JPS6344055A - 天井下地パネル取付具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 この発明は、天井下地パネルを形鋼製等の梁に取付ける
天井下地パネル取付具に関するものである。

〔背景技術〕

従来、天井下地パネルを形鋼製の梁に取付ける場合、梁
間に掛は渡した吊木受に吊木を介して天井下地パネルを
取付けているが、部材点数および施工工数が多いという
問題点がある。

そこで、天井下地パネルを梁に直接に取付ける天井下地
パネル取付具を案出した。この場合に、梁にボルト孔等
を加工することは手間がかかるため、梁のフランジを挟
み込んで天井下地パネル取付具を取付けることを考えた
。

しかし、天井下地パネルを取付ける梁には例えばラチス
塁と床小梁とがあり、これらは天井下地パネルを取付け
る部分の形状が大きく異なる。すなわち、ラチス梁は下
弦材に天井下地パネルを取付けるが、下弦材はＨ形断面
形状であり、フランジは立向きとなっている。一方、床
小梁はｌ形断面であり、フランジは水平に向いている。

そのため、同し天井下地パネル取付具をラチス梁と床小
梁に共用できず、またこれらの両方の梁が１棟の建物に
用いられることが多く、部（オ種類数が増えて積算や部
材管理、施工性等が悪いという問題点があった。

〔発明の目的〕

この発明は、立フランジを有する梁と水平フランジを存
する梁とのいずれにも簡単に取付けることができて天井
下地パネルの取付けが行なえる天井下地パネル取付具を
提供することを目的とする。

〔発明の開示〕

この発明の天井下地パネル取付臭は、互いに逆Ｕ字状に
折返された２枚の挟持片からなる巣立フランジ挟持部と
、前記一方の挟持片の下端に延設された天井パネル取付
部と、前記他方の挟持片の下端から水平に折曲げられか
つ前記挟持片よりも側方へ延出したクリップ挟み代部を
有する梁水平フランジ載置部とを備えたものである。

この発明の構成によれば、ラチス梁等のように立フラン
ジを有する梁に取付ける場合は、逆Ｕ字状の巣立フラン
ツ挟持部を梁の立フランジに挟持状態に引掛けてこの天
井下地パネル取付具を取付ける。天井下地バフルは天井
下地パネル取付部に釘等の固着具で取付ける。床小梁の
ように水平フランジを存する梁に取付ける場合は、梁水
平フランジ載置部を梁の水平フランジ上に載せる。そし
て、梁水平フランジＲ置部のクリップ挟み代部を、梁の
水平フランジと重なり状態のままＵ字状の・ばね材等か
らなるクリップにより挟み込む。このように、立フラン
ジを有する梁と水平フランジををする梁とのいずれにも
取付けることができる。また、いずれの梁に取付ける場
合も、梁フランジを挟み込むだけで取付けられるので、
ボルト孔加工やねし止め作業等が不要であり、取付は作
業が簡単である。

実施例 この発明の一実施例を第１図ないし第３図に基づいて説
明する。第１図（Ａ）は、この天井下地パネル取付具１
を用いて天井下地パネル２を床小梁となる梁３に取付け
る場合を示し、第１図（Ｂ）はラチス梁となる梁４の下
弦材４ａに取付ける場合を示す。

第１１１ｉ１１Ｕに示すように、この天井下地パネル取
付具１は、互いに逆Ｕ字状に折返された２枚の挟持片５
ａ、５ｂからなる巣立フランジ挟持部５と、一方の挟持
片５ａの下端に延設された天井下地パネル取付部６と、
他方の挟持片５ｂの下端から水平に折曲げられかつ挾持
片５ａ、５ｂよりも側方へ延出したクリップ挟み代部７
ａを有する梁水平フランジ載置部７とを備えたものであ
る。

巣立フランジ挟持部５と梁水平フランジ載置部７は一枚
のばね材等の金属板を折曲げて形成したものである。前
記一方の挟持片５ａは他方の挟持片５ｂよりも下端が長
く延びており、その延出部分に天井下池パネル取付部６
がリヘット等の接合具８で接合されている。天井下地パ
ネル取付部６は、Ｌ形に折曲がっており、複数の固着具
挿通孔９が設けである。梁水平フランジ載置部７には第
１図（Ｂ）のようにクリップ挟み代部７ａに位置して複
数の係止突起１０が設けである。

クリップ１１はＵ字状に折返した板ばね等からなり、梁
３の水平フランジ３ａとクリップ挟み代部７ａとを重ね
た状態で挟み込み可能である。

第１図（Ａ）において、床小梁となる梁３は■形鋼から
なり、水平フランジ３ａを有する。天井下地パ２ル２は
縦横の木製の枠材２ａ、２ｂを格子状に組んだものであ
り（第３図参照）、天井面材（図示せず）が貼付けられ
る。このような梁３に取付ける場合は、天井下地バフル
取付具１の梁水平フランジＦ２１部７を梁３の水平フラ
ンジ３ａ上に重ね、クリップ１１でクリップ挟み代部７
ａと梁３の水平フランジ３ａとを挟み込む。このとき、
クリップ１１の先端部はクリップ挟み代部７ａの係止突
起１０に係合する。天井下地パ名ル取付部６は、天井下
地パネル２の枠材２ａに釘等の固着具で固定する。

第１図（Ｂ）において、ラチス梁となる梁４の下弦材４
ａは、溝形材を上下に溶接したＨ形断面のものであり、
立フランジ４ｂを有する。このような梁４に取付ける場
合は、天井下地パネル取付具１の巣立フランジ挾持部５
を立フランジ４ｂに挟み込み状態に係合させる。この場
合、梁立フランジ挟持部５は、木づち等で打込んで挟持
可能な開性のものとしである。

なお、第１図（Ａ）の梁３と第１図（Ｂ）の梁４は、第
２図に示すように同じ建物において平行に設けられ、同
し天井下地パネル２の取付けに用いられる。１２は外壁
パネルである。

このように、同し天井下地パネル取付具１により、立フ
ランジ４ｂを有する桑４　（第１図（Ｂ））と水平フラ
ンジ３ａを有する粱３　（第１図（Ａ））とのいずれの
梁３，４にも取付けることができる。

そのため、金物類等の部材種類数が削減され、積算や施
工１部材管理等が容易となる。しかも、いずれの梁３．
４に取付ける場合も、巣立フランジ挟持部５またはクリ
ップ１１を打込んで挟みつけるだけでよいので、ボルト
孔加工やねし止め作業が不要であり、ち缶工が簡単であ
る。

なお、前記実施例は、梁３．４が床小梁またはラチス梁
である場合について説明したが、屋根梁等であってもよ
く、水平フランジまたは立フランジを有する梁であれば
、この天井下地パネル取付具を使用可能である。

〔発明の効果〕

この発明の天井下地パネル取付具は、ラチス梁等のよう
に立フランジを有する梁に取付ける場合は、逆Ｕ字状の
巣立フランジ挟持部を梁の立フランジに挟持状態に引掛
けてこの天井下地パネル取付具を取付ける。天井下地パ
ネルは天井下地パネル取付部に釘等の固着具で取付ける
。床小梁のように水平フランジを有する梁に取付ける場
合は、梁水平フランジ載置部を梁の水平フランジ上に載
せる。そして、梁水平フランジＲ置部のクリップ挟み代
部を、梁の水平フランジと重なり状態のままＵ字状のば
ね材等からなるクリップにより挟み込む、このように、
立フランジを有する梁と水平フランジを有する梁とのい
ずれにも取付けることができる。また、いずれの梁に取
付ける場合も、梁フランジを挟み込むだけで取付けられ
るので、ボルト孔加工やねし止め作業等が不要であり、
取付は作業が簡単という効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図（Ａ）、　　（Ｂ）はそれぞれにこの発明の一実
施例の天井下地パネル取付具を用いて床小梁およびラチ
ス梁に天井下地パネルを取付けた状態の斜視図、第２図
はその側面図、第３図は同じくその天井の見上げ図であ
る。 １・・・天井下地パネル取付具、２・・・天井下地パネ
ル、３・・・梁、３ａ・・・水平フランジ、４・・・梁
、４ｂ・・・立フランジ、５・・・巣立フランジ挾持部
、５ａ。 ５ｂ・・・挾持片、６・・・天井下地パネル取付部（Ａ
） （Ｂ）２ｂ 第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 互いに逆Ｕ字状に折返された２枚の挾持片からなる梁立
   フランジ挟持部と、前記一方の挟持片の下端に延設され
   た天井パネル取付部と、前記他方の挾持片の下端から水
   平に折曲げられかつ前記挟持片よりも側方へ延出したク
   リップ挟み代部を有する梁水平フランジ載置部とを備え
   た天井下地パネル取付具。