JPS6342163Y2 - - Google Patents

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JPS6342163Y2
JPS6342163Y2 JP1984186316U JP18631684U JPS6342163Y2 JP S6342163 Y2 JPS6342163 Y2 JP S6342163Y2 JP 1984186316 U JP1984186316 U JP 1984186316U JP 18631684 U JP18631684 U JP 18631684U JP S6342163 Y2 JPS6342163 Y2 JP S6342163Y2
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JP
Japan
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locking
mounting
holes
hole
transparent
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JP1984186316U
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JPS61101109U (ja
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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Connection Of Plates (AREA)
  • Clamps And Clips (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 考案の目的 (産業上の利用分野) 本考案は車両、家庭電化製品等に用いられる装
飾体の取付部材と被取付部とのような二つの部材
間の取付構造に関するものである。
(従来の技術) 二つの部材、例えば、第3図に示すような自動
車のテールランプ等の透明装飾体30では、アク
リル樹脂からなる透明部材31と弾性樹脂よりな
る取付体32との取付空間33が狭いことが多く
両者間に、複雑な取付機構を設けることができな
かつた。そこで両者は高周波又は超音波等で熱溶
着37されていた。又、透明部材31の裏面側に
はシルバー塗装が施され装飾効果が高められてい
た。
また、取付体32の背面に形成された突起部3
4が被取付部35の透孔36に挿入されることに
よつて、透明装飾体30が被取付部35に固定さ
れるようになつていた。
(考案が解決しようとする問題点) 前記透明装飾体30では、溶着治工具および溶
着工数を要し、コストがかさみ、又、生産性が低
下するという問題点があつた。
又、熱溶着後に、シルバー塗装を施すので溶着
面37に塗装できなかつたり、溶着面37の見映
えが悪かつたりするという問題点もあつた。
考案の構成 (問題点を解決するための手段) 本考案は上記問題点を解決するために一方の部
材及びこの部材の内側に取付けられる他方の部材
から構成される取付部材を被取付部に取付けるた
めの取付構造であつて、前記一方の部材の外周内
面側には係止孔が設けられ、前記他方の部材には
前記係止孔に嵌入される係止部と、同係止部が係
止孔に嵌入されたとき、同係止部を前記係止孔に
対して押し付けるための弾性部材と、前記被取付
部に穿設された透孔へ係止固定される突起部と、
前記突起部が被取付部の透孔に係止固定されたと
き、一部が被取付部に押圧接触して変形し前記係
止部を係止孔に対してさらに押し付けるためのク
リツプアームとが設けられている構成を採用して
いる。
(作用) 一方の部材の係止孔に他方の部材の係止部が嵌
入されたとき、前記係止部は弾性部材の弾性力に
よつて前記係止孔に対して押し付けられるので、
一方の部材と他方の部材との連結部分には前記嵌
入力と押圧力との両方が作用することになる。従
つて、両者を確実且つ強固に連結固定される。
また、互いに連結された一方の部材及び他方の
部材はその突起部を被取付部に穿設された透孔に
係止したとき、クリツプアームの一部が被取付部
に押圧接触し、そのことによつて同クリツプアー
ムが変形して前記係止部を係止孔に対してさらに
押し付けるので、前記連結部分にはさらに弾性力
が加わることになる。従つて、前記一方の部材と
他方の部材とはさらに確実かつ強固に連結固定さ
れる。
(実施例) 以下、本考案を自動車におけるテールランプの
外面の透明部材を一部材とし、それを取付けるた
めの取付体を他の一部材とする透明装飾体に具体
化した一実施例を第1,2図に従つて説明する。
自動車のリアボデイ(図示しない)には被取付
部1が設けられ、同被取付部1には所定間隔毎に
透孔2が穿けられている。
前記被取付部1には第2図に示すような弾性樹
脂成形品の取付体3が取着されている。取付体3
の両側には枠のみで楕円形状に形成された弾性部
材としてのリング部4,5が設けられており、短
軸方向に弾力性及び伸縮性を有している。リング
部4,5の短軸方向には途中で2本に分岐するク
リツプアーム6,7が弾性力によつて後方(第2
図において紙面下方)に湾曲する状態で設けられ
ている。
同クリツプアーム6,7は前記リング部4,5
とともに第1図上下方向に伸縮可能となつてい
る。
又、クリツプアーム6,7はその略中央部で被
取付部1に当接するように後方へ湾曲されている
とともに、同アーム6,7の二叉状に分岐された
両枝間には把持孔8,9が、又両先端部には下方
へ係止突条12,13を備えた係止部14,15
が夫々形成されている。
係止部14,15はリング部4,5の外周部と
一体に形成されて支持されるとともに、前記クリ
ツプアーム6,7が被取付部1に当接されてリン
グ部4,5の短軸方向に若干の移動が許容される
ようになつている。
断面弓形状をなす透明部材16の両端部には係
止孔17,18が設けられており、前記取付体3
の係止部14,15が嵌合される。係止部14,
15および係止突条12,13はクリツプアーム
6,7の弾性によつて外方に移動し、透明部材1
6の係止孔17,18および同係止孔17,18
の縁部を押圧して透明部材16を係止する。又、
係止部14,15および係止突条12,13はク
リツプアーム6,7が被取付部1に当接すること
によつても外方へ付勢された係止を確実なものと
する。
前記取付体3の背面中央には、前記各透孔2に
挿入されて取付体3を係止固定する突起部19が
一体成形されている。同突起部19は変形して挿
入しやすいように枠のみの三角形状に形成され、
被取付部1の背面と対接する段差状の戻り止め部
20を備えている。
又、透明部材16の外周縁部は取付体3の前記
係止突条12,13とともに、断面コの字状をな
す弾性樹脂からなるクツシヨン21により支持さ
れている。
同クツシヨン21は取付体3の前記突条12,
13とも密着して透明装飾体を密閉しボデイ(図
示しない)から伝わる振動を吸収して透明部材1
6を振動から保護する。
なお、前記透明部材16の裏面には長手方向に
沿つて補強リブ16aが形成されているととも
に、シルバー塗装で光輝処理が施されている。
以上のように構成された二部材間の取付構造の
取付方法を説明する。
まず、取付体3の把持孔8,9に後方から指を
差込んで取付体3を短軸方向に縮ませるととも
に、透明部材16の裏面側に入れ、透明部材16
の係止孔17,18に係止部14,15が嵌入す
るようにして指をはなし透明部材16を組付け
る。
次に、透明部材16の外周に取付体3の前記係
止突条12,13をも覆うようにクツシヨン21
を嵌め込み、透明装飾体を組立てる。
組立後、突起部19を透孔2に挿入すれば、透
明装飾体は被取付部1に固定される。
上記のように組付けられた二部材間の取付構造
の作用効果を説明する。
係止部14,15および係止突条12,13は
クリツプアーム6,7及びリング部4,5の弾性
力によつてリング部4,5の短軸方向の外方へ
(すなわち、第1図においての上下方向)移動し、
透明部材16の係止孔17,18および同係止孔
17,18の縁部を押圧して、透明部材16が取
付体3に強固に係止される。又、係止部14,1
5および係止突条12,13はクリツプアーム
6,7の一部が被取付部1に当接押圧されること
によつて係止部14,15及び係止突条12,1
3に透明部材16が取付体3に一層確実に係止さ
れるように作用する。又、被取付部1と透明部材
16とはクツシヨン21によつて連結されるので
ボデイ(図示しない)から受ける熱影響によつて
透明部材16が取付体3から脱落するようなこと
もない。
又、クリツプアーム6,7に把持孔8,9を設
けたことにより、ワンタツチで透明部材16に係
止できる。
従つて、コストのかかる熱溶着法を用いること
なく透明部材16を安価な樹脂成形品の取付体3
のみで係止できるばかりでなく、取付体3取付側
に塗装できるので透明部材16の裏面を美しく塗
装できる。
なお、本考案は前記実施例に限定されるもので
なく、下記のように具体化してもよい。
(1) 家庭電化製品、例えばステレオ、テレビ用装
飾体等の二部材間の取付構造に具体化してもよ
い。
(2) 又、テールランプに限らず、ブレーキラン
プ、フオツグランプ用装飾体等の二部材間の取
付構造に具体化してもよい。
考案の効果 以上詳述したように、本考案はコストのかかる
熱溶着法を用いることなく、取付部材を安価な樹
脂成形品のみで簡単に、しかも見映えよく確実に
組付けることができるばかりでなく、取付部材を
構成する一方の部材と他方の部材とを強固に連結
固定することもできるという優れた効果を発揮で
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を自動車の透明装飾体の取付構
造に具体化した実施例を示す断面図、第2図は同
じく斜視図、第3図は従来の透明装飾体の取付構
造を示す断面図である。 一方の部材16、係止孔17,18、係止部1
4,15、他方の部材3。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 一方の部材16及びこの部材16の内側に取
    付けられる他方の部材3から構成される取付部
    材を被取付部1に取付けるための取付構造であ
    つて、前記一方の部材16の外周内面側には係
    止孔17,18が設けられ、前記他方の部材3
    には前記係止孔17,18に嵌入される係止部
    14,15と、同係止部14,15が係止孔1
    7,18に嵌入されたとき、同係止部14,1
    5を前記係止孔17,18に対して押し付ける
    ための弾性部材4,5と、前記被取付部1に穿
    設された透孔2へ係止固定される突起部19
    と、前記突起部19が被取付部1の透孔2に係
    止固定されたとき、一部が被取付部1に押圧接
    触して変形し前記係止部14,15を係止孔1
    7,18に対してさらに押し付けるためのクリ
    ツプアーム6,7とが設けられていることを特
    徴とする二部材間の取付構造。 2 前記クリツプアーム6,7は把持孔8,9が
    設けられていることを特徴とする実用新案登録
    請求の範囲第1項に記載の二部材間の取付構
    造。
JP1984186316U 1984-12-08 1984-12-08 Expired JPS6342163Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1984186316U JPS6342163Y2 (ja) 1984-12-08 1984-12-08

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JPS61101109U JPS61101109U (ja) 1986-06-27
JPS6342163Y2 true JPS6342163Y2 (ja) 1988-11-04

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ID=30743783

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104108353A (zh) * 2013-04-19 2014-10-22 本田技研工业株式会社 车辆的外部构造

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JPS5920008B2 (ja) * 1979-01-23 1984-05-10 東レ株式会社 外接型摩擦仮撚装置用摩擦円板の弾性リングの嵌め込み装置

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JPS61101109U (ja) 1986-06-27

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