JPS6340793B2 - - Google Patents
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- JPS6340793B2 JPS6340793B2 JP8380381A JP8380381A JPS6340793B2 JP S6340793 B2 JPS6340793 B2 JP S6340793B2 JP 8380381 A JP8380381 A JP 8380381A JP 8380381 A JP8380381 A JP 8380381A JP S6340793 B2 JPS6340793 B2 JP S6340793B2
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- Japan
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- mat
- weight
- breathable sheet
- electric mosquito
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- Expired
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Landscapes
- Catching Or Destruction (AREA)
- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は電気蚊とり器用マツトに関するもので
ある。
ある。
従来電気蚊とり器用マツトは晒針葉樹クラフト
パルプにコツトンリンターパルプを配合し、一般
に紙を製造する際に使用される湿式抄造法にてポ
ーラスな厚紙を抄造し、更にこの厚紙を４〜６枚
重ね貼り合わせて米坪900〜1100ｇ／cm2、厚さ2.9
〜3.1mm、密度0.35ｇ／cm3程度のマツトをつくり、
このマツトにアレスリン等の殺虫成分を含浸した
ものである。
パルプにコツトンリンターパルプを配合し、一般
に紙を製造する際に使用される湿式抄造法にてポ
ーラスな厚紙を抄造し、更にこの厚紙を４〜６枚
重ね貼り合わせて米坪900〜1100ｇ／cm2、厚さ2.9
〜3.1mm、密度0.35ｇ／cm3程度のマツトをつくり、
このマツトにアレスリン等の殺虫成分を含浸した
ものである。
然しながらこのマツトは湿式抄造するために高
米坪のマツトを一度につくることが出来ないの
で、重ね合わせて貼り合わせるという工程を必要
とするうえ、低密度化するために高価なコツトン
リンターパルプを使用しなければならない。その
うえ充分に低密度のマツトをつくることが出来な
いので高粘度の殺虫成分液をマツトに含浸する場
合、液のマツトへの拡散がおそく含浸しにくい。
米坪のマツトを一度につくることが出来ないの
で、重ね合わせて貼り合わせるという工程を必要
とするうえ、低密度化するために高価なコツトン
リンターパルプを使用しなければならない。その
うえ充分に低密度のマツトをつくることが出来な
いので高粘度の殺虫成分液をマツトに含浸する場
合、液のマツトへの拡散がおそく含浸しにくい。
本発明は上記の事情に鑑みなされたもので、低
密度で保液性にすぐれ、製造工程の簡単な電気蚊
とり器用マツトを提供するものである。
密度で保液性にすぐれ、製造工程の簡単な電気蚊
とり器用マツトを提供するものである。
すなわち本発明は下記の３層が積層一体化さ
れ、見掛密度が0.15〜0.3ｇ／cm3である電気蚊と
り器用マツトに関する。
れ、見掛密度が0.15〜0.3ｇ／cm3である電気蚊と
り器用マツトに関する。
(a) 表層 通気性シート状物
(b) 中層 パルプ繊維60〜95重量％と熱融着性樹
脂40〜５重量％からなる乾式マツト (c) 裏層 通気性シート状物 本発明の表層、裏層に使用される通気性シート
状物としては米坪10〜20ｇ／m2の薄葉紙、テイシ
ユペーパー、不織布、ガラス繊維シート等があげ
られる。中層のパルプ繊維は主として木材パルプ
繊維が用いられるが、それに限られることはなく
植物から得られたパルプ繊維ならば何でも良い。
脂40〜５重量％からなる乾式マツト (c) 裏層 通気性シート状物 本発明の表層、裏層に使用される通気性シート
状物としては米坪10〜20ｇ／m2の薄葉紙、テイシ
ユペーパー、不織布、ガラス繊維シート等があげ
られる。中層のパルプ繊維は主として木材パルプ
繊維が用いられるが、それに限られることはなく
植物から得られたパルプ繊維ならば何でも良い。
本発明に使用する熱融着性樹脂とは100〜200℃
に加熱することにより溶融して粘着性を発揮し、
対象物を接着する樹脂を言うものとし、例示すれ
ばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレ
ン、ポリ塩化ビニル、エチレン・酢酸ビニル共重
合体等の熱可塑性樹脂、およびフエノール樹脂、
ユリア樹脂等のプレポリマーで存在し、硬化前に
溶融する熱硬化性樹脂等があげられる。熱融着性
樹脂は繊維状、粉末状の形で用いられる。
に加熱することにより溶融して粘着性を発揮し、
対象物を接着する樹脂を言うものとし、例示すれ
ばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレ
ン、ポリ塩化ビニル、エチレン・酢酸ビニル共重
合体等の熱可塑性樹脂、およびフエノール樹脂、
ユリア樹脂等のプレポリマーで存在し、硬化前に
溶融する熱硬化性樹脂等があげられる。熱融着性
樹脂は繊維状、粉末状の形で用いられる。
本発明の電気蚊とり器用マツトは一般に紙を製
造する際に使用される湿式法とは異なり、乾式法
で次のようにしてつくられる。
造する際に使用される湿式法とは異なり、乾式法
で次のようにしてつくられる。
先づ通気性シート状物が無端状金網の上に供給
される。次にパルプ繊維60〜95重量％と熱融着性
樹脂40〜５重量％を空気中で混合解繊し、前記通
気性シート状物の上に供給し、無端状金網の下か
ら空気を吸引することにより通気性シート状物の
上にパルプ繊維および熱融着性樹脂からなる乾式
マツトを形成する。
される。次にパルプ繊維60〜95重量％と熱融着性
樹脂40〜５重量％を空気中で混合解繊し、前記通
気性シート状物の上に供給し、無端状金網の下か
ら空気を吸引することにより通気性シート状物の
上にパルプ繊維および熱融着性樹脂からなる乾式
マツトを形成する。
こうして出来た通気性シート状物と乾式マツト
の積層物は無端状金網に続いて設置されている加
熱室に導かれ、加熱室で加熱され、マツトの繊維
間が熱融着性樹脂の溶融によつて接着される。更
に加熱室を出た後で該マツトの上に表層を形成す
る通気性シート状物が重ねられて３層の積層物と
なり、熱プレスに導かれ、熱プレスによつて加熱
加圧されて見掛密度0.15〜0.3ｇ／cm3の電気蚊と
り器用マツトがつくられる。米坪は600〜1000
ｇ／m2であり主として中層の乾式マツトの厚さを
変えることにより調節される。
の積層物は無端状金網に続いて設置されている加
熱室に導かれ、加熱室で加熱され、マツトの繊維
間が熱融着性樹脂の溶融によつて接着される。更
に加熱室を出た後で該マツトの上に表層を形成す
る通気性シート状物が重ねられて３層の積層物と
なり、熱プレスに導かれ、熱プレスによつて加熱
加圧されて見掛密度0.15〜0.3ｇ／cm3の電気蚊と
り器用マツトがつくられる。米坪は600〜1000
ｇ／m2であり主として中層の乾式マツトの厚さを
変えることにより調節される。
以上詳述したように本発明の電気蚊とり器用マ
ツトは乾式マツトからつくられ、表裏層のシート
も中層に含まれる熱融着性樹脂により接着される
ので貼り合わせの工程を必要とせず、一度に所定
の米坪のマツトをつくることが出来るうえ、湿式
法によるよりもはるかに低米坪で同一厚さのマツ
トをつくることが出来る。マツトは多密度なので
殺虫成分のマツト中への拡散が早く、また保液性
が良いので含浸はきわめて簡単に行なうことが出
来る。
ツトは乾式マツトからつくられ、表裏層のシート
も中層に含まれる熱融着性樹脂により接着される
ので貼り合わせの工程を必要とせず、一度に所定
の米坪のマツトをつくることが出来るうえ、湿式
法によるよりもはるかに低米坪で同一厚さのマツ
トをつくることが出来る。マツトは多密度なので
殺虫成分のマツト中への拡散が早く、また保液性
が良いので含浸はきわめて簡単に行なうことが出
来る。
本発明の電気蚊とり器用マツトを実施例により
更に詳細に説明する。
更に詳細に説明する。
実施例
下記の３層からなる電気蚊とり器用マツトをつ
くつた。
くつた。
(a) 表層 テイシユ 15ｇ／m2
(b) 中層 晒針葉樹クラフトパルプ70重量％とポ
リエチレン系合成パルプ（三井ゼラバ
ツク社製SWPE−790）30重量％から
なる乾式マツト 670ｇ／m2 (c) 裏層 テイツシユ 15ｇ／m2 先づ裏層のテイツシユを無端金網上に供給し、
その上にパルプとSWPを空気中で混合開繊して
堆積させ乾式マツトを形成させた。このテイツシ
ユと乾式マツトの積層物を温度150℃の熱風で処
理した後、表層のテイツシユを重ねながら熱プレ
スロールで３mm厚さに圧縮し、平版にカツトした
後22mm×35mmに打抜いた。こうして出来た電気蚊
とり器用マツトは米坪700ｇ／m2、密度0.23ｇ／
cm3で、剛性、アレスリン吸収能、その他の物性が
従来法による1100ｇ／m2のマツトと同様の性能を
示した。
リエチレン系合成パルプ（三井ゼラバ
ツク社製SWPE−790）30重量％から
なる乾式マツト 670ｇ／m2 (c) 裏層 テイツシユ 15ｇ／m2 先づ裏層のテイツシユを無端金網上に供給し、
その上にパルプとSWPを空気中で混合開繊して
堆積させ乾式マツトを形成させた。このテイツシ
ユと乾式マツトの積層物を温度150℃の熱風で処
理した後、表層のテイツシユを重ねながら熱プレ
スロールで３mm厚さに圧縮し、平版にカツトした
後22mm×35mmに打抜いた。こうして出来た電気蚊
とり器用マツトは米坪700ｇ／m2、密度0.23ｇ／
cm3で、剛性、アレスリン吸収能、その他の物性が
従来法による1100ｇ／m2のマツトと同様の性能を
示した。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 下記の３層が積層一体化され、見掛密度が
0.15〜0.3ｇ／cm3である電気蚊とり器用マツト。 (a) 表層 通気性シート状物 (b) 中層 パルプ繊維60〜95重量％と熱融着性樹
脂40〜５重量％からなる乾式マツト (c) 裏層 通気性シート状物 ２ 下記の３層を順次重ね合わせた後、見かけ密
度が0.15〜0.3ｇ／cm3となるように加熱加圧して
３層を一体とした電気蚊とり器用マツトの製造方
法。 (a) 表層 通気性シート状物。 (b) 中層 パルプ繊維60〜95重量％と熱融着性樹
脂40〜５重量％を空気中で混合解繊
し、乾式法によつてつくられたマツ
ト。 (c) 裏層 通気性シート状物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8380381A JPS57200302A (en) | 1981-06-02 | 1981-06-02 | Electric mosquito repellent mat and its production |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8380381A JPS57200302A (en) | 1981-06-02 | 1981-06-02 | Electric mosquito repellent mat and its production |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57200302A JPS57200302A (en) | 1982-12-08 |
| JPS6340793B2 true JPS6340793B2 (ja) | 1988-08-12 |
Family
ID=13812814
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8380381A Granted JPS57200302A (en) | 1981-06-02 | 1981-06-02 | Electric mosquito repellent mat and its production |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS57200302A (ja) |
-
1981
- 1981-06-02 JP JP8380381A patent/JPS57200302A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57200302A (en) | 1982-12-08 |
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