JPS6333991Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6333991Y2 JPS6333991Y2 JP1979079057U JP7905779U JPS6333991Y2 JP S6333991 Y2 JPS6333991 Y2 JP S6333991Y2 JP 1979079057 U JP1979079057 U JP 1979079057U JP 7905779 U JP7905779 U JP 7905779U JP S6333991 Y2 JPS6333991 Y2 JP S6333991Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nonwoven fabric
- glass
- filaments
- bulky
- fiber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 239000011521 glass Substances 0.000 claims description 16
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Landscapes
- Nonwoven Fabrics (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、新規な嵩高不織布に関する。
現在、ガラスペーパー、合成繊維不織布等の各
種不織布が、衣服基材、ペーパー基材、各種工業
材料基材等に用いられている。
種不織布が、衣服基材、ペーパー基材、各種工業
材料基材等に用いられている。
これら不織布の従来の製造法としては、繊維材
料を、水等の分散媒体中に分散せしめた後、抄造
法等により不織布を製造する湿式法、繊維材料を
分散媒体に分散せしめる事なく均一にマツト状に
層状化し製造する乾式法、等がある。これらの方
法で得られる従来の嵩高不織布は、比較的切断長
さの長い繊維を用いているため、全ての繊維が２
次元的に平面方向に配列し、嵩高なものが得られ
にくくなるので、バインダーを付与した後、軽く
圧着する方法で製造されてきたが、バインダーの
接合力が弱く、張力が弱くなるという問題を有し
ている。また、従来より用いられてきた嵩高不織
布としては、ニードリング加工等の特殊加工を行
なつたものがあるが、この嵩高不織布は、ニード
リング加工等により、不織布の張力が低下し、し
かも、その製造コストが高くなるという問題点を
有している。
料を、水等の分散媒体中に分散せしめた後、抄造
法等により不織布を製造する湿式法、繊維材料を
分散媒体に分散せしめる事なく均一にマツト状に
層状化し製造する乾式法、等がある。これらの方
法で得られる従来の嵩高不織布は、比較的切断長
さの長い繊維を用いているため、全ての繊維が２
次元的に平面方向に配列し、嵩高なものが得られ
にくくなるので、バインダーを付与した後、軽く
圧着する方法で製造されてきたが、バインダーの
接合力が弱く、張力が弱くなるという問題を有し
ている。また、従来より用いられてきた嵩高不織
布としては、ニードリング加工等の特殊加工を行
なつたものがあるが、この嵩高不織布は、ニード
リング加工等により、不織布の張力が低下し、し
かも、その製造コストが高くなるという問題点を
有している。
本考案は、従来の不織布が有する上記問題点を
解決したものである。すなわち、平均切断長さ
0.1〜3.0mmの切断長さの短いガラスフイラメント
と平均切断長さ５〜50mmの繊維フイラメントから
混合構成される本考案の嵩高不織布は、切断長さ
の短い高弾性率のガラスフイラメントが不織布の
厚さ方向にも３次元的に配列するため、従来の湿
式法、乾式法等の方法で製造する場合において、
バインダーを付与または繊維フイラメントを加熱
軟化せしめた後、強く圧着しても嵩高さが維持さ
れ、しかも張力が高いという特徴を有する。
解決したものである。すなわち、平均切断長さ
0.1〜3.0mmの切断長さの短いガラスフイラメント
と平均切断長さ５〜50mmの繊維フイラメントから
混合構成される本考案の嵩高不織布は、切断長さ
の短い高弾性率のガラスフイラメントが不織布の
厚さ方向にも３次元的に配列するため、従来の湿
式法、乾式法等の方法で製造する場合において、
バインダーを付与または繊維フイラメントを加熱
軟化せしめた後、強く圧着しても嵩高さが維持さ
れ、しかも張力が高いという特徴を有する。
以下図面により本考案を説明する。
第１図および第２図は、本考案の嵩高不織布の
例をモデル断面図で示したものである。
例をモデル断面図で示したものである。
第１図に示した嵩高不織布は、抄造法で製造さ
れた、20重量％の平均切断長さ0.2mmのガラスフ
イラメント１と80重量％の平均切断長さ12mmのガ
ラスフイラメント２から構成され、各フイラメン
ト間をポリ酢酸ビニルバインダーで接合した50
ｇ／m2重量の嵩高ガラス不織布である。この不織
布は、従来のガラス不織布（抄造法で製造された
切断長さ12mmのガラスフイラメントだけで構成さ
れる50ｇ／m2質量のガラス不織布）の厚さが0.20
〜0.25mmで、その張力が3.5〜4.5Kｇ／15mm巾で
あるに対し、厚さが0.34mmと約50％ほど厚く、し
かも張力が4.0Kｇ／15mm巾と高いものである。
れた、20重量％の平均切断長さ0.2mmのガラスフ
イラメント１と80重量％の平均切断長さ12mmのガ
ラスフイラメント２から構成され、各フイラメン
ト間をポリ酢酸ビニルバインダーで接合した50
ｇ／m2重量の嵩高ガラス不織布である。この不織
布は、従来のガラス不織布（抄造法で製造された
切断長さ12mmのガラスフイラメントだけで構成さ
れる50ｇ／m2質量のガラス不織布）の厚さが0.20
〜0.25mmで、その張力が3.5〜4.5Kｇ／15mm巾で
あるに対し、厚さが0.34mmと約50％ほど厚く、し
かも張力が4.0Kｇ／15mm巾と高いものである。
第２図に示した嵩高不織布は、抄造法で製造さ
れた30重量％の平均切断長さ0.5mmのガラスフイ
ラメント３と70重量％の平均切断長さ15mmのポリ
エステルフイラメント４から構成され、ポリエス
テルフイラメントを熱融着により接合した75ｇ／
m2質量の嵩高不織布である。この不織布の厚さ
は、平均長さ15mmのポリエステルフイラメントだ
けから構成される従来の50ｇ／m2質量の不織布の
厚みが0.30〜0.38mmと薄いのに対し、0.63mmと極
めて厚いものである。
れた30重量％の平均切断長さ0.5mmのガラスフイ
ラメント３と70重量％の平均切断長さ15mmのポリ
エステルフイラメント４から構成され、ポリエス
テルフイラメントを熱融着により接合した75ｇ／
m2質量の嵩高不織布である。この不織布の厚さ
は、平均長さ15mmのポリエステルフイラメントだ
けから構成される従来の50ｇ／m2質量の不織布の
厚みが0.30〜0.38mmと薄いのに対し、0.63mmと極
めて厚いものである。
本考案の嵩高不織布を構成する平均切断長さ
0.1〜3.0mmのガラスフイラメントの混合割合が50
重量％より多いと、極めて嵩高な不織布が得られ
るが、不織布の張力が小さくなる傾向にあるの
で、平均切断長さ0.1〜3.0mmのガラスフイラメン
トの混合割合は、50重量％以下、好ましくは、10
〜40重量％の範囲が望ましい。
0.1〜3.0mmのガラスフイラメントの混合割合が50
重量％より多いと、極めて嵩高な不織布が得られ
るが、不織布の張力が小さくなる傾向にあるの
で、平均切断長さ0.1〜3.0mmのガラスフイラメン
トの混合割合は、50重量％以下、好ましくは、10
〜40重量％の範囲が望ましい。
本考案の嵩高不織布を構成する平均切断長さ５
〜50mmの繊維フイラメントとしては、無機質フイ
ラメント（ガラスフイラメント等）、有機繊維フ
イラメント（合成有機繊維フイラメント、天然繊
維フイラメント等）等がある。
〜50mmの繊維フイラメントとしては、無機質フイ
ラメント（ガラスフイラメント等）、有機繊維フ
イラメント（合成有機繊維フイラメント、天然繊
維フイラメント等）等がある。
本考案の嵩高不織布は、平均切断長さ0.1〜3.0
mmの切断長さの短いガラスフイラメント平均切断
長さ５〜50mmの繊維フイラメントから混合構成さ
れたものであるため、切断長さの短い高弾性率の
ガラスフイラメントが不織布の厚さ方向にも３次
元的にも配列するため、従来の湿式法、乾式法等
の方法で製造する場合において、バインダーを付
与または繊維フイラメントを加熱軟化せしめた後
強く圧着しても嵩高さが維持され、しかも、張力
が高いという特徴を有する。
mmの切断長さの短いガラスフイラメント平均切断
長さ５〜50mmの繊維フイラメントから混合構成さ
れたものであるため、切断長さの短い高弾性率の
ガラスフイラメントが不織布の厚さ方向にも３次
元的にも配列するため、従来の湿式法、乾式法等
の方法で製造する場合において、バインダーを付
与または繊維フイラメントを加熱軟化せしめた後
強く圧着しても嵩高さが維持され、しかも、張力
が高いという特徴を有する。
第１図および第２図は、本考案の嵩高不織布の
例をモデル断面図で示したものである。
例をモデル断面図で示したものである。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 平均切断長さ0.1〜2.0mmのガラスフイラメン
トと平均切断長さ５〜50mmの繊維フイラメント
から混合構成される嵩高ガラス不織布。 (2) 繊維フイラメントがガラスフイラメントまた
は／および有機繊維フイラメントである実用新
案登録請求の範囲第１項記載の嵩高不織布。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979079057U JPS6333991Y2 (ja) | 1979-06-12 | 1979-06-12 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979079057U JPS6333991Y2 (ja) | 1979-06-12 | 1979-06-12 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55180789U JPS55180789U (ja) | 1980-12-25 |
| JPS6333991Y2 true JPS6333991Y2 (ja) | 1988-09-08 |
Family
ID=29312489
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1979079057U Expired JPS6333991Y2 (ja) | 1979-06-12 | 1979-06-12 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6333991Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6140359A (ja) * | 1984-08-02 | 1986-02-26 | Idemitsu Petrochem Co Ltd | スタンピング成形用ガラス繊維含有熱可塑性樹脂組成物 |
| GB0525375D0 (en) * | 2005-12-14 | 2006-01-18 | 3M Innovative Properties Co | Mounting mat for a pollution control device |
-
1979
- 1979-06-12 JP JP1979079057U patent/JPS6333991Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55180789U (ja) | 1980-12-25 |
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