JPS6341238A - 車両の貨物室開閉方法とその機構 - Google Patents

車両の貨物室開閉方法とその機構

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JPS6341238A
JPS6341238A JP18544486A JP18544486A JPS6341238A JP S6341238 A JPS6341238 A JP S6341238A JP 18544486 A JP18544486 A JP 18544486A JP 18544486 A JP18544486 A JP 18544486A JP S6341238 A JPS6341238 A JP S6341238A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は車両の貨物室開閉方法とその機構に関する。
〈従来の技術とその問題点〉 本出願人は貨物自動車に夕1する荷役作業を至便化する
ために、その貨物室のサイド面のみならず天井面をも開
閉できるように工夫した特開昭61−67623号を提
案した。
ところが、この公知発明では貨物室のサイド面と天井面
が開放された時に、その貨物室のけ組をなす支柱枠の就
中後側支柱枠が、荷台からの起立固定状態に残存してい
るため、天井面からクレーンによって、ガラス板やその
他の特殊な重■荷物を積み降し作業したり、或いはサイ
ド面からフォークリフトによって、同様な荷物を積み降
しする場合に、上記支柱枠へ未だ衝当する危険性があり
、特別な注意を払いつ・つ作業しなければ、荷物を破損
してしまうことになる。
く問題点を解決するための手段〉 本発明はこのような問題点の改善を企図しており、その
ための貨物室開閉方法として、貨物車両における荷台の
前端部に固定立設された枠板と、同じく荷台の後端部か
ら起立する左右一対の支柱と、 枠板と両支柱とのl?iTf&相互間へ水平状態に延在
すると共に、その前端部が枠板の上端部に臨まされ、且
つ後端部が支柱の上端部に予じめ連結一体出された左右
一対の梁とから、貨物室の基本骨格を形作り、 上記枠板の上端部へ、左右横方向に沿い延在するスライ
ドガイドレールとチエンケースとを、その上下装置関係
の積層状態に固定設置して、そのスライドガイドレール
へ、両梁の前端部に軸支された所要数の遊動ローラーを
係合作用させ、又、チエンケース内へ前後装置関係の並
列状態に収容された一対の無端なチェ7を、これと対応
する正逆回転モーターによって、各別に回走駆動できる
ように定めると共に、その両チエンの中途部へ両梁の前
端部を各別に止着連結し、他方、荷台の後端部にも、左
右横方向に沿って延在するスライドガイドレールとチエ
ンケースとを、やはり積層状態に固定設置して、 そのスライドガイドレールへ、両支柱の下端部に軸支さ
れた所要数の遊動ローラーを係合作用させ、 又、チエンケース内へやはり並列状態に収容された一対
の無端なチェ7を、これと対応する正逆回転モーターに
よって、各別に回走駆動できるように定めると共に、そ
の両チエンの中途部へ両支柱の下端部を各別に止着連結
して、 上記梁用のモーターと支柱用のモーターとを同期回転さ
せて、そのチェ7を回走駆動することにより、予しめ連
結一体出されている梁と支柱との左右何れか一方を、残
る他方の存在位置へ引き寄せ又は離反させる如く、上記
スライドガイドレールに沿う左右横方向へスライド作用
させて、貨物室を開閉することを特徴とし、 又、同しく貨物室の開閉機構として、貨物車両における
荷台の前端部に固定立設された枠板と、同じく荷台の後
端部から起立する左右一対の支柱と、 上記枠板と両支柱との前後相互間へ水平状態に延在する
と共に、その前端部が枠板の上端部に臨まされ、且つ後
端部が支柱の上端部に予じめ連結一体出された左右一対
の梁と、 上記枠板の上端部へ、左右横方向に沿う延在状態として
固定設置されたチエンケース並びにそのケースの上壁面
に敷設一体出されたスライドガイドレールと、 上記チエンケースの両端部に、梁の左右一対と対応して
平行状態に軸架され、且つ各別の正逆回転モーターによ
って回転駆動される左右一対の回転軸と、 その各回転軸上に固設された駆動スプロケット並びに遊
合された従動スプロケットの前後一対づつと、 その両回転軸における一方の駆動スプロケットと、残る
他方の従動スプロケットとを対として、その左右相互間
へ並列状態に捲き掛は設置された前後一対の無端なチェ
7と 上記荷台の後端部へ、やはり左右横方向に沿う延在状態
として敷設されたスクイ1゛ガイドレール並びにそのレ
ールの下壁面に固定一体出されたチエンケースと、 そのチエンケースの両端部に、支柱の左右一対と対応し
て平行に軸支され、且つ各別の正逆回転モーターによっ
て回転駆動される左右一対の回転軸と、 その各回転軸上に固設された駆動スプロケット並びに遊
合された従動スプロケットの前後一対づつと、 その両回転軸における一方の駆動スプロケットと、残る
他方の従動スプロケットとを対として、その左右相互間
へ並列状態に捲きJJIけ設置された前後一対の無端な
チエンとを備え; ・上記両梁の前端部に各々軸支した所要数の遊動ローラ
ーを、枠板上のスライドガイドレールと係合させる一方
、両支柱の下端部に各々軸支した所要数の遊動ローラー
を、荷台上のスライドガイドレールと係合させると共に
、 同じく両梁の前端部を、枠板上のチエンケース内に並列
設置したチエンの中途部へ各別に止着連結する一方、両
支柱の下端部を、荷台上のチエンケース内にやはり並列
設置したチエンの中途部へ各別に止着連結し、 上記梁用のモーターと支柱用のモーターとを同期回転さ
せて、そのチエンを回走駆動することにより、予しめ連
結一体出されている梁と支柱との左右何れか一方を、残
る他方の存在位置へ引き寄せ又は離反させる如く、上記
スライドガイドレールに沿う左右横方向へスライドさせ
て、貨物室を開閉できるように設定したことを特徴とす
るものである。
〈実施例〉 以下、図面に基いて本発明の詳細な説明すると、第1−
13図はその貨物室の開閉機構を表わしており、(10
)は貨物自動車の荷台(フロア−デツキ)であって、そ
の前端部からは運転室(11)の直後位置に臨みつつ、
剛性な枠板(12)が一体的に固定立設されている。こ
の枠板(12)として、図では非開放の壁形態を示して
いるが、凹字型に枠組み一体化された形態であっても良
い。(13a) (13b)は同しく荷台(10)の後
端コーナ一部から各別に垂立する左右一対の支柱である
が、これは荷台(10)から予じめ分離独立するものと
して、中空の角型鋼から形成されており、後述するよう
に荷台(10)の左右横方向へスライドできるようにな
っている。
又、(14a) (14b)は枠板(12)の上端部と
両支柱(13a) (13b)の上端部との前後相互間
に亘って、水平に並列された左右一対の梁であり、支柱
(13a) (13b)よりも細い中空の角型鋼から成
ると共に、その各後端部が支柱(13a) (13b)
と連結固定されているに反して、その各前端部は枠Fi
、(12)から予じめ別個独立しており、やはり荷台(
10)の横方向に沿いスライド作用し得るように構成さ
れている。そして、このような諸部材により、貨物室の
基本的な骨格が構築されているのである。
(15a) (15b)は梁(14a) (14b)上
へ所要数の軸受(16a) (16b)を介し、回動自
在に取付けられた左右一対の支軸であって、その梁(1
4a) (14b)と同様に前後方向へ長く延在してお
り、その各前端部へ対応的に接続された正逆回転モータ
ー(17a) (17b)により、予しめ決められた一
定の角度範囲分だけ回転されるようになっている。その
モーター(17a) (17b)の始動スイッチなどを
含む操作盤は、図示省略しであるが、例えば上記枠板(
12)の前面下部に設置され、人為的に操作されること
となる。
(lI3a) (18b)は貨物室の両サイド面を画定
するように、その支軸(15a) (15b)から各々
吊り下げられた左右一対のサイドカバーフレームであっ
て、相互屈折自在に枢支連結された上下一対づつの起伏
アーム(19a) (19b) (20a) (20b
)から成り、その上側アーム(19a) (19b)の
上端部が支軸(15a) (15b) ヘ、該支軸(1
5a) (15b)の回転と一体に起伏作用するよう嵌
合固定されていると共に、上側アーム(19a) (1
9b)の下端部に下側アーム(20a) (20b)の
上端部が、その自重力による所謂垂れ下がりの展開状態
に遊合されているのである。
更に、(21)は貨物室の天井面に臨みつつ、上記の両
支軸(15a) (15b)を枢支連結する天井カバー
フレームであり、左右一対づつの起伏アーム(22a)
 (22b)と、その相互を屈折自在に枢結するセンタ
ーバー(23)とから成っている。つまり、両アーム(
22a) (22b)の外側端部が支軸(15a) (
15b) ヘ、同しく内側端部が両アーム(22a) 
(22b)に共通のセンターバー (23>へ、何れも
遊合されているのである。
そして、その天井カバーフレーム(21)と両サイドカ
バーフレーム(18a) (18b)には、幌などの可
撓なシート材、又はFRPやアルミニウムなどの剛性な
パネル材から成る遮蔽カバー(Sl)が、そのフレーム
(18a) (18b) (21)の上記屈折作用を阻
害しないように張設され、以って貨物室の両サイド面と
天井面を被覆するようになっている。尚、カバー(Sl
)を剛性なパネル材から作成する場合には、これらを上
記フレーム(18a) (18b) (21)自身との
一体物に形作ることも可能である。
左右一対の梁(14a) (14b)が荷台(10)の
接方向へスライド作用し得る旨は、先に一言した通りで
あるが、そのために両梁(14a) (14b)の前端
部は枠板(12)に対して、次のように連結支持されて
いる。
即ち、これを明らかにした第5〜8図において、(24
)は枠板(12)の上端部へその略全長に亘って固定設
置されたチエンケースであり、そのリップが内向きに張
り出す溝型鋼から成ると共に、その長さ方向の中間位置
に止若された開閉蓋(25)を前方から開放)を作する
ことにより、ケース(24)の内部を透視・点検できる
ようになっている。(26)はそのケース(24)の上
壁面に開口配列された脚板用導入溝である。
(27)はそのチエンケース(24)の上壁面へ積層状
態に固定一体出されたスライドガイドレールであって、
向かい合う前後一対のチャンネル型鋼から成り、そのコ
字状溝内に1&述する遊動ローラーを受は入れ係合し得
るようになっていると共に、その両チャンネル型鋼の相
互間隙が上記ケース(24)の導入溝(26)と直通状
態にある。(28a) (28b)は上記した両梁(1
4a) (14b)の前端部から各々一体連続的に垂下
された脚板であり、スライドガイドレール(27)を経
て、その下段位置のチエンケース(24)内に至るまで
導入されている。
そして、その各脚Mfx (28a) (28b)がス
ライドガイドレール(27)内に臨む中途高さ位置には
、該脚板(28a) (28b)を貢通するローラー軸
(29a) (29b)により、所謂両持ち状態に支承
された前後一対づつの遊動ローラー(30a) (30
b)と、同じく脚板(28a) (28b)から別に張
り出すローラー軸(31a) (31b)により、所謂
片持ち状態に支承された1個づつの遊動ローラー(32
a) (32b) 、!:が、何れも遊動自在に設置さ
れていると共に、その悉くかスライドガイドレール(2
7)と係合し乍ら転りノ作用するようになっている。
又、各脚板(28a) (28b)がチエンケース(2
4)内へ臨む下端位置には、チエン用固定片(33a)
 (33b)が付属一体化されており、これに後述する
チエンの両端部が各々連結されるようになっているので
ある。
(34a)は左右何れか一方の梁(14a)に対応位置
して、そのチエンケース(24)における長さ方向の一
端部に軸受けされた回転軸であり、これには駆動スプロ
ケット(35a)と従動スプロケット(36a)とが、
前後装置関係の並列状態に取付けられていると共に、そ
の回転軸(34a)に接続された正逆回転モーター(3
7a)によって、その駆動スプロケット(35a)が回
転駆動されるようになっている。従動スプロケット(3
6a)はその回転軸(34a)上に遊合されている。
(34b)は残る他方の梁(14b)に対応位置して、
上記チエンケース(24)における長手方向の他端部に
軸受けされた回転軸であり、これにも駆動スプロケット
(35b)と従動スプロケット(3Gb)とが前後装置
関係のもとに並列設置されていると共に、やはりその駆
動スブロケツ) (35b)が、回転軸(34b)に接
続された正逆回転モーター(37b)によって回転駆動
されるようになっている。その従動スプロケッ) (3
6b)も回転軸(34b)に対して遊合されている。
つまり、両梁(14a) (14b)の左右相互関係で
は、第6.7.16.17図から示唆されるように、そ
の左側の梁(14a)に臨んで位置する回転軸(34a
)上の駆動スプロケット(35a)と、右側の梁(14
b)に臨んで位置する別な回転軸(34b)上の従動ス
プロケット(36b) とが対をなしており、その両ス
プロケット(35a) (36b)に互って無端なチエ
ン(38)が1企き(卦けられていると共に、そのチエ
ン(38)が駆動スプロう−ット(35a)を回転駆動
する左側のモー)y −(37a)によって、循環回走
されるようになっている。しかも、そのチェ7(38)
は切り離し両端部に止着された調整ネジ杆(39)を介
して、左側の梁(14a)から垂下された脚板(28a
)の上記固定片(33a)へ、その無端化された降き掛
は緊張状態のもとに連結一体化されている。
又、同し左側の梁(14a)に臨む回転軸(34a)上
の従動スプロケッ) (36a)と、右側の梁(14b
)に臨む別な回転軸(34b)上の駆動スプロケッ) 
(35b)とが組をなしており、その両スプロケット(
36a)(35b)の相互間にも、別個の無端チエン(
40)がやはり(をさ1卦けられていると共に、そのチ
ェ7(40)は駆動スプロケッ) (35b)を回転駆
動する右側のモーター(37b)によって循環回走され
るようになっているわけである。そして、そのチェ7(
40)は同しく切り離し両端部に取付けられた門整ネジ
杆(39)により、右側の梁(14b)から垂下された
脚板(28b)の固定片(33b)へ、やはり連結一体
化されているのである。
従って、左側のモーター(37a)により、その駆動ス
プロケット(35a)に掛架されているチェ7(38)
を循環駆動して、その左側の梁(14a)へ右側の梁(
14b)を引き寄せる如く、スライドガイドレール(2
7)に沿いスライド作用させることができ、又逆に右側
のモーター(37b)を回転させて、その駆動スプロケ
ット(35b)に張架されているチェ7(40)を循環
回走させることにより、その右側の梁(14b)へ左側
の梁(14a)を引き寄せる如く、やはりスライドガイ
ドレール(27)に沿ってスライドさせることができる
こととなる。
その何れの場合にも、モーター(37a) (37b)
を逆回転させることにより、その両梁(14a) (1
4b)を互いに離反させることもできるようになってい
る。
(41)(41)は上記ネジ杆(39) (39)の固
定ナツトであり、そのネジ杆(39) (39)を進退
させることによって、チェ7(38) (40)の着説
操作やその緊張度の調整作業を行なえること、言うまで
もない。1例では、そのモーター(37a) (37b
)を駆動スプロケット(35a) (35b)の回転軸
(34a) (34b) ヘ、何れも直結状態に接続一
体化しているが、その接続間に傘歯車などの伝動手段を
介在させても良い。尚、枠板(12)に代る車両の運転
室(11)上へ、上記チエンヶース(24)とスライド
ガイドレール(27)を敷設固定して、これにより上記
と同様に梁(14a) (14b)の前端部を支持させ
ても良い。
次に、左右一対の支柱(13a) (13b)が荷台(
1o)の横方向へスライド作用し得る旨も、先に一言し
た通りであるが、そのために両支柱(13a) (13
b)の下端部は荷台(10)に対して、第9〜13図の
ように連結支持されている。
即ち、同図において、(42)は荷台(10)の後端部
へその略全長に亘り敷設一体化されたスライドガイドレ
ールであり、上記した前側位置の梁(14a) (14
b)用スライドガイドレール(27)と同様に、向かい
合う前後一対のチャンネル型鋼から成っていると共に、
そのコ字状溝内へやはり後述の遊動ローラーを受は入れ
係合できるようになっている。
(43)はそのスライドガイドレール(42)の下壁面
に接合固定されたチエンケースであって、上記前倒位置
のチエンケース(24)と同しリップ溝型鋼から成り、
その上壁面にはスライドガイドレール(42)と直通ず
る脚板用導入?rJ(44)も開口されている。
(45)はそのケース(43)の長平方向に亘る中間位
置へ取付けられた開閉蓋であり、これを後方から開放操
作することによって、その内部をやはり保守・点検する
ことができる。
又、(46a) (46b)は両支柱(13a) (1
3b)の下端部から各々一体間に張り出し垂下された脚
板であり、上記スライドガイドレール(42)を貫通し
て、チエンケース(43)内に至るまで導入されている
。(47a)(47b)はその脚板(46a) (46
b)の中途高さ位置に貫通されたローラー軸であり、こ
れには前後一対づつの遊動ローラー(48a) (48
b)が、所謂両持ちの遊動状態に嵌着されている。(4
9a) (49b)は同しく脚板(46a) (46b
)から別に張り出されたローラー軸であって、その張り
出し先端部にも遊動ローラー(50a) (50b)が
、所謂片持ち状態に遊合されており、その何れもスライ
ドガイドレール(42)に沿って転El+するようにな
っている。(51a) (51b)は脚1反(46a)
(46b)の下端位置に付設されたチエン用固定片であ
って、チエンケース(43)内に臨んでおり、これには
チエンの切り離し両端部が連結される。
(52a)は左右何れか一方の支柱(13a)に対応位
置して、そのチエンケース(43)における長手方向の
一端部に軸受けされた回転軸であり、これには駆動スプ
ロケット(53a)と従動スプロケット(54a)との
前後一対が並列設置されていると共に、その駆動スプロ
ケツ) (53a)が回転軸(52a)に接続された正
逆回転モーター(55a)により、回転駆動されるよう
になっている。その従動スプロケット(54a)は回転
軸(52a)に対して遊合されている。
(52b)は残る他方の支柱(13b)に対応位置して
、やはりチエンケース(24)における長手方向の他端
部に軸受けされた回転軸であり、これにも駆動スプロケ
ット(53b)と従動スプロケット(54b)とが、前
後装置関係のもとに取付けられている。そして、その駆
動スプロケット(53b)が回転軸(52b)に接続さ
れた正逆回転モーター(55b)によって、回転駆動さ
れるようになっているに反し、従動スプロケット(54
b)はその回転軸(52b)上に遊嵌されている。
つまり、上記した前側位置におけるチエン(3g)(4
0)の掛架機構と同しく、両支柱(13a) (13b
)との相互装置関係では、その左側の支柱(13a)に
り1g位置する回転軸(52a)上の駆動スプロケット
(53a)と、右側の支柱(13b)に臨み位置する別
な回転軸(52b)上の従動スプロケット(54b)と
が対をなしており、その両スプロケット(53a) (
54b)の相互間に無端なチエン(56)が捲き掛けら
れていると共に、そのチエン(56)が駆動スプロケッ
ト(53a)を回転駆11+する左側のモーター(55
a)によって、循環回走されるようになっている。しか
も、そのチエン(56)は切り離し両端部に取付けられ
た調整ネジ杆(57)により、左側の支柱(13a)か
ら垂下する脚板(46a)の上記固定片(51a)へ、
その無端化された!8きtl)け緊張状態のもとに連結
されている。
又、同し左側の支柱(13a)に対応位置する回転軸(
52a)上の従動スプロケット(54a)と、右側の支
柱(13b)に臨む回転軸(52b)上の駆動スプロケ
ット(53b)とが組をなしていて、その両スプロケツ
t−(54a) (53b)の相互間に亘って、別個な
無端チエン(58)がやはり瞳き掛けられており、その
チエン(58)が駆動スプロケット(53b)を回転駆
動する右側のモーター(55b)によって、循環回走さ
れるようになっているのである。そして、そのチエン(
58)もやはり両端部に止着された調整ネジ杆(57)
により、右側の支柱(13b)から垂下する上記脚板(
4f3b)の固定片(51b)へ、連結一体出されてい
るのである。
従って、第18.19図から明白なように左側のモータ
ー(55a)により、その駆動スプロケット(53a)
に掛架されているチエン(56)をiIi!!環回走さ
せて、その左側の支柱(13a)へ右側の支柱(13b
)を引き寄せる如く、スライドガイドレール(42)に
沿いスライド作用させることができ、又反対に右側のモ
ーター(55b)を回転駆動して、その駆り」スプロケ
ット(53b)に張架されているチエン(5日)を循環
させることにより、その右側の支柱(13b)へ左側の
支柱(13a)を引き寄せる如く、やはりスライドガイ
ドレール(42)に沿ってスライドさせることができる
のである。
その何れの場合にも、モーター(55a) (55b)
を逆回転させることにより、その両支柱(13a) (
13b)を互いに押し離すべく、左右横方向へスライド
させることも可能となっている。その支柱(13a) 
(13b)と梁(14a) (14b)は上記した通り
、予しめ相互の一体的に連結されているため、その支柱
(13a) (13b)のスライド駆動用モーター(5
5a) (55b)と、上記梁(14a) (14b)
のスライド駆動用モーター(37a) (37b)は、
互いに同期回転されるようになっているごと、言うまで
もない。これらモーター(37a) (37b) (5
5a)(55b)の始動スイッチなどを含む操作盤は、
上記したモーター(17a) (17b)の操作盤とユ
ニット化されており、やはり作業者によって人為操作さ
れることになる。
尚、その支柱(13a) (13b)用のモーター(5
5a) (55b)も、傘歯車などの伝動手段を介して
、駆動スプロケット(53a) (53b)の回転軸(
52a) (52b) ヘ接続することができる。(5
9) (59)は上記調節ネジ杆(57)(57)の固
定ナツトであり、そのネジ杆(57) (57)の進1
JJt5作によって、チエン(5G) (58)の着脱
やその緊張度の調Bqを行なえること、勿論である。
更に、(60a) (60b)は両支柱(13a) (
+3b)に対応する左右一対の連結索条であって、具体
的にはワイヤーローブなどから成り、上記したスライド
作用時に支柱(13a) (13b)の上端部が傾き歪
むことを予防・規制するために、次の通り捲き掛け配置
されている。
叩ち、第9〜13図並びに第18.19図において、(
61a) (61b)は上記した再駆動スプロケット(
53a) (53b)の回転軸(52a) (52b)
上へ、その従動スプロケット(54a) (54b)と
同様な遊動自在に嵌着された滑車、(62a) (62
b)はその滑車(61a) (61b)と対応位置する
ように、両支柱(13a) (13b)の上端部に軸支
された遊動可能な案内滑車、(63) (63)は索条
(60a) (60b)の切り離し下端部をチエン(5
6) (58)の中途部へ各々連結固定する連結金具で
ある。
そして、その一方の索条(60a)における切り離し上
端部は右側支柱(13b)の上端部に止着され、同じく
索条(60a)の切り離し下端部は左側支柱(13a)
に対応位置する回転軸(52a)上の駆動スプロケット
(53a)と、右側支IB(13b)に臨む回転軸(5
2b)上の従動スブロケツ) (54b)との相互間へ
降き掛けられているチエン(56)の中途部に、連結金
具(63)を介して止着固定されていると共に、同じく
索条(60a)の中途部がその左側支柱(13a)の上
端部に軸支されている案内滑車(62a)と、その直下
に対応位置する回転軸(52a)上の滑車(61a)と
に亘って、言わば全体的なコ字状に捲き掛けられている
又、残る他方の索条(60b)はこれと向かい合う全体
的なコ字状をなす如くに、その切り離し上端部が左側支
柱(13a)の上端部に止着され、同じく索条(60a
)の切り離し下端部が右側支柱(13b)に対応位1す
る回転軸(52b)上の駆動スプロケット(53b)と
、左側支柱(13a)に臨む回転軸(52a)上の従動
スブロケツl154a)との相互間へtel架されてい
るチエン(58)の中途部に、やはり連結金具(63)
を介して連結止着されていると共に、同じ(索条(60
b)の中途部がその右側支柱(13a)の上端部に軸支
されている案内滑車(62b)と、その直下位置に臨む
回転軸(52b)上の滑車(61b)とに亘って、降き
掛けられているのである。
従って、上記したように左側のモーター(55a)を回
転駆動して、その駆動スプロケット(53a)に掛架さ
れているチエン(56)の回走作用により、その左側の
支柱(13a)へ右側の支柱(13b)を引き寄せるよ
うスライドさせた時には、そのチエン(56)に下端部
が連結され且つ上端部が右側支柱(13b)に止着され
ている一方の索条(60a)により、そのチエン(56
)の回走に伴なって、右側支柱(13b)の上端部は左
側支柱(13a)へ引き寄せられることになり、同時に
上端部において左側の支柱(13a)に止着されている
他方の索条(60b)は、その中途部が左側支柱(13
a)の遊動ローラー軸(47a)と係合作用しつつ、常
に緊張状態を保つように関係設定されているため、その
索条(60b)によっても右側支柱(13b)の上端部
が左側支柱(13a)へ引き寄せられることになるので
ある。
又、右側のモーター(55b)により、その駆動スプロ
ケット(53b)に掛架されているチエン(58)を回
走させて、その右側の支柱(13b)へ左側の支柱(1
3a)を引き寄せるようスライドさせた時には、索条(
60a) (60b)の働きが左右の逆になるだけで、
上記と同一の作用を得られることになる。
チエンケース(43)はスライドガイドレール(42)
の上段位置に並列固定されており、そのケース(43)
内の回転軸(52a) (52b)上に、索条(60a
) (60b)の捲き掛け用1ル軍(61a) (61
b)が取付けられていると共に、その上段位置のスライ
ドガイドレール(42)を転勤する遊動ローラー(48
a) (48b)が、そのローラー軸(47a) (4
7b)によって所謂両持ち状態に支承されているため、
そのローラー軸(47a) (47b)が支+f (1
3a) (13b)との一体内にスライド作用した場合
には、これによって上記滑車(61a) (61b) 
(62a) (62b)に捲き掛けられている索条(6
0a) (60b)の中途部を引っ掛は係合させること
ができ、その索条(60a)(60b)を常に緊張状態
に保てるわけである。
索条(60a) (60b)は支柱(13a) (13
b)の中空内部に導入されていて、その内部に軸架され
た案内滑車(Gla) (62b)に1昏き1卦けられ
ていること言うまでもないが、上記スライド作用時に支
柱(13a) (13b)の傾き歪む危険性がなければ
、その索条(60a) (60b)の1をき掛けはこれ
を省略してもさしつかえない。
尚、貨物室のバック面には観音式の開閉扉や、アコーデ
オン式カーテンなどの遮蔽カバー(S2)が取付けられ
ることになる。その場合、開閉扉は両支柱(13a) 
(13b)へ蝶番によって左右一対の各別に枢着され、
又カーテンはこれを索条(60a) (60b)から帛
り下げたり、或いは支柱(13a) (13b)へスラ
イド自在に取付けることによって設置することができる
。その他の図示符号(64)は荷台(10)へ起伏自在
に枢着された囲い用腰板であり、その起立状態では枠板
(12)や支柱(13a) (13b)へ施錠金具によ
って固定される。
〈作用〉 上記の開閉機構によれば、貨物室の天井面と両サイド面
が開閉できるように構成されている処、その構成に基き
開閉方法を説明すると、下記の通りである。
即ち、今その右サイド面を開放させる場合について言え
ば、先づ右側の梁(14b)上に設置されている支軸(
15b)を、これと対応する右側の正逆回転モーター(
17b)によって、第14図の矢印(八1)で示す方向
へ回転させ、その右サイドカバーフレーム(18b)を
展開状態から帛り上げつつ、天井カバーフレーム(21
)上に折り重なる伏倒状態に変化させて、その右サイド
面を全開する。
次に、左側の梁(14a)に対応位置する回転軸(34
a)上の駆動スプロケット(35a)を、その回転軸(
34a)に接続された正逆回転モーター(37a)によ
って、又その左側の支柱(13a)に対応する回転軸(
52a)上の駆動スプロケット(53a)を、その回転
軸(52a)にやはり接続された正逆回転モーター(5
5a)によって、その同時に第15〜19図の矢印(8
1)で示ず正転方向へ回転駆動し、それらの無端チェ7
(38) (5G)を同期した状態において、同図の矢
印(CI)で示す方向へ循環回走させるのである。
そうすれば、固定状態に静止している左側の梁(14a
)並びに支柱(13a)に対し、右側の梁(14b)と
支柱(13b)がスライドガイドレール(27) (4
2)に沿って、上記のチエン(38) (56)により
一体的に引き寄せられる如く、第15〜19図の矢印(
01)で示す方向へスライド作用することになり、その
場合天井カバーフレーム(21)は展開状態から、言わ
ば山型の屈曲状態に自づと起立変化し、その天井面も一
挙同時に全開することとなる。
逆に、その天井面と右サイド面を再度遮蔽するに当って
は、上記無端チェ7(3B) (56)を反対の方向へ
回走させるべく、その正逆回転モーター(37a)(5
5a)を逆転方向へ駆動して、天井カバーフレーム(2
1)を展開状態に伏倒させつつ、右側の梁(14b)と
支柱(13b)を左側のそれらから離反させて後に、上
記右サイドカバーフレーム(18b)の支軸(15b)
を、やはりその正逆回転モーター(17b)の逆転方向
に向かう駆動によって反転させ、再度右サイドカバーフ
レーム(18b)を展開の吊り下げ状態に戻せば良い。
他方、左サイド面を開放させる場合には、左側の梁(1
4a)上に取付けられている支軸(15a)を、その左
側の正逆回転モーター(17a)によって、第14図の
矢印(^2)で示す方向へ回転させ、その左サイドカバ
ーフレーム(18a)を展開状態から吊り上げ乍ら、天
井面上へ折り重なる伏倒状態に変化させて、先づその左
サイド面を全開する。
その後、右側の梁(14b)に臨む回転軸(34b)上
の駆動スプロケット(35b) と、同じく右側の支柱
(13b)に臨む回転軸(52b)上の駆動スプロケッ
ト(53b)とを、それらと対応位置する正逆回転モー
ター(37b) (55b)により、第16.18図の
矢印(B2)で示す正転方向へ同期回転させ、それらの
チエン(40) (58)を両図の矢印(C2)で示す
方向へ回走駆動するのである。
そうすれば、今度は右側の梁(14b)と支柱(13b
)に対して、左側のそれらがスライドガイドレール(2
7) (42)に沿い、上記チエン(40) (5B)
によって引き寄せられる如く、第16.18図の矢印(
B2)で示す方向へスライド作用することになり、その
過程で天井カバーフレーム(21)も展開状態から屈折
状態に自づと起立変化し、やはり天井面も併せ全開する
こととなる。その天ノr面と左サイド面を再度遮蔽する
場合には、上記と同様に正逆回転モーター(17b) 
(37b) (55b)を逆転方向へ駆動すれば良いこ
と、言うまでもない。
尚、バック面の遮蔽カバー(S2)を上記のようにアコ
ーデオンエ(カーテンとしておけば、上記作用に応動し
て9れも支障なく開閉し、又観音式の開閉扉であれば、
その扉を先に開いておくことによって、上記開閉作用に
支障を与えることなく、これを達成することができる。
〈発明の効果〉 以上のように、本発明では車両の貨物室開閉方法として
、貨物車両における荷台(10)の前端部に固定立設さ
れた枠板(12)と、 同しく荷台(10)の後端部から起立する左右一対の支
柱(13a) (13b)と、 枠板(12)と両支柱(13a) (13b)との前後
相互間へ水平状態に延在すると共に、その前端部が枠板
(12)の上端部に臨まされ、且つ後端部が支柱(13
a) (13b)の上端部に予じめ連結一体出された左
右一対の梁(14a) (14b)とから、貨物室の基
本理路を形作り、 上記枠板(12)の上端部へ、左右横方向に沿い延在す
るスライドガイドレール(27)とチエンケース(24
)とを、その上下装置関係の積層状態に固定設置して、 そのスライドガイドレール(27)へ、両梁(14a)
(14b)の前端部に軸支された所要数の遊動ローラー
 (30a) (30b) (32a) (32b)を
係合作用させ、又、チエンケース(24)内へ前後装置
関係の並列状態に収容された一対の無端なチエン(38
) (40)を、これと対応する正逆回転モーター(3
7a) (37b)によって、各別に回走駆動できるよ
うに定めると共に、その両チエン(37) (40)の
中途部へ両梁(14a) (14b)の前端部を各別に
止着連結し、 他方、荷台(10)の後端部にも、左右横方向に沿って
延在するスライドガイドレール(42)とチエンケース
(43)とを、やはり積層状態に固定設置して、そのス
ライドガイドレール(42)へ、両支柱(13a)(1
3b)の下端部に軸支された所要数の遊動ローラ=(4
8a) (48b) (50a) (50b)を係合作
用させ、又、チエンケース(43)内へやはり並列状態
に収容された一対の無端なチエン(56) (58)を
、これと対応する正逆回転モーター(55a) (55
b)によって、各別に回走駆動できるように定めると共
に、その両チエン(56) (58)の中途部へ両支柱
(13a) (13b)の下端部を各別に止着連結して
、 上記梁(14a) (14b)用のモーター(37a)
 (37b)と支柱(13a) (13b)用のモータ
ー(55a) (55b)とを同期回転させて、そのチ
エン(3B) (40) (56) (5B)を回走駆
動することにより、予じめ連結一体出されている梁(1
4a) (14b)と支柱(13a) (13b)との
左右何れか一方を、残る他方の存在位1へ引き寄せ又は
離反させる如(、上記スライドガイドレール(27) 
(42)に沿う左右横方向へスライド作用させるように
なっているため、冒頭に述べた従来技術の問題点が完全
に解消され、特別な注意を払う必要もなく、常時安心し
て円滑に能率良く荷物の禎み降し作業を行なえる効果が
あり、その荷物の種類や大きさなどによる制約を一切受
けることがない。その開閉操作ニラいテも、モーター(
37a) (37b) (55a) (55b)をスイ
ッチ類により始動させるだけで、誰もが軽快に行なえる
のである。
又、貨物室開閉機構としてもその構成上、貨物車両にお
ける荷台(10)の前端部に固定立設された枠板(12
)と、 同じく荷台(10)の後端部から起立する左右一対の支
柱(13a) (13b)と、 上記枠板(12)と両支柱(13a) (13b)との
前後相互間へ水平状態に延在するとノ(に、その前端部
が枠板(12)の上端部に臨まされ、且つl&線端部支
柱(13a) (13b)の上端部に予しめ連結一体出
された左右一対の梁(14a) (14b)と、 上記枠板(12)の上端部へ、左右横方向に沿う延在状
態として固定設置されたチエンヶース(24)並びにそ
のケース(24)の上壁面に敷設一体出されたスライド
ガイドレール(27)と、 上記チエンケース(24)の両端部に、梁(14a) 
(14b)の左右一対と対応して平行状態に軸架され、
且つ各別の正逆回転モーター(37a) (37b)に
よって回軸駆動される左右一対の回転軸(34a) (
34b)と、その各回転軸(34a) (34b)上に
固設された駆erスプ[1ケツト(35a) (35b
)並びに遊合された従動スプロケット(38a) (、
lT+b)の前後一対づつと、その両回転軸(34a)
 (34b)における一方の駆動スプロケット(35a
) (35b)と、残る他方の従動スプロケット(36
a) (36b)とを対として、その左右相互間へ並列
状態に捲き掛は設置された前後一対の無端なチエン(3
8) (40)と、 上記荷台(10)の後端部へ、やはり左右横方向に沿う
延在状態として敷設されたスライドガイドレール(42
)並びにそのレール(42)の下壁面に固定一体化され
たチエンケース(43)と、 そのチエンケース(43)の両端部に、支柱(13a)
 (13b)の左右一対と対応して平行に軸支され、且
つ各別の正逆回転モーター(55a) (55b)によ
って回転駆動される左右一対の回転軸(52a) (5
2b)と、その各回転軸(52a) (52b)上に固
設された駆動スプロケツ) (53a) (53b)並
びに遊合された従動スプロケット(54a) (54b
)の前後一対づつと、その両回転軸(52a) (52
b)における一方の駆動スプロケット(53a) (5
3b)と、残る他方の従動スプロケット(54a) (
54b)とを対として、その左右相互間へ並列状態に捲
き掛は設置された前後一対の無端なチエン(56) (
58)とを備え;上記両梁(14a) (14b)の前
端部に各々軸支した所要数の′ii勤ローラー(30a
) (30b) (32a) (32b)を、枠板(1
2)上のスライドガイドレール(27)と係合させる一
方、両支柱(13a) (13b)の下端部に各々軸支
した所要数の遊動ローラー(48a) (48b) (
50a) (50b)を、荷台(10)上のスライドガ
イドレール(42)と係合させると共に、 同じく両梁(14a) (14b)の前端部を、枠板(
12)上のチエンケース(43)内に並列設置したチエ
ン(56)(58)の中途部へ各別に止着連結する一方
、両支柱(13a) (13b)の下端面を、荷台(1
0)上のチエンケース(24)内にやはり並列設置した
チエン(38) (40)の中途部へ各別に止着連結し
、 上記梁(14a) (14b)用のモーター(37a)
 (37b)と支柱(13a) (13b)用のモータ
ー(55a) (55b)とを同期回転させて、そのチ
エン(38) (40) (56) (58)を回走駆
動することにより、予じめ連結一体化されている梁(1
4a) (14b)と支柱(13a) (13b)との
左右何れか一方を、残る他方の存在位置へ引き寄せ又は
離反させる如く、上記スライドガイドレール(27) 
(42)に沿う左右横方向へスライドさせて、貨物室を
開閉できるように設定しであるため、例えば梁(14a
)(14b)をスライドさせるべきスライドガイドレー
ル(27)やチエンケース(24)、無端なチエン(3
8) (40)、その循環駆動用モーター(37a) 
(37b)などの必要機構と、支柱(13a) (13
b)を同様にスライドさせるべきスライドガイドレール
(42)やチエンケース(43)、チエン(56) (
58)、モーター(55a) (55b)などの必要機
構とを、互いに同一として製作・加工することができる
ことになり、その組立や保守・点検、部品交換などに著
しく有益である。
更に、枠板(12)の上端部にスライドガイトレー・ル
(27)とチエンケース(24)が敷設一体化されてお
り、そのスライドガイドレール(27)により遊動ロー
ラー(30a) (30b) (32a) (32b)
を介して、両梁(14a)(14b)の前端部を転勤自
在に係合支持するよう構成されているため、例えば前後
一対づつ合計4本の支柱を、すべて荷台(10)から起
立させた状態のもとてスライド作用させるものに比し、
そのスライド作用が頗る安定するのであり、円滑に開閉
できるにも拘らず、貨物室の骨組みとしても剛性化し得
ることになる。
加えて、図示の実施例に基き説明した通り、特に上記ス
ライド作用と連動する連結索条(60a) (60b)
も捲き掛は設置して、支柱(13a) (13b)の上
端部を傾き歪むことなく規制保持させるならば、上記構
成と相俟って更に−N′)j!i正な貨物室開閉の作用
をiGられることになり、そのために付加する必要部品
としても至極簡素で足るので、その実すJ性をますます
昂めることができるものと言える。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用した貨物自動車の全体概略側面図
、第2図は同しく平面図、第3図は第2図に対応する開
閉作用の過程を示す平面図、第4図は第1図の4−4線
に沿う拡大断面図、第5図は第2図の5−5線に沿う部
分拡大断面図、第6.7図は第5図の6−6線と7−7
線に沿う一部切欠の各断面図、第8図は第6図に対応す
る梁のスライド状態を示す一部切欠の断面図、第9図は
第2図の9−9線に沿う部分拡大断面図、第1O〜12
図は第9図の10−10線、11−11線並びに12−
12線に沿う一部切欠の各断面図、第13図は第10図
に対応する支柱のスライド状態を示す一部切欠の断面図
、第14図はサイド面の開放過程を後方から見た作用説
明図、第15図は天井面の開放過程を同じく後方から見
た作用説明図、第16.17図は梁のスライド作用を示
すための斜め後方から見た説明図、第18.19図は支
柱のスライド作用を示すための同じく斜め後方から見た
斜面図である。 (10)・・・・・荷台 (12)・・・・・枠板 (13a) (13b)  ・・支柱 (14a) (14b)  −−梁 (15a)(15b)  ・・支軸 (17a) (17b) (37a) (37b) (
55a) (55b)  ・モーター(18a)(18
b)  −・サーfドカバーフレーム(2I)・・・・
・天井カバーフレーム(24) (43)  ・・・チ
エンケース(27) ((42)・・・スライドガイド
レール(28a) (28b) (4(ia) (46
b)  ・脚板(30a) (30b) (32a) 
(32b) (48a) (48b) (50a) (
50b)・・・・・・・遊動ローラー

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、貨物車両における荷台(10)の前端部に固定立設
    された枠板(12)と、 同じく荷台(10)の後端部から起立する左右一対の支
    柱(13a)(13b)と、 枠板(12)と両支柱(13a)(13b)との前後相
    互間へ水平状態に延在すると共に、その前端部が枠板(
    12)の上端部に臨まされ、且つ後端部が支柱(13a
    )(13b)の上端部に予じめ連結一体化された左右一
    対の梁(14a)(14b)とから、貨物室の基本骨格
    を形作り、 上記枠板(12)の上端部へ、左右横方向に沿い延在す
    るスライドガイドレール(27)とチエンケース(24
    )とを、その上下装置関係の積層状態に固定設置して、 そのスライドガイドレール(27)へ、両梁(14a)
    (14b)の前端部に軸支された所要数の遊動ローラー
    (30a)(30b)(32a)(32b)を係合作用
    させ、又、チエンケース(24)内へ前後位置関係の並
    列状態に収容された一対の無端なチエン(38)(40
    )を、これと対応する正逆回転モーター(37a)(3
    7b)によって、各別に回走駆動できるように定めると
    共に、その両チエン(37)(40)の中途部へ両梁(
    14a)(14b)の前端部を各別に止着連結し、他方
    、荷台(10)の後端部にも、左右横方向に沿って延在
    するスライドガイドレール(42)とチエンケース(4
    3)とを、やはり積層状態に固定設置して、 そのスライドガイドレール(42)へ、両支柱(13a
    )(13b)の下端部に軸支された所要数の遊動ローラ
    ー(48a)(48b)(50a)(50b)を係合作
    用させ、又、チエンケース(43)内へやはり並列状態
    に収容された一対の無端なチエン(56)(58)を、
    これと対応する正逆回転モーター(55a)(55b)
    によって、各別に回走駆動できるように定めると共に、
    その両チエン(56)(58)の中途部へ両支柱(13
    a)(13b)の下端部を各別に止着連結して、上記梁
    (14a)(14b)用のモーター(37a)(37b
    )と支柱(13a)(13b)用のモーター(55a)
    (55b)とを同期回転させて、そのチエン(38)(
    40)(56)(58)を回走駆動することにより、予
    じめ連結一体化されている梁(14a)(14b)と支
    柱(13a)(13b)との左右何れか一方を、残る他
    方の存在位置へ引き寄せ又は離反させる如く、上記スラ
    イドガイドレール(27)(42)に沿う左右横方向へ
    スライド作用させて、貨物室を開閉することを特徴とす
    る車両の貨物室開閉方法。 2、貨物車両における荷台(10)の前端部に固定立設
    された枠板(12)と、 同じく荷台(10)の後端部から起立する左右一対の支
    柱(13a)(13b)と、 上記枠板(12)と両支柱(13a)(13b)との前
    後相互間へ水平状態に延在すると共に、その前端部が枠
    板(12)の上端部に臨まされ、且つ後端部が支柱(1
    3a)(13b)の上端部に予じめ連結一体化された左
    右一対の梁(14a)(14b)と、上記枠板(12)
    の上端部へ、左右横方向に沿う延在状態として固定設置
    されたチエンケース(24)並びにそのケース(24)
    の上壁面に敷設一体化されたスライドガイドレール(2
    7)と、 上記チエンケース(24)の両端部に、梁(14a)(
    14b)の左右一対と対応して平行状態に軸架され、且
    つ各別の正逆回転モーター(37a)(37b)によっ
    て回転駆動される左右一対の回転軸(34a)(34b
    )と、 その各回転軸(34a)(34b)上に固設された駆動
    スプロケット(35a)(35b)並びに遊合された従
    動スプロケット(36a)(36b)の前後一対づつと
    、その両回転軸(34a)(34b)における一方の駆
    動スプロケット(35a)(35b)と、残る他方の従
    動スプロケット(36a)(36b)とを対として、そ
    の左右相互間へ並列状態に捲き掛け設置された前後一対
    の無端なチエン(38)(40)と、 上記荷台(10)の後端部へ、やはり左右横方向に沿う
    延在状態として敷設されたスライドガイドレール(42
    )並びにそのレール(42)の下壁面に固定一体化され
    たチエンケース(43)と、そのチエンケース(43)
    の両端部に、支柱(13a)(13b)の左右一対と対
    応して平行に軸支され、且つ各別の正逆回転モーター(
    55a)(55b)によって回転駆動される左右一対の
    回転軸(52a)(52b)と、 その各回転軸(52a)(52b)上に固設された駆動
    スプロケット(53a)(53b)並びに遊合された従
    動スプロケット(54a)(54b)の前後一対づつと
    、その両回転軸(52a)(52b)における一方の駆
    動スプロケット(53a)(53b)と、残る他方の従
    動スプロケット(54a)(54b)とを対として、そ
    の左右相互間へ並列状態に捲き掛け設置された前後一対
    の無端なチエン(56)(58)とを備え;上記両梁(
    14a)(14b)の前端部に各々軸支した所要数の遊
    動ローラー(30a)(30b)(32a)(32b)
    を、枠板(12)上のスライドガイドレール(27)と
    係合させる一方、両支柱(13a)(13b)の下端部
    に各々軸支した所要数の遊動ローラー(48a)(48
    b)(50a)(50b)を、荷台(10)上のスライ
    ドガイドレール(42)と係合させると共に、 同じく両梁(14a)(14b)の前端部を、枠板(1
    2)上のチエンケース(43)内に並列設置したチエン
    (56)(58)の中途部へ各別に止着連結する一方、
    両支柱(13a)(13b)の下端部を、荷台(10)
    上のチエンケース(24)内にやはり並列設置したチエ
    ン(38)(40)の中途部へ各別に止着連結し、上記
    梁(14a)(14b)用のモーター(37a)(37
    b)と支柱(13a)(13b)用のモーター(55a
    )(55b)とを同期回転させて、そのチエン(38)
    (40)(56)(58)を回走駆動することにより、
    予じめ連結一体化されている梁(14a)(14b)と
    支柱(13a)(13b)との左右何れか一方を、残る
    他方の存在位置へ引き寄せ又は離反させる如く、上記ス
    ライドガイドレール(27)(42)に沿う左右横方向
    へスライドさせて、貨物室を開閉できるように設定した
    ことを特徴とする車両の貨物室開閉機構。
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