JPH0622537A - 高圧電源保護装置 - Google Patents

高圧電源保護装置

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JPH0622537A
JPH0622537A JP17801692A JP17801692A JPH0622537A JP H0622537 A JPH0622537 A JP H0622537A JP 17801692 A JP17801692 A JP 17801692A JP 17801692 A JP17801692 A JP 17801692A JP H0622537 A JPH0622537 A JP H0622537A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base
voltage
resistor
transistor
power supply
Prior art date
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Pending
Application number
JP17801692A
Other languages
English (en)
Inventor
Masami Kawamoto
正己 川本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication of JPH0622537A publication Critical patent/JPH0622537A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 負荷ショート時の出力トランジスターの異常
発熱を防止する。 【構成】 発振トランジスター23のベースは発熱防止
抵抗30、ベース巻線24c、抵抗28、ベース抵抗2
6を介して直流電源に接続され、発振トランジスター2
3のコレクタは1次コイル24aを介して直流電源に接
続されている。抵抗28とベース抵抗26との間の点A
とアースとの間にダイオード27を順方向に接続し、こ
のダイオード27の順方向電圧と出力トランジスター2
3のベース〜エミッタ間電圧を等しくする。 【効果】 高圧電源の出力負荷ショート時、ベース電流
を流すための電位差が得られなくなり、ベース電流が低
下し、コレクタ電流が流れなくなり、出力トランジスタ
ーの異常発熱を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は空気清浄機にて高圧放電
を利用した空気清浄機等に使用される高圧電源保護装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電気式空気清浄機の需要は快適生活空間
の要望を受けて拡大傾向にあり、特にタバコ等の煙りな
どの集じんに効果がある。
【0003】以下に従来の空気清浄機用、電源について
説明する。図2は従来の空気清浄機用の高圧電源であ
る。
【0004】1は整流ダイオードである。2は電源用平
滑コンデンサである。3は高圧発振トランスで3aは1
次コイル、3bは2次コイルで高圧を発生する巻線であ
り、1次コイル3aと2次コイル3bは密結合になって
いる。3cはベース巻線である。4は発振トランジスタ
ーであり、ベース巻線3cは発振トランジスター4に接
続されている。
【0005】抵抗5は発振トランジスター4のベースに
接続されている。6はベースの結合コンデンサ、7は結
合コンデンサ6とベース巻線3eに接続された抵抗であ
る。ベースの結合コンデンサ6は発振トランジスター4
と抵抗7に接続されている。8は3倍圧タンク回路であ
り、3個のダイオードおよび3個のコンデンサで構成さ
れている。
【0006】以上のように構成された空気清浄機用高圧
電源について以下、その動作について説明する。
【0007】まず、AC電源を整流して得た直流電圧は
平滑コンデンサ2にて平滑され、高圧発振トランス3と
発振トランジスター4のベースへ送られる。ここでベー
ス電流が流れることにより、発振トランス3の1次コイ
ル3aに電流が流れ、同時にベース巻線3cにも電圧が
誘気され、更に発振トランジスター4のベース電流が増
大し、発振条件を作りだす。
【0008】9は共振コンデンサであり、電圧を正弦波
に近づけている。7はベース電流値を正常にするための
制限抵抗である。また1次コイル3aに流れる電流によ
って2次コイル3bに、1次コイル3aと2次コイル3
bの巻数比に比例する高い波高値を持つ交流電圧が誘導
される。そして3倍圧タンク回路8によって2次コイル
電圧の3倍に昇圧され、高圧出力が得られる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、高圧負荷ショート(高圧出力部の放電電
極部のプラス側と放電電極部のマイナス側とがショー
ト)が発生した場合、発振出力トランジスター4が異常
に発熱するという問題を有していた。
【0010】本発明は上記従来の問題を解決するもの
で、高圧放電における高圧負荷ショートが発生しても、
出力トランジスターの異常発熱を防止できる高圧電源保
護装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の高圧電源保護装置は、発振トランスのベー
ス巻線と発振トランジスターのベース間との間に抵抗を
挿入し、しかも発振トランジスターのベース電圧に等し
い順方向電圧を持つダイオード等の半導体素子をアース
と、発振トランスのベース巻線と電源側抵抗器の接点と
の間に挿入する。
【0012】
【作用】ベース巻線側での電圧は半導体によって規制さ
れており、発振トランジスターのベース〜エミッタ間電
圧をこの半導体によって規制された電圧に等しくしてい
るので、ベース電圧が例えば負荷ショート等によって上
昇すれば、ベース電流を流すための電位差が得られなく
なり、ベース電流が非常に少なくなる。したがって、発
振トランジスターのコレクタ電流が流れなくなり、コレ
クター損失(コレクタ電圧とベース電流との積)が小さ
くなり、トランジスターにおけるロスが少なくなるもの
である。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例として空気清浄機用高
圧電源に適用される高圧電源保護装置について図面を参
照しながら動作を説明する。
【0014】図1において、21は整流ダイオード、2
2は平滑コンデンサ、23は発振トランジスターであ
る。24は発振トランスである。発振トランス24にお
いて、24aは1次コイル、24bは2次コイル、24
cはベース巻線である。ベース巻線24cは1次コイル
24aと疎結合になっている。25は共振コンデンサで
ある。26は発振トランジスター23に適度のベース電
流を流す為に設けられたベース抵抗である。27は発熱
防止ダイオードである。発振トランジスター23とダイ
オード27は、発振トランジスター23のベース電圧と
ダイオード27の順方向電圧とがほぼ等しい値になるよ
うに選定される。30は発熱防止抵抗であり、発振トラ
ンジスター23のベースに接続されている。
【0015】すなわち、発振トランジスター23のベー
スは発熱防止抵抗30、ベース巻線24c、抵抗28、
ベース抵抗26を介して平滑コンデンサ22に接続され
ている。発振トランジスター23のコレクタは1次コイ
ル24aを介して平滑コンデンサ22に接続されてい
る。又、29は発振用帰還コンデンサである。
【0016】発振トランス24の2次側において、31
は3倍圧タンク回路である。この3倍圧タンク回路31
は3個のダイオード及び3個のコンデンサで構成され、
2次コイル24bに生じた交流電圧をその最大値の3倍
の大きさの直流電圧に変換する。
【0017】以上のように構成された空気清浄機、高圧
電源保護装置について、図1を用いてその動作を説明す
る。
【0018】まず、AC電源から入力された電圧は整流
ダイオード21によって整流され、その電圧によって平
滑コンデンサ22が充電される。整流ダイオード21お
よび平滑コンデンサ22によって得た直流電圧は1次コ
イル24へ供給される。
【0019】一方、発振トランジスター23のベースに
はベース抵抗26、抵抗28、ベース巻線24c、発熱
防止抵抗30によって適度に降下された電圧が印加さ
れ、この経路によってベース電流の供給を受ける。
【0020】発振トランジスター23はベース電流の供
給を受けると導通状態となり、平滑コンデンサ22から
1次コイル24aを介してコレクタ電流が流れ込む。更
に発振トランジスター23のベース電流はベース巻線2
4cに生じた電圧によって変化する事となり、その変化
成分は発振トランジスター23によって増幅され、コレ
クタ電流が変化する。このような動作が帰還コンデンサ
29とともに発振状態を作りだし、2次コイル24bに
高い波高値を持つ交流電圧が生じる。
【0021】3倍圧タンク回路31は、コンデンサに充
電をくり返しながら2次コイル24bに発生した交流電
圧を昇圧し、その波高値の3倍の大きさの直流電圧を得
る。
【0022】次に負荷又は出力ショート時の保護装置に
ついて説明をする。まず、動作状態ではダイオード27
には順方向に電流がながれるので、a点の電圧はダイオ
ード27の順方向電圧VD に等しくなるように規制され
る。正常な動作状態では前述のように発振トランジスタ
ー23のベース電圧はダイオード27の順方向電圧VD
にほぼ等しいである。しかしa点の電圧は前述のように
規制されているので、ベース電圧がなんらかの原因で僅
かに上昇すれば、ベース電流を流すための電位差が得ら
れなくなり、ベース電流は大きく低下する。
【0023】ある時、2次側の出力端子32がアースへ
ショートすると、発振トランジスター23のコレクター
電圧波形は小さくなり、コレクター端子は直流分が増
す。するとベース電圧が幾らか上昇することとなり、抵
抗30と合いまってベース電流を流すための電位差が得
られなくなり、トランジスター23のベースにはほんの
僅かしか電流が流れなくなる。すると、トランジスター
23の消費電力(コレクター電圧×ベース電流)が極端
に少なくなり、トランジスターの発熱をおさえることが
でき、トランジスター放熱板を取り除くことができる。
【0024】
【発明の効果】以上のように本発明は、発振トランスの
ベース巻線と発振トランジスターのベース間との間に抵
抗を挿入し、しかも発振トランジスターのベース電圧に
等しい順方向電圧を持つダイオードを、アースと、発振
トランスのベース巻線と電源側抵抗器の接点との間に挿
入する。これにより、負荷ショート時、コレクター損失
(コレクタ電圧とベース電流の積)を少なくでき、発熱
を防止することを実現できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における高圧電源保護装置の回
路図
【図2】従来の高圧電源保護装置の回路図
【符号の説明】
21 整流ダイオード 22 平滑コンデンサ 23 発振トランジスター 24 発振トランス 24a 1次コイル 24b 2次コイル 24c ベース巻線 25 共振コンデンサ 26 ベース抵抗 27 発熱防止ダイオード 29 発振用帰還コンデンサ 31 3倍圧タンク回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】発振トランスのベース巻線と発振トランジ
    スターのベース間との間に抵抗を挿入し、しかも発振ト
    ランジスターのベース電圧に等しい順方向電圧を持つダ
    イオード等の半導体素子をアースと、発振トランスのベ
    ース巻線と電源側抵抗器の接点との間に挿入した事を特
    徴とする高圧電源保護装置。
  2. 【請求項2】発振トランジスターのベース電圧とダイオ
    ードの順方向電圧とがほぼ等しい値である事を特徴とす
    る請求項1記載の高圧電源保護装置。
JP17801692A 1992-07-06 1992-07-06 高圧電源保護装置 Pending JPH0622537A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17801692A JPH0622537A (ja) 1992-07-06 1992-07-06 高圧電源保護装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP17801692A JPH0622537A (ja) 1992-07-06 1992-07-06 高圧電源保護装置

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Publication Number Publication Date
JPH0622537A true JPH0622537A (ja) 1994-01-28

Family

ID=16041099

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17801692A Pending JPH0622537A (ja) 1992-07-06 1992-07-06 高圧電源保護装置

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JP (1) JPH0622537A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6865095B2 (en) 2002-09-27 2005-03-08 Orion Electric Company, Ltd. Power circuit

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6865095B2 (en) 2002-09-27 2005-03-08 Orion Electric Company, Ltd. Power circuit

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