1983-11-07 1983-11-07 天窓

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6080226U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58128277U (ja) * 1982-02-25 1983-08-31 新日軽株式会社 天窓の防虫装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6080226U (ja) 1985-06-04

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