JPS6342105B2 - - Google Patents

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JPS6342105B2
JPS6342105B2 JP18717480A JP18717480A JPS6342105B2 JP S6342105 B2 JPS6342105 B2 JP S6342105B2 JP 18717480 A JP18717480 A JP 18717480A JP 18717480 A JP18717480 A JP 18717480A JP S6342105 B2 JPS6342105 B2 JP S6342105B2
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JP
Japan
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vehicle speed
speed
signal
engine
vehicle
Prior art date
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Expired
Application number
JP18717480A
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English (en)
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JPS57110740A (en
Inventor
Kazuo Hara
Masaaki Ookami
Masaaki Furuyama
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Subaru Corp
Original Assignee
Fuji Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Heavy Industries Ltd filed Critical Fuji Heavy Industries Ltd
Priority to JP18717480A priority Critical patent/JPS57110740A/ja
Publication of JPS57110740A publication Critical patent/JPS57110740A/ja
Publication of JPS6342105B2 publication Critical patent/JPS6342105B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、エンジンの自動調速に関し、特にア
イドリング時のエンジン制御を行うエンジンの回
転数制御装置に関する。
【従来の技術】
従来、車両用エンジンの自動調速、特にアイド
リング回転数制御は、キヤブレタをメインテナン
スフリーとし、アイドル回転数を設定したとおり
の目標値に制御させるために電子制御回路を用い
実際のエンジンアイドル回転数と目標値との偏差
を求め、この偏差量に応じてアクチユエータを作
動して、このアクチユエータによりスロツトルバ
ルブを開閉し、エンジンの吸入空気量または混合
気供給量を制御する閉ループ制御方法が採用され
ている。 このアイドル回転数はエンジンがアイドル状態
にあるアイドルゾーンの時にのみ行われ、運転モ
ードの時には制御されることはない。このアイド
ルゾーンに入つたことを判別するための条件とし
て車速がある。車速は車速センサにより検出され
アクセルペダルが踏まれず、かつ、所定車速以下
になつた時にアイドルモードの領域であると判別
しており、これにより、制御機構を作動させてい
た。
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら従来においては、この判断基準と
なる車速は単一の固定値であり、車両のおかれた
いかなる条件においても変動できないものであつ
た。この固定した車速条件のため、発進時と停止
時においてそれぞれ不都合が生じていた。すなわ
ち、車両が停止していて半クラツチで発進しよう
とする場合にアクセルペダルが踏込まれていない
と、一旦エンジンの回転数が降下し、アイドル回
転数の制御が行われ、所定車速になるまでエンジ
ン回転数を上昇させようと、アクチユエータが作
動する。例えば、アイドル回転数を700r.p.mとす
ると変速機の1速段で車速は6Km/hに対応し、
2速での車速は14Km/hに対応し、この車速以下
となるとアクチユエータはエンジン回転数を上げ
ようとしてアイドル制御を開始する。そして、ア
クセルペダルが踏込まれてアイドル制御が終ると
アクチユエータは正常のアイドル制御の状態より
かなり突出したままで停止し、次に正常のアイド
ル制御が行われた時アクチユエータは正規の位置
まで戻ることになり、アクチユエータは不用意に
広い範囲での運動を繰り返すことになる。 また、車両が走行してきてから停車する場合に
おいて、発進時にはエアコンデイシヨナ等の負荷
を与えず、走行中にこの負荷を与えてそのまま停
止することがある。この様な条件では負荷増加に
対応して早くアイドル制御を行わなければエンス
トが生じたりエンジン回転数の降下が急激となつ
て運転性が損われることになり、通常の設定値よ
り高い車速(例えば10Km/h)以下になつたらア
イドル制御を開始させることが好ましい。 本発明は上述の欠点に鑑み、アイドル制御の条
件の1つである車速の設定値をその制御条件によ
つて変化できるようにし、アクチユエータ等が不
必要に作動せず、耐久性を向上でき、実際のエン
ジンの運転に適合した制御を行うことができるエ
ンジンの回転数制御装置を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明は、エンジン
の実際のアイドル回転数を検出して、所定の目標
回転数と実際の回転数の偏差を演算し、目標回転
数にエンジンの回転数を収束させるように閉ルー
プで制御する制御回路と、上記制御回路へ検出信
号を入力するエンジン回転数センサおよび車速セ
ンサと、上記制御回路からの出力信号に基づいて
スロツトルバルブを開閉させるアクチユエータと
を有するエンジンの回転数制御装置において、上
記アクチユエータのロツドが上記スロツトルバル
ブのレバーに当接・離脱した時にオン・オフする
コンタクトスイツチを上記アクチユエータに配設
し、上記制御回路には、上記コンタクトスイツチ
の作動に応じた信号を出力するコンタクト信号発
生回路と、アイドル回転数の制御のために少なく
とも2つの設定車速を設定し、上記車速センサか
らの出力信号に基づく車速と上記設定車速との関
係に応じた信号を出力する車速検出回路とを設
け、上記車速検出回路は、上記車速センサで検出
される車速が、いずれか一つの設定値を通つて減
少した時は回転数制御を実行し、また、いずれか
一つの設定値を越えて増大した時は回転数制御を
停止する信号を出力するように構成されている。
【実施例】
以下、本発明の一実施例を図面により説明す
る。 まず、第1図は本実施例の概略を示すもので、
車両用のエンジン1には吸気マニホールド2が上
方に向つて設けられ、この吸気マニホールド2上
にはキヤブレタ3が載置してあり、キヤブレタ3
上にはエアクリーナ4が固定してある。エンジン
1の側部には高電圧発生用のイグニツシヨンコイ
ル5が固定してあり、イグニツシヨンコイル5と
点火プラグ6とはハイテンシヨンコード7により
接続してあり、これらの構成は従来から周知のも
のである。前記キヤブレタ3の側面にはスロツト
ルバルブを開閉させるアクチユエータ8が設けら
れ、アクチユエータ8からのコンタクト信号9は
制御回路10に入力しており、前記イグニツシヨ
ンコイル5からのイグニツシヨンパルス11も制
御回路10に入力しており、制御回路10の制御
出力12は前記アクチユエータ8に出力されてい
る。13は車速センサーで、この車速センサー1
3は車輪14(例えば前輪)とスピードメータケ
ーブル15によつて連結してあり、車速センサ1
3に車輪14の回転を車速として検出し、電気信
号に変換するもので、その車速信号16は前記制
御回路10に入力している。 第2図はキヤブレタ3付近の概略を示すもので
あり、キヤブレタ3には水平方向にスロツトルシ
ヤフト17が軸支してあり、このスロツトルシヤ
フト17中央には、スロツトルバルブ18が固着
してある。スロツトルシヤフト17のキヤブレタ
3外側にある一端にはスロツトルバルブ18を常
時閉鎖方向に付勢するスプリング19が固着して
あり、スロツトルシヤフト17の他端側には半円
形をしたワイヤ掛け20とく字形をしたレバー2
1が固着してある。ワイヤ掛け20外周にはアク
セルペダルに連動するアクセルワイヤ22が巻回
させてあり、レバー21にはアクチユエータ8の
ロツド23が接離できるようにしてある。 第3図、第4図はいずれもキヤブレタ3にアク
チユエータ8を取付けた状態を示すもので、キヤ
ブレタ3の側面には薄板を折曲げたホルダ24が
ねじ止めしてあり、このホルダ24にアクチユエ
ータ8が下方に傾斜してねじ止めされている。こ
のアクチユエータ8の先端に摺動自在に保持され
ているロツド23はレバー21の先端に折曲げら
れた接触部25に対向する位置にある。 第5図は前記アクチユエータ8の内部構成を詳
しく説明するものである。前記ロツド23の後部
にはねじ部26が形成してあり、このロツド23
の先端部(図中左側)とねじ部26とは軸受2
7,28によつて保持されており、軸受28の内
周にはめねじが形成してあり、このめねじにねじ
部26を螺入させてある。このロツド23は金属
製であるが、軸受27,28および後述の駆動歯
車32は合成樹脂で形成してあり、ロツド23を
アクチユエータ8本体から電気的に絶縁させてあ
る。アクチユエータ8の外殻でロツド23に対応
する位置には合成樹脂で成型したベース29が固
着してあり、このベース29にはターミナル30
がアクチユエータ8の本体に対して電気的に絶縁
して固着してある。ターミナル30の下端でアク
チユエータ8内部ではブラシ31が固着してあ
り、ブラシ31の先端はロツド23の外周に接触
させてある。このターミナル30がコンタクト信
号9の取出端となる。また、ロツド23の後端に
は幅広大径の駆動歯車32が固着してあり駆動歯
車32には小歯車33が噛み合せてあり、小歯車
33は中間軸34により軸支してある。中間軸3
4には大歯車35が固着してあり、大歯車35に
は小径のモータ歯車36が噛合してある。そし
て、37は直流によつて回転されるモータ38の
モータ軸で、このモータ軸37にはモータ歯車3
6が固着してある。 第6図は前記車速センサ13の内部構成を示す
もので、車速センサ13のケース内中央にはシヤ
フト42が軸支してあり、このシヤフト42には
外周に等間隔に磁極を形成したロータ43が固着
させてありシヤフト42とケーブル15とはジヨ
イント44で連結してある。このロータ43に接
近してリードスイツチ40が設けてあり、このリ
ードスイツチ40の両端にはケース外に突出され
たターミナル41に接続されている。 第7図は前記制御回路10の内部の具体的な構
成を示すものである。この制御回路10は大きく
区分して回転数電圧変換回路50、突出し信号発
生回路51、戻し信号発生回路52、発振回路5
3,54、モータ制御回路55、コンタクト信号
発生回路57、条件判断用のアンドゲート59か
ら成り立つている。回転数電圧変換回路50はイ
グニツシヨンコイル5からのイグニツシヨンパル
ス11を入力し、抵抗60,62を介してトラン
ジスタ63のベースに印加させ、トランジスタ6
3をスイツチングしている。トランジスタ63の
エミツタは接地され、コレクタには抵抗64を介
して正電圧が印加してある。トランジスタ63の
コレクタには抵抗65を介して一端を接地したコ
ンデンサ66と抵抗67が接続してあり、これに
より積分回路が形成され、このコンデンサ66の
端子が変換信号出力となつている。回転数電圧変
換回路50の出力はそれぞれ突出し信号発生回路
51と戻し信号発生回路52内にある比較器7
0,75に入力しており、比較器70では正側入
力端に、比較器75では負側入力端に入力してい
る。比較器70の負側入力端には抵抗68,69
による分圧回路が接続してあり比較器70の出力
はアンドゲート71の一端に接続してあり、アン
ドゲート71の出力はアンドゲート72の一端に
接続してあり、このアンドゲート72の出力が突
出し信号となる。また比較器75の正側入力端に
は抵抗73,74より成る分圧回路が接続してあ
り、比較器75の出力はアンドゲート76の一端
に接続してあり、アンドゲート76の出力はアン
ドゲート77の一端に接続してあり、このアンド
ゲート77の出力が戻し信号となつている。発振
回路53,54はそれぞれインバータ78,7
9,83,84、抵抗80,81,85,86、
コンデンサ82,87より成るもので、所定パル
ス幅のパルス波を常時出力しており、この発振回
路53の出力はアンドゲート71の他端に接続し
てあり、発振回路54の出力はアンドゲート76
の他端に接続してある。そしてアンドゲート7
2,77の他端はいずれも共通して接続してあ
り、この両他端には前記アンドゲート59の出力
が接続してある。モータ制御回路55は前記モー
タ38を正転、逆転、停止させるもので、pnp型
のトランジスタ88,89とnpn型のトランジス
タ90,91をブリツジ状に接続してあり、トラ
ンジスタ88,89のエミツタには電源が接続し
てあり、トランジスタ90,91のエミツタは接
地してある。そしてトランジスタ88と89のコ
レクタ間にモータ38が接続してある。電源には
抵抗92,95が接続してあり、各トランジスタ
88,89,90,91のベースには、抵抗9
3,96,94,97が接続してあり、各抵抗9
2〜94はトランジスタ98のコレクタに接続し
てあり、各抵抗95〜97はトランジスタ99の
コレクタに接続してある。両トランジスタ98,
99のエミツタは接地してあり、トランジスタ9
8のベースにはアンドゲート72の出力が接続し
てあり、トランジスタ99のベースにはアンドゲ
ート77の出力が接続してある。前記コンタクト
信号発生回路57にあるコンタクトスイツチ10
6(前述のロツド23とブラシ31より成り、レ
バー21と接離することで、スイツチの作用をし
ている)の一端は接地してあり、他端はトランジ
スタ109のベースに接続してある。トランジス
タ109のエミツタは接地してあり、ベースには
抵抗108コレクタには抵抗107が接続してあ
る。両抵抗107,108には正電圧が印加して
あり、トランジスタ109のコレクタがコンタク
ト信号9として前記アンドゲート59に入力して
いる。またアンドゲート59には車速レベル信号
aが入力している。 第8図は車速レベルを検出する車速検出回路を
示し、前記リードスイツチ40の一端は接地して
あり、他端には抵抗110が接続してある。この
リードスイツチ40にはD型のフリツプフロツプ
111のT端子(クロツク)とナンドゲート11
2,113が接続してあり、ナンドゲート113
の出力とナンドゲート112の入力の間には抵抗
114が介在させてあり、抵抗114にはコンデ
ンサ115が接続してありナンドゲート112,
113、抵抗114、コンデンサ115によつて
ワンシヨツトマルチ116が形成され、ナンドゲ
ート112の出力はフリツプフロツプ111のD
端子(データ)に接続してある。このフリツプフ
ロツプ111の出力はナンドゲート117,11
8、抵抗119、コンデンサ120より成るワン
シヨツトマルチ121が接続してあるとともに、
ノアゲート122,123、抵抗124、コンデ
ンサ125により成るワンシヨツトマルチ147
が接続してある。前記リードスイツチ40にはD
型フリツプフロツプ126のT端子とナンドゲー
ト127,128が接続してあり、ナンドゲート
128の出力とナンドゲート127の入力の間に
は、抵抗129が介在してあり、抵抗129に
は、コンデンサ130が接続してある。このナン
ドゲート127,128、抵抗129、コンデン
サ130によつてワンシヨツトマルチ131が形
成してあり、ナンドゲート127の出力は、フリ
ツプフロツプ126のD端子に接続してある。こ
のフリツプフロツプ126のQ端子には、ナンド
ゲート132,133、抵抗134、コンデンサ
135より成るワンシヨツトマルチ136と、ノ
アゲート137,138、抵抗139、コンデン
サ140より成るワンシヨツトマルチ141が接
続してある。そして、ナンドゲート117,13
2の両出力はアンドゲート142に接続してあ
り、ノアゲート122,137の出力はアンドゲ
ート143に接続してあり、アンドゲート142
の出力はナンドゲート144に、アンドゲート1
43の出力はナンドゲート145にそれぞれ接続
してある。このナンドゲート144,145によ
りRS型のフリツプフロツプ146が形成され、
そのQ端子であるナンドゲート144の出力が車
速レベル信号aとなつている。 次に、本実施例の作用を説明する。 前記エンジン1が始動するとイグニツシヨンコ
イル5よりエンジン回転数に比例したイグニツシ
ヨンパルス11が出力される。そして、車両がエ
ンジン1の出力によつて発進すると車輪14は回
転し、ケーブル15を介してその回転は車速セン
サ13に伝えられる。第6図でケーブル15から
の回転はジヨイント44を介してシヤフト42、
ローダ43を回転させることにより、ロータ43
は車速に比例して回転することになる。ロータ4
3外周には磁極が形成しているので、リードスイ
ツチ40をオン、オフさせ、このリードスイツチ
40のオン、オフにより、ターミナル41間に車
速をパルス波の周波数に変換した形で信号が出力
される。このリードスイツチ40によるパルス周
波数は、第8図の回路によつてアイドルモードに
なつた車速を検出でき、この車速には()、
()の2種のレベルがあり、いずれかのレベル
()、()以下になつた時車速レベル信号aを
ハイレベルとするものである。まず、車速()
を検出する作用を説明すると、リードスイツチ4
0は車速に比例した回数でオン、オフしており、
抵抗110の正電圧を切断しているので、リード
スイツチ40の出力はパルス波となる。このパル
ス波がハイレベルになつたときフリツプフロツプ
111のT端子とワンシヨツトマルチ116に同
時にそれぞれ入力すると、ワンシヨツトマルチ1
16はパルス波の立上り以前ではワンシヨツトマ
ルチ116はハイレベルであり、パルス波立上り
後ナンドゲート112はローレベルとなり、抵抗
114、コンデンサ115による時定数で決る時
間経過後にハイレベルに復帰する。このためフリ
ツプフロツプ111のT端子に入力するパルス波
の周期がワンシヨツトマルチ116の時定数より
長い場合にはQ端子はワンシヨツトマルチ116
がハイレベルを出力した時にハイレベルを出力す
ることになる。また、フリツプフロツプ111の
T端子に入力するパルスの周期がワンシヨツトマ
ルチ116の時定数より短い場合にはワンシヨツ
トマルチ116はローレベルを維持し続け、フリ
ツプフロツプ111のQ端子はローレベルを出力
することになる。フリツプフロツプ111に入力
するパルス波は車速が高くなるに従いその周波数
が高くなるため、抵抗114、コンデンサ115
の時定数を予め定めておけば、フリツプフロツプ
111のQ端子の出力は或るパルス周波数以下に
なるとハイレベルとなり、これ以外ではローレベ
ルとなる。すなわち、パルス周波数に対応する或
る車速で信号が切換わるこのフリツプフロツプ1
11のQ端子出力はワンシヨツトマルチ121と
147に入力するが、その出力波の立上りにおい
てワンシヨツトマルチ121は抵抗119、コン
デンサ120の時定数で決る時間だけ出力をロー
レベルとし、アンドゲート142を介してナンド
ゲート144に入力し、ナンドゲート144の出
力をハイレベルとし、この信号が車速()であ
る車速レベル信号aとなる。また、ワンシヨツト
マルチ147では入力の波形の立下りにおいて抵
抗124、コンデンサ125の時定数で決る時間
だけハイレベルを出力し、フリツプフロツプ14
6を反転させ、車速レベル信号をローレベルとす
る。また、フリツプフロツプ126、ワンシヨツ
トマルチ131,136,141によつても、前
述と同様の動作をし、リードスイツチ40による
パルス波より特定の車速度()を検出し、フリ
ツプフロツプ146を反転させることができ、抵
抗129とコンデンサ130による時定数を抵抗
114とコンデンサ115による時定数とは少し
偏らせておけば、異なつた車速を区別してそれぞ
れが検出ができ、その出力は車速レベル信号aと
なつて検出できる。この車速検出回路の動作を第
9図とともに説明すると、車速が降下して()
のレベルになると(図中A)フリツプフロツプ1
11はハイレベルを出力し、よつて、車速レベル
信号aはハイレベルとなるが、車速が()以上
のレベルとなると(図中B)フリツプフロツプ1
11は再びローレベルとなり、車速レベル信号a
はローレベルとなる。また車速が()のレベル
以下になり(図中C)、さらに()のレベル以
下になつても車速レベル信号aはハイレベルのま
まであり、再び車速が上昇して()のレベル以
上になると(図中D)、車速レベル信号aはロー
レベルとなる。この次に車速が()のレベル以
下になると(図中E)、車速レベル信号aはハイ
レベルとなり、さらに上昇すれば(図中F)、車
速レベル信号aはローレベルとなる。 次に第5図によりコンタクトスイツチ106の
作用を説明すると、ロツド23は前述の様にアク
チユエータ8から電気的に絶縁されているので、
ブラシ31、ターミナル30もアクチユエータ8
からは絶縁されている。このため、ロツド23が
接触するレバー21との間、すなわちキヤブレタ
3とロツド23の電気的導通の有無で、ロツド2
3がレバー21と接触しているか否かを判別する
ことができる。この信号でレバー21の位置を知
ることができるとともに、エンジン1が加速され
ているか否かが判別できる(レバー21はスロツ
トルシヤフト17に固着してあり、レバー21と
スロツトルシヤフト17のアクセルワイヤ22で
回動されている時は加速の状態である)。 以上のような設定条件のもとで、イグニツシヨ
ンパルス11が回転数電圧変換回路50に入力さ
れ、抵抗60,62を介してトランジスタ63を
スイツチングさせると、そのスイツチングの周波
数に比例してコンデンサ66が充電、放電され、
コンデンサ66の端子電圧はエンジン1の回転数
に反比例して出力される。回転数電圧変換回路5
0にてエンジン回転数を電圧に変換した信号は突
出し信号発生回路51の比較器70と戻し信号発
生回路52の比較器75にそれぞれ入力するが、
比較器70は抵抗68,69で分圧された電圧よ
りも入力電圧が高くなつた時、すなわち回転数が
低くなつた時にハイレベルの信号をアンドゲート
71に伝え、アンドゲート71は発振回路53か
らのパルス波をアンドゲート72に出力する。ま
た、比較器75は抵抗73,74で分圧された電
圧よりも入力電圧が低い時、すなわち回転数が高
くなつた時にハイレベルの信号をアンドゲート7
6に出力し、アンドゲート76は発振回路54か
らのパルス波をアンドゲート77に出力する。こ
こで、抵抗68,69,73,74の抵抗値を予
め設定し、第10図に示すように対応する電圧が
目標回転数Nの電圧値よりも少し偏位させておけ
ば、この目標回転数Nに対し±αの回転数の間は
不感帯となて、両比較器70,75はいずれもハ
イレベルの信号を出力しない。よつて、多少の変
動値では自動調速を行わず、不用意の動作を行わ
ない。 前記コンタクトスイツチ106はオフの時、す
なわちロツド23とレバー21が接触していない
時にはトランジスタ109はオンしており、コン
タクト信号9はローレベルである。しかし、コン
タクトスイツチ106がオンしている時には、ト
ランジスタ109のベースには電圧が印加されず
オフしておりよつて抵抗107を介して正電圧が
出力されるのでコンタクト信号9はハイレベルと
なる。 以上の様な各部の動作により、自動調速がいか
に行われるかを説明する。 エンジン回転数の高低によりその回転数を目標
値と比較して、両比較器70,75が信号を出力
するのであるが、アンドゲート72,77にアン
ドゲート59からのハイレベルの信号が加えられ
ていなければ両アンドゲート72,77は制御信
号を出力しない。アンドゲート59がハイレベル
となるためには、車速レベル信号a、コンタクト
信号発生回路57のいずれの出力もがハイレベル
でなければならない。言い換えると、 (イ) 車速が設定車速()または()以下であ
る。 (ロ) ロツド23がレバー21に接触している。 条件を満足するときでなければならない。この
条件を満すのは、車両が停止しているか発進しよ
うとしている時であり、かつ、エンジン1が充分
加速されない時である。この条件を満すときには
アンドゲート59はハイレベルの出力をし、アン
ドゲート72,77を開かせることができ、比較
器70,75による自動調速が行われる。すなわ
ち、エンジンの回転数がN−αより降下した時比
較器70はハイレベルの信号を出力し、アンドゲ
ート71,72を介して発振回路53のパルス波
をモータ制御回路55のトランジスタ98のベー
スに印加させる。このため、トランジスタ98は
パルス波の毎にオンし、トランジスタ88をオン
させることから電流はトランジスタ88、モータ
38、トランジスタ91の順に流れ、モータ38
を正転させる。モータ38が正転することにより
その回転はモータ歯車36、大歯車35、中間軸
34、小歯車33、駆動歯車32を介してロツド
23に伝えられ、ロツド23はねじ部26により
突出する。ロツド23が突出することでレバー2
1は押され、スロツトルシヤフト17およびスロ
ツトルバルブ18を回動し吸入混合気量を多く
し、エンジン1の回転を目標回転数になるように
高めていく。また、エンジン回転数が高くなつた
時には比較器75はハイレベルの信号を出力し、
アンドゲート76,77を介し発振回路54のパ
ルス波をモータ制御回路55のトランジスタ99
のベースに印加させる。これにより、トランジス
タ99はそのパルス波の毎にオンし、トランジス
タ89をオンさせて、トランジスタ89、モータ
38、トランジスタ90の順に電流を流し、モー
タ38を逆転させる。これにより、前述とは逆に
ロツド23は後退し、スロツトルバルブ18を閉
じさせるように作動してエンジン1の回転数を目
標回転数に接近する様に徐々に降下させていく。
この2種の動作を繰返し行うことで、エンジン1
の回転数は常に目標回転数に維持されている。 しかしながら、エンジン1の自動調速が行われ
なくなる場合があり、それらは、 (ハ) 車両の車速が所定の車速()または()
以上になり、車両に慣性が付き、車速レベル信
号aがローレベルとなつた時。 (ニ) アクセルペダルを踏み、アクセルワイヤ22
によつてスロツトルバルブ18が開いてエンジ
ン1が加速され、ロツド23がレバー21から
離れることでコンタクトスイツチ106が開放
し、コンタクト信号9がローレベルになつた
時。 の少くともいずれか一方の条件を満す時である。
これにより、アンドゲート59はローレベルとな
りモータ38は何等制御されず、自動調整は停止
される。
【発明の効果】
以上述べてきたように、本発明によれば、 エンジンの回転数制御装置における制御回路
に、コンタクトスイツチの信号を出力するコンタ
クト信号発生回路と、アイドル回転数の制御車速
を検出する車速検出回路とを設け、車速検出回路
にて所定の高・低2つのアイドル回転数の制御設
定車速を検出し、コンタクト信号発生回路と車速
検出回路とからの出力に基づいてエンジンのアイ
ドル回転数を制御する構成としたので、急減速時
には高い制御車速でアイドル回転数が制御される
ために、エンストが生じないと共に円滑な運転性
が得られる。 さらに、アイドル回転数の制御設定車速を少な
くとも所定の高・低2つとしたので、車両発進時
の変速段による車速変化に対応してアイドル回転
数の制御が行なわれるために、アクチユエータの
作動頻度および作動幅が小さくなり、耐久性の向
上がはかられる。 また、コンタクト信号発生回路と車速検出回路
とからの出力信号に基づいて制御が行なわれるの
で、アイドリング状態を確実に捕えてアイドル制
御を開始することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の全般を概略的に示す説明図、
第2図はキヤブレタ付近の構成を示す模示図、第
3図はキヤブレタに取付けたアクチユエータを示
す正面図、第4図は同上の側面図、第5図はアク
チユエータの内部を示す模示図、第6図は車速セ
ンサの内部構成を示す模示図、第7図は制御回路
の具体的な構成を示す電気回路図、第8図は車速
検出回路の電気回路図、第9図は第8図における
車速と信号の関係を示すグラフ、第10図は自動
調速が行われる作動領域を示す説明図である。 1……エンジン、2……吸気マニホールド、3
……キヤブレタ、4……エアクリーナ、5……イ
グニツシヨンコイル、6……点火プラグ、7……
ハイテンシヨンコード、8……アクチユエータ、
9……コンタクト信号、10……制御回路、11
……イグニツシヨンパルス、12……制御信号、
13……車速センサ、14……車輪、15……ケ
ーブル、16……車速信号、17……スロツトル
シヤフト、18……スロツトルバルブ、19……
スプリング、20……ワイヤ掛け、21……レバ
ー、22……アクセルワイヤ、23……ロツド、
24……ホルダ、25……接触部、26……ねじ
部、27,28……軸受、29……ベース、30
……ターミナル、31……ブラシ、32……駆動
歯車、33……小歯車、34……中間軸、35…
…大歯車、36……モータ歯車、37……モータ
軸、38……モータ、40……リードスイツチ、
41……ターミナル、42……シヤフト、43…
…ロータ、44……ジヨイント、50……回転数
電圧変換回路、51……突出し信号発生回路、5
2……戻し信号発生回路、53,54……発振回
路、55……モータ制御回路、57……コンタク
ト信号発生回路、59……アンドゲート、60,
61,62,64,65,67,68,69,7
3,74,80,81,85,86,92,9
3,94,95,96,97,107,108,
110,114,119,124,129,13
4,139……抵抗、63,88,89,90,
91,109……トランジスタ、66,82,8
7,115,120,125,130,135,
140……コンデンサ、70,75……比較器、
71,72,76,77,142,143……ア
ンドゲート、78,79,83,84……インバ
ータ、106……コンタクトスイツチ、112,
113,117,118,127,128,13
2,133,144,145……ナンドゲート、
123,138……ノアゲート、122,137
……オアゲート、111,126,146……フ
リツプフロツプ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 エンジンの実際のアイドル回転数を検出し
    て、所定の目標回転数と実際の回転数の偏差を演
    算し、目標回転数にエンジンの回転数を収束させ
    るように閉ループで制御する制御回路と、上記制
    御回路へ検出信号を入力するエンジン回転数セン
    サおよび車速センサと、上記制御回路からの出力
    信号に基づいてスロツトルバルブを開閉させるア
    クチユエータとを有するエンジンの回転数制御装
    置において、 上記アクチユエータのロツドが上記スロツトル
    バルブのレバーに当接・離脱した時にオン・オフ
    するコンタクトスイツチを上記アクチユエータに
    配設し、 上記制御回路には、上記コンタクトスイツチの
    作動に応じた信号を出力するコンタクト信号発生
    回路と、アイドル回転数の制御のために少なくと
    も2つの設定車速を設定し、上記車速センサから
    の出力信号に基づく車速と上記設定車速との関係
    に応じた信号を出力する車速検出回路とを設け、 上記車速検出回路は、上記車速センサで検出さ
    れる車速が、いずれか一つの設定値を通つて減少
    した時は回転数制御を実行し、また、いずれか一
    つの設定値を越えて増大した時は回転数制御を停
    止する信号を出力することを特徴とするエンジン
    の回転数制御装置。
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