JPS6341837Y2 - - Google Patents

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JPS6341837Y2
JPS6341837Y2 JP10251880U JP10251880U JPS6341837Y2 JP S6341837 Y2 JPS6341837 Y2 JP S6341837Y2 JP 10251880 U JP10251880 U JP 10251880U JP 10251880 U JP10251880 U JP 10251880U JP S6341837 Y2 JPS6341837 Y2 JP S6341837Y2
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circuit
output
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transistor
bias
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JP10251880U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、高圧発生回路に係り、特にその出力
の安定化を計ることを目的とするものである。
まず、この考案が対象とする高圧発生回路の典
型的な従来例につき、第1図の要部回路図を参照
しつつ説明するに、t1はベースバイアス抵抗R
1,R2及びエミツタ抵抗R3によつて動作点を
設定され、基本的にエミツタ接地接続で動作する
発振トランジスタにして、昇圧トランスTの帰還
巻線Lfの出力を結合コンデンサC2及び制限抵
抗R4を介して、そのベースに受け、上記昇圧ト
ランスTの入力巻線LiとコンデンサC1と相俟つ
て高Qの同調回路を形成するコレクタ負荷に発振
出力を供給する。
上記昇圧トランスTの出力巻線Loからは、高
圧出力が取り出され、必要に応じ高圧整流ダイオ
ード(図示せず)による高圧整流出力として、空
気清浄器等の高圧電極に供給される。
このような従来例では、発振振巾が、上記発振
トランジスタt1の飽和レベルまで振れるため
に、電源電圧+Bの変動によつて出力振巾が変動
する外、周囲温度或はトランジスタ自身の熱暴走
のために異常高圧を発生する、高圧負荷変動によ
つて昇圧トランスTの出力が変動する等の諸欠点
を余儀なくされていた。
本考案は、このような従来例の諸欠点に鑑み工
夫されたものである。
以下、その詳細を一実施例を表わす第2図、及
び異る実施例を表わす第3図、第4図を参照しつ
つ説明する。
第2図に要部回路図を示す実施例の特徴とする
ところは、出力安定化回路Sの構成にある。従つ
て、第1図の従来例を示す回路図と対応し、同じ
構成を採る構成要素には、同じ図番を付し、その
説明を延用する。前記出力安定化回路Sの構成
は、前記帰還巻線LRの出力を整流平滑すべくダ
イオードD1及びコンデンサC5で構成される整流
平滑回路Fと、この回路の整流平滑出力或は抵抗
分圧回路RBによる分電圧を入力とし、その出力
が一定値を越えた時、その値に応じて可変インピ
ーダンス制御信号を導出する参照電圧発生回路
Rf〔ツエナーダイオード(Dz)〕と、前記制御信
号をベース入力とするトランジスタt2で構成さ
れる可変インピーダンス回路Z及びこの回路と相
俟つて上記発振トランジスタt1のベースを可変
バイアス制御し、その発振振巾を制御制限する可
変バイアス回路VBとで構成される。この実施例
では、前記可変バイアス回路VBを抵抗R5、ダ
イオードD2と、コンデンサC3及び前記トラン
ジスタt2のコレクタ・エミツタ路の並列接続と
を直列接続した構成を採つているが、上記帰還巻
線LRの出力振巾に応じてそのバイアス値が可変
制御される構成であれば、他の構成、接続として
もよいことは言を俟たない。
このような第2図に図示せる如き回路構成にお
いて、いま、上記整流平滑回路Fの出力の抵抗R
8,R9による分圧出力Vaが、Va<Vz+Vbe
(但しVzはツエナーダイオード(Dz)のツエナ
電圧、Vbeは上記トランジスタt2のベース・エ
ミツタ間立上り電圧)である間は、トランジスタ
t2はオフ状態を維持し、バイアス回路に何の影
響も与えないので、上記発振トランジスタt1
は、許容される最大振巾で発振を継続する。
次に、前記分圧回路RBの出力VaがVa≧Vz+
Vbeなる状態となると、上記トランジスタのコレ
クタ・エミツタ路インピーダンスが、Vaの値に
応じて変化し、上記発振トランジスタt1のベー
スバイアスを発振を抑制し、且つ略定発振振巾を
維持する様に制御する。この実施例では出力安定
化回路Sの応答速度を速くとるために、上記整流
平滑回路Fの時定数を、上記発振トランジスタt
1のコレクタ負荷を形成する同調回路の同調周波
数で決まる発振出力の周期(例えば0.04mSec)
に比して、少し長く設定(例えば0.1mSec)して
あるので、上記ツエナーダイオードDzには、鋸
歯状波状の整流平滑波形が加えられることにな
る。
従つて、上記トランジスタt2は、前記鋸歯状
波出力Vaのピーク値がVa>Vz+Vbeとなる期間
のみ導通し、上記バイアス回路を形成するコンデ
ンサC6にチヤージされた電荷を放電して、上記
発振トランジスタt1のベースバイアスを制御し
て、その出力の抑止及び安定化を計る。
勿論、上記整流平滑回路Fの時定数を長くと
り、上記トランジスタt2に可変インピーダンス
特性を持たしめ、前記コンデンサC6、抵抗R5
及びダイオードD2と相俟つて可変バイアス回路
を形成してもよい。
従つて、その原因が何であれ、即ち電源電圧の
変動に起因するものであつても、又発振トランジ
スタの熱暴走に基づくものであれ更には高圧負荷
変動に依るものであつても、昇圧トランスTの出
力は略一定に保たれる。また、上記帰還巻線LR
の一端若しくは途中を接地せしめるようにしてい
るので、この巻線LRの出力を整流平滑する回路
は上述のようにダイオードD1とコンデンサC5
から成る半波整流回路で構成できる。
第3図の実施例では、高圧出力電圧の値を可変
設定し得るように、上記分圧回路RBを構成する
抵抗R8,R9の間に、ボリユームRvを接続し、
可変分圧回路とすることによつて、出力安定化回
路Sの動作点を可変としている。なおR10はツ
エナーダイオードの動作安定化のための抵抗であ
る。
次に第4図の実施例について説明する。
この実施例の特徴とするところは、昇圧トラン
スTの帰還巻線LRの中点をアースし、その一端
子aを帰還出力として抽出し、コンデンサC4及
び制限抵抗R4を介して上記発振トランジスタt
2のベースに供給し、一方前記帰還出力とは逆極
性の出力を生じる帰還巻線LRの他端子bに生ず
る出力を、整流平滑回路Fに加える構成にある。
他の構成は、基本的に第2図の構成と同じであ
るからその図番を付して、説明を延用する。
このような構成に依れば、上記発振トランジス
タt1の出力の負の半サイクル中に、可変バイア
ス回路VBを制御することが出来る。即ち、発振
トランジスタt1がオフの時に上記トランジスタ
t2がオンとなり、コンデンサc6の電位を制御
するように構成することが出来る。
以上のように本考案に依れば、帰還巻線に発生
する出力を検出するようにしているので、別途検
出巻線を必要とせず、しかも、帰還巻線の一端若
しくは途中を接地せしめているので、この巻線の
出力を整流平滑する回路は半波整流回路でよく、
従つて、簡単な構成で昇圧出力トランスの出力を
略一定に保つことのできる高圧発生回路を提供し
得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来の高圧発生回路の要部回路図で
ある。第2図乃至第4図は、本考案の高圧発生回
路に係り、第2図は一実施例の要部回路図、第3
図は、第2図の回路の一部を修正した図、第4図
は他の実施例の要部回路図である。 T……昇圧トランス、Li……入力巻線、Lp……
出力巻線、LR……帰還巻線、t1……発振トラ
ンジスタ、F……整流平滑回路、S……出力安定
化回路、VB……可変バイアス回路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 昇圧トランスの入力巻線を同調インダクタとす
    る同調回路をコレクタ負荷とし、前記昇圧トラン
    スの帰還巻線LRからの出力を直流カツト用の結
    合コンデンサC4及び制限抵抗R4を介してベー
    スに入力するエミツタ接地接続の発振トランジス
    タt1を備え、前記制限抵抗R4と前記発振トラ
    ンジスタt1のエミツタ抵抗R6とに依り前記ベ
    ースに交流バイアスを与え、前記エミツタ抵抗R
    6と前記ベースと電源電圧+B間に配置された第
    1の抵抗R5とにより前記ベースに直流バイアス
    を与えた状態で上記昇圧トランスの出力巻線Lo
    に高圧出力を発生する高圧発生回路において、 一端若しくは途中が接地された前記帰還巻線出
    力を半波整流する整流平滑回路Fと、 この整流平滑回路Fの出力が一定値を越えたと
    き、その値に応じて可変インピーダンス制御信号
    を導出する定電圧ダイオードDZ及び前記可変イ
    ンピーダンス制御信号をベース入力とするべく前
    記定電圧ダイオードDZがベースに接続されたト
    ランジスタt2からなる可変インピーダンス回路
    Zと、 前記第1の抵抗R5の前記ベース側と接地電位
    点G間に挿入された直列接続のダイオードD2と
    第1のコンデンサC6とより成り、前記トランジ
    スタt2のコレクタ・エミツタ路が前記第1のコ
    ンデンサC6に並列接続されることにより前記可
    変インピーダンス回路Zによつて上記発振トラン
    ジスタt1の交流ベースバイアスを可変調整する
    可変バイアス回路VBとを、 備えた高圧発生回路。
JP10251880U 1980-07-18 1980-07-18 Expired JPS6341837Y2 (ja)

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JP10251880U JPS6341837Y2 (ja) 1980-07-18 1980-07-18

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JPS5727884U JPS5727884U (ja) 1982-02-13
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JP3654000B2 (ja) * 1998-08-26 2005-06-02 松下電工株式会社 自励式共振型インバータ回路
JP2003116275A (ja) * 2001-10-09 2003-04-18 Samsung Electronics Co Ltd 電源回路

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