JPS6341737Y2 - - Google Patents

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JPS6341737Y2
JPS6341737Y2 JP1980123004U JP12300480U JPS6341737Y2 JP S6341737 Y2 JPS6341737 Y2 JP S6341737Y2 JP 1980123004 U JP1980123004 U JP 1980123004U JP 12300480 U JP12300480 U JP 12300480U JP S6341737 Y2 JPS6341737 Y2 JP S6341737Y2
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JP
Japan
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battery
battery cover
claw portion
case
opening
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JP1980123004U
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JPS5745770U (ja
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    • Y02E60/12

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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電池蓋開閉機構、特に簡単な操作で電
池蓋を電池収納ケースに着脱することのできる改
良された電池蓋開閉機構関するものである。
置時計、掛時計あるいは音響機器などの小型電
子機器においては、電気的駆動源として電池が用
いられ、このために、この種の機器には電池を内
蔵する電池収納部が設けられている。通常の場
合、電池は電池収納ケースに挿入され、ケースに
は電池蓋が固定保持されるが、電池交換その他の
ために、電池はケースに対して開閉自在に固定さ
れなければならない。
第1図には従来の電池蓋開閉機構が示され、プ
ラスチツク等からなる電池収納ケース10には図
示していない電池ホルダ挿入用の開閉12が設け
られ、電池が開口12からホルダへ着脱自在に挿
入される。開口12は電池の大きさ応じてその開
口面が設定され、通常の場合、ほぼ矩形の開口面
を有し、同様に矩形状から成る電池蓋14が開口
12に開閉自在に固定保持される。電池蓋14も
プラスチツク等から成り、その周縁に設けられた
段部14aが開口12の周縁に設けられた段部1
2aと当接して固定位置から定められ、電池蓋1
4はケース10に固定された状態でその外表面が
ケース10の外表面に対して第2図の断面で示さ
れるようにほぼ同一表面を形成する。電池蓋14
の尾端には2個の係合舌片16が設けられ、該係
合舌片16がケース10の開口12に設けられた
係合溝18と係合して電池蓋14の尾端側の結合
部が形成されている。電池蓋14の先端にはケー
ス10の内部に向かつて突出した弾性を有する爪
部20が一体成型され、この爪部20が電池収納
ケース10に設けられた係止部22と係合するこ
とにより先端側の結合部が形成されている。ケー
ス10の係止部22は電池蓋14の爪部20と係
合するため若干ケース内部に向かつて屈曲した形
状から成り、ケース10に一体に形成されてい
る。
前記爪部20の近傍には補強板24が設けられ
ているが、係止部22と両補強板24との間には
スリツト26が設けられ、爪部20に所望の弾性
特性が与えられる。
従来の電池蓋開閉機構は以上の構成から成り、
第2,3及び4図にはその開閉作用が示されてい
る。第2図には電池蓋14が電池収納ケース10
に固定保持された状態が示され、その尾端側にお
ける係合舌片16と係合溝18との係合及び先端
側における爪部20と係止部22との結合により
電池蓋14はケース10に対してしつかりと保持
されている。第2図の固定保持状態から、電池蓋
14を取外す際には電池蓋14の先端部側に形成
されている指掛28に指あるいは爪を掛けて第3
図の矢印A側へ電池蓋14を引上げる。この時、
爪部20は弾性を有するので、第3図に示される
ようにその先端が係止部22の先端を乗越え変形
して両者の係合が解除され、第4図に示されるよ
うに電池蓋14が電池収納ケース10から取外さ
れる。また、電池蓋14をケース10に固定する
際には、第4図のように電池蓋14の尾端側の係
合舌片16と係合溝18とを掛合した状態でその
先端をケース内部へ向つて押圧すれば爪部20が
変形して係止部22を乗越え両者が結合し第2図
の固定保持状態を得ることができる。
しかしながら、第5図で示されるように電池蓋
14の先端に一体成型された爪部20はその高さ
hを高くすると折れやすくなるので、所定の強度
を得るためにはその高さhを高くとることができ
ず、また弾性は爪部20のみによつて得ていたの
で、爪部20の弾性変形量をlを大きくとること
ができないという欠点があつた。
すなわち、爪部20の弾性変形が小さいため、
大きな開閉操作力を必要とし、特に、電池蓋14
をケース10から取外す時には指あるいは爪にて
小さな突起から成る指掛28を大きな力でこじ開
けなければならず、この取外し操作が極めて行い
にくいという欠点があつた。また、爪部20の弾
性変形に大きな力を必要とするため、爪部20と
係合部22との接触部が摩擦し易く初期の良好な
開閉操作力を断続的に維持することができないと
いう欠点があつた。
更に、爪部20の良好な弾性特性を得るため
に、第1図に示されるように、爪部20はその補
強板24との間にスリツト26を設けなければな
らず、爪部20の強度が弱くなるとともに電池蓋
14を成形加工するときの金型の加工が困難とな
り製造コストが上昇するという欠点があつた。更
に、爪部20と係止部22との相対的な寸法精度
が正しく管理されない場合には、良好な固定保持
作用が得られずあるいは開閉操作力が著しく大き
くなる等の欠点を生じるので、電池蓋14の加工
時には電池蓋14とケース10との嵌合状態を考
慮しながら爪部20の加工位置を調整するために
スライド金型等を用いた修正加工を行なわなけれ
ばならず製造コストが増加するという欠点があつ
た。
本考案は上記従来の課題に鑑みなされものであ
り、その目的は、電池蓋の開閉操作が極めて簡単
であり、製造コストが安価なかつ耐久性の優れた
電池蓋開閉機構を提供することにある。
上記目的を達成するために、本考案は、 電池収納ケース10と、電池蓋14を有し、 電池蓋14は、平板状であり、一側端部には係
合舌片16が一体形成されており、他側端部には
立上部31と、該立上部31の両端を連結する梁
部30と、該梁部30の中央に爪部32と、が一
体形成されており、 電池収納ケース10は、一端に係合溝18が他
端に係止部22がそれぞれ形成されており、 電池蓋14の係合舌片16と電池収納ケース1
0の係合溝18が、そして電池蓋14の爪部32
と電池収納ケース10の係止部22がそれぞれ係
合することを特徴とする。
以下、図面に基づいて本考案の好適な実施例を
説明する。
第6,7,8図には本考案に係る電池蓋開閉機
構の好適な実施例が示され、第1図の従来と同一
部材には同一符号を付して説明を省略する。
電池蓋14の一端側には電池蓋平面の間隔を置
いた2ケ所例えば実施例において二隅から立上る
2個の立上部31を固定端とする梁部30が電池
蓋14と一体成型されており、この梁部30はそ
の板厚方向の弾性及びねじれ方向の弾性を有して
いる。また、梁部30の一部例えば中央先端部に
はケース10の内部に向かつて突出した爪部32
が一体成型され、この爪部32がケース10に設
けられた係止部22と係合することにより先端側
結合部が形成される。
このように本考案において特徴的なことは、電
池蓋14の一端側に弾性を有する梁部30を設
け、この梁部30の先端に爪部32を弾性変形可
能に設けたことである。
従つて、第8図で示されるように本考案におい
ては梁部30の両端部近傍にて電池蓋14の長手
方向に伸長する立上部31にて補強された梁部3
0に爪部32が設けられているので、爪部30に
同一強度を許容するならば従来機構に比べて爪部
32の高さhを高くとることができる。
すなわち、爪部32の高さhを高くとることが
できる本考案にかかる機構では、従来機構に比べ
て爪部弾性変形量lを大きくとることができる。
即ち、本考案によれば、立上部31は電池蓋1
4の一端側部に設けられかつ電池蓋14の蓋平面
から略直角方向のケース内側に立上つて一体に形
成されており、これによつて、該立上部31に設
けられる梁部30そしてこの梁部30からケース
内側に突出する爪部32を確実に弾性変形させる
ことが可能となる。換言すれば、本考案におい
て、電池蓋14には前記両立上部31と梁部30
とで囲まれた空間が設けられ、このような空間を
取り囲む立上部31及び細長状の梁部30が一体
的に爪部32の弾性変形量を確保することができ
る。
また実施例においては、爪部32の弾性変形量
は主として梁部30の板厚方向の弾性及びねじれ
方向の弾性による弾性変形量にて定まるので、全
体として爪部32の弾性変形量lを増加させるこ
とができる。
本実施例にかかる電池蓋開閉機構は以上の構成
から成り、以下に第10,11,12図を参照し
ながらその開閉作用を説明する。
第10図には電池蓋14がケース10に固定保
持された状態が示され、前述したように爪部32
の弾性変形量lを大きくすることができるので、
爪部32の突出量を大きくとるができ、従来機構
に増して電池蓋14はケース10にしつかりと固
定保持されている。第10図の固定保持状態から
電池蓋14を取外す際には電池蓋の先端部側に形
成されている指掛28に指あるいは爪を掛けて第
11図の矢印B側電池蓋14を引き上げる。この
とき、爪部32の弾性変形は梁部30の弾性にて
得られ、全体として爪部32の弾性変形量lが大
きくなり、容易に爪部32と係合部22との係合
が解除されるのでケース10から簡単に電池蓋1
4を取り外すことができる。また、電池蓋14を
ケース10に固定する際には、第12図のように
電池蓋14の尾端側の係止舌片16と係合溝18
とを係合した状態でその先端をケース内部へ向か
つて押圧することにより、爪部32及び梁部30
が変形して爪部32が係止部22を容易に乗り越
え、両者が確実に結合するので、第10図のよう
に安定した固定保持状態を得ることができる。
尚、上記実施例においては爪部32を梁部30
の先端に設けた構成としたが、これに限らず梁部
30の側面に形成する等の変更を行つても同様の
効果が得られる。
以上説明したように、本考案によれば、電池蓋
に弾性を有する梁部を設け、該梁部に爪部を設け
たので弾性変形量を大きくすることができ、極め
て容易かつ確実に電池蓋の開閉操作を得ることが
できる。
また爪部は従来のような厳密な寸法管理を必要
とせず、この結果、従来における爪部の弾性力を
確保するためのスリツトを除去することができ従
来に比較して製造コストを低減させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の電池蓋開閉機構の一例を示す洋
要部斜視図、第2図は第1図の従来機構における
電池蓋固定保持状態を示す要部断面図、第3,
4,5図は第2図と類似するが電池蓋の取り外し
状態を示す作用説明図、第6図は本考案に係る電
池蓋開閉機構の好適な実施例を示す電池蓋の裏面
図、第7図は第6図に示す電池蓋の側面図、第8
図は第6図に示す電池蓋の−断面図、第9図
は本考案に係る電池蓋開閉機構における電池蓋取
り外し状態を示す作用説明図、第10図は本考案
に係る電池蓋開閉機構における電池蓋固定保持状
態を要部断面図、第11,12図は第10に示す
電池蓋開閉機構において、電池蓋の取り外し状態
を示す作用説明図である。 10……電池収納ケース、14……電池蓋、3
0……梁部、31……立上部、32……爪部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 電池収納ケース10と、電池蓋14を有し、 電池蓋14は、平板状であり、一側端部には係
    合舌片16が一体形成されており、他側端部には
    立上部31と、該立上部31の両端を連結する梁
    部30と、該梁部30の中央に爪部32と、が一
    体形成されており、 電池収納ケース10は、一端に係合溝18が他
    端に係止部22がそれぞれ形成されており、 電池蓋14の係合舌片16と電池収納ケース1
    0の係合溝18が、そして電池蓋14の爪部32
    と電池収納ケース10の係止部22がそれぞれ係
    合することを特徴とする電池蓋開閉機構。
JP1980123004U 1980-08-29 1980-08-29 Expired JPS6341737Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980123004U JPS6341737Y2 (ja) 1980-08-29 1980-08-29

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JP1980123004U JPS6341737Y2 (ja) 1980-08-29 1980-08-29

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Publication Number Publication Date
JPS5745770U JPS5745770U (ja) 1982-03-13
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Families Citing this family (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP5641294B2 (ja) * 2010-06-04 2014-12-17 ブラザー工業株式会社 携帯型電子機器のバッテリ室カバー、携帯型電子機器

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4428803Y1 (ja) * 1966-05-26 1969-11-29

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