JPS6342039B2 - - Google Patents

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JPS6342039B2
JPS6342039B2 JP54048911A JP4891179A JPS6342039B2 JP S6342039 B2 JPS6342039 B2 JP S6342039B2 JP 54048911 A JP54048911 A JP 54048911A JP 4891179 A JP4891179 A JP 4891179A JP S6342039 B2 JPS6342039 B2 JP S6342039B2
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Japan
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vane
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JP54048911A
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JPS54142307A (en
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Gyunnaru Sutenberuku Eriku
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FUARUMETSUTO PEEPAA MASHIINARII Inc
Original Assignee
FUARUMETSUTO PEEPAA MASHIINARII Inc
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Publication date
Application filed by FUARUMETSUTO PEEPAA MASHIINARII Inc filed Critical FUARUMETSUTO PEEPAA MASHIINARII Inc
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Publication of JPS6342039B2 publication Critical patent/JPS6342039B2/ja
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    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21FPAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
    • D21F1/00Wet end of machines for making continuous webs of paper
    • D21F1/02Head boxes of Fourdrinier machines
    • D21F1/024Details of the feed chamber
    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21FPAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
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    • DTEXTILES; PAPER
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    • D21FPAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
    • D21F1/00Wet end of machines for making continuous webs of paper
    • D21F1/02Head boxes of Fourdrinier machines
    • D21F1/026Details of the turbulence section
    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21FPAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
    • D21F1/00Wet end of machines for making continuous webs of paper
    • D21F1/02Head boxes of Fourdrinier machines
    • D21F1/028Details of the nozzle section
    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21FPAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
    • D21F9/00Complete machines for making continuous webs of paper
    • D21F9/003Complete machines for making continuous webs of paper of the twin-wire type
    • D21F9/006Complete machines for making continuous webs of paper of the twin-wire type paper or board consisting of two or more layers

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  • Paper (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、製紙用紙料の多層噴流を形成するた
めの方法および装置に関する。周知のように上記
方法は、紙料の第1層を形成することと、上記第
1層に対して重ね合わせた関係であるがこれから
間隔を隔てられた少なくとも1つの追加の紙料層
を形成することと、上記の重ね合わせた紙料層を
少なくとも1つのスライス開口を通して、かつ製
紙機械の成形用区域への流れのほぼ共通の方向
で、ほぼ等速度で連続的に吐出することを包含す
る。
英国特許第1069957号を通じて、一種の円筒機
械上での繊維材料の2層ウエブの製造において、
水をウエブから、また各ウエブ毎の多孔支持面を
通して絞り出すために、高温圧縮空気または蒸気
を、形成したばかりの濡れた2つのウエブ間に導
入するのがよいということが知られている。
本発明の目的は、これとは全く異なり、すなわ
ち本発明の目的は、原理的には隣接した層の間で
のみ混ざり合う明瞭な層を持つ多層ウエブを製造
できるようにするため、紙料の噴流を、吐出後、
水切りが始められる成形面に向かつて少なくとも
或る距離の間、互いから分離されたままにするこ
とである。
本発明によれば、少なくとも2つの紙料層をヘ
ツドボツクスのスライスから製紙機械の成形ゾー
ンに向かつて放出し、前記2つの紙料層を第1に
互いから間隔を隔てられたヘツドボツクスを通し
て流し、次に互いから間隔を隔てたままスライス
からほぼ等速度で放出し、その後、前記2つの紙
料層が紙料吐出スロツトを介してスライスから放
出された後前記2つの紙料層が前記成形ゾーンに
到達する前に、前記2つの紙料層を互いに直接接
触させて互いに重合わせ、スライス開口部から成
形ゾーンまでの距離の少なくとも一部を通してス
ライス開口部から延びる気体くさびをスライス開
口部のところに維持し、前記2つの紙料層が前記
一部を通して移動する間隣接した紙料層を間隔が
隔てられたままにし、2つの隣接した紙料層は、
くさびの下流でその間に形成された境界領域にく
さびから気体媒体を同伴し、そのため気体くさび
に負圧を発生し、この負圧は気体媒体くさびに供
給することによつて、多くとも周囲圧力以下まで
上昇されている、ことからなる製紙用紙料の多層
噴流を形成する方法が提供される。
本発明は、吐出した繊維層間の混合が、水切り
を開始する前にこれらの層が互いに接触した時
間、及び層の会合面にある乱れの程度に依存する
ということに気付いたことに基づいている。本発
明によつて、繊維層は成形面に向かう方向で簡単
に物理的に分離されたままに保持され、そのた
め、混合時間が適合可能に短縮される。更に、前
記会合面における乱れの程度を弱めることがで
き、そのために、前記混合時間中の混合効果を減
らす。
本発明の更なる特徴によれば、少なくとも2つ
の製紙用紙料の層を成形面まで放出するためのス
ライスと、前記スライスを断面がほぼ矩形で幅が
ほぼ一定で高さが紙料の流れ方向で徐々に減少す
る重なり合つた2つの紙料供給導管に分割するた
めに前記スライスの内面に設けられたスライス幅
の少なくともスライス開口まで延びる少なくとも
1つの分離ベーンと、前記少なくとも1つの分離
ベーンの下流端部に気体くさびを維持するために
設けられている手段とを持つ多層ヘツドボツクス
からなる、製紙用紙料の多層噴流を形成し、且つ
前記噴流を製紙機械の成形面に吐出するための装
置が提供される。
気体媒体の圧力を多くとも周囲大気よりも僅か
に低く維持するために気体媒体を気体くさびに供
給するための手段を設けてもよい。
本発明を、添付図面を参照して以下に例として
説明する。
第1図に示すヘツドボツクスは、参照番号1で
全体が示された底部分と、参照番号2で全体が示
された上方部分とよりなる。勿論このヘツドボツ
クスは、例えば底部分1が上方部分2の上方に位
置するように、別の姿勢にしてもよい。上方部分
及び底部分は、参照番号3で示すように、互いに
密封的に接合されており、それらの間に、上方リ
ツプ5及び底リツプ6を有するスライス室4を形
成する。ヘツドボツクスは、ヘツドボツクスを通
つて分離して流れる3つの紙料をスライス室4か
ら吐出することによつて、3層紙料を形成するよ
うに設計されている。各紙料は、パイプPを通つ
て、混合室nに入る。また、この紙料は点線7
(中央の室についてのみ示す)で示すように、側
方パイプを通して混合室に入れてもよい。中間壁
8によつて分離された混合室Mは紙料を機械の方
向を横切つて均一に分配するため、機械の一方の
側から他方の側まで機械の方向を横切つて延び
る。側方に入口を備えた実施例では、混合室Mの
断面積は、機械の一方の側部にある入口端から機
械の他方の側部にある出口端まで連続的に減少
し、紙料の流れの一部分を、出口端を通して再循
環することができる。
紙料は混合室Mから管群(図示せず)で構成さ
れた紙料流整列装置9を通つて流れる。これらの
管群は上流端が上流管板11における孔10に連
結されかつ下流端が下流管板13における孔12
に連結されている。第1図でわかるように、孔1
2は、孔10より大きいのがよい。上記管群は、
紙料中で向流が少なくともほぼ除去されるよう
に、形成されている。
紙料流整列装置9を通つて流れた後に、紙料
は、スライス室4を通つて流れ、スライス室4の
上方リツプ5と底リツプ6の間で分離ベーン14
によつてスライス室からほぼ等速度で吐出される
べき3つの流れに分離される。第1図に示すよう
に、ベーン14の上流端15は、下流管板13に
固定された適合するように形成された辺部材17
によつて形成された溝16にヒンジ留めされてい
る。
第1図は、また、参照番号18で全体が示された
スライス開口設定用の動力作動式リンク装置を示
す。このリンク装置は、参照番号19で示すよう
に、ヘツドボツクスの底部分1に取付けられ、参
照番号20で示すようにヘツドボツクスの上方部分
2に取付けられている。機械の横方向でスライス
開口の形状を微調整するため、上方リツプ5は、
全体を参照番号21で示す動力作動式リンク装置に
取付けられており、このリンク装置は参照番号22
で示すように、ヘツドボツクスの上方部分2に取
付けられている。これらの設定装置は、本発明の
部分を構成していないから、詳細には説明しな
い。
最後に、第1図に示すヘツドボツクスは、その
構造を補強するために配置された前方傾斜壁2
2′を備え、かつ第1図においては、また、ブレ
ストロール23、成形用ロール24、内方ワイ
ヤ、外方ワイヤ及び成形用表面Fが示されてい
る。
第1図に示すヘツドボツクスは、本発明の特徴
を得るのに使用することのできる設計の違う多く
のヘツドボツクスの一例に過ぎないことを注意す
べきである。したがつて、図面には本発明を説明
するために必要な部分のみが示され、その部分は
判り易くするために拡大スケールで示されてい
る。
第2図は、上方リツプ5および底リツプ6を備
えたヘツドボツクスのスライス吐出開口の部分を
第1図に示す断面に対応する断面で示す。紙料の
3つの流れ(矢印A,B及びC)は、リツプ間に
配置された分離ベーンによつて、スライスを通し
て分離される。吐出された紙料の層25,26及
び27は、ベーン14を離れた後水切りが始めら
れる1つの成形面(図示せず)に向かう方向の、
或る場合には少くともこの成形面まで延びたくさ
び28によつて分割されたままにされる。このく
さびがあるために、多層の繊維ウエブを明確な層
に成形させる。
このくさびは、気体で形成され、特に空気で形
成される。そのため、紙料の噴流を各場合に対し
て、例えば所定の噴流速度および噴流厚さの各々
に対して、簡単に自動設定することができる。こ
の方法は、気体として紙料噴流に対して側方から
入る周囲大気からの空気を利用することによつ
て、さらに簡単にすることができる。
吐出された紙料の噴流を分離する手段として気
体を用いることによつて、噴流が吐出されてから
再び出会うまでの適当な距離を、気体の負圧を調
整することによつて簡単に制御することができ
る。
気体は、くさびの先端において、くさびの外に
移送され、2つの紙料噴噴流間の境界層に小さな
泡の形態で定着する。くさびを形成し、維持する
ための気体の供給は、多数の方法で行なうことが
できる。空気またはその他の気体を、分離ベーン
の下流端において供給してもよい。この場合、周
囲大気からの空気は、くさびにおけるわずかな負
圧のために、側方から引込まれる。くさびの長さ
の調整のための制御された吐出は、上流または下
流の供給とともに行なうことができる。気体供給
の種々の形式は、以下にさらに説明する。
第2図に示すように、これには分離ベーン14
の間には収斂角度αがあり、分離ベーン14と隣
接スライスリツプ5および6との間には夫々対応
した収斂角度がある。この収斂角度は、できるだ
け小さくすべきであり、約3〜6゜が適当である。
くさびの長さは、計算できる。例えば、紙料噴
流速度が700mm/min、ベーンの厚さが10mm、紙
料噴流の厚さが5mmで、両側から空気が入る場
合、空気くさびの概算長さは、約200mmであり、
くさびの空気圧は、周囲空気の圧力より約170Pa
低い。これらの値は、実測値とよく一致してい
る。くさびの境界面は、パラボラ形状を有し、こ
れは、計算によつてつくることができ、このパラ
ボラ形状は第2図に誇張して示されている。
紙料層に同伴するくさびをつくる別の手段は、
二つの中間壁の間でヘツドボツクスに流れ入むこ
とができる泡状の紙料から成る。これら二つの中
間壁は、この泡状の紙料の流れをその外側を流れ
る紙料から分離する。すなわちヘツドボツクスは
例えば第1図に示すヘツドボツクスのような三層
ヘツドボツクスとして構成されている。この場
合、スライス室内の分離ベーンは、少なくとも紙
料吐出出口にあり、好ましくは、泡の減速および
圧力回復ができるように、テーパがつけられる。
泡状の紙料は、紙料吐出出口から吐出されて気体
くさびによる3層の最初の分離の後、無泡紙料の
吐出層が混合しないようにする。
以下の説明では、気体くさび、好ましくは空気
くさびが生じたことが仮定されている。
第3図に示す実施例では、2つの原料がヘツド
ボツクススライスを通つて流れ、1つの分離ベー
ン14によつて分離される。吐出された紙料層2
9および30は、くさび31によつて分離が保た
れる。第3図に示すように、ベーン14は、噴流
29および30を制御するため、好ましくはスラ
イスリツプ5および6の端面を越えたところで終
わつている。スライス側部(図示してない)は、
好ましくは、スライスリツプの端面とベーンの端
面との間の区域で終わる。
第4図は、紙料層、例えば第3図の紙料層29
および30を分離したままにする別の実施例を示
す。薄いシート32、例えば厚さ1mmのポリカー
ボネートのシートが、ベーン14の下流縁33に
取付けられ、くさび31中の中央に延びている。
空気は、シートの両側で小さい泡の境界層34を
形成する。撹乱抑制体であり長さ全体にわたつて
自己調整可能に可撓性であるシートは、紙料層と
空気くさびとの積極的分離を行ない、空気が充満
した境界層は、摩擦を最小にする。
以上の説明および図面に示す実施例では、分離
ベーンは、真直につくられる。しかしながら、ベ
ーンは、その下流端部分で湾曲させてもよい。ベ
ーンは第1ないし4図に示す均一厚さの真直な分
離ベーンから区別されるように、第5a図に示す
ように、厚く及びかくして長い空気くさび38を
縁片36の下流につくるために下流縁に縁片36
が例えばねじ37によつて取付けられている狭幅
の仕切部材35からなつてもよい。分離ベーンの
厚さは、第5a図において、符号tによつて示さ
れ、縁片の対応する寸法すなわち距離は、符号b
によつて示されている。第5a図に示すように、
寸法bは厚さtより大きい。この実施例は、スラ
イスにおける紙料流れの速度が低いため、分離ベ
ーンの真直性に対する要求が少ないという利点が
ある。しかも、均一厚さの真直な分離ベーンをつ
くるよりも真直な縁片をつくる方がより容易であ
る。さらに、縁片によつて各噴流が狭められるた
め気体くさびが厚くなり、従つて長くなる利点が
得られる。また第5a図は、スライスの紙料吐出
口を通つて吐出された紙料の噴流の方向を制御す
るのにスライスリツプ5および6が分離ベーン3
5,36の下流端を越えていかに延びることがで
きるかの例を与え、スライス側部の端部(鎖線3
9で示す)が、噴流が一杯に狭められる前に終わ
つていることを示している。鎖線40は、縁片3
6の内面とほぼ一致するスライス側部の上流側の
終端部を示す。これとスライスリツプ5および6
の端面との間の距離はLで示され、縁片36の上
面または底面と、頂リツプ5または底リツプ6の
内面との間の距離はWで示されている。ジエツト
を良好に制御するため、L/W≧1にすべきであ
る。
第5b図では、参照番号36′で示された縁片が
例えば、くさび形の拡大部で示すように下流端へ
向かつて連続的に拡大している別の実施例が示さ
れている。さらに第5c図には、3つの噴流スラ
イス室を例示する別の実施例が示されている。分
離ベーン41ばかりでなく底リツプ6の端には突
出部36が形成され、これは縁36まで上方
にとがつている。
分離ベーン又は各分離ベーンの下流端の厚さを
このように効果的に増大させることは、本明細書
中で説明した分離ベーン構造のいずれにも適用す
ることができる。
第1ないし3および5図に示す実施例では、ベ
ーンの下流縁及び縁片の下流縁はそれぞれ、長い
気体くさびをつくるように比較的に大きい厚さを
もつべきであり、少なくとも約6mmないし8mmの
厚さが適当である。第1図による実施例では、12
mmの均一厚さのステンレススチールシートが、優
秀な結果をもたらすが、ステンレススチールを、
例えばプラスチツクまたはガラスにかえることも
でき、このようなベーンは、下流縁における均一
厚さのためのきびしい要求を満足させるように製
造され、またウエブを好ましく成形するのに有害
である表面のでこぼこがなく、機械の横方向にお
けるウエブの形を均一にするのに有害なゆがみま
たは同様の曲がりがなく、製造される。
多層繊維ウエブを成形するための最適条件を得
るためには、分離された紙料の吐出速度は、少な
くともほぼ等しくすべきである。しかも、スライ
スリツプが終わり、かつ紙料吐出スロツトが配置
された場所で、紙料の圧力は、大気圧に等しい。
また、第5a,5bまたは5c図に示すように端
片を用いることによつて、厚くかつ安定した空気
くさびを得ることができるのでくさびがヘツドボ
ツクスの片側または両側で大気へ開口している場
合、くさびにおける圧力が大気圧に非常に近くな
る。この極端であるが全く実際的な場合におい
て、ヘツドボツクスから出る2つ、3つまたはそ
れ以上の紙料の噴流は、噴流間の包囲された空気
くさびにおける圧力の作用によつて、実際に互に
依存していないが、ほぼ同じ速度で同じヘツドボ
ツクスから出る紙料の独立噴流として構成されて
もよい。第2図、第3図、第4図、第5a図、及
び第5b図に示すように、リツプ5,6は、等し
い距離に延びているが、紙料の流れ方向を制御す
るため、スライスの頂リツプ5は、第5c図に示
すように、底リツプ6より長くてもよく、またそ
の逆も同様である。3つの分離した紙料流れのた
めの第2図による実施例では、ベーン14を、ス
ライス出口で終わるように図示したが分離ベーン
は、異なる作業条件に適合させることができ、出
口の下流または上流で終わるようにつくることが
できる。例えば、ただ1つの分離ベーン14をも
つ第3図によるスライスについて、この分離ベー
ンはまた共通の紙料噴流の方向を制御するため、
またくさびを成形面に近付けるため特定の作業条
件のもとで、成形面に向かつて、選定された距離
だけスライスから突出させることができる。
第6a図は、分離ベーン14および隣接するス
ライス側壁39の下流隅部分の実施例を第3図の
―に沿う部分断面で示す。図示のように、ベ
ーン14は、側方へ突出した肩45を有し、これ
は、ベーンの側方、すなわち、ベーンとスライス
壁39との間の隙間46内を流れる紙料が、矢印
Dで示すように側方へ飛び出し、したがつて、ベ
ーンの後方にくさびを形成するための空気の取り
入れ(矢印E)を阻げない。反対側の外方隅部分
も同じ形をもつているのがよい。この実施例の代
りに、また図示した肩またはその他の突起を持た
ない分離ベーンでも、壁39と向き合つて配置か
れたスライス端壁は、ベーン14を越えて延びて
シール端を形成することができ、そのために、く
さびへの空気は、矢印Eで示すように片側からの
み入る。第5図に示す実施例では、突起は、側方
へ突出する縁片36,36′の一部であるのがよ
い。
第6b図は、分離ベーン14の下端隅部分の別
の実施例を示す。点線47は、傾斜突起の端面に
あるV形溝の底を示す。別の代替例は、仕切部材
と側壁との間の可撓シールであり、この可撓シー
ルは、分離ベーンの厚さに相当する寸法を分離ベ
ーンの厚さの方向で有する。
分離ベーン14は、第2ないし5図において、
真直端面をものが示されているが、第7a図は、
下流端面が真直な溝48をもつように4角形にカ
ツトされた別のベーンの端を示す。2つの幅の狭
いストリツプ形状のシートをベーンの下流端で連
結することによつて溝48に似た溝を形成しても
よい。図示しないが別の実施例として、2つの縁
を、溝48の自由縁部分に固定することができ、
これらの縁は、それらの間に開放したスロツトを
残すように互いに向かつて延び、または、自由縁
部分をかかる縁で形成することもできる。空気ま
たはその他の気体を、溝へ、その一側から横方向
に供給することができる。また、空気またはその
他の気体を供給するためのパイプを溝に配置する
こともでき、このパイプは、その長さ全体にわた
つて、またはその中央部分に沿つて孔が設けられ
ているのがよい。第7b図は、丸い溝49をもつ
別の実施例を示し、第7c図は、孔50がベーン
の4角にカツトされた端面にて列をなして配置さ
れた実施例を示し、これらの孔はダクト31に図
示のように連結されている。その代りに孔を1列
だけ設けてもよい。第7c図による分離ベーン
は、図示のように、互いに結合された2つのシー
ト52および53によつてつくつてもよい。くさ
びを形成するための空気は、両側または一側のみ
から自己吸入によつて、側方において引かれる。
空気またはその他の気体は、制御された態様(強
制くさびにおける真空を減小し、そのため成形用
表面に向かう方向におけるくさびの長さを増加さ
せるため、空気またはその他の気体を制御された
方法(強制供給)で供給することもできる。第7
c図に示す実施例では、気体圧力がダクト51の
全体に沿つてほぼ等しく、かつ気体が均一に孔5
0から出るということが重要である。第7a図に
よる実施例では、自己吸入によつて供給された空
気は、所望長さのくさびを得るには充分でないで
あろうし、強制吐出が必要であるかも知れず、こ
れは特殊な空気供給装置の配置を包含する。溝ま
たはダクトをもつ実施例は、くさびの断面積がみ
ぞの大きさによつて拡大されるから、大量の空気
を自己吸引で引込むための条件を提供し、そのた
め強制吐出しなくてもより多くの空気引込むこと
ができ、第2ないし5図による実施例におけるよ
りも実質的に長いくさびを得ることができる。
第7d図は、分離ベーンの別の実施例を示す。
この実施例では、凹所55に配置された供給用気
体のためのパイプ54があり、この凹所55はベ
ーンの四角にカツトされた端面に形成され、任意
の適当な多孔材料でできたこのパイプを通して、
所望長さのくさびを形成するための気体泡が多孔
材料の小さな孔を通つて適当に制御されて出るこ
とができる。第7e図は、第7d図による実施例
の代替例を示し、この実施例では、多孔材料のス
トリツプ56は、分離ベーンの四角にカツトされ
た端面にある凹所を覆い、凹所とともにダクト5
7を形成している。第7d図および第7e図に示
した実施例では、第7c図による実施例のよう
に、パイプ54またはダクト57の全長に沿つて
ほぼ等しい内圧が維持されることが重要である。
第7a図乃至第7e図の分離ベーンは、第5a
図、第5b図、及び第5c図に関して前述した効
果をつくり出すために、代替例として下流端に向
かつて厚くすることができる。
分離ベーン14は、剛性のまたはいくらか可撓
性の壁をつくる材料からつくることができる。回
動自在に取付けられた剛性ベーンについて、ベー
ンと、ヘツドボツクスの2つり隣接側壁39(第
6図にはその1方が示されている)の各々との間
に小さい隙間46(第6図)をともなつてスライ
スにベーンを取付けることが適当であり、その結
果、壁は、紙料流れについて同じ吐出速度を得る
ため、分離ベーンが調整のためその支点を中心と
して回動するときに損傷しない。例えば、プラス
チツク、補強ゴムなどからつくられた一層可撓性
のある分離ベーンでは、回動取付は、必要でな
い。
また、1つまたは複数の分離ベーンをヘツドボ
ツクスにしつかりと連結してもよい。剛性で、で
きれば調整自在に取付けられた分離ベーンに関し
ては、紙料流れを分離するための各紙料吐出口
は、原理としては、頂リツプおよびまたは底リツ
プおよびまたは分離ベーンの位置をヘツドボツク
スの外部に置かれた公知の簡単な手動制御装置で
制御することによつて、別々に制御することがで
き、この制御装置は、異なる層におけるシートの
性質を調整するために異なる層にて僅かに異なる
速度で作動することができる。原理として、各層
は、それ自身のヘツドボツクス内に包囲されてい
ると考えることができる。しかしながら、弁、ポ
ンプ、速度などにで各層における流量を制御する
ことによつて、異なる層における流量をすべての
構成内で変えることができる。
第1図には、分離ベーン14の上流端15の取
付の一実施例が示されている。第8図には、上流
端における別の取付が示され、また特別に設計さ
れた分離ベーンが示されている。この分離ベーン
はその上流端で同じまたは他の材料でできたバー
62に取付けられ、このバーは第1図におけるよ
うに下流管板13に固定された例えば要素64の
溝63内で回動自在に動くことができ、この溝
は、分離ベーンに向かう方向でテーパしており、
真直な溝65に続き、この真直な溝のところで分
離ベーンの端部分が僅かに動くことができる。こ
こに示した分離ベーン部材は例えばゴムのような
可撓性部材からなり、横方向に平行して配置され
たワイヤ66がその中に取り囲まれている。この
ようにして、分離ベーンが、スライスにおいて長
さに対して横方向に、すなわち機械の横方向で可
撓性を備えてつくられるが、ベーンがぱたぱたす
るのを避けるため機械の方向において或る程度の
剛性を備えている、ワイヤの代りに、他の材料例
えば薄い金属板を取り囲んでもよい。
第9図は、分離ベーンのその上流端における別
の取付けおよび特別に設計されたベーンを示す。
この図において参照番号67で示された分離ベーン
はその上流端で、例えばねじでバー68に取付け
られており、このバー68は、下流管板13に形
成された溝内で回動自在に動くことができ、この
溝は例えば図面に示したように、この管板に取付
けられた縁70に形成された溝69である。多数
のほぼ平行なチヤンネルは、分離ベーン67内で
その上流端から下流端まで機械の方向に延びてい
る。これらのチヤンネルは、バー68内に形成さ
れた少なくとも1つのチヤンネル71と連通し、
このチヤンネルはさらに下流管板13を貫通して
紙料流れ整列装置9における管郡の間の空間まで
延びているチヤンネル72に連通している。好ま
しくは、分離ベーン67における各チヤンネルに
対応して1つのチヤンネル71および1つのテヤ
ンネル72がある。この空間は、適当な弁を介し
て、ヘツドボツクス外側の空気源(またはその他
の気体の源)と連通し、弁は、上記空間における
空気圧をひいては空気くさびにおける圧力を制御
するために適当に構成することができる。上記配
置によつて、機械の方向を横切る均一空気分布が
得られ、しかも、非常に幅の広い機械において
も、所望長さの空気くさびを得るのに充分な空気
量を得ることが保証される。特に、このような機
械において、大気に対し遮へいするために、スラ
イス側壁を1つまたは複数の分離ベーンの下流端
を越えて延ばすのが適当であり、その結果、側方
から空気くさびへ空気が全然供給されないか、ま
たは非常に少ししか供給されないため、機械の全
幅に沿つて均一長さの空気くさびを得ることがで
きる。しかも、チヤンネルの圧力を均一化するた
め分離ベーンのチヤンネル間の壁に横孔を設けて
もよい。シール、例えばプラスチツクブツシユ
を、チヤンネル72の下流端とチヤンネル71の
上流端との間に設けてもよい。
上記のように機械の方向にチヤンネルを備えた
分離ベーンは、例えば2つの薄いプレートを互い
に結合することによつて、つくることができこの
プレートは例えば薄い鋼板(図示してない)で覆
つたガラス繊維補強プラスチツクのものであり、
互いに対面する両側の上記鋼板は、上流端から下
流端へ延びる並行縁を備えている。例えば、のり
付けで互いに結合すると、上記縁は、それらの間
にチヤンネルを形成する。
空気くさびを形成し、かつそれを維持するため
に、第9図に示すように空気を分離ベーンを通し
て、分離ベーンの下流端まで積極的に供給送する
場合、ウエブに組込むべき微塵化した固体または
液体粒子のためのキヤリヤとして空気を利用する
こともできる。粒子は、粘土、滑石、二酸化チタ
ンといつた化学的に不活性な添加物および同様の
充填物または湿つた補強剤などの化学的に活性の
添加物であるのがよい。
勿論本発明は、上記実施例を参照して例として
説明され、特許請求の範囲内において設計に関す
る種々の変更が可能である。要するに、上述の実
施例は、以下の基本的特徴を有する。
少なくとも1つの剛性または可撓性の分離ベー
ンが、多数重なつたヘツドボツクスのスライス室
に取付けられている。分離ベーンは、ほぼスライ
ス室の紙料吐出口のところに配置された下流端を
有する。少なくとも分離ベーンの下流端は比較的
に厚い。空気くさびは、開始時に分離ベーンの下
流端に最初形成されるが噴流がくさびから空気を
同伴するため、くさびがつぶれないように空気な
どの気体媒体を、くさびに供給しなければならな
い。かくして噴流は気体くさびによつて分離が保
たれ、くさびにおける負圧によつて、噴流ははつ
きりした多層噴流をつくるような制御された方法
(同じ負圧は、同じ時間の間、両ジエツトに作用
する)で一緒にされ、そのため層は受け入れがた
い程度まで、まぜ合わされない。
本発明の可能ないずれの分離ベーンも、流れ方
向に対して横方向でよりも流れ方向で更に剛性に
することができる。更に、分離ベーンはヘツドボ
ツクスにしつかりと取付けることができるが、調
整可能に取付ける場合には分離ベーンの位置を調
整し、及びかくして紙料流れを調整するため制御
装置を更に備えるのがよい。
成形面の形体は、第1および9図に関連しての
み説明され且つ図示されている。勿論、本発明に
よる方法および装置は、他の形式の成形面、及び
ウエブ成形用機械例えばフオードリニヤワイヤ部
をもつ機械にも適用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、ヘツドボツクスのスライス室に配置
された2つの分離ベーンをもつ本発明の1つの実
施例と、スライス室のための調整および設定装置
を示す、ヘツドボツクスの一部断面側面図であ
り、第2図は、スライス室の下流部分のみを拡大
して示す本発明の実施例の概略断面図であり、第
3図は、本発明の別の実施例による第2図のもの
に相当する部分の断面図であり、第4図は、本発
明のさらに別の実施例による第2図のものに相当
する部分の断面図であり、第5a図、第5b図お
よび第5c図は、本発明の別の実施例による第2
図のものに相当する部分断面図であり、第6a図
および第6b図は、分離ベーンの下流端の2つの
実施例の第3図の―線に沿つた断面に対応す
る部分断面図であり、第7a図、第7b図、第7
c図、第7d図、及び第7e図は、分離ベーンの
下流端の別の設計の、第2図の部分に相当する部
分の断面図であり、第8図は、上流端における分
離ベーンの取付構造および特殊設計の分離ベーン
の実施例で、第1図の部分に相当する部分の断面
図であり、第9図は、上流端における分離ベーン
の取付構造の別の実施例と別の設計の分離ベーン
で、第1図の点線円の区域の拡大図である。 1,2……ヘツドボツクス、4……スライス
室、14……分離ベーン、29,30……吐出紙
料層(噴流)、31……くさび。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 少なくとも2つの紙料層をヘツドボツクスの
    スライスから製紙機械の成形ゾーンに向かつて放
    出し、前記2つの紙料層を、第1に互いから間隔
    を隔てて、ヘツドボツクスを通して流し、次に互
    いから間隔を隔てたままスライスからほぼ等速度
    で放出し、その後、前記2つの紙料層が紙料吐出
    スロツトを介してスライスから放出された後前記
    2つの紙料層が前記成形ゾーンに到達する前に、
    前記2つの紙料層を互いに直接接触させて互いに
    重合わせ、スライス開口部から成形ゾーンまでの
    距離の少なくとも一部を通してスライス開口部か
    ら延びる気体くさびをスライス開口部のところに
    維持し、前記2つの紙料層が前記一部を通して移
    動する間隣接した紙料層を間隔が隔てられたまま
    にし、2つの隣接した紙料層は、くさびの下流で
    その間に形成された境界領域にくさびから気体媒
    体を同伴し、そのため気体くさびに負圧を発生
    し、この負圧は気体媒体をくさびに供給すること
    によつて、多くとも周囲圧力以下まで上昇されて
    いる、ことからなる製紙用紙料の多層噴流を形成
    する方法。 2 気体くさびの1つの横方向端部で周囲空気を
    負圧によつて吸い込むことができるように、気体
    くさびの少なくとも1つの横方向端部と周囲空気
    との間に流体連通をつくることを更に有すること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の方
    法。 3 気体くさびの基部に隣接し且つ機械横断方向
    に横に延びた場所で気体媒体を強制供給すること
    によつて気体媒体の少なくとも1部を供給するこ
    とを更に有することを特徴とする特許請求の範囲
    第1項又は第2項に記載の方法。 4 噴流の2つの隣接した紙料層を、移動中、分
    離したままにするため、スライス幅のシート部材
    を、気体くさびの基部から気体くさびを通つて成
    形ゾーンまでの距離の付加的な部分延びるように
    位置決めすることを更に有することを特徴とする
    特許請求の範囲第1項乃至第3項のうちのいずれ
    か1項に記載の方法。 5 噴流の別々の紙料層が、ほぼ等しいけれども
    僅かに異なつた速度で放出されることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項乃至第4項のうちのいず
    れか1項に記載の方法。 6 噴流の別々の紙料層が、夫々の紙料流れ毎に
    別々に調整される別々の紙料吐出スロツトを通し
    て放出されることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項乃至第4項のうちのいずれか1項に記載の方
    法。 7 噴流の別々の紙料層の速度を、ほぼ等しいけ
    れども僅かに異なつた速度にするために、紙料吐
    出スロツトが調整されることを特徴とする特許請
    求の範囲第6項に記載の方法。 8 少なくとも2つの製紙用紙料の層を成形面ま
    で放出するためのスライスと、前記スライスを断
    面がほぼ矩形で幅がほぼ一定で高さが紙料の流れ
    方向で徐々に減少する重なり合つた2つの紙料供
    給導管に分割するために前記スライスの内面に設
    けられたスライス幅の少なくともスライス開口ま
    で延びる少なくとも1つの分離ベーンと、前記少
    なくとも1つの分離ベーンの下流端部に気体くさ
    びを維持するために設けられている手段とを持つ
    多層ヘツドボツクスからなる、製紙用紙料の多層
    噴流を形成し、且つ前記噴流を製紙機械の成形面
    に吐出するための装置。 9 気体媒体をくさびに供給するための手段が設
    けられていることを特徴とする特許請求の範囲第
    8項に記載の装置。 10 前記供給手段が、気体くさびの少なくとも
    1つの横方向端部と周囲大気との間に流体連通を
    つくるための手段を有し、そのため周囲大気が前
    記負圧によつて前記端部のところでくさび内に吸
    い込まれることを特徴とする特許請求の範囲第9
    項に記載の装置。 11 くさびを維持するための手段が、分離ベー
    ンの四角にカツトされた下流端面からなることを
    特徴とする特許請求の範囲第9項または第10項
    に記載の装置。 12 分離ベーンの端面に長手方向溝が設けられ
    ていることを特徴とする特許請求の範囲第8項、
    第9項または第10項のうちのいずれか1項に記
    載の装置。 13 前記供給手段が、分離ベーンの上流端から
    下流端まで分離ベーン内を機械方向に延びるチヤ
    ンネルからなり、前記チヤンネルは上流端で気体
    源と連通していることを特徴とする特許請求の範
    囲第11項に記載の装置。 14 前記分離ベーンが、各々平行な辺縁部を持
    つている一対の板からなり、これらの辺縁部は、
    前記板の上流端から下流端まで前記板の間を延
    び、前記板は、辺縁部間にチヤンネルが形成され
    るように互いに連結されていることを特徴とする
    特許請求の範囲第13項に記載の装置。 15 前記供給手段が、分離ベーン内に分離ベー
    ンに横方向に延びる気体を通す壁部を持つダクト
    を構成する手段と、気体媒体をダクトに供給する
    ための手段とを有することを特徴とする特許請求
    の範囲第9項に記載の装置。 16 分離ベーンがその下流縁部で厚さが増大し
    ていることを特徴とする特許請求の範囲第8項乃
    至第11項のうちのいずれか1項に記載の装置。 17 可撓性で乱流減衰性の、分離ベーンと比較
    して薄いスライス幅のたなびきシートは、その上
    流縁が分離ベーンの下流縁に固定され、前記たな
    びきシートはスライス開口から形成面までの距離
    のすくなくとも一部を通して延びていることを特
    徴とする特許請求の範囲第8項乃至第11項のう
    ちのいずれか1項に記載の装置。 18 分離ベーンの上流端を固定するための取り
    付け部材が設けられ、分離ベーンの下流端は支持
    されていないことを特徴とする特許請求の範囲第
    8項乃至第17項のうちのいずれか1項に記載の
    装置。 19 前記取り付け部材が、スライスを通つて流
    れる紙料層の間の可能な圧力差に応じてスライス
    室内の分離ベーンの位置を自動調整することので
    きる形式のものであることを特徴とする特許請求
    の範囲第18項に記載の装置。 20 前記分離ベーンが、流れ方向に対して横方
    向よりも流れ方向で更に剛性であることを特徴と
    する特許請求の範囲第8項乃至第19項のうちの
    いずれか1項に記載の装置。 21 分離ベーンが、剛性であり且つヘツドボツ
    クスに剛性に取付けられていることを特徴とする
    特許請求の範囲第8項乃至第18項のうちのいず
    れか1項に記載の装置。 22 分離ベーンが、剛性であり且つヘツドボツ
    クスに調整自在に取付けられており、前記スライ
    ス内の紙料流れを制御するために分離ベーンの位
    置を調整して紙料吐出スロツトを別々に調整する
    ための手段が設けられていることを特徴とする特
    許請求の範囲第8項乃至第18項のうちのいずれ
    か1項に記載の装置。 23 前記制御手段がヘツドボツクスの内部に設
    けられていることを特徴とする特許請求の範囲第
    22項に記載の装置。
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