JPS634217B2 - - Google Patents

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JPS634217B2
JPS634217B2 JP57032524A JP3252482A JPS634217B2 JP S634217 B2 JPS634217 B2 JP S634217B2 JP 57032524 A JP57032524 A JP 57032524A JP 3252482 A JP3252482 A JP 3252482A JP S634217 B2 JPS634217 B2 JP S634217B2
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JP
Japan
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buffer
command
data
microprocessor
segment
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JP57032524A
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JPS57159325A (en
Inventor
Aran Mirigan Chaarusu
Reimondo Uideki Sekando Edoin
Fuai Ieetsu Uinsuton
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International Business Machines Corp
Original Assignee
International Business Machines Corp
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Publication date
Application filed by International Business Machines Corp filed Critical International Business Machines Corp
Publication of JPS57159325A publication Critical patent/JPS57159325A/ja
Publication of JPS634217B2 publication Critical patent/JPS634217B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F13/00Interconnection of, or transfer of information or other signals between, memories, input/output devices or central processing units
    • G06F13/10Program control for peripheral devices
    • G06F13/12Program control for peripheral devices using hardware independent of the central processor, e.g. channel or peripheral processor
    • G06F13/122Program control for peripheral devices using hardware independent of the central processor, e.g. channel or peripheral processor where hardware performs an I/O function other than control of data transfer

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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  • Information Transfer Systems (AREA)
  • Multi Processors (AREA)
  • Hardware Redundancy (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
発明の技術的分野 本発明は周辺装置、特に非持久性バツフアによ
るデータ緩衝方式を用いる周辺装置に係る。本発
明は上記のうち特に磁気テープ装置や磁気デイス
ク装置のようなデータ記憶装置を用いる周辺装置
に係る。 発明の背景 本発明の実施例の説明ではデータ記憶装置とし
て磁気テープ装置を用いる。磁気テープ装置の最
近の製品では、テープの機械的緩衝方式が用いら
れ、周辺装置の高パフオーマンスを可能にしてい
る。例えば、高パフオーマンスの周辺装置で、い
わゆる真空溝がテープ・リールと変換装置の間の
機械的バツフアとして用いられている。このよう
な機械的バツフアは高い加速度を可能とし、それ
によつてテープに記録されたデータに対し高速で
アクセスすることができる。低パフオーマンスの
周辺装置では“踊り子の腕”といわれる装着ばね
によつて張力を与えられたアームは低い加速度の
機械的バツフアしたがつてより長いアクセス時間
を与える。高パフオーマンスの領域では真空溝の
製造価格は非常に高い上に真空溝を用いた磁気テ
ープ装置の物理的な大きさは比較的大きい。した
がつて、リール対リールのテープ駆動機構を用
い、その上短いアクセス時間を得ることが要求さ
れる。それについてすぐに心に浮かぶのは電子式
のデータ・バツフアである。 米国特許第2960683号は磁気テープ装置1台に
つき1つの電子式バツフアを有する磁気テープ装
置を示している。この特許では、磁気テープが加
速されている期間、電子式バツフアに信号を供給
することを示している。この特許では、磁気テー
プ装置は真空溝を用いており、したがつて真空溝
使用の場合でさえも、より高いパフオーマンスを
得ようとする試みがなされたことに注目しなけれ
ばならない。 磁気テープ装置の多くは、信号のレコードまた
はブロツクの長さは未知である。データ・セツト
において類似のデータ形式をもつことは、データ
処理では共通の慣習であるから、各データ・セツ
トにおけるレコード長は比較可能であり、短いレ
コードの後には次の短いレコードが来ると期待す
るのは尤もなことである。したがつて、特定のレ
コード長を測定することによつて、、これから記
録しようとするデータ、または記録媒体から読み
取ろうとするデータのレコード長を、適度な正確
さで予想することができる。データ処理における
データ構造に関する前記の推論は、本発明におい
て利用することができる。 データ記憶装置の動作にはいわゆる“MODE
SET”コマンドをしばしば用いる。磁気テープ
装置でもこれに似たコマンドを用いる。 記憶装置に対するアクセス時間の減少を低価格
で実現することは、データ記憶装置の種類に関係
なく、すべての記憶装置の目標となつている。例
えば、米国特許第3569938号は、磁気デイスク装
置や磁気テープ装置において、デイレクトリによ
るバツフア作動という分かり易い記憶の概念を示
している。この特許では、バツフアはデータ処理
装置において主記憶に用いる方法に類似の方法で
取扱われる。その概念は磁気テープ装置や磁気デ
イスク装置の遅いアクセス時間をマスクする高パ
フオーマンス(短いアクセス時間)のバツフアを
持つことである。一般的な考えはデータを磁気テ
ープ装置または磁気デイスク装置からバツフアに
転送することである。上位装置からデータの要求
を受取ると、要求されたデータが磁気テープ装置
または磁気デイスク装置からバツフアに転送され
るだけでなく、要求されたデータの周りのデータ
も転送され、上位装置が要求する次のデータがバ
ツフアで殆んど間に合う程にパフオーマンスが向
上する。しかし、いずれの場合でも、最初のデー
タ要求は磁気テープ装置または磁気デイスク装置
の遅いアクセス時間を避けられない。この特許を
用いた装置はランダム・アクセスのデータに対し
て非常に効率的に作動し、バツフアを取扱う方法
によつて全体のパフオーマンスが左右される。多
くの場合、磁気デイスク装置が用いられるが、磁
気テープ装置や他の順次アクセスの装置も用いら
れる場合もあり、常にランダム・アクセスが用い
られるとは限らない。緩衝方式は記憶装置でこの
特許によつて与えれるアクセス時間以上の最高の
アクセス時間を向上することが要求される。 前記米国特許第3569938号の目標の1つは、上
位装置または使用者による動作を、磁気テープ装
置/磁気デイスク装置の動作に関して、いくらか
非同期になるようにし、比較的大きい電子的バツ
フアを必要とするこのような動作の非同期の局面
を最大にすることである。バツフアを大きくすれ
ばするほど、バツフアの費用が大きくなるととも
に、バツフアを制御する費用も大きくなる。した
がつて、上位装置対記憶装置の非同期動作の局面
を最大にし、データに対する速いアクセスを与え
る一方、バツフアの大きさを最小にすることが要
求される。比較的大きいレコード・サイズを取扱
うため、この特許を用いた装置は、過度の複雑さ
が記憶装置に要求され、それによつて記憶装置の
価格を上昇させる傾向があるような動作を分割す
るために比較的大きなバツフアを必要とする。 上位装置と周辺装置の動作の非同期の局面を最
大にすると、上位装置と記憶装置の動作のタイミ
ングは大きく離れるかもしれない。すなわち、周
辺装置の動作は上位装置の動作から遅れ、エラー
回復が不可能でないにしても困難になるかもしれ
ない。これに反して、記憶装置の動作は、バツフ
アの領域が十分に利用されないような動作(例え
ば、記憶装置からのデータの取り出し)に、プロ
セツサを実際に引き入れてしまうかもしれない。
したがつて、非同期動作に押し流されるのを制限
する手段が与えられなければならない。多重処理
で中央処理装置におけるそれぞれのコンピユータ
の処理もまた非同期特性の影響を受ける。プログ
ラムと処理の再試行は、プログラムの実行をデー
タ・エラー回復手順に同期させることによつて、
中央処理装置、特に転送中に保持される。米国特
許第3736566号はチエツクポイントを定期的に確
立する能力を与えるため、中央処理装置に電子回
路を追加することを示している。各々の定期的チ
エツクポイントで、最小限度のCPUステータス
情報が記憶され、最新の定期的チエツクポイント
の時点のすべてのデータとステータスを中央処理
装置が回復することを可能とする能力をもつ複数
の命令によつて、処理が進行することを可能にす
る。前に述べたように、記憶装置の価格を最小限
にすることが要求されている。それゆえ、記憶装
置に定期的チエツクポイントの回路を設けること
は過度の費用を課することになる。したがつて、
エラー回復の目的のため低い費用で前記の動作に
おける危険を防止することが要求される。 米国特許第3564502号は、チエツクポイント制
御が入出力操作に対して実行されたことを示す。
割込み入出力装置についてのいわゆる“定位置”
情報はチヤネルでのエラーの結果としてCPUに
伝えられる。入出力装置に関するこのような定位
置情報はチヤネル命令での実行ステツプに関して
選択され、チヤネル・エラーの発生時に実行中の
チヤネル命令の再試行を行うことができる。この
ような回復動作は、チヤネル・エラー発生時に存
在する定位置情報に基づいて、同じチヤネル命令
により、その出力装置で行われる。この特許を用
いた装置は調歩式入出力装置によつて、非連鎖コ
マンド動作の間のほかに連鎖コマンド動作の間に
誤動作した1つのチヤネル・コマンドの再試行を
可能にする。この特許に従つて、チヤネル−入出
力インターフエースは、それぞれの時間位置を表
わすコードを発生するため入出力装置に対するチ
ヤネル命令またはコマンドの実行における異なる
点で個別に循環する時間−位置信号回路によつ
て、前記の命令またはコマンドの実行の間モニタ
ーされる。チヤネル・エラー発生の瞬間、その信
号回路への入力は封じられ、チヤネル・エラー発
生時に存在していた位置コードを与え続ける。こ
の特定の装置は各動作毎に1つのモニターを必要
とする。インターリーブ動作をする多数の装置を
有する周辺装置において、上記の装置はチヤネル
動作に対しては効率的であるが、周辺装置に対し
ては扱いにくくかつ高価である。したがつて、た
とえ入出力装置がエラー回復の目的で時間指示位
置を用いたとしても、他の手段を、特にバツフア
を介する周辺装置に対して用意しなければならな
い。 発明の要約 本発明の目的はバツフアの動作、特に周辺装置
に対するバツフアの動作を高めることである。バ
ツフアされる装置のエラー制御は上位装置のプロ
グラム実行とバツフア動作の同期を含む。上位装
置は“SYNCHRONIZE”コマンドを周辺装置に
供給し、周辺装置は転送はすべて完了の信号を出
す前に全データを装置に記録することができる。
この動作は周辺装置がデータ転送を完了したこと
を上位装置に前に信号したバツフア・モードにお
いても生じる。 詳細な記述 図面上の参照番号が同じならば、図面が異なつ
ても同じ構造特性の部分を表わす。図面の記述に
用いた頭字語から選択した用語集がこの記述の終
りにあるので参照されたい。 第1図で、データ記憶装置10は1つまたはそ
れ以上の上位装置12を1つまたはそれ以上の周
辺装置13に接続する制御装置(CU)11を含
む。周辺装置13はリール対リールの磁気テープ
装置が描かれているが、磁気テープに制限する意
図はない。上位装置12は入出力線14を通つて
CU11に接続される。データ信号を上位装置1
2と周辺装置13の間で転送するには、CU11
にあるバツフア15が一時的にデータ信号を記憶
し、上位装置12に対して周辺装置13が非同期
動作を行なうことを可能にする。バツフア15は
複数の割当可能な記憶空間を含む。これらはセグ
メントと呼ばれ、16進数で0からFまでの番号が
ついている。制御33は、周辺装置13およびバ
ツフア15ならびに第1図に示す他の回路OC2
4のような制御装置によつて一般に実行される他
の機能の間のデータ信号の転送を監視し制御する
ほか、周辺装置13に対するバツフア15のセグ
メントの割当を管理する。 上位装置12は、入出力動作を処理し、かつ制
御する複数のチヤネル回路CNL16を含む。前
記の制御には種々のデータ処理動作を実行するた
めCU11に対する入出力コマンドの伝送を含む。
CU11は入出力線14を経て入出力コマンドを
受領し、既知の回路と手順に従つて、受領したコ
マンドをデコーダDEC17に送る。デコーダ1
7はそのコマンドを解釈し、CU11または周辺
装置13によつて実行されるオーダーのように、
データ記憶装置10内でのオーダーを生成する。
前記オーダーは先入れ先出し(FIFO)の待ち行
列に入つて実行に移される。1例として、周辺装
置13のデータ転送動作は、後で記述される装置
動作表136の一部であるXQ23の待ち行列に入
る。XQ23の待ち行列に入つたオーダーはそれ
ぞれ後で記述される論理モジユールのグループ
CUDM158およびCUDI57によつて解釈さ
れ、装置オーダーは接続線90によつて周辺装置
13に転送される。転送されたこれらの装置オー
ダーは、磁気テープ駆動機構18を動作する各周
辺装置13の制御19によつて解釈され実行され
る。これらの動作はすべて既知の技術を用いて行
なわれる。 上位装置12から受領したコマンドのいくつか
はCU11によつて実行可能である。そのような
コマンドは、後で記述される装置動作表136の一
部であるICQ22およびCCQ21の待ち行列に入
るオーダーになる。ICQ22は、本発明の理解に
は関係のないセンス・データや他の構成データの
ようなデータを周辺装置13およびCU11から
上位装置12へ転送することに関する、これらの
装置オーダーを記憶する。CCQ21は、“BOTに
巻戻せ”というような、上位装置への制御データ
の転送を要することなく、周辺装置13の動作を
要求すると、これらのオーダーを待ち行列に加え
る。 上位装置12と周辺装置13の間のデータ信号
の転送は両方向性であるが、一般に上位装置12
から周辺装置13へ流れるように記述される。デ
ータ信号は、よく知られているように、適当なセ
ツトアツプ手順が実施された後にだけ転送され
る。データ信号は、CNL16、入出力線14、
バス81を経て自動データ転送回路CX26に転
送され、CX26はバツフア15のいわゆるチヤ
ネル側で自動データ転送を処理する。バツフア1
5に対する適当なアドレス指定回路が使用され、
受領したデータ信号をバツフア15に記憶させ
る。論理装置、すなわち周辺装置13とバツフア
15の割当セグメントとの組合せに対する転送で
あるから、直列転送の信号のすべてはバツフア1
5のO−Fのセグメントのうちの1セグメントに
入る。前記信号は、制御33がその信号を周辺装
置13に転送するそれ自身のオーダーを生成する
まで、バツフア15に駐在する。このように内部
で生成されたオーダーはCUDM158とCUDI1
57を経てXQ23に記憶され、実行に移され
る。信号経路が後で記述される技術を用いてセツ
トされているものとして、前記の信号は自動デー
タ転送回路DX27によつてバツフア15から取
出され、DX27はバツフア15のいわゆる周辺
装置側でデータ転送のすべてを制御し、かつ処理
する。前記のデータ信号はバス84、接続線90
を通つてテープ駆動機構の記録変換器(図示せ
ず)に転送される。接続線90は他の磁気テープ
装置OTU(図示せず)に接続することができる。 書込みデータ転送は3つの転送モード、すなわ
ちバツフア・モード、テープ書込みモードおよび
テープ同期モードのどれによつても実行可能であ
る。逆読みモード、周辺装置13から上位装置1
2へのデータ信号の転送は、2つのモード、バツ
フア読取りモードまたはテープ同期モードのどち
らかによつて実行可能である。バツフア15の各
セグメントの割当のため、制御BTS29はバツ
フア制御回路(第1図には図示されない)に対
し、バツフアの動作モードを示す。本発明の良好
な実施例で、BTS29は後に記述される論理装
置表133とバツフア状況表137に示される。BTS
29の制御はデコーダ17とレコード長検出器
LD30およびLD48とが共有する。LD30,
48はCU11の動作モードをバツフア・モード
またはテープ書込みモードからテープ同期モード
に自動的に切替える。これについては後で記述さ
れる。次に、テープ書込みモードについて機能レ
ベルで記述する。 周辺装置13で信号を書込む前に、いわゆる
“MODESET”コマンドがデコーダ17によつて
受領される。“MODESET”コマンドには、第1
のモード、バツフア・モードまたは第2のモー
ド、テープ書込みモードが次の“WRITE”コマ
ンドで用いられることになつているかどうはに関
する信号表示がある。バツフア・モード信号は、
受領した“MODESET”コマンドによつてアド
レス指定された論理装置に対するバツフア・モー
ドを選択するため、線43を通つてBTS29に
移動するオーダーを生ずる。この選択は、
“MODESET”コマンドで識別された周辺装置1
3に割当てられたバツフア15の1セグメントだ
けに係る。テープ書込みモードが選択されると
き、バツフア15の対応するセグメントをテープ
書込みモードにするオーダー信号が線44を通つ
てアドレス指定された論理装置に相当するBTS
29に移動する。 “WRITE”コマンドが受領されたとき
“MODESET”コマンドはバツフアテープ書込み
モードが選択されたものとする。データ信号は、
選択された動作モードにおける最大のチヤネル転
送レートで、上位装置12から接続線14を通つ
てバツフア15に転送される。上位装置12から
のデータ転送開始後しばらくすると、アドレス指
定された論理装置の磁気テープ駆動機構18に信
号が送られ、順方向のテープ送りを開始する。こ
のような動作の開始はCUDM158を経由して
処理される。磁気テープ駆動装置18が記録速度
に達すると、論理装置のバツフア15のセグメン
トに記憶されたデータ信号はDX27を通つて周
辺装置13に対する信号転送を開始し、信号はテ
ープ54に記録される。多くの場合、データ信号
の完全な1ブロツク、すなわち上位装置12から
の1レコードは、磁気テープ駆動装置18が記録
速度に達し、テープ54にデータを記録し始める
前に、バツフア15に完全に格納される。データ
信号の完全な1ブロツクが上位装置12から伝送
され、バツフア15に格納されると、CU11は
“CHANNEL、END”および“DEVICE END”
の終了ステータスに応答する。この応答は、今伝
送されたばかりのデータ信号は周辺装置13に記
録されたが、そのデータ・ブロツクの一部または
全部は事実上バツフア15に居るかもしれないこ
とを上位装置12に示す。その結果、CNL16
とその上位装置12は、周辺装置13が受領した
データ・ブロツクを記録したことを意味する、
CU11からの通常の“DEVICE、END”を待つ
ことなく、自由に他の仕事を続ける。 データが装置のデータ速度(チヤネルのデータ
速度と異なるかもしれない)で周辺装置13に転
送されている工程にある間、既知の逆読み検査技
術を用いた逆読み検査が実行される。この動作は
データ信号が正しくテープ54に記録されたこと
を確認する。前記の信号ブロツクが全部テープ5
4に記録されたとき、バツフア15は次の
“WRITE”コマンドからの別のデータ信号ブロ
ツクを含むかもしれない。この場合、磁気テープ
駆動機構18はテープ54を駆動し続け、後から
受領したデータ信号ブロツクはバツフア15から
テープ54に自動的に転送される。アドレス指定
された論理装置のバツフア15のセグメントが一
旦空になると、磁気テープ駆動機構18は減速さ
れ、次に受領する“WRITE”コマンドに備えて
位置を変更する。連続して記録されるブロツク数
はタイムアウト機構(図示せず)によつて制限す
ることが可能で、1つの動作が装置の動作を支配
して別の動作に害を及ぼすことはない。 チヤネル16がデータをあまりおそく転送する
ので、データを受領する周辺装置13が受領動作
の完了前にバツフア15のセグメントにあるデー
タを使い尽すことができる場合、いわゆるバツフ
ア・オーバーラン・エラーが生じるが、その処理
については後で記述する。 上位装置12によつて選択可能な第2の動作モ
ードはテープ書込みモードである。CU11が
“MODESET”コマンドによつてテープ書込みモ
ードの動作に適応させられたとき、受領したデー
タ信号ブロツクはアドレス指定された論理装置に
相当するバツフア15のセグメントに転送され、
そこに完全に格納される。その後、“CHANNEL
END”の部分的な終了ステータスは上位装置1
2に与えられる。最後の終了ステータス
(“CHANNEL END”および“DEVICE
END”)は、受領したデータ信号ブロツクがテー
プ54にうまく記録されるまで、上位装置に与え
られない。最後の終了ステータスがたとえ与えら
れなくても、チヤネル16は自由に他の動作を行
なう。チヤネル・コマンド再試行(CCR)はチ
ヤネル切断のため上位装置12に送付可能であ
る。チヤネル・コマンド再試行がチヤネル切断に
用いられるならば、バツフア15の割当セグメン
トのデータ信号はチヤネル経路14を通つて2度
転送されなければならない。この動作は、チヤネ
ル・ステータス・ワード(CSW)の残余のカウ
ント・フイールドが正しいことと、“CHANNEL
END”、“DEVICE END”の終了ステータスが
他の2つの記録モードで与えられるように、同時
にプログラムに送られることを保証する。本発明
の良好な実施例は常に、“CHANNEL END”と
“DEVICE END”の同時供給に必要な手段をと
る。データをバツフア15から周辺装置13へ転
送する間におけるチヤネル切断は多重化技術を用
いて行う。 テープ書込みモードで、逆読み検査が記録して
いる間実行され、データがテープ54に正しく記
録されたことを保証する。逆読み検査が一旦うま
く完了すると、終了ステータス、“CHANNEL
END”、および“DEVICE END”はCU11に
よつて上位装置12に供給される。終了ステータ
スは、周辺装置13における記録が実際に完了す
るまで、現在の“WRITE”コマンドに与えられ
ないから、CNL16はアドレス指定された装置
に対する追加のデータ・ブロツクをバツフア15
に供給できない。その結果、現在のデータ・ブロ
ツクが周辺装置13に書込まれた後、論理装置に
割当てられたバツフア15のセグメントは空にな
り、磁気テープ駆動機構18は次の“WRITE”
コマンドを受領するため位置を変更しなければな
らない。このモードは、信号ブロツクの転送と同
期して実行される、磁気テープ駆動機構18の余
分な動作を必要とするから、連続する
“WRITE”コマンドの間に長い遅延を生じる。 CU11はまた、たとえテープ書込みモードが
“MODESET”コマンドによつて選択されたとし
ても、テープ書込みモードを選択できる。テープ
54の各リールはいわゆる論理的なテープの終り
(LET)を有する。これはテープ・リールのハブ
に届くまでに前もつて定めたテープのフイート数
が残つていることを示すテープ上のマークであ
る。一旦LETに届くと、論理装置のすべての記
録はテープ書込みモードになる。テープ54が一
旦磁気テープ駆動機構18によつてLETの届か
ない所に位置を変更すると、選択されたテープ書
込みモードは逆戻りする。テープ同期モードが実
際に記録に対するものであつたならば、LETに
届いたときテープ書込みモードは使用されない。
第3の記録モードはテープ同期モードで、周辺装
置と上位装置の動作は同期する。データ・ブロツ
クは、アドレス指定された論理装置に割当てられ
たバツフア15のセグメント内に完全に記憶され
ることが決してないほど大きい。このモードで
は、CNL16は磁気テープ装置13における速
度でデータをCU11に転送する。CNL16がデ
ータを十分はやく供給できなければ、オーバーラ
ン・エラーが生じ、LD30はテープ同期モード
−書込みを選択する。LD30がテープ同期モー
ド−書込みを選択したとき、すべてのレコードは
十分に長く、割当てられたバツフア15のセグメ
ントに包含できないものとする。したがつて、こ
のモードは、動作の変更またはデータ・セツトの
変更が生じたか、または生じるであろうという表
示を上位装置12から受領するまで維持される。
この変更は、上位装置12によつてCU11に示
され、“REWIND”コマンド、“REWIND
UNLOAD”コマンド、“LOCATE”コマンド、
または“TAPE MARK”のどれかに出会うこと
を知らせる。“REWIND”コマンドは、テープの
全部がテープ繰出しリールにあり、テープ巻取り
リールにはテープが殆んどないように、磁気テー
プ駆動機構18のテープ54をBOTに巻戻すこ
とをデータ記憶装置10に指令する。“REWIND
UNLOAD”コマンドは、テープを前記のように
巻戻し、テープ・リールを磁気テープ装置13か
らはじき出すことを、磁気テープ装置13に指令
する。“LOCATE”コマンドは、テープの別の領
域を探索する高速動作を指令する。すなわち、上
位装置12は記録したばかりの信号に無関係の動
作を実行する。“TAPE MARK”コマンドはフ
アイルの終りを指示する。したがつて、新しいフ
アイルは長さの異なるレコードを持つことができ
る。 “READ”モードは信号転送がアドレス指定
された周辺装置13から上位装置12に向うこと
を除き類似している。最初に受領した“READ”
コマンドはバツフア15ではデータに出会わな
い。CU11はチヤネルの切断を可能にするCCR
を供給する。その後、CC11はデータをアドレ
ス指定された周辺装置13から、割当てられたバ
ツフア15のセグメントに転送させる。通常、1
データ・ブロツクが完全にバツフア15に読取ら
れた後、チヤネル16は“DEVICE END”を送
ることによつて再接続される。CU11はその後
2度目の“READ”コマンドを受領し、最大チ
ヤネル速度でデータを上位装置12に供給する。
アドレス指定された論理装置に対する最初の
“READ”コマンドの後、CU11はテープ54
からデータ・ブロツクを前読みする。このような
前読みの大きさは、データ記憶装置10全体の動
作に関連して、装置に期待される動作による。こ
れは先取りアルゴリズムの実行によつて行われる
が、それについての理解は本発明の理解とは関係
がない。その後、上位装置12がもう1つの
“READ”コマンドを供給した時、バツフア15
のデータは即座にCNL16で使用可能であり、
最大チヤネル速度で上位装置12に転送される。
先読みはデータ記憶装置10の現在の動作ステー
タスによる決定に従つて非同期で続けられる。こ
のような先読みは他の周辺装置13のデータ記録
動作と他の周辺装置13からのデータ読取り動作
とでインターリーブされる。 最初の“READ”コマンドの次のコマンドが
“READ”コマンドでない場合、バツフア15の
セグメントに駐在する先読みされたデータは捨て
ることができる。受領したコマンドにより、テー
プ54は自動的に磁気テープ駆動機構18によつ
て位置を変更しバツフア15のセグメントから捨
てられたデータ・ブロツクを先読みすることがで
きる。LD48は周辺装置13からバツフア15
のセグメントに転送中のデータ・ブロツクの長さ
を測定する。これらのブロツクの長さが前もつて
決めた長さを越えるとき、LD18はその次の
“READ”コマンドに対するテープ同期モードを
開始する。一般に、完全なデータ信号ブロツクは
割当てられたバツフア15のセグメントに常駐
し、データの先読みの手数を省く。前記の大きな
データ信号ブロツクは周辺装置13のデータ速度
で周辺装置13からバツフア15とチヤネル・ア
ダプタ80を通つてCNL13に同期転送される。
CNL16が周辺装置13よりも低速ならば、オ
ーバーラン・エラーが生じる。読取り動作が一旦
テープ同期モードに入ると、テープ同期モードは
上位装置が書込み中にテープ同期モードを指示し
たような動作上の大きな変更が、“REWIND”コ
マンド、“REWIND UNLOAD”コマンド、
“LOCATE”コマンドまたは“TAPE MARK”
がテープからセンスされることによつて生じるこ
とをデータ記憶装置10に示すまで続けられる。
読取り動作はBOT(テープの始め)からLETへ
の順方向のテープ送り、またはLETからBOTへ
の逆方向のテープ送りのどちらでも実行可能であ
る。 第1図において、バツフア15のセグメントは
セグメント回路SEG34によつて決定される。
良好な実施例におけるSEG34はプログラム制
御され、データ処理技術で実施しているようなメ
モリの配分/配分取消および区分化に追従するこ
とができる。LD30は、バス81を通つて転送
されたデータ・レコードの長さの読取りで、CX
26から線31を経由するレコード長を示す信号
を受領する。セグメント・サイズはSEG34か
らバス32を経由してLD30に入る。LD30は
前記の2つの信号を比較し、過剰のレコード長を
示す動作信号を線38を経由してOR回路36に
供給し、BTS29を同期モードにセツトする。
この動作はもちろん、バツフア15の前もつて定
めたセグメントを経た上位装置12からの信号を
受領中の、アドレス指定された論理装置に対して
だけである。良好な実施例では、より大きいセグ
メント・サイズに対する再配分はバツフア・モー
ドの継続中に行うことができる。再配分されたセ
グメントがなお小さすぎれば、同期モードが開始
する。別な表現をすれば、同期モードはできるな
ら避けるべきである。 “READ”モードの間、LD48はケーブル8
4からDX27に転送中のレコードの長さを読取
る。LD48はまた、SEG334からバス32を
経由するセグメント・サイズを受領する。セグメ
ントサイズがレコード・サイズよりも小さいこと
がLD48によつて示されれば、アドレス指定さ
れた論理装置に相当するBTS制御を同期モード
にセツトする信号が、線42とOR回路36を通
つてBTS29に送られる。また、実施例の代案
として、線45を経てOR回路36に送られるオ
ーダー信号が示すように、上位装置12からのコ
マンドを受領して同期モードをセツトする能力が
デコーダ17に与えられる。 LD30とLD48はアドレス指定された論理装
置に対する複数のバツフア15のセグメントの配
分をSEG34に要求できる。すなわち、LD30
とLD48は1つのセグメントに対する最初のオ
ーバーラン状態をそれぞれ検出すると、作動信号
を線37または線39を経てSEG34に送る。
SEG34は前記の作動信号に応答してバツフア
15をデータ転送のための複数のセグメントとし
て再配分し、バツフア・モードまたはテープ書込
みモードが使用可能となり、同期モードが回避さ
れることになる。前記の複数のセグメントはオー
バーランを生じると、前に述べたように最後には
同期モードに移行する。 前記の長さ検出器およびセグメントのすべて
は、後で明らかなように、良好な実施例における
CUBM150に含まれている。動作は論理装置
表LDT133、バツフア・レコード表BRT141およ
び選択装置表SDT132と整合される。チヤネル・
データの転送はチヤネル転送表CXT143によつて
モニタされ制御される。 上位装置12は自己のデータをレコード50,
51および52によつて転送する。これらのレコ
ードは前に述べたように、各“WRITE”コマン
ドによつてCNL16へ1度に1つずつ転送され
る。上位装置12の動作は、複数のプログラム5
9の実行に関し、たとえば、これらのデータのデ
ータ記憶装置10への転送で、レコードのすべて
が実際に周辺装置13に記録される前に、多数の
レコードに対するプログラムの実行を進めること
ができる。たとえば、レコード55および56は
CU11がそれらに加えた制御データ57ととも
にテープ54に記録されている。完全な1レコー
ドまたは1以上のレコードが、セグメント1の中
で参照数字58として示されているように、なお
バツフア15に駐在していることもありうる。上
位装置12はバツフア15のレコード58によつ
てバツフアまたは装置エラーからなお回復しうる
ものとする。しかしながら、バツフア15のそれ
以上のレコードは上位装置12でのデータ処理状
況からみて回復は不可能である。したがつて、上
位装置12としては、周辺装置13の記録動作と
上位装置自身の内部データ処理動作を同期させる
必要がある。この同期は本発明において上位装置
12が“SYNCHRONIZE”コマンドをCU11
に送ることによつて行われる。デコーダ17は同
期回路60を作動させ、同期回路60は作動信号
をバツフア15に供給してレコード58の周辺装
置13への転送が行われる。一般に
“SYNCHRONIZE”コマンドの使用は最小限と
する。バツフア15のセグメンテーシヨンおよび
前記モードでの動作のためのセツトアツプもま
た、上位装置12によつてコマンドすることがで
きる。デコーダ17は前記のコマンドに応答し適
当な作動信号を線46を通つてバツフア15の
SEG34に供給する。これらの技術はデータ処
理技術で用いられる通常の技術であるから、これ
以上の記述は行わない。 本発明の記述を進めるに当り、本発明にとつて
良好な環境について、周辺装置13でD1−D1
2と名付けられたリール対リールの磁気テープ駆
動機構を用いるデータ記憶装置10を図解する第
2図から第4図までを特に参照して説明する。良
好な配列はCU−0およびCU−1と名付けられた
2つの制御装置11を含み、装置はどれでも入出
力線14と制御装置CU−0またはCU−1のいず
れかを通つて上位装置12に接続できるような構
成になつている。各制御装置11による上位装置
12との接続機構は、個々にCAA−CAHと名付
けられた複数のチヤネル・アダプタ回路80によ
るものである。チヤネル・アダプタ80の各々は
どちらかの制御回路11でバツフア15と直接に
通信できる。CU−0とCU−1は同一の構造であ
る。したがつて、2つの制御装置で同じ参照数字
は同じ構成部位を示し、制御装置間の相互接続は
別々に名付けられている。チヤネル・アダプタ
CAA−CADはCO−0に同じくCAE−CAHは
CU−1に置かれている。それぞれのチヤネル・
アダプタはそれ自身の制御装置内でケーブル81
によりバツフア15と通信する。バツフア15か
ら周辺装置13への通信はケーブル82、デー
タ・フロー回路83、ケーブル84、および複数
の装置アダプタ回路85を通つて行われる。装置
アダプタ回路は両方の制御装置11でそれぞれ
DAAおよびDABと名付けられている。データ・
フロー回路83は記録回路を含む。プログラムに
よる制御33はそれぞれの制御装置11で記述し
たすべての部分に電気的に接続され、米国特許第
3654617号に示される記憶装置における既知の方
法で一般に動作する。制御装置11と周辺装置1
3の間の接続は1次/2次の関係である。装置D
1−D7はCU−0に対し1次であり、CU−1に
対しては2次である。装置D8−D15(D13
−D15は図示せず)はCU−1に対し1次であ
り、CU−0に対し2次である。1次と2次の関
係の意義は制御装置CU−0またはCU−1のどち
らがそれぞれステータスを維持するかに係る。す
なわち、制御装置CU−0がD1−D7のステー
タス情報を1次的に維持するのに対し、制御装置
CU−1は1次的にD8−D15のステータス情
報を維持する。制御装置CU−0およびCU−1は
ともに周辺装置13全部のステータス表示を記憶
する。1次の接続では、CU−0のアダプタDAA
はケーブル90によつて装置D1−D7の全部に接
続される。同様に、CU−1と装置D8−D15
の1次の接続はアダプタDABとケーブル93に
よつて行われる。CU−0と装置D8−D15の
2次の接続はケーブル94によつて行われ、CU
−1と装置D1−D7の2次の接続はケーブル9
5によつて行われる。装置アダプタ85と装置D
1−D15のそれぞれの間の動作は、制御装置1
1が装置13を綿密に制御し、かつ動作させるこ
とを可能にするタグ制御線とバス・データ転送線
を含む。 従来の磁気テープ装置では、データ・フロー経
路が完全な複数経路ではなく、チヤネル・アダプ
タ80はそれぞれの制御装置のデータ・フロー回
路83と通信するだけであつた。良好な実施例に
おける構成では、チヤネル・アダプタCAA−
CAHはいずれもどちらかのデータ・フロー回路
83によつて、周辺装置13のいずれとも通信可
能である。制御装置11において、チヤネル・ア
ダプタCAA−CADおよびCAE−CAHからの内
部接続は前に述べたとおりである。チヤネル・ア
ダプタCAA−CADからCU−1のバツフア15
への接続はケーブル96によつて行われ、チヤネ
ル・アダプタCAE−CAHからCU−0のバツフ
ア15への接続はケーブル97によつて行われ
る。したがつて、データ・フロー回路83または
バツフア15はいずれも、チヤネル・アダプタの
どれかによつてどの上位装置とも通信することが
できる。この構成はもちろん2つの制御装置11
の間の密接な調整を必要とする。 周辺装置13のすべてのステータスは一対のス
テータス・ストア100によつて各制御装置11
に保持される。ステータス・ストア100はデー
タ処理動作と関係なくケーブル101によつて相
互に通信する。すなわち、CU−0が周辺装置1
3の選択による変更のようなステータスの変更を
行うと、CU−0のステータス・ストア100は
CU−1のステータス・ストア100と直ちに通
信する。同様に、チヤネル・アダプタ80とバツ
フア15の間のどんな交差接続も直ちに両方のス
テータス・ストア100に示される。各ステータ
ス・ストア100は装置ステータス、バツフア・
ステータス、チヤネル・ステータス等に関するビ
ツトを格納するための複数のレジスタを有する。
前記ステータス情報は装置の選択ステータス、使
用中ステータス時接続およびデータ記憶装置10
を入出力チヤネル14で動作するために必要とす
る他のすべてのステータスを反映する。 特定の時にデータ記憶装置10の構成を変更で
きるのはただ1つの制御装置11だけである。こ
れに関して、ケーブル102はそれぞれのステー
タス・ストア100から制御33に達する。CU
−0の制御33が周辺装置13を選択することに
よつてデータ記憶装置10の論理構成の変更を必
要とするとき、たとえば、制御33はステータ
ス・ストア100と通信しデータ記憶装置10の
構成を変更する許可を求める。ステータス・スト
ア100は固有のマスタの地位にあり、制御33
が選択することも可能にする。さもなければ、
CU−0のステータス・ストア100はCU−1の
ステータス・ストア100に対し、マスタの地位
をCU−0のステータス・ストア100に与える
ことを要求する。マスタの地位を持つどちらかの
CU11はデータ記憶装置10の論理構成を変更
できるただ1つの制御装置である。マスタの地位
は構成変更の指令に従つて制御装置の間を移動す
る。ステータス・ストア100はまたケーブル1
03によつて制御装置11のそれぞれのチヤネ
ル・アダプタと通信する。前記の通信はステータ
ス・ストア100からチヤネル・アダプタ80へ
装置使用中ステータスを供給することと、チヤネ
ル・アダプタ80からステータス・ストア100
への選択の要求を含む。すなわち、CAB80が
上位装置12の要求として装置D6の選択を欲す
るならば、CAB880はCU−0のステータス・
ストア100と通信し、装置D6の選択を要求す
る。ステータス・ストア100はD6の使用中ス
テータスまたは非使用中ステータスをCABに供
給する。CABは直ちに装置D6に関する上位装
置12の要求に応答し、上位装置12と制御装置
11の間の選択時間と照会時間を減少する。 制御33は別な構成をとることができる。第2
図に示すデータ記憶装置10と関連して使用する
良好な構成を第3図に示す。プログラム式マイク
ロプロセツサ110は制御ストア111に記憶さ
れたマイクロコード・プログラムによつて作動す
る。前記マイクロプログラムはマイクロプロセツ
サ110が、バツフア15を完全に管理するこ
と、データ・フロー回路83を監視すること、ス
テータス・ストア100と通信すること、および
チヤネル・アダプタ80と装置アダプタ85の選
択を監視しイネーブルすることを可能にする。更
に、プロセツサ対プロセツサを基準とする2つの
CU11の制御33の間の通信はケーブル109
によつて行われ、既知のプロセツサ間通信技術を
用いる。既知の技術を用いて、マイクロプロセツ
サ110は制御ストア111のマイクロプログラ
ムをアドレス・バス112によつて選択する。マ
イクロプログラム命令ワードを含む制御データは
バス113によつて制御ストア111から供給さ
れる。もちろん、動作中のマイクロプロセツサ1
10に対する通常のアイドル走査ループは制御ス
トア111に常駐する。その上、制御33はマイ
クロプロセツサ110に対する作業用制御ストア
として働くローカル・ストア114を含む。ロー
カル・ストア114のアドレス指定可能なレジス
タはバス115によつてアドレス指定される。バ
ス116はマイクロプロセツサ110の制御によ
り信号をローカル・ストア114から制御ストア
111に転送する。すなわち、マイクロプロセツ
サ110から制御ストア111に記憶されるデー
タはローカル・ストア114によつて転送され
る。制御装置11に示す制御33と他のすべての
構成部位の間の通信は、ローカル・ストア114
からバス117を通つて供給されるアドレス信号
によつてアドレス指定される外部レジスタ118
によつて行われ、これに制限は加えられない。外
部レジスタ118から制御装置11の各構成素子
への通信は、通常の電気的接続方法による一対の
単方向性バス119によつて行われる。 マイクロプロセツサ110は出力バスBO12
0と、ローカル・ストア114、外部レジスタ1
18および必要に応じ付加される他の装置に接続
する入力バスBI121を含む。マイクロプロセ
ツサ110は複数の割込みレベルによる割込み動
作を行う。これらの割込みは、制御装置11の各
構成素子によつてデータ記憶装置10で実行され
る機能に従つて事前に割当てられた優先順位とし
てレベル0−6を有する割込み信号を運ぶバス1
22を通つて供給される。制御装置11の電気的
なタイミング信号はクロツク/シーケンサ123
によつて与えられる。クロツク/シーケンサ12
3はタイミング・パルスを与えるだけでなく、マ
イクロプロセツサ110をシーケンスして制御3
3を初期設定し、制御装置11を正しく動作させ
る。外部レジスタ118からの接続線119は制
御装置11の他のすべての部分に接続する。第4
図は制御ストア111のマツプで制御表およびマ
イクロプログラム・グループを示す。もちろん、
その表はデータ記憶装置の動作に必要な制御情報
を表わす信号を含む。 第4図で、CUT130はいわゆる制御装置動
作表で、制御装置11全体に関する情報信号を含
む。この表は制御装置CU−0およびCU−1個々
の動作ステータスに関係するが、周辺装置13と
チヤネル16とは無関係である。CST131は
コマンド・ステータス表で、アドレス指定された
周辺装置13に対して実行中の現在のコマンド・
ステータスを記述する情報信号を含む。すなわ
ち、上位装置12はチヤネル・コマンドを入出力
線14を通つて、それぞれの制御装置11に供給
する。CST131はチヤネル・アダプタ80の
どれかによつて受領されたチヤネル・コマンドの
実行における現在のステータスを反映する。
SDT132は選択装置表で選択された周辺装置
13のステータスを表わす情報信号を含む。この
表は制御装置11が周辺装置13のどれかを綿密
に制御し動作させることを可能にする。LDT1
33はいわゆる論理装置表で、各周辺装置13が
論理的にバツフア15に及んだときのステータ
ス、およびSDT132に現われるステータス情
報よりも一時的な性格をもつ各周辺装置13の幅
の広い動作ステータスを表わす情報信号を含む。
PAT134は割当未定表で、バツフア空間がま
だ割当てられないとき、バツフア空間を必要とす
るそれぞれのアドレスによつて周辺装置13を待
ち行列に入れる情報信号を有する。この表はなる
べく循環型のFIFO(先入れ先出し)の方がよい。
HID135は上位装置識別表で、チヤネル・ア
ダプタ80によつて制御装置11と通信する上位
装置12に対する上位装置識別信号を有する。
DOT136は装置動作表で、周辺装置13の動
作予定、動作中および動作完了を表わす情報信号
を有する。前記の動作にはテープ送り、読取り、
書込み等を含む。BST137はバツフア・ステ
ータス表で、バツフア15のステータスに関する
情報信号を有する。前記の情報信号はバツフアに
入出力するデータの転送、バツフア空間の割当お
よびその他のバツフアに関する機能に関するもの
である。PDT138は割当解除未定表で、バツ
フア15に関する動作が終了すると直ちに周辺装
置13に対する前記バツフアのバツフア空間の割
当を解除しうることを表わす情報信号を有する。
割当解除は前記の動作が終了するまでは行われな
い。DIA139は装置情報区域で、ケーブル10
9を経由する制御装置間の通信が記憶されるほ
か、周辺装置13および入出力チヤネル16に関
する装置情報と制御データを表わす情報信号を有
する。前記の情報はチヤネル16と装置13に起
因して生じ得る。DST140は装置ステータス
表で、装置ステータスに関する情報信号を有す
る。すなわち、周辺装置13が制御11に渡す最
新の装置ステータスがこの表の領域に記憶され
る。BRT141はバツフア・レコード表で、バ
ツフア15の動作に関係する。この表はバツフア
15のレコードのステータスを識別する。バツフ
ア15の各レコードはBRT141に入り、バツ
フア15の記憶に関するレコードのステータスの
特徴を示す信号を保有し得る。 DIAG142は診断データ区域で、制御装置1
1で実行される診断機能の制御に用いる表であ
る。CXT143はチヤネル転送表で、チヤネ
ル・アダプタ80によるバツフア15と入出力チ
ヤネル16のどれかの間の信号の転送に関する情
報信号を有する。前記の情報は転送の方向および
前記転送に関する周辺装置13のアドレスを含
む。 SNS144はセンス・データ記憶区域で、周
辺装置13のアドレスを配列した、いわゆるバツ
フア・ログのほか、上位装置12に伝えるセン
ス・データを表わす情報信号を保持する。BCT
145はバツフア制御表で、バツフア15の動的
論理アドレス構成に関する情報信号を記憶する。
前記の構成は、制御装置11が1つあるか2つあ
るかどうかによるほか、制御装置に接続する周辺
装置13の数によつて変る。PGM146はいわ
ゆる経路グループ・マツプで、データ記憶装置を
1つまたはそれ以上の論理的記憶装置に区分する
ため、周辺装置13のどれがチヤネル・アダプタ
80に論理的に接続可能であるかを示す。PGT
147は経路グループ表で、論理的区画およびチ
ヤネル・アダプタ80のどれが各論理的区画に常
駐しているかを識別する識別信号を含むことによ
つてPGM146を補う。SCT148は順序制御
表で、与えられた周辺装置13に関して何か動作
が起きるかどうかを決定するためのアイドル走査
に関する信号を有する表である。動作の変化は
SCT148によつて開始することができる。 数字149はここでは特に参照されないが、デ
ータ記憶装置10を図解する第2図の実施例の構
成において見出される。前記数字はバツフア15
の自由空間、バツフア15の空間に対する優先順
位待ち行列、バツフア15に対する区分化表示、
追跡ステータス、タイムアウトを制御するための
タイマー表および複数のデータ記憶装置10を構
成するのに必要なまたは望ましい他の種々の領域
を識別する表示を含み得る。 CUBM150はバツフア管理グループで、各
種のプログラム・グループを含む。それらはバツ
フア15の管理に関するマイクロコード・プログ
ラムである。CUCB151はチヤネル・バツフア
間データ転送グループで、チヤネル・アダプタ8
0を経由する入出力チヤネル16とバツフア15
の間の信号転送に関するマイクロコード・プログ
ラムを識別する。CUCE152はコマンド実行グ
ループで、上位装置12から入出力チヤネル16
を経て受領されたコマンドを実行する準備として
前記の表をセツトアツプすることに関係する。
CUCH153はチヤネル・アダプタ制御グルー
プで、装置選択等のチヤネル制御の局面に関係す
る。CUSV154は順序ベクトル・グループで、
割込みの優先順位を決定するのに走査ベクトルを
用いる割込み監視プログラムに関係する。CUCS
155はコマンド支援グループで、CUCE152
によつてセツトアツプされたコマンドを実行する
マイクロコードのセツトである。CUDB156
は装置・バツフア間データ転送グループで、周辺
装置13とバツフア15の間の信号転送制御と監
視に関係する。CUDI157は装置インターフエ
ース制御グループで、装置アダプタの制御に関係
する。CUDM158は装置管理グループで、装
置の動作のスケジユーリング等、周辺装置13の
管理に関係する。CUER159はエラー・モジユ
ールで、エラー検出および回復のマイクロコード
である。CUMD160は保守モジユールで、制
御装置11が実行する診断手順に関係する。
CUSN161はセンス・モジユールで、SNS1
44の記憶のようなセンス・データの処理に関係
する。数値163は前記のプログラムのグループ
化をデータ記憶装置10に対し必要に応じて変更
および拡張が可能であることを示す。 第5図は複数の装置に対するバツフア15経由
のデータの流れを示す。同図はバツフア・モード
(読取りおよび書込み)、テープ書込みモードおよ
びテープ同期モード(読取りおよび書込み)なら
びに前記モードが複数の装置に対していかにイン
ターリーブ可能であるかを開示する。セグメント
0,1,2,3およびFは割当てられているもの
として示されている。セグメント0はバツフア書
込みモードBWMにあるものとして示されてい
る。セグメント1はテープ書込みモードTWMに
あるものとして示されている。セグメント2およ
び3は1つのアドレス空間に配列された一対のセ
グメントとして示され、テープ同期モード−書込
TSM−Wで動作中である。セグメントFは逆方
向のバツフア読取りモードBRM−Bにあるもの
として示されている。読取りテープ同期モード
は、書込みのテープ同期モードと同じ原理に従
う。よつて、開示された特徴はデータの流れの方
向を除いて同一である。したがつて、逆読みの間
のテープ同期モードに関する詳細な記述は行われ
ない。同様の観点から順方向のバツフア読取りモ
ードは逆方向のバツフア読取りモードと同じであ
る。したがつて、順方向のバツフア読取りモード
の詳細な記述は省略される。 セグメント0のバツフア書込みモードは、バス
81Eでチヤネル・アダプタCAEからデータ信
号を受領し、受領した前記のデータ信号をバス8
4Aで適切にバツフアした後、アドレスDAを持
つ周辺装置13(以下、装置DAという)に供給
するものとして示されている。セグメント0は装
置DAに記録すべき4つのレコードを有する。
WR4からWR7まで個別に識別されたこれらの
レコードは参照番号161のWR4で始まり、セ
グメント0によつて直列に受領されたものであ
る。したがつて、装置DAが次のレコードをセグ
メント0から受領するとき、WR4が最初のレコ
ードで続いてWR5以下が受領される。バス81
EでCAEから受領される次のレコードはセグメ
ント0でバツフア区域162に記録される。セグ
メント0の横の空間はWR4からWR7に増加す
るアドレス空間を示す。レコードWR4〜WR7
は矢印164の“SUPPESS OUT”で示すチヤ
ネル・コマンド163のチエインを経てデータ記
憶システム10が受領する。データ記憶システム
10のステータスによつて、チエイン163で転
送すべきデータのすべては、レコードが装置DA
に記録される前にセグメント0に記録することが
できる。通常の動作モードでは、装置DAが受領
したレコードを記録し始める前に、1つ以上のレ
コードをセグメント0に記録し得る。追加のレコ
ードがバス81Eで受領されると、セグメント0
に格納され、できるだけ早い時機に装置DAに取
り出される。これは別の装置が他のチヤネル・ア
ダプタでバツフア15によつてデータ信号を転送
している間、レコードの一部がセグメント0に駐
在するということではない。チエイン163が
CEDE165(“CHANNEL END”と
“DEVICE END”の信号)によつて終了すると
き、送出し側の上位装置12は記録動作が完了し
たことを知らされている。この時点で、記録のい
くつかはなおセグメント0に駐在しているかもし
れない。これらの事実によつて生じ得る遅延エラ
ーについて次に述べる。 チエイン163に続いて複数の中間のチエイン
166が実行可能である。これらのチエインは矢
印168の“SUPPRESS OUT”によつて示す
チエイン167を含むことができる。チエイン1
67はCEDE169で終了する。165で終了す
るチエイン163と新しいチエイン171の開始
の時間の間で、セグメント0から装置DAへのデ
ータ信号の転送は、“X”170で示すエラーを
生じたかもしれない。170のエラーはチエイン
163でされるレコードの最後から2番目に相当
する。データ記憶装置10は参照番号170で示
すエラーを検出すると、そのことをいわゆる
“DEFERRED UNIT CHECK”(据置き装置チ
エツク)を用いてチエイン171で報告する。
“DEFERRED UNIT CHECK”は“UNIT
CHECK”信号が駐在するコマンド・チエイン以
外のコマンド・チエインに関係するエラー報告信
号である。なわち、通常は“UNIT CHECK”
信号はコマンド・チエイン171に関してデータ
記憶装置10の動作に応答する。しかしながら、
この場合エラーはコマンド・チエイン163に関
係する。エラーがどこで生じたかを上位装置12
に知らせるため、“DEFERRED UNIT
CHECK”(DUC)は、上位装置12がコマン
ド・チエイン163をもたらしたチヤネル・プロ
グラムを再構築できるように、インデツクスおよ
び他のエラー識別データを含まなければならな
い。前記のセンス・データはエラー回復手順
ERP172で示され、エラーERPの識別装置の
アドレス(DEVADDR5、論理位置(LOG)お
よびテープ54のレコードの物理位置(PHY)
を含む。物理位置はテープの始めからの長さ
(cm)、装置またはテープ繰出しリール上の相対コ
ード等で表示できる。それに対して、論理装置は
テープに現れるレコード・ブロツクの通し番号に
よることができる。これら2つのインデツクスを
用いて、上位装置12はエラーが実際上チエイン
163のどこに生じたかを決定できる。すなわ
ち、エラー170はチエイン163の最後から2
番目のレコードで生じたことが明示される。これ
は上位装置12が前記の最後から2番目のレコー
ドのすぐ前のレコードを読取り、うまく記録され
たそのレコードの論理的番号を物理的番号を決定
することによつて行われる。さらに回復を進める
ため、回復動作RAが上位装置12にチエイン1
63での処理の状況を知らせる。“LOG”および
“PHY”はまたエラーのあるブロツクを識別する
ためセンス・データを供給される。この情報から
エラー170のレコードは容易に識別される。 テープ書込みモードにおいて、セグメント1は
アドレスD0の周辺装置13(以下、装置D0と
いう)に記録されるデータ信号を、チヤネル・ア
ダプタCABからバス84Bによつて受領する。
セグメント1で、装置D0に記録される1つのレ
コードは縦線173で表わすアドレスで始まり、
縦線174で表わすアドレスで終る。セグメント
1で信号が記録され始めると直ちに装置D0は動
作を始める。最後の信号が174で記録されると
き装置D0は記録速度に加速されていないかもし
れない。いずれにしても、装置D0が記録速度に
達すると、セグメント1のレコードは装置D0に
転送され記録される。この動作はチエイン167
におけるレコードであることもある。テープ書込
みモードは効率のよいモードであるから、チエイ
ン167のコマンドの継続期間はかなり長いこと
もある。したがつて、165の時点でまだ記録さ
れなかつたセグメント0のレコードは、実際に装
置DAに記録される前、長い時間セグメント0に
駐在することもある。これは後で記述する据置か
れた“UNIT CHECK”および他の制御機能の
重要さを表わす。 テープ同期モードに示すセグメント2および3
は、バス81Aで接続するチヤネル・アダプタ
CAAに接続されるチヤネルの間の速度変化機能
を処理するため、バツフア15内で1つのアドレ
ス空間(特に制限されない)として結合される。
信号はアドレスD6の周辺装置13(以下、装置
D6という)にバス846で転送される。CAA
は開始アドレス190でセグメント2に信号を供
給し、矢印191が示すようにアドレスを増しな
がら供給を続ける。アドレスがセグメント2の終
り192に達すると、バツフア15のアドレスは
自動的にセグメント3の始め193に飛ぶ。前記
のアドレス連結はよく知られているのでこれ以上
の記述は行わない。バス846で受領したデータ
信号はその後セグメント3でアドレス194まで
記録される。この時点で、装置D6は記録速度に
達しており、セグメント2からアドレス190で
始まる信号を受領し始める。それと同時に、
CAAからのデータ信号は少なくともアドレス1
96まで矢印195で示すようにセグメント3に
流入する。信号の流入がセグメント3の最後のア
ドレスに達すると、チヤネル・アダプタCAAか
ら受領されるデータ信号はその後セグメント2の
最も低いアドレスに記録され、レコードが終るま
で前記のサイクルが繰返される。ただ1つのテー
プ同期モード動作がどの特定の瞬間においてもバ
ツフア15で動作中(多くの装置動作は割当て/
割込みされていることもある)であり得る。テー
プ同期モード(読取りまたは書込み)はバツフ
ア・モード(読取りまたは書込み)とテープ書込
みモードの間でインターリーブすることができ
る。 第5図のバツフア15の最後に示されているモ
ードはセグメントFの逆読みモードである。デー
タ信号はアドレスD2の周辺装置13(以下、装
置D2という)からセグメントF、バス81Cを
経てチヤネル・アダプタCACに転送される。テ
ープ54は逆方向に進むから、装置D2からセグ
メントFに転送される最初のレコードは、最も高
い番号のレコード、すなわち、LET(テープの論
理終端)に最も近く、セグメントFでは参照番号
205のR10で示されるレコードである。セグ
メントFに読取られた最後のレコードはR6であ
る。セグメントFに次に読取られるレコードR5
はバスB42で受領され区域206に記録され
る。セグメントFの動作は装置D2のデータに対
する上位装置12からの要求を含む。CCRはCU
11によつて上位装置12に送られ、装置D2は
セグメントFにデータ信号を転送するため作動す
る。前記のレコードがセグメントに格納される
と、“DEVICE END”がデータ記憶装置10に
よつて上位装置12に送られ、CCRを必要とす
る理由が軽減され、データ処理動作が続いて行わ
れることを表わす。上位装置12はその後、たと
え装置D2がセグメントFにデータ信号を供給中
であつても、レコードR10を読取ることによつ
て応答する。上位装置12がセグメントから十分
なレコードを取出せば、装置D2は一定速度でテ
ープを駆動し、セグメントFにレコードを供給し
続けることができる。何かの理由でセグメントF
が一杯になれば、装置D2は停止し、バツフア1
5の他のセグメントが別のデータ処理動作に使用
される。すべての周辺装置13の動作とバツフア
15のセグメントの内容を分析するデータ促進ア
ルゴリズムを用いて、装置D2はチヤネル・アダ
プタCACを経由する上位装置12による動作に
関係なくセグメントFにデータ信号を転送でき
る。 以上のことから、データ記憶装置10における
動作は、アクセス時間の短い外見上の記憶を保持
しながら、インターリーブの方法で変化できるこ
とが分る。第5図における参照番号81A,84
Aはそれぞれ第2図の参照番号81,84に対応
し、第5図の数字の右端の桁は装置アドレス(0
−F)またはチヤネル・アダプタ80のアドレス
(A−H)に対応する。インターリーブについて
更に説明するため、起りうる動作の順序を次の表
に示す。次の表において、種々のセグメントのモ
ードは識別され、事象の発生時間は31−39の
一連の順序で表示される。31と32の間の経過
時間は計られていない。すなわち、前記の経過時
間は32と33の間の経過時間よりも長いことも
ありうる。前記以外の経過時間についても同様で
ある。チヤネル転送、すなわちCNL16からバ
ツフア15への転送はCXで表示されるのに対し、
バツフア15と周辺装置13の間の転送はDXで
表示される。モード検査によつて示される転送方
向は前に述べたインターリービングを示す。
【表】 本発明の良好な実施例は制御記憶111に記憶
された多数のマイクロコード論理モジユールを持
つプログラム方式マイクロプロセツサ110を含
む。さらに、すべての機能を実行するための多数
のレジスタの組合せを各種の表として利用する。
これらの表はデータ記憶装置10の各種の状態を
表わす信号を含む。本発明の良好な実施例につい
ての理解を容易にするため、本発明の説明に関連
して用いるすべての表について、その詳細を先ず
記述し、その後論理モジユールの全般的説明およ
び前記の表をもつマイクロプロセツサ110との
相互作用について記述する。最後に論理モジユー
ルについて詳細に説明する。本発明の説明に用る
表は、第6図のBRT141、第7図のBST13
7、、第8図のCST131、第9図のCUT13
0、第10図のCXT143、第11図のDOT1
36、第12図のLDT133および第13図の
SDT132を含む。その他の表は引用されるが、
その詳細については、本発明の理解とは関係がな
いので説明されない。 最初に第6図のBRT141について述べる。
BRT141の複数組のリスト連結したレジスタ
180,181に配列された多数のレジスタを有
し、現在少なくとも1レコードを記憶している周
辺装置13に割当てられた各々のバツフア15の
セグメントにその1組が配分される。たとえば、
バツフア15で4つのセグメントが割当てられて
いれば、リスト連結レジスタを形成する4組の
BRT141レジスタがそれらのセグメントに配
分される。特定のバツフア・セグメント内に記憶
されたあらゆるレコードは、BRT141の関連
するレジスタ180,181の組のそれぞれのレ
ジスタに関連する1つの記入項目を有する。リス
ト連結レジスタは、バツフア・セグメントが
FIFOバツフアとして動作し、セグメント中の
各々のそしてあらゆるレコードが時間的な受領順
序であらゆる他のレコードに連結されるように、
すべての記入項目を連結する。リスト結合の
BRTレジスタは論理的に関連し、一定のアドレ
ス範囲内で制御記憶111の至る所に分散可能で
ある。すすなわち、各リスト結合レジスタは必ず
しも同じリスト結合の他のレジスタに隣接しなく
てもよい。したがつて、バツフア15のすべての
セグメントに対するBRT141の記入項目の最
大数は、未使用のレジスタ180,181に依存
する。BRT141のレジスタがレコードに割当
てられる前の特定の瞬間において、それぞれのバ
ツフア・セグメントに使用可能のBRT141レ
ジスタの半分以上または半分以下が割当てされる
かどうかを決定するため、マイクロプロセツサ1
10を経由して制御33による検査が行われる。
半分以上であれば、BRTの記入項目はそのセグ
メントに割当てられず、それによつて、バツフ
ア・セグメントはBRT141の記入項目記憶能
力の限界から一杯であることを示す。リスト結合
のBRT141の記入項目はBST137によつて
アドレス指定される。すなわち、各BST137
レジスタは、BST137レジスタに関連するセ
グメントに最初に受領したレコードを持つBRT
141レジスタを指示するアドレスを有する。レ
コードがバツフア15を去ると、このポインタは
その瞬間にバツフア・セグメントに最初に受領し
たレコードに対応するBRT141の記入項目を
動的に指示するように調整される。 本発明を説明するためBRT141レジスタの
いくつかのセクシヨンについて記述する。最初の
セクシヨン182はその特定のセグメントに関連
する次のBRT141の記入項目に対するリンク
を有する。あるセグメントの最初のレコードに関
連するレジスタはBST137によつて指示され
る。その最初のレジスタは2番目に受領したレコ
ードに関連する次のレジスタを指示するアドレス
を持つセクシヨン182を有する。以下、同様で
ある。レコードがバツフア・セグメントから除去
されると、リスト結合は既知のデータ処理技術を
用いて更新される。レジスタ・セクシヨン183
は、関連するバツフア・セグメントに、そのバツ
フア・セグメントに記憶された識別済のレコード
の始めのアドレスを内容として持つアドレスを有
する。同様に、レジスタ・セクシヨン184は前
記の識別済のレコードの終りのアドレスを記憶す
る。BRT141の第2のレジスタは、セクシヨ
ン183に、BRT141の最初のレジスタのセ
クシヨン184に記憶された終りのアドレスより
も1大きいレコード開始アドレスを有する。以
下、同様である。RCセクシヨン185はレコー
ドの完成、すなわち完全なレコードが現在関連す
るバツフア・セグメントに記憶されているかどう
かを表わす標識を有する。同一のビツトはまた
BRT141のレジスタにおいて次に連結する記
入項目の妥当性を示す。セクシヨン187は記憶
されたレコードの種類、すなわちデータ、イメー
ジ、非コード化情報、テープ・マーク、ギヤツプ
消去情報、密度マーク、その他種類の異なる周辺
装置の動作に関連して用いられる制御またはデー
タの種類を表わす。省略記号188は、本発明の
理解に関係ない装置の動作に対する別のセクシヨ
ンを代表的なBRT141が持ち得ることを示す。 第7図に示すBST137は8個のレジスタ2
09を有し、各レジスタはバツフア15のセグメ
ントに対応する。もしバツフア15に10のセグメ
ントがあれば、BST137には10のレジスタ2
09がある。BST137に含まれる情報はデー
タ転送、バツフア15のセグメントおよびロード
の平衡に関係する。BST137へのアクセスは
後で述べるように、LDT133による間接アド
レスで行われる。レジスタ209の各々は、それ
ぞれのバツフア15のセグメントに関する動作を
制御するため、次に述べる信号領域またはセクシ
ヨンを含む。Aセクシヨン210は指示されたバ
ツフア・セグメントが周辺装置13に割当てられ
たかどうかを示す。割当てられているときは、割
当てられたセグメントと周辺装置13の組合せは
1つの論理装置を構成する。Eセクシヨン211
はバツフア・セグメントに関し未解決または未定
のチヤネル・コマンドがあるかどうかを示す。記
号Eはチヤネル・コマンドの実行に従事している
ことを意味する。Fセクシヨン212は指示され
たセグメントが割当解除すなわち自由になること
が予定されていることを示す。Aセクシヨン21
0は指示されたセグメントが割当てられるか、ま
たは自由(割当解除)になるかどうかを示すこと
に注意されたい。Iセクシヨン213はセグメン
トが動作中であるかどうかを示す。Iが1のとき
セグメントは非動作である。Pビツト214はセ
グメントが、第5図でセグメント2および3が組
になつたように他のセグメントと組になるかどう
かを示す。随意的に低い偶数番号のセグメントが
すぐ上の高い奇数番号のセグメントとのみ組にな
る。すなわち、0と1は組になりうるが、1と2
は組になり得ない。同様に2と3は組になりうる
が、3と4はなりえない。セグメント2及び3が
組になると、マクロ・セグメントはセクシヨン2
と参照される。DADDRセクシヨン215は指示
されたセグメントが割当てられる周辺装置13の
アドレスを含む。DADDRはまた割当てられたセ
グメントと周辺装置13の組合せによつて形成さ
れた論理装置のアドレスとなる。SEGADセクシ
ヨン216はバツフア15のセグメントの開始及
び終了アドレスを含む。組になつたセグメントで
は、終了アドレスはすぐ上の高い奇数番号のセグ
メントの終了アドレスである。 IRビツト217は装置とのデータ転送は開始
され、まだ完了していないとき1である。これは
読取りモードで使用される。IWビツト218は、
チヤネル転送が完了する前に記録されるべきレコ
ードの信号がバツフア15から周辺装置13に転
送中のときセツトされる。ビツト217および2
18はデータ転送が開始されるとテープ送りを保
持するため装置13の制御で用いられる。REビ
ツト219はチヤネルおよび装置がバツフア・セ
グメントを通つてデータを同時にストリームする
とき1になる。これは装置がデータ・ストリーム
の転送動作のためチヤネルに再接続されることを
意味する。データ・ストリーム転送動作はデー
タ・レコードの全シリーズが実質的な中断なしの
バースト・シリーズとして転送中であることを示
す。RBビツト220は、それが1のとき
“READ DATA BUFFER”コマンドが実行中
であることを示す。“READ DATA BUFFER”
コマンドは第36図に示す論理モジユールCE
RDB338を用い、マイクロプロセツサ110
を通じて実行される。RWビツト221は論理装
置のモードすなわち読取りまたは書込みモードを
示す。Dビツト222はテープ送りの方向、すな
わち順方向または逆方向を示す。RKセクシヨン
223はバツフア・セグメントに含まれるレコー
ド数を示す。このレコード数は指示されたバツフ
ア15に対し現在アクテイブなBRT141の記
入項目数に対応する。FKセクシヨン224は現
在バツフア15のセグメントにあるデータの自由
ビツト数を示す。自由ビツト数はマイクロプロセ
ツサ110に対し読取りモードで周辺装置13か
らバツフア・セグメントに前読み可能なレコード
数を示す。RPセクシヨン225はレコード・ポ
インタすなわち、バツフア・セグメントに記憶さ
れた最初と最後のレコードに対するBRT141
のレジスタをそれぞれ示す2つのアドレスを含
む。中間のレコードはBRT141のリスト連結
を通じて見つけられる。MLRUセクシヨン40
は、バツフア15と周辺装置13の間の昇格デー
タと降格データに関して用いるMRUとLRUの2
重連結の記入項目を構成する。このセクシヨンに
既に第1図に関連して述べられている。省略記号
226は追加の記入項目が本発明の理解に関係し
ない局面でバツフア・セグメントを制御するため
BST137において使用できることを示す。 第8図は複数のレジスタ230を有するCST
131を示す。いくつかのレジスタ(図示せず)
は、省略記号231で示すように、アドレス指定
された周辺装置13に関して現在実行中である上
位装置12から受領したコマンドについての情報
を含むための一連の記入項目を有する。CST1
31のレジスタは装置アドレスによつて配列され
る。一般に、CST131はグループCUCS155
およびCUCE152の論理モジユールによつて制
御される。現在実行中のコマンドがなければ、特
定の周辺装置13に対するCST131に記入項
目がない。DADDRセクシヨン232はコマンド
を受領した周辺装置13のアドレスを保持する。
CMDセクシヨン233はどのチヤネル・コマン
ドが実行中であるか、または実行されるべきかを
指定するコマンド・コードを有する。CAセクシ
ヨン234は受領したコマンドが経由したチヤネ
ル・アダプタ80を識別する。CUセクシヨン2
35はどの制御装置11がコマンドを受領したか
を示す。チヤネル・アダプタ80とバツフア15
の間の相互接続により、どちらの制御装置11も
コマンドを実行できる。すなわち、コマンドは始
めにCU−0に受領され、その後、本発明の範囲
外のロード平衡技術を用いてCU−1に転送する
ことができる。PNDビツト236はコマンドが
DADDR232で指示した装置に向つて進行中で
あることを示す。1STビツト237は受領したコ
マンドの第1の段階が完了したかどうかを示す。
すなわち、各コマンドの実行は準備の段階又は実
行の段階を持つ事ができる。ビツト237が1の
とき準備段階が完了したことを示す。CCRビツ
ト238はチヤネル・コマンド再試行が上位装置
12に報告され、アドレス指定された装置に関し
てCNL16によつて受入れられたことを示す。 WMビツト239は対応する装置がバツフア書
込みモードまたはテープ書込みモードで動作して
いるかどうかを示す。CCビツト240はコマン
ドの実行が継続しなければならないことを示す。
たとえば、CNL16はCU−0から切断される
と、特定の装置動作が完了したことを後で知らさ
れなければならない。CC240はCNL16から
の切断の時点でセツトされる。SRAHビツト2
41は周辺装置13からバツフア15へのデータ
の先読みを禁止する。先読みは、テープ・マーク
が読取られたかまたは書込まれたとき、または
“LOCATE BLOCK”、“REWIND”、または
“REWIND UNLOAD”のようなコマンドが開
始されたとき禁止される。すなわち、上位装置1
2はデータ処理動作の主要な変更を指示したので
ある。CEビツト242は“CHANNEL END”
が送られ、CNL16によつて受入れられたこと
を示す。“DEVICE END”はなおアドレス指定
された装置に保持されている。PEビツト243
は永久エラーが発生し記録すべてデータはまだ割
当てられたバツフア・セグメントに駐在している
ことを示す。テープ送りコマンドが上位装置12
から受領されるとき、バツフア15のセグメント
に存在するすべてのデータは削除される。省略記
号244は、本発明の理解に必要としない別個の
記入項目および情報を示す。 第9図はCUT130がいくつかのセクシヨン
を持つ1つのレジスタのみを有することを示す。
本発明の理解に関するこれらのデータは、
“DEFERRED UNIT CHECK”が次に受領され
るチヤネル・コマンドでCNL16に渡されるこ
とを示すDUCビツト251を含む。MSGBビツ
ト252はステータス・ストア100のメツセー
ジ・バツフア(図示せず)がCU−0とCU−1の
間の制御データの転送に現在使用中であることを
示す。NPビツト253は一対で使用可能なバツ
フア・セグメントがないことを示す。その理由は
本発明に関する記述の範囲外である。CUビツト
254は制御装置がCU−0またはCU−1である
ことを識別する。このようにして、両方の制御装
置11は、この1つのビツトによつて決定される
識別またはアドレスと同一に構成することができ
る。NSセグメント255は、この制御装置に現
在設置されたバツフア・セグメント数を示す。省
略記部256は、本発明の理解に関係ないが、
CUT130に必要とする別個のセクシヨンを示
す。 第10図はCXT143がバツフア15とCNL
16の間のデータ信号の現在の転送を示す1つの
レジスタ260を有することを示す。DADDRフ
イールド261は実行中の転送の転送先の周辺装
置13のアドレスを示す。Xビツト262はチヤ
ネル転送が現在進行中であるかどうかを示す。W
ビツト263は、チヤネル・データ転送が装置の
書込み動作の完了、すなわちチヤネル転送のため
のバツフア空間の解放を待つているかどうかを示
す。第27図に示す論理モジユールCS CBW3
49は、Wビツト263が1のとき、周辺装置1
3にデータを記録することに関連してしばしば用
いられる。CBSTPセクシヨン264は、現在の
チヤネル転送に関連するBST137のレジスタ
のアドレスである。すなわち、転送は1つのセグ
メントに進み、チヤネル転送表143はCBSTP
セクシヨン264のセグメントを識別する。省略
記号265は本発明の理解に関係しない別個のセ
クシヨンがCXT143に付加できることを示す。 DOT136は周辺装置13の各々に対し1個
のレジスタ270を有する。第11図はそれらの
レジスタを5個示し、それ以外は省略記号271
で示す。装置動作表136は周辺装置13の動作
についてスケジユール、動作中および完了の情報
を有する。DOT136のチエイン・セクシヨン
269に存在する待ち行列21,22,23はそ
れぞれDOT136の次のレジスタに対するポイ
ンタを有する。チエイン269は常にレジスタ2
70の各々の左端のセクシヨンである。チエイン
269が空ならば、前記の動作に対しそれ以上の
装置が待ち行列に加えられることはない(待ち行
列の終り)。1つの実施例の構成において前記の
待ち行列は3つある。これらの待ち行列は、それ
ぞれ周辺装置13からセンス・データの取得
(ICQ22)、データ転送と無関係の制御装置動作
(CCQ21)、およびデータ転送(XQ23)のた
めのものである。各待ち行列は種類の異なる3つ
の動作のFIFOスケジユールである。 DADDRセクシヨン272は対応するレジスタ
270によつて指示された周辺装置13のアドレ
スを含む。CMDセクシヨン273は装置の動作
に対するコマンド・コードを含む。CMDセクシ
ヨン273のコーデイング・パターンは、CU1
1が周辺装置の各々を動作する別々のコマンドの
集合を有する入出力チヤネル・コマンドのコーデ
イングパターンと異なる。これらのコマンドの入
替えは本発明の理解に必要ではない。Vビツト2
74は、それが1のとき、対応する周辺装置13
が命令の実行を待つていることを示す。Vビツト
274が1でなければ、同じレジスタ270の中
の他のセクシヨンは有効ではない。Sビツト27
5は装置の動作が開始したことを示す。Cビツト
276は装置の動作の完了を示す。DIA277は
制御ストア111に、周辺装置13のアドレスに
関する情報の順序を制御するためのデータ領域の
アドレスを与える。MIN278は、各データ転
送動作のために処理する最小のレコード数を示
す。スペース動作すなわち、いくつかのレコード
をスキツプする動作が実行中のとき、MIN27
8の数はスキツプするレコードまたはフアイルの
数を示す。省略記号279はDOT136がレジ
スタ270の各々に、本発明の理解に関係ない別
個のセクシヨンを持ち得ることを示す。 第12図はLDT133が複数のレジスタを有
することを示す。これらのレジスタのうち4つは
まとめて参照番号282がついており、省略記号
283は図示されない同一のレジスタを示す。
LDTの表は、特定のバツフア15のセグメント
に直接に関係しない各論理装置についての現在の
情報を含む。セグメントの情報はBST137に
含まれる。各論理装置に対して1つのレジスタが
あり、割当てられないかまたはアクテイブでない
周辺装置13はLDT133に指定されたレジス
タ(記入項目)を持たない。CCRKセクシヨン2
85はアドレス指定された装置に対して上位装置
12へのCCR数を示す。このカウントはロード
平衡動作の間、バツフア・セグメントの割当解除
のとき、または上位装置12から“RESET”コ
マンドを受領したときリセツトされる。IRAHセ
クシヨン286はこの特定の装置のための先読み
動作を禁止する。BST287は、LDT133に
よつて指示された論理装置を組成するため周辺装
置13に現在割当てられているバツフア15のセ
グメントを識別するBST137のレジスタ20
9のアドレスを有する。PINセクシヨン288
は、周辺装置13に割当てられたバツフア15の
セグメントがこの制御装置に結びつけられること
を示す。すなわち、そのセグメントはロード平衡
動作から免除される。TMビツト289は最後に
読取られたレコードがテープ・マークであつたこ
とを示す。SYNCビツト290は、この論理装置
は現在テープ同期のデータ転送モードであること
を示す。読取りまたは書込みモードはBST13
7のRWビツト221によつて示されることに注
意されたい。RAHビツト291は現在読取り動
作は予定されていない、すなわち、データ転送は
先読み動作であることを示す。BLKSセクシヨン
292は、このフアイルすなわちテープ54にお
いて連続する2つのテープ・マーク間のレコード
を通じて出会う最大のブロツクのレコードまたは
信号ブロツクの大きさを示す。テープに記録して
いるとき、テープ・マークはフアイルの境界を示
す。省略記部294は、LDT133のレジスタ
の各々に対する追加のセクシヨンが本発明の記述
の範囲を越える論理装置の制御を行うために使用
できることを示す。 第13図はSDT132が現在選択された周辺
装置13に関する最新の情報を識別するための複
数のセクシヨンを持つ1つのレジスタ300から
成ることを示す。各制御装置11は一度に1つの
装置のみを選択できるから、レジスタ300は1
つだけである。これは、1つの装置が選択されて
いる間、複数の周辺装置13は複数の独立した機
能を遂行中ではないということではない。SDT
132の情報はデータ転送および周辺装置13の
管理に必要な情報を含む。DADDRセクシヨン3
01は現在選択された装置のアドレスを含む。装
置が選択されないとき、装置コードはDADDR3
01に挿入されない。DADDRセクシヨン302
は選択ならびに装置の動作のために用意された周
辺装置13のアドレスを含む。RWビツト303
は読取りまたは書込みの動作モードを示す。PK
セクシヨン304は現在の装置選択を通じて今ま
でに処理されたコード数を示す数字を含む。BE
ビツト306は、周辺装置13からバツフア15
に転送されたレコードが保持されるべきであるか
どうか、すなわち、それがデータまたはデータな
しの動作であるかどうかを示す。スペース・ブロ
ツクのようなデータなしの動作は周辺装置13か
らバツフア15に転送中のデータ信号から生じる
が、前記のデータは上位装置12に中継されるべ
きではない。したがつて、そのデータは保持され
ない。Xビツト307はデータ転送がアクテイブ
であることを示す。RKセクシヨン308は現在
の装置選択で処理するレコード数を指定する。こ
れはDOT136のセクシヨン278に関連して
前に述べたように最小のレコード数とすることが
できる。PKセクシヨン304がRKセクシヨン
308よりも大きい数を含み、かつWビツト30
9が1でないならば、装置の処理は中断する。W
ビツト309が1ならば、データ転送は継続す
る。Dビツト310はテープ送りの方向を示す。 第14図は本発明を希望するモードで実行する
ためマイクロプロセツサ110によつてマイクロ
コード論理モジユール・インタラクシヨンが行わ
れることを示す。特に、論理モジユールは制御ス
トア111に格納された論理モジユールで、第4
図における論理モジユール・グループ150−1
61である。第14図に示す各種の論理モジユー
ルは最初の2つの英字でそのモジユール・グルー
プを識別する。たとえば、第14図のCS DCD論
理モジユール323は第4のモジユール・グルー
プCUCS155に存在する。CUCSの右側の2つ
の英字CSはCS DCDの左側の2つの英字に一致
する。同様に、CB UWO381はモジユール・
グループCUCB151の論理モジユールである。
第14図の各種の線はマイクロプロセツサ110
によつて前記のモジユールが機能するときの論理
モジユールのインタラクシヨンを示す。第6−1
3図に示す表のいくつかも第14図に示される。
各種の表および論理モジユール相互間の動作は第
15図以下を参照されたい。全般的に第14図の
記述は、コマンドの受領、コマンドのデコーデイ
ング、コマンドのいくつかの実行に関する記述、
バツフアの状態に基づくCCRの供給、およびコ
マンドの連続実行の順に同期モードおよび準備動
作を含めて行う。前記の記述に続いて周辺装置の
動作、バツフア15の割当および割当解除の制御
の順に記述される。これらの記述に続いて、バツ
フア15の動作に対する測定手段の回路の記述を
含む長さ検出器の記述を、長さ測定に相当するオ
ーバーラン測定を取扱う論理モジユール、結果と
して生じるバツフア15の制御およびテープ同期
モード動作の開始の記述とともに行う。 上位装置12からのコマンドはチヤネル・アダ
プタ80によつて部分的に解読される。この部分
的な解読によつてマイクロプロセツサ110に割
込み信号が供給されることが、第14図において
コマンドが受領されたことを表わす参照番号32
0で示される。割込み走査321を通じて動作す
るマイクロプロセツサ110はチヤネル・アダプ
タ80が供給した割込み信号をセンスする。 その結果、マイクロプロセツサ110は第15
図に詳細に示す論理モジユールCS DCD323を
実行するため、経路322を通つて進む(割込み
信号の処理に用いる論理モジユールの実行は既知
であり、本発明の理解に関係ない)。上位装置1
2から受領した各々の機能的なコマンドに対し、
このコマンド解読論理モジユールは装置アドレス
およびチヤネル・アダプタ・ステータス・コード
をマイクロプロセツサ110の内部レジスタ(図
示せず)に入れ、後の使用に備える。マイクロプ
ロセツサ110はエラーまたは異常な状況があれ
ばそれを訂正するため、受領したコマンド・コー
ドおよび制御装置の表示を検査する。マイクロプ
ロセツサ110はチヤネル・コマンドに付随する
データがもしあれば受領する。本発明に関して記
述するコマンドでは、“MODESET”コマンドだ
けが前記のデータを有する。マイクロプロセツサ
110はどの制御装置11がコマンドを実行する
かを決定し、装置が既に他の制御装置11に割当
てられていたならば、コマンド・メツセージを他
の制御装置11に送る。マイクロプロセツサ10
はチヤネル・コマンド再試行が開始されれば、チ
ヤネル・コマンド再試行カウントCCRK285を
増加する。この増加は経路327を通じて第16
図に関連して詳細に記述される論理モジユール
BM IDF328を動作させる。マイクロプロセ
ツサ110は論理モジユールCS DCDから論理モ
ジユールCS SCE330に進みコマンドの実行を
開始する。マイクロプロセツサ110は受領した
各々の機能的なコマンドに対するこのモジユール
の実行で、アドレス指定された周辺装置13に対
しバツフア15のセグメントが“READ”また
は“WRITE”のようなコマンドを用いて割当て
られたことを確認する。マイクロプロセツサ11
0は、後に説明するように、受領したコマンドに
対する適当なバツフアおよび装置の準備を開始す
る。マイクロプロセツサ110はまた第14図に
関連して記述するように、コマンドの実行に対
し、適当なマイクロコード・コマンド実行論理モ
ジユールを動作させる。マイクロプロセツサ11
0はまたチヤネル・アダプタに終了ステータスを
送り、かつコマンド・ステータス表131を適切に
調整するため、論理モジユールCS SCE330を
用いる。この論理モジユールは論理モジユール
CS DCD323から動作されるだけでなく、線3
32で示すように受領メツセージCS MSG33
1およびCS LDC348からも動作される。 第14図で、線335はマイクロプロセツサ1
10が実行する論理モジユールCS SCE330に
よるCUCE152の各種のコマンド実行モジユー
ルの動作の実行を表わす。これらの論理モジユー
ルに含まれるのは、第18図に詳細に示されるよ
うに、最初に受領した“READ”コマンドを実
行するCE RDC336である。マイクロコード
論理モジユールCE WRT337は第22図に詳
細に示すように“WRITE”コマンドを実行する
ため動作する。論理モジユールCE WRT337
は、最初に受領したテープ同期モードとは無関係
な“WRITE”コマンドのほか、バツフア書込み
モードおよびテープ書込みモードを動作させるた
めに用いられる。テープ同期モードがセツトアツ
プされると、論理モジユールCE SWR340は
“WRITE”コマンドの実行を開始する。“READ
DATA BUFFER”コマンドの実行は第36図
に詳細に示すように論理モジユールCE RDB3
38によつて行われる。 テープ同期モードが制御装置11で開始される
と、LDT133(第12図)の同期290は1
にセツトされる。論理モジユールCS SCE330
の実行で、マイクロプロセツサ110はビツト2
90をセンスし、どのコマンド実行モジユールを
動作させるべきかを決定する。同期モードが指示
されると、読取りモードのマイクロプロセツサ1
10は、第33,34図にそれぞれ詳細に示すよ
うに、テープ同期読取りに対する論理モジユール
CE SRD339またはテープ同期書込みに対する
CE SWR340を動作させる。モジユール33
9および340を実行中のマイクロプロセツサ1
10は、テープ同期モードで“READ”または
“WRITE”コマンドを実行するため、単に制御
装置をセツトアツプする。したがつて、マイクロ
プロセツサ110はCCRをCNL16に送るため
チヤネル・アダプタ80を動作させる。バツフア
および装置の準備が完了したとき、マイクロプロ
セツサ110は適当なチヤネル・アダプタ80を
動作させ、準備が完了であることを意味する
“DEVICE END”信号を上位装置12に送る。
“DEVICE END”信号に続いて、“READ”また
は“WRITE”コマンドが再びCNL6によつてデ
ータ記憶システム10に送られる。その結果、モ
ジユールCS SCE330を実行中のマイクロプロ
セツサ110は、第35図に詳細に示すように、
論理モジユールCE SSO342を動作させる。こ
の論理モジユールはマイクロプロセツサ110が
CE SRD339またはCE SWR340のどちら
かによつてセツトアツプされた同期動作を開始す
ることを可能にする。 読取り動作において、バツフア15からチヤネ
ル・アダプタ80、そこからCNL16へのデー
タ転送は、第19図に詳細に示すように、論理モ
ジユールCB SUR343を実行中のマイクロプ
ロセツサ110によつて開始される。CB SUR
343の動作はCE RDC336、CE RDB33
8、またはCE SSO342のいずれかから行われ
る。同様に、第23図に示すように、論理モジユ
ールCB SUW344はマイクロプロセツサ11
0がCNLからバツフア15へのデータの転送を
開始することを可能にする。これはCX26の動
作を含む。論理モジユールCB SUW344は論
理モジユールCE WRT337または論理モジユ
ールCE SSO342のいずれかから動作される。 論理モジユールCS SCE330はマイクロプロ
セツサ110がバツフアを準備すること、すなわ
ちコマンド実行のための論理装置を準備すること
を可能にする。すなわち、論理装置が指名されな
いか、または他のバツフア状態がコマンドの実行
を妨げることからCCRが送られるならば、論理
装置の準備が行わなれなければならない。マイク
ロプロセツサ110は論理装置の準備のため経路
335を通じて論理モジユールCS LDP347を
動作させる。第25図に詳細に示すように、CG
LDP347を実行中のマイクロプロセツサ11
0はバツフア15の状態を決定するためステータ
ス・ストア100にアクセスする。受領したコマ
ンドが“WRITE”コマンドで、かつアドレス指
定された周辺装置13に割当てられたバツフア1
5のセグメントが一杯ならば、受領したばかりの
“WRITE”コマンドによつて予期されるデータ
に対するバツフア空間をクリアするため、
“WRITE”動作が開始される。この動作は論理
モジユールCS CBW349を動作させることに
よつて行われる。CS CBW349はマイクロプ
ロセツサ110が、アドレス指定された論理装置
のバツフア15のセグメントにまだ存在する記録
されるべきデータの書込みを完了することを可能
にする。CS LDP347で、受領したコマンドが
“READ DATA BUFFER”コマンドならば、
マイクロプロセツサ110はすべてのバツフア書
込み動作が“READ DATA BUFFER”コマン
ドの実行前に完成したことを確認する。受領した
ばかりのコマンドが“WRITE”または“READ
DATA BUFFER”コマンドでなく、かつバツ
フア15のセグメントが書込みモードであるなら
ば、マイクロプロセツサ110は記憶されるべき
すべてのデータが実際にテープ54に記録されて
いることを確認する。LDT133の先読み制御
ビツト286,291もまた更新される。読取り
動作がバツフア15と周辺装置13の間で行われ
ている間、受領した“READ”コマンドに対し、
先読み動作ビツト291はLDT133でリセツ
トされる。周辺装置13からバツフア15への読
取り動作で、受領したコマンドがチヤネル・アダ
プタ80によつて受入れられた“READ”コマ
ンドまたは“SPACE”コマンドでないとき、マ
イクロプロセツサ110は先読み動作が最初に受
領したコマンドが実行される前に完了されること
を確認する。これに対して、受領した信号が
“READ DATA BUFFER”コマンドまたは
“SYNCHRONIZE”コマンドで、かつバツフア
15のセグメントが−1つ割当てられている場合
−読取りモードであれば、そのコマンドに対する
終了ステータスは直ちに確立する。“READ
DATA BUFFER”コマンドおよび
“SYNCHRONIZE”コマンドは書込みデータの
みを取り扱うことを記憶されたい。したがつて、
バツフア15のセグメントが割当てられていて
も、または割当てられたバツフア・セグメントが
なくても、“READ DATA BUFFER”または
“SYNCHRONIZE”コマンドのいずれにも動作
は生じない。そしてCS LDP347はCCRがこ
れらのバツフアの状態によつて与えられた後にだ
け動作する。 追加の論理装置はCS LDP347に都合よく対
応する論理モジユールCS LDC348によつて準
備される。マイクロプロセツサ110はまたCS
LDC348に関して制御装置の先読み制御ビツ
トを更新できる。バツフア15にデータがない場
合、ステータス・ストア100はアドレス指定さ
れた装置に関係するバツフア15のセグメントが
空であることを知らされる。バツフア15のセグ
メントに対する先読み動作は、先読みされるべき
データまたは現在先読み中のデータを用いないコ
マンドにより終了する。テープ54の位置変更動
作は必要に応じて指示される。バツフアから除去
されたデータ・レコードに対するBRT141の
レコード記入項目は削除される。入出力コマンド
が未定で、かつコマンドが“REWIND”、
“REWIND UNLOAD”または“LOCATE
BLOCK”コマンドでないか、またはバツフアの
割当解除が未定ならば、マイクロプロセツサ11
0は論理モジユールCS RDA351により、ど
れだけ多くのデータ・ブロツクが先読みされたか
を決定し、廃棄したばかりの先読み動作のすぐ先
の位置にテープ54を位置変更するため周辺装置
13の動作をスケジユールする。 記述された動作の多くは周辺装置13の動作を
必要とする。この動作は、記述された各種の論理
モジユールによつて線352を通じて行われ、マ
イクロプロセツサ110が第24図に詳細に示す
周辺装置13の動作をスケジユールすることを可
能にする論理モジユールDM SCH353を動作
させる。装置動作のスケジユーリグはデータ記憶
装置10の動作に浸透するから、多くの論理モジ
ユールはDM SCH353を動作させることがで
きる。これらの論理モジユールに含まれるのは、
CS CBW349、DM RAH350による先読み
動作、論理モジユールCE LOC364による
“LOCATE”コマンドの実行、CE RDC336、
論理モジユールCE REW363による
“REWIND”コマンドの実行、CE SRD339、
CE SWR340、CE WRT337、および図示
されない診断用論理モジユールを含むその他の論
理モジユールである。マイクロプロセツサ110
は論理モジユールDM SCH353の実行で、記
述されたDOT136の3つの待ち行列の中の1
つにXQ23をロードする。DOT136はマイク
ロプロセツサ110によつて実行すべき仕事の走
査が行われ、周辺装置13を動作させるため、と
りわけグループCU DM158の論理モジユール
を動作させ、それから選択された装置動作円
SDT132を通してトラツクする。この点につ
いて、動作開始のために選択される周辺装置13
は初期の動作開始に対してのみ選択される。加速
その他の動作は独自の動作である。装置が動作速
度に達すると、前記周辺装置13は既知の技術を
用いて、制御装置11にデータ処理動作の用意が
できたことを知らせる。巻戻しの場合も同様に、
マイクロプロセツサ110はCUDM158およ
び他のモジユール(図示せず)を通じて、装置の
選択と巻戻しのオーダーを与えることにより周辺
装置13を動作させる。その後、実際に巻戻し機
能を遂行している間、装置は選択から外される。 バツフアのおよび割当解除はメモリに対する通
常の割当および割当解除の技術に従う。これは実
行未定表PAT134および割当解除未定表PDT
138を含む。論理装置を作るため周辺装置13
にバツフア・セグメントを割当てることは、経路
354から論理モジユールBM ABS355に至
る割込み走査を通して開始される。このバツフ
ア・セグメント割当論理モジユールは、割当未定
表PAT134が空でないとき、マイクロプロセ
ツサ110がバツフア15のセグメントを周辺装
置13に割当てることを可能にする。PAT13
4が空でないならば、最初の装置アドレスはこの
表から得られる。周辺装置13がBST137の
記入項目を有するならば、すなわち、セグメント
が割当てられ、割当解除未定表PDT138に載
せられるならば、その2つの記入項目は、もし同
一ならば、取消される。マイクロプロセツサ11
0はまた、論理装置が1つのセグメントに対立す
るものとして一対のセグメントを必要とするかど
うかを決定する。セグメントが割当てられれば、
装置アドレスはPAT134から削除される。前
記割当を実施するため、マイクロプロセツサ11
0はバツフア15の1つのセグメントの割当に対
しては論理モジユールBM ASE356を、また
一対のセグメントの割当に対しては論理モジユー
ルBM ASP357を、BM ABS355から動作
させる。セグメントの割当は割当解除を必要とす
るかもしれない。したがつて、割当解除を必要と
するとき、BM DBS359が動作される。BM
DBS359は次に論理装置BMPDT384を動
作させPDT138に記入項目を作る。割当解除
されたバツフア15のセグメントは、LRUのセ
グメントになるものと定義される。したがつて、
マイクロプロセツサ110は論理モジユールBM
LRU360を動作させ、アドレス指定された装
置に対してBST137のMLRU40を更新する。
バツフア・セグメントの割当解除はまた装置動作
を必要とする。したがつて、マイクロプロセツサ
110は論理モジユールBM DBS359から経
路368をたどつて論理モジユールDM SCH3
53を動作させる。BM DBS359が、論理モ
ジユールDM RAH350によつて周辺装置13
から読取つたデータを有するバツフア15のセグ
メントを割当解除にするとき、論理モジユール
CS RDA351は動作され、後で述べるように
バツフア15からデータを消去する。 チヤネル・コマンドの各チエインの始めに
“MODESET”コマンドを含むことができる。論
理モジユールCS SCE330は“MODESET”
コマンドを検出すると、線355を通して論理モ
ジユールCE MDS324を動作させる。論理モ
ジユール324を実行した結果、マイクロプロセ
ツサ110は前記のコマンドでコマンドされるか
もしれない記録密度を調整するためデータ・フロ
ー83を動作させるほか、CST131、WMフ
イールド239をセツトする。論理モジユール
CS MDS324の鐘細は第20図に示される。
制御装置のある実施例では、チヤネル・アダプタ
80はモードをセツトする機能の多くを遂行する
ことができる。長さ検出器LD30および48は
後で説明するように、あるバツフア15のセグメ
ントのアドレスに基づいて動作する。どんな場合
でも、回路372はいわゆるオーバーラン状態を
検出する。バツフアに入つてくるデータがレコー
ドの限界または停止アドレスに格納されるべきと
き、オーバーランの信号が送られる。CNL16
からバツフア15へのオーバーランは線373の
割込み信号によつて示される。この割込み信号は
論理モジユールCB UWO381を動作させるた
め割込み走査321を動作させる。マイクロプロ
セツサ110は論理モジユールCB UWO381
の実行で、より多くのバツフア空間を現在割当て
られた空間をオーバーランしたレコードに与え得
るかどうかを決定する。1つ以上のレコードがア
ドレス指定された論理装置のバツフア15のセグ
メントに現在格納され、かつこの装置が現在テー
プ54にデータを書込んでいるならば、バツフア
15から周辺装置13への信号転送が完了するま
で前記の動作は延期される。さもなければ、レコ
ードに関連するBRT141のレジスタは消去さ
れ、バツフア15のセグメントに格納された他の
レコードのすべては、論理モジユールCS CBW
349によつてテープに書込まれる。この動作は
第14図に示されない。マイクロプロセツサ11
0による他の動作は線382によつて示され、関
連するバツフア15のセグメントの動作をデイス
エイブルする論理モジユールBM DIS383に
及ぶ。この論理モジユールの詳細は第31図に示
される。また、論理モジユールBM PDT384
およびBM PAT358は論理装置に対する1つ
のセグメントの実行解除と一対のセグメントの実
行を行うため動作する。一対のセグメントが既に
割当てられていた場合にはテープ同期モードがセ
ツトされる。 テープ54をBOTに巻戻すことは、第41図
に示すように論理モジユールCE REW363に
よつて実行される“REWIND UNLOAD”コマ
ンドに対応するCU−0によつて行われる。テー
プ54をアドレス可能な場所に速やかに位置させ
ることは“LOCATE BLOCK”コマンドに対す
る論理モジユールCE LOC364によつて処理さ
れる。上位装置12からのこれら3つのコマンド
は、上位装置12がデータ処理で大きな変化を受
けていることをデータ記憶装置10に知らせる。
したがつて、アドレス指定された装置に対するデ
ータ記憶装置10は、テープ同期モードを終了さ
せ、かつ先読み(アドレス指定された周辺装置1
3からバツフア15へのデータの事前取り出しは
しない)を開始するか、またはバツフア15のセ
グメントが空になるように、バツフア15からア
ドレス指定された周辺装置13にデータを書込
む。これらのコマンドに加えてテープ・マーク
(書込みまたは読取りモード)はデータ処理にお
いて起りうる大きな変化と解釈される。したがつ
て、マイクロプロセツサ110は、テープ54か
らのテープ・マークの検出で割込み走査321か
ら届いた論理モジユールDB RTM365によつ
て、または上位装置12から受領した“WRITE
TAPE MARK”コマンドによつて、アドレス指
定された周辺装置13に関連するデータ記憶装置
10の制御をリセツトする。前記のリセツトに
は、第40図に示すようにモードをバツフア・モ
ードにリセツトすること、先読みを禁止するこ
と、LDT133のBLKS292のすべてをゼロ
にリセツトすることを含む。 周辺装置13から割当てられたバツフア15の
セグメントにデータを転送する間のオーバーラン
に対し、回路372は線374を通して論理モジ
ユールDB DBO385を動作させる割込み信号
を供給する。DB DBO385の動作はCB UWO
381の動作に似ている。線375の第3の割込
み信号は空かまたは一杯のバツフア15のセグメ
ントにかかわるが、詳細な記述は省略する。線3
73,374および375はすべて第3図に示す
マイクロプロセツサ110の割込み線122の一
部分である。 データ記憶装置10の他の動作と同じくデータ
転送動作の終了は、上位装置12が第14図の線
386によつて“COMMAND OUT”信号
CMDOを送ることによつて達成することができ
る。CMDO信号はインターフエース接続14の
プロトコルの一部分である。前記の信号は、書込
み動作の間に、現在上位装置12とバツフア15
の間で進行中のデータ転送の終了のため、第28
図に示す論理モジユールCB EUW387の動作
を生じさせることができる。マイクロプロセツサ
110は論理モジユールCB EUW387から、
第39図に関連して記述する制御データ変更を処
理する論理モジユールCS CTC388を動作させ
る。これらの動作はデータ書込み動作の通常の終
了である。読取り動作および他の動作は図示され
ない他の論理モジユールによつて同様に終了され
る。以上の記述はすべて、マイクロプロセツサ1
10およびデータ記憶装置10の他の構成要素の
すべてが既知のデータ処理技術を用いて適切に初
期設定されたものとして進めている。 第15図はマイクロコード論理モジユールCS
DCD323の図解である。この論理モジユール
はコマンドの受領または代りにマイクロプロセツ
サ110によつて内部的に動作することによつ
て、ブロツク322で動作を開始する。ブロツク
390で、最初の動作によつて動作源すなわち、
コマンドがアダプタ80から受領されたか、また
はメツセージが他の制御装置11(OCU)から
受領されたかどうかの分析と、アドレス指定され
た周辺装置13のアドレス(このアドレスはマイ
クロプロセツサ110の作業用レジスタに保存さ
れる)およびデータ記憶装置10によつて何が実
行されるべきかを示すコマンド・コード(MP=
CXX)の分析を行う。前記の準備作業が完了し
た後、ブロツク391でマイクロプロセツサ11
0はCST131(第8図)の内容をセンスし、
アドレス指定された周辺装置13がPEセクシヨ
ン243に示すような識別されたエラーまたは異
常な状態を有するかどうか、およびBST137
のビツト210はアドレス指定された周辺装置1
3に対してある動作が起り得るように1であるか
どうかを決定する。前記の基準が満たされると、
ブロツク392で、マイクロプロセツサ110は
第8図のCMD233を検査し、コマンドが
“READ”または“WRITE”であるかどうかを
決定する。“READ”または“WRITE”コマン
ドでなければ、ブロツク393および394で、
本発明の理解に関係ない補助機能が実行される。
これらの論理制御コマンドを変更するパラメータ
等のコマンド・データ(CMDATA)をチヤネ
ル・アダプタ80から受領することを含む。参照
番号394はコマンドの文字等が分析されなけれ
ばならないことを示す。前記の補助動作の完了ま
たはブロツク392で検出されたコマンドが
“READ”または“WRITE”コマンドのとき、
ブロツク395でマイクロプロセツサ110は
CST131から、どちらの制御装置11がCMD
233に格納されたコマンドを実行すべきかを決
定する。その制御装置がCU−1のようなもう一
方の制御装置ならば、そのコマンドに関するメツ
セージはケーブル109を通してCU−1に転送
される。ブロツク396で、コマンド・データお
よびコマンド自身を含む前記メツセージは転送さ
れる。参照番号397で、本発明の理解に関係な
い追加の準備機能が実行される。コマンドがロー
カルの制御装置、すなわちCU−0によつて実行
されるものならば、何の動作も必要としない。参
照番号398で、本発明の理解に関係ない別の論
理ステツプが実行される。ブロツク400で、マ
イクロプロセツサ110はBST137を読取り、
アドレス指定された周辺装置13に割当てられた
バツフア15のセグメントの動作モード、すなわ
ちそれが読取りモードかまたは書込みモードであ
るかを決定する。 第15図に示す残りのステツプのすべては、コ
マンド実行での遅延の検出に関係する。たとえ
ば、ブロツク401で、マイクロプロセツサ11
0はアドレス指定された周辺装置13に割当てら
れたバツフア15のセグメントが一杯であるかど
うかを決定する。BST137は省略記号226
で表わされるセクシヨンで、DADDR215に一
致するBST137の記入項目によつて表わされ
るバツフア15が一杯かまたは空であるかを示
す。識別されたバツフア15のセグメントが一杯
でなければ、書込みモードにおいて遅延はない。
識別されたバツフア15のセグメントが書込みモ
ードで一杯ならば、ブロツク402で、マイクロ
プロセツサ110はチヤネル・コマンド再試行を
セツトし、この遅延を上位装置12に中継するた
めチヤネル・アダプタ80に報告する。ステツプ
401および402から点403を経て、後で述
べるCCR出口検査ルーチンのステツプ416−
418に進む。 ステツプ400で、BST137がアドレス指
定された周辺装置13は読取りモードであること
と示すならば、マイクロプロセツサ110は経路
406をたどり、アドレス指定された周辺装置1
3に割当てられたバツフア15のセグメントが空
であるかどうかを検査する。この検査は4つのス
テツプ407−411で実行される。最初、ステ
ツプ407でマイクロプロセツサ110はアドレ
ス指定された論理装置がBST137の方向セク
シヨンD222によつて示されるような順方向ま
たは逆方向のモードであるかどうかを決定し、バ
ツフア・セグメントが省略記号226で示すよう
な一杯または空のセクシヨン(図示せず)である
かどうかを検査する。論理装置が順方向読取りモ
ードであり、かつバツフア15のセグメントが空
ならば、ステツプ408でマイクロプロセツサ1
10はCCRを1にセツトし、チヤネル・コマン
ド再試行をチヤネル・アダプタ80を通して上位
装置12に報告することによつて遅延があること
を示す。同様にステツプ410で、マイクロプロ
セツサ110はアドレス指定された周辺装置13
に関連するBST137の記入項目を検査し、ア
ドレス指定された装置が逆方向読取りモード(セ
クシヨンD222)で、かつ空であるかどうかを
決定する。バツフア15のセグメントが空なら
ば、ステツプ411で、チヤネル・コマンド再試
行は開始される。ステツプ391で、アドレス指
定された装置がBST137のセクシヨンA21
0で示すような割当てられたバツフア15のセグ
メントを有しないならば、マイクロプロセツサ1
10は経路413をたどり、ステツプ414でチ
ヤネル・コマンド再試行をセツトする。これで、
マイクロプロセツサ110は、チヤネル・コマン
ド再試行によつて示されるバツフアに起因する遅
延を生じるコマンドに関係するかもしれない、も
う一方の制御装置11からのコマンドの解読とメ
ツセージの受領において起りうるすべての状態の
検査を終了する。 ステツプ416−418のCCR検査ルーチン
は点403から入る。ステツプ416で、マイク
ロプロセツサ110はチヤネル・コマンド再試行
が前に記述した動作のどれかによつて開始された
かどうかを検査する。開始されていなければ、本
発明の理解に関係ない、ある“準備”ステツプが
参照番号417で実行される。遅延が起きるなら
ば、アドレス指定された装置に対してLDT13
3のCCRK285が増加されなければならない。
この動作は、ステツプ337で、論理モジユール
BM IDF328を動作させることによつて行わ
れる。これは第14図でCS DCD323からBM
IDF328への線によつて示される。最後のステ
ツプ418で、第17図で示される論理モジユー
ルCS SCE330が動作される。マイクロコード
論理モジユールCS DCD323が動作されるたび
に、CS SCE330も動作される。 第16図において、BM IDF328は327
でマイクロプロセツサ110によつて動作され
る。遅延は既にCS DCD323によつて生じると
決定されたので、ステツプ470で、マイクロプ
ロセツサ110はアドレス指定された周辺装置1
3に対するCCRK285(第12図)を増加す
る。ステツプ471で、マイクロプロセツサ11
0はCUT130に含まれるCU−0に対する制御
装置カウントの合計CUKを更新する。CUT13
0におけるCUKは省略記号256で表わされる。
このカウントはCCRカウントに基づくCU−0と
CU−1の間のデータ記憶装置10のロード平衡
に関連して用いられる。ステツプ472で、マイ
クロプロセツサ110はCUKがCCRカウントの
しきい値T1を越えるかどうかを決定する。しき
い値を越えなければ、ロード平衡動作を開始する
必要がない。したがつて、マイクロプロセツサ1
10は線473によつてDS DCDに戻る。ステ
ツプ472でしきい値を越えれば、ステツプ47
4で、マイクロプロセツサ110はロード平衡動
作が禁止されるかどうかを決定する。構成された
実施例におけるロード平衡は保守の目的に対して
だけ禁止された。したがつて、ロード平衡禁止制
御フイールドに関するCUT130の一部は省略
記号256で表わされるレジスタ・セグメント
(図示せず)に存在する。独自の経路を確保する
ため、アドレス指定された論理装置はロード平衡
動作を免除されるように特定の制御装置に固定
(LDT133のセクシヨンPIN288)すること
ができる。これに対して、ロード平衡の禁止がな
ければ、ステツプ475でマイクロプロセツサ1
10はCUT130のLBINITセクシヨン(図示
せず)をセンスする。既にロード平衡が開始され
ていれば、さらにロード平衡を開始する動作を起
す必要はない。ロード平衡はもう一方の制御装置
CU−1によつて開始されることもありうる。ロ
ード平衡が開始されるべきならば、ステツプ47
6で、CU−1のCUKはケーブル109によつて
読取られ、ロード平衡論理モジユール(図示せ
ず)によつて、後の使用のために格納される。ス
テツプ477で、マイクロプロセツサ110は前
記の図示されていないLBINITフイールドを1に
セツトし、論理モジユールCS DCD323に戻
る。 BM IDF328でステツプ476の実行は、
CU−1によつて論理モジユールBM SFC(図示
せず)を通して誤りカウントを送る動作を必要と
する。ステツプ477で、CUT130のLBセク
シヨン(図示せず)はセツトされ、CUBM15
0におけるロード平衡動作が開始したことを示
す。その後、制御装置のロードを平衡する動作が
行われるが、その詳細は本発明の理解に関係な
い。 第17図は論理モジユールCS SCE330を示
す。このモジユールは必要とする装置機能を受領
した各コマンドに対し、アドレス指定された装置
に対するバツフア15のセグメントが割当てられ
たことを保証する。コマンドがバツフアを用いる
コマンドならば、コマンドに対するバツフアおよ
び装置(論理装置)の準備も適切に開始する。ま
た、後に明らかになるように、CUCE152の適
当なコマンド実行論理モジユールを呼出してコマ
ンドを実行する。この論理モジユールはまたマイ
クロプロセツサ110が終了ステータスをチヤネ
ル・アダプタ80によつてチヤネル16に示し、
コマンド・ステータス表131を適当に調整する
ことを可能にする。よつて、この論理モジユール
は各々の機能的なコマンドの実行にとつて開始者
であり完成者である。論理モジユールCS SCE3
30はマイクロプロセツサ110が論理モジユー
ルCS DCD323または後に記述するCS LDC3
48を実行した後においてのみ開始する。CS
SCE330は420で開始し、ステツプ421で
マイクロプロセツサ110は第一にPEセクシヨ
ン243で示すような、CST131におけるエ
ラー状態に対する検査を行なう。エラーが示され
ると、ステツプ422で終了ステータス
(ESTAT)はチヤネル・アダプタ80によつて
CNL16に報告される。その後、マイクロプロ
セツサ110は423で動作中の論理モジユール
にリターンする。 エラー状態が生じなかつたとき、ステツプ42
5でマイクロプロセツサ110は動作が論理モジ
ユールCS DCD323で示すように完了した
(OPC=1)かどうかを決定する。動作が論理モ
ジユールCS DCD323で示すように完了したと
き、ステツプ426でCST131における現在
のコマンドに対する情報を含むレジスタ230
(第8図)は消去される。その後、マイクロプロ
セツサ110は経路427をたどり、ステツプ4
22で終了ステータスを報告し、ステツプ423
で呼出しモジユールに戻る。動作が完了しない
(OPC=0)とき、ステツプ431および432
でマイクロプロセツサ110はコマンドを分析す
る。ステツプ431で、マイクロプロセツサ11
0は受領したコマンドが“READ”(順方向また
は逆方向)、“WRITE”、“LOCATE BLOCK”、
“READ DATA BUFFER”、“SENSE”または
“SYNCHRONIZE”コマンドであるかどうかを
決定する。コマンドが前記のいずれか1つであれ
ば、ステツプ432でマイクロプロセツサ110
はコマンドが次のコマンド、すなわち
“REWIND”、“READ DATA BUFFER”、
“SYNCHRONIZE”、“SPACE BLOCK”コマ
ンドの中の1つではないことを決定する。ステツ
プ431および432の分析の結果によつて、バ
ツフア15を用いなければならないコマンドを識
別する。これらのコマンドに対し、マイクロプロ
セツサ110はバツフア15のセグメントが割当
てられたかどうかを検査する。しかし、最初にス
テツプ433で、マイクロプロセツサ110は
CST131のセクシヨン238を検査し、CCR
がバツフアの状態によつて要求されるような、こ
の特定のコマンドに対して上位装置12に送られ
たかどうかを決定する。受領したコマンドがステ
ツプ431および432でCCRではないと識別
されるか、またはそのコマンドが431と432
のステツプで識別されるコマンドと異なるなら
ば、ステツプ434でマイクロプロセツサ110
はBST137のEセクシヨン211を検査し、
そのEフイールドを1にセツトしてアドレス指定
された装置に対するバツフア15のセグメントが
ふさがつている、すなわち、そのコマンドは実行
されようとしており、したがつてバツフア15の
セグメントは使用中であることを示す。ステツプ
435で、マイクロプロセツサ110はコマンド
が“READ”または“WRITE”のどちらである
かを決定する。“READ”または“WRITE”コ
マンドに対し、ステツプ436で、マイクロプロ
セツサ110は第14図の線335で示すように
グループCUCE152内でコマンド実行論理モジ
ユールを動作させる。動作された論理モジユール
はCST131のセクシヨン233で識別された
コマンドの機能である。マイクロプロセツサ11
0はステツプ435および436から線437を
たどり、後に記述するように一連のステツプを実
行する。 ステツプ433で、CST131がCCRは即時
のコマンドに対して与えられたことを示したなら
ば、マイクロプロセツサ110は線440をたど
り、ステツプ441で論理モジユールBM ABS
355(第14図)を動作させることによつてバ
ツフア15のセグメントを割当てる。マイクロプ
ロセツサ110は論理モジユールBM ABS35
5を追跡し、即時コマンドを実行するためアドレ
ス指定された論理装置にバツフア15のセグメン
トを割当てる試みをする。ステツプ442で、マ
イクロプロセツサ110はPAT134からバツ
フア15のセグメントがアドレス指定された装置
に割当てるためスケジユールされたかどうかを決
定する。PAT134がアドレス指定された装置
の割当ての要求を受領したことを示すこの情報は
また、BM ABS355によつてできたマイクロ
プロセツサ110の前もつて定められた作業用レ
ジスタ(図示せず)に格納された、いわゆる“リ
ターン・コード”によつて与えることができる。
この動作のすべてが成功であれば、マイクロプロ
セツサ110は423でリターンし、実際の割当
とコマンドの実行が続行できる前に起らなければ
ならない他の動作を待つ。これに対して、割当が
既に行われているならば、コマンドの実行は続行
可能である。したがつて、マイクロプロセツサ1
10はステツプ442から線437を通り、前に
参照したステツプの実行を続ける。 第17図のステツプ445で、マイクロプロセ
ツサ110は周辺装置13の動作が即時コマンド
の実行を要求されるかどうかを決定する。その場
合には、論理装置は論理モジユールCS LDP34
7を動作させるため線335(第14図の線33
5に相当)によつて準備されなければならない。
CS LDP347については第14図に関連して簡
単に、第25図に関連して詳細に記述される。マ
イクロプロセツサ110はCS LDP347の実行
に続いて、ステツプ447で論理装置の準備が完
了(LDPC)したかどうかを検査する。 準備が完了でなかつたならば、ステツプ448
でマイクロプロセツサ110はコマンドの実行が
完了(CMDC)であるかどうかを検査する。
CMDC=1ならば、ステツプ422で、前に述
べたように、終了ステータスが報告される。これ
に対して、ステツプ447で論理装置の準備が完
了(LDPC=1)であるか、またはステツプ44
8でコマンドの実行が未完了(CMDC=0)で
あるか、またはステツプ445で要求が装置動作
でない(DEVOP=0)ならば、マイクロプロセ
ツサ110は線449を通してステツプ454に
進み、コマンドが“READ”または“WRITE”
コマンドであるかを検査する。コマンドが前記の
2つのコマンドのいずれでもなければ、マイクロ
プロセツサ110は423で動作中の論理モジユ
ールにリターンする。受領したコマンドが
“READ”または“WRITE”コマンドならば、
ステツプ456でマイクロプロセツサ110はテ
ープ同期モード(読取りまたは書込み)の動作が
LDT133のセクシヨン290に示されている
かどうかを検査する。モードがテープ同期モード
でなければ、無関係な論理機能が455で実行さ
れる。さもなければ、マイクロプロセツサ110
はステツプ457に進み、CST131のステツ
プ237が受領したコマンドの実行の第1の段階
を示しているかどうかを検査する。それが第1の
段階でなければ、無関係な論理機能が455で実
行される。さもなければ、マイクロプロセツサ1
10は経路458を通つてステツプ460に進
み、アドレス指定された装置が即時コマンド
(DVEX)に対して保持されているかどうかを決
定する。アドレス指定された装置が保持(DVE
X=1)されていれば、ステツプ456で示され
たテープ同期モードの動作が、後で述べるよう
に、続いて起ることができる。しかしながら、ア
ドレス指定された装置が即時コマンドに対して保
持されていない(DVE X=0)ならば、テープ
同期モードの動作は制御装置11とアドレス指定
された周辺装置13の間にセツトアツプされなけ
ればならない。前記のことを行うため、ステツプ
461でマイクロプロセツサ110はコマンドが
“READ”または“WRITE”であるかを決定す
る。“READ”コマンドならば、ステツプ462
でマイクロプロセツサ110は論理モジユール
CESRD339に進み、データ記憶装置10にお
けるテープ同期モード(読取り)をアドレス指定
された装置に対してセツトアツプする。これは第
14図と第17図で線335の経路で示されてい
る。“WRITE”コマンドならば、マイクロプロ
セツサ110はステツプ461から線335を通
してステツプ463の論理モジユールCE SWR
340に進む。前記の2つの論理モジユールのど
ちらか1つを実行した後、マイクロプロセツサ1
10は経路464をたどり、465で本発明の理
解に無関係なある論理機能を実行し、423でリ
ターンする。 これに対して、ステツプ460でアドレス指定
された装置が保持されている(DVE X=1)な
らば、ステツプ462および463は既に完了し
ているから、テープモードを受領した即時コマン
ドを実行するために開始することができる。した
がつて、マイクロプロセツサ110はステツプ4
60から線335を通つてステツプ466に進
み、論理モジユールCE SSO342を動作させ
る。CE SSO342は周辺装置13と論理モジユ
ールCE SRD339またはCE SWR340のど
ちらかによつてセツトアツプされた制御装置11
の間のデータ信号の転送を実際に開始する。 受領したコマンドの処理が前記の点に達する
と、制御装置11のマイクロプロセツサ110
は、コマンドを解読し、データ記憶装置10のス
テータスを決定する。そしてマイクロプロセツサ
110は、コマンドを実際に実行するためデータ
記憶装置を準備する過程にあるか、またはステツ
プ436や第15図と第17図に関連して他のス
テツプで記述したように、コマンド実行モジユー
ルの1つによつて実行を開始したかのどちらかで
ある。 第18図はマイクロプロセツサ110がCNL
16から受領した“READ FORWARD”と
“READ BACKWARD”のコマンドの実行を制
御することを可能にする論理モジユールCE
RDC336を示す。マイクロプロセツサ110
は論理モジユールCE RDC336に応答して第
14図に示す他の論理モジユールを動作させる。
バツフア15およびCNL16へのデータ転送を
開始すること、および受領したコマンドが、経路
の使用不可能によつて生じる“UNIT CHECK”
または“CCR”によつて応答されなかつた、す
なわち、バツフア15が使用可能でなかつたかま
たはアドレス指定された周辺装置が使用可能でな
かつたならば、この論理モジユールは第17図の
論理モジユールCS SCE330に応じマイクロプ
ロセツサ110によつて動作される。“READ”
コマンドがCCRを有し、CNL16が2度目に
“READ”コマンドを戻すときはいつも、他で記
述される別の論理モジユールは2度目に受領した
“READ”コマンドを実行する。 論理モジユールCE SCE330を経て、マイク
ロプロセツサ110は480でCE RDC336
の論理機能を開始する。ステツプ481で、最初
の論理機能はCST131のセクシヨン237を
検査し、第1段階であるかどうかを決定する。そ
れが第1の段階ならば、アドレス指定された論理
装置に割当てられたバツフア15のセグメントは
空(MT)である。第1の段階のセクシヨン23
7が1ならば、割当てられたバツフア15のセグ
メントは空ではない。ステツプ482で、マイク
ロプロセツサ110はLDT133のセクシヨン
289を検査し、論理装置に割当てられたバツフ
ア15のセグメントにおける唯一のレコードがテ
ープ・マーク(TM)であるかどうかを決定す
る。ステツプ482−489は、テープ・マーク
が割当てられたバツフア15のセグメントにおけ
る唯一のレコードであるとき、マイクロプロセツ
サ110の制御の下に制御装置11によつて実行
される機能である。記述を進める前にバツフア1
5のセグメントのステータスを復習する。先読み
は周辺装置13から割当てられたバツフア15の
セグメントに生じたことが推測できる。最後の読
取りレコードはテープ・マークである。この時、
先読みはデータ記憶装置10で、特定のデータ転
送に関連するCST131のSRAHビツト241
によつて、アドレス指定された装置Bに対して禁
止される。CNL16から受領された次の
“READ”コマンドによつて、前の読取りレコー
ドは上位装置12に転送される。最後に、前に周
辺装置13によつて読取られたテープ・マークに
対する“READ”コマンドが受領される。それ
によつてステツプ482のマイクロプロセツサ1
10は、ステツプ483−489に示すデータ記
憶装置10に対する論理機能の実行に進む。それ
がテープ・マークでないか、またはバツフア15
のセグメントの最後のレコードでないならば、後
で述べるように他のステツプが実行される。 バツフア15のセグメントの唯一の残留テー
プ・マーク・レコードの処理で、マイクロプロセ
ツサ110は第一にステツプ483において、テ
ープ・マークが割当てられたバツフア15のセグ
メントの最後のレコードであることを確認する。
これはレコード・カウント(RK)を決定するた
めBST137のセクシヨン223を検査するこ
とによつて行われる。レコード・カウントが1よ
りも大きければ、テープ・マークを処理可能とす
る前に、他のレコードを上位装置12に転送しな
ければならない。テープ・マークに出会つた場合
を除いて、テープ・マーク情報を上位装置12に
送らないことが要求されるから、マイクロプロセ
ツサ110はバツフア15のセグメントの最後の
レコードがテープ・マークである(ステツプ48
2,483でこれを決定する)ことを検出する
と、ステツプ484でテープ・マークをゼロにリ
セツトするためLDT133のセクシヨン289
にアクセスする。CST131のSRAHセクシヨ
ン241はゼロにリセツトされ、すべての方向変
更ビツト(第8図に図示されないが、省略記号2
44で表わされる)もゼロにリセツトされる。最
後に、テープ・マークを含むバツフア15のセグ
メントのレコードに対応するBRT141のレジ
スタはゼロに払われ、対応するBRT141のレ
ジスタの記入項目は消去される。 テープ・マーク・レコードの処理で、ステツプ
486−488は“DEFERRED UNIT
CHECK”に関連して前に述べた論理カウント制
御に関係する。ステツプ486で、マイクロプロ
セツサ110はBST137のセクシヨン222
を検査し、バツフア15のセグメントが順方向読
取りモードか逆方向読取りモードかを決定する。
それが順方向読取りモード(F)であれば、テー
プ・マークの論理アドレス(LOG)を含むLDT
133のセクシヨン(図示せず)は1増加し、次
に読取られるべきレコードでなおテープ54に駐
在しているレコードを示す。この論理数LOGは
第18図で“LCNBID”と同一である。これに
対して、テープ送りの方向が逆方向(B)なら
ば、ステツプ488でマイクロプロセツサ110
は論理数LCNBIDを減少する。LCNBIDを減少
することはBOTに次に最も近いテープ54上の
レコードを識別し、その後ステツプ489で論理
モジユールCS SCE330によつて報告用の終了
ステータスが選択される。CS SCE330への戻
りは線490と出口線491で行われる。 ステツプ481で、CST131の検査によつ
てバツフア15の割当てられたセグメントが空
(MT=1)であることを示すならば、マイクロ
プロセツサ110は経路493を通つてステツプ
494に進む。ステツプ494で、マイクロプロ
セツサ110はビツトSRAH241をゼロにリ
セツトし、前記の方向変更ビツト(ステツプ48
4)をリセツトすることにより即時コマンドに対
するCST131の内容を変更する。また、LDT
133で、ビツトIRAH286は先読み禁止を削
除するためゼロにリセツトされる。次にステツプ
495で、マイクロプロセツサ110は方向ビツ
トD222によつてマイクロプロセツサ110の
中の作業用レジスタ(図示せず)に、ステツプ4
97及び496で夫々示すように、それが順方向
読取り又は逆方向読取Bの動作である事を示す。
ステツプ498で、アドレス指定されたコンピユ
ータ13からバツフア15に転送されるべきレコ
ードのブロツク・サイズ(BLKS)が、LDT1
33のセクシヨン292からマイクロプロセツサ
110の作業用レジスタWK(図示せず)に次の
先読み動作で転送されるべき最小のレコードを決
定する目的で転送される。ブロツクサイズ
(BLKS)はマイクロプロセツサ110の前の
“READ”コマンドに於て転送バイト数をカウン
トする事によつて決定される。最初に受領した
“READ”コマンドに対して任意のブロツク・サ
イズを用いる事ができる。次に最初の“READ”
コマンドは前もつて定めたバイト数を転送する。
この前もつて定めたバイト数のビツトは次のブロ
ツク・サイズにも用いられる。ブロツク・サイズ
が変ると、周辺装置13と上位装置12の間を流
れるデータのブロツク・サイズの動的変化を追跡
するためのアルゴリズムを実行することができ
る。 ステツプ499で、マイクロプロセツサ110
は次の先読み動作で転送されるレコードの最小数
を計算するアルゴリズムを実行する。これは第1
8図でMIN RCDSによつて示される。多くのア
ルゴリズムを用いることができるのに対し、よい
アルゴリズムはLDT133のBLKSセクシヨン
292の数によつて分割される割当てられたバツ
フア15のセグメントに対し、BST137のFK
セクシヨン224によつて示される割当てられた
バツフア15のセグメントのフリーのバイト数を
分割することである。これは要するに割当てられ
たセグメントの自由バイト数をレコードのブロツ
クに予想されるバイト数によつて分割する。言い
換えれば、最小レコード数は割当てられたバツフ
ア15のセグメントを満たさなければならないレ
コード数である。 先読みが開始され、最初のレコードが割当てら
れたバツフア15のセグメントに格納されると、
“DEVICE END”が制御装置11によつてCNL
16に送られ、前にCCRされた“READ”コマ
ンドは現在実行可能であることを示す。上位装置
12は直ちに最初の読取りレコードを割当てられ
たバツフア15のセグメントから取出す。その場
合、上位装置12がレコードを取出すと、現在先
読み動作の間テープ54を送つている周辺装置1
3は、テープ送りを続け、最小レコード数以上の
レコードを割当てられたバツフア15のセグメン
トに転送し、上位装置12の追加データの要求を
満たす。更に、転送時間を制限するアルゴリズム
を用いることが可能で、上位装置12の中の1つ
の処理がデータ記憶装置10の動作を過度に支配
しない。たとえば、500ミリ秒のタイム・スロツ
トは、データを周辺装置13から割当てられたバ
ツフア15のセグメントに転送する最大時間とし
て使用可能である。この時間が切れると、他の処
理がデータ記憶装置10にアクセスすることを可
能にする。この時間切れは分つているから、周辺
装置13はデータ転送時間の最後の部分で加速
し、データ記憶装置10の性能を最大化するため
テープ加速時間がデータ転送中に失われないよう
にする。 ステツプ482,483で、割当てられたバツ
フア15のセグメントに1レコード以上あるか、
または割当てられたバツフア15のセグメントに
テープ・マーク・レコードがなければ、マイクロ
プロセツサ110は経路505をたどり、506
で本発明の理解に無関係なある論理機能を実行す
る。それは、たとえば、診断モードがデータ記憶
装置10に課されているかどうかを検査するため
の診断検査に関するものかもしれない。次にステ
ツプ507で、マイクロプロセツサ110は第1
9図に詳細に示す論理モジユールCB SUR34
3を動作させ、割当てられたバツフア15のセグ
メントからCNL16へのデータ信号の転送を開
始する。次に508で、データ転送が達成できな
ければ終了ステータスに組み入れられるエラーに
対する検査や、CST131のCCビツト240を
セツトすることによつて、コマンドが存続してい
ること、すなわち実行すべきより多くの機能があ
ることを示すことなど、本発明の理解に無関係な
機能が実行される。次にマイクロプロセツサ11
0は経路509をたどり、491で論理モジユー
ルCS SCE330に戻る。 第19図はバツフア15からCNL16へのデ
ータ転送の開始を制御する論理モジユールCB
SUR343を示す。実行される機能の中に周辺
装置13の動作が完了したかどうかの決定があ
る。周辺装置13がなお、論理装置に割当てられ
たバツフア15のセグメントにデータを読取つて
いるならば、ある量のデータは常にバツフア15
になければならない。それについては分離と呼ば
れる機能によつて決定される。バツフア−チヤネ
ル間のデータ転送回路CX26は動作し、自動デ
ータ転送(ADT)に対してプリセツトする。逆
読みモードで、エラー修正コーデイング、論理的
および物理的ブロツク数等の制御情報が、上位装
置12に転送されるというよりは後の使用のため
に、最初マイクロプロセツサ110に転送され
る。その後、上位装置へのデータ転送が続いて起
ることができる。バツフア15のセグメントは
BST137のMLRUリスト40におけるMRU
セグメントになる。この論理モジユールをマイク
ロプロセツサ110によつて実行するため、デー
タ転送が直ちに開始できるように制御装置11は
チヤネル16に接続されていなければならない。
第14図に関連して説明したように、いくつかの
論理モジユールからマイクロプロセツサ110に
よつて論理モジユールCB SUR343に入るこ
とができる。とにかく、510で論理モジユール
343に入る。ステツプ511で、チヤネル側の
すべてのバツフア制御(BC)はクリアされる。
これには後に述べる第29図に示すCX26およ
び他の回路を含む。ステツプ512でCXT14
3は、装置アドレスをDADDR261に、かつ
BSTPをセクシヨン264に挿入することによつ
て、続いて起るデータ転送に対して更新される。
これらの値は前の動作からアドレス指定された装
置に対する作業用レジスタにある。この情報はセ
クシヨン287にBSTPを有するLDT133と、
セクシヨン215にDADDRを有するBST13
7から前もつて利用可能となつている。ステツプ
513で、CXT143のXビツト262がセン
スされる。X=1ならば、データ転送は既に起き
ている。もちろん、この状態はエラー状態であ
る。ステツプ514でエラーはマイクロプロセツ
サ110によつて上位装置12に報告される。次
に、マイクロプロセツサ110は経路515をた
どつて516で第14図に述べたように動作中の
論理モジユールに戻る。 通常、ステツプ513でエラーは生じないか
ら、ステツプ517でマイクロプロセツサ110
はXビツト262を1にセツトし、バツフア15
とCNL16の間のデータ転送の動作を示す。5
20で、本発明の理解に無関係なある機能、たと
えば第4図のPGT147に関連するような機能
を実行する。ステツプ521ではBST137か
らCX26および第29図の回路にセグメント・
サイズを転送する。ステツプ522で、マイクロ
プロセツサ110は既知のバツフア・アクセス回
路を含むCX26にチヤネルに対する読取りモー
ドをセツトすることによつて自動データ転送をセ
ツトアツプし続ける。ステツプ523で、本発明
の理解に無関係なある機能が実行される。ステツ
プ524で、前記の“READ”コマンドによつ
て転送されるデータ・ブロツクに関するBRT1
41のレジスタの内容が、CX26や第29図の
回路のようなバツフア制御(BC)にセツトされ
る。この転送はセクシヨン183および184の
レコード開始および終了のアドレスを含む。ステ
ツプ525で、マイクロプロセツサ110は
BST137を検査し、テープ送りの方向を決定
してバツフア15の中のデータ・レコードの方向
をつきとめる。ある磁気テープ装置では、テープ
上の記録の最後または後縁、すなわち順方向のテ
ープ送りで記録される最後の部分は、前記のよう
な制御情報を有する。したがつて、マイクロプロ
セツサ110がBST137のDビツト222を
センスすることによつて逆方向の読取り動作を決
定するとき、非上位装置データが本発明の理解に
無関係な526で示すようにマイクロプロセツサ
110に転送される。この転送されたデータはエ
ラー検出および修正ビツト、ならびにデータ記憶
装置10の動作に関係あるその他の制御データを
含むことができる。ステツプ527で、マイクロ
プロセツサ110は前記の非上位装置データ転送
の間、エラーが検出されたかどうかを決定する。
エラーが検出されたときは、エラー・ステータス
がステツプ528で生成される。そしてマイクロ
プロセツサ110は516で動作中の論理モジユ
ールに戻る。通常、エラーはなく、マイクロプロ
セツサ110は経路530をたどつてステツプ5
31に達し、マイクロプロセツサ110をCX2
6に接続する外部レジスタ118をクリアする。
次にステツプ532で、マイクロプロセツサ11
0は適当なBRT141からビツトRC185をセ
ンスすることによつてレコードが完全であるかど
うかを決定する。完全なレコードがバツフア15
のセグメントにあれば、何の動作も必要なく、マ
イクロプロセツサ110は516で動作中の論理
モジユールに戻る。しかしながら、レコードが完
全でないならば、ステツプ533でマイクロプロ
セツサ110はいわゆる分離モードをセツトす
る。分離モードでは、分離を維持するための自動
データ転送回路(図示せず)は常に最小限のデー
タ量が割当てられたバツフア15のセグメント内
に常駐することを保証する。この動作によつてオ
ーバーランの状態を防ぐ。 ステツプ525で、マイクロプロセツサ110
が読取り動作が順方向であると決定されると、経
路536をたどつてステツプ537に進み、ステ
ツプ532と同様にBRT141のRCビツト18
5によつてレコードが完全であるかどうかを検査
する。レコードが完全ならば、ステツプ538で
CX26はセツトされ、上位装置12のデータ・
レコードの終りに添付する制御データを供給す
る。ステツプ539で、レコードの終り(RCD
END)はBRT141からCX26にセツトされ
る。BRT141が不完全なレコード(RC=0)
を示せば、ステツプ540でマイクロプロセツサ
110は“READ”コマンドがセツトアツプさ
れている間に、アドレス指定された周辺装置13
がレコードの読取りを完了したかどうかを決定す
る。たとえ、BRT141が完全なレコードを示
さなかつたとしても、現在レコードが完全であれ
ば、それは完全であると推測され、後で述べるス
テツプ545に進む。さもなければ、レコードは
真に不完全であり、データ転送の全期間にわたり
不完全なものとして処理される。次に541で、
本発明の理解に無関係なある機能が実行され、ス
テツプ542でデータ分離はステツプ533で述
べたようにセツトされる。 ステツプ545で、マイクロプロセツサ110
は読取りモードに対するすべての自動データ転送
回路をCX26および第29図に示すを含めてセ
ツトする。ステツプ546で、バツフア15から
CNL16へのデータ転送に関連するバツフア1
5のセグメントはBST137のMLRUにおける
MRUセグメントになる。ステツプ546に続い
て、マイクロプロセツサ110は動作中の論理モ
ジユールCB SUR343に戻る。 以上の記述は“READ”コマンドの実行の開
始を示したものである。次の記述は書込みの開始
を示す。書込み動作を始めるにはデータ記憶装置
10は最初に“MODESET”コマンドを受領し
なければならない。第21図に示す前記のコマン
ド、およびマイクロプロセツサ110の中で
“MODESET”コマンドを実行する論理モジユー
ルCE MDS324(第20図)について最初に
その詳細を述べる。“MODESET”コマンドの実
行の一部分はチヤネル・アダプタ80で行うこと
ができるが、前記の動作や本発明についての記述
の範囲外である。論理モジユールCE MDS32
4は第14図の線335および第20図の参照番
号325に示すように、常にCE SCE330から
動作される。“MODESET”コマンドはアドレス
指定されている周辺装置13を示すためDADDR
フイールド550を含み、コマンド中の他のフイ
ールドに従つてMODESETを有する。FMTフイ
ールド551はフオーマツト・フイールドで、書
込みモードにおいてテープ54に書込まれる密度
と、要求されるかもしれない他のフオーマツト制
御を選択する。書込みモードはフイールド552
に示される。このモードは論理モジユールCE
MDS324の実行でマイクロプロセツサ110
によつて解読される。エラー回復手順ERP55
3は回復可能なエラーの報告可能性と、データ記
憶装置10がそれ自身のエラー回復手順を実行し
うる程度を、データ記憶装置に詳細に述べる。5
54に示す他の制御は、代替の経路および本発明
についての記述の範囲外の他の論理制御機能に関
して、PGM146およびPGT147の表に影響
を及ぼすことができる。省略記号556は別の制
御機能を前記のコマンドに含むことができること
を示す。 論理モジユールCE MDS324の実行で、マ
イクロプロセツサ110は最初560で本発明の
理解に無関係な機能を実行する。次にステツプ5
61で、モード・フイールド552が検査され
る。本実施例では、モード・フイールド552は
テープ書込みモード(TW)またはバツフア書込
みモード(BW)のどちらかを選択する。バツフ
ア書込みモードの方が好ましいから、マイクロプ
ロセツサ110は大抵の場合ステツプ562に進
んでCST131のWMビツト239にアクセス
し、バツフア書込みモードにセツトするものと推
測することができる。この設定の値は2進数の0
とすることができる。次にステツプ563でCE
=1およびDE=1がセツトされて上位装置12
に送られる。564で、マイクロプロセツサ11
0は論理モジユールCS SCE330にリターンす
る。 テープ書込みモードがモード・フイールド55
2で示された場合、マイクロプロセツサ110は
ステツプ561からステツプ567に進み、
CST131のWMビツト239にアクセスする。
WMビツトが既にテープ書込みモード(2進数1
の値を有する)を示すならば、ステツプを実行す
る。これに対して、ステツプ567でバツフア書
込みモードからテープ書込みモードへの切替があ
れば、バツフア15には周辺装置13に書込むレ
コードがあるかもしれない。すなわち、
“MODESET”コマンドは前記のコマンドのチエ
インまたは一連のコマンド・チエインの中途で受
領されたかもしれない。前の“WRITE”コマン
ドはバツフア書込みモードですべて実行されたか
もしれない。ある理由により上位装置12はテー
プ書込みモードに切替えることを必要とする。し
たがつて、マイクロプロセツサ110はアドレス
指定された装置に対してデータ記憶装置10がテ
ープ書込みモードであることを上位装置12に知
らせ、テープ54にデータを記録する前に、バツ
フア15に残留データがあるかどうかを検査しな
ければならない。これらの動作はステツプ569
と第27図に詳細に示される論理モジユールCS
CBW349を動作させることによつて達成され
る。マイクロプロセツサ110は論理モジユール
CS CBW349を実行した後、ステツプ571
で3つの可能な戻り(RTN)コードを検査し、
その中のどれか1つを選択する。戻りコードがゼ
ロであれば、割当てられたバツフア15のセグメ
ントに残留データがないことを示す。ステツプ5
72で、マイクロプロセツサ110はCST13
1のCCRビツト238を検査する。継続中のチ
ヤネル・コマンド再試行がない(CCR=0)な
らば、ステツプ574でマイクロプロセツサ11
0はCST131にアクセスし、WMビツト23
9をテープ書込みモードにセツトする。しかしな
がら、継続中のCCRがある(CCR=1)ならば、
テープ書込みモードとはならない。バツフアには
データが存在しないから、上位装置12に対し
CCRステータスを維持する明白な理由がない。
したがつて、ステツプ573でDEが1にセツト
されCNL16に送られて、CCRの条件が軽減さ
れたことを示す。その後、マイクロプロセツサ1
10は564で論理モジユールCS SCE330に
戻る。 ステツプ571で、戻りコードの1は割当てら
れたバツフア15のセグメントに周辺装置13に
書込まれるデータが駐在していることを示す。前
記の記録動作はマイクロプロセツサ110によつ
て、CS CBW349の実行を通して開始された
が、実際の記録動作はまだ起きていない。したが
つて、ステツプ576でマイクロプロセツサ11
0はCST131のCCRビツト238を検査し、
CCRがCNL16に対し継続中であるかどうかを
調べる。CCRが継続中でない(CCR=0)なら
ば、記録動作はまだ完了していないから、ステツ
プ557でCNL16に送られる。CST131の
CCRビツト238もまた1にセツトされる。こ
れに対して、CCRが既に継続中である(CCR=
1)ならば、ステツプ578でマイクロプロセツ
サ110は“MODESET”コマンドを完了しな
ければならないことをマイクロプロセツサ自身に
示す。それゆえ、ステツプ578でCST131
のCCビツト240はアクテイブの状態(CC=
1)にセツトされる。戻りコードの2はエラー状
態を示す。ステツプ580で、エラー・ステータ
スは報告のためセツトアツプされる。実際の報告
は次に受領されるコマンドにおいて“UNIT
CHECK”によつて行われる。“MODESET”コ
マンドは多くのコマンド・チエインに対して継続
できる。 “MODESET”コマンドが首尾よく実行され
ると、データ記憶装置10は“WRITE”コマン
ド受領可能状態となる。各々の“WRITE”コマ
ンドの解読は論理モジユールCS SCE330のス
テツプ441(第17図)でバツフア・セグメン
トの割当を要求することを含む。したがつて、第
22図の論理モジユールCE WRT337がCS
SCE330によつて動作されるとき、マイクロプ
ロセツサ110は受領した“WRITE”コマンド
の実行を開始できる。論理モジユールCE WRT
337は上位装置12から受領されると予期され
るデータ・ブロツクに対するBRTレジスタを留
保することによつて、BRT141における記入
項目の作成を含み、アドレス指定された周辺装置
に割当てられたバツフア15のセグメントに
CNL16からのデータ転送を開始する。テープ
書込みモードがセツトされたとき、または“バツ
フア書込み禁止”(IBW)がアクテイブであると
き、割当てられたバツフア15のセグメントに現
在あるデータは最初、現在受領した“WRITE”
コマンドの下で上位装置12からのデータが受領
可能となる前に、周辺装置13に転送される。 論理モジユールCE WRT337は第22図の
585で開始される。これは第14図の線335
に相当する。586で、一定の保守手順が論理モ
ジユールCE RDC336に対して記述したもの
と類似の方法で検査される。ステツプ587で、
レジスタ180をたとえば入つて来るレコードに
対して予約することによつて、マイクロプロセツ
サ110はBRT141にレコード記入項目を作
成する。これは連結セクシヨン182に連結アド
レスを書込むことや、後に述べるその他の信号を
含む。BRT141レジスタを実際に留保するこ
とは、レジスタを留保することによつてレコード
の記入項目を作成する論理モジユールBM CRE
(図示せず)によつて、CUBM150で実行され
る。マイクロプロセツサ110はBM CRE(図示
せず)の実行で、レジスタ180のすべてが既に
割当てられたことを知ることができる。言い換え
れば、BRT141は一杯である。ステツプ58
8で、マイクロプロセツサ110はBM CRE(図
示せず)からの戻りコードを検査し、BRT14
1が一杯であるかどうかを決定する。BRT14
1が一杯ならば、チヤネル・コマンド再試行は開
始される。割当てられたバツフア15のセグメン
トまたは他のセグメントに既に駐在しているデー
タは、これらのレコードに関連するBRT141
のレジスタが解放可能となるようにテープ54に
書込まれ、CCRのカウントは増加する。したが
つて、ステツプ589で、マイクロプロセツサ1
10は第19図に関連して述べたように、かつ第
14図の線327で表わすように、論理モジユー
ルBM IDF328を動作させる。この動作に続
いて、ステツプ590でマイクロプロセツサ11
0は後に第27図に関連して述べるように、論理
モジユールCS CBW349を動作させる。この
論理モジユールはデータ記憶装置10を動作さ
せ、次に受領されるデータ・レコードに対する
BRT141を解放するため、割当てられたバツ
フア15のセグメントの内容を周辺装置13に転
送する。この動作に続いて、マイクロプロセツサ
110は周辺装置13の必要な記録動作をスケジ
ユールする試みの結果を分析する。 ステツプ591で、マイクロプロセツサ110
は割当てられたセグメントが空(MT)であつた
かどうかを検査する。空であれば(MT=1)、
エラー状態が生じ、したがつて、ステツプ592
でマイクロプロセツサ110は報告のためにエラ
ー・データを集め、593で動作中の論理モジユ
ールに戻る。一般に、セグメントは空でないの
で、ステツプ596(マイクロプロセツサ110
が論理モジユールCS CBW349によつてアド
レス指定された周辺装置13に書込み動作をスケ
ジユールしたことを表わす)で、永久エラーが生
じたかどうかを検査する。マイクロプロセツサ1
10はCST131のPEビツト243にアクセス
する。このビツトが1ならば、永久エラーは生じ
ている。したがつて、ステツプ597でマイクロ
プロセツサ110はCCRをステツプ598で発
生した終了ステータスとともに上位装置12に送
る。マイクロプロセツサ110は経路599をた
どつて593に戻る。永久エラーがないと(通常
の場合永久エラーはない)、マイクロプロセツサ
110はステツプ600でCCRを上位装置12
に送る。このCCRは論理モジユールCS CBW3
49によつてスケジユールされた書込み動作をデ
ータ記憶装置10に実行させるため必要である。
ステツプ600のあと、マイクロプロセツサ11
0は593で動作中の論理モジユールに戻る。 ステツプ588で、BRT141が受領される
レコードを識別するために使用可能なレジスタ1
80,181も持つているならば、マイクロプロ
セツサ110は経路604をたどり、ステツプ6
05で論理モジユールCB SUW344を動作さ
せる。論理モジユールCB SUW344は論理モ
ジユールCB SUR343がバツフア15から
CNL16にデータ転送を開始したのと同様に、
上位装置12からバツフア15へのチヤネル転送
を動作させる。論理モジユールCB SUW344
については後に第23図に関連して記述する。次
にステツプ606で、マイクロプロセツサ110
は省略記号256で表わすバツフア書込み禁止
(IBW)に対するCUT130およびCST131
のWMセクシヨン239を検査し、テープ書込み
モードが示されたかどうかを調べる。どちらの条
件も満たされなければ、マイクロプロセツサ11
0は経路607をたどつて、593で動作中の論
理モジユールに戻る。これに対して、ステツプ6
06でどちらか一方の条件が満たされれば、ステ
ツプ608で、マイクロプロセツサ110は
CST131の第1段階ビツト237を検査する。
第1段階が完了すれば、現在それ以上の動作が達
成されることはあり得ない。したがつて、マイク
ロプロセツサ110は経路609および599を
たどつて593に戻る。ビツト237が第1段階
の完了を示さなければ、ある準備作業が既に行わ
れており、したがつて、ステツプ610でLDT
133のIRECビツト293を1にセツトするこ
とによつて、上位装置12との再接続を禁止す
る。経路611を通つて、マイクロプロセツサ1
10はステツプ612で、、BST137のRKセ
クシヨン223の内容をマイクロプロセツサ内の
作業用レジスタ(図示せず)に転送する機能を実
行する。RKの値は、レコード数が周辺装置13
に転送可能となるように、割当てられたバツフア
15のセグメントのレコード数をマイクロプロセ
ツサ110に示す。前記の転送はステツプ613
で、論理モジユールDM SCH353(第24図)
を動作することによつてスケジユールされ、RK
223の内容に等しいレコード数を記録すること
をスケジユールする。614で、本発明の理解に
無関係な機能が実行され、最後に593で、マイ
クロプロセツサ110は動作中の論理モジユール
に戻る。 第23図は論理モジユールCB SUW344の
詳細を示す。CB SUW344は第22図の論理
モジユールCE WRT337のステツプ605で
動作し、CNL16からアドレス指定された装置
に割当てられたバツフア15のセグメントへの実
際のデータ転送を開始する。論理モジユールCB
SUW344によつて、マイクロプロセツサ11
0はCX26および第29図におけるデータ転送
のための回路を含む自動データ転送回路のすべて
を初期設定する。その機能は論理モジユールCB
SUR343に対して記述したものに非常によく
似ている。留意しなければならないことは、CB
SUW344はテープ同期モードにおける書込み
動作に対し、CE WRT337または後に述べる
論理モジユールCE SSO342のどちらからでも
動作可能であるということである。論理モジユー
ルCB SUW344は第23図の620で始まり、
最初の機能はステツプ621で、論理モジユール
CB SUR343のステツプ511(第19図)
の記述に類似したバツフア制御のリセツトであ
る。第2の同一の機能は、ステツプ622で
CXT143に対して実行され、ステツプ512
と同一の方法で、アドレス指定された装置に対す
るBSTPとDADDRを受領する。ステツプ623
で、入つて来るレコードに関連するBRT141
のレジスタの内容がステツプ524(第19図)
で述べたようにバツフア制御にセツトされる。6
24では本発明の理解に無関係なある機能が実行
される。ステツプ625ではステツプ521(第
19図)で述べた機能と同一の機能を生じる。同
様に、ステツプ626はステツプ522(第19
図)と同じ機能を実行する。627では、本発明
の理解に無関係な機能が実行される。ステツプ6
28で、バツフア15の“チヤネル側”における
自動データ転送回路はCX26における書込みモ
ードに対してセツトされる。ステツプ629で、
アドレス指定されたバツフア15のセグメントは
ステツプ546(第19図)に述べたように
MRUになる。630で、マイクロプロセツサ1
10は動作中の論理モジユールに戻る。 第24図は論理モジユールDM SCH353の
詳細を示す。この論理モジユールはマイクロプロ
セツサ110が適当な信号をDOT136のXQ2
3に挿入することによつて装置の動作をスケジユ
ールすることを可能にする。装置動作の優先順位
の等級は3つの待ち行列、すなわちCCQ21、
ICQ22、XQ23で示される。本実施例におけ
る優先順位はICQ22の装置情報動作、CCQ21
の装置制御動作、およびXQ23のデータ転送動
作の順である。3つの待ち行列はDOT136の
レジスタ270におけるチエイン・セクシヨン2
69によつて設定される。これらの機能のすべて
はマイクロプロセツサ110で実行され、第24
図の635でDM SCH353は開始される。最
初のステツプ636で、DOT136のVビツト
274を検査し、装置動作がアドレス指定された
周辺装置13に対して既にスケジユールされたか
どうかを決定する。装置動作が既にスケジユール
されていた(V=1)ならば、653にリターン
する。動作がスケジユールされていない(V=
0)ならば、ステツプ637で、セクシヨン27
2に示されるようにアドレス指定された周辺装置
13に関連するDOT136のレジスタは、Vビ
ツト274を1に、Sビツト275を0に、Cビ
ツト276を0にセツトすることによつて変更さ
れる。SおよびCビツトはそれぞれ開始した装置
動作および完了した装置動作を表わす。 ステツプ638で、必要ならば、DOT136
のレジスタ270はセクシヨン272のDADDR
およびセクシヨン273のCMDを更新する。こ
の時点では待ち行列21−23のどれが記入項目
を受領すべきかは決定されていない。したがつ
て、ステツプ640,641,642はそれぞれ
待ち行列ICQ22、CCQ21、またはXQ23を
選択するために実行される。ICQ22はインター
ブロツク・ギヤツプ(IBG)を発生するため必要
とされるかもしれない、周辺装置13に対する動
作のフオーマツト型式を処理する。どの機能も示
されなければ、エラーが生じたことを表す。エラ
ーはステツプ644で識別され、後に653で動
作中の論理モジユールに戻つてから上位装置12
に報告される。これに対して、3つの待ち行列2
1−23の1つが643で示すように更新可能で
ある。そうなると、ステツプ645で制御情報が
SDT132(第13図)にロードされる。この
情報のすべてはSDT132の中の省略記号31
1で示すセクシヨンに入る。たとえば、フオーマ
ツト制御に対しては、ICQ22におけるインター
ブロツク・ギヤツプ等を設定する順序をかたどる
ことに関連するポインタ(制御ストアに対するア
ドレス)がある。制御順序に対しては同様のポイ
ンタがCCQ21の最初の記入項目に対してSDT
132のポインタ・フイールド(図示せず)にロ
ードされる。ステツプ642で検出されるデータ
転送動作に対しては、XQ23の最初の記入項目
に対するポインタが、DM SCH353に入る論
理モジユールによつて計算されたように、転送さ
れるレコード数の最小値を示すためにSDTにロ
ードされる。次に、ステツプ646で、マイクロ
プロセツサ110は装置動作がステツプ642で
検出したようにデータ転送動作であるかどうかを
決定する。ステツプ647で、周辺装置13との
データ転送に対しては、SDT132はRKセクシ
ヨン308にDOT136のMINがロードされ、
現在の周辺装置13の選択において処理するレコ
ード数を示す。SDT132のPK304に示され
た処理レコード数がRK308の数を上回る場
合、動作はWビツト309がゼロになるときにだ
け続行する。 次にステツプ648で、マイクロプロセツサ1
10はそれぞれの待ち行列21−23のいずれか
増加することが禁止されるかどうかを決定する。
待ち行列の増加が禁止されるならば、653にリ
ターンする。待ち行列21−23が増加可能なら
ば、ステツプ649でDOT136の待ち行列は
更新される。この時点で、周辺装置13は適当な
記入項目を3つの待ち行列21−23の1つに挿
入することによつてスケジユールされている。マ
イクロプロセツサ110はこれらの待ち行列を走
査し、CUDM158および論理モジユールの他
のグループを動作させて、データを転送する周辺
装置13を実際に動作させ、またはそれぞれの待
ち行列で識別された他の機能を実行する。 CCRがデータ記憶装置10によつて上位装置
12に送られると、データ記憶装置10はCCR
されたコマンドの実行に必要な準備ステツプが満
たされたことを、“DEVICE END”信号によつ
て上位装置12に知らせる。次に上位装置12は
データ記憶装置10に対し入出力コマンドを再発
行する。したがつて、コマンドがデータ記憶装置
10によつて受領され、“READ”、“READ
BACKWARD”、または“WRITE”コマンドの
実行の準備としてCS DCD323およびCS SCE
330によつて分析中であり、不適当なバツフア
15の状態(空または一杯)によつて前にCCR
されているとき、マイクロプロセツサ110は論
理モジユールCS LDP347およびCS LDC34
8を実行して動作に対する論理装置を準備する。 第25図は論理モジユールCS LDP347の詳
細を示す。CS LDP347は現在のバツフア・ス
テータスをステータス・ストア100から取出
し、バツフア15の割当セグメントの空間の一部
を新たに受領した“WRITE”コマンドにとつて
使用可能にするため、周辺装置13に対する書込
み動作を開始することができる。“READ
BUFFER”コマンドに対し、装置に対するすべ
ての書込み動作が完了してから前記コマンドが実
行されることを保証するため、周辺装置13に書
込まれるデータはすべて、最初にテープ54に書
込まれる。新たに受領したコマンドが
“WRITE”または“READ BUFFER”コマン
ドでないとき、マイクロプロセツサ110は、第
25図に関する記述から明らかになるように、別
の動作を実行する。論理モジユールCS LDP34
7は第14図において線335によつて動作され
る。第25図で、動作は660で開始し、ステツ
プ661でマイクロプロセツサ110はステータ
ス・ストア100から論理装置(LD)ステータ
スを取出す。この情報は、アドレス指定された周
辺装置13が位置変更中である、テープの終りで
巻戻し中である、またはテープ開始位置にいるか
どうかの表示装置検査状態、装置終了状態、フア
イル保護およびその他の動作の詳細を含む、いわ
ゆる装置ステータス・バイトを含んでいる。これ
らの信号のすべては、この論理モジユールの実行
のためマイクロプロセツサ110の作業用レジス
タ(図示せず)に格納される。更に、ステツプ6
62でマイクロプロセツサ110はCST131
にアクセスし、セクシヨン233の受領コマン
ド・コードをマイクロプロセツサ110の作業レ
ジスタ(図示せず)に転送する。これでマイクロ
プロセツサ110は、制御ストア111の表にあ
るデータを加えて、この論理モジユールを実行す
る為必要なすべてのデータを持つている。 ステツプ663で、マイクロプロセツサ110
はバツフア15のセグメントがアドレス指定され
た論理装置に割当てられているかどうか、および
コマンドは“SYNCHRONIZE”、“READ
DATA BUFFER”、“REWIND”または
“REWIND UNLOAD”コマンドであるかどう
かを検査する。前記の複数の条件が満たされるな
らば、いわゆる書込みデータなしのフラグ
(NWDF)がステツプ664でセツトされる。前
記の条件が満たされなければNWDFフラグはス
テツプ665でリセツトされる。このフラグはマ
イクロプロセツサ110の作業用レジスタ(図示
せず)にある。ステツプ666で、バツフア15
のセグメントがアドレス指定された周辺装置13
によつて表わされるアドレス指定論理装置に割当
てられるならば、割当てられたバツフア15のセ
グメントは書込みモードとなることができ、前記
の割当てられたバツフア15のセグメントに駐在
する書込みデータがあるという可能性をもたらす
結果となる。次にステツプ667で、ステツプ6
62で取出されたコマンド・コードが
“WRITE”コマンドならば、ステツプ668で
マイクロプロセツサ110はバツフアが一杯であ
るかどうかを決定する。この決定はBST137
にアクセスしFKセクシヨン224を検査するこ
とによつて行われ、割当てられたバツフア15の
セグメントにおける自由バイトのカウントを決定
する。自由バイトがLDT133のセクシヨン2
92のブロツク・サイズよりも少なければ、バツ
フアは一杯である。この決定に続いてステツプ6
69で、マイクロプロセツサ110は、
“WRITE”コマンドを実行しうるように、割当
てられたバツフア15のセグメントに駐在するデ
ータを、アドレス指定された周辺装置13に記録
するため、論理モジユールCS CBW349(第
27図)を動作させる。論理モジユールCS
CBW349から戻ると、ステツプ670でマイ
クロプロセツサ110はリターン・コードを調べ
て、CS CBW349の実行が割当てられたバツ
フア15のセグメントが空(MT=1)であつた
という表示を生じたかどうかを見る。リターン・
コードがセグメントが空であることを示したなら
ば、エラー状態が生じたのである。ステツプ67
1でエラー・データは集められ、マイクロプロセ
ツサ110は672で動作中の論理モジユールに
戻る。一般に書込み動作はマイクロプロセツサ1
10によつて論理モジユールCS CBW349を
通してスケジユールされる。ステツプ670で
MT=0ならば、マイクロプロセツサ110はス
テツプ675に進し、書込み動作が実際にスケジ
ユールされたかどうかを調べる。そうでなけれ
ば、エラーが発生し、ステツプ676でエラー・
データは集められ、672でリターンする。ステ
ツプ675でエラーがなければ、マイクロプロセ
ツサ110はまつすぐに動作中の論理モジユール
に戻る。これに対し、ステツプ668で、BST
137が割当てられたバツフア15のセグメント
が一杯ではないことを示したならば、マイクロプ
ロセツサ110は経路678をたどり、まつすぐ
に672にリターンする。 ステツプ667に戻つて、ステツプ662で取
出されたコマンド“WRITE”コマンドでないと
き、マイクロプロセツサ110は経路680をた
どつて、ステツプ681でコマンドが“READ
DATA BUFFER”コマンド(RDB)であるか
どうかを決定する。コマンドが“READ DATA
BUFFER”コマンドならば、上位装置12が最
初に周辺装置13に記録しようとするデータの検
索を求めていることを意味し、書込み動作を継続
してはならない。したがつて、ステツプ683
で、マイクロプロセツサ110は論理モジユール
DM DDO(図示せず)を動作させる。前記モジ
ユールはマイクロプロセツサ110がスケジユー
ルされた装置動作をDOT136の3つの待ち行
列21−23のいずれかから削除することを可能
にする。アドレス指定された装置が現在データ転
送モードであれば、転送は停止する。論理モジユ
ールDM DDOはマイクロプロセツサ110が4
つのリターン・コードを供給することを可能にす
る。第1のリターン・コードは装置動作がDOT
136でスケジユールされなかつたか、または装
置動作がアドレス指定された周辺装置13に対し
て実際に続行中でなかつたことを示す。第2のリ
ターン・コードは動作がDOT136の待ち行列
から削除されたことを示す。第3のリターン・コ
ードはデータ転送動作が存在していたことと、そ
れが終了したことを示す。最後の第4のリター
ン・コードはアドレス指定された装置が選択され
ることを示す。論理モジユールDM DDOの実行
に続いて、ステツプ684でマイクロプロセツサ
110は、書込み動作(WRTOP=1)が終了
したことを示す第3のリターン・コードに対する
リターン・コードの検査を行う。その場合には、
ステツプ685でマイクロプロセツサ110は
CST131のCCRビツト238を検査して、
CCRが上位装置12に送られたかどうかを調べ
る。CCRが実際に送られていたならば、ステツ
プ686でマイクロプロセツサ110は、論理装
置の準備が続行している(LDPP)ことを示す、
作業用レジスタ(図示せず)のマイクロプロセツ
サ・フラグを1にセツトする。さもなければ、
CCRはステツプ687で、現在の書込み動作の
ため、アドレス指定された周辺装置13に送られ
る。これらのステツプに続いて、688でマイク
ロプロセツサ110は本発明の理解に無関係なあ
る機能を実行し、672で動作中の論理モジユー
ルにリターンする。 ステツプ684に戻つて、ステツプ683の
DM DDOからのリターン・コードが第3のリタ
ーン・コードでなければ、マイクロプロセツサ1
10は経路689をたどつてステツプ690に進
む。ステツプ690で、CST131のCCRビツ
ト238、および省略記号244で表わすセクシ
ヨンでCCRが装置の相互接続で処理されている
データのためにコマンドが再試行されたことから
与えられたことを示す表示を検査する。これらは
装置動作が論理モジユールCS LDP347の現在
の実行以前に完了したことを示す。これらの条件
が満たされると、ステツプ691でマイクロプロ
セツサ110は上位装置12に終了ステータス
“DEVICE END”を送り、CCRの原因が解消し
たことを示す。ステツプ691の後、マイクロプ
ロセツサ110は672で動作中の論理モジユー
ルにリターンする。ステツプ690で、CCRビ
ツトがアクテイブでなかつたら、ステツプ692
でマイクロプロセツサ110は作業用レジスタ
(図示せず)の内部フラグをセツトし、論理装置
準備が完了(LDPC=1)したことを示し、67
2で動作中の論理モジユールにリターンする。ス
テツプ681に戻つて、コマンドが“READ
DATA BUFFER”コマンドでなければ、マイ
クロプロセツサ110は経路694をたどつて、
割当てられたバツフア15のセグメントにあるデ
ータが、アドレス指定された周辺装置13に書込
まれていることを確認する。この動作はステツプ
695で、ステツプ669に関連して前に説明し
たように、論理モジユールCS CBW349を動
作させることによつて行われる。論理モジユール
CS CBW349から戻ると、マイクロプロセツ
サ110はステツプ696でリターン・コード
(RTN)を検査し、書込み動作がスケジユールさ
れていたかどうかを決定する。アドレス指定され
た周辺装置に対する書込み動作がスケジユールさ
れていたならば、マイクロプロセツサ110は経
路697を通つて672にリターンする。ステツ
プ696で書込み動作がスケジユールされていな
かつたならば、ステツプ699でマイクロプロセ
ツサ110は、永久エラー(PE)を示す
“UNIT CHECK”をセツトアツプする(UC=
1)ことによつてエラーを表示し、672で動作
中の論理モジユールにリターンする。 前記はすべて割当てられたバツフア15のセグ
メントが書込みモードのときに生じる。割当てら
れたバツフア15のセグメントがステツプ666
で、読取りモードであることが示されるとき、マ
イクロプロセツサ110は経路705をたどつ
て、ステツプ706で非読取りコマンド・フラグ
(NRD)をセツトする。これは受領したコマンド
が“READ”コマンドであるか、またはそうで
ないかもしれないことを意味する。ステツプ70
7では、ステツプ662で取出されたコマンドを
検査し、受領したコマンドが“READ
FORWARD”コマンドか、または“READ
BACKWARD”コマンドであるかどうかを決定
する。 受領したコマンドが“READ”型のコマンド
であれば、ステツプ708でCST131の省略
記号244で示されるセクシヨンの1つにおける
方向切替フラグがリセツトされる。受領したコマ
ンドが“READ”型のコマンドでなければ、ス
テツプ708は省略される。ステツプ709で、
マイクロプロセツサ110は受領したコマンドが
順方向のテープ送りで読取りをする順方向読取り
(RDF)であるかどうかを決定する。ステツプ7
10で、マイクロプロセツサ110はBST13
7のDビツト222を検査し、示された方向が順
方向か、または逆方向かを調べる。示された方向
が逆方向ならば、ステツプ711でCST131
の方向切替ビツト(図示せず)は1にセツトされ
る。これに対して、ステツプ709で順方向読取
りコマンドがセンスされなければ、受領したコマ
ンドは逆方向読取りコマンドに違いないから、マ
イクロプロセツサ110は経路714をたどつて
ステツプ15でBST137の方向フイールドを
検査する。Dビツト222が順方向のテープ送り
を示すならば、ステツプ716でBST137の
方向切替ビツトが1にセツトされるか、さもなけ
ればステツプ716は省略される。 方向切替の決定に続いて、ステツプ718でマ
イクロプロセツサ110は本発明の理解に無関係
なある機能を実行する。ステツプ720で、マイ
クロプロセツサ110はステツプ662で受領し
たコマンドが“READ DATA BUFFER)”コ
マンドか、または“SYNCHRONIZE”コマンド
かを決定する。そのいずれのコマンドでもないな
らば、マイクロプロセツサ110は経路721を
たどつて672にリターンする。それが前記2つ
のコマンドのいずれかであれば、ステツプ722
でマイクロプロセツサ110はCST131の
CCRビツト238を検査する。このビツトがゼ
ロならば、コマンドは完了しており、
“CHANNEL END”および“DEVICE END”
(CEDE)の終了ステータスはステツプ723で
確立し、672で動作中の論理モジユールにリタ
ーンする。さもなければ、ステツプ725で
CCRに対する条件がデータ記憶装置10によつ
て満たされ、終了ステータスは“DEVICE
END”(DE=1)となる。ステツプ725から
マイクロプロセツサ110は出口点726によつ
て論理モジユールCS LDC348に進む。 第26図は論理モジユールCS LDC348を示
す。ステツプ730では、ステツプ662(第2
5図)で取出した受領コマンドが“READ”コ
マンドであるかどうかを検査し、そうでなければ
ステツプ731で、マイクロプロセツサ110は
CST131にアクセスし、ステータス・ストア
100から報告された初期のステータスをマイク
ロプロセツサ110の作業用レジスタ(図示せ
ず)に格納する。初期ステータスはまた各々の受
領コマンドに対しチヤネル・アダプタ80を経て
CNL16に初期に供給されたステータスである。
ステツプ732で、ステツプ662で取出された
受領コマンドはスペース動作(SPOP)に対して
分析される。受領コマンドがスペース動作でなか
つたか、またはチヤネル・アダプタ80によつて
CCRされたならば、LDT133の先読み禁止ビ
ツトIRAH286はステツプ733で1にセツト
される。ステツプ734において、ステツプ66
2で取出されたコマンドが“WRITE”コマンド
(WR=1)ならば、ステツプ735でCST13
1のSRAH241は1にセツトされる。これに
よつてすべての先読みを禁止する。 ステツプ732で、動作がスペース動作であつ
たか、またはチヤネル・アダプタ80によつて
CCRされなかつたならば、マイクロプロセツサ
110は経路736をたどつてステツプ740に
進み、受領コマンドを検査して、それがスペース
動作型のコマンドであるかどうかを決定する。ス
ペース動作型のコマンドに対して、ステツプ74
1でLDPCは1にセツトされる。LDPCについて
は第25図のステツプ692に関連して前に記述
されている。マイクロプロセツサ110は742
で、CS LDP347を動作させた論理モジユール
にリターンする。 ステツプ740で受領コマンドがスペース動作
型のコマンドでなかつたならば、マイクロプロセ
ツサ110は経路745をたどつてステツプ74
7に達する。ステツプ735、コマンドが
“WRITE”コマンドでないときのステツプ73
4、またはコマンドが“READ”コマンドのと
きのステツプ730からも経路745をたどつて
ステツプ747に進むことができる。マイクロプ
ロセツサ110はステツプ747で、アドレス指
定された周辺装置13に対するBST137のRK
セクシヨン223の内容の取出しを実行する。
RKがゼロならば、バツフア15の割当てられた
セグメントにレコードはない。したがつてステツ
プ748で、マイクロプロセツサ110はステツ
プ662で取出したコマンドを検査し、それが
“REWIND”コマンドであるかどうかを決定す
る。コマンドが“REWIND”コマンド、または
“REWIND UNLOAD”コマンドでなければス
テツプ749で、またコマンドが“WRITE
TAPE MARK”コマンド(WTM)、または読
取りモードで割当てられたバツフア15のセグメ
ントを持つ“ERASE GAP”コマンドでないな
らばステツプ750で、割当てられたバツフア1
5のセグメントの現在のステータスはステータ
ス・ストア100から取出される。ステータス・
ストア100は双方の制御装置1の動作状態を保
持する。取出されたステータスにはバツフア15
のセグメントがアドレス指定された装置に関して
割当てを解除されたかどうかを含む。ステータス
はまたテープ54のテープ送りの方向を含む。ス
テータス・ストア100はマイクロプロセツサ1
10が論理モジユールCS SPS(図示せず)を実
行することによつてアクセスされる。ステツプ7
48,749または750から経路755をたど
つて、ステツプ757で作業用レジスタ(図示せ
ず)のフラグLDPCを1にセツトする。ステツプ
758で、コマンドが“LOCATE BLOCK”コ
マンド(LOC)、“READ”コマンドまたは
“READ BACKWARD”コマンドでないならば、
ステツプ759でCST137のCCRビツト23
8が検査される。CCRビツトが1ならば、ステ
ツプ760でマイクロプロセツサ110は
“DEVICE END”の終了ステータス(DE=1)
を発生させる。ステツプ758,759または7
60から、マイクロプロセツサ110は経路76
2をたどつて742でリターンする。 ステツプ747で、割当てられたバツフア15
のセグメントを表わすBST137のレジスタ2
09におけるレコード・カウントRK223がゼ
ロでない、すなわち割当てられたバツフア15の
セグメントにレコードがあれば、マイクロプロセ
ツサ110は経路765をたどつて次に記述する
ステツプを実行する。ステツプ766で、割当て
られたバツフア15のセグメントのデータが先読
みデータならば、ステツプ767で論理モジユー
ルCS RDA(図示せず)が動作される。この論理
モジユールは前記バツフアの先読みデータが削除
されるべきときはいつでも動作される。削除は、
これらのBRT141レジスタを消去することに
よつてレコードに割当てられたBRTレジスタか
らBRT141の記入項目を消去することによつ
て行われる。バツフア15の割当てられたセグメ
ントのデータに対するアドレス可能度は失われ、
それによつてバツフアからのデータを有効に消去
する。マイクロプロセツサ110はステツプ76
8で、アドレス指定された周辺装置13がステツ
プ767のモジユールCS RDAの実行に基づい
て位置を変更しているかどうかを決定する。位置
変更が生じていなければ、割当てられたバツフア
15のセグメントにデータはなかつた。したがつ
て、ステツプ769で無データ・フラグ(NDF)
はゼロにリセツトされる。NDFはマイクロプロ
セツサ110の作業レジスタ(図示せず)にあ
る。ステツプ769に続いて、マイクロプロセツ
サ110は経路770をたどつて、論理装置動作
が完了可能となるまでステツプ747を再実行す
る。これに対して、ステツプ768で位置変更が
生じていれば、直ちに元の動作中の論理モジユー
ルにリターンする。ステツプ769で、バツフア
15の割当てられたセグメントにデータがなけれ
ば、ステツプ747と769の間に明らかな不一
致がある。この不一致はステツプ747にリター
ンすることによつて検査される。 第27図は論理モジユールCS CBW349の
詳細を示す。CS CBW349は、すべて線35
2で表わすように、いくつかの他の論理モジユー
ルから始められる。開始点780に続いて、ステ
ツプ781がマイクロプロセツサ110によつて
最初に実行される。アドレス指定された装置に対
する“WRITE”コマンドが進行中でなければ、
チヤネルへの再接続は禁止されなければならな
い。したがつてステツプ782で、マイクロプロ
セツサ110はLDT133のIRECビツト293
にアクセスし、1にセツトする。割当てられたバ
ツフア・セグメントに対する書込みがなければ、
ステツプ782は省略される。ステツプ784
で、AND/ORの機能がマイクロプロセツサ11
0によつて実行される。AND機能はステツプ7
85,786および787から成る。これらのス
テツプの条件がすべて満たされると、マイクロプ
ロセツサ110は経路788を通つて、書込みデ
ータがバツフア15のセグメントにあることを示
す。OR機能はステツプ785−787から78
9を通る。これらのステツプの条件のいずれか1
つが満たされないことを意味する。ステツプ78
5でBST137のAビツト210が検査される。
Aが1に等しければ、AND条件の一部分は満た
される。さもなければOR条件が満たされる。ス
テツプ786で、BST137のRWビツト221
が書込みモードを示せば、AND条件のもう1つ
の部分を満足させる。RWビツト221や読取り
モードを示せば、OR条件を満足させる。ステツ
プ787で、BST137のRKセクシヨン223
がゼロに等しくなければ(バツフアにデータ・レ
コードがある)、AND条件をすべて満足させる
が、バツフアにデータがなければOR条件を満足
させる。 ステツプ785−787のAND条件が満たさ
れるとステツプ792に進み、そこでマイクロプ
ロセツサ110はCST131のPEビツト243
を検査し、永久エラーがアドレス指定された周辺
装置13で生じたかどうかを決定する。バツフ
ア・セグメントに書込みデータがあるので、永久
エラーはアドレス指定された周辺装置13に前記
のデータを記録することを失敗させる。したがつ
て、ステツプ793で、非書込み動作(NO
WROP)が作業用レジスタ(図示せず)にセツ
トされ、マイクロプロセツサ110は経路794
を通つて795でリターンする。ステツプ792
で永久エラーがなければ、マイクロプロセツサ1
10は経路797をたどつて、ステツプ798で
論理モジユールDM SCH353(第24図)を
動作させることにより、アドレス指定された周辺
装置13にデータを書込むための装置動作をスケ
ジユールする。論理モジユールDM SCH353
から戻ると、マイクロプロセツサ110はステツ
プ799で、CST131を検査し、“WRITE”
コマンド(セクシヨン233)がビツト236で
示すように未定であるかどうかを調べる。書込み
が未定でなければ、アドレス指定された周辺装置
13に対する書込み動作がスケジユールされたこ
とを意味する。その結果、ステツプ800でリタ
ーン・パラメータは3にセツトされる。アドレス
指定された周辺装置13に対する書込み動作が未
定ならば、周辺装置13に書込むべきデータ・レ
コードは、アドレス指定された装置に対する現在
の書込み動作が完了するまで待たなければならな
い。この場合、ステツプ800は省略される。ス
テツプ801で、追加のリターン・コードがセツ
トアツプされ、アドレス指定された周辺装置13
に対する書込み動作が続いて起ることを示す。ス
テツプ801からマイクロプロセツサ110は7
95によつてリターンする。 OR機能784から、マイクロプロセツサ11
0はステツプ803で、LDT133の再接続禁
止ビツト293を検査する。再接続が禁止されて
いるとき、マイクロプロセツサ110はステツプ
805でビツト293をリセツトし、それによつ
てチヤネルとの再接続を可能にする。ステツプ8
06で、リターン・コードはアドレス指定された
周辺装置13への書込みはすべて完了したことを
示す。この表示はOR機能784から生じる。次
にマイクロプロセツサ110は経路794を通つ
て進み、795で動作中の論理モジユールにリタ
ーンする。 チヤネルの終了およびバツフアの動作結果は大
部分が正常である。第28図の論理モジユール
CB EUW387はチヤネル対バツフアのデータ
転送の終了に係る終了手順の一部で、正常な終了
を示す。CB EUW387は810で上位装置1
2からCNL16を経由する“COMMAND
OUT”信号から生じる走査から始まる。820
で、本発明の理解と無関係ないくつかのステツプ
が実行される。ステツプ821で、CXT143
のXビツト262がリセツトされ、CXT143
は現在CNL16とバツフア15の間でデータ転
送は行われていないことを示す。更に、本発明の
理解に無関係な機能が実行された後、ステツプ8
23でマイクロプロセツサ110はレコードの終
了アドレスをBRT141のセクシヨン184に
格納する。これはマイクロプロセツサ110がた
つた今受領したレコードに係る次のデータ処理動
作を実行するときレコードの終了をマイクロプロ
セツサ110に示す。BRT141のセクシヨン
183はレコードの開始アドレスを有する。82
4で、更に本発明の理解に無関係な機能が実行さ
れる。ステツプ825で、CST131のセクシ
ヨン240が検査され、周辺装置13への書込み
動作が行われていれば、現在のレコードは周辺装
置13に部分的に書込されているかもしれない。
したがつて、ステツプ826でDX27(第1
図)はBRT141に格納された終了アドレスを
受け取る。これによつて、終了アドレスがバツフ
ア15に達すると直ちに、DX27がアドレス指
定された周辺装置13に記録する動作を終了させ
ることを可能にする。周辺装置13に現在書込み
動作が行われていなければ、ステツプ826は省
略される。ステツプ827で、CUBM150か
らの論理モジユール(BM SRC)はBRT141
のビツト185を1にセツトし、バツフア15へ
のレコード転送が完了したことを示す。ステツプ
828で、マイクロプロセツサ110はBST1
37のFKセクシヨン224の内容をLDT133
のBLKSセクシヨン292の内容と比較し、FK
がBLKSよりも小さければ、追加のデータ信号が
周辺装置13に記録されるまで、それ以上のレコ
ードはバツフア15に受領することはできない。
すなわち、割当てられたバツフア15のセグメン
トは一杯である。ステツプ829で、マイクロプ
ロセツサ110はLDT133のIRECビツト29
3を検査し、CNL16との再接続が禁止されて
いるかどうかを調べる。再接続が禁止されている
ならば、これ以上の動作を必要としない。さもな
ければ、ステツプ830でステータス・ストア1
00はバツフア一杯の信号を受領し、チヤネル・
コマンド再試行はもう1つの書込みデータ転送の
ためデータ記憶装置10をチヤネルに再接続する
よりはむしろ、次に受領される“WRITE”コマ
ンドに送らなければならないことを示す。CB
EUW387はステツプ832でCUCS155に
おける論理モジユール動作させることによつて終
了し、CNL16からバツフア15へのデータ転
送は完了したことを示す。この時点でCUCS15
5はたつた今受領したデータ・レコード信号を処
理するのに必要な機能を実行するが、前記の機能
は本発明の理解に無関係である。833で、マイ
クロプロセツサ110は動作中の論理モジユール
にリターンする。 第29図は後で述べる一対のバツフア・アドレ
ス・レジスタの間の比較器として、オーバーラン
回路372に含まれる長さ検出器30および48
を示す。オーバーラン回路372における前記の
回路はまたCX26およびDX27を通してバツ
フア・メモリのアドレス指定を行う。第1図に示
すバツフア・セグメントのサイズは、チヤネル・
セグメントの折返しおよび装置セグメントの折返
しに対し、一対のレジスタCW850およびDW
851のそれぞれに含まれる、いわゆる“折返し
ビツト”によつて決定される。言い換えれば、2
つの独立したデータ転送がバツフア15で同時に
起ることができる。1つはチヤネルに対して、も
う1つは装置に対してである。したがつて、この
取合せを達成するため2つの独立したアドレス指
定の体系が回路372の中で与えられる。回路3
72の中のレジスタのすべては第3図の外部レジ
スタ118によつてマイクロプロセツサ110か
らロードされる。外部レジスタ118は各々のそ
してあらゆるデータ転送、すなわち各々のレコー
ドに対してロードされる。バス852および85
3はそれぞれ初期化信号をCW850およびチヤ
ネル・ポインタ・レジスタCPR854に供給す
る。CPR854はバツフア・メモリ15の適当
なデータ・レジスタにアクセスするため、そのア
ドレス信号をバス855によつてCX26に供給
する。CX26は、よく知られているように、増
加信号を線856でCPR854に供給し、CPR
854を増加する。レコードの終了または予期さ
れるレコードのレコード領域は、バス861によ
つて初期化されるチヤネル・ストツプ・レジスタ
CSR860で示される。書込みモード、すなわ
ちCNL16からバツフア15へのデータ信号の
転送では、CPR854は1バイトが自動的にバ
ツフア・メモリ15に転送される毎に継続的に増
加する。比較器30は−これは長さ検出器である
−バス862からCSR860の内容を、バス8
55からCPR854の内容を受領する。比較器
30がCPR854の内容とCSR860の内容の
間の、前もつて定められた関係を検出すると直ち
に、割込み信号が第14図に関連して説明したよ
うに線373を通つて供給される。同様に、
DPR866すなわちCPR854に対応する装置
ポインタ・レジスタがバス867から初期化のア
ドレス信号を受領するのに対して、DW851は
バス865から信号を受領する。DPR866は
バス868からDX27にアドレス信号を供給
し、DX27がバツフア・メモリ15の適当なデ
ータ・レジスタにアクセスすることを可能にす
る。バス868はまた長さ検出器である比較器4
8にも延伸し、DPR866の内容を装置ストツ
プ・レジスタDSR870の内容と比較する。
DSR870はバス871によつて外部レジスタ
118から受領した信号によて初期化される。
DSR870はストツプ・アドレスをバス872
から長さ検出器である比較器48に供給する。
DPR866とDSR870の内容の間の、前もつ
て定められた関係が検出されると、割込み信号が
第14図に関連して説明したように、線374か
ら供給される。同様に、CPR854からバス8
55に乗る信号およびDPR866からバス86
8に乗る信号は比較器874に供給され、アドレ
ス指定されたバツフア15のセグメントが、読取
り動作であるかまたは書込み動作であるかによつ
て、空または一杯になることを線375に示す。
DX27は線875から増加信号を送ることによ
つて、DPR866を増加する。 バツフア・メモリ15の中のセグメントはCW
850およびDW851の折返しビツトによつて
識別される。これらの折返しビツトはそれぞれ
CPR854およびDSR870の中間ビツト位置
に供給される。その趣旨は2つのレジスタCPR
およびDSRの下位ビツト位置から違つたモジユ
ロ・カウンタを作ることである。折返しビツトを
受領するビツト位置よりも重みのあるビツト位置
がアドレス指定されるべきセグメントを選択す
る。前記のビツトはCPR854およびDSR87
0に対し、バス853および871からの信号に
よつてそれぞれ初期化される。 第30図は論理モジユールCB UWO381の
詳細を示す。線380は第14図の割込み線を表
わし、マイクロプロセツサ110が880でこの
論理モジユールを動作させることを可能にする。
ステツプ881で、マイクロプロセツサ110は
アドレス指定された周辺装置13に対する記入項
目を有するBRT141のレジスタ数を決定する。
記入項目が1よりも大きければ、線380の割込
みによつて表わされるオーバーラン状態を条件と
した論理装置の割当てられたバツフア15のセグ
メントの中に駐在するレコードが1つ以上ある。
したがつて、ステツプ882でマイクロプロセツ
サ110は1つ以上のレコードに対して、アドレ
ス指定された装置が現在選択される、すなわち
SDT132のDADDRセクシヨン302(第1
3図)が装置アドレスを有するかどうかを決定す
る。装置が選択され、ERPがなければ、ステツ
プ883でマイクロプロセツサ110はチヤネ
ル・アダプタ80のステータス・レジスタのエラ
ーをリセツトし、データ転送にかかわるCX26
にオーバーランを生じる。マイクロプロセツサ1
10は経路884を通つて885で割込み走査に
リターンする。本論理モジユールは線373(第
14図)に割込み信号を生じた回路に応答して動
作される。これに対して、割当てられたバツフア
15のセグメントにただ1つのレコードがステツ
プ881で検出されれば、装置は選択されない
か、またはERPがあり、マイクロプロセツサ1
10は経路887をたどつて、ステツプ888で
CX26をリセツトする。この動作によつて、CX
26が別のチヤネル・アダプタ80からの別のデ
ータ転送に対して初期設定されることを可能にす
る。ステツプ889で、マイクロプロセツサ11
0はCUBM150の論理モジユールBM DRE
(図示せず)を動作させる。この論理モジユール
は受領中のレコードを表わすことを課された
BRT141のレジスタを消去し、オーバーラン
状態を生じる。この消去によつて、不完全であつ
て消去されなければデータの完全性に問題を生じ
るレコードのデータのアドレス可能性を無効にす
る。ステツプ890で、マイクロプロセツサ11
0は割当てられたバツフア15のセグメントに割
当てられたBRT141のレジスタ数(BRTK)
がゼロに等しいかどうかを決定する。BRTKが
ゼロに等しくないとき、ステツプ892(第14
図の線352)で論理モジユールCS CBW34
9は動作され、データ記憶装置10に進む前にテ
ープに書込むべきバツフア15のデータを記録す
る。すなわち、バツフア空間の不足によつてオー
バーランを生じたのである。したがつて、割当て
られたバツフア15のセグメントにある完全なレ
コードを周辺装置13に書込まなければならな
い。ステツプ893で、マイクロプロセツサ11
0はリターン・コードを検査し、周辺装置13に
対する書込み動作がスケジユールされたかどうか
を調べる。書込み動作がスケジユールされていな
かつたならば、“UNIT CHECK”(UC=1)が
ステツプ894でスケジユールされ、チヤネル・
アダプタ80によつて上位装置12に報告され
る。書込み動作がスケジユールされていれば、ス
テツプ895で通常の処理は送られているCCR
に従つて続行可能であり、周辺装置13にデータ
を書込むことを可能にする。 ステツプ890で、割当てられたバツフア15
のセグメントのレコード数がゼロならば、マイク
ロプロセツサ110は経路897を通つてステツ
プ898に進む。ステツプ898で、マイクロプ
ロセツサ110はアドレス指定された周辺装置1
3が制御装置11によつて選択されるかどうかを
決定する。現在それが選択されるならば、オーバ
ーランの間割当てられたバツフア15のセグメン
トにあつた唯一のレコード(バツフア15をオー
バーランしたレコード)は現在アドレス指定され
た周辺装置13に記録中であるから、選択された
装置は選択を解除され、スケジユールされたデー
タ転送は中止しなければならない。したがつて、
マイクロプロセツサ110はステツプ899で、
論理モジユールBM DIS383を動作させ、ア
ドレス指定された論理装置をデイスエーブルす
る。論理装置BM DIS383は第31図に示さ
れる。アドレス指定された装置が制御装置11に
よつて選択されなければ、それについての動作は
不要である。ステツプ900で、マイクロプロセ
ツサ110はBST137のPビツト214を検
査し、バツフア・セグメントが一対になつている
かどうかを調べる。セグメントが一対ならば、ス
テツプ901でアドレス指定された論理装置に対
応する、LDT133のSYNCビツト290を1
にセツトすることによつて、テープ同期モードは
自動的にデータ記憶装置10に課される。ステツ
プ903で、マイクロプロセツサ110は再び
LDT133にアクセスし、もつと大きいデー
タ・ブロツクに出会つたことを示すためBLKS2
92のカウントを増加する。すなわち、オーバー
ランは予期したよりも大きなブロツクが受領さ
れ、割当てられたバツフア15のセグメントは現
在の割当ではデータを正しく処理できないことを
示す。ステツプ901で、テープ同期モードがデ
ータ記憶装置10に課されなかつたならば、1つ
のバツフア・セグメントがオーバーランにかかわ
り、一対のセグメントを用意しなければならな
い。これに対して、ステツプ901でテープ同期
モードが課されるならば、一対のセグメントはテ
ープ同期モードで用いる1つのセグメントに減じ
なければならない。この動作を行うため、ステツ
プ904で論理モジユールBM PDT384を動
作させて、1つのセグメントまたは一対のセグメ
ントのどちらかを割当解除し、次にステツプ90
5で論理モジユールBM PAT358を動作させ
て、前記の状態に対して一対のセグメントまたは
1つのセグメントのどちらかを再割当する。マイ
クロプロセツサ110は経路884を通つて88
5で割込み走査にリターンする。 第31図は第14図の線382で始まる論理モ
ジユールBM DIS383を示す。第31図にお
ける入口は910である。ステツプ911で、マ
イクロプロセツサ110はCXT143の
DADDRセクシヨン261とSDT132の
DADDRセクシヨン302を比較し、CNL16
からバツフア15への信号を転送するためアドレ
ス指定された周辺装置13は、現在バツフア15
に信号を転送している周辺装置13と同一である
ことを確認する。同一の装置が双方のチヤネルお
よび装置のデータ転送に対してアドレス指定され
ているならば、ステツプ912でマイクロプロセ
ツサ110はCXT143のWビツト236を検
査し、チヤネルが待機しているかどうかを調べ
る。チヤネルが待機中であれば、ステツプ913
でマイクロプロセツサ110はCXT143にア
クセスし、Xビツト262およびWビツト263
をリセツトする。ステツプ914で、チヤネル・
コマンド再試行はチヤネル・アダプタ80によつ
て上位装置12に送られ、データ記憶装置10の
状況がより大きいデータ・ブロツクを処理するよ
うに変化するまで、チヤネルを他の動作に対して
自由にする。ステツプ915で、マイクロプロセ
ツサ110は回路CX26をリセツトする。ステ
ツプ916で、マイクロプロセツサ110は
CNL16から受領中であつたレコードに関連す
るBRT141のレジスタをリセツトする。ステ
ツプ911または912の条件のいずれかが満た
されなければ、マイクロプロセツサ110はステ
ツプ913−916を実行することなく経路91
7を通つて、ステツプ920を実行する。ステツ
プ920で、もう1つの装置対バツフアのデータ
転送動作が続いて起ることができるように、デー
タ・フロー回路83はすべてリセツトされる。ス
テツプ921で、DX27はリセツトされ、92
2でマイクロプロセツサ110は本発明の理解に
無関係なある機能を実行する。ステツプ923
で、SDT132はアクセスされ、周辺装置13
から現在データ転送はない事を示すため、Xビツ
ト307はリセツトされる。ステツプ924で、
DX27は周辺装置13に接続する装置間接続回
路(詳細には示されないが線84で示される)が
リセツトされる。925で、マイクロプロセツサ
110は論理モジユールCB UWO381または
DB DBO385のいずれかの、呼出中の論理モ
ジユールにリターンする。 次に第32図において、周辺装置13とバツフ
ア15の間のコンピユータ転送からのバツフア・
オーバーランが記述される。論理モジユールDB
DBO385は線374から受領した割込みによ
つて動作される。930でマイクロプロセツサ1
10は前記の論理モジユールを開始し、ステツプ
931で本発明の理解に無関係なある機能を実行
する。ステツプ932で、マイクロプロセツサ1
10はBST137のRWビツト221を検査し、
オーバーランにかかわる論理装置は読取りモード
であるか、または書込みモードであるかを決定す
る。書込みモードに対して、割当てられたバツフ
ア15のセグメントは空である。読取りモードで
は、バツフア15のセグメントは一杯で、全レコ
ードは周辺装置13からまだ受領されていない。
書込みモードでは、マイクロプロセツサ110は
論理モジユールBM DIS383を動作させる。
ステツプ933で、実行される機能は第31図に
関連して述べた機能である。次にステツプ934
で、DOT136はオーバーランにかかわる装置
に対応するDADDRセクシヨン272を有するレ
ジスタにアクセスされる。Vビツト274はリセ
ツトされ、周辺装置13とその割当てられたバツ
フア15のセグメントの間にデータ転送が行われ
ていないことを示す。この動作はまたDOT13
6のアドレス指定されたレジスタにおける信号の
すべてを無効にする。オーバーランにかかわる周
辺装置13はテープ54を所定の位置から移動さ
せているから、テープ54はオーバーラン状態を
生じたブロツクの最初に位置変更しなければなら
ない。したがつて、マイクロプロセツサ110は
ステツプ935で第24図に示すように論理モジ
ユールDM SCH353を動作させる。その後、
マイクロプロセツサ110は経路936を通つて
937で割込み走査にリターンする。 オーバーランが読取り動作(周辺装置13から
バツフア15へのデータ転送)から生じるとき、
マイクロプロセツサ110はステツプ932から
経路940をたどつて、ステツプ941で論理モ
ジユールBM DIS383を動作させる。ステツ
プ942で、マイクロプロセツサ110は読取り
中のレコードに割当てられたBRT141のレジ
スタを消去する。これはステツプ942で論理モ
ジユールBM DRE(図示せず)を動作させること
によつて行われる。この論理モジユールについて
は前に記述されている。ステツプ943で、
LDT133のRAHビツト291を検査し、バツ
フア・セグメントのデータが先読みデータを有す
るかどうかを検査する。それが先読みデータであ
れば、ステツプ944でLDT133はアクセス
されてRAH291 ロへリセツトし、IRAH
286を1にセツトすることによつて、それ以上
の先読みを禁止する。オーバーランされたバツフ
ア・セグメントに先読みデータがないとき、マイ
クロプロセツサ110はステツプ946でBST
137にアクセスしてPビツト214を検査し、
オーバーランされたセグメントが一対のセグメン
トか、または単一のセグメントかどうかを決定す
る。一対のセグメントならば、テープ同期モード
はステツプ947で、LDT133にアクセスし
て同期ビツト290を1にセツトすることによつ
て動作される。これらの動作はすべてアドレス指
定された論理装置に関連するLDT133のレジ
スタに関係する。経路948を通つてマイクロプ
ロセツサ110はステツプ950で、LDT13
3にアクセスしてBLKS292の表示を増加し、
より大きいブロツク・サイズがアドレス指定され
た装置からデータ記憶装置10によつて処理中で
あることを示す。ステツプ951および952
で、バツフア15は論理モジユールBM PDT3
84およびBM PAT358を動作することによ
つて再割当される。続いて動作するこれら2つの
論理モジユールの動作は第30図のステツプ90
4および905に関連して記述される。マイクロ
プロセツサ110は937で割込み走査にリター
ンする。 前記の記述はオーバーランの検出、すなわちテ
ープ同期モードが読取りモード及び書込みモード
でデータ記憶装置10に課されているような、長
さ検出器30および48の動作を示す。データ記
憶装置は現在、実行できなかつたコマンドを受領
することができ、そのコマンドはレコード長がバ
ツフア15のセグメントの容量を越えているから
テープ同期モードで実行される。すなわち、デー
タ記憶装置の動作モードはレコード長に対する考
慮から、バツフア・モードから効率の低いテープ
同期モードに変更されている。 テープ同期モードのときに受領した“READ”
コマンドに対するデータ記憶装置10の応答は、
論理モジユールCS SCE330が第14図の線3
35によつて論理モジユールCE SRD339の動
作を生じさせる。第33図は960で線335か
ら論理モジユールCE SRD339を動作させるこ
とを示す。ステツプ961で、CST131はア
クセスされ、CCビツト240は1にセツトされ
る。このセツテイングはコマンドの実行が続行中
であり、制御装置11による動作が更に必要であ
ることを示す。ステツプ962で、CST131
は再びアクセスされ、CCRビツト238のステ
ータスが検査される。CCRビツトがゼロならば、
ステツプ964でCUCS155の論理モジユール
が動作してチヤンネル・アダプタ80にCCR信
号を送り、周辺装置13が動作してチヤネルがデ
ータ転送のためデータ記憶装置10に再接続され
る前に動作速度に達することができる。CCRビ
ツト238もまた1にセツトされる。ステツプ9
65で、マイクロプロセツサ110はチヤネル・
アダプタ80のエラーが検出されたかどうかを決
定する。通常はエラーがないから、ステツプ96
2におけるCCR=1の場合の経路と966で一
緒になる。ステツプ967で、BST137のD
ビツト222が検査され、テープ54のテープ送
りが順方向か、または逆方向かを決定する。順方
向ならば、ステツプ969で論理モジユールCB
SUR343は、テープ送りは順方向Fであると
いう表示とともに動作する。逆方向ならば、ステ
ツプ970で論理モジユールCB SUR343は
テープ送りは逆方向Bであるという表示とともに
動作する。ステツプ971で、論理モジユール
DM SCH353が動作し、周辺装置13から上
位装置12に対するデータ転送に先んじて周辺装
置13のテープ送りを開始する。972で、マイ
クロプロセツサ110は呼出中の論理モジユール
にリターンする。ステツプ965でチヤネル・ア
ダプタ80のエラーが検出された場合、マイクロ
プロセツサ110は経路965を通つて呼出中の
論理モジユールにリターンする。エラーは別の所
で記録済であるから本論理モジユールでエラーを
記録する必要はない。この時点で、データは転送
されておらず、アドレス指定された周辺装置13
はデータ転送の準備中である。 テープ同期モードで最初に受領した
“WRITE”コマンドによつて、論理モジユール
CS SCE330は線335(第14図)によつて
論理モジユールCE SWR340を動作させ、ア
ドレス指定された周辺装置13のテープ同期モー
ドにおける動作を準備する。第34図の980で
論理モジユールCE SWR340は開始する。ス
テツプ981で、CST131はアクセスされCC
ビツト240を1にセツトする。ステツプ982
で、CST131のCCRビツト238が検査され
る。CCRビツト238がゼロならば、ステツプ
983でCCRビツト238は1にセツトされ、
チヤネル・アダプタ80を通つてアドレス指定さ
れた装置に対する上位装置12に送られる。ステ
ツプ984で、マイクロプロセツサ110はチヤ
ネル・アダプタ80のエラーが報告されたかどう
かを調べる。エラーがなければ、ステツプ982
でCCRが1に等しい場合とステツプ984でエ
ラーがない場合は985で一緒になり、ステツプ
986でCUBM150の論理モジユールBM
CRE(図示せず)を動作させる。論理モジユール
BM CREは前に記述されている。ステツプ98
7で、論理モジユールDM SCH353(第24
図)は動作し、周辺装置13はテープ54を動作
速度に向けて駆動し始める。988で、マイクロ
プロセツサ110は動作中の論理モジユールCS
SCE330にリターンする。ステツプ984で
CAエラーがある場合には、マイクロプロセツサ
110はステツプ986−987を飛ばして直ち
に動作中の論理モジユールにリターンする。 論理モジユールCE SRD339およびCE
SWR340の両方からCCRが上位装置12に送
られている。このCCRによつてチヤネルは周辺
装置13が動作速度に達するまで切断されたまま
である。動作速度に達すると“DEVICE END”
が上位装置12に送られ、データ記憶装置10は
テープ同期モードで“READ”または
“WRITE”コマンドを実行できることを知らせ
る。したがつて、上位装置12は再び“READ”
または“WRITE”コマンドを送り、送られたコ
マンドはCS DCD323またはCS SCE330に
よつて解読される。この時、論理モジユールCE
SSO342(第35図)が線335(第14図)
によつて動作する。第35図の990で、論理装
置CE SSO342は開始する。ステツプ991
で、CST131は入つて来るコマンドに関して
アクセスされ、第1段階ビツト237がゼロにリ
セツトされる。このビツトはコマンド実行の第1
段階が完了すると1にセツトされ、第2段階すな
わち、この場合はデータ転送を実際に行う段階が
開始されようとしている。ステツプ992で、
CXXと命名されたチヤネル・アダプタ80は
ICCR=0の信号を受領する。これは別の論理モ
ジユール(記述せず)によつてチヤネル・アダプ
タに前に送られたCCR禁止信号が取り除かれた
ことを意味する。この時点で、周辺装置13がコ
マンドの受領に同期しなければ、もう1つの
CCRが送られて周辺装置13は再びテープ54
を位置変更し、テープ同期モードの動作を目指し
て再試行が行われる。ステツプ993で、CUT
130がアクセスされ、選択禁止信号ビツト
(ISEL)はゼロにリセツトされる。このビツトは
第9図で省略記号256によつて表わされる。I
SELはテープ同期モードに対する準備動作のす
べてが完了するまでアドレス指定された装置の選
択を妨げる。ステツプ994で、BST137の
RWビツト221が検査され、テープ同期モード
が“WRITE”または“READ”コマンドのどち
らで実行されるかを決定する。それが
“WRITE”コマンドならば、ステツプ995で
論理モジユールCB SUW344(第23図)が
動作を開始し、前に述べたように動作する。読取
りモードの場合には、ステツプ996でBST1
37のDビツト222が検査され、テープ送りの
方向を決定する。順方向の場合には、ステツプ9
97で論理モジユールCB SUR343が動作し
テープ送りは順方向であると表示する。逆方向の
場合には、ステツプ998で論理モジユールCB
SUR343はテープ送りは逆方向であるという
表示とともに動作する。前記のステツプから線1
000を通つてマイクロプロセツサ110はステ
ツプ1001で、即時コマンドまたはアドレス指
定された装置に関連するCST131のレジスタ
にアクセスし、CCビツト240を1にセツトす
る。ステツプ1002で、CUDI157の論理モ
ジユールDI XFR(図示せず)が動作し、周辺装
置13にデータ転送が続いて起ることを知らせ
る。もちろん、BST137の読取りまたは書込
みの表示はデータ転送の方向を示す。磁気テープ
装置のような周辺装置から制御装置に対するデー
タ転送の開始は非常によく知られているので、こ
の動作に詳細については記述されない。1003
で、マイクロプロセツサ110は動作中の論理モ
ジユールCS SCE330にリターンする。テープ
同期モードにおけるデータ転送はこうして始ま
る。 第36図はチヤネル・コマンド“READ
DATA BUFFER”の実行の詳細を示す。論理
モジユールCE RDB338は動作中の論理モジ
ユールCS SCE330から線335によつて動作
する。第36図の1010でCE RDBは開始す
る。ステツプ1011で、マイクロプロセツサ1
10は本発明の理解に無関係なある動作を実行す
る。ステツプ1012で、BST137のRKセク
シヨン223が検査される。RK=0はアドレス
指定された論理装置に関連するバツフア15のセ
グメントが空であることを意味する。RKセクシ
ヨン223がゼロでなければ、あるデータ・レコ
ードを読取ることができる。受領した“READ
DATA BUFFER”コマンドの各々に対して1
つのデータ・レコードがバツフア15から上位装
置12に転送される。 バツフア15の割当てられたセグメントが空の
とき、制御装置11がなすべきことはほとんどな
い。ステツプ1014で、LDT133はアクセ
スされ、第12図に示されないが省略記号294
で表わされる書込み動作禁止ビツト(IWROP)
をゼロにリセツトする。ステツプ1015で、
CST131はアクセスされ、永久エラービツト
PE243はゼロにリセツトされる。ステツプ1
016で、終了ステータス“CHANNEL END
DEVICE END”(CEDE)が動作し、チヤネ
ル・アダプタ80を経て上位装置12に送られ
る。1022で動作中の論理モジユールCS SCE
330にリターンする。 割当てられたバツフア15のセグメントにデー
タ・レコードがあるとき、ステツプ1018で
LDT133はアクセスされ、IWROP(アドレス
指定された周辺装置13に対する書込み禁止)を
1にセツトする。IWROPは省略記号294で表
わされる。ステツプ1019で、BST137は
割当てられたバツフア15のセグメントに関連す
るレジスタにアクセスされ、RBビツト220を
1にセツトする。これは実行中のコマンドが
“READ DATA BUFFER”コマンドであるこ
とを示す。ステツプ1020で、論理モジユール
CB SUR343(第19図)が動作し、1つの
データ・レコード・ブロツクの転送がバツフア1
5からCNL16に向つて開始される。ステツプ
1021で、CST131はアクセスされ、CCビ
ツト240は1にセツトされる。これはコマンド
に応答するより多くの動作がステツプ1020で
始まつたデータ転送の完了に必要であることを意
味する。1022で、マイクロプロセツサ110
は動作中の論理モジユールCS SCE330にリタ
ーンする。 データ・レコードはBST137のMLRU40
で識別されるように、それぞれのセグメントの
MRUの順位に従つて、周辺装置13とそれぞれ
のバツフア15のセグメントの間で転送される。
記録動作は同様な方法でスケジユールされ、周辺
装置13との間の読取りおよび書込みはセグメン
トのMRUの順位に従つてインターリーブされ
る。第37図は論理モジユールDM RAH350
を示す。DM RAH350の目的はマイクロプロ
セツサ110が上位装置12の要求に先行して周
辺装置13を動作させることを可能にし、データ
記憶装置10の性能向上の最大化を可能にするこ
とである。DM RAH350の先行動作は103
0で開始し、ステツプ1031および1032の
AND/ORの論理機能は最初に実行される。制御
装置11で先読みが禁止されるか(LDT133
で、IRAH=1)、またはバツフア15の非同期
動作が禁止されるならば(BST137で、I=
1)、OR機能の1034で示すように、マイク
ロプロセツサ110は経路1035を通つて10
58にリターンする。これに対して、1033で
示すAND条件が満たされるならば、すなわち、
先読みもバツフア非同期書込みも禁止されないな
らば、ステツプ1040でBST137のセグメ
ントの記入項目にMRU(MLRU40に示される)
が取出され、マイクロプロセツサ110の作業用
レジスタ(図示せず)に格納される。ステツプ1
041で、マイクロプロセツサ110は取出され
た記入項目を検査し、識別されたセグメントが割
当てられている(BST137でA=1)かどう
かを調べる。前記のセグメントが割当てられてい
ないならば、ステツプ1042および1043を
含む走査が開始される。ステツプ1042で、マ
イクロプロセツサ110はBST137の記入項
目に対してアドレス指定されたセグメント“X”
が、MLRU40のLRUセグメントであるかどう
かを決定する。それがLRUセグメントならば、
周辺装置13の動作はスケジユールされるべきで
はないから、マイクロプロセツサ110は105
8でリターンする。それがLRUセグメントでは
ないならば、次位のMRUのバツフア15のセグ
メントに対してステツプ1040および1041
が繰返される。割当てられたセグメントが見つか
る、すなわちアクテイブな論理装置で周辺装置1
3がバツフア15から割当てられたセグメントを
持つていると直ちに、ステツプ1044でマイク
ロプロセツサ110は対応する周辺装置13が使
用中であるかどうかを決定する。装置が使用中な
らば、非同期動作は開始不可能である。したがつ
て、前語のステツプ1040,1041,104
2および1043の走査は経路1048を通つて
ステツプ1042で再び開始される。これに対し
て論理装置に関連する周辺装置13が選択されて
いない、すなわち使用中ではないか、または位置
変更中(REPO)ではない、すなわち単独の動作
を実行中ではないならば、論理装置は非同期の読
取り、または書込み動作が可能である。ステツプ
1045で、マイクロプロセツサ110は装置ス
テータス表DST140から装置ステータスを取
出す。DST140は非同期動作を考慮されてい
る論理装置に関連する装置に対して報告された最
新のステータスを有する。ステツプ1046で、
識別された論理装置に対するLDT133の
BLKSセクシヨン292から、続いて起る非同期
のデータ処理動作で転送可能なレコード数を決定
する目的で、レコード・サイズ標識BLKSが取出
される。ステツプ1047で、転送されると予期
されるレコード数(RCDS)が計算される。この
数はレコード長BLKSに基づいてプリセツトされ
た時間内にバツフア15と周辺装置13の間で転
送可能なレコード数の関数である。次に、マイク
ロプロセツサ110は経路1049をたどり、ス
テツプ1050でBST137のRWビツト221
を読取り、動作モードすなわちデータ処理動作が
周辺装置13からの読取りか、または周辺装置1
3に対する書込みかを決定する。 読取り動作の場合、マイクロプロセツサ110
はステツプ1015でCUT130から、先読み
が制御装置11で可能であるかどうかを決定す
る。この禁止ビツトを含むCUT130のセクシ
ヨンは省略記号256で表わされる。先読みはエ
ラー回復手順の間または診断手順の間、エラー制
御の目的で、禁止される。先読みがCUT130
で示されるように禁止されれば、マイクロプロセ
ツサ110は経路1054をたどつて1058に
リターンする。先読みが可能であれば、1052
でマイクロプロセツサ110は順方向または逆方
向のデータ処理動作に対するBST137のDビ
ツト222からテープ送りの方向を取出し、マイ
クロプロセツサ110にある作業用レジスタ(図
示せず)に前記の方向標識を格納する。ステツプ
1053で、マイクロプロセツサ110は先読み
が非同期の読取り動作(LDT133のセクシヨ
ンに示される)を考えている論理装置にとつて可
能であるかどうかを決定する。RAH=0ならば、
マイクロプロセツサ110は経路1054をたど
つて1058で動作中の論理モジユールにリター
ンする。ステツプ1053で先読みが可能であれ
ば、ステツプ1055でマイクロプロセツサ11
0はCXT143のDADDR261およびX26
2を検査し、チヤネル対バツフア間のデータ転送
が非同期の読取りを考えている装置で現在起きて
いるかどうかを調べる。チヤネルに対る転送が起
きていれば、チヤネル速度によつてバツフアのオ
ーバーランは起こり得ず、装置動作はステツプ1
056で論理モジユールDM SCH353(第2
4図)を動作させることによつて開始する。アド
レス指定された論理装置に対するチヤネル転送が
起きていなければ、ステツプ1057でバツフア
空間の自由バイト数をBST137のFK224か
ら読取り、関連するセグメント内のバツフア空間
が先読み動作を十分に満たすだけ使用可能である
かどうかを決定する。もしそうならば、ステツプ
1056で論理モジユールDM SCH353を動
作させることによつて開始する。ステツプ104
7における計算によつて最小のレコード数が指定
される点に注意しなければならない。この最小数
が満たされなければ、マイクロプロセツサ110
は1058で動作中の論理モジユールにリターン
する。 ステツプ1050で、書込み動作がBST13
7によつて検出されれば、ステツプ1060で
BRT141のRCセクシヨン185を検査するこ
とによつて論理装置のバツフア・セグメントに完
全なレコードがある(RC=1)かどうかを調べ、
適当な装置“X”を探す。バツフア15に完全な
レコードがなければ、非同期の書込み動作は起こ
り得ない。したがつて、マイクロプロセツサ11
0は経路1054によつてリターンする。非同期
の書込み動作に対する完全なレコードがあれば、
ステツプ1061でマイクロプロセツサ110は
前記の非同期の書込み動作が禁止されるかどうか
を決定する。前記の禁止はエラー制御を目的とす
るエラー回復手段によつて生じるかもしれない。
書込みが禁止であれば、前に述べたようにマイク
ロプロセツサ110は1058でリターンする。
さもなければ、ステツプ1062でDM SCH3
53(第2・4図)を動作させることによつて装
置動作は開始し、非同期の記録動作(書込み)を
生じさせる。 次に第38図で“SYNCHRONIZE”コマンド
の実行について概要を示す。受領した
“SYNCHRONIZE”コマンドは走査321(第
14図)から論理モジユールCS DCD323およ
びCS SCE330を動作させる。その詳細は第1
5図および第17図に示されている。論理モジユ
ールCS SCE330によつて、論理モジユール
CS LDP347が動作する。1070は第25図
に示されているが第38図では省略されている論
理ステツプを示す。ステツプ666でBST13
7のRWビツト221を検査し、アドレス指定さ
れた装置に割当てられたセグメントが読取りモー
ドかまたは書込みモードかを決定する。読取りモ
ードならば、“CHANNEL END”および
“DEVICE END”を供給することによつて
“SYNCHRONIZE”コマンドに対する応答を即
座に行うことができる。これは経路705を経て
ステツプ720に至る省略されたステツプ107
1を実行することによつて行われる。ステツプ7
20で、マイクロプロセツサ110は受領したコ
マンドが“READ DATA BUFFER”コマンド
かまたは“SYNCHRONIZE”コマンドかを決定
する。前記のいずれのコマンドでもなければ、経
路721を通つてCS SCE330にリターンす
る。“SYNCHRONIZE”コマンドならば、ステ
ツプ722でマイクロプロセツサ110はCST
131のCCRビツト238を検査し、CCRが送
られたかどうかを決定する。CCRが送られてい
なければ、ステツプ723で“CHANNEL
END”と“DEVICE END”の両方がセツトア
ツプされ、上位装置12に転送される。これに対
して、CCRが送られていれば、ステツプ725
で“DEVICE END”が送られる。上位装置12
は“DEVICE END”に応答して再び
“SYNCHRONIZE”コマンドを送る。このとき、
CCRは除去され、ステツプ723を実行して
“SYNCHRONIZE”コマンドを完了する。 ステツプ666の結果が書込みモードの場合に
は、省略された論理ステツプが1072で行わ
れ、経路694を通つてステツプ695で論理モ
ジユールCS CBW349を動作させ、割当てら
れたバツフア15のセグメントのデータ・レコー
ドのすべてをアドレス指定された周辺装置13に
記録する。論理モジユールCS CBW349はも
ちろん、書込み動作をスケジユールするためDM
SCH353を動作させる。この時点で、CCRが
転送中の上位装置12に送られ、データ記憶装置
10は受領したコマンドが実行可能となる前にそ
れ自身の独立した動作を行わなければならないこ
とを示す。1073で、マイクロプロセツサ11
0は省略された論理ステツプを実行し、論理モジ
ユールCS SCE330にリターンする。 周辺装置13に対する書込みが完了すると、
CS SCE330は“DEVICE END”信号を上位
装置12に送る。上位装置12は
“SYNCHRONIZE”コマンドを再発行する。そ
の結果、その時点で“CHENNEL END
DEVICE END”が送られ、周辺装置13に書込
むためにバツフア15にあつたデータのすべた
が、アドレス指定された周辺装置13に実際に記
録されたことを示す。 テープの開始(BOT)とテープの論理的終了
(LET)の間にデータを記録するとき、データ記
憶装置10はバツフア書込みモードを用いる。テ
ープ54が取付けられているスプールのハブ(図
示せず)に添付されたテープの物理的な終り
(EOT)から一定の距離にある所をLETと呼ぶ。
LETとEOTの間で記録動作、書込みを精密に制
御する必要がある。そのため、テープ書込みモー
ドまたはテープ同期モードは上位装置12による
モード設定コマンドにかかわりなくデータ記憶装
置10によつて設定される。テープがLETと
EOTの間の領域からBOTの方向にリターンする
とき(第1図)、バツフア書込みモードを再開始
することができる。第39図に論理モジユール
CS CTC388の詳細を示す。マイクロプロセツ
サ110はこの論理モジユールの動作を通して制
御33によつて前記の機能を実行することができ
る。CS CTC388は論理モジユールCB EUW
387(第28図)から第14図に示す線832
によつて動作される。ここでは記述されないが、
CNL16とバツフア15の間のデータ転送に関
連する他の論理モジユールもまた、マイクロプロ
セツサ110が論理モジユールCS CTC388を
動作させることを可能にすることができる。ま
た、マイクロプロセツサ110は論理モジユール
CS CTC388を実行するとき、CNL16とバ
ツフア15の間のデータ転送の終了に付随する他
の機能を実施するが、前記の機能は本発明の理解
に必要ではなく、また先行技術によつて容易に確
めることができる。 第39図の1080で、マイクロプロセツサ1
10は論理モジユールCS CTC388の動作を開
始する。1081でマイクロプロセツサ110は
バツフア15からCNL16に対するデータ転送
(読取り動作)の終了に付随する機能で、本発明
の理解に無関係な一連の機能を実行する。これら
の機能は終了ステータス、エラー・ステータス等
の確立を含むことができる。読取り動作に付随す
る前記の機能に続いて、書込み動作すなわち上位
装置12から周辺装置13に対する転送が実行さ
れたことを決定する。ステツプ1082で、マイ
クロプロセツサ110はDST140(第4図)
を検査し、テープの論理的終了LETがアドレス
指定された周辺装置13によつて報告されたかど
うかを決定する。LETを検出できる方法はいく
つかある。第1の方法はテープ54のLETに反
射パツチまたは透過領域のような光学式マークを
用意する方法である。周辺装置13で光センサ
(図示せず)は光学式パターンを検出し、既知の
ステータス報告技術を用いてLETをマイクロプ
ロセツサ110に報告する。マイクロプロセツサ
110は前記の情報を受領しDST140にLET
表示を格納する。良好な代替技術は、前もつて定
めたテープの長さが巻りリールに巻取られたこと
を周辺装置13の制御19に示す、繰出しリール
から巻取りリールへのテープ移動の長さに係るア
ルゴリズムを用いて、周辺装置13のテープ駆動
機構18における巻取りリールの回転をカウント
することである。よつて、LETはテープ駆動機
構18のトランスデユーサである。テープ上の前
もつて定めた場所の特殊な磁気マークを記録する
技術のように、テープ移動の長さを測定する機構
を有するその他の技術も使用することができる。
いずれにしても、LETはDST140に表示され
る。 LETが検出され、DST140を通してセンス
されると、ステツプ1083でマイクロプロセツ
サ110は、論理モジユールCS CBW349
(第27図)を動作させ、アドレス指定された周
辺装置13に書込むべきデータが、データ転送の
終了に関連するアドレス指定された周辺装置13
の割当てられたバツフア15のセグメントにある
かどうかを決定する。前記のデータがあれば、マ
イクロプロセツサ110は論理モジユールCS
CBW349によつて前に述べたような書込み動
作をスケジユールする。 この時点で“WRITE”コマンドを受領する
と、マイクロプロセツサ110はCNL16にチ
ヤネル・コマンド再試行を送る。このCCR待機
状態は、割当てられたバツフア15のセグメント
のすべてのデータがアドレス指定された周辺装置
13のテープ54に首尾よく書込まれるか、また
は永久エラーが検出されるまで保持される。 CS CBW349を動作させた後、1084で
マイクロプロセツサ110は本発明の理解に無関
係なある機能を実行する。これらの機能にはエラ
ー検出および記録の機能が含まれる。ステツプ1
085で、マイクロプロセツサ110はコマンド
が続行中であり、アドレス指定された周辺装置に
対する書込み動作の終了に関連する論理モジユー
ルを実行中のマイクロプロセツサ110によつ
て、CCRが受領した“WRITE”コマンドに対し
て送られたとき“DEVICE END”をCNL16
に送らなければならないことを通知しなければな
らないことを示す。さもなければ、これ以上の動
作は不要である。“WRITE”コマンドを受領し
ていないから、CS CTC388を実行中にマイク
ロプロセツサ110はCCRを送らない。 ステツプ1085でアドレス指定された装置に
関連するCST131のCCビツト240を1にセ
ツトすることによりコマンド続行通知の次に、マ
イクロプロセツサ110は1086で本発明の理
解に無関係な機能を実行する。ステツプ1087
で、マイクロプロセツサ110はBST137の
Dビツト222を検査し、テープ54のテープ送
りの方向を決定する。それが順方向ならば、テー
プ54のテープはEOTがテープ駆動機構18の
トランスジユーサに近づくように送られる。ステ
ツプ1090で、マイクロプロセツサ110は
LDT133の同期ビツト290を検査し、記録
動作がテープ同期モードの書込みであつたかどう
かを決定する。アドレス指定された装置が同期モ
ードでないならば、それはバツフア書込みモード
か、またはテープ書込みモードのいずれかでなけ
ればならない。ステツプ1091でマイクロプロ
セツサ110は、LET表示およびCST131の
WMビツト239に示された現在の書込みモード
を装置情報区域DIA139に格納する。この制御
データはテープが巻戻されたとき元のモードを復
元できるように格納される。またマイクロプロセ
ツサ110はCST131にアクセスしてWMビ
ツト239をテープ書込みモードにセツトする。
したがつて、続いて上位装置12から受領した
“WRITE”コマンドのすべては、同期モードの
動作でない限りテープ書込みモードで実行され
る。 ステツプ1087で、テープ送りが逆方向であ
つた、すなわちBOTがテープ駆動機構18のト
ランスジユーサに接近中であつたならば、マイク
ロプロセツサ110は経路1093をたどつてス
テツプ1094でDIA139に格納されたLET
およびWMを検査する。DIA139に情報が格納
されている、すなわちステツプ1090で同期モ
ードが検出されなかつたならば、ステツプ109
6でマイクロプロセツサ110はDIA139の
WM表示の内容をCST131のWMビツト23
9に転送する。この動作によつてCST131に
バツフア・モードまたはテープ書込みモードが復
元される。同時にDIA139の前記の領域はゼロ
にリセツトされる。 前記の条件の大部分が満たされなかつたなら
ば、すなわち、ステツプ1082でLETが検出
されなかつた、またはステツプ1090でLDT
133が同期モードを表示した、またはステツプ
1094でWMがテープ書込みモードを表示し
た、またはステツプ1091が実行されたなら
ば、マイクロプロセツサ110は経路1097を
たどつて、1098で本発明の理解に無関係で書
込み動作終了に関連するある機能を実行し、10
99で動作中の論理モジユールにリターンする。
前記の機能はエラー・ステータス確立、チヤネ
ル・アダプタ80に転送するCEDEの発生、およ
びその他の種々の機能を含む。 前に述べたように、上位装置12またはテープ
54から読取り中の信号が、データ記憶装置10
の動作に影響するような大きなデータ処理動作上
の変化を示すとき、バツフア・モードにリターン
する。第40−42図は、テープ同期モード−書
込みまたは読取りモードのいずれか−から、書込
みまたは読取りモードのそれぞれに対するバツフ
ア・モードに切替えるためのデータ記憶装置10
の3つの制御機構を示す。テープ書込みモードに
ついても同様にリセツト可能である。簡単に言う
と、動作の変化を生ずるものとして“REWIND”
コマンド、“REWIND UNLOAD”コマンド、
“LOCATE”コマンド、またはテープ54からテ
ープ・マークの検出または“WRITE TAPE
MARK”コマンドの受領が考えられる。すべて
の条件はバツフア書込みモードに切替中のテープ
書込みモードを生じるが、説明上は第41,42
図にデータ処理動作上の大きな変化の検出によつ
て同期モードおよびテープ書込みモードの両方を
除去することについてのみ示す。これによつて機
能が制限されることを意図するものではない。 第40図は、“WRITE TAPA MARK”コマ
ンドの受領またはテープ54のテープ・マークの
検出を処理する論理モジユールDB RTM365
を示す。テープ54のテープ・マークの検出は割
込み表示を生じ、走査321によつて1100で
マイクロプロセツサ110は論理モジユールDB
RTM365を動作させる。“WRITE TAPE
MARK”コマンド(WTM)の実行によつて、
CS SCE330は線335によつてDB RTM3
65を動作させ1101でその論理機能は実行さ
れる。ステツプ1102で、LDT133がアク
セスされ同期ビツト290とBLKSセクシヨン2
92がいずれもゼロにリセツトされる。この動作
によつて、テープ54があたかもテープ駆動機構
18に取付けられたばかりのように、BLKSを初
期の状態に再設定する。ステツプ1103で、
SDT132がアクセスされ、RWビツト303を
検査してアドレス指定された周辺装置13が読取
りモードか書込みモードかを決定する。読取りモ
ードRであれば、マイクロプロセツサ110はス
テツプ1104でLDT133にアクセスして
TMビツト289を1にセツトし、かつBRT1
41にアクセスしてTYPEセクシヨン187にテ
ープ・マークに出会つたことを示すデータを入れ
る。ステツプ1105で、マイクロプロセツサ1
10は再びLDT133にアクセスし、IRAHビ
ツト286を1にセツトすることによつて先読み
を禁止する。書込みモードの場合には、ステツプ
1104と1105は迂回され、マイクロプロセ
ツサ110は経路1106を通る。1107で、
DX27のリセツト、センス・データの収集等、
本発明の理解に無関係な機能を実行し、マイクロ
プロセツサ110は経路1108を通つて走査3
21にリターンする。 第41図は“REWIND”コマンドおよび
“REWIND UNLOAD”コマンドの実行を示す。
マイクロプロセツサ110は論理モジユールCS
SCE330の実行から線335によつてCE
REW363を動作させる。CE REWは1110
で始まり、マイクロプロセツサ110はステツプ
1111でCST131にアクセスし、受領した
コマンド・コードを装置のオーダー・コードに変
換する。“REWIND”コマンドに対するオーダー
はアドレス指定された周辺装置13に対する
“REWIND”となるようにセツトアツプされ、
“REWIND UNLOAD”コマンドに対するオー
ダーはアドレス指定された周辺装置13に対する
“REWIND UNLOAD”となるようにセツトア
ツプされる。ステツプ1112で、マイクロプロ
セツサ110はDM SCH353(第24図)を
動作させ、巻戻しまたは巻戻しアンロードのいず
れかの装置オーダーをDOT136のCCQ21に
格納する。次にステツプ1113で、マイクロプ
ロセツサ110はLDT133にアクセスし、省
略記号294で示すPCUDビツトをセツトして制
御装置が割当解除可能であることを示す。制御装
置の割当解除は割当てられたバツフア15のセグ
メントが他の装置に再割当可能であることを示
す。ステツプ1114で、マイクロプロセツサ1
10はLDT133にアクセスし、IRAH286
を1にセツトすることによつて先読みを禁止し、
SYNC290をリセツトすることによつて同期モ
ードをリセツトする。次にマイクロプロセツサ1
10はCST131にアクセスし、WM239を
バツフア書込みモード(BM)にセツトする。1
115で本発明の理解に無関係なある機能が実行
され、1116で動作中の論理モジユールCS
SCEにリターンする。 第42図は、第14図において論理モジユール
CS SCE330から線335によつて動作を始め
る“LOCATE BLOCK”コマンドの実行を示
す。1121でマイクロプロセツサ110はある
論理機能を実行してアドレス指定された周辺装置
13を動作させ、テープをアドレス指定されたブ
ロツク(既に記録されている)にセツトする。技
術的によく知られている前記のテープ・サーチ動
作に続いて、マイクロプロセツサ110はステツ
プ1122でCST131にアクセスし、SRAH
241をゼロにリセツトすることによつて先読み
の禁止を解除する。また、マイクロプロセツサ1
10は方向ビツトの変化(このビツトはCST1
31に示されていない)をゼロにリセツトする。
次にステツプ1123で、マイクロプロセツサ1
10はLDT13およびCST131にアクセスし、
SYNC290をゼロにリセツトし、書込みモード
(WM)セクシヨン239をバツフア書込みモー
ド(BM)にセツトする。ステツプ1124でマ
イクロプロセツサ110は、位置指定機能に付随
するが、本発明の理解に無関係な追加の段取り機
能を実行し、1125で動作中のモジユールCS
SCE330にリターンする。 以上の記述から自動モード変更およびその他の
制御特性によつて、バツフア機能を持つ記憶装置
は性能の低い磁気テープ・レコーダに高度のデー
タの完全性と高い性能を同時に与える。 記述事項を分析する一助として、選定された頭
字語について用語の解を次に記載する。 CE SSO……テープ同期動作開始論理モジユール CE SWR……テープ同期書込みセツトアツプ論
理モジユール CE WRT……“WRITE”コマンド実行論理モ
ジユール CMD……コマンド CMDC……コマンド実行完了 CMDO……“COMMAND OUT”信号 CNL……入出力チヤネル COMP……比較器回路 CPR……チヤネル・ポインタ・レジスタ CS CBW……装置バツフア書込み続行論理モジ
ユール CS DCD……解読論理モジユール CS LDC……論理装置準備継続論理モジユール CS LDP……論理装置準備論理モジユール備 CS RDA……先読みハンドラー論理モジユール CS SCE……コマンド実行開始論理モジユール CS SPS……現在ステータス・センス論理モジユ
ール CSR……チヤネル・ストツプ・レジスタ CST……コマンド・ステータス表 CU……制御装置 CUBM……バツフア管理グループ CUCB……チヤネル・バツフア間データ転送グル
ープ CUCE……コマンド実行グループ CUCH……チヤネル・アダプタ制御グループ CUSV……順序ベクトル・グループ CUCS……コマンド支援グループ CUDB……装置バツフア間データ転送グループ CUDI……装置インターフエース制御グループ CUDM……装置管理グループ CUER……エラー・モジユール CUMD……保守モジユール CUSN……センス・モジユール CUT……制御装置動作表 CW……チヤネル折返しレジスタ CX……バツフアチヤネル自動データ転送 略語の解 A……配分された(BST) ADDR……アドレス BC……バツフア制御回路、すなわち自動データ
転送制御 BCT……バツフア制御表 BI……入力バス BO……出力バス BLKS……ブロツクサイズ BM ABS……バツフア・セグメント割当論理モ
ジユール BM CRE……レコード記入項目作成論理モジユ
ール BM DRE……レコード記入項目削除論理モジユ
ール BM IDF……増加装置障害論理モジユール BM PAT……割当未定論理モジユール BM PDT……割当解除未定論理モジユール BM SFC……誤りカウント移送論理モジユール BRM−B……逆方向のバツフア読取りモード BRT……バツフア・レコード表 BST……バツフア・ステータス表 BSTP……BST記入項目に対するポインタ
(LDT) BTS……バツフア・モード制御−バツフア・モ
ード、テープ・モードまたは同期モード BWM……バツフア書込みモード C……装置動作完了(DOT) CB EUW……上部(チヤネル)書込み終了論理
モジユール CB SUR……上部(チヤネル)読取り開始論理
モジユール CB SUW……上部(チヤネル)書込み開始論理
モジユール CS……チヤネル・アダプタ−H CBSTP……BSTの記入項目を送るポインタ CCR……チヤネル・コマンド再試行 CCRK……チヤネル・コマンド再試行カウント CCQ……CUTの待ち行列 CE……“CHANNEL END”信号 CE RDC……読取りコマンド実行論理モジユー
ル CE SRD……テープ同期読取りセツトアツプ論理
モジユール CXT……チヤネル転送表 CXX……チヤネル・アダプタ D……方向 DA−DG……周辺装置13の個々のアドレス DAA−DAB……装置アダプタA、B DADDR……装置アドレス DE……“DEVICE END”信号 DI……装置間接続 DIA……装置情報区域 DIAG……診断データ区域 DM DDO……装置動作デイスエーブル論理モジ
ユール DOT……装置動作表 DPR……装置ポインタ・レジスタ DSR……装置ストツプ・レジスタ DST……装置ステータス表 DUC……DEFERRED UNIT CHECK DVE……装置 DW……装置折返しレジスタ DX……バツフア−装置自動データ転送 D1−D9、DA−DF……個々の装置 E……チヤネル・コマンド実行中(BST) ER……エラー・フラグ(BRT) ERP……エラー回復手順 ERR……センス・ステータス信号におけるエラ
ー・コード ESTAT……終了ステータス F……自由(BST) FK……自由バイト・カウント(BST) FMT……フオーマツト信号密度等 HID……上位装置識別表 I……禁止 IBW……バツフア書込み禁止 ICQ……DOTの待ち行列 INT……割込み IR……装置からの読取り未完了 IRAH……先読み禁止 IREC……再接続禁止 IW……装置への書込み未完了(BST) LD……レコード長検出器 LDPC……論理装置準備完了 LDPP……準備動作論理装置 LDT……論理装置表 LOG……論理位置 MIN……最小レコード数 MLRU……MRU−LRUリスト、すなわち最近
に使用された(MRU)バツフア・セグメン
トと最近に使用されなかつつた(LRU)バ
ツフア・セグメント(BST) MT……空 MP……マイクロプロセツサ NP……組で使用可能なセグメント数(CUT) NS……制御装置に設置されたセグメント数 NWDF……書込みデータなしのフラグ OC……他の回路 OPC……動作完了 OTU……他の磁気テープ装置または駆動機構 P……組になつたセグメント(BST) PCUD……制御装置割当解除許可 PND……コマンド未定(CST) PAT……割当未定表 PDT……割当解除未定表 PET……テープの物理的な終り PHY……物理位置 PGM……経路グループ・マツプ PGT……経路グループ表 RAH……先読 RB……“READ DATA BUFFER”コマンド
実行中(BST) RC……レコード完成フラグ(BRT) RCD END……バツフアのレコード終了アドレ
ス(BRT) RCD ST……バツフアのレコード開始アドレス
(BRT) RDB……逆読み RE……再接続フラグ(BST) REGS……レジスタ RK……1セグメントのレコード・カウント RP……セグメントにおける最初と最後のレコー
ドを識別するBRTのレジスタに対するポイ
ンタ RTN……リターン・コード RW……読取りまたは書込みモード・フラグ
(BST) S……装置動作開始(DOT) SCT……順序制御表 SDT……選択装置表 SEG……バツフア・セグメント制御 SNS……センス・データ記憶区域 SRAH……予定された先読み SS……ステータス・ストア SY……同期回路 SYNC……同期モード TM……テープ・マーク TSWM……テープ同期書込みモード TWM……テープ書込みモード X……転送アクテイブ、相互接続アクテイブ、ア
ドレス指定された装置(第37図) XQ……DOTの作業用待ち行列 V……有効記入項目、装置使用中(DOT) W……動作待ち WDF……書込みデータ・フラグ WM……書込みモード
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を具体化した周辺装置のロジツ
ク図を示す。第2図は本発明を有利に実施して構
成した装置のブロツク図であり、これに対して良
好な実施例が記述される。第3図は第2図の周辺
装置のマイクロプロセツサ制御部分を示す。第4
図は第3図の制御に関連して用いられる制御スト
アのマツプである。第5図は本発明の実施に際
し、データ・バツフアにおけるデータ転送動作を
示す。第6図〜第13図は第3図の制御に関連し
て用いられる各種の表を示す。これらの表によつ
て本発明の実施点を強調する。特に、第6図はバ
ツフア・レコード表BRT、第7図はバツフア・
ステータス表BST、第8図はコマンド・ステー
タス表CST、第9図は制御装置動作表CUT、第
10図はチヤネル転送表CXT、第11図は装置
動作表DOT、第12図は論理装置表LDT、第1
3図は選択装置表SDTを示す。第14図は本発
明の理解に必要な制御を図解する第3図の論理モ
ジユールのすべてを示す論理図である。第15図
はマイクロプロセツサが他の機能を実行するほ
か、上位装置から受領した入出力コマンドを解読
することを可能にする論理モジユールCS DCDを
示す。第16図は第3図のマイクロプロセツサが
バツフア・ステータスによつて遅延される上位装
置のアクセス数の計数を制御することを可能にす
る論理モジユールBM IDFを示す。第17図は
第3図のマイクロプロセツサがコマンドの解読お
よびコマンド実行の完了に関連するある機能を実
行することを可能にする論理モジユールCS SCE
を示す。第18図は“READ”入出力コマンド、
すなわち周辺装置またはレコーダから上位装置に
信号を転送するコマンドの実行に関する動作を示
す論理モジユールCE RDCを示す。第19図は
制御装置のバツフアから入出力チヤネルへのデー
タ転送の開始に関する動作を示す論理モジユール
CB SURを示す。第20図は論理モジユールCE
MDSにおける“MODESET”コマンドの実行に
関する動作を示す。第21図は“MODESET”
コマンドの配列を示す。第22図は“WRITE”
コマンド、すなわち上位装置からレコーダに信号
を転送するコマンドの実行に関する動作を示す論
理モジユールCE WRTを示す。第23図は入出
力チヤネルから制御装置のバツフアへのデータ転
送を開始する動作に関する論理モジユールCB
SUWを示す。第24図は制御装置と記録装置の
間の相互作用のような装置動作をスケジユールす
るための動作に関する論理モジユールDM SCH
を示す。第25図は読取りまたは書込み動作のよ
うなデータ処理動作に対する論理装置の準備に関
する論理モジユールCS LDPを示す。第26図は
論理モジユールCS LDPに続いて論理装置の準備
に対する論理動作に係る論理モジユールCS LDC
を示す。第27図は未完了の動作を再動作させる
結果としてバツフアからレコーダへデータ転送を
行う継続バツフア書込みの開始に係る論理モジユ
ールCS CBWを示す。第28図は入出力チヤネ
ルと制御装置のバツフアの間のデータ転送を停止
する動作にかかわる論理モジユールCB EUWを
示す。第29図は実施例における長さ検出器の機
能を実行するバツフア・オーバーラン回路を示
す。第30図はチヤネルから制御装置のバツフア
に対するデータ転送で、オーバーランが第29図
の回路によつて検出されたとき実行される動作に
かかわる論理モジユールCB UWOを示す。第3
1図はオーバーランが検出され報告された後実行
されるバツフア制御動作にかかわる論理モジユー
ルBM DISを示す。第32図はバツフア空間が
装置からバツフアに対するデータ転送によつてオ
ーバーランされるときの動作にかかわる論理モジ
ユールDB DBOを示す。第33図はテープ同期
モードの動作を用いるべきとき受領した読取りコ
マンドに割込む論理モジユールCE SRDを示す。
第34図はテープ同期モードで書込みコマンドを
実行中の動作にかかわる論理モジユールCE
SWRを示す。第35図は第33、34図に関連
して述べたテープ同期モードを開始する動作にか
かわる論理モジユールCE SSOを示す。第36図
は“READ DATA BUFFER”コマンドを実行
する論理モジユールCE RDBを示す。第37図
は上位装置の“READ”コマンドに先行してレ
コーダからバツフアへの先読み動作にかかわる論
理モジユールDM RAHを示す。第38図は各種
の論理モジユールによつて実行される
“SYNCHRONIZE”コマンドの実行中における
第3図の制御動作を示す。第39図はテープの論
理的な終りにおけるモード制御にかかわる論理モ
ジユールCS CTCを示す。第40図は本発明に関
連して用いられるテープ・マークの処理にかかわ
る論理装置DB RTMを示す。第41図は
“REWIND”コマンド、“REWIND UNLOAD”
コマンドの発明における動作にかかわる論理モジ
ユールCE REWを示す。第42図は“LOCATE
BLOCK”コマンドの発明における動作にかかわ
る論理モジユールCE LOCを示す。 10……データ記憶装置、11……制御装置、
12……上位装置、13……周辺装置、15……
バツフア、16……入出力チヤネル、17……デ
コーダ、18……磁気テープ駆動機構、19……
制御、21……CUTの待ち行列、22……DOT
の待ち行列、23……DOTの作業用待ち行列、
24……他の回路、26……自動データ転送回
路、27……自動データ転送回路、29……バツ
フア・モード制御、30,48……レコード長検
出器、33……制御、34……セグメント回路、
40……MRU−LRUリスト、54……テープ、
58,60……同期回路、80……チヤネル・ア
ダプタ回路、83……データ・フロー、85……
装置アダプタ、100……ステータス・ストア、
110……マイクロプロセツサ、111……制御
ストア、114……ローカルストア、118……
外部レジスタ、123……クロツク/シーケン
サ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 複数のコンピユータ・プログラムによつて動
    作する上位装置に接続可能な周辺サブシステムを
    動作させる方法にして、前記複数のコンピユー
    タ・プログラムに係るデータ信号を一連の信号ブ
    ロツクとして前記周辺サブシステムに転送し、前
    記プログラムのそれぞれからの複数の前記一連の
    信号ブロツクを前記周辺サブシステムに一時的に
    格納し、前記一時的に格納した一連の信号ブロツ
    クのすべてに関して周辺データ処理機能を実行す
    るように前記周辺サブシステムを前記上位装置の
    動作と非同期的に動作させ、前記一時的に格納し
    た信号ブロツクの所定のブロツクの電気的表示を
    含む同期コマンドを前記上位装置から前記周辺サ
    ブシステムに与えることにより前記周辺サブシス
    テムが前記信号ブロツクの他のブロツクでデータ
    処理動作を実行する前に前記所定のブロツクで前
    記周辺データ処理機能を実行するようにし、所定
    のブロツクで前記周辺データ処理機能を完了した
    ときその旨を前記上位装置に通知することによつ
    て、前記上位装置と前記周辺サブシステムの間の
    データ処理動作が前記所定のブロツクに関しての
    み同期されるようにした、周辺サブシステムの動
    作方法。
JP57032524A 1981-03-06 1982-03-03 Operation of peripheral subsystem Granted JPS57159325A (en)

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