JPS63420A - 一回掛けホ−ロ−用鋼板の製造方法 - Google Patents

一回掛けホ−ロ−用鋼板の製造方法

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JPS63420A
JPS63420A JP14423886A JP14423886A JPS63420A JP S63420 A JPS63420 A JP S63420A JP 14423886 A JP14423886 A JP 14423886A JP 14423886 A JP14423886 A JP 14423886A JP S63420 A JPS63420 A JP S63420A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ホーロー用−皺の製造方法に関し、詳細には
、酸洗減量が少なく、優れたホーロー密着性、耐ツマト
ビ性、プレス成形性および耐ピンホール性を備え、さら
に、特に耐たて割れ性に優れた、−回掛はホーロー用連
続鋳造冷延鋼板の製造方法に関する。
(従来の技術) 近年、鋼板に表面釉薬(ガラス状エナメル)を焼付けて
ガラス質の塗膜を形成したホーロー鋼板は、鍋、ポット
等の家庭用品にとどまらず、建築用品や各種工業用品等
に至るまで幅広い用途を占めるようになってきた。
このようなホーロー鋼板の製造には、素材鋼板にまず密
着性の良好な下塗りを施してから、美麗な外観を呈する
上塗りを行う“2回掛は法”の採用が普通に行なわれて
いたが、最近、素材鋼板の前処理、つまり酸洗を十分に
行い、これに鋼板との密着性と美麗さとを兼ね備えた釉
薬を直接焼付ける、“1回掛は法”の背反が目立ってい
る。これは製造工程短縮を狙ったもので、今日強く要請
されている生産性向上に大きく寄与するものである。そ
のポイントとなるのは素材鋼板とホーロ一層との密着性
であり、そのために素材鋼板の酸洗を十分に行うのであ
る。
しかしながら、従来”2回掛は法”用に用いていた鋼板
をそのまま“1回掛は法“用に適用しても、素材鋼板と
ホーロ一層との密着不良をきたし、十分なホーロー成品
が得られないことが多い。
また、−1’Gに、“1回掛は法”に適した鋼板として
は、鋼塊法によるリムド鋼が使用されているが、鋼板メ
ーカー側から見ると、鋼塊法は、歩留り、熱エネルギー
面での損失が大きいという問題を含んでいる。一方、ホ
ーローメーカー側から見ると、この従来のリムド鋼は、
鋼板の幅、長手方向の耐ツマトビ性および密着性の不均
一や、大型介在物によるフクレ等のトラブルを生じるリ
スクが大きいという問題点があった。
なお、ここに「ツマトビ」とは、ホーロー表面欠陥の一
種であって焼成中に鋼板中へ侵入した水素が焼成後、温
度低下にともなって気体化し素材鋼板とホーロ一層との
界面に集まって高圧を生じてホーロ一層を破壊すること
をいうのである。通常かかるツマトビはリムド鋼の使用
、非金属介在物を存在させることによって防止している
(発明が解決しようとする問題点) そこで、本発明者らは、生産性の改善を目的に連続鋳造
法の通用を検討した結果、特願昭60−19869号に
おいて、鋼板の成分組成を特定のものに選ぶことにより
、連続鋳造法によっても、酸洗減量を可及的に少なくし
た酸洗処理でも十分なホーロー密着性と耐ツマトビ性を
発揮し、また脱炭焼鈍を施すことなく良好な成形性を示
すホーロー用鋼板の製造が可能となることを開示した。
なお、ここに「酸洗減量」とは、ホーロー前処理として
行う硫酸液による洗浄処理に際しての鋼板の重N減少量
をいうのであって、この酸洗減量は可及的に少ないのが
良いのであるが、余り少ないと目的とする鋼板表面に微
細凹凸を形成できない。
ところが、上記提案による特定の成分組成から成る鋼板
を使用する場合にも、施釉条件によっては、ホーロ一層
形成後、ピンホールと称する微小泡による欠陥の生じる
ことのあることが判明した。
この原因について調査したところ、CCパウダ中のCが
鋼中にピンクアップされ、これが、ホーロー焼成時にホ
ーロー中の0と結合し、ピンホールを発生させることが
確認された。また、スラブ表面には、鋳込み条件によっ
て、ブローホール疵と称するスラブ表面疵の住しること
が確認された。
これについても、CCパウダ中のCが18Ft4中のO
と結合し、ブローホールとなるものである。
上記問題点を解決するために、本発明者らは特願昭61
−45718号として、製鋼脱炭後の溶鋼に脱ガス処理
等を施した低炭素鋼を使用し、その成分であるC、Cu
、P、S等を特定範囲に調整することにより、良好なホ
ーロー特性(耐ツマトビ性、耐フクレ性、密着性)およ
び良好な成形性を6′m保するとともに、CCパウダ中
のC含有量を1.5 wt%以下とし、連yt鋳造の引
抜き速度■を0.8m/分以上で且つ1.33 (C−
0,9) +0.8m/分以上とすることにより、スラ
ブ中へのCのピックアップを抑止し、スラブのブローホ
ール疵とホーロ一層のピンホール疵の生成を防止する方
法について特許出願した。
しかし、上述の方法でも用途により成形性が不足するこ
と、また耐たて割れ性に於いて、十分でないことがある
ここに、上記「たて割れ」とは、二次加工脆性とも呼ば
れ、深絞り成形を行った場合、絞り方向に見られる割れ
をいい、特に掻低炭素鋼に発生し易い。原因としては、
粒界強度が弱い場合、深絞り成形で粒内が加工硬化する
と、相対的に粒界強度が低下し、円周方向の残留応力で
割れが発生すると考えられている。
(問題点を解決するための手段) かくして、本発明者らは、これらの欠点を解消するため
、さらに検討を加えたところ、CC法による低炭素鋼を
使用し、TiおよびNbを添加するとともに、上記先行
発明における鋼組成の若干の組成変更を行い、Ti添加
量は、N、Sとの関連で規制し、Nb添加量はCとの関
連で規制し、さらに冷却速度、過時効処理温度を所定値
で行い、NbC析出を防止することにより、成形性、耐
たて割れ性を向上させ、さらにホーロー性も併せて向上
させたホーロー用鋼板が製造できることを知り、本発明
を完成した。
ここに、本発明の要旨とするところは、重量%で、 C≦0.005%、Si≦0.03%、Mn:0.05
〜0.050p :0.005〜0.025%、S :
o、oo2〜0.022%、Cu:0.025〜0.0
45%、Ti: 0.01〜0.09%、Nb:0.0
10〜0.050  %、sol:Al≦0.090 
 %、N  :0.0030 〜0.050%を含むと
ともに、 CuQQ/ Pm=1.0〜4.0 。
P(ト)/S(1)=0.5〜3.0、そしてNb(ト
)/C(1)≧4.0であり、更に、Tiに対する、N
の含有比率およびNとSとCの総和の含有比率が、 残部Feおよび付随不純物である組成の溶鋼を、C50
,5wt%のCCパウダを用いて連続鋳造し、次いで、
得られた連続鋳造スラブを熱間および冷間圧延し、その
後、再結晶温度以上、900℃以下の保持温度、冷却速
度1〜lOO℃/sec、過時効処理温度450℃以下
もしくは過時効処理なしの条件で連続焼鈍することを特
徴とする、絞り成形性、耐たて割れ性およびホーロー密
着性に優れた1回掛はホーロー用鋼板の製造方法である
(作用) 本発明において、鋼中の各成分を上記の如く限定した理
由について述べる。
fat C50,005wt%: 0%は本発明では基本的に低いほど望ましいが、低すぎ
ると固溶C不足による耐たて割れ性が悪化し、多すぎる
と、時効による成形不良、ホーロ一層ピンホールが生じ
る。したがって、50.005wt%とする。好ましく
はその下限は耐たて割れ性確保のため0.0005%で
ある。
(b)Si ≦0.03wL%: Siは0.03wt%を超えて含有されると、固溶硬化
によって成形性劣化を引き起こすため、その上限を0.
03賀t%とする。
(c)Mn 0.05〜0.30 wt%:Mn成分に
は、熱間圧延時の鋼の赤熱脆化による表面疵発生を防止
する作用があるが、その含有量が低い場合は、FeSに
よる赤熱脆性、出鋼歩留低下となり、赤熱脆性による表
面疵が生じ、一方、0.3(htt%を超えると固溶硬
化により成形性不良および変態点低下によるホーロー歪
となる。ホーロー歪は鋼が低温で変態するとホーロー焼
成中に成品に生じる変形をいう。
(d)P O,005〜0.025 wt%:P成分に
は、ホーロー掛は処理前の酸洗減量値を大きくする作用
があるが、その含有量が0゜005 wL%未満では酸
洗減量が少なすぎてホーロ一層の密着不良を引き起し、
一方、0.025wt%を超えると、酸洗過多となって
1i4板表面に均一な微細凹凸をもった酸洗面が得られ
ないことからやはりホーロ一層の密着不良を招く上、硬
質化による鋼板の成形性不良を生じる恐れがある。
好ましくはPは0.010〜0.020鰭t%である。
(e)S O,002〜0.022 wt%:S成分に
は、綱板酸洗時に於ける均一微細凹凸を有する酸洗表面
を確保する作用があるが、その含有量が少なすぎると結
晶粒内での均一なft!、洗減量が起こらなくなり、他
方、0.022 we%を超えて含有させると、非金属
介在物過多による酸洗時の“フクレ”やプレス成形性不
良を招くようになる。好ましくは、0.008〜0.0
15%である。
(f)Cu O,025〜0.045 wt%:Cu成
分には、綱板酸洗時において、Pとの相互作用によって
微細凹凸を酸洗後の綱板面に生じさせる作用があるが、
その含有量が0.020 @t%未満では酸洗減量が異
常に多(なるとともに結晶粒内での均一な酸洗減量が起
こらなくなり、他方、0.(145wt%を超えて含有
させると酸滅過少となってホーロ一層の密着不良を招く
、好ましくは0.030〜0.040 wt%である。
(g)Ti 0.01〜0.09賀t%:Tiは、−最
には炭化物(Cを固着)、窒化物(Nを固着)、硫化物
(Sを固着)を形成する元素で成形性、ツマトビ性を改
善する0本発明にあっては特に窒化物、硫化物の形成に
よってそれらの特性改善を図る。0.01%未満と少な
すぎると効果がなく 、0.09%を超えて多すぎると
TiCとして過剰量析出してしまい、Cまで固着し、固
溶cHによる耐たて割れ性が悪化する。
上記式は、Tiで固着するN、SとTiO量を定めるも
のである。
Tiが(−)Nより少ないと固溶N過多による成形性不
良およびTiN介在物不足により耐ツマトビ性が悪化し
、固溶Nによる成形性が劣化する。
一方、 トビ性成形性の改善は飽和するものの固溶C不足による
冷延成品の耐たて割れ性が悪化する。
(i)Nb O,010〜0.050 wt%:Nbは
鋼中に固溶すると安定な窒化物、炭化物を形成し、成形
性を改善する。特に本発明の場合、炭化物形成によって
成形性改善を図る。0゜010%未満と少なすぎると効
果がなく 、0.050%を超え多すぎてもその効果は
飽和する。
(j)Nb/C≧4.0二 この比が4.0未満になると、固溶C過多による絞り成
形性が悪化する。
なお、Ti、 Nbともにコストは高い、いずれもCを
不安定なFe、Cとして析出させるよりも安定な炭窒化
物とした方が成形性が良い上にツマトビ性向上効果が顕
著である。
(k)sol、   八Q(酸可溶へQ)   50.
090wt  %;八へは脱酸元素として、鋼中に添加
するが、0゜09w t%超では、脱酸効果が飽和し:
Alzosなどの介在物を生じ、それらが多くなり、表
面成績を劣化させる問題が生じる。
(1)N  O,0030〜0.0140wt%:Nは
鋼中へ不可避的に混入する不純物元素であるが、TiN
またはAQNとして固着するので、それらが原因となっ
て11□吸収量を増すため、耐ソフトと性が向上する。
しかし、0.0030%未満とNが少ないと、効果なく
、多いと効果が飽和しTiの添加量が必要以上に増して
しまう。
(m)Cu/P 1.0〜4.0: rCu■/P(ト)」の値が1.0未満であると酸洗減
量が異常に多くなるとともに結晶粒内での均一な微細凹
凸面を実現する程度の酸洗減量が起こらなくなり、一方
、その値が4.0を超えた場合には酸洗減量が過少とな
っていずれにしてもホーロ一層の密着不良を引き起す。
(n)P/S  O,5〜3.O: [P(ト)/S(ト)」の値が0.5未満であると酸洗
Mffiが少なくて適当な表面状況が得られず、一方、
その値が3.0を超えた場合には酸洗残量が過多になっ
て均一微細凹凸表面を得ることができず、いずれにして
もホーローの密着不良を引き起す。1回折ホーローでは
、ホーロー密着性を良くするため、Niフラッシュ等の
前処理を行うのが94だがそのときのP/sの値がNi
付着性を左右しているものである。
(O>CCパウダ、C3I、5 wt%:連続鋳造に使
用されるCCパウダ中のC含有量は、1.5 wt%以
下、好ま、しくは1 wt%以下、最も好ましくは0.
9 wt%以下とされる。これは、CCパウダ中のC含
有量が1.54%を超えると、パウダ中のCが溶鋼中の
0と反応してCOガスを発生し、その結果、スラブ表面
にブローホール班を発生し、表面の皮剥ぎによる手入れ
が必要となるからであり、また極端なケースでは、ブレ
ークアウトによる溶鋼もれを生じる。
連続鋳造時における引抜き速度は、0.8m/分以上が
好ましい、これは、引抜き速度が0.8m/分未満であ
ると、パウダ中のCと溶鋼との接触時間が長くなり、上
記と同様にブローホールを生じ易(なるからである。
R)IまたはDI+脱ガスにより上記のように成分調整
された溶鋼は、本発明によれば、連続鋳造に付される。
これにより、全長全幅において均一となり、インゴット
のリムコア境界に生じる不均一な密着性、ツマトビ、フ
クレを防止することができる。
次に、連続鋳造したスラブをそのまま直接熱間圧延する
か、または前記スラブを一旦冷却してから更に再加熱し
て熱間圧延し、そして冷間圧延、連続焼鈍および調質圧
延を施すことによってホーロー用鋼板が製造されるので
ある。このときの調質圧延は形状、表面状況に応じて0
〜2.0%とする。
連続鋳造により得られたスラブの熱間圧延は、通常の冷
間圧延母材製造法と同様の方法で行なわれる0巻取り温
度は350〜750℃であることが好ましい、350℃
未満の場合には、平坦度不良となり、750℃を超える
場合にはスケールの剥離が困難となるからである。冷間
圧延については特に限定はなく、例えば冷間圧延率40
%という通常の冷間圧延法を用いてもよい。
(p)連続焼鈍時の保持温度は再結晶温度以上とするが
、十分に再結晶軟化させるために、通常は700℃以上
の温度である。また温度が高い程発生する炉内ヒートバ
ックルを防止し、異常粒の成長を防止するため、900
℃以下の温度とする。
連続焼鈍処理中、均熱後の冷却速度は、Nb+C→Nb
Cの平衡反応(可逆)によるNbC析出を防止すべく、
飽和する温度以下の温度に押えるため、1〜100℃7
secの冷却速度とする。好ましくは5〜70℃八ec
でへる。かくして固溶C量を低下させず、NbC増加を
防止し、耐たて割れ性を確保する。
冷却後の過時効処理は、450℃以下で行う。
これは、Nb+C−NbCとして、析出物になることに
よる固溶Cの減少を防ぎ、耐たて割れ性を確保する。4
50超ではNbCの増加が顕著となる。
なお、過時効処理は、CをNbCとして固着し、再析出
を抑制するため省略することもできる。
次に、本発明の実施例を参照しながら、本発明をさらに
詳細に説明する。
実施例 第1表に示される化学成分組成の鋼A−HをI?H法に
よって成分調整した後、第1表に示す条件の連続鋳造に
より鋼片となし、これに、第1表に示す条件の処理を施
してホーロー用鋼板を製造した。
このようにして得られた各鋼板の機械的性質およびブロ
ーホールによる手入率を調査するとともに、これに次の
条件の″1回掛け法1によるホーロー仕上げを行い、“
ツマトビ”および“フタレ”発生状況、PEI密着性、
およびピンホール発生数を調査した。
ホーロー士上げ条牛 〔前処理条件〕 (1)脱脂 (2)水洗 (3)酸洗 13% H2SO。
(4)水洗 (5) Niフラッシュ 13g/ j!  N15O
a・711!0 70℃(6)水洗 (7)中和 (8)乾燥 〔ホーロー施釉条件〕  ・ (1)フリット組成:チタン乳白フリット111553
B〔商品名(日本フェロ−社)〕 (2)施釉ニスプレー1.671/200cm”乾燥:
室温 焼成=830℃ 以上の如〈実施した調査結果を第2表に併せて示す。
第2表に示される結果から、本発明例では、優れたホー
ロー特性が得られるとともに、スラブのブローホールに
よる手入率およびホーロー成品のピンホールが大幅に減
少していることが明らかである。
耐たて割れ性も、本発明によればその遷移温度がいずれ
も一60℃以下と著しく改善されているのが分かる。
第2表 (田傘:  絞り比2.0でたて割れの発生する温度1
1m:  ICmX’1krn表面のツマトビ発生個数
(発明の効果) 以上詳述したように、本発明によれば、連続鋳造、連続
焼鈍法により、特に−回掛はホーロー用に適する鋼板が
得られ、しかも、極低炭素鋼であるにもかかわらず、絞
り成形性および耐たて割れ性そして密着性に優れた綱板
が得られるのである。
従来は一回掛はホーロー用としてはTi系極低炭素鋼が
用いられなかったこと、そして極低炭素鋼には深絞りに
際してのたて割れ発生が不可避であったことから、本発
明による上述のような作用効果は著しいものである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 重量%で、 C≦0.005%、Si≦0.03%、Mn:0.05
    〜0.30%P:0.005〜0.025%、S:0.
    002〜0.022%、Cu:0.025〜0.045
    %、Ti:0.01〜0.09%、Nb:0.010〜
    0.050%、sol:Al≦0.090%、N:0.
    0030〜0.0140% を含むとともに、 Cu(%)/P(%):1.0〜4.0、 P(%)/S(%):0.5〜3.0、そしてNb(%
    )/C(%)≧4.0であり、 更に、Tiに対する、Nの含有比率およびNとSとCの
    総和の含有比率が、 ▲数式、化学式、表等があります▼ 残部Feおよび付随不純物である組成の溶鋼を、C≦1
    .5wt%のCCパウダを用いて連続鋳造し、次いで、
    得られた連続鋳造スラブを熱間および冷間圧延し、その
    後、再結晶温度以上、900℃以下の保持温度、冷却速
    度1〜100℃/sec、過時効処理温度450℃以下
    もしくは過時効処理なしの条件で連続焼鈍することを特
    徴とする、絞り成形性、耐たて割れ性およびホーロー密
    着性に優れた1回掛けホーロー用綱板の製造方法。
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