JPS6343199B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6343199B2 JPS6343199B2 JP11439180A JP11439180A JPS6343199B2 JP S6343199 B2 JPS6343199 B2 JP S6343199B2 JP 11439180 A JP11439180 A JP 11439180A JP 11439180 A JP11439180 A JP 11439180A JP S6343199 B2 JPS6343199 B2 JP S6343199B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- welding
- welded
- angle
- bead
- gap
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000003466 welding Methods 0.000 claims description 21
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 14
- 239000011324 bead Substances 0.000 claims description 8
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 5
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 4
- 239000002893 slag Substances 0.000 description 7
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 5
- 229910052802 copper Inorganic materials 0.000 description 5
- 239000010949 copper Substances 0.000 description 5
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 239000000945 filler Substances 0.000 description 3
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 3
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 2
- 229910001209 Low-carbon steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 1
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 1
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 1
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 description 1
- 238000002844 melting Methods 0.000 description 1
- 230000008018 melting Effects 0.000 description 1
- 150000002739 metals Chemical class 0.000 description 1
- 230000000452 restraining effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
- B23K25/00—Slag welding, i.e. using a heated layer or mass of powder, slag, or the like in contact with the material to be joined
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Butt Welding And Welding Of Specific Article (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、T形継手のエレクトロスラグ溶接法
特にその当金に関する。
特にその当金に関する。
一方の被溶接材の表面に間隙をおいて他方の被
溶接材の端面を対向させ該間隙の両側を当金で囲
んで行なうT形継手のエレクトロスラグ溶接の該
当金には、従来第1図に示す如きものを用いてい
た。この図で1,2は被溶接材、3は間隙、4,
5は当金である。点線部6は被溶接材の一部およ
び溶接電極が溶けて固まつたものつまりビードを
示し、被溶接材1,2間の間隙、それより外方へ
はみ出した余盛部(該間隙と当金との間)、およ
び被溶接材の一部に跨がつて拡がる。当金4,5
は両方とも水冷銅板の場合も、また一方は銅板の
場合もある。ところでこの方式では図面から明ら
かなように余盛りが小さいので大型構造物では機
械的強度の点で難がある。機械的強度を大にする
には第2図に示すように上脚Yを大にするのがよ
いが、従来は下脚Xに対してX>Y、そして被溶
接物の板厚などとは無関係にY=8〜10mm程度に
選ばれている。しかし近年溶接適用物が拡大さ
れ、従来は鋳造構造物であつた極厚大形の構造物
を溶接で作るようになると、X=YまたはX<Y
が要求される。
溶接材の端面を対向させ該間隙の両側を当金で囲
んで行なうT形継手のエレクトロスラグ溶接の該
当金には、従来第1図に示す如きものを用いてい
た。この図で1,2は被溶接材、3は間隙、4,
5は当金である。点線部6は被溶接材の一部およ
び溶接電極が溶けて固まつたものつまりビードを
示し、被溶接材1,2間の間隙、それより外方へ
はみ出した余盛部(該間隙と当金との間)、およ
び被溶接材の一部に跨がつて拡がる。当金4,5
は両方とも水冷銅板の場合も、また一方は銅板の
場合もある。ところでこの方式では図面から明ら
かなように余盛りが小さいので大型構造物では機
械的強度の点で難がある。機械的強度を大にする
には第2図に示すように上脚Yを大にするのがよ
いが、従来は下脚Xに対してX>Y、そして被溶
接物の板厚などとは無関係にY=8〜10mm程度に
選ばれている。しかし近年溶接適用物が拡大さ
れ、従来は鋳造構造物であつた極厚大形の構造物
を溶接で作るようになると、X=YまたはX<Y
が要求される。
このような要求を従来形式の当金でかなえよう
とすると第2図の如くなる。この図におけるXと
Yはほゞ等しい。しかしこの形式では丸印を付し
た部分に問題が生じる。即ちこの部分で溶融スラ
グが凝固してビードがオーバーラツプ形状になり
易い。
とすると第2図の如くなる。この図におけるXと
Yはほゞ等しい。しかしこの形式では丸印を付し
た部分に問題が生じる。即ちこの部分で溶融スラ
グが凝固してビードがオーバーラツプ形状になり
易い。
本発明はかゝる点を改善して上脚を充分大に
し、しかもビードオーバーラツプ、スラグ巻込
み、などのないエレクトロスラグ溶接を可能とし
ようとするものである。ビードオーバーラツプな
どが生じるのはX=Yにすることにより当金内面
と被溶接材1の内面とがなす角αがほゞ45゜とな
り、第1図のX>Y、α≒90に比べて懐が大幅に
小になり、溶融スラグの対流が生じにくゝ従つて
冷却し易くなつているためと解される。従つて本
発明ではこの部分を拡大することを考えた。第3
図にその実施例を示す。
し、しかもビードオーバーラツプ、スラグ巻込
み、などのないエレクトロスラグ溶接を可能とし
ようとするものである。ビードオーバーラツプな
どが生じるのはX=Yにすることにより当金内面
と被溶接材1の内面とがなす角αがほゞ45゜とな
り、第1図のX>Y、α≒90に比べて懐が大幅に
小になり、溶融スラグの対流が生じにくゝ従つて
冷却し易くなつているためと解される。従つて本
発明ではこの部分を拡大することを考えた。第3
図にその実施例を示す。
第3図に示すよう本発明では当金4,5の被溶
接材1と接触する端部の内面はえぐつて曲面と
し、この曲面の被溶接材1表面とのなす角αが
45゜より大かつ90゜以下となるようにした。この曲
面は半径が4mm程度の円筒面が適当で、これより
小さくなると溶融スラグの対流、循環が悪くなつ
てオーバーラツプなどの溶接欠陥が入り易く、逆
にこれより大きくなる程溶融スラグの凝固により
アンダーカツトなどの溶接欠陥が入り易くなる。
更に当金4,5の内面形状(端部を除く)は平面
でもよいが、図示の如く中央部が突出する曲面と
して余盛り高さを低くし、溶接材料の節減と溶接
所要時間の短縮を図つてもよい。次に実施例を挙
げる。
接材1と接触する端部の内面はえぐつて曲面と
し、この曲面の被溶接材1表面とのなす角αが
45゜より大かつ90゜以下となるようにした。この曲
面は半径が4mm程度の円筒面が適当で、これより
小さくなると溶融スラグの対流、循環が悪くなつ
てオーバーラツプなどの溶接欠陥が入り易く、逆
にこれより大きくなる程溶融スラグの凝固により
アンダーカツトなどの溶接欠陥が入り易くなる。
更に当金4,5の内面形状(端部を除く)は平面
でもよいが、図示の如く中央部が突出する曲面と
して余盛り高さを低くし、溶接材料の節減と溶接
所要時間の短縮を図つてもよい。次に実施例を挙
げる。
実施例
プレスのフレームのT形継手の消耗ノズル使用
エレクトロスラグ溶接を下記条件で行なつた。
エレクトロスラグ溶接を下記条件で行なつた。
T形継手……側板(被溶接材1)の厚み100mm、
縦板(被溶接材2)の厚み60mm、長さ2000mm、
開先幅(間隙長)35mm。
縦板(被溶接材2)の厚み60mm、長さ2000mm、
開先幅(間隙長)35mm。
消耗ノズル……径12mmの軟鋼パイプにスラグ生成
剤を被覆した(被覆外径16mm)長さ1000mmと
1200mmのもの各1本を接続して使用。
剤を被覆した(被覆外径16mm)長さ1000mmと
1200mmのもの各1本を接続して使用。
ワイヤ径……2.4mm
溶接電流……400Amp
溶接電圧……60V
銅当金……接触角90゜、4mm半径、厚さ25mm、水
冷式、長さ500mm×4本 溶接結果……側板と溶接ビードとの接触角が135゜
と、鈍角でなじみのよいビード形状が得られ
た。
冷式、長さ500mm×4本 溶接結果……側板と溶接ビードとの接触角が135゜
と、鈍角でなじみのよいビード形状が得られ
た。
第4図a,bは本発明の当金4,5が水冷銅板
の場合の端面および正面形状を示し、6,7は冷
却水の流入、流出口である。また第5図はこの種
当金の周知の支持機構を示す。8はコ字型枠体で
あつてその両脚端が被溶接材1,2に仮付けされ
る。9はねじ棒であつて10はそのハンドル部、
11は当金の抑え部である。かゝる支持機構は当
金4,5の長さ方向に複数個設けられ、ハンドル
10を廻わしてねじ棒9を突出させ、その先端抑
え部11で当金4を被溶接材1,2へ強固に押し
付け、固定する。
の場合の端面および正面形状を示し、6,7は冷
却水の流入、流出口である。また第5図はこの種
当金の周知の支持機構を示す。8はコ字型枠体で
あつてその両脚端が被溶接材1,2に仮付けされ
る。9はねじ棒であつて10はそのハンドル部、
11は当金の抑え部である。かゝる支持機構は当
金4,5の長さ方向に複数個設けられ、ハンドル
10を廻わしてねじ棒9を突出させ、その先端抑
え部11で当金4を被溶接材1,2へ強固に押し
付け、固定する。
以上説明したように本発明によれば、当金の端
部内面形状を変えるという簡単な手段によりオー
バーラツプなどのビード形状不良を防止でき、有
効である。
部内面形状を変えるという簡単な手段によりオー
バーラツプなどのビード形状不良を防止でき、有
効である。
第1図は従来方式の説明図、第2図は上脚を大
にした場合の第1図の方式の説明図、第3図は本
発明の実施例の説明図、第4図a,bは第3図の
当金を水冷銅板とした場合の端面図および正面
図、第5図は当金支持機構の説明図である。 図面で1,2は被溶接材、3は開先、4,5は
当金である。
にした場合の第1図の方式の説明図、第3図は本
発明の実施例の説明図、第4図a,bは第3図の
当金を水冷銅板とした場合の端面図および正面
図、第5図は当金支持機構の説明図である。 図面で1,2は被溶接材、3は開先、4,5は
当金である。
Claims (1)
- 1 余盛ビード部の形状が略二等辺直角三角形に
なるようにし、そして当金端部内面が曲面状にえ
ぐられて被溶接材と該端部内面とのなす角が45゜
より大でかつ90゜以下となる当金をT形継手の両
側から当てて溶接を行なうことを特徴とするT形
継手のエレクトロスラグ溶接法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11439180A JPS5739086A (en) | 1980-08-20 | 1980-08-20 | Electroslag welding method of tee joint |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11439180A JPS5739086A (en) | 1980-08-20 | 1980-08-20 | Electroslag welding method of tee joint |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5739086A JPS5739086A (en) | 1982-03-04 |
JPS6343199B2 true JPS6343199B2 (ja) | 1988-08-29 |
Family
ID=14636496
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11439180A Granted JPS5739086A (en) | 1980-08-20 | 1980-08-20 | Electroslag welding method of tee joint |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5739086A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02119300U (ja) * | 1989-03-01 | 1990-09-26 |
-
1980
- 1980-08-20 JP JP11439180A patent/JPS5739086A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02119300U (ja) * | 1989-03-01 | 1990-09-26 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5739086A (en) | 1982-03-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS6343199B2 (ja) | ||
JPS58209486A (ja) | 銅と鉄鋼との溶接方法 | |
JPH03180287A (ja) | レーザビーム溶接方法 | |
JPS61193788A (ja) | 溶接方法 | |
JP3079798B2 (ja) | 梁の溶接方法 | |
JPH0216874Y2 (ja) | ||
JPH0551399B2 (ja) | ||
JPS6245474A (ja) | 狭開先tig溶接装置 | |
JPS6123069B2 (ja) | ||
JP2646388B2 (ja) | ガスシールドアーク溶接方法 | |
JPS6310219Y2 (ja) | ||
JPS59118294A (ja) | エレクトロスラグ溶接方法 | |
JPH0615110B2 (ja) | 片面溶接法 | |
JPS6365435B2 (ja) | ||
JPS6021028B2 (ja) | 立向き溶接方法 | |
JPS6222313Y2 (ja) | ||
JPS6325036Y2 (ja) | ||
JPS6147635B2 (ja) | ||
JP2520507Y2 (ja) | リブ溶接用セラミックエンドタブ | |
SU245230A1 (ru) | Способ сварки металлов с применением жидкого присадочного металла | |
JPS61235089A (ja) | 被溶接材の突合せ溶接方法 | |
JPS63177970A (ja) | 立向狭開先自動溶接法 | |
JPS5817703B2 (ja) | 溶接方法 | |
JPS5868470A (ja) | 円周肉盛溶接方法 | |
JPS62176694A (ja) | レ−ザビ−ム溶接方法 |