JPS6354890B2 - - Google Patents

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JPS6354890B2
JPS6354890B2 JP18337180A JP18337180A JPS6354890B2 JP S6354890 B2 JPS6354890 B2 JP S6354890B2 JP 18337180 A JP18337180 A JP 18337180A JP 18337180 A JP18337180 A JP 18337180A JP S6354890 B2 JPS6354890 B2 JP S6354890B2
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JP
Japan
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engine
signal
gate
output
transistor
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JP18337180A
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English (en)
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JPS57108429A (en
Inventor
Yoshitetsu Kasai
Mitsuo Nakamura
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Subaru Corp
Original Assignee
Fuji Heavy Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Heavy Industries Ltd filed Critical Fuji Heavy Industries Ltd
Priority to JP18337180A priority Critical patent/JPS57108429A/ja
Publication of JPS57108429A publication Critical patent/JPS57108429A/ja
Publication of JPS6354890B2 publication Critical patent/JPS6354890B2/ja
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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、エンジンの回転数自動調速に関し、
特にアイドリング時のエンジン制御を行うことが
でき、エンジン停止操作後におけるランオンを防
止することができるエンジンの回転数制御装置に
関する。
【従来の技術と課題】 従来、車両用エンジンの回転数自動調速、特に
アイドリング回転数制御は、キヤブレタをメイン
テナンスフリーとし、アイドル回転数を設定した
とおりの目標値に制御させるために電子制御回路
を用い、実際のエンジンアイドル回転数と目標値
との偏差を求め、この偏差量に応じてエンジンの
吸入空気量又は混合気供給量を制御する閉ループ
制御方法が採用されている。 また、従来のエンジンではエンジン停止後もな
お回転するランオンを防ぐために各種の機構が設
けられており、例えば、キヤブレタの燃料通路に
バルブを設け、エンジンスイツチをオフさせると
同時に燃料通路を遮閉する機構もあるが、装置が
複雑となり、価格が高くなる欠点があつた。この
機構を簡易にする点からはスロツトルバルブを自
動制御する自動調速の機構を併用し、エンジンス
イツチをオフした後スロツトルバルブをアイドル
開度以下に閉じる機構が案出されている。この構
成では何等特別の機構を必要とせず、ランオンの
防止の制御は極めて容易である。そして、この従
来のランオン防止の動作においてはエンジンスイ
ツチをオフした後はどんな条件であつてもスロツ
トルバルブをエンジンが完全に停止するスロツト
ル開度まで閉じ、ランオンを防いでいた。また、
スロツトルバルブをアイドル開度よりもかなり低
い開度にしておくと、寒冷地などにおいてはスロ
ツトルバルブがロツクする不都合が生じていた。 本発明は上述の欠点に鑑み、エンジンスイツチ
をオフした後ではスロツトルバルブを徐々に閉じ
ていき、エンジンが完全に停止してランオンを防
ぐことができたならスロツトルバルブの制御をそ
の時点で止め、エンジンの再起動に対して待機さ
せることができるエンジンの回転数制御装置を提
供するものである。
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明は、実際のエ
ンジン回転数と目標回転数との偏差に応じて、ス
ロツトルバルブを開閉するアクチユエータへ動作
信号を出力する動作信号発生回路と、上記動作信
号発生回路からの信号に応じて上記アクチユエー
タに内蔵されるモータを回動させるモータ制御回
路とを有するエンジンの回転数制御装置におい
て、上記エンジンのイグニツシヨンスイツチをオ
ン・オフすることで出力する信号と、上記エンジ
ンの回転有無を検出するピツクアツプから出力す
る上記エンジンの回転信号とを入力し、上記イグ
ニツシヨンスイツチをオフした後に上記ピツクア
ツプによつて上記エンジンが回転していることを
検出した時、上記スロツトルバルブをアイドル開
度から徐々に閉じるように、上記モータ制御回路
に信号を出力するエンジン停止制御回路を設けた
ものである。
【実施例】
以下、本発明の一実施例を図面により説明する まず、第1図は本実施例の概略を示すもので、
車両用のエンジン1には吸気マニホールド2が上
方に向つて設けられ、この吸気マニホールド2上
にはキヤブレタ3が載置してあり、キヤブレタ3
上にはエアクリーナ4が固定してある。エンジン
1の側部には高電圧発生用のイグニツシヨンコイ
ル5が固着してあり、イグニツシヨンコイル5と
点火プラグ6とはハイテンシヨンコード7により
接続してあり、これらの構成は従来から周知のも
のである。前記キヤブレタ3の側面にはスロツト
ルバルブを開閉させるアクチユエータ8が設けら
れ、アクチユエータ8からのコンタクト信号9は
制御回路10に入力しており、エンジン回転数セ
ンサとしての前記イグニツシヨンコイル5からの
イグニツシヨンパルス11も制御回路10に入力
しており、制御回路10の制御出力12は前記ア
クチユエータ8に出力されている。13は車速セ
ンサで、この車速センサ13は車輪14(例えば
前輪)とスピードメータケーブル15によつて連
結してあり、車速センサ13は車輪14の回転を
車速として検出し、電気信号に変換するもので、
その車速信号16は前記制御回路10に入力して
いる。また、デイストリビユータ内に設けられる
ピツクアツプ128より回転信号が前記制御回路
10に入力している。 第2図はキヤブレタ3付近の概略を示すもので
あり、キヤブレタ3には水平方向にスロツトルシ
ヤフト17が軸支してあり、このスロツトルシヤ
フト17中央にはスロツトルバルブ18が固着し
てある。スロツトルシヤフト17のキヤブレタ3
外側にある一端にはスロツトルバルブ18を常時
閉鎖方向に付勢するスプリング19が固着してあ
り、スロツトルシヤフト17の他端側には半円形
をしたワイヤ掛け20とく字形をしたレバー21
が固着してある。ワイヤ掛け20外周にはアクセ
ルペダルに連動するアクセルワイヤ22が巻回さ
せてあり、レバー21にはアクチユエータ8のロ
ツド23が接離できるようにしてある。 第3図、第4図はいずれもキヤブレタ3にアク
チユエータ8を取付けた状態を示すもので、キヤ
ブレタ3の側面には薄板を折曲げたホルダ24が
ねじ止めしてあり、このホルダ24にアクチユエ
ータ8が下方に傾斜してねじ止めされている。こ
のアクチユエータ8の先端に摺動自在に保持され
ているロツド23はレバー21の先端に折曲げら
れた接触部25に対向する位置にある。 第5図は前記アクチユエータ8の内部構成を詳
しく説明するものである。前記ロツド23の後部
にはねじ部26が形成してあり、このロツド23
の先端部(図中左側)とねじ部26とは軸受2
7,28によつて保持されており、軸受28の内
周にはめねじが形成してあり、このめねじにねじ
部26を螺入させてある。このロツド23は金属
製であるが、軸受27,28および後述の駆動歯
車32は合成樹脂で形成してあり、ロツド23を
アクチユエータ8本体から電気的に絶縁させてあ
る。アクチユエータ8の外殻でロツド23に対応
する位置には合成樹脂で成型したベース29が固
着してあり、このベース29にはターミナル30
が電気的に絶縁して固着してある。ターミナル3
0の下端でアクチユエータ8内部ではブラシ31
が固着してあり、ブラシ31の先端はロツド23
の外周に接触させてある。このターミナル30が
コンタクト信号9の取出端となる。また、ロツド
23の後端には幅広大径の駆動歯車32が固着し
てあり駆動歯車32には小歯車33が噛み合せて
あり、小歯車33は中間軸34により軸支してあ
る。中間軸34には大歯車35が固着してあり、
大歯車35には小径のモータ歯車36が噛合して
ある。そして、37は直流によつて回転されるモ
ータ38のモータ軸で、このモータ軸37にはモ
ータ歯車36が固着してある。 第6図は前記車速センサ13の内部構成を示す
もので、車速センサ13のケース内には円筒形を
したコア39が収納してあり、コア39内周の等
角度位置にはコイル40が巻回させてあり、コイ
ル40は全て直列に接続されてその両終端はケー
ス外に突出されたターミナル41に接続されてい
る。また、コア39の内部中央にはシヤフト42
が軸支してあり、このシヤフト42には外周に等
間隔に磁極を形成したロータ43が固着させてあ
り、ロータ43がコア39内で回転することでコ
イル40に起電力を生じさせることができる。そ
して、シヤフト42とケーブル15とはジヨイン
ト44で連結してある。 第7図は本実施例の制御系を示すブロツク図で
あり、第8図は第7図における制御系の具体的な
構成を示すものである。この制御回路10は大き
く区分して回転数電圧変換回路50、動作信号発
生回路を構成する突出し信号発生回路51、戻し
信号発生回路52、および発振回路53,54、
モータ制御回路55、車速電圧変換回路56、コ
ンタクト信号発生回路57、条件判断用のアンド
ゲート59、オアゲート122、さらにランオン
防止用のエンジン停止制御回路を構成するインバ
ータ112、回転数検出回路113、発振回路5
8、およびアンドゲート110から成り立つてい
る。回転数電圧変換回路50はイグニツシヨンコ
イル5からのイグニツシヨンパルス11を入力
し、抵抗60,62を介してトランジスタ63の
ベースに印加させ、トランジスタ63をスイツチ
ングしている。トランジスタ63のエミツタは接
地され、コレクタには抵抗64を介して正電圧が
印加してある。トランジスタ63のコレクタには
抵抗65を介して一端を接地したコンデンサ66
と抵抗67が接続してあり、これにより積分回路
が形成され、このコンデンサ66の端子が変換信
号出力となつている。回転数電圧変換回路50の
出力はそれぞれ突出し信号発生回路51と戻し信
号発生回路52内にある比較器70,75に入力
しており、比較器70では正側入力端に、比較器
75では負側入力端に入力している。比較器70
の負側入力端には抵抗68,69による分圧回路
が接続してあり、比較器70の出力はアンドゲー
ト71の一端に接続してあり、アンドゲート71
の出力はアンドゲート72の一端に接続してあ
り、このアンドゲート72の出力が突出し信号と
なる。また、比較器75の正側入力端には抵抗7
3,74より成る分圧回路が接続してあり、比較
器75の出力はアンドゲート76の一端に接続し
てあり、アンドゲート76の出力はアンドゲート
77の一端に接続してあり、このアンドゲート7
7の出力が戻し信号となつている。発振回路5
3,54はそれぞれインバータ78,79,8
3,84、抵抗80,81,85,86、コンデ
ンサ82,87より成るもので、所定パルス幅の
パルス波を常時出力しており、この発振回路53
の出力はアンドゲート71の他端に接続してあ
り、発振回路54の出力はアンドゲート76の他
端に接続してある。そして、アンドゲート72,
77の他端はいずれも共通して接続してあり、こ
の両他端には前記アンドゲート59の出力が接続
してある。モータ制御回路55は前記モータ38
を正転、逆転、停止させるもので、pnp型のトラ
ンジスタ88,89とnpn型のトランジスタ9
0,91をブリツジ状に接続してあり、トランジ
スタ88,89のエミツタには電源が接続してあ
り、トランジスタ90,91のエミツタは接地し
てある。そして、トランジスタ88と89のコレ
クタ間にモータ38が接続してある。電源には抵
抗92,95が接続してあり、各トランジスタ8
8,89,90,91のベースには抵抗93,9
6,94,97が接続してあり、各抵抗92〜9
4はトランジスタ98のコレクタに接続してあ
り、各抵抗95〜97はトランジスタ99のコレ
クタに接続してある。両トランジスタ98,99
のエミツタは接地してあり、トランジスタ98の
ベースにはアンドゲート72の出力が接続してあ
り、トランジスタ99のベースにはオアゲート1
22を介してアンドゲート77の出力が接続して
ある。前記車速電圧変換回路56には車速センサ
13からの車速信号16が入力しており、車速信
号16はダイオード100、抵抗101,129
を介して比較器103の負側入力端に接続してあ
り、比較器103の出力は前記アンドゲート59
に接続してある。そして、比較器103の負側入
力端には一端を接地したコンデンサ102と一端
を接地した抵抗129が接続してあり、正側入力
端には抵抗104,105より成る分圧回路が接
続してある。また、前記コンクタト信号発生回路
57にあるコンタクトスイツチ106(前述のロ
ツド23とブラシ31より成り、レバー21と接
離することでスイツチの作用をしている)の一端
は接地してあり、他端はトランジスタ109のベ
ースに接続してある。トランジスタ109のエミ
ツタは接地してあり、ベースには抵抗108、コ
レクタには抵抗107が接続してある。両抵抗1
07,108には正電圧が印加してあり、トラン
ジスタ109のコレクタがコンタクト信号9とし
て前記アンドゲート59に入力している。前記発
振回路58はインバータ123,124、抵抗1
25,126、コンデンサ127より成り、この
発振回路58で発生されたパルス波はアンドゲー
ト110に入力され、アンドゲート110の出力
はオアゲート122に接続されている。前記回転
検出回路113(ランオン検出機構である)には
トランジスタ114があり、このトランジスタ1
14のベースにはピツクアツプ128のエンジン
回転信号130が入力され、そのエミツタには抵
抗115とコンデンサ116が接続してあり、そ
のコレクタには正電圧が印加してある。抵抗11
5、コンデンサ116の一端は接地してあり、ト
ランジスタ114のエミツタにはアンドゲート1
10が接続してある。また、イグニツシヨンスイ
ツチ111はエンジン1を作動させているときハ
イレベルの信号を出力するもので、このイグニツ
シヨンスイツチ111にはインバータ112を介
してアンドゲート110が接続されている。 次に、本実施例の作用を説明する。 まず、自動調速の作用に付いては、前記エンジ
ン1が始動するとイグニツシヨンコイル5よりエ
ンジン回転数に比例したイグニツシヨンパルス1
1が出力される。そして、車両がエンジン1の出
力によつて発進すると車輪14は回転し、ケーブ
ル15を介してその回転は車速センサ13に伝え
られる。第6図でケーブル15からの回転はジヨ
イント44を介してシヤフト42、ロータ43を
回転させることになり、ロータ43はコア39内
で車速に比例して回転することになる。ロータ4
外周には磁極が形成しているので、コイル40に
起電力を発生させ、このコイル40の起電力はタ
ーミナル41間に車速を電圧に変換した形で出力
される。よつて、ターミナル41の電圧(交流)
の大きさで車速は判別できる。次に、第5図によ
りコンタクトスイツチ106の作用を説明する
と、ロツド23は前述のようにアクチユエータ8
から電気的に絶縁されているので、ブラシ31、
ターミナル30もアクチユエータ8からは絶縁さ
れている。このため、ロツド23が接触するレバ
ー21との間、すなわちキヤブレタ3とロツド2
3の電気的導通の有無でロツド23がレバー21
と接触しているか否かを判別することができる。
この信号でレバー21の位置を知ることができる
とともに、エンジン1が加速されているか否かが
判別できる(レバー21はスロツトルシヤフト1
7が固着してあり、レバー21とスロツトルシヤ
フト17がアクセルワイヤ22で回動されている
時は加速の状態である)。また、イグニツシヨン
スイツチ111がハイレベルを出力していること
からアンドゲート110の出力はローレベルとな
つている。 以上のような設定条件のもとで、イグニツシヨ
ンパルス11が抵抗60,62を介してトランジ
スタ63をスイツチングさせると、そのスイツチ
ングの周波数に比例してコンデンサ66が充電、
放電され、コンデンサ66の端子電圧はエンジン
1の回転数に反比例して出力される。このエンジ
ン回転数を電圧に変換した信号は比較器70と7
5にそれぞれ入力するが、比較器70は抵抗6
8,69で分圧された電圧よりも入力電圧が高く
なつた時、すなわち回転数が低くなつた時にハイ
レベルの信号をアンドゲート71に伝え、アンド
ゲート71は発振回路53からのパルス波をアン
ドゲート72に出力する。また、比較器75は抵
抗73,74で分圧された電圧よりも入力電圧が
低い時、すなわち回転数が高くなつた時にハイレ
ベルの信号をアンドゲート76に出力し、アンド
ゲート76は発振回路54からのパルス波をアン
ドゲート77に出力する。ここで、抵抗68,6
9,73,74の抵抗値を予め設定し、第9図に
示すように対応する電圧が目標回転数Nの電圧値
よりも少し偏位させておけば、この目標回転数N
に対し±αの回転数の間は不感帯となつて、両比
較器70,75はいずれもハイレベルの信号を出
力しない。よつて、多少の変動値では自動調速を
行わず、不用意の動作を行わない。 車速センサ13からは前述の車速を電圧に変換
した車速信号16が発生され、この車速信号16
は交流であるのでダイオード100で整流された
後、コンデンサ102で平滑化され、比較器10
3に入力している。比較器103の正側入力端に
は抵抗104,105により分圧された電圧が入
力しているので、車速信号16が低いレベルの時
には比較器103はハイレベルを出力し、車速信
号16が高い時には比較器103の出力はローレ
ベルとなる。この比較器103の出力の切換えは
例えば車速が8Km/hの時に行われるよう設定し
てある。 前記コンタクトスイツチ106はオフの時、す
なわちロツド23とレバー21が接触していない
時にはトランジスタ109はオンしており、コン
タクト信号9はローレベルである。しかし、コン
タクトスイツチ106がオンしている時にはトラ
ンジスタ109のベースには電圧が印加されずオ
フしておりよつて抵抗107を介して正電圧が出
力されるのでコンタクト信号9はハイレベルとな
る。 以上のような各部の動作により、自動調速がい
かに行われるかを説明する。 エンジン回転数の高低によりその回転数を目標
値と比較して、両比較器70,75が信号を出力
するのであるが、アンドゲート72,77にアン
ドゲート59からのハイレベルの信号が加えられ
ていなければ両アンドゲート72,77は制御信
号を出力しない。アンドゲート59がハイレベル
となるためには、車速電圧変換回路56、コンタ
クト信号発生回路57、設定回転数検出回路58
のいずれの出力もがハイレベルでなければならな
い。言い換えると、 (イ) 車速が設定車速以下である。 (ロ) ロツド23がレバー21に接触している。 の条件を満足するときでなければならない。この
条件を満すのは、車両が停止しているか発進しよ
うとしている時であり、かつ、エンジン1が充分
加速されない時である。この条件を満すときには
アンドゲート59はハイレベルの出力をし、アン
ドゲート72,77を開かせることができ、比較
器70,75による自動調速が行われる。すなわ
ち、エンジンの回転数がN−αより降下した時比
較器70はハイレベルの信号を出力し、アンドゲ
ート71,72を介して発振回路53のパルス波
をトランジスタ98のベースに印加させる。この
ため、トランジスタ98はパルス波の毎にオン
し、トランジスタ88をオンさせることから電流
はトランジスタ88、モータ38、トランジスタ
91の順に流れ、モータ38を正転させる。モー
タ38が正転することによりその回転はモータ歯
車36、大歯車35、中間軸34、小歯車33、
駆動歯車32を介してロツド23に伝えられ、ロ
ツド23はねじ部26より突出する。ロツド23
が突出することで、レバー21は押され、スロツ
トルシヤフト17およびスロツトルバルブ18を
回動して吸入混合気量を多くし、エンジン1の回
転を目標回転数になるように高めていく。また、
エンジン回転数が高くなつた時には比較器75は
ハイレベルの信号を出力し、アンドゲート76,
77及びオアゲート122を介し発振回路54の
パルス波をトランジスタ99のベースに印加させ
る。これにより、トランジスタ99はそのパルス
波の毎にオンし、トランジスタ89をオンさせ
て、トランジスタ89、モータ38、トランジス
タ90の順に電流を流し、モータ38を逆転させ
る。これにより、前述とは逆にロツド23は後退
し、スロツトルバルブ18を閉じさせるように作
動してエンジン1の回転数を目標回転数に接近す
るように徐々に降下させていく。この2種の動作
を繰返し行うことでエンジン1の回転数は常に目
標回転数に維持されている。 しかしながら、エンジン1の自動調速が行われ
なくなる場合があり、それらは、 (ハ) 車両の車速が所定以上になり、車両に慣性が
付き、車速電圧変換回路56の出力がローレベ
ルとなつた時。 (ニ) アクセスペダルを踏み、アクセルワイヤ22
によつてスロツトルバルブ18が開いてエンジ
ン1が加速され、ロツド23がレバー21から
離れることでコンタクトスイツチ106が開放
し、コンタクト信号9がローレベルになつた
時。 の少くともいずれか一方の条件を満す時である。
これにより、アンドゲート59はローレベルとな
り、モータ38は何等制御されず、自動調整は停
止される。 次に、エンジンキーによりイグニツシヨンスイ
ツチ111がオフされエンジン1がランオンした
場合の作用に付いて説明する。 イグニツシヨンスイツチ111がオフとなり信
号がローレベルとなればインバータ112はハイ
レベルの信号を出力し、アンドゲート110にハ
イレベルの信号を伝える。こうしてイグニツシヨ
ンスイツチ111をオフするとエンジン1は回転
を停止するはずであるが、エンジン1がランオン
してなおも回転を続けると、図示しないデイスト
リビユータ内に設けたピツクアツプ128はエン
ジン回転信号130してのパルス波を発生し、こ
のエンジン回転信号130よりトランジスタ11
4はスイツチングされ、コンデンサ116に充電
電圧を印加するため、アンドゲート110にはハ
イレベルの信号を伝え、アンドゲート110を開
かせる。よつてアンドゲート110は発振回路5
8からのパルス波を出力し、オアゲート122を
介してトランジスタ99をスイツチングさせモー
タ38を逆転させることにより、ロツド23は戻
されレバー21はスロツトルバルブ18をアイド
ル開度から閉じようと徐々に作動する。この動作
でランオンは防止されるのだが、ランオン防止に
必要とされるスロツトル開度は気象条件、エンジ
ン1の停止前の運転条件、使用ガソリン等によつ
て微妙に異なるものであり、特定できるものでは
ない。しかしながら、このスロツトルバルブ18
の閉じる作動によりエンジン1が完全に停止する
とエンジン回転信号130は発生せず、トランジ
スタ114はスイツチングされないことからアン
ドゲート110にはローレベルの信号が出力さ
れ、アンドゲート110はローレベルの出力とな
り、トランジスタ99はスイツチングされず、モ
ータ38はエンジン1が停止した時期の状態で停
止する。このため、ランオンが早く終ればスロツ
トバルブ18はアイドル開度に近い開度のままで
停止し、ランオンが長くかかればスロツトルバル
ブ18は全閉に近い開度のままで停止する。この
ようにして、ランオンを防止しつつもスロツトル
バルブを必要最低限の開度で維持させ、不必要に
アクチユエータを動作させることが無くなる。
【発明の効果】
本発明は上述のように構成したので、エンジン
作動時にはアイドリングの回転数を自動調速で
き、エンジン停止後は同一機構でランオンを防止
でき、しかもランオンを防止させるためにスロツ
トルバルブをエンジンの回転が停止するまでの必
要充分な開度で制御できるので不必要な動作量が
生じない。このため、モータ等のアクチユエー
タ、その他の機器の駆動量が必要最少となり、故
障の発生が少くなつて保守、点検が容易となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の全般を概略的に示す説明図、
第2図はキヤブレタ付近の構成を示す模示図、第
3図はキヤブレタに取付けたアクチユエータを示
す正面図、第4図は同上の側面図、第5図はアク
チユエータの内部を示す模示図、第6図は車速セ
ンサの内部構成を示す模示図、第7図は制御回路
の構成を示すブロツク図、第8図は制御回路の具
体的な構成を示す電気回路図、第9図は前述の作
動領域を示す説明図である。 1……エンジン、2……吸気マニホールド、3
……キヤブレタ、4……エアクリーナ、5……イ
グニツシヨンコイル、6……点火プラグ、7……
ハイテンシヨンコード、8……アクチユエータ、
9……コンタクト信号、10……制御回路、11
……イグニツシヨンパルス、12……制御信号、
13……車速センサ、14……車輪、15……ケ
ーブル、16……車速信号、17……スロツトル
シヤフチ、18……スロツトルバルブ、19……
スプリング、20……ワイヤ掛け、21……レバ
ー、22……アクセルワイヤ、23……ロツド、
24……ホルダ、25……接触部、26……ねじ
部、27,28……軸受、29……ベース、30
……ターミナル、31……ブラシ、32……駆動
歯車、33……小歯車、34……中間軸、35…
…大歯車、36……モータ歯車、37……モータ
軸、38……モータ、39……コア、40……コ
イル、41……ターミナル、42……シヤフト、
43……ロータ、44……ジヨイント、50……
回転数電圧変換回路、51……突出し信号発生回
路、52……戻し信号発生回路、53,54,5
8……発振回路、55……モータ制御回路、56
……車速電圧変換回路、57……コンタクト信号
発生回路、59,110……アンドゲート、6
0,61,62,64,65,67,68,6
9,73,74,80,81,85,86,9
2,93,94,95,96,97,101,1
04,105,107,108,115,12
5,126,129……抵抗、63,88,8
9,90,91,109,114……トランジス
タ、66,82,87,102,116,127
……コンデンサ、70,75,103……比較
器、71,72,76,77……アンドゲート、
78,79,83,84,112,123,12
4……インバータ、100……ダイオード、10
6……コンタクトスイツチ、111……イグニツ
シヨンスイツチ、113……回転検出回路、12
8……ピツクアツプ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 実際のエンジン回転数と目標回転数との偏差
    に応じて、スロツトルバルブを開閉するアクチユ
    エータへ動作信号を出力する動作信号発生回路
    と、上記動作信号発生回路からの信号に応じて上
    記アクチユエータに内蔵されるモータを回動させ
    るモータ制御回路とを有するエンジンの回転数制
    御装置において、 上記エンジンのイグニツシヨンスイツチをオ
    ン・オフすることで出力する信号と、上記エンジ
    ンの回転有無を検出するピツクアツプから出力す
    る上記エンジンの回転信号とを入力し、上記イグ
    ニツシヨンスイツチをオフした後に上記ピツクア
    ツプによつて上記エンジンが回転していることを
    検出した時、上記スロツトルバルブをアイドル開
    度から徐々に閉じるように、上記モータ制御回路
    に信号を出力するエンジン停止制御回路を設けた
    ことを特徴とするエンジンの回転数制御装置。
JP18337180A 1980-12-24 1980-12-24 Speed controller of engine Granted JPS57108429A (en)

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JPH0639922B2 (ja) * 1985-03-26 1994-05-25 日産自動車株式会社 車両用スロツトル制御装置
JPS63113135A (ja) * 1986-10-31 1988-05-18 Nec Home Electronics Ltd 燃料噴射制御装置

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