JPS6341470A - イソオキサゾリジン誘導体 - Google Patents

イソオキサゾリジン誘導体

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JPS6341470A
JPS6341470A JP18421486A JP18421486A JPS6341470A JP S6341470 A JPS6341470 A JP S6341470A JP 18421486 A JP18421486 A JP 18421486A JP 18421486 A JP18421486 A JP 18421486A JP S6341470 A JPS6341470 A JP S6341470A
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isoxazolidine
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JP18421486A
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Hiroshi Ooyama
大山 廣志
Takeshi Morita
健 森田
Toshiji Ono
利治 大野
Sanae Takada
高田 早苗
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Hokko Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Hokko Chemical Industry Co Ltd
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  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Nitrogen And Oxygen As The Only Ring Hetero Atoms (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発1貝の目的) (1)産業上の利用分野 本発明は、新規なインオキサゾリジン誘導体およびその
製法に関する。本発明の化合物は、医薬、農薬などの合
成中間体として有用であり、また各種の1業用原料とし
て玉要なインオキサゾリジンの1■1駆体として有用で
ある。したかって、本発明は化学工業分野て利用てきる
(2)従来の技術 これまで1次の反応式て示されるように、N−ヒドロキ
シウレタンからエトキシカルボニルイソオキサソリシン
を合成し、これを1111駆体とするイソオキサゾリジ
ンの製法は、シセーナル・オフ・ケミカル・ソサエティ
(J、C,S)第432−433頁(1942)に記載
されている。
(■) しかしなから、本発明に係る化合物、すなわち、後記一
般式(I)で示されるアルカノイルあるいはアルケノイ
ルイソオキサゾリジンおよびその製法については、全く
文献に記載かない。また、本発明の化合物かインオキサ
ゾリジン〔■〕の前駆体として有用であることも知られ
ていない。
(3)発明か解決しようとする問題点 従来、イソオキサゾリジン〔■〕の前駆体であるエトキ
シカルボニルイソオキサゾリジン(VI)は、−に記反
応式て示されるように、N−ヒドロキシウレタンと1.
3−ジハロプロパンとの反応によって得られる。しかし
なから、原料となろN−ヒ)−ロキジウレタンの製造は
、ホスゲンとエタノールとの反応により(1)られるI
:i性の高いクロルエチルホルメートとヒドロキシルア
ミンとの反応による。特に、この経路ては人畜111性
の極めて高いji 物であるホスゲンの使用か不可避で
ある。
本発明は、人畜毒性の高い原料を使用せず、安全な工程
て新規なイソオキサゾリジン前駆体およびその製法を提
供することを目的とするものである。
(filJlの構成〕 1)問題を解決するための手段 本発明者らは、イソオキサゾリジンの新規な合成方法を
検討した。その結果、後記一般式(E3で表されるイソ
オキサゾリジン誘導体か文献未記載の新規化合物てあり
、これを原料として後記の反応式2に示される方法によ
りイソオキサゾリジンを合成することか極めて有効であ
ることを見出した。
一般式 (Rはアルキル基またはアルケニル基を示す)また、こ
のような新規な一般式(I)の化合物を製造するには、
次の反応式1て示される方法により製造することか極め
て有利であることを見出した。
〔反応式1〕 (tII)     (rV)     (I)式中R
は上記と回してあり、x、Yは同一または相異なっても
よいハロゲン原f−を示す。
次に、一般式(I)て示される本発明化合物の代表的な
具体例を第1表に示す。
第1表 I CIl、   82−84℃/]、Umsl1g2
 C21+59:1−96℃/3.5龍11g3 n−
C,lI、   98−100’C/3.2mm11g
4     !−Cx11795−96℃/3.抛m1
1g5         n−CJI、、      
                 122−125℃
/3.8mmltg5 n−C711,5145−14
7℃/3.7mm11g7 n−C+211z5173
−177℃10.1mwt1g8 (:l+□=(:I
+−85−87℃/2.8+n11g9       
  CIl、Cll=Cl−’14−97℃/2.5曹
m11g10 CIl、JC+1=CII−C11=(
:lI−128−+2’1℃/:1.4mml1g2)
作用及び効果 本発明の化合物は、新規化合物である。また、本発明に
おいて一般式(III)および(■)の化合物は、本発
明の化合物を合成するための原料として有効に使用され
る。そして1本発明の化合物は、それ自体アミド性化合
物てあり、適度に高い極性を有することから、有機溶媒
として有用である。また1本発明の化合物は次の反応式
で示されるような各種の工業用原料として重要なインオ
キサゾリジンの前駆体として、あるいは各種の医薬、農
薬、動物薬などの生理活性物質の合成中間体としても有
用である。イソオキサゾリジンは。
下記の反応式2の方法により塩酸塩として得られる。
(反応式2〕 ごりkL1ソτ子サンリジンを使用して合成した下記一
般式(II)式化合物は極めて除草活性か高く、実用性
の高い除草剤である(特公昭60−11905号公+4
1参照)。
(R,は4−トリフルオルメチルフェニル基、2−クロ
ル−4−トリフルオルメチルフェニル基、4−クロルフ
ェニル7Ji、2.4−ジクロルフェニル基、3.5−
ジクロル−2−ピリジル基または5−トリフルオルメチ
ル−2−ピリジル基を表す) 本発明の製法により本発明化合物(I)を合成すると次
のような利点かある。すなわち、第1に原料となる一般
式(III)、  (ff)の化合物は容易に人手てき
る。
第2に、これまでイソオキサゾリジンを合成するには、
その原料となる化合物、すなわち、本発明のイソオキサ
ゾリジン誘導体と類似のエトキシカルボニルイソオキサ
ゾリジン(Vl)を人畜毒性の極めて高いホスゲンを原
料として合成することが不可欠てあったか1本発明では
、このような毒 3性の高い化合物を使用しないでよい
第3に本発明の製法によれば、本発明の化合物(I)を
容易な操作で高収率で得ることかできる。
第4に1本発明化合物(I)を原料としてイソオキサゾ
リジンを合成することは極めて容易であり、はぼ定量的
に得ることかできる。
第5に、従来のイソオキサゾリジンの原料となる一般式
(Vl)の合成方法と比べると、収率、操作性て、本発
明の化合物(1)の方法が好ましい。
第6に、またインオキサゾリジン(W)を合成するには
、本発明の化合物(I)を使用することか一般式(V’
l)を化合物を使用する場合に比べて収率、操作性の点
て優りている。
したかって、本発明の化合物(1)は、農薬、医薬の合
成中間体あるいは各種の工業用原料として有用なイソオ
キサゾリジン〔■〕の合成原料として有用性か高い。
)実施方法 化合物を製造する方法 本発明の第1の発明(化学物質の発明)および第2の発
明(化学物質の製造方法の発明)は、次の反応経路1反
応方法に示した方法により実施される。
R−CNHOH+X−CH2CH2CH2−Yll (m)             (IV)(Ft、 
XおよびYは前記に回し) (反応方法) 一般式(I)の化合物は一般式(III)て表されるヒ
トロキザム酸類と一般式(IV)て表される1、3−ジ
ハロプロパン類を反応させることにより得られる。反応
は通常塩基の存在化、溶媒中で行われる。k4X基とし
ては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水素化ナト
リウム、ナトリウムアミド、炭酸カリウムなどの無機塩
基、トリエチルアミン、ビリ ・ンなどの有@塩基か使
用できる。
溶媒としては、メタノール、エタノールなどのアルコー
ル類、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテルなどのエ
ーテル類、1ヘルエン、ベンゼンなどの炭化水素類、ア
セトン、メチルイソフチルケトンなどのケトン類、アセ
トニトリル、プロピオニトリルなどのニトリル類、ジメ
チルホルムアミド、ジメチルアセトアミドなどのアミド
類、シメチルスル不キシトおよび水などが使用できる。
またこれらの溶媒を任意の割合て混合して使用すること
もてきる。
反応は、冷却下から室温ても反応は進行するか、溶媒の
沸点まての範囲て加温してもよい。反応終了後は、塩類
などを濾別し、溶媒を留去することにより目的物を得る
ことかてきるか、水とベンゼン、トルエン、テトラヒド
ロフラン、クロロホルムなどの有機溶媒を加えて、目的
物を分取し、溶媒を留去することによっても本発明化合
物を11)ることかてきる。
未発1y1化合物の製造例を実施例1−2に示した。
なお、一般式(m)て示される化合物の一部は公知化合
物てあり、公知の方法により得ることかてき、それ以外
は公知化合物と同様の方法、例えば、対応するカルボン
酸のエステル類とヒドロキシルアミンの反応により得ら
れる。一般式(IV)て示される化合物はいずれも公知
化合物である。
本発明化合物よりインオキサゾリジンを得るには、本発
明化合物なfl!M水溶液中て加温することにより加水
分解し、過剰の11!酸および氷を留去することにより
、インオキサゾリジンft!M塩として得られる。製造
法を参考製造例1に示した。
19幽」11エ アセチルイソオキサゾリジン(化合物
Not)の製造 エタノール200 m lにアセトヒトロキザム酸7.
5gと力性ソーダ4.0gを加え、力性ソータか消失す
るまで攪拌した。次て1−ブロム−3−クロルプロパン
15.8gを氷水4丁て滴下し、室温で30分攪拌した
。その後、力性ソータ4.0gを加えて加温し、3時間
量流した。反応液を冷却後、減圧にて溶媒を留去し、水
とクロロホルムを加えてクロロホルム層を分取した。こ
れを無水炭酸ナトリウムで乾燥後、クロロホルムを減圧
て留去した。残存を減圧フ入留すると沸点82−84°
C/3.OmmHgを示す無色油状物として標記化合物
か9.7g(収率84%)得られた。
力性ソータ4.0gをエタノール200mMに溶解し、
氷水冷丁50%ヒドロキシルアミン水溶液6.6gを加
え1次でクロトン酸エチル11゜4gを滴Fした。氷水
冷下20分攪拌した後、1.3−シブロムフ゛ロパン2
0.2gを滴下し、室温て30分攪拌した。次で30%
力性ソータ水溶液13.3gを加え、60°Cて2時間
反応させた。反応液を冷却後、実施例1と同様に処理す
ると沸点94−97℃/2.5mmHgを示す無色油状
物として標記化合物かl 1.4g (収率81%)得
られた。
参考製造例1 イソオキサゾリジン11酸塩の製造アセ
チルイソオキサゾリジンI 1.5gを17%塩酸水溶
液64gに加え、70℃まで加温し。
lO分間纜押した。冷却後、減圧にて塩酸水を留去し、
さらにトルエンを加えて分取し、トルエンを留去すると
、融点115−119℃を示す白色針状結品として標記
化合物かto、7g(収率98%)得られた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (Rはアルキル基またはアルケニル基を示す)で表され
    るイソオキサゾリジン誘導体 2)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中Rは後記と同じ意味を有する)で表される化合物
    と、一般式 X−CH_2CH_2CH_2−Y (X、Yは同一または相異なってもよいハロゲン原子を
    示す)で表される化合物を反応させることを特徴とする
    、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (Rはアルキル基またはアルケニル基を示す)で表され
    るイソオキサゾリジン誘導体の製法
JP61184214A 1986-08-07 1986-08-07 イソオキサゾリジン誘導体 Expired - Lifetime JPH0710852B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10455875B2 (en) 2007-06-06 2019-10-29 Higher Dimension Materials, Inc. Cut, abrasion and/or puncture resistant knitted gloves

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5953474A (ja) * 1982-09-21 1984-03-28 Hokko Chem Ind Co Ltd 2−(置換フエノキシ)プロピオン酸誘導体及びそれを有効成分とする除草剤
JPS59163194A (ja) * 1983-02-22 1984-09-14 株式会社 東京タツノ 給油装置

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