JPS6340976Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6340976Y2
JPS6340976Y2 JP1983154344U JP15434483U JPS6340976Y2 JP S6340976 Y2 JPS6340976 Y2 JP S6340976Y2 JP 1983154344 U JP1983154344 U JP 1983154344U JP 15434483 U JP15434483 U JP 15434483U JP S6340976 Y2 JPS6340976 Y2 JP S6340976Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
puncture needle
probe
holder
probe body
puncture
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1983154344U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6063308U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP15434483U priority Critical patent/JPS6063308U/ja
Publication of JPS6063308U publication Critical patent/JPS6063308U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6340976Y2 publication Critical patent/JPS6340976Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
  • Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はリニア電子走査形超音波診断装置の
探触子にかかわり、さらに詳しくは、穿刺法によ
る超音波診断をなすための探触子に関している。
〔従来の技術〕
超音波画像をガイドとして、穿刺術をなすこと
は広くなされている。このための探触子として、
リニア電子走査形超音波探触子に穿刺針を保持さ
せたものは、たとえば実公昭57−13298号公報に
記載されている。これは圧電振動子列に欠損部分
を設け、欠損部分の上方に位置して扇形の空間あ
るいは孔を探触子本体に設けたもので、穿刺針が
この孔に挿入され、孔に案内されて圧電振動子の
配列方向のみに動かせるようにしてある。このよ
うなものでは、穿刺針の位置決めは容易になすこ
とはできても、探触子本体に附着した生体体液の
清掃が困難である。すなわち、穿刺針を孔に挿入
および引きぬく際に生体の体液が孔に附着する
が、この附着体液の除去は孔がきわめて巾狭いた
めかなりの時間と労力とを必要とする。
実開昭58−117610号公報は、このような問題を
解決することができる探触子を提供している。こ
の探触子は、前記探触子における振動子列の欠損
部分に対応して設けられた孔が開放され、磁性材
からなる板を穿刺針にかぶせ、探触子本体にある
磁石によつて吸着させることによつて、穿刺針を
探触子本体に保持させているとともに、挿入角度
を変えることができるようにしている。この超音
波探触子は、探触子本体における穿刺針を挿入す
る部分が外部に開放されているため、清掃を容易
におこなうことができる。
〔考案が解決しようとする課題〕
穿刺は、デイスプレイによつて目的部位を確認
し、穿刺針の角度を定めたあと、針先をデイスプ
レイによつて確認しつつ、穿刺針を手で押して、
生体に挿入することによつておこなわれている。
このときに、穿刺針の挿入方向は、穿刺針を生体
に挿入したあとに変えることができないので、生
体への挿入に先立つて、正確に設定しておく必要
がある。が、従来の探触子において、穿刺針の挿
入角度の設定は、術者が目測によつておこなわな
ければならないため、精密に設定することができ
ないばかりか、角度を大きくすると、穿刺針が案
内溝の端部近くに位置することになつて、磁性材
からなる板における案内溝を形成している壁面近
くにある部分が探触子本体から浮き上がり、穿刺
針を片側のみで保持することになるため、設定す
ることができる穿刺針挿入角度に制限がある。さ
らに、穿刺針は、挿入角度をかえることができる
ようにさせるために、磁性材からなる板に積層さ
れたゴム、スポンジのような弾性材によつて保持
されていて、穿刺針の横方向の保持がつよくな
く、しかも生体は穿刺するときにかなり抵抗があ
るため、穿刺をなすときに、穿刺針が動いてしま
つて、目的部位にたいして穿刺針をまつすぐに挿
入することが困難である。
本考案は、清掃を容易になすことができること
はもちろんのこと、穿刺を正確にかつ迅速におこ
なうことができる。穿刺用超音波探触子を提供す
るものである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案の穿刺針用超音波探触子は、一部を欠損
された圧電振動子列を具備する探触子本体と、振
動子列の欠損部分に挿入される穿刺針と、穿刺針
を探触子本体との間に挟持し案内する保持体とを
具備し、保持体と探触子本体とが接触する面の一
方を磁石によつて、他方を磁性材によつて構成さ
れている。
が、本考案において、さらに、保持体が穿刺針
を案内する切欠をもつているとともに、剛性ある
ものからなり、探触子本体が振動子の配列方向に
沿つて保持体を移動させ得る平面状の支持面を有
しているとともに、振動子配列方向にたいする穿
刺針の傾斜角度を表する目盛りを有していること
を特徴としている。
〔作用〕
穿刺針の取り付けは、たとえば、保持体を探触
子本体の支持面に吸着させ、先端を振動子列の欠
損部分に位置させて保持体の切欠に穿刺針を挿入
することによつてなされる。穿刺針の挿入角度の
設定は、保持体および穿刺針を支持面上にてスラ
イドさせ、穿刺針を欠損部分を支点にして回転さ
せることによつてなされる。このときに、支持面
には角度目盛があるため、穿刺針の挿入角度を精
密に設定することができる。穿刺は、穿刺針を押
すことによつてなされるが、保持体が剛性あるも
のからなつているとともに、探触子本体に吸着さ
れていて動かないため、生体にかなりの抵抗があ
つても、設定した角度でもつて穿刺針をまつすぐ
生体に挿入することができる。そして、使用後
は、保持体を探触子からはずすことによつて、探
触子本体および保持体における穿刺針のとおる部
分が露出されるため、清掃を容易になすことがで
き、生体の体液が付着しやすい振動子列の欠損部
分にたいする清掃も確実におこなうことができ
る。
〔実施例〕
第1図ないし第3図は本考案の穿刺針用超音波
探触子の一実施例を示している。参照符号11は
穿刺針、12は探触子本体、13は穿刺針を探触
子本体に支持させる保持体をそれぞれ示してい
る。
探触子本体は圧電振動子列14を具備してい
る。圧電振動子列は短冊状の圧電振動子を一定間
隙を形成して一定ピツチごとに一直線に配列する
ことによつて形成されている。が、振動子の一
部、たとえば中央のいくつかの振動子は欠損させ
られている。この圧電振動子列は片面を吸音材を
介在して本体12に固定され、反対面に整合層お
よび音響レンズ15を取り付けられている。
これらの圧電振動子列、整合層、音響レンズ、
それに吸音材などは、探触子本体の下端から水平
に延びるアーム状部分に支持されている。このア
ーム状部分の上方にある面17は圧電振動子の配
列方向の中心線を通る垂直面内に位置させられて
いて、保持体13にたいする支持面を形成してい
る。また、アーム状部分には切欠16を設けてあ
る。この切欠は、アーム状部分の側面から支持面
17との間に位置し、かつ圧電振動子列の欠損部
分を通るように配置されている。
保持体はそれ自体が磁石によつて構成されてい
る。そして、保持体の一側面19は平面に形成さ
れる。他方、探触子本体の支持面17には磁性材
料からなる板18を埋設させられている。保持体
はこの板に磁力によつて取り付けられている。保
持体における板18に接触する面19には溝20
を設けてあつて、溝は板18とともにひとつの孔
を形成している。この孔は穿刺針を挿入するため
のもので、使用される穿刺針のうち最大径のもの
をかん合できる径、たとえば直径2mmを有してい
る。
穿刺針11は先端を切欠16を通して保持体の
溝20により形成される孔に挿入されることによ
つて、磁力により保持体に支持される。穿刺針の
生体への挿入角度は、保持体13を支持面17の
上ですべらせることによつて、また保持体を探触
子本体からはずし、角度を変えて支持面に再吸着
させることによつて変えることができる。これら
に際して、穿刺針は振動子列の音波放射面内に位
置しているので、超音波イメージ上につねに穿刺
針のイメージを映出させることができて、穿刺針
の挿入を容易になすことができる。この穿刺に際
して、施術者が穿刺針の角度を知ることができる
ようにするために、支持面17に角度目盛21を
設けてある。この目盛は切欠16を中心とするも
のであつて、穿刺針が位置する角度目盛21を読
むことで、穿刺針の角度を正確にしるすことがで
きるので、穿刺針の挿入角度の設定を精密におこ
なうことができる。そして、診断後には、保持体
を探触子本体からはずすことによつて、穿刺針が
とおりかつ生体の体液が付着する探触子本体にお
ける切欠16および保持体における溝20露出さ
れ、しかも探触子本体における支持面17は一平
面からなつているので、清掃を容易にかつ確実に
おこなうことができる。
第4図は本考案の超音波探触子の他の実施例を
示している。この探触子にて探触子本体側は前述
の実施例と同じであるが、保持体のみが異なつて
いる。保持体は使用される穿刺針の径に対応して
複数準備されていて、各保持体は図にて符号13
a,13b,13cなどで示されている。各穿刺
針11a,11b,11cは各保持体を貫通して
かん合かつ固定されている。使用に際しては、目
的とする径の穿刺針を具備する保持体、たとえば
保持体13aを探触子本体の支持面17にある板
18に吸着させることによつて本体に支持され、
穿刺針を超音波イメージ内に映出させることがで
きる。穿刺針の角度変更は保持体を板18の上で
すべらせることによつてなすことができる。そし
て、清浄は切欠部分16が露出しているので、き
わめて容易である。
以上述べた実施例において、保持体全体が磁石
からなつているが、保持体を非磁性体でもつて構
成し、これに磁石を埋設した構成としてもよく、
また保持体を磁性材によつて、探触子本体の支持
面を磁石によつて構成するようにさせてもよい。
〔考案の効果〕
本考案の穿刺針用超音波探触子は、以上述べた
ように、清掃を容易になすことができることはも
ちろんのこと、穿刺針が穿刺に際して動かずしか
も穿刺針の挿入角度の設定を精密におこなうこと
ができるので、目的部位にたいする穿刺を、一度
でもつて、しかも短時間におこなうことができ、
穿刺される患者のみならず、術者にたいする負担
も、いちじるしく低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本考案の超音波探触子の
一実施例を示していて、第1図は正面図、第2図
は側面図、第3図は分解斜視図である。第4図は
本考案の超音波探触子の他の実施例を示す分解斜
視図である。 12……探触子本体、13……保持体、11…
…穿刺針、14……圧電振動子列、16……切欠
部、17……支持面、20……溝、21……角度
目盛。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一部を欠損された圧電振動子列を具備する探触
    子本体と、振動子列の欠損部分に挿入される穿刺
    針と、該穿刺針を前記探触子本体との間に挟持し
    案内する保持体とを有し、該保持体と探触子本体
    とが接触する支持面の一方を磁石によつて、他方
    を磁性材によつて構成されている穿刺針用超音波
    探触子において、前記保持体が穿刺針を案内する
    切欠をもち、剛性あるものからなり、前記探触子
    本体は振動子配列方向に沿つて保持体を移動させ
    得る平面状の支持面を有するとともに、振動子配
    列方向にたいする穿刺針の傾斜角度を表示する目
    盛りを有することを特徴とする穿刺針用超音波探
    触子。
JP15434483U 1983-10-06 1983-10-06 穿刺針用超音波探触子 Granted JPS6063308U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15434483U JPS6063308U (ja) 1983-10-06 1983-10-06 穿刺針用超音波探触子

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15434483U JPS6063308U (ja) 1983-10-06 1983-10-06 穿刺針用超音波探触子

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6063308U JPS6063308U (ja) 1985-05-04
JPS6340976Y2 true JPS6340976Y2 (ja) 1988-10-26

Family

ID=30341207

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15434483U Granted JPS6063308U (ja) 1983-10-06 1983-10-06 穿刺針用超音波探触子

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6063308U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110868937B (zh) * 2017-07-07 2024-03-08 皇家飞利浦有限公司 与声学探头的机器人仪器引导件集成

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58117610U (ja) * 1982-02-02 1983-08-11 横河電機株式会社 穿刺用超音波探触子

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6063308U (ja) 1985-05-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS60500561A (ja) 超音波スキヤナ−・ヘッド用隔離セル
JP4488568B2 (ja) 穿刺アダプタ
JP3049179U (ja) 超音波画像診断用医療器具
US20040267121A1 (en) Device and method for biopsy guidance using a tactile breast imager
JP5671008B2 (ja) 超音波振動子を持つ生検ガイドシステム及びその使用方法
JP6263254B2 (ja) ルーローの三角形を用いたエコー源性面
KR20010032747A (ko) 다중 각도 니들 가이드 및 니들 삽입 방법
JPS6131131A (ja) 超音波プロ−ブ
WO1999034735A1 (en) Ultrasound probe with a detachable needle guide, for collecting tissue samples
US4548210A (en) Probe for ultrasonic-echo planigraphic imaging apparatus
JP5400814B2 (ja) バイオプシ用スペーサ
JPS6340976Y2 (ja)
JPS6129733B2 (ja)
JP2009061229A (ja) 超音波診断装置
JP2008284144A (ja) 超音波治療等におけるリファレンス像表示方法及び超音波装置
Whitman et al. Autonomous surgical robotics using 3-D ultrasound guidance: feasibility study
JPH0213439A (ja) 超音波探触子用穿刺案内器具
JP2003522554A (ja) 多角針案内装置
JPH11197155A (ja) 超音波穿刺プローブ
JPS6121094B2 (ja)
JPS6115849Y2 (ja)
JPS64896Y2 (ja)
JPS598949A (ja) 穿刺用超音波探触子
JPS63150058A (ja) 体腔内用超音波探触子
JPS6122575B2 (ja)