JPS6342580A - 分配器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［技術分野］ 本発明は主としてテレビジョン放送受信用の７ンテナと
受信機との間の信号ケーブル上に挿入され、７ンテナ側
の信号経路を複数の信号経路に分配する分配器に閃する
ものである。

［背景技術１ 従来の分配器は取付寸法が規格化されていなかったもの
であるから、各分配器ごとに施工寸法を設定する必要が
あり、取付施工が面倒であった。

［発明の目的］ 本発明は上述の点に鑑みて為されたものであって、その
目的とするところは、規格化された市販の配線器具に用
いられる取付枠を利用して取り付けられるようにし、既
製の配＃ｌ器具との爪付施工の共通化ができるようにし
た分配器を提供することにある。

［発明の開示１ （実施例１） ハウジング１は合成用層により形成されており、第１図
ないしｍ５図に示すように、ハウジング１の表面側には
金属製のシールドケース１１が装着される。ハウジング
１の表面には同軸ケーブル３を接続するための端子部２
が露出しており、端子部２は５本の同軸ケーブル３が接
続可能となっている。端子部２の左右両端部にはそれぞ
れ２本の同軸ケーブル３を同時に接続する第１の端子２
ａが設けられ、中央部には１本の同軸ケーブル３のみを
接続するｔｊＳ２の端子２ｂが設けられる。第１の端子
２ａはシールドケース１１を貫通してハウジング１の表
面に突設された一対の端子台２１を有し、第６図に示す
ように、各端子台２１の先端面には挿通孔２２が穿設さ
れている。端子台２１内にはそれぞれ互いに弾接する一
対の接触ばね片２３が納装されており、挿通孔２２から
挿入される同軸ケーブル３の中心導体３ａを両接触ばね
片２３間に挟持して接触ばね片２３に中心導体３ａを接
続するようになっている。シールドケース１１には各端
子台２１がそれぞれ挿通される切欠孔２５が形成されて
おり、切欠孔２５の周縁には切り起こして形成された保
持片２６が立設されている。各保持片２６にはそれぞれ
保持孔２７が穿設されている。シールドケース１１の表
面に対向して端子台２１とは異なる位置には押さえ板２
８が配設され、押さえ板２８の両＠縁からはそれぞれア
ーム２９が延設されている。アーム２９の先端部は略り
形に曲折されており、アーム２９の折曲部分が保持孔２
７に挿入されることにより、押さえ板２８がシールドケ
ース１１に対して開閉自在に保持される。押さえ板２８
は２本の同軸ケーブル３を同時に保持できる大きさに形
成されており、押さえ板２８の中央部には固定具として
固定りじ３０が挿入され、押さえ板２８をシールドケー
ス１１に固定できるようになっている。したがって、第
６図に示すように、同軸ケーブル３の中心導体３ａの先
ｉ部を略し形に折曲した状態で中心導体３ａを挿通孔２
１に挿通して接触ばね片２３に中心導体３ａを接続し、
また外ｆｉｌ導体３ｂをシールドケース１１と押さえ板
２８との間に挟持した状態で固定ねじ３０を締め付けれ
ば、シールドケース１１に外側導体３ｂを接続するとと
もに同軸ケーブル３をハウジング１に対して固定できる
のである。第２の端子２ｂについては端子台２１が１個
設けられ、押さえ板２８が１本の同軸ケーブル３を保持
する大きさに形成されている以外は第１の端子２ａと同
等の構成を有している。これらの端子２　ａｔ　２　ｂ
にはハウジング１内のプリント基板４に実装された分配
回路の入出力端が接続されるのであって、第１の端子２
ａが８力側、第２の端子２ｂが入力側に接続されている
。つまり、プリント基板４には入力を４分配する分配回
路が実装されているのである。

ところで、ハウジング１は左右方向においては規格化さ
れた既製の配線器具モジュールの２倍幅に形成されてお
り、左右画側縁には規格化された合成引脂製の既製の取
付枠５に結合可能な結合爪１２が突設されている。結合
爪１２は７Ｎフジング１の左右側＠緑にそれぞれ４個ず
つ設けられており、配線器具モジエールの２個分に対応
しでいる。

また、各一対の結合爪１２間に対応する位置であって結
合爪１２よりも表面側には、第５図に示すように、結合
孔１３が形成されており、この結合孔１３に金属製の既
製の取付枠に設けた保持爪を挿入することにより、金属
製の取付枠に取着できるようになっている。

取付枠５は規格化された市販の配線器具用に用いられる
ものであって、合成樹脂により形成されており、第７図
に示すように、中央部には窓孔５１が形成されている。

窓孔５１の左右幅は２倍幅の配線器具モジュールに対応
でさるように形成されている。取付枠５の一側辺にはハ
ウジング１の一側縁に設けられた結合爪１２が挿入され
る保持孔５２が穿設されており、この取付枠５は３個の
配置器具モジュールが装着できるように各一対３組で合
計６個の保持孔５２が設けられている。他方の側辺には
結合爪１２に対応する位置に挿入孔５３が形成され、挿
入孔５３内には解除片５４が設けられている。解除片５
４には取付枠５の表面側の一側縁から操作片５５が延設
されており、操作片５５の両側に肩部５６が形成される
。したがって、挿入孔５３の周縁と肩部５６との間に各
結合爪１２が挿入可能な隙間が形成されるのである。

以上のようにして保持孔５２と挿入孔５３とにハウジン
グ１に設けた結合爪１２を挿入すれば、ハウジング１が
取付枠５に結合されるのである。取付枠５は上述したよ
うに合成樹脂で形成されており可撓性を有しているから
、取付枠５からハウジング１を取り外すには、操作片５
５をドライバ等の治具、でこじって解除片５４を外側に
広げれば結合爪１２と挿入孔５３との保合状態を解除す
ることができるのである。取付枠５の残りの辺にはそれ
ぞれ埋込ボックスにＸ１着するための長孔５７が一対形
成されるとともに、化粧パネルを取着するためのねじ孔
５８が形成されている。、隣合う一対の長孔１１の中心
間の距離１１、ハウジング１を挾んで設けられた一対の
長孔１１間の距離ｒ２、およびハウジング１１を挟んで
設けられた一対のねじ孔５８間の距離ｉ、は規格化され
た市販の配線器具の取付ピッチに合わせて、たとえばそ
れぞれ４６゜５１の整数倍、８３．５１＆、　　１０１
１２１となるように設定されている。

上述したハウジング１は左右幅が２倍幅の配線器具モジ
ュールに相当し、かつ配線器具モジュールの１個分より
は大きく２個分よりは小さい上下１隔を有しているから
、このハウジング１を取付枠５に装着した状態では、第
８図に示すように、取付枠５の窓孔５１は配線器具モジ
ュールの１個分以上の開口部分が残されることになる。

したがって、壁内を配線され取付枠５が装着された埋込
ボックス内に引き出される同軸ケーブル３を取付枠５の
前面側に設けた端子部２に接続する場合に、開口部分か
ら同軸ケーブル３を前面側に引き出すことができるので
ある。また、既製の取付枠５を用いているから、埋込ボ
ックスとともにａｖＪｌの配線器具モジュールと部品の
共用化ができるのであり、コストの削減につながるもの
である。さらに、と述のように、ハウジング１の表面に
端子部２を形成していることにより、同軸ケーブル３と
端子部２との接続部が表面に露出しており、接続箇所の
点検が容易に行なえるとともに、既設置に屋において分
配器を設ける場合には壁内配線をせずに同軸ケーブル３
を配線することもできるのである。

上記実施例においては、端子部２がハウジング１の表面
に形成されていたが、端子部２をハウジング１の裏面側
に設けてもよいのはもちろんのことである。

【発明の効果〕

本発明は上述のように、規格化された既製の配線器具モ
ジュールが複数個取着される取付枠に着脱自在に結合で
きる結合部を備えるとともに、上記取付枠に対して少な
くとも配線器具モジュール１個分の取付スペースを残し
て取着されるハウジングを有し、ハウジングの表裏のい
ずれか一面に信号ケーブル接続用の端子部が形成されて
成るものであり、規格化された市販の配線器具モジュー
ルを取着する取付枠を利用して施工できるので、既製の
配線器具と部品の共用化が図れるとともに、既製の配線
器具との取付施工の共通化がでさろのであり、新たな設
備投資等に要するコストが削減でき、かつ取付施工が一
般の配線器具と同等の手順″Ｃ容易に行なえるという利
点を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す正面図、第２図は同上
の一部破断下面図、ｔｉＩＪ３図は同上の内部の？Ｊ’
ｉｉｆ図、第４図は同上の断面図、第５図は同上の側面
図、第６図は同上の端子部の断面図、第７図は同上に使
用する取付枠の斜視図、第８図は同上を取付枠に装着し
た状慧を示す正面図である。 １はハウジング、２は端子部、２１ｔ　２　ｂは端子、
３は同軸ケーブル、５は取付枠、１１はシールにケース
、１２は結合爪、１３は結合孔、２３は接触ばね片、２
８は押さえ板、３０は固定ねじ、５２は保持孔、５３は
挿入孔である。 代理人　弁理士　石　１）艮　七 第４因 第５図 第６図 第７図

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）規格化された既製の配線器具モジュールが複数個
   取着される取付枠に着脱自在に結合できる結合部を備え
   るとともに、上記取付枠に対して少なくとも配線器具モ
   ジュール１個分の取付スペースを残して取着されるハウ
   ジングを有し、ハウジングの表裏のいずれか一面に信号
   ケーブル接続用の端子部が形成されて成ることを特徴と
   する分配器。
2. （２）ハウジングの表面側に上記端子部が形成されて成
   ることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の分配器
   。
3. （３）ハウジングの裏面側に上記端子部が形成されて成
   ることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の分配器
   。